JP2752097B2 - 入退室管理装置 - Google Patents

入退室管理装置

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JP2752097B2
JP2752097B2 JP23146588A JP23146588A JP2752097B2 JP 2752097 B2 JP2752097 B2 JP 2752097B2 JP 23146588 A JP23146588 A JP 23146588A JP 23146588 A JP23146588 A JP 23146588A JP 2752097 B2 JP2752097 B2 JP 2752097B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえばセキュリティを必要とする部屋へ
の入退室を例えばICカードと称される携帯可能電子装置
を用いて管理する入退室管理装置に関する。
(従来の技術) 従来、たとえばセキュリティを必要とする部屋への入
退室を管理する入退室管理装置として、磁気カードを用
いるものが知られている。これは、入退室する際、入退
室者が所有する磁気カードを部屋の入口に設置されたカ
ードリーダに挿入することにより、カードリーダで磁カ
ードに記録されているコード情報を読取り、あらかじめ
登録されているコード情報と照合し、両コード情報が一
致した際、部屋の入口に設けられた扉の解錠を行なうも
のである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来の入退室管理装置において、
単にコード情報の一致を確認することで入退室を許可し
ているが、近年、このコード情報の一致の照合において
時間の要素を加えたいとする要望が多くなりつつある。
例えば昼夜稼働の生産ラインにおいては、作業員が所定
の交代制により割り当てられた時間帯において生産ライ
ンに着くわけであるが、この場合、たとえこの生産ライ
ンの作業員であっても割り当てられた時間帯以外のライ
ン現場への入退室は本来的には不要であるはずなので、
トラブル防止上から許可しないのが望ましいのである。
特に、入退室を制限しようとする部屋のセキュリティが
高い程、この必要性が高く、また今後共、業務の分業化
が更に進むことからも要望が強くなると考えられる。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的とし
ては、入退室の制御において厳密な入退室管理を可能に
した入退室管理装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、少なくとも記憶
手段を有し、その記憶手段に入退室条件情報が記憶され
ている携帯可能電子装置を受入れ、その入退室条件情報
を読取る読取手段と、少なくとも1以上の入退室許可情
報を夫々の入退室許可情報に設定されている有効時間帯
に関する情報と共に記憶している許可情報記憶手段と、
読取手段で読取った入退室条件情報を許可情報記憶手段
に記憶されている入退室許可情報と照合し、いずれかの
情報において一致していると共に、当該照合が一致した
入退室許可情報に設定されている有効時間帯に現時刻が
該当していることを検出して入退室を許可すべきゲート
を制御する手段と、を具備したことを要旨とする。
また、本発明は、少なくとも記憶手段を有し、その記
憶手段に少なくとも1以上の入退室条件情報が夫々の入
退室条件情報に設定されている有効時間帯に関する情報
と共に記憶されている携帯可能電子装置を受入れ、その
入退室条件情報を読取る読取手段と、読取手段で読取っ
た入退室条件情報を予め登録されている入退室許可情報
と照合し、いずれかの情報において一致ししていると共
に、当該照合が一致した入退室条件情報に設定されてい
る有効時間帯に現時刻が該当していることを検出して入
退室を許可すべくゲートを制御する手段と、を具備した
ことを要旨とする。
さらに本発明は、少なくとも記憶手段を有し、その記
憶手段に入退室許可日を含む入退室条件情報を記憶した
携帯可能電子装置を受入れ、その入退室条件情報を読取
る読取手段と、予め入退室許可情報を記憶している入退
室許可情報記憶手段と、前記読取手段で読取った入退室
条件情報を前記入退室許可情報記憶手段に記憶されてい
る入退室許可情報と比較する比較手段と、この比較手段
による比較の結果いずれかの条件情報と一致するとき、
