JPS63127231A - 画像読取装置のシエ−デイング補正装置 - Google Patents

画像読取装置のシエ−デイング補正装置

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JPS63127231A
JPS63127231A JP27347086A JP27347086A JPS63127231A JP S63127231 A JPS63127231 A JP S63127231A JP 27347086 A JP27347086 A JP 27347086A JP 27347086 A JP27347086 A JP 27347086A JP S63127231 A JPS63127231 A JP S63127231A
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JP27347086A
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Tetsuo Sakurai
桜井 徹男
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、読取ユニットを固定し原稿゛を搬送しながら
原稿像を読取る型式の画像読取装置に関し、特に、厚物
原稿の読取りにおけるシェーディング補正に関する。
[従来の技術] 画像読取装置、即ちイメージスキャナは、原稿に対して
主走査及び副走査を行ないながら各走査位置の画像を読
み込み、原稿上の二次元画像を読取る。一般に、イメー
ジスキャナは一次元イメージセンサを備えており、固体
走査により主走査を行なう。副走査は、原稿自体、H稿
を載置する原稿台及び原稿からの光像をイメージセンサ
に導く光学系のいずれか一つを機械的駆動手段によって
定速移動させることにより行なう。
この種のイメージスキャナにおいては、イメージセンサ
の出力に得られる主走査1ライン分の画像読取出力のレ
ベルは、全画素で同一濃度の画像を読んだ場合でも1画
素毎にばらつく。これは次の理由による。
(a)原稿を照明する光のレベルが主走査方向に対して
ばらつく。
(b)原稿からの反射光をイメージセンサに導くレンズ
の特性により、該レンズを透過する光の減衰量が主走査
方向に対してばらつく。
(c)イメージセンサ自体の各受光素子間に感度のばら
つきがある。− 従って、原稿像に忠実に画像濃度を読取るためには、主
走査方向の各画素の検出濃度を補正する必要がある。こ
の種の補正がシェーディング補正と呼ばれている。
一般に、シェーディング補正を行なう場合、濃度が一様
な基準濃度パターンを画像読取面に配置し、そのパター
ンを読取る。その読取りによって得られる画像信号の主
走査方向の画素間のレベル差がなくなるような補正係数
を画素毎に求める。そして、原稿像を読み取る時、イメ
ージセンサから出力される信号をご各画素の補正係数に
よって演算して濃度レベルを補正し、補正された信号を
出力する。
原稿を搬送することによって副走査を行なう型式のイメ
ージスキャナにおいては、読取ユニットが固定であるの
で、原稿をその背面から抑圧する圧板の読取ユニットと
対向する位置に、前記基準濃度パターンが配置される。
しかしながら、この種のイメージスキャナにおいては、
圧板が読取面から浮いていると、読取二二ットと基′$
濃度パターンとの位置がずれ、焦点も合わなくなるので
、基準濃度パターンを読むことができず、シェーディン
グ補正ができない。
原稿を搬送して副走査する型式のイメージスキャナは、
従来は原稿がシート状のものに限られていたため、原稿
像の読取中に圧板が浮くことは考える必要がなかった。
しかし、@近、ブックキャリアと呼ばれる搬送機構を利
用して厚物の原稿を搬送することが考え出された。ブッ
クキャリアを搬送する場合、圧板を読取面から持ち上げ
て退避させる必要があるので、このように圧板が読取面
から浮く場合には、従来の方法ではシェーディング補正
ができない。
装置の電源をオンした直後に一回だけ基準濃度パターン
の読取りを行なうのであれば、圧板が浮くことを考慮す
る必要はない。しかし、読取ユニットの特性は、時間と
ともに変化するので、電源オン後、直ちに原稿画像を読
取らないと、読取ユニットの特性と補正係数とが合わな
くなり、補正が不正確になる。
[発明の目的] 本発明は、厚物原稿を読取る場合にもシェーディング補
正を可能にすることを目的とする。
[発明の構成] 上記目的を達成するため、本発明においては。
状態検知手段を設けて、原稿の背面位置に配置される圧
板のような原稿押圧手段の状態を検知する。
そして、状態検知手段の検知出力に応じて、シェーディ
ング補正処理用のデータ読込み、即ち基準濃度パターン
の読取り処理の内容を切換える。
後述する第1の実施例においては、具体的には次のよう
にしている。
基準濃度パターンは、原稿通路を挟んで読取ユニットと
対向する圧板に設ける。状態検知手段で、圧仮に設けた
可動把手の把持の有無を検知する。状態検知手段が把持
を検知したら、直ちに基準濃度パターンの情報を読込み
それをメモリに記憶する。
ここで記憶した情報に基づいて、後でシェーディング補
