JPS6312782Y2 - - Google Patents

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JPS6312782Y2
JPS6312782Y2 JP11793984U JP11793984U JPS6312782Y2 JP S6312782 Y2 JPS6312782 Y2 JP S6312782Y2 JP 11793984 U JP11793984 U JP 11793984U JP 11793984 U JP11793984 U JP 11793984U JP S6312782 Y2 JPS6312782 Y2 JP S6312782Y2
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JP
Japan
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piece
frame
control
rods
side frame
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JP11793984U
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English (en)
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JPS6131258U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、写真、絵、カタログ等を収容するた
めの額縁であつて、写真等収容作業を四辺枠の一
辺を外すことに依つて行なうように成した方式の
額縁において、該収容写真等の取替操作が著しく
簡便に達成されるようにしたものである。
(従来の技術) 従来のこの種額縁は、その収容写真等の取替を
行なうに際しては、四辺枠の一辺をその螺子止め
を解消することに依り取外し、そして、収容写真
等を除去枠部分から抜き取ると共に新たな写真等
を収容し、然る後、先に取外した枠を再び螺子止
めすることによつて行なうように構成したもので
あつた。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した如き従来の額縁であると、収容写真等
の取替に際して、一々四辺枠中の一辺の完全着脱
を要求されるため、そのための螺子外し及び螺子
止と云う極めて煩雑な作業が必然伴うものであつ
た。更に、このような従来額縁であると、上記の
如く一辺を取外した際、その両側部の枠は端部支
持がなくなり、従つて、側方に拡開したり前後に
歪んでしまつたりして、写真等の取替作業が極め
てやりにくくなることを余儀なくされた。
本考案は上述した如き従来額縁において生じた
問題点の解消化を図つたものである。
(ロ) 考案の構成 問題点を解決するための手段 本考案は、コ状杆に依つて製した側部枠杆1,
1と同水平枠杆2とで額縁の三辺を形成する固定
枠を構成し、該側部枠杆1,1の開放端間に取り
付けるための開閉枠杆3の両端には、先部に第1
制御ピン4aをまたそのやや手前に第2制御ピン
4bを夫々突設した先端釣状部4cの基端部分に
切欠き部4dを形成してなる掛止め片4を夫々直
角に突設し、更に、上記側部枠杆1,1の先端内
部には、該掛止め片4を摺動自在に差し込むため
の間隙aを形成する如くやや浮かせて掛止め制御
片5を夫々固設し、該掛止め制御片5には中心長
手方向に沿つて形成した一端開放のスプリング片
5cを隔てて案内溝5dとストツパー溝5eを形
成すると共に、該制御片5の先端にはストツパー
片部5fを形成し、上記した開閉枠杆3は、その
掛止め片4の第1及び第2制御ピン4a,4bを
制御片5の案内溝5d内に摺動自在に係合させた
状態で側部枠杆1,1に対し連結するように構成
したことを特徴とする額縁に係るものである。
(実施例) 本考案の構成を図面に示す実施例について詳細
に説明すれば次の通りである。
図に於いて、1,1はコ状杆に依つて製した側
部枠杆2は同上水平枠杆であつて、該側部枠杆
1,1と水平枠杆2とで額縁の三辺を形成する固
定枠を構成している。
3は上記側部枠杆1,1の開放端間に取り付け
る開閉枠杆であつて、コ状杆に依つて製されてお
り、その両端には、先部に第1制御ピン4aをま
たそのやや手前に第2制御ピン4bを突設した先
端釣状部4cの基端部分に切欠き部4dを形成し
て成る掛止め片4が夫々直角に突設してある。
5は上述した側部枠杆1,1の開放端内側に上
記掛止め片4を摺動自在に差し込むための間隙a
を形成する如くやや浮かせて固設した掛止め制御
片であつて、該制御片5は下記の如く構成されて
いる。
該制御片5は、第1図に示す如く側部枠杆1,
1の内壁面にしつくりと嵌合するコ状杆片状を呈
し、その両側面部5a,5aは側部枠杆1,1に
対する取付け用面となつており、かつ、フレーム
面5bは側部枠杆1,1の対応内壁面に所定間隔
を保つて対向させることに依り前述した掛止め片
4を摺動自在に差し込むための間隙aを形成して
ある。またフレーム面5bの中心にはその長手方
向に沿つて一端を開放端とするスプリング片5c
を設け、該スプリング片5cの一側(第1図につ
いて下方側)には、既述した掛止め片4の第1及
び第2制御ピン4a,4bを嵌合して摺動自在に
案内するための案内溝5dが形成されている。更
に、該スプリング片5cの他側(第1図について
上方側)には、掛止め片4の引出し後の回動時に
該スプリング片5cを押しのけて転移する第1制
御ピン4aを受け入れるためのストツパー溝5e
が形成されている。5fはフレーム面5bの先端
に設けられているストツパー片部であつて、上記
案内溝5dの端部に該当する部分には、掛止め片
4の第2制御ピン4bを受け止めると共にこれの
回転のスムーズ化を図るための軸承部5gが形成
してある。
処で、既述した開閉枠杆3であるが、これは第
3図及び第4図に示す如く側部枠杆1,1に対
し、その両端に固設された掛止め片4,4を側部
枠杆1,1側の間隙a内に摺動自在に差し込むと
共に、該掛止め片の第1及び第2制御ピン4a,
4bを制御片5における案内溝5d内に係合させ
た状態で取付けられている。
(作用) 第2図に示す如き状態において、額縁収容の写
真等の取替に際しては、第4図に鎖線で示す如く
開閉枠杆3を水平に引つ張れば、掛止め片4はそ
の第1及び第2制御ピン4a,4bが制御片5の
案内溝5dに沿つて移動することとなる。該掛止
め片4を一杯に引出した際、第2制御ピン4bが
案内溝5dの端部に形成の軸承部4gに達し、こ
