JPS63125848A - 内燃機関用タイミングベルトの張力自動調整装置 - Google Patents

内燃機関用タイミングベルトの張力自動調整装置

Info

Publication number
JPS63125848A
JPS63125848A JP27079586A JP27079586A JPS63125848A JP S63125848 A JPS63125848 A JP S63125848A JP 27079586 A JP27079586 A JP 27079586A JP 27079586 A JP27079586 A JP 27079586A JP S63125848 A JPS63125848 A JP S63125848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing belt
tension
internal combustion
combustion engine
tensioner roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27079586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0255663B2 (ja
Inventor
Munehisa Gotou
後藤 宗央
Kadoyuki Suzuki
鈴木 門幸
Manabu Kitamura
学 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP27079586A priority Critical patent/JPS63125848A/ja
Publication of JPS63125848A publication Critical patent/JPS63125848A/ja
Publication of JPH0255663B2 publication Critical patent/JPH0255663B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0876Control or adjustment of actuators
    • F16H2007/0887Control or adjustment of actuators the tension being a function of load

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、クランクシャフトブーりから力ムシャフトブ
ーりに動力を伝達するように掛け渡され、クランクシャ
フトプーリに関し一側においてテンショナーローラによ
り押圧されて張力が保持される内燃機関用タイミングベ
ルトの張力自動調整装置に関する。
(2)従来の技術 クランクシャフトプーリからカムシャフトプーリに動力
を伝達するように掛け渡された内燃機関用タイミングベ
ルトの張力を調整するに当たって、カムシャフトプーリ
を内燃機関に対して仮に固定した状態でクランクプーリ
にトルクを加え、そのときのクランクプーリに関し緩み
側のタイミングベルトに外周面側からテンショナーロー
ラを当接させ、そのテンショナーローラのタイミングベ
ルトに対する押圧力をセットスプリングにより設定した
後、テンショナーローラのローラ軸の位置を内燃機関に
対して固定するようにしたタイミングベルト張力調整方
法が特開昭60−164607号公報に示されている。
又、内燃機関用タイミングベルトの張力を調整するに際
し、特別の治具を用いて行う場合の一例が第6回に示さ
れている。
第6図において、内燃機関本体1は、クランクシャフト
2に装着されたクランクシャフトプーリ3、一対のカム
シャフト4及び6にそれぞれ装着されたカムシャフトプ
ーリ5及び7、テンショナーローラ軸8に装着されたテ
ンショナーローラ9及びポンプ軸10に装着されたウォ
ータポンプ駆動プーリ11を備えており、順次クランク
シャフトプーリ3、テンショナーローラ9、ウォータポ
ンプ駆動プーリ11、カムシャフトプーリ5及び7にタ
イミングベルト12が掛け渡されている。
ここでクランクシャフトプーリ3、ウォータポンプ駆動
プーリ11、カムシャフトプーリ5及び7にはタイミン
グベル1−12の内周面側が接しているのに対し、テン
ショナーローラ9にはタイミングベルト12の外周側が
接している。タイミングベルト12の張力調整時には、
テンショナーローラ軸8は、テンショナーローラ9のタ
イミングベルト12に対する押圧方向に移動自在に内燃
