JPS6312705B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6312705B2 JPS6312705B2 JP58123974A JP12397483A JPS6312705B2 JP S6312705 B2 JPS6312705 B2 JP S6312705B2 JP 58123974 A JP58123974 A JP 58123974A JP 12397483 A JP12397483 A JP 12397483A JP S6312705 B2 JPS6312705 B2 JP S6312705B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical
- feed screw
- hollow shaft
- fixed
- arm member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 49
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 claims description 13
- 238000004512 die casting Methods 0.000 claims description 4
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 13
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/2007—Methods or apparatus for cleaning or lubricating moulds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はダイカスト用金型面に離型剤を自動的
に吹付けるスプレーロボツトに関するものであ
る。
に吹付けるスプレーロボツトに関するものであ
る。
従来から、この種の装置としては、固定シーケ
ンスロボツトが使用されているが、固定シーケン
ス方式では、金型交換時に金型面に合わせてのス
プレーガンの位置及び方向調整に長時間を要する
ために金型交換を頻繁に行う多種少量生産には不
向きであり、又、その位置や方向の完全な調整が
不可能に近く、例えば第5図に示すように金型a
の正面側に配した中子ピンbの裏側まで充分に離
型剤が吹付けできず、そのために中子ピンが作動
中に焼きつきをひき起す場合もあつた。このよう
な場合には人手による手動スプレーガンを併用し
て吹付けを中子ピンの裏側まで入念に行わないと
危険であり、自動スプレーの完全無人化が困難で
あるという問題点があつた。
ンスロボツトが使用されているが、固定シーケン
ス方式では、金型交換時に金型面に合わせてのス
プレーガンの位置及び方向調整に長時間を要する
ために金型交換を頻繁に行う多種少量生産には不
向きであり、又、その位置や方向の完全な調整が
不可能に近く、例えば第5図に示すように金型a
の正面側に配した中子ピンbの裏側まで充分に離
型剤が吹付けできず、そのために中子ピンが作動
中に焼きつきをひき起す場合もあつた。このよう
な場合には人手による手動スプレーガンを併用し
て吹付けを中子ピンの裏側まで入念に行わないと
危険であり、自動スプレーの完全無人化が困難で
あるという問題点があつた。
さらに、得られた製品の品質にバラツキが生じ
ている場合に、その原因は併用したスプレーの作
業によるものであるか、或いは他の要因で生じた
ものであるかの判断が不明となり、その対応に手
間取るという欠点もあつた。
ている場合に、その原因は併用したスプレーの作
業によるものであるか、或いは他の要因で生じた
ものであるかの判断が不明となり、その対応に手
間取るという欠点もあつた。
本発明はこのような欠点をなくするためにスプ
レーガンの位置及び向きを電気サーボモータ又は
ステツピングモータによつて前後、左右及び上下
移動自在に構成すると共に上下、左右回動自在に
して金型面に応じたスプレーガンの動きを可能に
したダイガスト用金型離型剤のスプレーロボツト
を提供するものである。
レーガンの位置及び向きを電気サーボモータ又は
ステツピングモータによつて前後、左右及び上下
移動自在に構成すると共に上下、左右回動自在に
して金型面に応じたスプレーガンの動きを可能に
したダイガスト用金型離型剤のスプレーロボツト
