JP3270583B2 - Msswサーキュレータ - Google Patents
MsswサーキュレータInfo
- Publication number
- JP3270583B2 JP3270583B2 JP18613393A JP18613393A JP3270583B2 JP 3270583 B2 JP3270583 B2 JP 3270583B2 JP 18613393 A JP18613393 A JP 18613393A JP 18613393 A JP18613393 A JP 18613393A JP 3270583 B2 JP3270583 B2 JP 3270583B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- mssw
- circulator
- mode
- microwave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静磁波(MSW)デバ
イスに係わり、特にMSSWモードのもつ伝搬の方向性
を利用して構成したサーキュレータに関する。
イスに係わり、特にMSSWモードのもつ伝搬の方向性
を利用して構成したサーキュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】サーキュレータには、集中定数型、スト
リップ線路型、マイクロストリップ線路型および導波管
型などがあり、これらはフェライトの持つ正負円偏波透
磁率の相違に基づくファラデー回転を利用して構成され
ている。
リップ線路型、マイクロストリップ線路型および導波管
型などがあり、これらはフェライトの持つ正負円偏波透
磁率の相違に基づくファラデー回転を利用して構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のサーキ
ュレータは、作製上の複雑さから通常3端子であり、こ
れ以上の入出力が要求される場合、複数個のサーキュレ
ータを縦続して多端子サーキュレータとして機能させる
のが一般的であった。
ュレータは、作製上の複雑さから通常3端子であり、こ
れ以上の入出力が要求される場合、複数個のサーキュレ
ータを縦続して多端子サーキュレータとして機能させる
のが一般的であった。
【0004】例えばまた、最近のMSWデバイスにはS
/Nエンハンサとして構成されたものもあり、これに所
望の機能を行わせるためには外付けで従来のサーキュレ
ータを用いる必要があったので、形状が大きくなるとい
う解決されるべき課題があった。
/Nエンハンサとして構成されたものもあり、これに所
望の機能を行わせるためには外付けで従来のサーキュレ
ータを用いる必要があったので、形状が大きくなるとい
う解決されるべき課題があった。
【0005】本発明の目的は、MSWの1つのモードで
あるMSSWモードのもつ伝搬の方向性を利用した新規
なサーキュレータを提供するにあり、また本発明の他の
目的は、この従来とは全く異なる動作原理によるサーキ
ュレータを提供するのみならず、将来のMSWデバイス
の集積化を目指し、同一基板上に2つ以上のMSWデバ
イスを配置して新たな機能デバイスを構成し、あるいは
複数のデバイス間のアイソレーションを確保することの
できるアイソレータ的な役目を果たす多端子のMSSW
サーキュレータを提供するものである。
あるMSSWモードのもつ伝搬の方向性を利用した新規
なサーキュレータを提供するにあり、また本発明の他の
目的は、この従来とは全く異なる動作原理によるサーキ
ュレータを提供するのみならず、将来のMSWデバイス
の集積化を目指し、同一基板上に2つ以上のMSWデバ
イスを配置して新たな機能デバイスを構成し、あるいは
複数のデバイス間のアイソレーションを確保することの
できるアイソレータ的な役目を果たす多端子のMSSW
サーキュレータを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明MSSWサーキュレータは、フェリ磁性体中
をMSSWモードの静磁波が伝搬していくように前記フ
ェリ磁性体に直流磁界を印加するとともに、マイクロ波
帯の電磁波を前記MSSWモードの静磁波に変換する複
数の変換器を前記フェリ磁性体中に前記MSSWモード
の静磁波の伝搬方向に沿って順次配置してなることを特
徴とするものである。
め、本発明MSSWサーキュレータは、フェリ磁性体中
をMSSWモードの静磁波が伝搬していくように前記フ
ェリ磁性体に直流磁界を印加するとともに、マイクロ波
帯の電磁波を前記MSSWモードの静磁波に変換する複
数の変換器を前記フェリ磁性体中に前記MSSWモード
の静磁波の伝搬方向に沿って順次配置してなることを特
徴とするものである。
【0007】
【実施例】以下に添付図面を参照し本発明を詳細に説明
する。本発明の実施例について説明するに先立ち、MS
SWモードがその1つのモードとなっている静磁波(M
SW)について簡単に説明しておく。
する。本発明の実施例について説明するに先立ち、MS