れ以上の引出しが阻止される。すなわち、ストツ
パー片部5fに依り引出し阻止状態に保たれる。
次に、第4図に鎖線で示す如く、開閉枠杆3を同
図について時計方向への回転力を付与すれば、掛
止め片4は第2制御ピン4bを枢軸として回動す
ると共に、これに伴い転移する第1制御ピン4a
はスプリング片5cに衝接すると共に、これを第
6図に示す如く反らせてストツパー溝5e内に嵌
入係合することとなる。従つて、掛止め片4は回
動状態に仮止めされることとなり、開閉枠杆3は
第3図に示す如く、側部枠杆1,1の端部を開放
する如く位相をずらした状態で安定することとな
る。
この状態において、該開閉枠杆3は額縁の写真
等取替作業の何等邪魔をすることがないため、該
取替作業が許容化される。
また、取替後は、掛止め片4を前記と逆方向に
回動すれば、第1制御ピン4aがスプリング片5
cを反らせて案内溝5d側に戻されることとな
り、この状態で掛止め片4を側部枠杆1,1側に
押し込めば、開閉枠杆3が側部枠杆1,1の開放
端を閉鎖し、写真等の収容が完了する。
尚、上記写真等の取替え作業は、第3図に示す
如き状態にある本考案をテーブル上等に載置して
行なうことを通例とし、従つて、掛止め片4のこ
の状態での安定性強化を図るために、第1制御ピ
ン4aの復元に要する力を最初の回動に要する力
より大とすることが望ましい。この場合、該第1
制御ピン4aの先端をテーパー状に形成し、復元
時のスプリング片5cに対する反らせが該制御ピ
ン4aのテーパーの垂下縁側を介して行なわせる
ように構成することに依り、上記目的が達成され
る。
(効果) 以上詳述した本考案に依れば、額縁内収容の写
真等の取替に際し、従来の額縁に於いては必然要
求された螺子の緩締を伴う着脱用枠杆の完全取外
し及び再度の取付けと云うような煩雑性が全く不
要化され、開閉枠杆3に対する既述した如きワン
タツチ的操作でその目的が達成されることとな
る。従つて、本考案は写真等額縁内収容物の取替
作業が在来品に比して著しく迅速かつ至便化され
ることとなる。
更に、上記左来額縁であると着脱用枠杆の取外
し状態にあつては、側部枠杆の開放端の支持が全
く無くなつてしまうため、これが外方に拡がつた
り前後方向に歪んでしまつたりして、写真等の収
容作業が著しくやりにくいものであつたが、本考
案は側部枠杆1,1の開放端は常に掛止め片4,
4を介して開閉枠杆3に依る支持状態に保たれて
いるから、このような弊害発生を絶無とする。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものであつて、第
1図は本考案の要部を示す説明用分解図、第2図
は本考案の正面図、第3図は開閉枠杆3を開いた
状態にある本考案の斜視図、第4図は第3図に於
けるX−X線拡大断面図、第5図は第4図に示す
部分の内部機構を表わした正面図、第6図は開閉
枠杆3を開いた状態を表わした第5図に示す部分
の正面図である。 1……側部枠杆、2……下部枠杆、3……開閉
枠杆、4……掛止め片、4a……第1制御ピン、
4b……第2制御ピン、4c……釣状部、4d…
…切欠き部、5……掛止め制御片、5a……両側
面部、5b……フレーム面、5c……スプリング
片、5d……案内溝、5e……ストツパー溝、5
f……ストツパー片部、5g……軸承部、a……
間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コ状杆に依つて製した側部枠杆1,1と同水平
    枠杆2とで額縁の三辺を形成する固定枠を構成
    し、該側部枠杆1,1の開放端間に取り付けるた
    めの開閉枠杆3の両端には、先部に第1制御ピン
    4aをまたそのやや手前に第2制御ピン4bを
    夫々突設した先端釣状部4cの基端部分に切欠き
    部4dを形成してなる掛止め片4を夫々直角に突
    設し、更に、上記側部枠杆1,1の先端内部に
    は、該掛止め片4を摺動自在に差し込むための間
    隙aを形成する如くやや浮かせて掛止め制御片5
    を夫々固設し、該掛止め制御片5には中心長手方
    向に沿つて形成した一端開放のスプリング片5c
    を隔てて案内溝5dとストツパー溝5eを形成す
    ると共に、該制御片5の先端にはストツパー片部
    5fを形成し、上記した開閉枠杆3は、その掛止
    め片4の第1及び第2制御ピン4a,4bを制御
    片5の案内溝5d内に摺動自在に係合させた状態
    で側部枠杆1,1に対し連結するように構成した
    ことを特徴とする額縁。
JP11793984U 1984-07-31 1984-07-31 額縁 Granted JPS6131258U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11793984U JPS6131258U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 額縁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11793984U JPS6131258U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 額縁

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Publication Number Publication Date
JPS6131258U JPS6131258U (ja) 1986-02-25
JPS6312782Y2 true JPS6312782Y2 (ja) 1988-04-12

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ID=30676829

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JP11793984U Granted JPS6131258U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 額縁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0420292Y2 (ja) * 1987-05-29 1992-05-08

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JPS6131258U (ja) 1986-02-25

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