当該日付が前記携帯可能電子装置から読みだした入退室
許可日と一致するか否かを照合する照合手段と、この照
合手段により一致が検出されたとき入退室を許可すべく
ゲートを制御する手段と、を具備したことを要旨とす
る。
(作用) 本発明に係る入退室管理装置にあっては、許可情報記
憶手段に入退室許可情報およびこれらの夫々に照合の有
効時間帯を示す情報を記憶しておき、設定された有効時
間帯内に携帯可能電子装置から読取った入退室条件情報
と入退室許可情報との一致を検出することで入退室を許
可するものである。
また、本発明に係る入退室管理装置にっては、携帯可
能電子装置に入退室条件およびこれらの夫々に照合の有
効時間帯を示す情報を記憶しておき、設定された有効時
間帯内に携帯可能電子装置から読取った入退室条件情報
と予め登録されている入退室許可情報との一致を検出す
ることで入退室を許可するものである。
さらに、本発明に係る入退室管理装置にあっては、携
帯可能電子装置に入退室許可日を含む入退室条件情報を
記憶しておき、入退室許可日に携帯可能電子装置から読
取った入退室条件情報と予め登録されている入退室許可
情報との一致を検出することで入退室を許可するもので
ある。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。なお、この実施例では、たとえばある建物の中に
複数のプロジェクトがあって、各プロジェクトごとにセ
キュリティが必要な部屋があり、この各部屋に入退室管
理装置を設置したものとして説明する。
第4図は本発明に係る携帯可能電子装置の一例として
ICカードを示すものである。すなわち、ICカード1は、
たとえば従来の磁気カードと同様な形状に形成されてお
り、IC(集積回路)チップ2を内蔵している。ICチップ
2は、記憶手段としてのメモリ部(たとえばEEPROM)
3、このメモリ部3に対してデータの読出しあるいは書
き込みを行なうための制御部(たとえばマイクロプロセ
ッサ)4などを含んでいる。また、ICカード1の表面
(あるいは裏面)の所定部位には、ICチップ2と電気的
に接続され、図示しないカードリーダ・ライタとの電気
的接触を得るための入出力端子としてのコンタクト部5
が設けられている。そして、メモリ部3には、カード使
用者の暗証番号および入退室条件情報などか記憶されて
いるとともに、後述するように入退室の痕跡を示す情報
(以後、入退室痕跡情報と称す)が記憶できるようにな
っている。入退室条件情報の内容は、本実施例ではカー
ド使用者の業務として記憶されている。なお、入退室条
件情報の内容は、他にたとえばカード発行者番号、カー
ド使用者の氏名、カード使用者の従業員番号、カード有
効期限、プロジェクト名、カード使用者の履歴などが考
えられる。
第2図は本発明に係るシステム構成例を示すものであ
る。すなわち、11は入退室管理装置で、各部屋に設置さ
れており、カードリーダ・ライタ部12とゲート制御部13
とから構成されている。14は各部屋の電子扉であり、入
退室管理装置11のゲート制御部13によって解錠、施錠の
制御が行なわれる。このゲート制御部13には、ICカード
1による電子扉14の解錠,施錠を制御するための複数の
入退室許可情報が入退室を許可する時間帯情報と共に予
め登録されている。この入退室許可情報の内容は、前述
したICカード1に記憶されている入退室条件情報に対応
して業務として登録されているう。なお、各入退室管理
装置11のゲート制御部13は、それぞれホストコンピュー
タ15と接続されている。
このような構成において、前述したICカード1がカー
ドリーダ・ライタ部12に挿入されると、カードリーダ・
ライタ部12はICカード1のメモリ部3に記憶されている
入退室条件情報を読取り、ゲート制御部13へ送る。ゲー
ト制御部13は、カードリーダ・ライタ部12から送られて
きた入退室条件情報を、あらかじめ登録されている複数
の入退室許可情報と照合し、いずれか1つの情報に一致
していることを検出すると共に現時刻が該当する入退室
許可情報に設定されている時間帯情報に含まれることを
検出して電子扉14の解錠を行なうのである。すなわち、
第5図により更に詳細に説明すると、ゲート制御部13に
は、入退室が認められている入退室許可情報である業務
およびこれらの夫々に入退室を時間制限するための時間
帯情報が記憶されており、入退室に際しては、ICカード