機関本体1によって支持される。
タイミングベルト12の張力調整に当たっては、治具1
4の先端部の調整ねじ16を内燃機関本体1のカバー1
7に当てがい、治具14の支持腕15の先端部を内燃機
関本体1の取付部に締付ねじ等の固定手段により固定す
る。治具14の先端側にはタイミングベルト12を外周
面側から押圧するための押圧ローラ18が支持されてい
ると共に、エアシリンダ等の伸縮シリンダ19の基端部
が枢支されている。伸縮シリンダ19は、引張りばね2
0を介して内燃機関本体1側に弾力的に枢支されている
と共に、この伸縮シリンダ19の伸縮ロッドの先端部に
は球面係合部21が形成されている。
タイミングベルト12の張力調整の際には、あらかじめ
回動レバー22の基端部がクランクシャフト2に対して
適当な手段により固定され、この回動レバー22の先端
寄りの係合凹部22aに伸縮シリンダ19の伸縮ロッド
の先端部の球面保合部21が係合される。治具14の基
枠23の基端部には伸縮シリンダ24が支持されており
、この伸縮シリンダ24の伸縮ロッド25の先端部に形
成された押圧部材26がテンショナーローラ9のテンシ
ョナーローラ軸8を押圧するように構成されている。テ
ンショナーローラ軸8は、タイミングベルト12の張力
調整時においてはテンショナーローラ9がタイミングベ
ルト12の外周面側に接してタイミングヘルド12の張
力の増減作用を行うことができるように、内燃機関本体
1に対して移動可能に支持されており、タイミングベル
ト12の張力調整が終了した時点で締付ポルト等の固定
手段により内燃機関本体1に対して位置設定される。
タイミングベルト12の張力調整は以下の手順で行われ
る。カムシャフトプーリ5のカムシャフト4に形成され
ている係合孔27に回転抑止ビン28を係合させてカム
シャフトプーリ5が内燃機関本体1に対して回転しない
ように固定すると共に、押圧ローラ18によりタイミン
グベルト12の外周面側を押圧して必要なたわみ量だけ
たわませ、同時に伸縮シリンダ19を作動させてその伸
縮ロッドを伸張させることにより、回動レバー22をク
ランクシャフト2の正回転方向、すなわち第6図におい
て矢印A方向に一定のトルク値となるまで回動する。そ
の結果、クランクシャフトプーリ3とカムシャフトブー
I77との間のタイミングベルト12は押圧ローラ18
により一定量だけたわんだ状態で緊張するとともに、ク
ランクシャフトブーI73とカムシャフトブーIJ 5
との間のタイミングベルト12は相対的に弛緩する。そ
こで伸縮シリンダ24を作動させて押圧部材26により
テンショナーローラ軸8を押圧し、クランクシャフトプ
ーリ3とカムシャフトプーリ5との間のタイミングベル
ト12の張力が一定の張力となるまでテンショナーロー
ラ9を移動させる。このようにしてタイミングベルト1
2の張力が全周に亘って規定値となった後、カムシャフ
ト4の係合孔27から回転抑止ピン28を抜き去り、テ
ンショナーローラ軸8の内燃機関本体1に対する位置を
締付ボルト等の手段により固定してから、治具14を内
燃機関本体1から取り去ると共に、回動レバー22をク
ランクシャフト2から離脱させる。
そして、内燃機関本体l内の複数気筒のシリンダのうち
第1番シリンダのピネトンが上死点となるようにクラン
クシャフト2の位相角を設定し、カムシャフトプーリ7
を3山分だけ正回転方向に回転してタイミングベルト1
2を矢印A方向に送った後、カムシャフトプーリ7を4
山分だけ逆回転方向に回転してタイミングベルト12を
矢印B方向に送る。その状態で作業者がクランクシャフ
トプーリ3とカムシャフトプーリ7との間のタイミング
ベルト12を手により押圧してその時の感触および目視
により最終的にタイミングベルト12の張力状態を確認
していた。
(3)発明が解決しようとする問題点 従来、タイミングベルトの張力を調整する場合、治具を
用いて手作業により行っていたため、調整作業が非能率
で、作業者の感に頼っていたため張力の測定の精度は高
いとは言えず、又内燃機関の各部の部品の精度のばらつ
きや回転部の初動摩擦の影響を受は易く、更に、内燃機
関にタイミングベルトを装着した後直ちに張力調整作業
を行っていたため、タイミングベルトが回転部に馴染ん
でいない状態のまま張力調整を行うこととなり、一端張
力調整を行った後にタイミングベルトの張力にばらつき
が生じ、張力の再調整を行わざるを得ないといった不都
合が生じていた。
そこで本発明は、タイミングベルトの張力調整作業を自
動化し、高い精度で能率的に張力の調整を行うことがで
