JP2518949B2 - Id認証処理システム - Google Patents

Id認証処理システム

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JP2518949B2
JP2518949B2 JP6497990A JP6497990A JP2518949B2 JP 2518949 B2 JP2518949 B2 JP 2518949B2 JP 6497990 A JP6497990 A JP 6497990A JP 6497990 A JP6497990 A JP 6497990A JP 2518949 B2 JP2518949 B2 JP 2518949B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,ID(個人認識情報)認証システムおよびID
認証処理システムに関するものであり,特に,IDカード
の有効性を認証するための認証データを記憶したメモリ
カードを用いて、ホストコンピュータを用いることな
く,ローカルにID情報の認証を行うID認証システム,お
よび,さらにそのIDカード利用に対応する演算処理を行
うID認証処理システムに関する。
〔従来の技術〕 個人認証用として予め利用者に付与されたIDカードの
有効性を認証し,その認証されたIDカードの利用に対応
する演算処理をするシステム(装置)が種々存在する。
そのようなシステムのなかで,それほど厳密なセキュリ
ティを要求せず,比較的安価にシステムを構成すること
が要望されているシステムとしては,たとえば,社員食
堂用のID認証処理システムが知られている。
この社員食堂用ID認証処理システムは,利用者が食券
を購入するかわりに,いわゆる,キャッシュレス方式で
IDカードを用いて料理を受け取ることができるようにし
たものであり,IDカードを用いて利用者が受け取る料理
の金額に該当する金額がその社員の社内口座から自動的
に引き落とされるようになっている。
カフェテリア形式の社員食堂に用いられるID認証処理
システムを例示してさらに詳細に述べると,このID認証
処理システムは,社員食堂内の各料理が提供される部分
の近傍にそれぞれ配置された複数のIDカードリーダと,
これらIDカードリーダにオンライン接続された演算処理
装置と,さらに,この演算処理装置にオンライン接続さ
れたホストコンピュータとで構成されている。通常,演
算処理装置とIDカードリーダとは比較的近い場所に設置
されているが,演算処理装置とホストコンピュータとは
相当離れている場合が多い。その理由は,ホストコンピ
ュータは,このような食堂用ID認証処理を行うばかりで
なく,社員の種々と管理業務,事務処理など,その他の
種々の業務を行うため,社員食堂があるその工場などの
コンピュータセンタなどに設置されている場合が多い一
方,演算処理装置はその工場内の各食堂ごとに設置され
ている場合が多いからである。
IDカードリーダで記憶されたID内容が読み取られるID
カードは,事前に利用者に配付されており,そのIDカー
ドには,たとえば,利用者であるその会社の従業員の従
業員コード,関連会社の従業員コードなどが記憶されて
いる。
一方,IDカードには,たとえば,紛失したIDカード,
盗難にあったIDカード,退職者のIDカードなど有効に利
用できないものもある。このようなIDカードの有効性ま
たは無効性を判断するための認証データがホストコンピ
ュータに記憶されている。IDカードの使用はその利用者
の現金支払いに相当するから,そのようなIDカードの不
正利用を防止するため,料理を受け取る前にそのIDカー
ドが有効か否かをチェック(認証)する必要がある。
以下,上述した従来の食堂用ID認証処理システムの動
作処理を述べる。
利用者は各料理を受け取る場所で,そこに設置された
IDカードリーダに自己のIDカードを挿入する。IDカード
リーダはIDカードからID情報を読み取り,その読み取っ
たID情報,たとえば,従業員コードを演算処理装置に送
信する。演算処理装置は,受信したID情報をホストコン
ピュータに送信してそのID情報の有効性をホストコンピ
ュータに求める。ホストコンピュータがそのID情報の有
効性を認証すると,演算処理装置は,その利用者が受け
取る料理の金額をその社員の口座から引き落とすための
課金処理を行う。この課金処理データは,たとえば,演
算処理装置に設けられたフロッピディスク装置(FDD)