正が行なわれる。圧板は退避可能であるが、通常、即ち
シート状の原稿を読取る時は、圧板は閉じている。例え
ばブック原稿を読取る場合、圧板を退避させる(開く)
必要があるので、オペレータは、まず最初に圧板の可動
把手を把持することになる。この時、圧板は読取ユニッ
トに当接もしくは近接した状態にあるので、読取ユニッ
トは。
圧板上の基準濃度パターンを読取ることができる。
この読取りの所要時間は数百m5ec程度であるため、
基*a度パターンの読取り中に圧板が開く可能性は小さ
い。なお、実施例では、読取り中の圧板の開動作を防止
するため、ロック機構が備わっている。圧板を退避させ
た場合、その直後に原稿を所定の走査開始位置にセット
して、その読取りを開始することになるから、基準濃度
パターンを読取ってから原稿読取りを開始するまでの経
過時間は短く、その間の読取ユニットの特性変化は無視
しうる。つまり、圧板退避直前に基準濃度パターンを読
取ることによって、ブック原稿の場合でも正確なシェー
ディング補正ができる。
また、後述する第2の実施例においては、具体的には次
のようにしている。
基準濃度パターンは、厚物原稿を保持してそれ自体が移
動するブックキャリアに設ける。状態検知手段で、圧板
が退避状態か否かを検知する。圧板が閉じている。即ち
退避状態でない場合には、従来と同様にして、圧板上の
基準濃度パターンを読取る。圧板が退避状態の場合には
、ブックキャリアを搬送し、ブックキャリア上、の基準
濃度パターンが読取ユニットの読取位置に達するのを待
って、そのタイミングで読取りを行なう。従って、圧板
が開閉いずれの状態にある場合でも、基準濃度パターン
を読込むことができ、その読込み結果を利用することに
より、シェーディング補正を行なうことができる。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の、図面を参照した
実施例説明により明らかになろう。
[実施例] 第1a図及び第1b図に、本発明を実施する一形式のイ
メージスキャナの一部を示す。この装置においては、読
取ユニットが固定であり原稿が移動することによって副
走査が行なわれる。原稿は、yK稿子テーブル5上載置
され、矢印入方向に搬送され、読取面、即ちコンタクト
ガラス6上を通って排出トレイ14上に送られる。
コンタクトガラス6の上流側及び下流側に、原稿を搬送
するための搬送ローラ2a、2b及び2cが備わってい
る。これらの搬送ローラは、後述する電気モータMTと
結合され、それによって駆動される。3が、圧板を兼ね
る上カバーである。この上カバーは、一端がアーム8を
介して支持軸9に支持されており、支持軸9を中心に回
動自在になっている。従うて、上カバー3は上下方向に
開閉自在である。
上カバー3の他端と装置ボディ1との間には、ガススプ
リング10a、10bが結合されている。
これらのガススプリングは、常時、上カバー3を上方に
持ち上げる方向の力を発生する。ガススプリングの力に
抗して上カバー3を押し下げ、上カバー3がコンタクト
ガラス6と対向する所定位置に位置決めされると、上カ
バー3に備わった爪30が係合子31と係合し、上カバ
ー3はその位置で固定される。係合子31には後述する
ソレノイドSoLが結合されており、それを付勢するこ
とによって、係合子31を動かし、それと爪30との係
合を解除することができる。
シート状の原稿を読取る場合には、上カバー3は。
第1a図に一点鎖線で示すようにコンタクトガラス6と
対向する状態に位置決めされ、固定される。
上カバー3には、搬送ローラ2a、2b及び2Cと対向
する位置に従動ローラ4a、4b及び4Cが備わってい
る。従って、シート状の原稿は、搬送ローラ2 a、2
 b、2 cと従動ローラ4a、4b。
4cとに挟まれ、搬送される。
コンタクトガラス6は透明であり、それの下方には、原
稿照明用の蛍光灯7a、7b、結像用のレンズ17及び
イメージセンサ18が備わっている。
イメージセンサ18は、矢印A方向と直交する方向、即
ち主走査方向に、5000個の受光素子が一列に並べて
配置された一次元CCDイメージセンサである。蛍光灯
7a、7bから出た光は、コンタクトガラス6上を搬送
される(副走査される)原稿の面で反射され、その反射
光はレンズ17で縮小され、イメージセンサ18の受光
面に結像される。
上カバー3の下面には、コンタクトガラス6と対向する
位置に、主走査方向に細長く延びた基準濃度パターン1
6が備わっている。この基準濃度パターンは、白色に塗
装されており、その全面に渡って一様の光反射率を有し
ている。この基準濃度パターンは、シェーディング補正
データを得るために、後述するように所定のタイミング
で、イメージセンサ18に読み取られる。
このイメージスキャナは、シート状の原稿に限らず、厚
みのある原稿90(例えば本)も読取ることができる。
厚みのある原稿90を読取る場合には、その原稿をブッ
クキャリア50内にセットする。ブックキャリア50は
、第1c図及び第1d図に示すように、キャリアシート
51.圧板52及びヒンジ53を備えている。キャリア
シート51は透明であり、この上に原稿90が読取面を
下に向けて載置される一圧板52は、その一端がヒンジ
