JPS63127603A - 静磁波非線形デバイス - Google Patents

静磁波非線形デバイス

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JPS63127603A
JPS63127603A JP27472786A JP27472786A JPS63127603A JP S63127603 A JPS63127603 A JP S63127603A JP 27472786 A JP27472786 A JP 27472786A JP 27472786 A JP27472786 A JP 27472786A JP S63127603 A JPS63127603 A JP S63127603A
Authority
JP
Japan
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slot line
magnetostatic
slot
wave
magnetic field
Prior art date
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Pending
Application number
JP27472786A
Other languages
English (en)
Inventor
Moriyasu Miyazaki
守泰 宮崎
Hideki Asao
英喜 浅尾
Osami Ishida
石田 修己
Yoji Isoda
陽次 礒田
Fumio Takeda
武田 文雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、静磁波を用いてマイクロ波信号を処理する
静磁波非線形デバイスに関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は例えばrlEEll!  )ランザクションズ
第MAG−21巻、阻5.1985年9月 階5.17
94〜1796頁」(IEEt! Trans、VOl
、MAG−21,N15.5ept、1985.PP、
1794−1796”〉に示された従来の静磁波非線形
デバイスを示す斜視図であり、また、第5図は第4図に
示す誘電体基板4b表面の詳細図である0両図において
、1はGGG (ガドリニウム−ガリウム−ガーネット
)基板、2はGGG基板1の裏面に液相成長して製作さ
れたYIG (イツトリウム−鉄−ガーネット)薄膜、
3はYIG薄膜2裏面の両側端に取り付けられた吸収体
、4aは導体膜、4bは表面に導体1!4aが密着され
た誘電体基板、5は誘電体基板4b表面の導体膜4aに
設けられたスロット、6はスロット5を有する導体膜4
aにより構成されたスロット線路であり、該スロット線
路6上にはY I ail膜2が近接して配置されてい
る。7は誘電体基板4bの裏面に設けられたストリップ
導体、8は導体膜4a、誘電体基板4b及びストリップ
導体7から構成されたマイクロストリップ線路、9はス
ロット線路6とマイクロストリップ線路8を変換する変
換器、10は誘電体基台、11は永久磁石、12は継鉄
、13は永久磁石11と継鉄12とから構成される磁気
回路である。
このような静磁波非線形デバイスでは、YIG薄膜2に
近接するスロット5の長さ方向をX方向、YIG薄膜2
の面をxy面とすると、13YIG薄膜2には磁気回路
13によりX方向に均一な磁界I(。が印加されており
、該磁界H0はYIG薄膜2面に平行であり、またY 
I Gl膜2の膜厚とX方向の長さの比が10−3程度
と小さく、反磁界を無視できるため、YIG薄膜2の内
部磁界Hiは印加磁界H0に等しい。
電磁波がスロット線路6を伝搬する際の高周波磁界ベク
トルは第6図中の破線矢印(磁束線16)の方向を向き
、わずかに実線矢印(h、)の方向(X方向)成分をも
つ。一方、静磁表面波は、第7図に示すように、X方向
に大きな高周波磁界成分をもち、YIG薄膜2内をX方
向に伝搬する。
従って、第1図に示すようにスロット線路6上にYIG
薄膜2を配置した場合において、電磁波がスロット線路
6に入射すると、上記高周波磁界のわずかなX方向成分
がYIGI膜2内膜厚内することとなり、この高周波磁
界が静磁表面波の高周波磁界成分としてX方向に伝搬す
る。つまり、高周波磁界のy成分が、スロット線路6を
伝搬する電磁波と、YIG薄膜2中を伝搬する静磁表面
波との結合に寄与する。
また、周波数範囲は、片面に導体膜の付いたYIGi膜
を伝搬する静磁表面波の場合と等しく、fl ””k+
 r/  −r  Hi (Hi+〒77冒。
rh−r   (Hi+4πM s )となる。ここで
、γは磁気回転比、4πMsはYIGI膜2の飽和磁化
である。
小さな電力のtm波がスロット線路6に入射した場合は
、上記電磁波の電力に比例した量の静磁表面波が励振さ
れる。このため、小さな電力の電磁波がスロット線路6
を通過する際失う電力は、入射する電磁波の電力に比例
することとなる。
一方、大きな電力の電磁波がスロット線路6に入射する
と、特定の電力(1!Pい以上で、かつ電磁波の周波数
が2rH4以上で、YIG薄膜2内部の電子スピン歳差
運動の非線形効果が生じ、静磁表面波が励起される量は
入射i4磁波の電力に比例せず、飽和して一定値となる
。さらに、上記の非線形効果が生じた場合には、同時に
、f/2スピン波も励振される。このように、Pい以上
の大電力の電磁波がスロフ)&1路6を通過する際に失
う電力は、飽和により一定値だけ静磁表面波に変換され
る電力と、f/2スピン波に変換される電力との和に等
しい。
このように、スロット線路6を通過する電磁波には、入
射電力が小さい場合よりPい以上の場合の方が、挿入損
失が小さくなるという非線形性が現われる。従来の静磁
波非線形デバイスは、この性質を利用したものであり、
入射した小さな電力の雑音を大きく減衰し、大きな電力
の信号をわずかに減衰することにより信号対雑音比を拡
大する機能を有する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の静磁波非線形デバイスは以上のように構成されて
おり、静磁表面波を励振するための線路として通常のス
ロット線路を用いているため、スロット線路を伝搬する
ft磁波と、YIG薄膜を伝搬する静磁表面波との接合