のディスケットに記憶される。このディスケットは,周
期的に取り外されて,たとえば,ホストコンピュータに
かけられ,ホストコンピュータがホストコンピュータ内
に記憶した利用者の社員の口座から課金額を自動的に引
き落とす。
一方,演算処理装置はID情報の有効性がホストコンピ
ュータで認証されたとき,IDカードが有効であることをI
Dカードリーダに送信する。これにより,IDカードリーダ
はIDカードが有効であることを,たとえば,その前面パ
ネルに設けたLEDに表示してIDカードを返却する。それ
により,利用者は料理を受け取ることができる。
また,特定の人以外のビル内への入域,あるいは,ビ
ル内の特定の部屋への入域を監視するため,入域が許可
された特定の人にだけIDカードを付与し,そのIDカード
を認証してそのIDカードの利用者のみ入域を許可するID
認証システムが知られている。このシステムにおいて,
入域部の入口にIDカードリーダが備えられ,入域を希望
する人がIDカードをIDカードリーダに挿入すると,IDカ
ードリーダはそのIDカードのID情報を読み取り,読み取
ったID情報を演算処理装置を介して遠隔のホストコンピ
ュータに送信し,ホストコンピュータが自己の内部メモ
リに記憶した認証データを参照してそのID情報の認証を
行う。そして,ID情報が有効であることが認証される
と,演算処理装置はそこへの入域が許可された人が,入
域部の扉を開けて入域できるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したID認証処理システムは,ID認証にホストコン
ピュータを用いている。このため,まず,ホストコンピ
ュータが存在しなければID認証処理システムを適用でき
ないという問題がある。
ついで,ホストコンピュータを設置し,ホストコンピ
ュータと演算処理装置との間を通信回線を介してオンラ
イン接続が可能な構成にするためには,設備価格が相当
高くなるという問題がある。
また,ID認証のためにその都度,演算処理装置がホス
トコンピュータと通信するから,認証の応答性に劣ると
いう問題がある。この応答性を向上させるには,通信速
度をあげるとか演算処理装置の性能をあげればよいが,
さらに価格が高くなるという問題が生ずる。
以上の問題は,ビルへの入域を監視するID認証システ
ムにおいても同様である。
したがって,本発明は低価格である程度のセキュリテ
ィが保て,さらに,認証データの変更に対して容易に対
応可能なID認証処理システム,ならびに,ID認証システ
ムを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題を解決するため,本発明のID認証処理システ
ムは,第1図に示すように,IDカードリーダ3の後段にI
D認証部5をオンライン接続し,さらにID認証部5の後
段に演算処理部9をオンライン接続させた構成とする。
従来のように,ホストコンピュータ設けていない。し
たがって,ID情報の認証は,ID認証部5においてローカル
に行う。このID認証部5に認証データを設定し,また
は,認証データの更新を行うため,メモリカード7を用
いる。
このメモリカード7は,パソコンなどで予め認証デー
タを記憶させたものであり,内部に認証データを記憶す
る半導体メモリと,その半導体メモリの動作および記憶
した認証データの維持用のバッテリィを内蔵している。
好適には,ID認証部5はID情報が送出されたIDカード
リーダ3に対応する符号をも演算処理部9に送出する。
これにより,演算処理部9において,IDカードリーダ3
の設置場所に対応した演算処理をID情報ごとに行うこと
ができる。
さらに好適には,ID認証部5は演算処理部9からの演
算データを外部メモリカードに出力するメモリカード出
力部を有する。これにより,コンパクトな外部メモリカ
ードを他の装置にかけて演算処理の集計などの処理をそ
の装置で行うことができる。
〔作用〕
ID認証処理システムにおいて,ID認証部5は,認証デ
ータが記憶されたメモリカード7から予め認証データを
入力してその内部メモリに記憶しておく。そして,内部
メモリに記憶した認証データを参照してIDカードリーダ
3からのID情報の有効性を認証する。ID認証部5は有効
性を認証したID情報を演算処理部9に送出する。演算処
理部9は受信したID情報に基づいて所定の演算処理を行
う。
メモリカード7は,上述したように,パソコンなどに
より,最新の認証データが記憶されている。したがっ