SWモードがその1つのモードとなっている静磁波(M
SW)について簡単に説明しておく。
【0008】フェリ磁性体に直流磁界を印加すると、そ
の磁気モーメントは直流磁界の方向に並ぶようになりフ
ェリ磁性体は磁化される。磁化されたフェリ磁性体にマ
イクロ波を重畳すると、磁気モーメントは歳差運動をす
るようになる。この歳差運動の回転周波数f0 を磁気共
鳴周波数と呼び、このような磁気共鳴現象は低損失フェ
リ磁性体材料であるイットリウム・鉄・ガーネット(Y
IG)単結晶に顕著に現れる。共鳴周波数f0 にマイク
ロ波の周波数が近づくとマイクロ波はこの歳差運動の渦
に引き込まれたようになり速度は急速に落ちてフェリ磁
性体材料中を伝搬する。このような状態で伝搬する波を
特に静磁波(Magnetostatic Wave, MSW) と呼んでいる。
の磁気モーメントは直流磁界の方向に並ぶようになりフ
ェリ磁性体は磁化される。磁化されたフェリ磁性体にマ
イクロ波を重畳すると、磁気モーメントは歳差運動をす
るようになる。この歳差運動の回転周波数f0 を磁気共
鳴周波数と呼び、このような磁気共鳴現象は低損失フェ
リ磁性体材料であるイットリウム・鉄・ガーネット(Y
IG)単結晶に顕著に現れる。共鳴周波数f0 にマイク
ロ波の周波数が近づくとマイクロ波はこの歳差運動の渦
に引き込まれたようになり速度は急速に落ちてフェリ磁
性体材料中を伝搬する。このような状態で伝搬する波を
特に静磁波(Magnetostatic Wave, MSW) と呼んでいる。
【0009】本発明の要点は、このMSWの複数伝搬モ
ードのうちの1つであるMSSW(Magnetostatic Surf
ace Wave) モードのもつ伝搬の方向性を利用し、フェリ
磁性体薄膜(例えばYIG薄膜)中にマイクロ波とMS
SW間の変換において励振電極を複数設けるところにあ
る。
ードのうちの1つであるMSSW(Magnetostatic Surf
ace Wave) モードのもつ伝搬の方向性を利用し、フェリ
磁性体薄膜(例えばYIG薄膜)中にマイクロ波とMS
SW間の変換において励振電極を複数設けるところにあ
る。
【0010】図1は、本発明によるMSSWサーキュレ
ータの一実施例を示す概念図である。図1において、符
号1〜3はマイクロ波信号入出力端子、4はフェリ磁性
体薄膜(YIG薄膜)、5は誘電体基板、6は直流磁
界、a〜cは励振電極(マイクロ波−MSSW変換器)
をそれぞれ示す。ここで、a〜cの励振電極は端子1〜
3に接続されるマイクロ波信号の電源または負荷とそれ
ぞれ整合がとれているものとし、いま端子1からマイク
ロ波信号を入力すれば、励振電極aを介して誘電体基板
5に接する側のYIG薄膜表面を左から右へ伝搬するM
SSWモードの波(MSSW1という)と、反対側の表
面を右から左へ伝搬するMSSWモードの波(MSSW
2という)の2つの波が励振される。しかし、マイクロ
波からMSSW1へ変換される電力は、マイクロ波から
MSSW2へ変換される電力より通常はるかに大きい。
また、例えばYIG膜面がメタライズされるようなコプ
レーナ線路あるいはスロットラインを使用するようにし
て励振電極aをMSSW2との結合が更に弱くなるよう
に設計すれば、マイクロ波の電力のほとんどはMSSW
1のエネルギーとなって励振電極2に到達するようにな
る。
ータの一実施例を示す概念図である。図1において、符
号1〜3はマイクロ波信号入出力端子、4はフェリ磁性
体薄膜(YIG薄膜)、5は誘電体基板、6は直流磁
界、a〜cは励振電極(マイクロ波−MSSW変換器)
をそれぞれ示す。ここで、a〜cの励振電極は端子1〜
3に接続されるマイクロ波信号の電源または負荷とそれ
ぞれ整合がとれているものとし、いま端子1からマイク
ロ波信号を入力すれば、励振電極aを介して誘電体基板
5に接する側のYIG薄膜表面を左から右へ伝搬するM
SSWモードの波(MSSW1という)と、反対側の表
面を右から左へ伝搬するMSSWモードの波(MSSW
2という)の2つの波が励振される。しかし、マイクロ
波からMSSW1へ変換される電力は、マイクロ波から
MSSW2へ変換される電力より通常はるかに大きい。
また、例えばYIG膜面がメタライズされるようなコプ
レーナ線路あるいはスロットラインを使用するようにし
て励振電極aをMSSW2との結合が更に弱くなるよう
に設計すれば、マイクロ波の電力のほとんどはMSSW
1のエネルギーとなって励振電極2に到達するようにな
る。
【0011】このとき励振電極bにおいて端子2に接続
される負荷と整合がとれていればMSSW1はすべてマ
イクロ波に変換され端子2から信号を取り出すことがで
き、励振電極cの方向にMSSW1は伝搬しない。また
端子2からマイクロ波信号を入力すれば、同様な理由に
より励振電極aの方にはほとんど伝搬せずMSSW1の
エネルギーは励振電極cでマイクロ波に変換され、端子
3から信号を取り出すことができる。
される負荷と整合がとれていればMSSW1はすべてマ
イクロ波に変換され端子2から信号を取り出すことがで
