JPS6312921Y2 - - Google Patents

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JPS6312921Y2
JPS6312921Y2 JP1981115078U JP11507881U JPS6312921Y2 JP S6312921 Y2 JPS6312921 Y2 JP S6312921Y2 JP 1981115078 U JP1981115078 U JP 1981115078U JP 11507881 U JP11507881 U JP 11507881U JP S6312921 Y2 JPS6312921 Y2 JP S6312921Y2
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JP
Japan
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cloth
whetstone
grindstone
head
honing
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JP1981115078U
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JPS5822245U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は円筒部材の内周面にホーニング加工を
施すためのホーンヘツドに取付ける砥石の改良に
関するものである。
従来、ホーンヘツドにWA砥石又はGC砥石を
取付けて、円筒部材の内周面にホーニング加工を
施していたが、面粗度1.5−S以下の要求に対し
て、2.3−S程度の面粗度しか得られなかつた。
そこでWA砥石で研削をした後、砥石の外周面に
第5図に示すように#400程度の研摩布8を巻い
て加工を施したところ、研削途上において加工面
を仕上げて行くうちに砥粒が劣化し、最終段階の
布部によつて0.8−Sの面粗度が得られた。
しかしながら、砥石4の外周面に研摩布8を巻
き、作業者が手で研摩布8を支えながらホーンヘ
ツド1を円筒部材5に挿入させるという工程は非
常に危険な作業であるばかりでなく、研摩布8の
砥粒面の一度使用した部分は砥粒の研削能力の劣
化がはげしいため再度使用することが不可能とな
ること、また、研摩布8がスリツプして一度使用
した部分が再度当接して研削むらが生じること、
更に、円筒部材5の加工面積が研摩布8の大きさ
によつて制限されることなど、安全性と品質の安
定性に問題があつた。
本考案の目的は上記の問題点を解消し、研摩布
で得られる面粗度の利点を生かそうとするもの
で、研摩布に接着剤を塗布して積層固化するとと
もに、その断層面が軸方向に並行して円筒部材の
内周面に当接するように角棒状に形成したホーニ
ング加工用砥石を提供することである。以下図示
の実施例にもとづいて本考案を詳細に説明する。
第1〜4図において、ホーニング盤のホーンヘ
ツド1には適数個の砥石台2が、前記ホーンヘツ
ド1の下端部に放射状に配設されており、該砥石
台2の上端部と下端部は例えばゴム部材からなる
弾性リング3で拘束され、砥石台2は軸心方向へ
付勢されている。該砥石台2には研摩布からなる
砥石40が受承されている。ホーンヘツド1の軸
心には上端部がシリンダ(図示せず)に連結され
たプツシユロツド6が上下動可能に挿通されてお
り、該プツシユロツド6の下端部にはテーパー状
の案内部材7が複数個固設され、前記砥石台2に
設けられたテーパー部と摺合されている。5は円
筒部材で5aは加工面である。
前記砥石40は研摩布の例えば#400を積層し
硬度の得られる例えばエポキシ系の接着剤で固化
させたものである。40aは研摩布40の布部で
あり、40bは研摩布の砥粒であつて、研摩布4
0の合せ面の方向性は自由である。前記砥石40
はその断層面が軸方向に並行して円筒部材の内周
面に対してほぼ直角に当接するように角棒状に形
成されている。
本考案は上記の構成であり、つづいて作用の説
明をすると、荒仕上工程を終えた円筒部材5内に
砥石40を取付けたホーンヘツド1を挿入し、ホ
ーンヘツド1が回転しながら上下運動をして加工
面5aの研削加工を行う。ホーニングの初期には
シリンダによつてプツシユロツド6を強く押し
て、案内部材7,7を介して砥石40と加工面5
aに高い圧力をかけると、布部40aの弾性変形
によつて第4図に示すようにたわみが発生し、砥
粒40bが布部40aの間から露出した状態とな
るため、砥粒40bによる研削が促進される。一
定時間の高圧研削の後、プツシユロツド6の押圧
力をゆるめ、加工面5aと砥石40との間の圧力
を減圧すると、砥石40の弾性変形が正常に戻
り、砥粒40bが布部40aの間に隠れるため、
布部40aの当り面が多くなり、一定時間低圧研
削を行うことによつてラツピング仕上ができ、滑
かな仕上面が得られる。
上述のように本考案によれば、円筒部材の内周
面をホーニング加工するためのホーンヘツドに、
研摩布に接着剤を塗布して積層固化し、その断層
面が軸方向に並行して円筒部材の内周面に対して
ほぼ直角に当接するように角棒状に形成した砥石
を取付けたことによつて、研摩布による砥粒の研
削性と布の弾力性と保持性のすぐれた安価な砥石
が得られ、しかも使用上において高圧研削と低圧
研削の二段に切換え選択することができ、高圧研
削時には露出した砥粒で研削し、低圧研削時には
砥粒が布部と布部の間に隠れ、布部によるラツピ
ング仕上ができるという、他の砥石では得られな
い利点があり、安全性と品質の安定性に顕著な効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので第1図は縦
断面図、第2図は砥石の側面図、第3図は砥石の
断面図、第4図は高圧研削時の砥石断面図、第5
図は従来技術を示す断面図である。 1……ホーンヘツド、40……砥石、40a…
…布部、40b……砥粒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒部材の内周面をホーニング加工するための
    ホーンヘツドに取付ける砥石であつて、該砥石
    が、研摩布にエポキシ系樹脂接着剤を塗布して積
    層固化され、その断層面が軸方向に平行して前記
    円筒部材の内周面に対してほぼ直角に当接するよ
    うに角棒状に形成されるとともに、砥石台が固定
    されたホーンヘツドの軸心部に上下動可能に設け
    られた砥石台を工作物へ押圧するプツシユロツド
    をホーニング初期に強く押圧し砥石の弾性変形に
    より砥粒を露出させて研摩し、その後押圧力を弱
    め弾性変形が戻り、砥粒が布間に隠れラツピング
    仕上げが行えるホーニング加工用砥石。
JP11507881U 1981-07-31 1981-07-31 ホ−ニング加工用砥石 Granted JPS5822245U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11507881U JPS5822245U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 ホ−ニング加工用砥石

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JP11507881U JPS5822245U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 ホ−ニング加工用砥石

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Publication Number Publication Date
JPS5822245U JPS5822245U (ja) 1983-02-10
JPS6312921Y2 true JPS6312921Y2 (ja) 1988-04-13

Family

ID=29909355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11507881U Granted JPS5822245U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 ホ−ニング加工用砥石

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004243433A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Shinetsu Quartz Prod Co Ltd 管状脆性材料の内表面研摩方法および該研摩方法で得られた管状脆性材料

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JPS51123990A (en) * 1975-04-22 1976-10-29 Sankyo Rikagaku Kk Rotary emery disc
JPS5235593B2 (ja) * 1972-09-29 1977-09-09

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JPS5822245U (ja) 1983-02-10

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