て,認証データが変更されるとメモリカードも新しい認
証データで更新され,更新されたメモリカード7が再び
ID認証部5に装荷されてID認証部5の内部メモリが更新
される。
ID認証システムにおける認証に関する作用も上記同様
である。
〔実施例〕
第2図に本発明の第1実施例として,社員食堂用ID認
証処理システムの構成図を示す。
第2図において,複数のIDカードリーダ3−1〜3−
5と,ID認証装置50と,演算処理装置90が図示の如く接
続されている。複数のIDカードリーダ3−1〜3−5
は,食堂内の各料理が配置される場所ごとに設けられて
いる。また,ID認証装置50および演算処理装置90も食堂
内に設けられている。
ID認証装置50は,マイクロコンピュータで構成され,
後述する種々の処理制御を行うCPU51,バス52,CPU51で動
作するプログラムを内蔵したROM53,データ記憶用RAM54,
通信装置(COMM)55,ディジタル入出力装置(DI/O)56,
メモリカードリーダ57,複数のIDカードリーダ3−1〜
3−5に対応して設けられた通信装置59−1〜59−5,お
よび,CRT60が図示の如く,バス52を介して接続されてい
る。
各IDカードリーダ3−1〜3−5もマイクロコンピュ
ータを内蔵している。また,演算処理装置90もマイクロ
コンピュータを内蔵している。これらの基本構成は,第
2図に示したID認証装置50の構成と同様である。
ID認証装置50とIDカードリーダ3−1〜3−5とのオ
ンライン通信,および,ID認証装置50と演算処理装置90
とのオンライン通信を行うために,通信装置59−1〜59
−5,55に対応して,IDカードリーダ3−1〜3−5,およ
び,演算処理装置90にも通信装置が設けられているが,
図示していない。これらの通信装置は,同期式または非
同期式のいずれの通信装置でもよいが,この実施例にお
いては,同期式通信ユニットUSARTを用いている。
メモリカードリーダ57にはメモリカード7が装荷され
る。このメモリカード7には,IDカード1の利用者がそ
のIDカード1の利用の適否を判断するための最新の認証
データが,図示しないパソコンなどによって事前に記憶
されている。メモリカード7には,認証データを記憶す
る半導体メモリと,そのメモリを動作させ,記憶した認
証データを維持するためのバッテリィが内蔵されてい
る。メモリカード7には後述するように,シリアル転送
可能なピンが設けられている。シリアル転送用ピンであ
るからピン数は少なくてよい。以上から,メモリカード
7は安価に製造でき,また,ポータビリティに優れるよ
うに非常にコンパクトに作られている。
このメモリカード7は,食堂の管理者などの責任者が
管理し,認証データが更新される都度,メモリカード7
も更新される。
一方,IDカードリーダ3−1〜3−5にはIDカード1
が装荷されるが,このIカード1は,食堂の利用者に対
して予め配付されている。
また,IDカードリーダ3−1〜3−5の前面パネル
は,第3図の示すように,IDカード挿入口31と,利用可
能表示LED33と,ID有効表示LED34と,ID無効表示LED35と
が設けられている。
以下,第4図(a)〜(c)を参照して第2図の社員
食堂ID認証処理システムの動作について述べる。第4図
(a)〜(c)は第2図のID認証装置50の,主として,C
PU51の動作を示すフローチャートである。
ステップS011 CPU51は,起動されると初期化を行う。すなわち,RAM5
4内の全てのパラメータをクリアする。このとき,RAM54
内に記憶されている認証データもクリアする。
ステップS012 CPU51は,通信装置59−1〜59−5を介して,IDカード
リーダ3−1〜3−5にIDカードリード禁止信号を送出
する。これにより,各IDカードリーダ3−1〜3−5
は,利用可能表示LED31を消灯させ,IDカード挿入口31に
IDカード1が挿入されても返却し,ID情報の入力を行わ
ない。
ステップS013 CPU51は,メモリカード7がメモリカードリーダ57に
装荷され,パラメータリードスイッチ(図示せず)がオ
ンになるまで待機する。
責任者がメモリカード7をメモリカードリーダ57に装
荷したメモリカードリーダ57に設けられた押ボタンスイ
ッチを押し下げる。この押ボタンスイッチのオン状態が
DI/O56を介してCPU51に入力される。
ステップS014〜S017 CPU51は,メモリカード7の装荷があり,リードスイ
ッチのオンを検出すると,そのメモリカード7に記憶さ