を提供するものである。
本発明の実施例を図面について説明すると、1
は移動金型プレート2の上面に取付けた固定支台
で、サーボモータ3と該サーボモータ3によつて
回転駆動されるタイミングプーリユニツト4,5
を配設してあり、さらに前後送り螺子6とこの送
り螺子6の両側に並設したガイドシヤフト7,7
を支承して送り螺子6を前記タイミングプーリユ
ニツトの上部プーリ4の中央に螺通させ、タイミ
ングプーリユニツト4,5の回転によつて送り螺
子6をガイドシヤフト7,7と一体に前後方向
(第3図に示すY軸方向)に移動させるようにし
てある。
は移動金型プレート2の上面に取付けた固定支台
で、サーボモータ3と該サーボモータ3によつて
回転駆動されるタイミングプーリユニツト4,5
を配設してあり、さらに前後送り螺子6とこの送
り螺子6の両側に並設したガイドシヤフト7,7
を支承して送り螺子6を前記タイミングプーリユ
ニツトの上部プーリ4の中央に螺通させ、タイミ
ングプーリユニツト4,5の回転によつて送り螺
子6をガイドシヤフト7,7と一体に前後方向
(第3図に示すY軸方向)に移動させるようにし
てある。
8は前後送り螺子6及びガイドシヤフト7,7
の先端部に取付けているブロツク9上に一体に固
着した前後移動台で、左右移動用サーボモータ1
0とこのサーボモータ10によつて回転駆動され
るタイミングプーリユニツト11,12を配設し
てあり、さらに、この移動台8の上面両側部間に
左右送り螺子13を回転自在に支承すると共に該
送り螺子13の前後に案内棒14,14を並行に
支承し、前記タイミングプーリユニツトの上部プ
ーリ11に左右送り螺子13の一端を固着してこ
の送り螺子13を回転させるようにしてある。
の先端部に取付けているブロツク9上に一体に固
着した前後移動台で、左右移動用サーボモータ1
0とこのサーボモータ10によつて回転駆動され
るタイミングプーリユニツト11,12を配設し
てあり、さらに、この移動台8の上面両側部間に
左右送り螺子13を回転自在に支承すると共に該
送り螺子13の前後に案内棒14,14を並行に
支承し、前記タイミングプーリユニツトの上部プ
ーリ11に左右送り螺子13の一端を固着してこ
の送り螺子13を回転させるようにしてある。
15は前記案内棒14,14に摺動自在に装着
されたキヤリツジで、その両側面中央部間に前記
送り螺子13を螺通させてあり、この送り螺子1
3の回転によつて該キヤリツジ15は左右方向
(第3図に示すX軸方向)に移動するものである。
されたキヤリツジで、その両側面中央部間に前記
送り螺子13を螺通させてあり、この送り螺子1
3の回転によつて該キヤリツジ15は左右方向
(第3図に示すX軸方向)に移動するものである。
16はキヤリツジ15の前部に一体に設けた支
持部材で、その前部に筒状の垂直アーム部材17
を上下摺動自在に挿通させてあり、後部には上下
送り螺子18の下端部を回転自在に支承してあ
る。19はキヤリツジ15の後部上に設置した上
下移動用サーボモータで、その回転軸に固着した
タイミングプーリ20から前記上下送り螺子18
の下端に固着したタイミングプーリ21に回転を
伝達して上下送り螺子18を回転させるようにし
てある。
持部材で、その前部に筒状の垂直アーム部材17
を上下摺動自在に挿通させてあり、後部には上下
送り螺子18の下端部を回転自在に支承してあ
る。19はキヤリツジ15の後部上に設置した上
下移動用サーボモータで、その回転軸に固着した
タイミングプーリ20から前記上下送り螺子18
の下端に固着したタイミングプーリ21に回転を
伝達して上下送り螺子18を回転させるようにし
てある。
22はその後部に上下送り螺子18を螺通させ
てこの送り螺子18の回転により上下動する上下
移動台で、その前部に前記垂直アーム部材17の
上端部を挿通、固着させてあり、さらにこの移動
台22上に支持フレーム23を一体に設け、この
支持フレーム23の前部に前記筒状の垂直アーム
部材17内に挿通した中空軸24の上端部を回動
自在に支承してある。
てこの送り螺子18の回転により上下動する上下
移動台で、その前部に前記垂直アーム部材17の
上端部を挿通、固着させてあり、さらにこの移動
台22上に支持フレーム23を一体に設け、この
支持フレーム23の前部に前記筒状の垂直アーム
部材17内に挿通した中空軸24の上端部を回動
自在に支承してある。
25は支持フレーム23の後部上に設置した左