き、励振電極cの方向にMSSW1は伝搬しない。また
端子2からマイクロ波信号を入力すれば、同様な理由に
より励振電極aの方にはほとんど伝搬せずMSSW1の
エネルギーは励振電極cでマイクロ波に変換され、端子
3から信号を取り出すことができる。
【0012】従って、マイクロ波の信号のみに着目して
考えれば、端子1から信号を入力すれば、端子2からは
信号を取り出せるが端子3からは取り出すことができな
い。また端子2から信号を入力すれば、端子3からは信
号を取り出せるが端子1からは取り出すことができな
い。しかし、例えば端子2を短絡あるいは開放にすれ
ば、端子1から入力した信号は端子2で完全反射し再び
励振電極2でMSSW1に変換され端子3から取り出す
ことができる。すなわちサーキュレータとして動作す
る。(ただし従来の動作原理に基づくサーキュレータと
異なり、整合の如何にかかわらず端子3から入力した信
号を端子1から取り出すことはできない。)
考えれば、端子1から信号を入力すれば、端子2からは
信号を取り出せるが端子3からは取り出すことができな
い。また端子2から信号を入力すれば、端子3からは信
号を取り出せるが端子1からは取り出すことができな
い。しかし、例えば端子2を短絡あるいは開放にすれ
ば、端子1から入力した信号は端子2で完全反射し再び
励振電極2でMSSW1に変換され端子3から取り出す
ことができる。すなわちサーキュレータとして動作す
る。(ただし従来の動作原理に基づくサーキュレータと
異なり、整合の如何にかかわらず端子3から入力した信
号を端子1から取り出すことはできない。)
【0013】図2は、図1の構成によって試作した本発
明サーキュレータの伝送および反射特性の測定結果を示
す。図2において、曲線IL12, IL23は端子1から端
子2へ、端子2から端子3への挿入損失をそれぞれ表し
ている。また、曲線IL13は端子2に整合負荷を接続し
た場合の端子1と端子3との間のアイソレーションを表
し、曲線RLは端子2で測定した反射の量である。これ
らの結果から曲線IL 12, IL23に関し本発明サーキュ
レータの挿入損失は、3.5 GHzを中心に±100MH
z以上の広い帯域にわたって4.0 dB以下で、また曲線
IL13に関し不所望の端子への漏れ(すなわちアイソレ
ーション)は100MHz以上の帯域で15dB以上で
あり、サーキュレータとして十分に機能していることが
分かる。なお、曲線RLは当該端子(本例では端子2)
における励振電極の整合状態を示す一つの目安となる。
明サーキュレータの伝送および反射特性の測定結果を示
す。図2において、曲線IL12, IL23は端子1から端
子2へ、端子2から端子3への挿入損失をそれぞれ表し
ている。また、曲線IL13は端子2に整合負荷を接続し
た場合の端子1と端子3との間のアイソレーションを表
し、曲線RLは端子2で測定した反射の量である。これ
らの結果から曲線IL 12, IL23に関し本発明サーキュ
レータの挿入損失は、3.5 GHzを中心に±100MH
z以上の広い帯域にわたって4.0 dB以下で、また曲線
IL13に関し不所望の端子への漏れ(すなわちアイソレ
ーション)は100MHz以上の帯域で15dB以上で
あり、サーキュレータとして十分に機能していることが
分かる。なお、曲線RLは当該端子(本例では端子2)
における励振電極の整合状態を示す一つの目安となる。
【0014】図3は本発明によるMSSWサーキュレー
タの他の実施例を示す概念図で、各回路要素には図1に
おけると同一符号を付して示してある。本例において
は、MSSWモードが伝搬していくフェリ磁性体にその
伝搬方向に沿ってr個の励振電極を設け多端子サーキュ
レータとした場合である。動作原理は図1で説明したも
のと全く同じであり、例えば、いま端子Jと端子L以外
の端子をすべて短絡あるいは開放にすれば、端子Jから
入力した信号はすべて端子Lから取り出すことができ
る。
タの他の実施例を示す概念図で、各回路要素には図1に
おけると同一符号を付して示してある。本例において
は、MSSWモードが伝搬していくフェリ磁性体にその
伝搬方向に沿ってr個の励振電極を設け多端子サーキュ
レータとした場合である。動作原理は図1で説明したも
のと全く同じであり、例えば、いま端子Jと端子L以外
の端子をすべて短絡あるいは開放にすれば、端子Jから
入力した信号はすべて端子Lから取り出すことができ
る。
【0015】図4は本発明によるMSSWサーキュレー
タを、その発明者の1人により提案された「静磁波S/
Nエンハンサ」(特開平5−41605号)とともに同
一誘電体基板5上に作成し、1個の機能デバイスとして
構成した場合の実施例を示す概念図である。本例におい
て図示右側の素子が反射型静磁波S/Nエンハンサで、
左側の素子が図1に示したのと同じ本発明によるMSS
Wサーキュレータであり、このようにして新たにMSW
機能デバイスとして構成した反射型静磁波S/Nエンハ
ンサは、端子1からマイクロ波の信号を入力すれば端子
3からはSN比の改善されたマイクロ波の信号を取り出