れた認証データを入力する(ステップS014)。このメモ
リカード7からの認証データの入力は,メモリカードリ
ーダ57を介して,シリアルにメモリカード7からデータ
転送を行うことによって遂行される。
ついで,CPU51は入力したメモリカード7の認証データ
のパリティチェック,BCCチェックなどのエラーチェック
を行う(ステップS015)。
メモリカード7から入力した認証データにエラーがな
い場合,CPU51は,入力した認証データをPAM54内に,後
でID情報を認証するのに便利なようなフォーマットに展
開して記憶する(ステップS016)。
以上に述べたステップS014〜S016の処理を,CPU51はメ
モリカード7から全認証データを入力し,RAM54に展開す
るまで反復する(ステップS017)。
ステップS018 もし,メモリカード7から入力した認証データになん
らかにエラーがあった場合,CPU51はCRT60にエラー表示
してエラーがあることを責任者に知らせてその処理を終
了する。
ステップS019 メモリカード7からの全認証データが正しく入力さ
れ,RAM54に展開された場合,CPU51は,CRT60に入力終了を
表示する。
また,CPU51は,通信装置59−1〜59−5を介して全ID
カードリーダ3−1〜3−5にIDカードリード許可信号
を送信する。
これにより,メモリカードリーダ57にメモリカード7
を装荷した責任者は正常にメモリカード7からの認証デ
ータの設定が終了したことをCRT60の表示で確認して,
メモリカード7をメモリカードリーダ57から抜き出す。
なお,メモリカード7は,その日の起動の最初,また
は,認証データの更新がされない限り,メモリカード7
は再装荷されない。したがって,RAM54に記憶された認証
データが電源喪失に対しても保持されるように,RAM54が
バッテリィバックアップされるように構成されているこ
とが望ましい。
また,IDカードリーダ3−1〜3−5は上記カードリ
ーダ許可信号を受信することにより,IDカード1の入力
処理をすることが可能になる。したがって,IDカードリ
ーダ3−1〜3−5は,第3図に図示の利用可能表示LE
D31を点灯させ,Iカード1を挿入可能であることを利用
者に表示する。
ステップS020 CPU51は,いずれかのIDカードリーダ3−X(Xはこ
の対象となるIDカードリーダを示す)から送信されるID
情報が対応する通信装置59−X(このXも対象となる通
信装置を示す)を介して受信されるまで待機する。
ステップS021 いずれかのIDカードリーダ3−XからID情報が送信さ
れると,CPU51は,受信したID情報の有効性,換言すれ
ば,IDカードの有効性をチェックする。
このIDカードの有効性のチェック(認証)は,CPU51が
受信ID情報がRAM54内に記憶された認証データ内に該当
するIDデータとして存在するか否かを判断することによ
り行う。
ステップS022 もし,RAM54に記憶されている認証データ内に該当する
ID情報が存在しない場合,CPU51はIDカード1が無効であ
ることを示す無効表示をCRT60に表示するとともに,通
信装置を介して,そのID情報をID認証装置50に送信した
IDカードリーダ3−Xに,ID無効信号を送信する。
ID認証装置50からID無効信号を受信したIDカードリー
ダ3−Xは,その前面パネルのID無効表示LED35を点灯
して,利用者にそのIDカードが無効であることを表示
し,IDカードを返却する。
この場合,その利用者は料理を受け取ることができな
い。
ステップS023〜S024 ID情報が有効な場合,CPU51はID情報が有効であること
を,通信装置59−Xを介してIDカードリーダ3−Xに送
信する(ステップS023)。通常,IDカードは有効な場合
がほとんどであるから,この有効認証の場合,CRT60への
有効表示は行わない。
また,CPU51は通信装置55を介して演算処理装置90にそ
のID情報,および,IDカードリーダ3−Xのコードを送
出する(ステップS024)。
IDカードリーダ3−Xのコードは,料理の種別に対応
しており,料理の金額がこのコードから判る。
これにより,演算処理装置90は,ID認証装置50からの
有効なID情報の受信に応じて,そのIDカードが利用され
たIDカードリーダ3−Xのコードに対応する金額だけ,
メモリに課金更新処理を行う。このメモリとしては,た
とえば,外部メモリとしてのFDDディスケットがある。