53と係合し、他端は開放されている。つまり、様々な
種類の原稿を装着し、それを上から抑圧できるように、
圧板52は第1C図に示す矢印B方向及びC方向に移動
可能である。
キャリアシート51の幅(主走査方向の寸法)は、原稿
90及び圧板52よりも大きく、その両端が突出してい
る。これは、ブックキャリア50を搬送するためである
。厚物原稿90を読取る場合には、上カバー3が原稿搬
送の妨げになるので、第1b図に示すように上カバー3
を上方に持ち上げてそれを退避させる必要がある。この
場合、従動ローラ4a、4b、4cも退避する。キャリ
アシート51の搬送路の両側端部には、キャリアシート
の上面と当接する位置に、サイドコロ15a。
15b、L5c・・・が備わっている。つまり、キャリ
アシート51が、搬送ローラとサイドコロとによって挟
まれた状態で、ブックキャリア50は搬送される。
原稿搬送路の下面には、第1e図に示すように、原稿位
置センサ13が備わっている。このセンサは、その位置
で原稿及びブックキャリアの有無を検知する反射型の光
学センサである。上カバー3の上面には、それを持ち上
げるための把手32が備わっている。この把手32は、
把持の有無によって少し動くように構成されている。後
述するスイッチSW3が把手32の動きを検知する。ま
た、上カバー3のアーム8の近傍には、その位置を検知
するための検出器33が設けられている。この検出器3
3には、後述するスイッチSW2が備わっている。
なお、上カバー3に設けた基準濃度パターン16は、着
脱可能であり、交換できるようになっている。
第2図に、第1a図、第1b図に示したイメージスキャ
ナの電気回路を示す。第2図を参照する。
主制御ユニット100は、この装置全体の動作を制御す
るものであり、内部にマイクロコンピュータを備えてい
る。主制御ユニット100には、スイッチswt、SW
2.SW3.センサ13.比較器CP、発光ダイオード
LEI、LE2.ソレノイドドライバ300.モータ駆
動回路400゜蛍光灯点灯回路500及び画像処理ユニ
ット200が接続されている。
スイッチSWIが、原稿画像の読取り開始を指示するス
タートスイッチである。スイッチSW2は、上カバー3
がコンタクトガラス6と対向する位置にあるか否かに応
じてオン/オンする。スイッチSW3は、上カバー3の
把手32の把持の有無に応じてオン/オフする。センサ
13は、発光ダイオードとフォトトランジスタでなって
おり、その検出面にブックキャリア又は原稿があるか否
かに応じた電気信号を出力する。
最大値検出回路600及び最小値検出回路700は、そ
れぞれ、画像処理ユニット200が出力するアナログ画
像信号VEVENの最大レベル及び最小レベルを検出し
てそのレベルを出力端子に出力する。最小値検出回路7
00の出力端子からの信号は比較器CPの反転入力端子
に直接印加され、最大値検出回路600の出力端子から
の信号は、抵抗器R1,R2によって分圧されて比較器
CPの非反転入力端子に印加される。この実施例では。
抵抗器R1,R2の分圧比は1/2に設定しである。
比較器CPが出力する信号ERRは、基準濃度パターン
16が汚れ、傷等によって劣化したかどうかを判定する
際に参照される。一方の発光ダイオードLEIは、上カ
バーの爪30と係合子31との係合が外れた時に点灯し
、上カバー3が開くことを表示する。他方の発光ダイオ
ードLE2は、基準濃度パターン16の劣化が検出され
た時に点灯する。
ソレノイドドライバ300の出力端子には係合子31を
駆動するソレノイドSOLが接続され、モータ駆動回路
400の出力端子には搬送ローラ2a、2b、2c@駆
動する電気モータMTが接続され、蛍光灯点灯回路50
0の出力端子には蛍光灯7a、7bが接続されている。
第3図に、第2図の画像処理ユニット200の構成を示
す。第3図を参照すると、このユニットには、タイミン
グ信号生成回路2107画像読取回路220.A/D変
換回路230,240.シェーディング補正回路250
及び260が備わっている。
第4a図にタイミング信号生成回路210の構成を示し
、第4b図に画像読取回路220の構成を示し、第4c
図にA/D変換回路230の構成を示し、第4d図にシ
ェーディング補正回路250の構成を示す。A/D変換
回路240の構成は、A/D変換回路230と略同−で
あり、シェーディング補正回路260の構成はシェーデ
ィング補正回路250の構成と略同−である。
なお、各図面において、記号にオーバラインを付して示
す信号は、低レベルしてアクティブになる信号、もしく
は、オーバラインを付けない記号で示される信号の、論
理レベルを反転した信号を示している。以下の説明にお
いては2図面中のオーバラインを付けた記号を、アンダ
ーラインによって示すので注意されたい。
まず、第4a図を参照してタイミング信号生成回路21
0を説明する。この回路210は、主制御ユニット10
0から印加される信号5LEAD。
AEON、5SCANと発振器oscが出力するクロッ
クパルスとに基づいて、様々な信号を生成する。
第4b図を参照する。画像読取回路220には、タイミ
ング信号発生回路210から各種のタイミング信号R3