き、内燃機関の各部の部品の精度のばらつきや回転部の
初動時摩擦の影響を最少限に抑えつつ、張力の再調整を
行わなくとも済むようにした内燃機関用タイミングベル
トの張力自動調整装置を得ることを主な目的とするもの
である。
B0発明の構成 +11  問題点を解決するための手段本発明によれば
、クランクシャフトプーリからカムシャフトプーリに動
力を伝達するように掛け渡され、前記クランクシャフト
プーリに関し一側においてテンショナーローラにより押
圧されて張力が保持される内燃機関用タイミングベルト
の張力自動調整装置であって、前記クランクシャフトプ
ーリを前記内燃機関の外部から回転駆動するためのモー
タと、前記クランクシャフトプーリに関し前記テンショ
ナーローラに接していない側の前記タイミングベルトを
外周面側から押圧してそのときの前記タイミングベルト
の反力の大きさを測定する測定ユニットと、前記テンシ
ョナーローラを前記タイミングベルトの張力が増加する
方向に押圧して移動させるテンショナーローラ押圧ユニ
ットと、前記テンショナーローラのローラ軸の位置を前
記内燃機関に対して固定する固定具を操作するテンショ
ナーローラ軸位置固定具操作装置と、前記モータの回転
を制御しつつ前記測定ユニットの測定値に基づいて前記
タイミングベルトの張力を算出し、前記タイミングベル
トの張力が最適な張力となるように前記テンショナーロ
ーラ押圧ユニットの押圧力を制御するとともに、前記タ
イミングベルトの張力が最適な張力となったとき前記テ
ンショナーローラのローラ軸の位置を前記内燃機関に対
して固定するように前記テンショナーローラ軸位置固定
具操作装置の作動を制御する演算制御装置とを少なくと
も備えたことを特徴とする内燃機関用タイミングベルト
の張力自動調整装置が得られる。
(2)作 用 内燃機関用タイミングベルトの張力調整の際、先ず外部
モータをクランクシャフトに係合させ、このモータによ
り内燃機関の外部がらクランクシャフトプーリを回転さ
せることにより、タイミングベルトを回転部に馴染ませ
る。続いてクランクシャフトブーりに関しテンショナー
ローラに接していない側のタイミングベルトの外周面側
にタイミングベルトの反力の大きさを測定するための測
定ユニットを当接させると共に、テンショナーローラを
タイミングベルトの張力が増加する方向に押圧するよう
にして、テンショナーローラ押圧ユニットを設定する。
タイミングベルトの張力の調整はすべて自動的に行われ
、張力自動調整装置が備える演算制御装置は、モータの
回転を制御しつつ測定ユニットがタイミングベルトの反
力の大きさを測定して得られた測定値に基づいてタイミ
ングベルトの張力を算出し、算出された張力が最適な張
力となるようにテンショナーローラ押圧ユニットの押圧
力を制御する。そして、演算制御装置の作動により、タ
イミングベルトの張力が最適な張力となったとき、テン
ショナーローラ軸位置固定具操作装置は、テンショナー
ローラのローラ軸の位置を内燃機関に対して固定するよ
うに固定具を操作する。
(3)実施例 第1図において、内燃機関本体30は、キー溝32を有
するクランクシャフト31により回転駆動されるクラン
クシャフトブーIJ33と、吸気側のカムシャフト34
上に装着され周方向に複数個のプーリ孔36を有するカ
ムシャフトプーリ35と、排気側のカムシャフト37上
に装着され周方向に複数個のブーり孔39を有するカム
シャフトプーリ38と、内燃機関本体30上の枢支部4
0に基端部が枢支された揺動腕41の先端部に軸支され
、内燃機関本体30上の係止ビン・44に一端側か係止
された引張りばね45により常時引張り力を受けている
テンショナーローラ軸42上に装着されたテンショナー
ローラ43と、内燃機関本体30により軸支されたポン
プ軸46上に装着されたウォータポンプ駆動プーリ47
とを備え、クランクシャフトプーリ33、テンショナー
ローラ43、ウォータポンプ駆動プーリ47、カムシャ
フトプーリ35、カムシャフトブーIJ38には順次タ
イミングベルト48が掛け渡されている。ここで、タイ
ミングベルト48は、クランクシャフトプーリ33、ウ
ォータポンプ駆動プーリ47、カムシャフトプーリ35
.38に対しては内周面側において接し、テンショナー
ローラ43に対しては外周面側において接している。
第2図及び第3図において、基台49上には、タイミン
グベルト張力調整装W51が、内燃機関本体30と対向
するようにして配設されている。
タイミングベルト張力調整装置51は、基台49上にお
いて、前後進駆動装置50の作動により内燃機関本体3