この場合,課金更新処理は,ID情報で規定される利用者
の口座に対応するFDDのディスケットのメモリアドレス
の内容を更新して行う。
この演算処理が終了すると,演算処理装置90はCPU51
に演算終了信号を送信する。
ステップS025,S028 ID認証装置50のCPU51は,この演算処理装置90からの
終了信号を受信するまで待機している。そして,演算処
理装置90から演算処理終了信号を受信すると(ステップ
S025),CPU51はIDカードリーダ3−Xに処理終了信号を
通信装置59−Xを介して送信する(ステップS028)。
そのIDカードリーダ3−XはID認証装置50から処理終
了信号を受信すると,前面パネルのID有効表示LED34を
点灯し,利用者が希望する料理を受け取ることが可能で
あることを表示し,さらに,IDカードリーダ3−Xは挿
入されているIDカードを返却する。これにより,利用者
は希望する料理を受け取ることができる。
このIDカードリーダ3−Xの前面パネルのID有効表示
LED34の点灯は,本実施例においては,次にIDカードの
装荷があった場合,IDカードリーダ3−Xが自動的に消
灯するようにしている。
以上の処理が終了した場合,CPU51は,再び,以上に述
べた処理を反復する。
なお,上記IDカード処理は複数の利用者についての複
数のIDカードについて並行して行われる。すなわち,カ
フェテリア形式の社員食堂の各料理提供部に設置された
IDカードリーダ3−1〜3−5に複数の利用者が自己の
IDカード1を装荷して希望する料理を受け取ることがで
きる。
認証データが変更になった場合,パソコンによってメ
モリカード7に対する新たな認証データの書き込みが上
記社員食堂用ID認証処理システムとは別に行われる。そ
して,そのメモリカード7が責任者に再配付される。し
たがって,その責任者が更新されたメモリカード7を再
度メモリカードリーダ57に装荷することにより,ID認証
装置50のRAM54に更新された認証データが自動的に展開
され,その新たなRAM54内の認証データによってID情報
の有効性判断が行われる。
以上に述べたように,本発明の第1実施例において
は,ホストコンピュータを使用することなく,社員食堂
の近傍に設置されたID認証装置50においてローカルにID
カードの認証ができる。また,そのID情報の認証データ
の設定または更新は取扱が簡単で,かつ,コンパクトで
安価なメモリカード7を装荷することにより行うことが
できる。
本発明の第1実施例の変形態様について述べる。
この変形態様は,演算処理装置90において各IDごとに
更新した料理課金データを,ID認証装置50に送信し,FDD
を用いることなく,ID認証装置50から外部メモリカード
に記憶するようにするものである。このため,第2図に
破線で示したように,ID認証装置50には,さらにメモリ
カードライタ58が設けられ,外部メモリカード7'にデー
タ書き込みを行うことが出来るように構成している。
この場合のID認証装置50のCPU51の処理を第4図
(c)のステップS026〜S027に示す。
すなわち,演算処理装置90から送信した課金演算結果
をID認証装置50のCPU51が受信し(ステップS026),受
信した演算結果をメモリカードライタ58を介してメモリ
カード7'にシリアル転送方式で書き込む。
このようにすれば,演算処理装置90にFDDを設けない
でも,演算結果が簡便なメモリカード7'に記憶され,こ
のコンパクトなメモリカード7'を,たとえば,ホストコ
ンピュータにセットすることにより,ホストコンピュー
タに記憶されたその利用者の口座の課金内容を更新し,
自動引き落とし処理を行うことができる。
さらに,何も記憶していないメモリカード7'をメモリ
カードリーダ57に装荷してライトスイッチ(図示せず)
をオンにすると,そのメモリカード7'にすでに記憶され
ている認証データを記憶させることができる。したがっ
て,同じメモリカードを希望する枚数分をローカルで容
易に作ることができる。
以上の実施例において,ID認証装置50と演算処理装置9
0とを1つのマイクロコンピュータ装置に一体化するこ
ともできる。この場合,第2図に示した通信装置55が不
要となる。
また,メモリカードリーダ57とメモリカードライタ58
とを一体化してメモリカードリーダ/ライタとして,こ
の一体化した装置でメモリカード7からの認証データの
入力とメモリカード7'への課金データの書き込みのいず