I、R32,φtC,φ2C,乗±。
土1.互旦、SPI、SP2.ZRI及びZR2が印加
される。クロックパルス周波数は8 M Hzになって
いる。なお、ここで使用しているイメージセンサ18は
、東芝(株)製のTCD106Cである。このイメージ
センサ18には、2つの出力端子○Sl、082が備わ
っており、イメージセンサ内の5ooo個の受光素子群
のうち、奇数番目の素子が出力する信号VODDと偶数
番目の素子が出力する信号VEVENとが互いに異なる
端子に交互にシリアル信号として出力される。各々の信
号は、所定のアナログ処理を受け、増幅されて出力され
る。
画像読取回路220から出力される信号VODD及びV
EVENは、それぞれ、A/D変換回路230及び24
0に印加される。第4C図を参照する。A/D変換回路
230は、タイミング信号生成回路210から印加され
るクロックパルスCLに12に同期して、入力されるア
ナログ信号VEVENの電圧を6ビツトのデジタル信号
ADI〜AD6に変換する。
なお、第4c図において、231は可変ゲイン増幅器、
232はアナログ比較器とカウンタを内蔵する集積回路
、233及び237はラッチ、234及び236はマル
チプレクサ、235はデジタル比較器、238はアナロ
グマルチプレクサである。
A/D変換回路230から出力される6ビツトのデジタ
ル信号ADI−AD6は、シェーディング補正回路25
0に印加される。第4d図を参照すると、シェーディン
グ補正回路250には、読み出し専用メモリ251.デ
ジタル比較器252゜読み書きメモリ253,254.
アドレスカウンタ255.スリーステートバッファ25
6.マルチプレクサ257.ラッチ258,259.ゲ
ート261等々が備わっている。
アドレスカウンタ255は、タイミング信号生成回路か
ら印加されるクロックパルスCLK12を計数し、主走
査の位置に応じた値を読み書きメモリ253+ 254
のアドレス端子に印加する。アドレスカウンタ255の
計数値は、信号LOADACが低レベルLになると0に
クリアされる。
基準濃度パターン16を読み取って得られる信号は、下
位5ビツトの信号がゲート261及びスリーステートバ
ッファ256を介して、読み書きメモリ253,254
のデータバスに印加され、読み書きメモリ253,25
4のその時の主走査位置に応じたアドレスに記憶される
。但し、最上位ビット(MSB)が低レベルL、即ちO
であると、ゲート261の出力は全て低レベルLになる
ので、“ooooo”がメモリ253,254に記憶さ
れる。
原稿上の画像情報を読取る場合、つまり読込んだデータ
をシェーディング補正する場合、スリーステートバッフ
ァ256の出力端子がハイインピーダンスに設定され、
読み書きメモリ253,254のデータが読み出されて
データバス上に現われ、これらが、読み出し専用メモリ
251のアドレス端子A6〜AIOに印加される。原稿
を読んで得られるデジタル信号AD1〜AD6は、読み
出し専用メモリ251のアドレス端子AO〜A5に印加
される。
主走査方向の各位置で画像読取感度のばらつきがなけれ
ば、基準濃度パターンを読んだ時の信号のレベルは一定
になる。しかし、ばらつきがあるので、その信号のレベ
ルは第5c図(VEVEN。
VODD)に示すように変動する。従って、シェーディ
ング補正を行なうためには、原稿画像を読んで得られた
信号に、基準濃度パターンを読んだ時の信号レベルのば
らつきに応じた補正を施せばよい。つまり、基準濃度パ
ターンを読んだ時の主査方向のn#li目の画素のレベ
ルがVnである場合に、全画素のレベルを一定しベルv
Oに揃えるためには。
V o =V n  會k n           
 1・・(L)により求められる補正係数knによって
Vnを補正すればよい。この補正係数は、各画素毎にそ
の読取感度のばらつきにより定まる。
従って、原稿画像を読んだ時の主走査方向のn番目の画
素のレベルをDn、Dnの補正結果をonとすれば、 0n=Dn−kn =Dn−vo/vn      ・・・・(2)になる
。上記(2)式においてVoは一定であるがら、Dnと
Vnを入力パラメータとして、Dnの補正結果Onを求
めることができる。
実施例では、第(2)式の一方のパラメータDnは読み
出し専用メモリ251のアドレス端子AO〜へ5に印加
され、パラメータVnはアドレス端子A6〜AIOに印
加される。読み出し専用メモリ251は、パラメータD
n及びVnの全ての値に割り当てた各アドレスに、予め
その補正結果のデータを記憶している。従って、パラメ
ータDn及びVnを印加すると、読み出し専用メモリ2
51のデータ端子01〜06に、直ちに、シェーディン
グ補正された結果onが出力される。
なお、実施例では信号N5HDを制御することにより、
シェーディング補正処理をバイパスさせることが可能に
なっている。また、このシェーディング補正回路250
には、画像の背景の比較的濃度の低い情報(即ちノイズ
)を除去する機能も備わっている。
基準濃度パターンの情報を読込む場合には、信号5LE
ADを低レベルLに設定し、原稿画像を読込む場合には
、信号5SCANを低レベルLに設定すればよい。