0に対して接近及び離反するように移動することができ
る。
タイミングベルト張力調整装置51において、内燃機関
本体30と対面するようにして立設された支持板52の
前面側、すなわち内燃機関本体30側には、支持板52
の背後側からトルク検出器54、駆動軸55を介してク
ランクシャフト回転モータ53により回転駆動されるク
ランクシャフト回転ヘッド56、各カムシャフトプーリ
35゜38のプーリ孔36,39を貫通して各カムシャ
フトプーリ35,38の回転を抑止するための回転抑止
ピン57.58、支持板52の背後側からカムシャフト
プーリ締付具操作装置59.60により回転駆動される
ことにより各カムシャフトブー1J35,38の締付は
ナツトを回転する一対のナツト回転ヘッド61,62、
支持板52の背後側からテンショナーローラ軸位置固定
具操作装置63により回転駆動されることによりテンシ
ョナーローラ軸42の位置を固定するための締付はナツ
トを回転するナツト回転へラド64、測定ユニット65
及びテンショナーローラ押圧ユニット66がそれぞれ配
設されている。
第1図ないし第3図において、測定ユニット65は、支
持枠67により支持板52上に支持され、支持枠67上
に固定された基部ロッド駆動装置68により軸方向に滑
接駆動される一対の基部ロンドア0.71の先端部には
先部ロッド駆動装置72が取付けられている。先部ロッ
ド駆動装置72はタイミングベルト48を外周面側から
押圧するための押圧ローラ75を軸支する押圧ローラ支
持ヘッド74を先端部に備えた先部ロッド73を軸方向
に滑接駆動する。
第1図ないし第4図において、支持板52により支持さ
れた加圧器76により軸方向に滑接駆動される加圧ロッ
ド77の先端部には加圧ヘッド78が連結されており、
この加圧ヘッド78には、支持板52により支持された
加圧力調整器80により軸方向に滑接可能に支持された
作動ロッド81の先端部が連結腕79を介して連結され
ている。
特に第4図において、加圧ヘッド78は、内燃機関本体
30のテンショナローラ軸42上に回転自在に軸支され
たテンショナ−ラ43の外周面に当接して加圧器76の
作動によりテンショナローラ43をタイミングベルト4
8の張力が増加する向きに押圧移動させることができる
第5図において、カムシャフトブーIJ35をカムシャ
フト上に固定するためのカムシャフトプーリ締付具操作
装置59、カムシャフトブーIノ38をカムシャフト上
に固定するためのカムシャフトブーり締付具操作装置6
0、テンショナーローラ43の内燃機関本体30に対す
る位置を固定するためのテンショナーローラ軸位置固定
具操作装置63の各状態を示す信号は、メモリー85、
プリンター86を備える演算制御装置84へ送られ、演
算制御装置84が備える判定器93により判定される。
この判定器93の判定結果は作動指令信号としてそれぞ
れ力ムシャフトブーり締付具操作装置59,60、テン
ショナーローラ軸位置固定具操作装置63へ送られる。
このときのカムシャフトプーリ締付具操作装置59.6
0の操作力、テンショナーローラ軸位置固定具操作装置
の操作力の大きさは、例えば締付はナンドの締付はトル
ク等の形で、それぞれ表示器94,95.96上に表示
される。
クランクシャフト31を回転するためのモータ53は、
トルク検出器54、ブレーキ88およびクラッチ89を
備え、トルク検出器54により検出されたトルクはトル
ク信号として信号化され、増幅器83を経て演算制御装
置84へ送られる。
このときのトルクの大きさはトルク表示装置87により
表示されると共に、演算制御装置84から送られたモー
タ53の回転制御信号はモータ53、ブレーキ88及び
クラッチ89へ送られる。
タイミングベルト48を押圧する測定ユニット65は、
タイミングベルト48からの反力を測定してそのときの
反力の大きさに相当する荷重を信号化する荷重信号発生
器90を備え、この荷重信号発生器90が発生した荷重
信号は増幅器91を経て演算制御装置84へと送られる
と共に、このときの荷重の大きさは荷重表示装置92に
より表示される。そして、荷重信号発生器90が発生し
た荷重信号の大きさに応じて演算制御装置84から送ら
れた加圧力制御信号は加圧力調整器80へ送られ、この
加圧力調整器80による加圧力調整作用に従ってテンシ
ョナーローラ43に対する加圧器76の加圧作動が制御
される。
以上のタイミングベルト張力自動調整装置の作動は、−
例として以下のように行われる。
第2図のように、タイミングベルト張力調整装置51が
内燃機関本体30と対面した状態で内燃機関本体30に