1における入退室条件情報としての業務と入退室許可情
報としての業務との間で一致するものがあることに加え
て、一致をみた業務に設定されている時間帯に現時刻が
該当している場合にのみそのICカード所有者の入退室を
認めるものである。
具体的には、例えば入退室条件情報が業務Aで記憶さ
れているICカード1の所有者は、8時から17時の間だけ
入退室が許可される如きである。
したがって、上述した如く、入退室許可情報の夫々に
入退室を許可するための時間帯を設定しておくことで、
業務時間帯に応じた適当な者のみの入退室が可能とな
り、業務に関係ない者の入退室を適確に防止することが
できる。
なお、ゲート制御部13は、ICカード1のメモリ部3に
入退室痕跡情報を書込むとともに、その入退室痕跡情報
をホストコンピュータ15へ送る。ホストコンピュータ15
は、送られてきた入退室痕跡情報を内蔵する記憶装置に
記憶する。
第3図は入退室管理装置11の外観を示すものである。
すなわち、前述したようにカードリーダ・ライタ部12と
ゲート制御部13とからなり、これらは互いに分離可能な
構造となっている。カードリーダ・ライタ部12の前面に
は、挿入されるICカード1を受入れてそのメモリ部3に
対してデータの読出しあるいは書込みを行なうカードリ
ーダ・ライタ21のカード挿入口22、暗証番号などの情報
を入力するためのキーボード23、および表示用の発光ダ
イオート24などが設けられている。また、ゲート制御部
13の前面には、案内文などを表示する液晶ディスプレイ
25および電源ランプ26などが設けられている。
第1図はカードリーダ・ライタ部12およびゲート制御
部13の構成を示すものである。すなわち、31は主に全体
的な制御を司る制御手段としてのCPU(セントラル・プ
ロセッシング・ユニット)、32はCPU31の制御プログラ
ムなどを記憶するROM(リード・オンリ・メモリ)、33
は入退室許可情報および事故カード情報などを記憶する
許可情報記憶手段としてのRAM(ランダム・アクセス・
メモリ)、34は時刻を刻む時計回路、35はRAM33および
時計回路34などのバックアップ用のバッテリ、36は前記
液晶ディスプレイ25を駆動する表示インタフェイスであ
り、これらはCPU31に接続される。37は前記カードリー
ダ・ライタ21をCPU31に接続するリーダ・ライタインタ
フェイス、38は前記キーボード23をCPU31に接続するキ
ーボードインタフェイス、39は前記発光ダイオード24を
CPU31に接続するLEDインタフェイス、40は前記カードリ
ーダ・ライタ部12に設けられたブザー41をCPU31に接続
するブザーインタフェイス、42は前記電子扉14をCPU31
に接続する電子扉インタフェイス、43は係員に異常など
を報知する警報装置44をCPU31に接続する警報装置イン
タフェイスである。45は伝送制御用のCPUで、CPU間イン
タフェイス46を介してCPU31と接続される。
47はCPU45の制御プログラムなどを記憶するROM、48は
データ記憶用のRAM、49はシリアル入出力ポートであ
り、これらはCPU45に接続される。50はシリアル入出力
ポート49とホストコンピュータ15とを接続するホストイ
ンタフェイスである。
次に、このような構成において第6図に示すフローチ
ャートを参照して動作を説明する。まず、カード使用者
が自己のICカード1をカード挿入口22に挿入すると、カ
ードリーダ・ライタ21はその挿入されたICカード1を取
込んでメモリ部3内の入退室条件情報などを読出し、CP
U31へ送る。CPU31は、その読出した入退室条件情報をRA
M33内の入退室許可情報と照合するなどして種々のチェ
ックを行なう。たとえば、まず使用可能なICカードであ
るか否かをチェックする。使用不可能なICカードであれ
ば、ブザー41を鳴動させるとともに、カードリーダ・ラ
イタ21へカード返却命令を送ることにより、受入れたIC
カートをその挿入口22へ返却し、液晶ディスプレイ25で
その旨を表示する。使用可能なICカードである場合、RA
M33に事故カード情報が記憶されていれば、その事故カ
ードであるか否かをチェックする。ここで、事故カード
とは、カード使用者が紛失したり盗難にあったりしたと
きに届けて登録したものである。もし、事故カードであ
れば、ブザー41を鳴動させるとともに受入れたICカード
1をその挿入口22へ返却し、液晶ディスプレイ25でその