画像処理ユニット200から外部の装置に出力される信
号としては、シェーディング補正回路250.260か
ら出力される画像信号EDI〜ED6.001〜0D6
(7)他に、同期信号FGATE。
LSYNC及び16MHz(クロックパルス)がある。
従って、このイメージスキャナの出力に接続される装置
、例えばレーザプリンタは、同期信号FGATE、LS
YNC及び16MHzに同期して画像信号EDI〜ED
6.ODI〜○D6を取込むことにより、その装置内部
で、原稿画像を再現することができる。
第2図の主制御ユニット100の動作を第5a図のフロ
ーチャートに示し、主な信号の変化を第5b図及び第5
c図のタイムチャートに示す、なお、第5a図において
は、図面の内容を簡単にするためシート状原稿を読取る
場合の基準濃度パターンの読取り動作が省略されている
ので注意されたい、まず、第5a図を参照して主制御ユ
ニット100の動作を説明する。
電源がオンすると、初期化を行なった後、スイッチSW
1の状態をチェックし、原稿読取りスタート指示の有無
を判定する。スイッチSW1がオフなら、スイッチSW
2の状態をチェックする。スイッチSW2がオフ、即ち
上カバー3が退避位置(開状態)なら、ステップSPI
に戻り、再びスイッチSW1をチェックする。ステップ
SP2でスイッチSW2がオン、即ち上カバー3が閉状
態なら1次にスイッチSW3の状態をチェックする。
SW3がオフ、即ち上カバーの把手32が把持されてい
なければ、ステップSPIに戻り、再びスイッチSW1
をチェックする。
厚物原稿を読取る場合、オペレータは、ブックキャリア
内に原稿をセットしてブックキャリア5oを原稿テーブ
ル5上に位置決めする。そして、ブックキャリア50の
移動を妨げる上カバー3を退避させるため、上カバー3
上の把手32を把持する。
これによってスイッチSW3がオンする。
この時、主制御ユニット100は、ステップSP3から
SF3に進み、次のように動作する。まず。
タイマTMをスタートし、信号ラインFLONを高レベ
ルHにセットする。これによって、蛍光灯7a、7bが
点灯する。タイマTMの計数値をチェックし1時間T1
が経過するのを待つ。時間T1が経過したら、信号5L
EADを低レベルLにセットする。なお、蛍光灯を点灯
制御してがら、信号5LEADをLにするまでに待ち時
間T1を設けるのは、蛍光灯をオン制御してから実際に
蛍光灯の光量が定常レベルに達するまでに時間がかかる
ためである。時間T1は、実際には200 m5ecに
設定しである。
なお、オペレータが上カバー3上の把手32を把持した
時は、爪30と係合子31との係合によって、上カバー
3は退避しないようにロックされている。
信号5LEADがLになると、画像処理ユニット200
は、前述のように基準濃度パターンの濃度情報を読取っ
て、そのデータを読み書きメモリ253.254の主走
査位置に応じた各アドレスに書込む。この時、上カバー
3は退避されていないので、基準濃度パターン16は、
読取面と対向する位置に存在し、従ってそれの情報を読
取ることができる。
次に、タイマTMの値が72以上になるのを待ち、イf
l 号S L E A DをHにセットし、信号5LO
NをHにセットし1発光ダイオードLEIを点灯し、信
号FLONをLにセットする。信号5LONがHになる
と、ソレノイドSQLが付勢され、係合子が爪30から
外れるので、ロックが解除される。
従って、オペレータは上カバー3を退避させることがで
きる。この場合、発光ダイオードが点灯するので、オペ
レータはロックが解除されたことを知ることができる。
次に、信号ERRの状態をチェックする。ERRがHで
あれば発光ダイオードLE2を点灯し、そうでなければ
LE2を消灯する。LE2を点灯するのは、基準濃度パ
ターン16の劣化が検出された時である。
基準濃度パターン16は、長期間使用していると。
部分的な変色、傷、汚れ等によって劣化し、それの面の
光反射率が一様でなくなることが多い。劣化した基準濃
度パターンに基づいてシェーディング補正を行なうと、
誤った補正を行なうことになり、読取られた画像情報の
画質が劣化する。そこで、この実施例では、基準濃度パ
ターン16が薄板状に形成され、上カバー3に対して着
脱自在、即ち交換可能になっている。また、基準濃度パ
ターン16の劣化を自動的に検出し、劣化を検出した場
合、それを発光ダイオードLE2で表示するように構成
しである。
基′43濃度パターン16の光反射率が全面で一様な場
合、それを読取って得られる信号のレベルのばらつきは
、レンズ17の特性に基づくばらつきを20%、イメー
ジセンサ18の受光素子間の感度ばらつきを10%、蛍
光灯7a、7bによる照度のばらつきを10%と仮定す
ると、40%以内に収まることになる。もし、基準濃度
パターンが劣化し、その面の光反射率が一様でなくなる
と、そのばらつきによって、前記信号レベルのばらつき
が大きくなる。
そこで、この例では基準濃度パターン16を読んで得ら
れた信号のレベルのばらつきを判定することによって、
基準濃度パターンの劣化を検出している。具体的には、
信号レベルの最大値が最小値の2倍以上になった場合に
劣化したと判定するように構成しである。