接近し、まずクランクシャフト回転ヘッド56がクラン
クシャフト回転モータ53により回転されつつクランク
シャフト31と嵌合してキー溝32を介してクランクシ
ャフト31ヘトルクを伝達し、クランクシャフトプーリ
33を正転方向、すなわち第1図の矢印イ方向に回転す
る。クランクシャフトプーリ33の回転中に測定ユニッ
ト65が作動して、押圧ローラ75がクランクシャフト
プーリ33とカムシャフトプーリ38との中間点におい
てタイミングベルト48の外周面側からタイミングベル
ト48をあらかじめ設定された一定量だけ押圧する。引
続いてテンショナーローラ押圧ユニット66が作動し、
加圧ヘッド78がテンショナーローラ43を加圧するこ
とにより、テンショナーローラ43がクランクシャフト
プーリ33とウォータポンプ駆動ブー+747との中間
点においてタイミングベルト48を外周面側から押圧す
る。
クランクシャフトブーIJ33がクランクシャフト回転
モータ53により更に回転され続け、続いてカムシャフ
トブーり締付具操作装置59の作動により回転抑止ピン
57が吸気側のカムシャフトプーリ35のプーリ孔36
に貫入してカムシャフトプーリ35の回転を抑止する。
その結果、クランクシャフトプーリ33と排気側のカム
シャフトプーリ38との間のタイミングベルト48に強
い引張り力が発生することにより、測定ユニ7ト65の
押圧ローラ75には強い反発力が生じる。このとき、測
定ユニット65の荷重信号発生器90が発生した押圧ロ
ーラ75にかかる反発荷重に対応した荷重信号は、増幅
器91を経て演算制御装置84へ送られ、この演算制御
装置84において押圧ローラ75にかかるタイミングベ
ルト48の反発荷重があらかじめ設定された設定値の範
囲内と判断された場合には、そのときの荷重の大きさが
荷重表示装置92により表示される。
この間、トルク検出器54により検出されたトルクに応
じたトルク信号は増幅器83を経て演算制御装置84へ
送られ、このときのトルクがあらかじめ設定された値の
範囲内であれば、演算制御装置84からの指令信号に基
づいてクラッチ89が遮断され、クランクシャフト33
の正転方向への回転が停止されると共に、そのときのト
ルクの大きさはトルク表示装置87により表示される。
そして、荷重信号発生器90により発生された荷重信号
とトルク検出器54から送られたトルク信号とが、それ
ぞれあらかじめ設定された値の範囲内となった時点で、
テンショナーローラ押圧ユニット66の加圧ヘッド78
による加圧動作がそのときの状態のままで停止され、直
ちにテンショナーローラ軸位置固定具操作装置63が作
動してテンショナーローラ43のテンショナーローラ軸
42の位置が固定具によりそのときの位置に固定される
引続いてクランクシャフト回転モータ53によりクラン
クシャフトプーリ33が逆回転、すなわち第1図の矢印
口の方向に回転される。その結果、タイミングベルト4
8の張力の偏りが解消され、タイミングベルト48の全
長に亘って張力が平均化するようになる。その後、回転
抑止ビン58が排気側のカムシャフトプーリ38のプー
リ孔39に貫入してカムシャフトプーリ38の回転を抑
止する。そしてこのときのクランクシャフトプーリ33
とカムシャフトプーリ38との間のタイミングベルト4
8による反発荷重が測定ユニット65の荷重信号発生器
9oにより測定され、この荷重信号発生器90により発
生された荷重信号は、増幅器91を経て演算制御装置8
4へ送られると共に、そのときの荷重はタイミングベル
ト48の正規の張力に対応する反発荷重として荷重表示
装置92により表示される。
この状態で、トルク検出器54のトルク信号は増幅器8
3を経て演算制御装置84へ送られ、このときのクラン
クシャフト回転ヘッド56のトルクがあらかじめ設定さ
れた範囲のトルクとなったとき、演算制御装置84がら
のクランクプーリ逆転停止指令信号によりクランクシャ
フト回転ヘッド56の逆回転が停止されると共に、その
ときのクランクシャフト回転ヘッド56のトルクがトル
ク表示装置87により表示される。そして直ちにカムシ
ャフトブーり締付具操作装置59,60が作動して各カ
ムシャフトプーリ35.38がそれぞれ対応するカムシ
ャフト34.37上に締付は固定される。
以上の一連の作動が完了すると、測定ユニット65の押
圧ローラ75及びテンショナーローラ押圧ユニット66
の加圧ヘッド78がそれぞれ後退し、更にタイミングベ
ルト張力調整装置51が内燃機関本体30から離反する
方向に後退する。
C0発明の効果 以上のように本発明によれば、タイミングベルトの張力
自動調整装置がクランクシャフトプーリを回転駆動する