旨を表示する。事故カードでなければ、次にカード有効
期限のチェックを行なう。有効期限が切れていれば、ブ
ザー41を鳴動させるとともに受入れたICカード1をその
挿入口22へ返却し、液晶ディスプレイ25でその旨を表示
する。
以上のようなICカード自体についての異常がないこと
がわかると、次にICカードの使用者が正当使用者である
ことの確認を行なう。すなわち、液晶ディスプレイ25で
暗証番号の入力を案内し、それに基づいてキーボード23
から暗証番号が入力されると、ICカード1のメモリ部3
に記憶されている暗証番号と照合する。暗証番号が不一
致であれば、ブザー41を鳴動させるとともに受入れたIC
カード1をその挿入口22へ返却し、液晶ディスプレイ25
でその旨を表示する。暗証番号が一致すればICカード1
を用いて入室あるいは退室しようとしている者はこのIC
カード1の正当使用者であることが判断できるので、次
に、入退室条件情報と入退室許可情報の照合を行ない、
いずれかの情報で一致することを検知後、更に時間帯チ
ェックが必要である場合には現時刻が一致した情報に対
応する時間帯に該当していることを確認して以下の入退
室処理を行なう。なお、時間帯チェックの必要性を判断
するのは、ICカード1がマスタカード的なものあるいは
時間制限がないものであれば入退室を時間により制限す
る必要はないからである。
入退室処理において、まずCPU31はICカード1のメモ
リ部3にこのときの入退室痕跡情報を書込む。たとえ
ば、どのプロジェクトについて(年、月、日、時間な
ど)入退室したかなどの情報を書込む。なお、年、月、
日、時間情報な時計回路34から得るようになっている。
次に、CPU31は、この入退室痕跡情報が正常に書込まれ
たか否かをチェックし、異常があった場合、ブザー41を
鳴動させるとともに受入れたICカード1をその挿入口22
へ返却する。正常であれば、CPU31は受入れたICカード
1をその挿入口22へ返却し、電子扉14の解錠を行なって
入退室可能状態とする。
これと同時処理として、CPU31は上記入退室痕跡情報
をホストコンピュータ15へ転送し、ホストコンピュータ
15内に記憶せしめる。すなわち、入退室痕跡情報をRAM3
3内に確保されたバッファ領域に一時記憶しておく。そ
して、ホストコンピュータ15から転送要求があると、上
記バッファ領域にデータが存在するか否かをチェック
し、存在すれば上記バッファ領域内のデータをホストコ
ンピュータ15へ転送し、存在しなければその旨を示すデ
ータをホストコンピュータ15へ転送する。ホストコンピ
ュータ15では、転送されてきたデータ(入退室痕跡情
報)を内蔵する記憶装置に記憶する。次に、ホストコン
ピュータ15へ正常にデータが転送されたか否かをチェッ
クし、エラーであればそのエラーデータを上記バッファ
領域に記憶しておく。
電子扉14の解錠を行なうと、時間監視を行なう。すな
わち、入退出時間が設定されていて、電子扉14を解錠し
てから設定時間内に電子扉14を開けなければ施錠する。
また、電子扉14を開けた後、閉じるまでも設定時間内で
なければブザー41を鳴動させ、電子扉14を閉じるまで鳴
動し続ける。そして、最後に電子扉14を閉じると自動的
に施錠される。
次に、入退室条件情報を照合した結果、異常などがあ
ってブザー41を鳴動させ、ICカード1を返却した後の動
作について第6図(d)を参照して説明する。ICカード
1を返却した後、CPU31はエラーステータスを作成し、
それをRAM33内のバッファ領域に一時記憶しておく。そ
して、ホストコンピュータ15から転送要求があると、上
記バッファ領域にデータが存在するか否かをチェック
し、存在すれば上記バッファ領域内のデータをホストコ
ンピュータ15へ転送し、存在しなければその旨を示すデ
ータをホストコンピュータ15へ転送する。ホストコンピ
ュータ15では、転送されてきたデータを内蔵する記憶装
置に記憶する。次に、ホストコンピュータ15へ正常にデ
ータが転送されたか否かをチェックし、正常であれば終
了し、エラーであればそのエラーデータを上記バッファ
領域に記憶しておく。
上記ICカードのメモリ部に入退室時間などの入退室痕
跡情報を記憶し、入退室のための電子扉を解錠するとと
もに、ホストコンピュータにも上記入退室痕跡情報を転
送して記憶せしめることで、入退室の痕跡を記憶して残
すことができ、厳密な入退室管理を行なうことができ
る。
上述した実施例にあっては、時間帯情報がゲート制御