れも可能にしてもよい。さらに,メモリカード7とメモ
リカード7'を一体化してデータ入力およびデータ書き込
みの両方に使用できるようにしてもよい。
本発明の第2実施例として,ビル,研究室などの領域
に入域することを制限する入室制限用ID認証システムに
ついて述べる。
この場合,ビルの各部屋の入口に第2図のIDカードリ
ーダ3−1〜3−5に相当するIDカードリーダが設けら
れ,そのビル用に第2図のID認証装置50に相当するID認
証装置が配設される。そして,認証データが記憶された
メモリカードからその認証データが読み出され,ID認証
装置の内部RAMに認証データが記憶される。
この場合も,ホストコンピュータを用いずに,そのビ
ルの管理者などが認証データが記憶されたメモリカード
をID認証装置のメモリカードリーダに装荷して認証デー
タを設定することにより,第1実施例で述べたように,I
Dカードの認証をローカルに行うことができる。
ID認証装置においてIDカードが有効であることが認証
された場合,その部屋の扉を開くことができるようにす
る開錠処理は,たとえば,ID認証装置からそのIDカード
リーダに開錠許可信号を送出して,そのIDカードリーダ
を介して開錠させるようにすることができる。
この場合,上記した第2図の演算処理装置90に対応す
る演算処理装置は特に必要とはされない。しかしなが
ら,演算処理装置を設けて,IDカードによって判別した
個人ごとの各部屋への入退数,入退時間などの管理に使
用することもできる。
本発明は,以上に述べた本発明の第1および第2の実
施例は,前述した適用対象に限定されず,他の同様なシ
ステムに適用できることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上述べたように,本発明は,取扱が簡便で安価なメ
モリカードを用いてID認証データを設定することによ
り,ID認証部においてローカルに従来と同等のID認証が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のID認証処理システムのブロック,およ
び,本発明のID認証システムの一部を示すブロック図, 第2図は本発明の第1実施例としてのID認証処理システ
ムの構成図, 第3図は本発明の実施例のIDカードリーダの前面パネル
図, 第4図(a)〜(c)は本発明の第1実施例のID認証装
置内のCPUの処理フローチャートである。 (符号の説明) 1……IDカード, 3……IDカードリーダ, 5……ID認証部, 7……メモリカード, 9……演算処理部。 50……ID認証装置, 90……演算処理装置。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】IDカードに記憶されたID情報を入力する複
    数のIDカードリーダ,認証データが記憶されたメモリカ
    ード, 該複数のIDカードリーダにオンライン接続され,予め,
    認証データが記憶されたメモリカードから認証データを
    入力してその内部メモリに記憶しておき,該内部メモリ
    に記憶した認証データに基づいて前記IDカードリーダか
    ら送出されるID情報の有効性を認証するID認証部,およ
    び,該ID認証部にオンライン接続された演算処理部を具
    備し, 前記ID認証部は有効性を認証したID情報を前記演算処理
    部に送出し, 前記演算処理部は該送出されたID情報について所定の演
    算処理を行うように構成したID認証処理システム。
  2. 【請求項2】前記ID認証部は前記ID情報を送出したIDカ
    ードリーダを示す符号をも前記演算処理部に送出し, 前記演算処理部が前記ID情報について,前記IDカードリ
    ーダに対応する予め定められた処理内容に基づいて前記
    所定の演算処理を行う請求項1記載のID認証処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記ID認証部は前記演算処理部からの演算
    データをメモリカードに出力するメモリカードライタを
    有する請求項1または2記載のID認証処理システム。
JP6497990A 1990-03-15 1990-03-15 Id認証処理システム Expired - Lifetime JP2518949B2 (ja)

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