基準濃度パターンを読んだ時に、信号VEVENの最大
値が第2図に示す最大値検出回路600で検出及び保持
され、最小値が最小値検出回路700で検出及び保持さ
れる。最大値は、抵抗器R1及びR2でなる分圧回路で
1/2に分圧され、分圧された最大値と最小値とが、ア
ナログ比較器CPで比較される。従って、信号の最大値
が最小値の2倍未満であれば信号ERRが低レベルしで
あるが、最大値が最小値の2倍以上になると信号ERR
が高レベルHに変化する。即ち、信号ERRが高レベル
Hである時には、基準濃度パターン16が劣化したと見
なしつる。
タイマTMの値が72以上になると1発光ダイオードL
EIを消灯し、信号5LONをLにセットし、ステップ
SPIに戻る。
上カバー3を上方に退避させて、原稿テーブル5上に予
めセントした原稿(ブックキャリア)を読取る場合、オ
ペレータはスタートスイッチSW1をオンにする。
ステップSPIでスイッチSW1がオンしていると、次
の動作を行なう。まず、タイマTMをスタートし、信号
MTONをHにセットする。信号MTONがHになると
、電気モータMTが付勢され、原稿がブックキャリアと
ともに原稿テーブル上を搬送される。
次に、信号PAPの状態をチェックして、センサ13が
ブックキャリア50(又は原稿シート)の先端を検出す
るのを待つ、PAPがHになったら、即ちセンサ13が
ブックキャリア50の先端を検出したら、タイマTMを
Oにクリアし、信号FLONをHにセットする。次に、
タイマTMの値が14以上になるまで待つ、TMが14
以上になったら、信号5SCANをLにセットする。
なお第5a図には示してないが、時間T4は、厚物原稿
を読取る場合とシート状原稿を読み取る場合とで異なる
。即ち、シート状原稿の場合には、センサ13が原稿シ
ートの先端を検出してから該シートの先端が所定の読取
り位置に達するまでの時間がT4であり、厚物原稿の場
合には、センサ13がブックキャリア50の先端を検出
してからブックキャリア上の原稿の先端が所定の読取り
位置に達するまでの時間がT4である。
信号SSCAMがLになると、前述のように、読み書き
メモリ253,254が読み出しモードになって、基準
濃度パターン16を読んで得られた濃度データが、シェ
ーディング補正パラメータとして、読み出し専用メモリ
251に印加される。
また、その時に原稿を読んで得られる画像信号が読み出
し専用メモリ251の入力端子(即ちアドレス端子)に
印加され、該メモリ251の出力端子(即ちデータ端子
)からシェーディング補正の完了した画像信号が出力さ
れる。
次に信号PAPがLになるのを、即ちセンサ13が原稿
面の後端を検出するのを待つ。PAPがLになったら、
タイマTMを0にクリアし、その値がT5になるのを待
つ。T5は、センサ13と画像読取位置との距離と原稿
搬送速度によって定まる時間である。TMが15以上に
なると、即ち原稿の後端が画像読取位置に達したら、5
SCANをHにセットし、FLONをLにセットする。
これによって読取り動作が終了し、蛍光灯7a及び7b
が消灯する。そして、TMの値がT6以上になったら、
MTONをLにセットして電気モータMTを停止し、ス
テップSP1に戻る。
第5b図は、以上の動作における各信号の状態を示して
おり、第5c図は、基準濃度パターンを読取る場合の各
信号の状態を示している。
次に、1つの変形実施例を説明する。この実施例におい
ては、第1c図及び第1d図に示す゛ように、ブックキ
ャリアの先端に、キャリアシート51の上面とヒンジ5
3の下面とで挟むようにして、基準濃度パターン35が
設けである。これは、装着位置が異なる外は上カバー3
上の基準濃度パターン16と同一のものである。
電気回路の構成は、主制御ユニット100の動作が異な
る外は前記実施例と同一である。この実施例における主
制御ユニット100の動作を第6a図のフローチャート
に示し、信号のタイミングを第6b図に示す。
第6a図及び第6b図を参照して説明する。簡単にいう
と、この実施例では、上カバー3が閉じている時には、
上カバー上の基準濃度パターン16の濃度情報を読込み
、上カバー3が開いて(即ち退避して)いる時には、ブ
ックキャリア50上の基準濃度パターン35の濃度情報
を読込むようにしである。
電源がオンすると、初期化を行ない、スタートスイッチ
SWIの状態をチェックする。SWIがオンすると、次
にスイッチSW2の状態をチェックし、そのチェックの
結果に応じた処理を行なう。
まず、スイッチSW2がオンの場合、即ち上カバー(圧
板)3が閉じている場合を説明する。
まず、信号MTON及び信号FLONをHにセットし、
タイマTMをスタートする。TMがT7以上になるのを
待った後、信号5LEADをLにセットし、TMがT8
以上になったら、5LEADをHにセットする。信号5
LEADがLの期間に、基準濃度パターン16の読取り
が行なわれ、読取られたデータはメモリ253,254
にストアされる。
次に、信号PAPの状態をチェックする。PAPがHに
なったら、即ち、センサ13が原稿シートの先端を検出
したら、タイマTMを0にクリアした後、その値がT9
以上になるまで待つ。TMがT9以上になったら、信号