部13に登録されているが、ICカード1に記憶される入退
室条件情報に含めてもよい。
すなわち、第7図により詳細に説明すると、ICカード
には、入退室が認められている夫々異なる入退室許可情
報の設定されている部屋への入退室のための入退室条件
情報である業務およびこれらの夫々に入退室を時間制限
するための時間帯情報が記憶されており、入退室に際し
ては、ICカード1における入退室条件情報としての業務
と入退室許可情報としての業務との間で一致するものが
あることに加えて、一致をみた業務に設定されている時
間帯に現時刻が該当している場合にのみそのICカード所
有者の入退室を認めるものである。具体的には、例えば
業務Aなる入退室条件情報によって8時から17時の間だ
け該当する部屋に対する入退室が許可される如きであ
る。
このような構成において、前述したICカード1がカー
ドリーダ・ライタ部12に挿入されると、カードリーダ・
ライタ部12はICカード1のメモリ部3に記憶されている
少なくとも1以上の入退室条件情報を読取り、ゲート制
御部13へ送る。ゲート制御部13は、カードリーダ・ライ
タ部12から送られてきた少なくとも1以上の入退室条件
情報を、あらかじめ登録されている入退室許可情報と照
合し、いずれかの情報において一致していることを検出
すると共に現時刻が該当する入退室条件情報に設定され
ている時間帯情報に含まれることを検出して電子扉14の
解錠を行うのである。
したがって、上述した如く、入退室条件情報のそれぞ
れに入退室を許可するための時間帯を設定しておくこと
で、業務時間帯に応じた適当な者のみの入退室が可能と
なり、業務に関係ない者の入退室を適確に防止すること
ができる。加えてこのようにすることで、ICカード1に
複数の入退室条件情報を記憶させることで、入退室者は
1枚のICカードのみで所要の入退室許可情報の異なる部
屋への入退室が可能となり、複数の磁気カードを所有す
る必要がない。
また、前述した本実施例ではゲート制御のための入退
室条件情報または入退室許可情報に時間の要素を加えて
いるが、これに限定されるものではなく、例えば第8図
に示す如く、日付の要素を加えてもよい。具体的には、
Fさんは、自己の業務Aに関して日曜および祝日以外の
日に入退室できるような入退室許可情報が記憶されてい
ることを示している。また、Gさんは、自己の業務Bに
関し祝日を除く月、水、金、土曜日に入退室できる入退
室許可情報が記憶されていることを示している。同様
に、Hさんは、自己の業務Cに関し休日を除く2月1日
から5月30日まで入退室できる入退室許可情報が記憶さ
れていることを示している。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、許可情報記憶手
段に入退室許可情報およびこれらの夫々に照合の有効時
間帯を示す情報を記憶しておき、設定された有効時間帯
内に携帯可能電子装置から読取った入退室条件情報と入
退室許可情報との一致を検出することで入退室を許可
し、または、本発明に係る入退室管理装置にあっては、
携帯可能電子装置に入退室条件情報およびこれらの夫々
に照合の有効時間帯を示す情報を記憶しておき、設定さ
れた有効時間帯内に携帯可能電子装置から読取った入退
室条件情報と予め登録されている入退室許可情報との一
致を検出することで入退室を許可するようにしたので、
入退室の制御において時間の要素を加えることができ、
従来に比べ更に厳密な入退室管理を行なうことができ
る。
また、本発明によれば、携帯可能電子装置に入退室許
可日を含む入退室条件情報を記憶しておき、入退室許可
日に携帯可能電子装置から読取った入退室条件情報と予
め登録されている入退室許可情報との一致を検出するこ
とで入退室を許可するようにしたので、同様に厳密な入
退室管理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図はカードリ
ーダ・ライタ部およびゲート制御部の構成を示すブロッ
ク図、第2図はシステム構成例を示すブロック図、第3
図は入退室管理装置の外観を示し、同図(a)は正面
図、同図(b)は上面図、第4図はICカードの構成図、
第5図はRAMにおける入退室許可情報の記憶内容を説明
するための図、第6図は動作を説明するフローチャー
ト、第7図はICカードにおける入退室条件情報の記憶内
容を説明するための図、第8図は日付の要素を加えた記