右回動用ステツピングモータで、その回転軸に固
着したタイミングプーリ26から前記中空軸24
の突出上端に固着したタイミングプーリ27に回
転を伝達して中空軸24を周方向に回動させるよ
うにしてある。
右回動用ステツピングモータで、その回転軸に固
着したタイミングプーリ26から前記中空軸24
の突出上端に固着したタイミングプーリ27に回
転を伝達して中空軸24を周方向に回動させるよ
うにしてある。
28は中空軸24の下端に固着したスプレーガ
ンホルダーで、前後一対のスプレーガン29,2
9の連設中央部を回転ピン30によつて上下方向
に回動自在に支承してある。31はスプレーガン
ホルダー28の上部に回転自在に軸承された傘歯
車で、同軸に固着したチエーンホイール32と前
記回転ピン30に固着したチエーンホイール33
間にチエーン34を掛け渡してある。
ンホルダーで、前後一対のスプレーガン29,2
9の連設中央部を回転ピン30によつて上下方向
に回動自在に支承してある。31はスプレーガン
ホルダー28の上部に回転自在に軸承された傘歯
車で、同軸に固着したチエーンホイール32と前
記回転ピン30に固着したチエーンホイール33
間にチエーン34を掛け渡してある。
35は支持フレーム23上に配設した上下回動
用ステツピングモータで、カツプリング36を介
して前記中空軸24に挿通した中心軸37に回転
を伝達するように接続してあり、この中心軸37
の下端に固着した傘歯車38を前記傘歯車に噛合
させてある。
用ステツピングモータで、カツプリング36を介
して前記中空軸24に挿通した中心軸37に回転
を伝達するように接続してあり、この中心軸37
の下端に固着した傘歯車38を前記傘歯車に噛合
させてある。
スプレーガン29,29に供給する離型剤回路
及びエアー回路(図示せず)は中空軸24を通し
て外部に配設され、適宜電磁弁を介して供給源に
連結、連通してある。
及びエアー回路(図示せず)は中空軸24を通し
て外部に配設され、適宜電磁弁を介して供給源に
連結、連通してある。
以上のように構成したスプレーロボツトの作用
を述べると、前後移動用サーボモータ3が駆動す
れば、タイミングプーリユニツト4,5を介して
送り螺子6が前進又は後進し、この送り螺子6に
装置した移動台8と一体に支持フレーム23に支
承された筒状の垂直アーム部材17、中空軸2
4、中心軸37が前後方向に移動する。従つて、
中空軸24の下端に配設したスプレーガン29,
29が前後方向(第3図に示すY軸方向)に移動
し、金型面に対して接離するものである。
を述べると、前後移動用サーボモータ3が駆動す
れば、タイミングプーリユニツト4,5を介して
送り螺子6が前進又は後進し、この送り螺子6に
装置した移動台8と一体に支持フレーム23に支
承された筒状の垂直アーム部材17、中空軸2
4、中心軸37が前後方向に移動する。従つて、
中空軸24の下端に配設したスプレーガン29,
29が前後方向(第3図に示すY軸方向)に移動
し、金型面に対して接離するものである。
又、移動台8上のキヤリツジ15に配設した上
下移動用サーボモータ19が駆動されると、タイ
ミングプーリ20,21を介して送り螺子18が
左又は右回転し、この送り螺子18に螺合した上
下移動台22と一体に中空軸24、中心軸37が
上下方向、即ち、軸心方向に移動する。従つて、
スプレーガン29,29は金型面に沿つて平行に
上下移動(第3図に示すZ軸方向)を行う。
下移動用サーボモータ19が駆動されると、タイ
ミングプーリ20,21を介して送り螺子18が
左又は右回転し、この送り螺子18に螺合した上
下移動台22と一体に中空軸24、中心軸37が
上下方向、即ち、軸心方向に移動する。従つて、
スプレーガン29,29は金型面に沿つて平行に
上下移動(第3図に示すZ軸方向)を行う。
さらに、移動台8に配設した左右移動用サーボ
モータ10が駆動されると、タイミングプーリ1
1,12を介して左右送り螺子13が回動し、こ
の送り螺子13に螺合したキヤリツジ15が左又
は右方向に移動して中空軸24、中心軸37がキ
ヤリツジ15と一体に同一方向に移動する。従つ
て、スプレーガン29,29は金型面に沿つて平
行に左右移動(第3図に示すX軸方向)を行うも
のである。
モータ10が駆動されると、タイミングプーリ1
1,12を介して左右送り螺子13が回動し、こ
の送り螺子13に螺合したキヤリツジ15が左又
は右方向に移動して中空軸24、中心軸37がキ