ためのモータを備えているので、タイミングベルトが回
転部に馴染んでからタイミングベルトの張力を調整する
ことができ、その結果タイミングベルトの張力の大きな
ばらつきが防止されると共に張力の再調整を行う必要が
なくなる。又クランクシャフトブーりに関しテンショナ
ーローラに接していない側のタイミングベルトを外周面
側から押圧してそのときのタイミングヘルドの反力の大
きさを測定する測定ユニットを備えているので、タイミ
ングベルトの張力の大きさを作業者の感に顛らずにばら
つきなく測定することができ、テンショナーローラをタ
イミングベルトの張力が増加する方向に押圧して移動さ
せるテンショナーローラ押圧ユニットを備えているので
、人力によらず機械力によって円滑にしかも効率的にテ
ンショナーローラを押圧することができる。
そして、テンショナーローラのローラ軸の位置を内燃機
関に対して固定する固定具を操作するテンショナーロー
ラ軸位置固定具操作装置を備えているので、機械力によ
り常に一定の固定力でテンショナーローラ軸位置固定具
を操作することができる。更に、モ”−タ、測定ユニッ
ト、テンショナーローラ押圧ユニット及びテンショナー
ローラ軸位置固定具操作装置の作動を制御する演算制御
装置を備えているので、タイミングベルトの張力調整作
業を自動化し、高い精度で能率的にタイミングベルトの
張力の調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は内燃機関本体と本発明の一実施例に基づくタイ
ミングベルトの張力自動調整装置の各作動部の配設状態
を示す透視立面図、第2図は内燃機関本体と張力自動調
整装置の位置関係を示す要部側面図、第3図は張力自動
調整装置の正面図、第4図はテンショナーローラ押圧ユ
ニットとテンショナーローラとの関係を示す要部側面図
、第5図は張力自動調整装置の制御回路図、第6図は従
来のタイミングベルト張力調整装置を使用して内燃機関
のタイミングベルトの張力を調整する場合の立面図であ
る。 30・・・内燃機関、33・・・クランクシャフトプー
リ、35.38・・・カムシャフトプーリ、42・・・
テンショナーローラ軸、43・・・テンショナーローラ
、48・・・タイミングベルト、53・・・クランクシ
ャフト回転モータ、63・・・テンショナーローラ軸位
置固定具操作装置、65・・・測定ユニット、66・・
・テンショナーローラ押圧ユニット、84・・・演算制
御装置 特 許 出 願 人  本田技研工業株式会社代理人 
  弁理士  落  合     健第2図 ?n 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クランクシャフトプーリ(33)からカムシャフトプー
    リ(35、38)に動力を伝達するように掛け渡され、
    前記クランクシャフトプーリ(33)に関し一側におい
    てテンショナーローラ(43)により押圧されて張力が
    保持される内燃機関(30)用タイミングベルト(48
    )の張力自動調整装置であって、前記クランクシャフト
    プーリ(33)を前記内燃機関(30)の外部から回転
    駆動するためのモータ(53)と、前記クランクシャフ
    トプーリ(33)に関し前記テンショナーローラ(43
    )に接していない側の前記タイミングベルト(48)を
    外周面側から押圧してそのときの前記タイミングベルト
    (48)の反力の大きさを測定する測定ユニット(65
    )と、前記テンショナーローラ(43)を前記タイミン
    グベルト(48)の張力が増加する方向に押圧して移動
    させるテンショナーローラ押圧ユニット(66)と、前
    記テンショナーローラ(43)のローラ軸(42)の位
    置を前記内燃機関(30)に対して固定する固定具を操
    作するテンショナーローラ軸位置固定具操作装置(63
    )と、前記モータ(53)の回転を制御しつつ前記測定
    ユニット(65)の測定値に基づいて前記タイミングベ
    ルト(48)の張力を算出し、前記タイミングベルト(
    48)の張力が最適な張力となるように前記テンショナ
    ーローラ押圧ユニット(66)の押圧力を制御するとと
    もに、前記タイミングベルト(48)の張力が最適な張
    力となったとき前記テンショナーローラ(43)のロー
    ラ軸(42)の位置を前記内燃機関(30)に対して固
    定するように前記テンショナーローラ軸位置固定具操作