憶内容を説明するための図である。 1……ICカード(携帯可能電子装置) 2……ICチップ、3……メモリ部(記憶手段) 11……入退室管理装置 12……カードリーダ・ライタ部 13……ゲート制御部、14……電子扉(ゲート) 15……ホストコンピュータ 21……カードリーダ・ライタ 33……RAM(許可情報記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜田 裕美 東京都港区虎ノ門1丁目26番5号 第17 森ビル エヌ・ティ・ティ・データ通信 株式会社内 (72)発明者 宇都宮 幸生 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝イ ンテリジェントテクノロジ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−117375(JP,A) 特開 昭61−87071(JP,A) 特開 昭63−32075(JP,A) 特開 昭55−132877(JP,A) 実開 昭62−124156(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも記憶手段を有し、その記憶手段
    に入退室条件情報が記憶されている携帯可能電子装置を
    受入れ、その入退室条件情報を読取る読取手段と、 少なくとも1以上の入退室許可情報を夫々の入退室許可
    情報に設定されている有効時間帯に関する情報と共に記
    憶している許可情報記憶手段と、 読取手段で読取った入退室条件情報を許可情報記憶手段
    に記憶されている入退室許可情報と照合し、いずれかの
    情報において一致していると共に、当該照合が一致した
    入退室許可情報に設定されている有効時間帯に現時刻が
    該当していることを検出して入退室を許可すべきゲート
    を制御する手段と、 を具備したことを特徴とする入退室管理装置。
  2. 【請求項2】少なくとも記憶手段を有し、その記憶手段
    に少なくとも1以上の入退室条件情報が夫々の入退室条
    件情報に設定されている有効時間帯に関する情報と共に
    記憶されている携帯可能電子装置を受入れ、その入退室
    条件情報を読取る読取手段と、 読取手段で読取った入退室条件情報を予め登録されてい
    る入退室許可情報と照合し、いずれかの情報において一
    致ししていると共に、当該照合が一致した入退室条件情
    報に設定されている有効時間帯に現時刻が該当している
    ことを検出して入退室を許可すべくゲートを制御する手
    段と、 を具備したことを特徴とする入退室管理装置。
  3. 【請求項3】少なくとも記憶手段を有し、その記憶手段
    に入退室許可日を含む入退室条件情報を記憶した携帯可
    能電子装置を受入れ、その入退室条件情報を読取る読取
    手段と、 予め入退室許可情報を記憶している入退室許可情報記憶
    手段と、 前記読取手段で読取った入退室条件情報を前記入退室許
    可情報記憶手段に記憶されている入退室許可情報と比較
    する比較手段と、 この比較手段による比較の結果いずれかの条件情報と一
    致するとき、当該日付が前記携帯可能電子装置から読み
    出した入退室許可日と一致するか否かを照合する照合手
    段と、 この照合手段により一致が検出されたとき入退室を許可
    すべくゲートを制御する手段と、 を具備したことを特徴とする入退室管理装置。
JP23146588A 1987-09-18 1988-09-17 入退室管理装置 Expired - Lifetime JP2752097B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-232518 1987-09-18
JP62-232519 1987-09-18
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JP23251887 1987-09-18

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JPH01151673A JPH01151673A (ja) 1989-06-14
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