JPS6312593Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6312593Y2 JPS6312593Y2 JP1982042804U JP4280482U JPS6312593Y2 JP S6312593 Y2 JPS6312593 Y2 JP S6312593Y2 JP 1982042804 U JP1982042804 U JP 1982042804U JP 4280482 U JP4280482 U JP 4280482U JP S6312593 Y2 JPS6312593 Y2 JP S6312593Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- idc
- impedance
- audio signal
- high frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Transmitters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は携帯無線機の振幅制限(IDC)回路の
構成に関するものである。
構成に関するものである。
一般に、携帯無線機にはIDCと称される一種の
振幅制限回路が挿入され、周波数変調の占有帯域
幅を制限している。
振幅制限回路が挿入され、周波数変調の占有帯域
幅を制限している。
従来、IDC回路は、過大入力がはいつた時に、
このIDC回路内部にリミツタを有していても、こ
の過大入力によりIDC内部のトランジスタ等の能
動素子のバイアスが変化し、最大周波数偏移範囲
±5KHzを超える場合がある。これを解決する一
つの方法として、第1図に示すように、マイク1
(音声入力)からIDC回路2へ接続される点に、
互いに逆方向で並列に接続したダイオードD1,
D2を挿入してリミツタ特性をもたせ、マイク1
からIDC回路2へある一定レベル以上の入力が入
らないようにしていた。
このIDC回路内部にリミツタを有していても、こ
の過大入力によりIDC内部のトランジスタ等の能
動素子のバイアスが変化し、最大周波数偏移範囲
±5KHzを超える場合がある。これを解決する一
つの方法として、第1図に示すように、マイク1
(音声入力)からIDC回路2へ接続される点に、
互いに逆方向で並列に接続したダイオードD1,
D2を挿入してリミツタ特性をもたせ、マイク1
からIDC回路2へある一定レベル以上の入力が入
らないようにしていた。
このためこの回路を携帯無線機などに使用した
場合、自己の無線機の送信電力によりこれらマイ
ク回路1とIDC回路2との間の音声信号ラインに
高周波起電力が誘起されてダイオードD1,D2に
高周波電流が流れダイオードのインピーダンスが
低下し、このためマイク1よりIDC回路2へ入力
される音声信号レベルが低下して変調感度が大幅
に低下するという欠点があつた。
場合、自己の無線機の送信電力によりこれらマイ
ク回路1とIDC回路2との間の音声信号ラインに
高周波起電力が誘起されてダイオードD1,D2に
高周波電流が流れダイオードのインピーダンスが
低下し、このためマイク1よりIDC回路2へ入力
される音声信号レベルが低下して変調感度が大幅
に低下するという欠点があつた。
この欠点を除去する方法として、IDC回路2及
びリミツタダイオードD1,D2をシールドケース
の中に入れて外部と遮へいをすることがあるが、
シールドケースを必要とするため価格が高くなる
欠点があつた。さらに、別の方法として、マイク
とIDC回路との間の音声信号ライン、又は前記ダ
イオードの両端に高周波のバイパスコンデンサを
接続し、高周波でのインピーダンスを低下させ、
送信電力によりダイオードD1,D2の両端に高周
波起電力を誘起させないようにすることも考えら
れる。しかし、小形携帯無線機などの場合には、
音声信号ライン及びダイオードの近傍がアンテナ
より送信される送信電力で強電界になりやすいこ
と、またコンデンサリードのインダクタンスの影
響により、バイパスコンデンサだけで高周波起電
力を誘起させない程度に、音声信号ライン及びダ
イオードの高周波インピーダンスを十分低くする
ことが難しく、送信電力の影響を完全に防ぐのは
困難であつた。
びリミツタダイオードD1,D2をシールドケース
の中に入れて外部と遮へいをすることがあるが、
シールドケースを必要とするため価格が高くなる
欠点があつた。さらに、別の方法として、マイク
とIDC回路との間の音声信号ライン、又は前記ダ
イオードの両端に高周波のバイパスコンデンサを
接続し、高周波でのインピーダンスを低下させ、
送信電力によりダイオードD1,D2の両端に高周
波起電力を誘起させないようにすることも考えら
れる。しかし、小形携帯無線機などの場合には、
音声信号ライン及びダイオードの近傍がアンテナ
より送信される送信電力で強電界になりやすいこ
と、またコンデンサリードのインダクタンスの影
響により、バイパスコンデンサだけで高周波起電
力を誘起させない程度に、音声信号ライン及びダ
イオードの高周波インピーダンスを十分低くする
ことが難しく、送信電力の影響を完全に防ぐのは
困難であつた。
本考案の目的は、これらの問題点を解決し、送
信電力によりダイオードが影響されることを防
ぎ、安定な変調特性が得られるようにした振幅制
限回路つき無線機を提供することにある。
信電力によりダイオードが影響されることを防
ぎ、安定な変調特性が得られるようにした振幅制
限回路つき無線機を提供することにある。
本考案の振幅制限回路つき無線機の構成は、音
声入力端と接地との間に、互に逆極性に並列接続
したダイオードと、音声信号で低インピーダンス
であり、送信信号帯で高インピーダンスとなる高
周波コイルとを直列接続した回路を接続したこと
を特徴とする。
声入力端と接地との間に、互に逆極性に並列接続