ヤリツジ15と一体に同一方向に移動する。従つ
て、スプレーガン29,29は金型面に沿つて平
行に左右移動(第3図に示すX軸方向)を行うも
のである。
次に、上下移動台22上の支持フレーム23に
設置した左右回動用ステツピングモータ25が駆
動されると、タイミングプーリ26,27を介し
て中空軸24が左右周方向に回動し、スプレーガ
ンホルダー28を一体に同一方向に回動させる。
従つて、スプレーガン29,29は金型面の所定
部位と対向した状態で左右方向(第3図に示すα
方向)に首振り回動を行う。
設置した左右回動用ステツピングモータ25が駆
動されると、タイミングプーリ26,27を介し
て中空軸24が左右周方向に回動し、スプレーガ
ンホルダー28を一体に同一方向に回動させる。
従つて、スプレーガン29,29は金型面の所定
部位と対向した状態で左右方向(第3図に示すα
方向)に首振り回動を行う。
又、支持フレーム23上の上下回動用ステツピ
ングモータ35が駆動されると、中心軸37が左
右周方向に回動し、その下端に固着した傘歯車3
8からスプレーガンホルダー28に支承された傘
歯車31に回動が伝達されてチエーンホイールユ
ニツト32〜34を介し、スプレーガン29,2
9は金型面の所定部位と対向した状態で上下方向
(第3図に示すβ方向)に首振り回動を行うもの
である。
ングモータ35が駆動されると、中心軸37が左
右周方向に回動し、その下端に固着した傘歯車3
8からスプレーガンホルダー28に支承された傘
歯車31に回動が伝達されてチエーンホイールユ
ニツト32〜34を介し、スプレーガン29,2
9は金型面の所定部位と対向した状態で上下方向
(第3図に示すβ方向)に首振り回動を行うもの
である。
このように、スプレーガン29は上下、左右並
びに前後方向の移動と、上下、左右の首振り回動
とを行い、これ等の動きを組合わせることにより
人手による動きと同じ動作を行つて複雑な金型面
であつても離型剤の吹付けを全面に万遍なく行え
る。又、特に、第4図に例示したような中子ピン
の裏側に向けても自由自在に離型剤の吹付けが行
える。
びに前後方向の移動と、上下、左右の首振り回動
とを行い、これ等の動きを組合わせることにより
人手による動きと同じ動作を行つて複雑な金型面
であつても離型剤の吹付けを全面に万遍なく行え
る。又、特に、第4図に例示したような中子ピン
の裏側に向けても自由自在に離型剤の吹付けが行
える。
金型面に対するスプレーガン29の移動設定
は、金型面に沿つてスプレーガン29を移動さ
せ、吹付けに最適な位置及び角度、回動範囲等
を、前述したX、Y、Z′方向の移動量、定置時間
及びα、β方向の運動等を内外の記憶装置に記憶
させることにより設定し、さらに離型剤の吹付け
又はエアーブローの吹付け時間や吹付量をスプレ
ーガン29の位置や方向に応じて設定し、記憶装
置に入力させる。
は、金型面に沿つてスプレーガン29を移動さ
せ、吹付けに最適な位置及び角度、回動範囲等
を、前述したX、Y、Z′方向の移動量、定置時間
及びα、β方向の運動等を内外の記憶装置に記憶
させることにより設定し、さらに離型剤の吹付け
又はエアーブローの吹付け時間や吹付量をスプレ
ーガン29の位置や方向に応じて設定し、記憶装
置に入力させる。
このようなスプレーガン29の動きや離型剤の
吹付け又はエアーブローの作動は、形状の異なる
多数の金型について予め夫々テイーチング操作を
行つておき、完全に作業ができたらテープなどの
外部記憶装置に移して準備しておき、製品を鋳造
する際にその金型に応じた外部記憶装置からのプ
ログラムを再現させて離型剤の吹付け及びエアー
ブローを行うものである。
吹付け又はエアーブローの作動は、形状の異なる
多数の金型について予め夫々テイーチング操作を
行つておき、完全に作業ができたらテープなどの
外部記憶装置に移して準備しておき、製品を鋳造
する際にその金型に応じた外部記憶装置からのプ
ログラムを再現させて離型剤の吹付け及びエアー
ブローを行うものである。
又、このような金型離型剤のスプレーガン及び
その操作回路は、複数個配設されて夫々単独又は
同時作動を行わせるように構成される。
その操作回路は、複数個配設されて夫々単独又は
同時作動を行わせるように構成される。
以上のように本発明は、金型プレート2の上面
にサーボモータ3によりタイミングプーリユニツ
ト4,5を介して前後方向に進退させられる前後
送り螺子6を配設し、この前後送り螺子6の先端