5SCANをLにセットして原稿画像の読取りを行なう
次に信号PAPをチェックして、それがLになったら、
即ち原稿シートの後端を検出したら、TMを○にクリア
した後、それがT10以上になるのを待つ。そして、信
号5SCANをHにセットし。
信号FLONをLにセットする。更に、TMの値がTl
1以上になったら、信号MTONをLにセットする。
続いて、スイッチSW2がオフの場合、即ち上カバー3
が開いて(退避して)いる場合を説明する。
まず、信号MTON及びFLONをHにセットし、信号
PAPがHになるのを待つ。PAPがHになったら、即
ちセンサ13がブックキャリア50の先端を検出したら
、タイマTMをスタートする。そして、タイマTMの値
が712以上になったら、信号5LEADをLにセット
する。
ここでT12は、センサ13がブックキャリア50の先
端を検出してから、ブックキャリア上の基準濃度パター
ン35の位置が、画像読取り位置に達するまでの所要時
間である。
従って、信号5LEADをLにする時には、基準濃度パ
ターン35が画像読取部に対向しているので、その濃度
情報が読み取られ、メモリ253゜254にストアされ
る。
次に、TMの値がT13になるのを待った後、信号S 
LEADをHにセットし、5SCANをLにセットする
。これによって、基準濃度パターンの読取りが終了し、
原稿画像の読取り及びシェーディング補正処理が開始さ
れる。
なお、T13は、センサ13がブックキャリア50の先
端を検出してから、ブックキャリア上の原稿始端が画像
読取位置に達するまでの所要時間である。
以後の処理は、上カバー3が閉じている場合の処理と同
一である。
なお、上記実施例においては、主走査方向の全画素の信
号レベルの最大値と最小値との比率を判定することによ
って、基準濃度パターンの劣化の有無を検出しているが
、次のようにすれば、更に精度の高い検出が可能である
。即ち、基準濃度パターンを読み取る毎に、画像処理ユ
ニット200の出力に得られる全画素のデジタル濃度デ
ータを主制御ユニット内に取り込み、各画素毎に、それ
までの濃度レベルの最小値と最大値とを記憶しておき、
それらの画素毎の比率を予め定めた値と各々比較する。
実施例の場合には、基準濃度パターンの、信号レベルの
大きい画素に対応する部分だけがレベル低下した場合に
は、それを検出するのが難しい。しかし、上記のように
すれば、画素毎にレベル変化をチェックするので、小さ
なレベル変化でも検出が容易である。
また、実施例では、基準濃度パターンの劣化を検出した
場合に、異常表示だけ行なうようにしであるが、異常を
検出したら、画像読取りのスタートを禁止するようにし
てもよい。
更に、実施例においては、基準濃度パターンを読んで得
られたデータを読み書きメモリ253゜254にストア
し、原稿画像を読取る時に、該メモリ内のデータを読み
出し、それを補正パラメータとして読み出し専用メモリ
251に与えるようにしているが、次のように構成を変
更してもよい。
即ち、基準濃度パターンを読んで得られる濃度データを
、所定の変換回路(例えばROM)に通して補正係数(
k n)に変換し、その補正係数を読み書きメモリにス
トアする。原稿画像を読んで得られるデータと前記読み
書きメモリ内に記憶された補正係数とを乗算すれば、シ
ェーディング補正されたデータが得られる。
し効果〕 以上のとおり、本発明によれば、光学読取系を固定して
原稿を搬送する型式の読取装置において、厚物原稿から
画像を読取る場合でもシェーディング補正が行なわれる
ので品質の高い画像が得られる。しかも、画像読取りの
直前に基準濃度パター −ンを読み取るので、装置特性
の経時変化によるシェーディング補正誤差が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1a図及び第tb図は1本発明を実施する−形式のイ
メージスキャナの一部を示す正面図及び斜視図である。 第1C図及び第1d図は、第1a図の装置に用いられる
ブックキャリアを示す正面図及び平面図である。 第1e図は、原稿テーブル上を搬送されるブックキャリ
ア50を示す正面図である。 第2図は、第1a図の装置の電気回路の構成を示すブロ
ック図である。 第3図は、第2図の画像処理ユニット200の構成を示
すブロック図である。 第4a図、第4b図、第4c図及び第4d図は、それぞ
れ第3図のタイミング信号生成回路210゜画像読取回
路220.A/D変換回路230及びシェーディング補
正回路250を示す電気回路図である。 第5a図は、第2図の主制御ユニット100の概略動作
を示すフローチャートである。 第5b図及び第5c図は、第2図に示す電気回路各部の
信号を示すタイミングチャートである。 第6a図及び第6b図は、1つの変形実施例を示すフロ
ーチャート及びタイミングチャートである。 2a、2b、2c:搬送ローラ(走査手段)3:上カバ
ー(原稿押圧手段) 4a、4b、4c:従動ローラ 5:原稿テーブル    6:コンタクトガラス7a、
7b:蛍光灯   8:アーム 9:支持軸 10a、10bニガススプリング 13:センサ 15a、15b、15c・・・:サイドコロ16.35
 :基準濃度パターン(基41濃度パターン手段)17