したダイオードと、音声信号で低インピーダンス
であり、送信信号帯で高インピーダンスとなる高
周波コイルとを直列接続した回路を接続したこと
を特徴とする。
以下本考案を図面により詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。この回路は、IDC回路2とマイク回路1との
接続線とグランド(接地)との間に、互いに逆方
向で並列に接続したダイオードD1,D2と、音声
周波数では十分低インピーダンス、高周波では十
分高インピーダンスである高周波コイルL1とを
直列に接続した回路を備えた構成となつている。
この構成によれば、マイク回路1からの音声信号
は、高周波コイルL1ダイオードD1,D2からなる
リミツタ回路を通過して、IDC回路2へと入力さ
れる。ここで高周波コイルL1は音声周波数帯で
はインピーダンスが無視できるよう十分低く、高
周波帯ではインピーダンスが十分高いので、音声
周波数帯では第1図と同様の回路とみなされる。
一方、高周波電力を受けても、高周波では高周波
コイルのインピーダンスが高いためダイオード
D1,D2をONするのに十分な高周波電流が流れ
ず、ダイオードがONしないため音声周波数帯で
の動作になんら悪影響を与えない。
る。この回路は、IDC回路2とマイク回路1との
接続線とグランド(接地)との間に、互いに逆方
向で並列に接続したダイオードD1,D2と、音声
周波数では十分低インピーダンス、高周波では十
分高インピーダンスである高周波コイルL1とを
直列に接続した回路を備えた構成となつている。
この構成によれば、マイク回路1からの音声信号
は、高周波コイルL1ダイオードD1,D2からなる
リミツタ回路を通過して、IDC回路2へと入力さ
れる。ここで高周波コイルL1は音声周波数帯で
はインピーダンスが無視できるよう十分低く、高
周波帯ではインピーダンスが十分高いので、音声
周波数帯では第1図と同様の回路とみなされる。
一方、高周波電力を受けても、高周波では高周波
コイルのインピーダンスが高いためダイオード
D1,D2をONするのに十分な高周波電流が流れ
ず、ダイオードがONしないため音声周波数帯で
の動作になんら悪影響を与えない。
以上、本考案によれば、安価な高周波コイルを
追加するだけでダイオードが高周波電力を受けた
時の影響をなくし、安定な変調特性の無線機が得
られる。
追加するだけでダイオードが高周波電力を受けた
時の影響をなくし、安定な変調特性の無線機が得
られる。
第1図は従来の無線機のIDC及びマイク部のブ
ロツク図、第2図は本考案の実施例を含むブロツ
ク図である。 図において、1……マイク回路、2……IDC回
路、L1……高周波コイル、D1,D2……ダイオー
ド、である。
ロツク図、第2図は本考案の実施例を含むブロツ
ク図である。 図において、1……マイク回路、2……IDC回
路、L1……高周波コイル、D1,D2……ダイオー
ド、である。
Claims (1)
- 音声信号の入力端と接地との間に、互に逆方向
に並列接続したリミツタダイオードと、音声信号
で低インピーダンスで送信信号帯で高インピーダ
ンスとなる高周波コイルとを直列接続した回路を
接続したことを特徴とする振幅制限回路つき無線
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4280482U JPS58144931U (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | 振幅制限回路つき無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4280482U JPS58144931U (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | 振幅制限回路つき無線機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58144931U JPS58144931U (ja) | 1983-09-29 |
JPS6312593Y2 true JPS6312593Y2 (ja) | 1988-04-11 |
Family
ID=30053911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4280482U Granted JPS58144931U (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | 振幅制限回路つき無線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58144931U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318941A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-21 | Nec Corp | High-frequency limiter circuit |
-
1982
- 1982-03-25 JP JP4280482U patent/JPS58144931U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318941A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-21 | Nec Corp | High-frequency limiter circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58144931U (ja) | 1983-09-29 |
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