に取付けた前後移動台8に左右送り螺子13を回
転自在に支持させて該左右送り螺子13を左右移
動用サーボモータ10によりタイミングプーリユ
ニツト11,12を介して回転駆動することによ
り左右送り螺子13に螺合したキヤリツジ15を
左右方向に移動させようにし、このキヤリツジ1
5に一体に設けた支持部材16に筒状の垂直アー
ム部材17を上下摺動自在に挿通させると共に該
垂直アーム部材17に並行して上下送り螺子18
を回転自在に支承させ、この上下送り螺子18を
前記キヤリツジ15に設置した上下移動用サーボ
モータ19によりタイミングプーリ20,21を
介して回転させて上下送り螺子18に螺合した上
下移動台22を介し、該上下移動台22に固着し
た前記垂直アーム部材17を上下方向に移動可能
とし、さらに、上下移動台22上に一体に設けた
支持フレーム23に前記垂直アーム部材17内に
挿通した中空軸24の上端部を回動自在に支承さ
せると共に該中空軸24の下端に固着したスプレ
ーガンホルダー28に前後一対のスプレーガン2
9,29の連設中央部を回転ピン30により上下
方向に回動自在に枢着し、スプレーガンホルダー
28に傘歯車31とチエーンホイール32とを同
軸上に回転自在に支承させ、該チエーンホイール
32と前記回転ピン30に固着したチエーンホイ
ール33間にチエーン34を掛け渡すと共に前記
支持フレーム23上に設置した上下回動用ステツ
ピングモータ35により回転させられる中心軸3
7を前記中空軸24に挿通して該中心軸37の下
端に固着した傘歯車38を前記傘歯車31に噛合
させることにより前記前後一対のスプレーガン2
9,29を上下回動させるようにする一方、前記
支持フレーム23上に設置した左右回動用ステツ
ピングモータ25によりタイミングプーリ26,
27を介して前記中空軸24を回動させることに
より前後一対のスプレーガン29,29を左右方
向に回動させるように構成したことを特徴とする
ダイカスト用金型離型剤のスプレーロボツトに係
るものであるから、ダイカスト作業に熟練したオ
ペレータがハンドガンで吹付けを行う際の動作と
同じような動きをスプレーガンに行わせることが
でき、複雑な金型にもその金型に最も適した離型
剤の吹付けを無人で正確に行うことができるもの
であり、しかも、移動金型及び固定金型の両金型
面に対して前後スプレーガンを正確な位置に容易
且つ同時に設定してこれらのスプレーガンにより
両金型の全面に夫々万遍なく離型剤を吹き付ける
ことができ、さらに、形状の異なる金型に応じた
スプレーガンの動きを内部記憶装置にテイーチン
グした作業が完全に行われることを確認したの
ち、外部記憶装置に記憶させておくことにより、
金型交換時においても短時間でその金型に最適な
プログラムを再現させることができ、金型温度を
一定にして鋳造製品の品質を均一にすることがで
きると共に金型交換を頻繁に行う多種少量生産す
るものである。
にサーボモータ3によりタイミングプーリユニツ
ト4,5を介して前後方向に進退させられる前後
送り螺子6を配設し、この前後送り螺子6の先端
に取付けた前後移動台8に左右送り螺子13を回
転自在に支持させて該左右送り螺子13を左右移
動用サーボモータ10によりタイミングプーリユ
ニツト11,12を介して回転駆動することによ
り左右送り螺子13に螺合したキヤリツジ15を
左右方向に移動させようにし、このキヤリツジ1
5に一体に設けた支持部材16に筒状の垂直アー
ム部材17を上下摺動自在に挿通させると共に該
垂直アーム部材17に並行して上下送り螺子18
を回転自在に支承させ、この上下送り螺子18を
前記キヤリツジ15に設置した上下移動用サーボ
モータ19によりタイミングプーリ20,21を
介して回転させて上下送り螺子18に螺合した上
下移動台22を介し、該上下移動台22に固着し
た前記垂直アーム部材17を上下方向に移動可能
とし、さらに、上下移動台22上に一体に設けた
支持フレーム23に前記垂直アーム部材17内に
挿通した中空軸24の上端部を回動自在に支承さ
せると共に該中空軸24の下端に固着したスプレ
ーガンホルダー28に前後一対のスプレーガン2
9,29の連設中央部を回転ピン30により上下
方向に回動自在に枢着し、スプレーガンホルダー
28に傘歯車31とチエーンホイール32とを同
軸上に回転自在に支承させ、該チエーンホイール
32と前記回転ピン30に固着したチエーンホイ
ール33間にチエーン34を掛け渡すと共に前記
支持フレーム23上に設置した上下回動用ステツ
ピングモータ35により回転させられる中心軸3
7を前記中空軸24に挿通して該中心軸37の下
端に固着した傘歯車38を前記傘歯車31に噛合
させることにより前記前後一対のスプレーガン2
9,29を上下回動させるようにする一方、前記
支持フレーム23上に設置した左右回動用ステツ
ピングモータ25によりタイミングプーリ26,
27を介して前記中空軸24を回動させることに
より前後一対のスプレーガン29,29を左右方
向に回動させるように構成したことを特徴とする
ダイカスト用金型離型剤のスプレーロボツトに係
るものであるから、ダイカスト作業に熟練したオ
ペレータがハンドガンで吹付けを行う際の動作と
同じような動きをスプレーガンに行わせることが
でき、複雑な金型にもその金型に最も適した離型
剤の吹付けを無人で正確に行うことができるもの
であり、しかも、移動金型及び固定金型の両金型
面に対して前後スプレーガンを正確な位置に容易
且つ同時に設定してこれらのスプレーガンにより
両金型の全面に夫々万遍なく離型剤を吹き付ける
ことができ、さらに、形状の異なる金型に応じた
スプレーガンの動きを内部記憶装置にテイーチン
グした作業が完全に行われることを確認したの
ち、外部記憶装置に記憶させておくことにより、
金型交換時においても短時間でその金型に最適な
プログラムを再現させることができ、金型温度を
一定にして鋳造製品の品質を均一にすることがで
きると共に金型交換を頻繁に行う多種少量生産す
るものである。
又、スプレーガンによる離型剤の吹付けは同一
金型による全ての製品に対して同一条件で行われ
るので、万一品質に不満が生じてもその原因が簡
単に追求でき、例えば離型剤の量を加減するなど
して良品質の製品を得るようにすることができる
ものである。
金型による全ての製品に対して同一条件で行われ
るので、万一品質に不満が生じてもその原因が簡
単に追求でき、例えば離型剤の量を加減するなど
して良品質の製品を得るようにすることができる
ものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
その縦断側面図、第2図は左右移動機構部分の簡
略縦断正面図、第3図はスプレーガンの移動状態
を示す簡略斜視図、第4図はスプレー状態を示す
簡略正面図、第5図は従来方法の説明図である。 1……固定支台、2……移動金型プレート、3
……サーボモータ、6……前後送り螺子、8……
前後移動台、10……サーボモータ、13……左
右送り螺子、15……キヤリツジ、17……筒状
垂直アーム部材、18……上下送り螺子、19…
…サーボモータ、22……上下移動台、24……
中空軸、25,35……ステツピングモータ、2
8……スプレーガンホルダー、29……スプレー
ガン、37……中心軸。
その縦断側面図、第2図は左右移動機構部分の簡
略縦断正面図、第3図はスプレーガンの移動状態
を示す簡略斜視図、第4図はスプレー状態を示す
簡略正面図、第5図は従来方法の説明図である。 1……固定支台、2……移動金型プレート、3
……サーボモータ、6……前後送り螺子、8……
前後移動台、10……サーボモータ、13……左
右送り螺子、15……キヤリツジ、17……筒状
垂直アーム部材、18……上下送り螺子、19…
…サーボモータ、22……上下移動台、24……
中空軸、25,35……ステツピングモータ、2
8……スプレーガンホルダー、29……スプレー
ガン、37……中心軸。
Claims (1)
- 1 金型プレート2の上面にサーボモータ3によ
りタイミングプーリユニツト4,5を介して前後
方向に進退させられる前後送り螺子6を配設し、
この前後送り螺子6の先端に取付けた前後移動台
8に左右送り螺子13を回転自在に支持させて該
左右送り螺子13を左右移動用サーボモータ10
によりタイミングプーリユニツト11,12を介
して回転駆動することにより左右送り螺子13に
螺合したキヤリツジ15を左右方向に移動させる
ようにし、このキヤリツジ15に一体に設けた支
持部材16に筒状の垂直アーム部材17を上下摺
動自在に挿通させると共に該垂直アーム部材17
に並行して上下送り螺子18を回転自在に支承さ
せ、この上下送り螺子18を前記キヤリツジ15
に設置した上下移動用サーボモータ19によりタ
イミングプーリ20,21を介して回転させて上
下送り螺子18に螺合した上下移動台22を介
し、該上下移動台22に固着した前記垂直アーム
部材17を上下方向に移動可能とし、さらに、上
下移動台22上に一体に設けた支持フレーム23
に前記垂直アーム部材17内に挿通した中空軸2
4の上端部を回動自在に支承させると共に該中空
軸24の下端に固着したスプレーガンホルダー2
8に前後一対のスプレーガン29,29の連設中
央部を回転ピン30により上下方向に回動自在に
枢着し、スプレーガンホルダー28に傘歯車31
とチエーンホイール32とを同軸上に回転自在に
支承させ、該チエーンホイール32と前記回転ピ
ン30に固着したチエーンホイール33間にチエ
ーン34を掛け渡すと共に前記支持フレーム23
上に設置した上下回動用ステツピングモータ35
により回転させられる中心軸37を前記中空軸2
4に挿通して該中心軸37の下端に固着した傘歯
車38を前記傘歯車31に噛合させることにより
前記前後一対のスプレーガン29,29を上下回
動させるようにする一方、前記支持フレーム23
上に設置した左右回動用ステツピングモータ25
によりタイミングプーリ26,27を介して前記
中空軸24を回動させることにより前後一対のス
プレーガン29,29を左右方向に回動させるよ
うに構成したことを特徴とするダイカスト用金型
離型剤のスプレーロボツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58123974A JPS6015046A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | ダイカスト用金型離型剤のスプレ−ロボツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58123974A JPS6015046A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | ダイカスト用金型離型剤のスプレ−ロボツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6015046A JPS6015046A (ja) | 1985-01-25 |
JPS6312705B2 true JPS6312705B2 (ja) | 1988-03-22 |
Family
ID=14873912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58123974A Granted JPS6015046A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | ダイカスト用金型離型剤のスプレ−ロボツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015046A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61293644A (ja) * | 1985-06-20 | 1986-12-24 | Toshiba Mach Co Ltd | 離型剤塗布用ロボツト装置 |
JPS6363553A (ja) * | 1986-09-03 | 1988-03-19 | Yamaha Motor Co Ltd | 離型剤塗布装置 |
IT1233104B (it) * | 1989-07-06 | 1992-03-14 | Danieli Calzaturificio Spa | Macchina spruzzatrice di prodotti distaccanti particolarmente utilizzati nello stampaggio di elementi in materia plastica |
EP0508130A1 (en) * | 1991-03-12 | 1992-10-14 | TACCON COSTRUZIONI MECANICHE s.d.F. di A.GIRONI & C. | Servocontrolled axis manipulator with programmable spraying heads |
CN104607334B (zh) * | 2015-01-23 | 2017-01-04 | 东莞市松庆智能自动化科技有限公司 | 一种带连杆结构的电动喷雾机 |
CN107486357A (zh) * | 2017-09-12 | 2017-12-19 | 大连海事大学 | 一种铁路客车车体自动化喷涂装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5827812U (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-23 | 株式会社明電舎 | 電気機器の接触通電構造 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51120363U (ja) * | 1975-03-28 | 1976-09-29 | ||
JPS51159725U (ja) * | 1975-06-11 | 1976-12-18 | ||
JPS591718Y2 (ja) * | 1978-03-30 | 1984-01-18 | 岩田塗装機工業株式会社 | 塗装ロボットを使用する自動塗装装置 |
-
1983
- 1983-07-06 JP JP58123974A patent/JPS6015046A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5827812U (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-23 | 株式会社明電舎 | 電気機器の接触通電構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6015046A (ja) | 1985-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6434993B1 (en) | Bending machine for bending threadlike material such as tubes, rods profiles or metal wire | |
US4229641A (en) | Automatic welding apparatus | |
US5711696A (en) | Apparatus for machining a workpiece to non-revolute symmetric and aspherical surface | |
US20080254959A1 (en) | Universal head and machine tool with universal head | |
JPH0764473B2 (ja) | 繊維設置装置 | |
JPH0251702B2 (ja) | ||
JPS6312705B2 (ja) | ||
JPS63103779A (ja) | ボデ−組付設備のワ−ク位置決め装置 | |
JPH0283118A (ja) | 金属被加工物の放電加工方法及びその装置 | |
CN206242357U (zh) | 一种注塑模具的自动上下料机构 | |
CN208051158U (zh) | 一种多工位汽车零部件激光焊接设备 | |
CN215396917U (zh) | 基于fdm三维打印工艺的增减材一体化设备 | |
JP3710116B2 (ja) | 素材送り装置及び線状加工装置 | |
RU197646U1 (ru) | Высокопроизводительный 3d-принтер | |
JP2609988B2 (ja) | ホーニング治具および自動ホーニングシステム | |
JP2000042986A (ja) | プラスチック成形品取出機用ゲート切断装置 | |
JP2593096B2 (ja) | ロボットによるシーリング剤塗布方式 | |
JPH05154851A (ja) | 樹脂製品のバリ処理装置 | |
JPH11254059A (ja) | 数値制御装置付タレットパンチプレスによる縞鋼板の製造方法 | |
JPH0671468A (ja) | レーザ加工機 | |
JP3796079B2 (ja) | 素材送り装置 | |
JPS63235073A (ja) | 軌跡補間装置 | |
JPH06277977A (ja) | 切粉除去装置 | |
US2906305A (en) | Feeding mechanism for rotary cutting machines to profile articles from blanks | |
JPH05294665A (ja) | ガラス容器製造装置の離型剤塗布装置 |