JPH0445605Y2 - - Google Patents

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JPH0445605Y2
JPH0445605Y2 JP12738087U JP12738087U JPH0445605Y2 JP H0445605 Y2 JPH0445605 Y2 JP H0445605Y2 JP 12738087 U JP12738087 U JP 12738087U JP 12738087 U JP12738087 U JP 12738087U JP H0445605 Y2 JPH0445605 Y2 JP H0445605Y2
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JP
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hinge pin
piece
hinge
tongue
groove
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JP12738087U
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JPS6431015U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンパクトケース等の化粧品容器の
蝶番機構の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、コンパクトケース等の化粧品容器の
蝶番機構は、蓋体に蝶番片を垂下させ、この蝶番
片と器体の端部を蝶番ピンで貫通軸支させた構成
が多く利用されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の蝶番機構の場合、器体と蓋体を
組み付けた後、蝶番ピンを貫通させなければなら
ないため、器体の外側壁には蝶番ピンを通す穴が
開孔して見苦しいものとなつていた。
〔問題点を解決する為の手段〕
収納凹所9を有した器体6と蓋体1が蝶番ピン
15により開閉自在に蝶着された化粧品容器の蝶
番機構に於いて、 蝶番ピン15は、バネ性を有した薄肉金属板を
巻き加工して成形し、蓋体1の軸孔4に挿入され
る軸部16と、巻き加工しない舌片部17とより
成る。そして、この舌片部17には先端が上方を
向き、幅あるいは長さ方向に突出した爪片18を
設ける。
器体6には、前記舌片部17より僅かに広い
幅、あるいは長さを有した止着溝12を刻設し、
この止着溝12に前記舌片部17を挿入止着す
る。
以上構成である。
〔作用〕
本考案の蝶番機構を組み立てる場合、蓋体1に
設けられた軸孔4に蝶番ピン15の軸部16を挿
入した後、器体6の止着溝12に蝶番ピン15の
舌片部17を挿入すれば良い。その結果、止着溝
12の内側壁に爪片18がくい込み、脱落不能と
なるものである。
〔実施例〕
蓋体1は、裏面に鏡2を貼着しており、裏面端
部に蝶番片3が垂下している。この蝶番片3に
は、蓋体1の端面と平行に軸孔4が貫通して穿設
されている。また、蝶番片3の反対側の裏面端部
には、係止片5が垂下している。
器体6は、上面に化粧料7を充填した中皿8を
収納する収納凹所9を刻設している。器体6の上
面端部には、蓋体1の蝶番片3が突入する切り欠
き10を設けている。この切り欠き10の両端に
は、上面より軸受溝11が刻設されている。更
に、この軸受溝11の底面には、幅の狭いスリツ
ト状の止着溝12を刻設している。
尚、この軸受溝11及び止着溝12は、器体6
の下面より設ける事も可能である。また、器体6
の後端面より設けても良い。更に、器体6の収納
凹所9より切り欠き10まで、連絡溝13を穿設
し、この連絡溝13内に前方より設けても良い。
また、器体6の前方上面には、蓋体1の係止片5
が係合して、蓋体1を閉じた状態で保持しておく
係止機構14を設けている。
次に、蝶番ピン15について説明する。蝶番ピ
ン15は、ステンレス等のバネ性を有する薄肉金
属板を巻き加工して軸部16を構成する。この軸
部16の外径は、器体6の軸受溝11の幅よりも
僅かに狭く構成されており、全長は、軸受溝11
長より長くなつており、軸部16の先端が軸受溝
11より切り欠き10に突出する様構成してい
る。また、軸部16の全長の約半分程には、巻き
加工しない舌片部17を設ける。この舌片部17
は、器体6の止着溝12に挿入可能となつてい
る。そして、この舌片部17には、上方に向いた
爪片18が突出している。次に、舌片部17及び
爪片18の構成について説明する。第5図及び第
6図は、舌片部17の下端を上方に折り返して爪
片18を構成する。この爪片18は、舌片部17
を器体6の止着溝12に挿入した時、止着溝12
の内壁にくい込み、蝶番ピン15を脱落不能にす
る様構成している。第7図及び第8図は、舌片部
17の下方に、逆U状及び逆V状の切り欠きを施
し、爪片18を構成する。第9図及び第10図
は、舌片部17を下端より逆U状に削除し、一対
の脚状片19を構成する。そして、少なくとも一
方の脚状片19の下端に爪片18を突出させる。
この場合、止着溝12に挿入した時、止着溝12
の端部内壁に脚状片19の爪部18がくい込む事
となる。
尚、組み立て時には、蝶番ピン15の軸部16
を蓋体1の蝶番片3の軸孔4に挿入した後、蝶番
ピン15の舌片部17を器体6の止着溝12に挿
入して、蓋体1と器体6を連結すれば良い。この
時、蝶番ピン15の軸部16は器体6の軸受溝1
1内に収まつている。更に、軸受溝11及び止着
溝12の上に被い板20を止着すれば、軸受溝1
1及び蝶番ピン15が露出せず、見栄えの良いも
のとなる。
〔考案の効果〕
本考案は以上の様に、蓋体1を蝶着した蝶番ピ
ン15を器体6の軸受溝11及び止着溝12に埋
設するため、器体6の外側壁に蝶番ピン15を通
す穴が開孔せず、外観が見苦しいものとならな
い。
更に、蝶番ピン15は、バネ性を有した薄肉金
属板を巻き加工して成形するため、蝶番ピン15
自体がバネ性を有し、器体6及び蓋体1の製品の
バラツキによる狂いを蝶番ピン15自体がたわん
で吸収する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案第1実施例のコンパクトケー
スの分解斜視図。第2図ないし第4図は、それぞ
れの実施例のコンパクトケースの側断面図。第5
図ないし第10図は、それぞれ本考案実施例の蝶
番ピンの斜視図。 1……蓋体、2……鏡、3……蝶番片、4……
軸孔、5……係止片、6……器体、7……化粧
料、8……中皿、9……収納凹所、10……切り
欠き、11……軸受溝、12……止着溝、13…
…連絡溝、14……係止機構、15……蝶番ピ
ン、16……軸部、17……舌片部、18……爪
片、19……脚状片、20……被い板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 収納凹所9を有した器体6と蓋体1が蝶番ピン
    15により開閉自在に蝶着された構成に於いて、 蝶番ピン15は、バネ性を有した薄肉金属板を
    巻き加工して成形し、蓋体1の軸孔4に挿入され
    る軸部16と、巻き加工しない舌片部17とより
    成り、該舌片部17には先端が上方を向き、幅あ
    るいは長さ方向に突出した爪片18を設け、 器体6には、前記舌片部17より僅かに広い
    幅、あるいは長さを有した止着溝12を刻設し、
    該止着溝12に前記舌片部17を挿入止着した事
    を特徴とする化粧品容器の蝶番機構。
JP12738087U 1987-08-21 1987-08-21 Expired JPH0445605Y2 (ja)

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JP12738087U JPH0445605Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

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JP12738087U JPH0445605Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

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Publication Number Publication Date
JPS6431015U JPS6431015U (ja) 1989-02-27
JPH0445605Y2 true JPH0445605Y2 (ja) 1992-10-27

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JP12738087U Expired JPH0445605Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

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JP6276917B2 (ja) * 2012-12-27 2018-02-07 花王株式会社 化粧用コンパクトケース

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JPS6431015U (ja) 1989-02-27

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