に必要なX方向の高周波磁界成分がわずかしか存在せず
、このため、静磁表面波の励振効率が小さく、所要の信
号対雑音比を得るにはスロット線路を長く設けることが
必要であった。しかしながら、スロット線路を長くする
と、大信号に対してスロット線路自体の損失が増加する
こととなり、信号に対する1員失自体が大きくなってし
まうという問題点があった。また、スロット線路を長く
することにより、磁気回路のギャップ長が長くなり、磁
気回路が大型化してしまうという問題点があった この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、電磁波から静磁表面波を効率よ(励振するこ
とにより所要の信号対雑音比を得るためのスロット線路
を短かくでき、信号に対する損失の低減を図ることがで
きるとともに磁気回路の小形化を図ることができる静磁
波非線形デバイスを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る静磁波非線形デバイスは、静磁表面波を
励振するためのスロット線路を、少なくともその片側に
、スロット線路を伝搬する電磁波の波長よりも短い間隔
で形成された複数のスタブを有するものとしたものであ
る。
〔作用〕
この発明においては、スロット線路を、少なくともその
片側に、スロット線路を伝搬する電磁波の波長よりも短
い間隔で形成された複数のスタブを有するものとしたの
で、スロット線路に垂直な方向の高周波磁界成分が増加
し、静磁表面波の励振効率が大きくなり、所要の信号対
雑音比を得るためのスロット線路を短かくでき、信号に
対する損失を低減できるとともに磁気回路を小型化でき
る。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例による静磁波非線形デバイ
スを示し、第2図は第1図に示す誘電体基板4b表面の
詳細図である0両図において、1〜3.4a、4b、5
〜13は第4図に示す従来例と同じものを示し、14は
スタブ、6aはスロット5の両側に対称的にスロット線
路を伝搬する電磁波の波長よりも短い間隔で形成された
複数のスタブを有するスロット線路である。
次に動作について説明する。
従来の場合と同様に、YIG薄膜2に近接するスロット
5の長さ方向をX方向、YIG薄膜2の面をxy面とし
、磁気回路13によりYIG薄膜2のX方向に均一な磁
界H0を印加し、スロット線路6aに電磁波を入射する
と、上記電磁波の高周波磁界のy方向成分により、YI
Gi膜2をy方向に伝搬する静磁表面波が励振される。
このとき、YIG薄膜2の内部磁界Hiは、YIG薄膜
2が十分薄いため印加磁界H0に等しく、また、静磁表
面波が励振される周波数範囲は、従来の場合と同じであ
る。
すなわち、スロット線路6aに電磁波を入射すると、従
来の場合と同様の原理から、スロット線路6aを通過す
る電磁波には、入射電力が小さい場合より特定電力値P
ub以上の場合の方が挿入損失が小さくなるという非線
形性が現れる。従って、本実施例の静磁波非線形デバイ
スも、従来と同様に、入射した小さな電力の雑音を大き
く減衰し、大きな電力の信号をわずかに減衰することに
より信号対雑音比を拡大する機能を存することとなる。
しかしながら、このとき本実施例の静磁波死線形デバイ
スでは、スロット線路6aは、スロット線路を伝搬する
電磁波の波長よりも短い間隔で形成された複数のスタブ
14を有するので、第3図に示すように、入射した電磁
波の磁界の一部がスタブ14に回り込んで、高周波磁界
のy方向成分が増加することとなり、従来の場合に比べ
て静磁表面波の励振効率が大きくなることとなる。
このため、所要の信号対雑音比を得るためのスロット線
路の線路長を短かくすることができ、信号自体に対する
損失を軽減でき、また、磁気回路のギャップ長が短かく
なるため、磁気回路の小形化を図ることができる。
なお、上記実施例では、スタブ14をスロット5の両側
に対称に設けているが、これはスロット5の片側のみに
、また、非対称に設けてもよく、上記実施例と同様の効
果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明の静磁波非線形デバイスによれば
、電磁波から静磁表面波を励振するためのスロット線路
を、少なくともその片側に、スロット線路を伝搬する電
磁波の波長よりも短い間隔で形成された複数のスタブを
有するものとしたので、入射した電磁波のスロット線路
に垂直な方向の高周波磁界成分が増加し、静磁表面波の
励振効率が大きくなり、所要の信号対雑音比を得るため
のスロット線路を短か(でき、信号に対する損失を低減
できるとともに、磁気回路を小型化できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による静磁波非線形デバイ
スを示す斜視図、第2図は上記実施例の誘電体基板表面
を示す図、第3図は上記実施例のスロット線路を伝搬す
る電磁波の磁界方向を示す図、第4図は従来の静磁波非
線形デバイスを示す斜視図、第5図は上記従来例の誘電
体基板表面を示す図、第6図は上記従来例のスロット線
路を伝搬する電磁波の磁界方向を示す図、第7図は上記
従来例のYIG薄腹中腹中搬する静磁表面波の磁界方向
を示す図である。 図において、1はGGG基板、2はYIG薄膜、4aは
導体膜、4bは誘電体基板、5はスロ7)、6.6aは
スロット線路、14はスタブである。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スロット線路の近傍にYIG薄膜を配置し、該薄
    膜内にて該スロット線路の長さ方向に磁界を加えてなり
    、上記スロット線路を伝搬する電磁波の一部を静磁波に
    非線形変換する静磁波非線形デバイスにおいて、 上記スロット線路は、少なくともその片側に、該スロッ
    ト線路を伝搬する電磁波の波長よりも短い間隔で形成さ
    れた複数のスタブを有するものであることを特徴とする
    静磁波非線形デバイス。
JP27472786A 1986-11-18 1986-11-18 静磁波非線形デバイス Pending JPS63127603A (ja)

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