:レンズ 18:イメージセンサ(画像読取手段)30:爪   
     31:係合子32:把手       50
ニブツクキャリア51:キャリアシート  52:圧板 53:ヒンジ      9o:原稿 I00:主制御ユニット(補正処理手段)200:画像
処理ユニット SW2.SW3 :スイッチ(状態検知手段)声1el
J 東〕C図 3′5 1 ]d図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像読取手段; 前記画像読取手段によって読まれる原稿を機械的に走査
    する走査手段; 少なくとも一時的に前記画像読取手段の読取面と対向す
    る位置に配置される基準濃度パターン手段; 原稿の通路を間に挟んで前記画像読取手段の読取面と対
    向する位置に配置された、進退自在な原稿押圧手段; 前記原稿押圧手段の状態に応じた電気信号を出力する、
    状態検知手段;及び 前記基準濃度パターン手段を読んだ時の画像読取手段の
    出力レベルに応じて、前記原稿を読んだ時の画像読取手
    段の出力レベルを補正する処理を行なうとともに、前記
    状態検知手段の出力する電気信号に応じて前記処理の内
    容を切換える、補正処理手段; を備える、画像読取装置のシェーディング補正装置。
  2. (2)前記基準濃度パターン手段が前記原稿押圧手段上
    に固定配置され、前記状態検知手段は、前記原稿押圧手
    段に設けられた退避用可動操作部の動作を検知する、前
    記特許請求の範囲第(1)項記載の画像読取装置のシェ
    ーディング補正装置。
  3. (3)前記補正処理手段は、前記状態検知手段の前記可
    動操作部の動作の検知に同期して、前記基準濃度パター
    ン手段からの情報の読込みを制御する、前記特許請求の
    範囲第(2)項記載の画像読取装置のシェーディング補
    正装置。
  4. (4)前記原稿押圧手段の退避動作を禁止するロック手
    段を備え、前記補正処理手段は、前記可動操作部の動作
    を検知してから所定時間を経過した後で前記ロック手段
    のロックを解除する、前記特許請求の範囲第(3)項記
    載の画像読取装置のシェーディング補正装置。
  5. (5)前記走査手段は、所定の原稿をそれに載置した状
    態で画像読取手段の読取面上を移動する原稿キャリア手
    段を備え、前記基準濃度パターン手段が該原稿キャリア
    手段に配置された、前記特許請求の範囲第(1)項記載
    の画像読取装置のシェーディング補正装置。
  6. (6)前記補正処理手段は、原稿及びそれを支持する原
    稿キャリア手段の一方の位置を検知する位置検知手段を
    備え、前記状態検知手段からの電気信号によって原稿押
    圧手段の進退状態を把握し、原稿押圧手段が退避位置に
    あると、前記位置検知手段が出力する電気信号に同期し
    て、前記基準濃度パターンからの情報の読込みを制御す
    る、前記特許請求の範囲第(5)項記載の画像読取装置
    のシェーディング補正装置。
  7. (7)前記基準濃度パターン手段は、原稿キャリア手段
    に着脱自在に装着された、前記特許請求の範囲第(1)
    項記載の画像読取装置のシェーディング補正装置。
  8. (8)前記補正処理手段は、前記基準濃度パターンに応
    じた情報を記憶する読み書きメモリ手段及び原稿からの
    情報を前記読み書きメモリ手段から読出した情報に応じ
    て補正する情報補正手段を備える、前記特許請求の範囲
    第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(4)項、第
    (5)項、第(6)項又は第(7)項記載の画像読取装
    置のシェーディング補正装置。
  9. (9)前記情報補正手段は、前記基準濃度パターンを読
    んで得られた信号の各レベル及び原稿からの信号の各レ
    ベルに応じたアドレスにそれらに応じた補正後情報を予
    め記憶した、読み出し専用メモリ手段である、前記特許
    請求の範囲第(8)項記載の画像読取装置のシェーディ
    ング補正装置。
JP27347086A 1986-11-17 1986-11-17 画像読取装置のシエ−デイング補正装置 Pending JPS63127231A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0878952A1 (en) * 1997-05-13 1998-11-18 Primax Electronics Ltd Image processing system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0878952A1 (en) * 1997-05-13 1998-11-18 Primax Electronics Ltd Image processing system

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