すことができる。
タを、その発明者の1人により提案された「静磁波S/
Nエンハンサ」(特開平5−41605号)とともに同
一誘電体基板5上に作成し、1個の機能デバイスとして
構成した場合の実施例を示す概念図である。本例におい
て図示右側の素子が反射型静磁波S/Nエンハンサで、
左側の素子が図1に示したのと同じ本発明によるMSS
Wサーキュレータであり、このようにして新たにMSW
機能デバイスとして構成した反射型静磁波S/Nエンハ
ンサは、端子1からマイクロ波の信号を入力すれば端子
3からはSN比の改善されたマイクロ波の信号を取り出
すことができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、従来の動作原理とは全く異な
る動作原理にもとづいて構成したサーキュレータであ
り、本発明によれば原理的にほとんど無調整で、例えば
図3で説明したような多端子サーキュレータを製作する
ことができる。さらには、図4で実施例につき示したよ
うに同一基板上に複数のMSWデバイスを作成して新た
なMSW機能デバイスを製作することができる。
る動作原理にもとづいて構成したサーキュレータであ
り、本発明によれば原理的にほとんど無調整で、例えば
図3で説明したような多端子サーキュレータを製作する
ことができる。さらには、図4で実施例につき示したよ
うに同一基板上に複数のMSWデバイスを作成して新た
なMSW機能デバイスを製作することができる。
【図1】本発明によるMSSWサーキュレータの一実施
例を示す概念図である。
例を示す概念図である。
【図2】図1の構成によって試作した本発明サーキュレ
ータの伝送および反射特性の測定結果を示す図である。
ータの伝送および反射特性の測定結果を示す図である。
【図3】本発明によるMSSWサーキュレータの他の実
施例を示す概念図である。
施例を示す概念図である。
【図4】本発明によるMSSWサーキュレータを1個の
機能デバイスとして構成した場合の実施例を示す概念図
である。
機能デバイスとして構成した場合の実施例を示す概念図
である。
1,2,3,J,L,R マイクロ波入出力端子 a,b,c,d,j,l,r 励振電極(マイクロ波−
MSSW変換器) 4,7 フェリ磁性体薄膜(YIG薄膜) 5 誘電体基板 6,8 直流磁界
MSSW変換器) 4,7 フェリ磁性体薄膜(YIG薄膜) 5 誘電体基板 6,8 直流磁界
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 1/00 H01P 1/215 H01P 1/38 JICSTファイル(JOIS)
Claims (1)
- 【請求項1】 フェリ磁性体中をMSSWモードの静磁
波が伝搬していくように前記フェリ磁性体に直流磁界を
印加するとともに、マイクロ波帯の電磁波を前記MSS
Wモードの静磁波に変換する複数の変換器を前記フェリ
磁性体中に前記MSSWモードの静磁波の伝搬方向に沿
って順次配置してなることを特徴とするMSSWサーキ
ュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18613393A JP3270583B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | Msswサーキュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18613393A JP3270583B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | Msswサーキュレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0746008A JPH0746008A (ja) | 1995-02-14 |
JP3270583B2 true JP3270583B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=16182954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18613393A Expired - Fee Related JP3270583B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | Msswサーキュレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3270583B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP18613393A patent/JP3270583B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0746008A (ja) | 1995-02-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |