JPS63126960A - 染色装置の設置構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、布地等の染色に用いる染色装置を建物内に
効率良く設置させる染色装置の設置構造に関するもので
ある。

［従来技術とその問題点］ 従来、布地等の染色を行なう染色工場においては、通常
、染色装置を建物の１階にだけ設置しており、染色する
布地等を台車に積んで各染色装置のところまで運び、染
色を行なうようにしていた。

しかし、このように染色装置を建物の１階に設置するだ
けでは、数多くの染色装置を設置するのに非常に大きな
敷地を必要とすると共に、染色する布地等を各染色装置
のところまで、また各染色装置で染色された布地等を脱
水装置のところまで台車に積んで運搬したりすることも
非常に面倒であった。

このため、染色装置を、数階の建物の各階の床に設置す
るようにし、小さな敷地面積に数多くの染色装置を設け
ることが考えられた。

しかし、このように建物の各階を床で仕切って染色装置
を設置させるにようにすると、建築費用が高くつくと共
に、染色装置を据え換えたりすることが非常に困難にな
るという問題があった。

加えて、染色づる布地等を各染色装置のところまで、ま
た各染色装置によって染色された布地等を脱水装置のと
ころまで運搬覆る場合も、その都度、布地等を台車に積
んで各階を移動しなければならず、非常に面倒であり、
作業能率が低下するという問題があった。

［問題点を解決するだめの手段および作用」この発明は
、上記のような問題を解決し、布地等の染色に用いる染
色装置を建物内に効率良く設置させるために、以下に示
すようにして染色装置を設置させるようにしたのである
。

この発明においては、建物（１）内に染色装置（３）を
設置するにあたり、建物（１）を各階に床で仕切ること
なく、梁や桁等の支持部材（２）によって、染色装置（
３）を載置させる載置部（４）を数段設置ノ、各段の載
置部（４）に染色装置（３）を載置ざぜて、建物（１）
内に染色装置（３）を効率良く設置するようにしている
。

また、載置部（４）を高さ方向に数段設けるにあたって
は、上段から下段にいくにしたがって順々に載置部（４
）の長さが短くなるように設り、建物（１）上部に犬き
ｆＪ：１′ツドスペースが生じないようにし、建物（１
）内の空間を有効に利用ぐぎるようにしている。

また、このように設（）られた各載置部（４）に染色装
置（３）を載置ざゼるにあたっては、各段の載置部（４
）の長さに対応さｉ！、上段からド段の載置部（４）に
いくにしΔ：がって、長さが短くなった染色装置（３）
を載置させるようにし、長さの異なる数種の染色装置（
３）を、それぞれ適当な長さの載置部（４）に載置させ
るようにしている。

［実　施　例］ 以下、この発明の実施例を図面に閃いて詳述する。

この実施例では、第１図に示づように、建物（１）内に
おいて、適当な高さに梁や桁等の支持部材（２）を架設
し、染色装置（３）を載置させる載置部（４）を、上段
の載置部（４ａ）が下段の載置部（４ｂ）より長くなる
ようにして、上下２段設けるようにしている。

そして、これらの載置部（４）においては、上記支持部
材（２）上に金網等の敷材（５）を適当な長さ敷設し、
この敷材（５）の上に染色装置（３）を載置させるよう
にしており、またこれらの載置部（４）には、作業者が
染色装置（３）内に布地（６）を供給する等の作業を行
なうため、作業台（７）を連設している。

ここで、各段の載置部（４）に染色装置（３）を載置さ
せるにあたっては、各段の載置部（４）の長さに対応し
て１．上段の載置部（４ａ）には長い染色装＠（３ａ）
を、下段の載置部（４ｂ）には上段の染色装置（３ａ）
より短い染色装置（３ｂ）を、それぞれ各載置部（４）
に所要数並べて載置しており、さらに１階の床（８）に
は、下段の載置部（４）におレプる染色装置（３ｂ）よ
りさらに短い染色装置（３Ｃ）を所要数並べて設置して
いる。

そして、各段の載置部（４）に載置された染色装置（３
）に、染色を行なう布地（６）を供給するにあたっては
、第１図に示すように、倉庫（９）に収容されている布
地（６）を、各載置部（４）および１階の床（８）に載
置された染色装置（３）に導くように、天井（１０）や
支持部材（２）等の適当な位置にガイドローラ（１１）
を設け、倉庫（９）に収容されている布地（６）を、台
車等を使わずに、倉庫（９）から直接、各段の載置部（
４）および１階の床（８）に載置されｌζ各染色装置（
３）に供給するようにしている。

また、各染色装置（３）に供給される布地（６）は、染
色装置（３）の大きさ等に応じて適当な長さに切断され
ているが、上記のようにして布地（６）を染色装置（３
）に供給する場合には、第２図に示すように、ミシン等
によって、布地（６）の一端部に磁石等の発信装置（１
２）を縫込むと共に、この布地（６）の一端部に次の布
地（６）の端部を連結させ、このようにして布地（６）
を順々につなぎ、布地（６）を染色装置（３）に連続し
て供給できるようにしている。

一方、染色装＠（３）側の端に位置するガイドローラ（
１１）には、図示していないが、上記発信装置（１２）
から発信される磁気等の信号を感知するセンサを設け、
この端のガイドローラ（１１）に発信装置（１２）が縫
込まれた布地（６）の端部が達した場合には、これを感
知し、布地（６）の供給を停止させるようにしている。

そして、このように布地（６）の供給を停止させた後は
、布地（６）相互の連結部分を切断し、布地（６）を各
染色装置（３）の大きさ等に応じた適当な長さにして、
各染色装置（３）で染色するようにしている。

また、上記のようにして染色された布地（６）を脱水装
置に導く場合には、図示していないが、支持部材（２）
間等を通して各染色装置（３）から脱水装置まで搬送路
を設け、この搬送路を通して各染色装置（３）で染色さ
れた布地（６）を脱水装置に導くようにする。

［発明の効果］ 以上詳述したように、この発明においては、建物内に染
色装置を設置するにあたり、梁や桁等の支持部材によっ
て、染色装置を載置させる載置部を数段設置ノ、各段の
載置部に染色装置を載置させるようにしているため、建
物を床で各階に仕切ることなく、染色装置を建物内に効
率良く設置することができるようになる。

また、このように建物を床で各階に仕切らないため、染
色装置の据え換え等が容易に行えるようになると共に、
支持部材間の空間を通して、染色を行なう布地等を連続
して各段の載置部に載置された染色装置に供給したり、
染色された布地等を送出したりすることができ、作業能
率が著しく向上し、加えて各階を床で仕切り場合に比べ
、建設費用が安くなる。

さらに、この発明においては、建物内に載置部を数段設
けるにあたり、上段から下段にいくにしたがって順々に
載置部の長さが短くなるようにしているため、建物上部
におけるデッドスペースが少なく、建物内の空間を有効
に利用できるようになる。

また、各載置部に染色装置を載置させるにあたり、各段
の載置部の長さに対応させ、上段から下段の載置部にい
くにしたがって、長さが短くなった染色装置を載置させ
るようにすると、長さの異なる数種の染色装置を、それ
ぞれにまとめて建物内にうまく設置することができ、使
用する染色装置の選択等が容易になる。

【図面の簡単な説明】

図面はこのに発明の実施例を示し、第１図は概略断面図
、第２図は布地の連結部分を示す断面図である。 符号の説明

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、建物（１）内に、梁や桁等の支持部材（２）によっ
   て、染色装置（３）を載置させる載置部（４）を数段、
   上段から下段にいくにしたがって載置部（４）の長さが
   短くなるように設けたことを特徴とする染色装置の設置
   構造。 ２、各段の載置部（４）に染色装置（３）を載置させる
   にあたり、各段の載置部（４）の長さに対応して上段か
   ら下段にいくにしたがって、順々に長さが短くなった染
   色装置（３）を載置させたことを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の染色装置の設置構造。