    装置(63)の作動を制御する演算制御装置(84)と
    を少なくとも備えたことを特徴とする内燃機関用タイミ
    ングベルトの張力自動調整装置。
JP27079586A 1986-11-13 1986-11-13 内燃機関用タイミングベルトの張力自動調整装置 Granted JPS63125848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27079586A JPS63125848A (ja) 1986-11-13 1986-11-13 内燃機関用タイミングベルトの張力自動調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27079586A JPS63125848A (ja) 1986-11-13 1986-11-13 内燃機関用タイミングベルトの張力自動調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63125848A true JPS63125848A (ja) 1988-05-30
JPH0255663B2 JPH0255663B2 (ja) 1990-11-28

Family

ID=17491112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27079586A Granted JPS63125848A (ja) 1986-11-13 1986-11-13 内燃機関用タイミングベルトの張力自動調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63125848A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0369349U (ja) * 1989-10-31 1991-07-10
JPH03115240U (ja) * 1990-03-12 1991-11-28
WO2002048577A1 (de) * 2000-12-12 2002-06-20 Ina-Schaeffler Kg Spannvorrichtung für einen zugmittelrieb

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0369349U (ja) * 1989-10-31 1991-07-10
JPH03115240U (ja) * 1990-03-12 1991-11-28
WO2002048577A1 (de) * 2000-12-12 2002-06-20 Ina-Schaeffler Kg Spannvorrichtung für einen zugmittelrieb

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0255663B2 (ja) 1990-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8668027B2 (en) Power tool
JPH0342619B2 (ja)
KR101496114B1 (ko) 페달용 내구 시험장치
JPS63125848A (ja) 内燃機関用タイミングベルトの張力自動調整装置
JP2022524541A (ja) ボルト引張工具
JP2004521235A (ja) 内燃機関の弁駆動装置
JP3635616B2 (ja) トルク保証付き締結装置
JPH0124449Y2 (ja)
JP2941321B2 (ja) 内燃機関のベルトテンション装置
JPH0515069Y2 (ja)
JPH0247796Y2 (ja)
JPH0749107Y2 (ja) タイミングベルトの張力調整装置
JPS632683Y2 (ja)
JP2706158B2 (ja) エンジンのバルブクリアランス並びにバルブタイミング設定装置
JPH05208483A (ja) 台形状の見当誤差修正のための方法とその装置
CN218363253U (zh) 一种双向自动预紧防松胶螺钉的设备
JPH10267094A (ja) ベルトの張力調整装置
JP3230808B2 (ja) ベルト張力調整治具
JP2004053295A (ja) タイミングベルト張力測定治具
US20230111557A1 (en) Attachment structure of auto tensioner
JPS5824663Y2 (ja) ベルト伝動機構における無端ベルトの張り状態調節装置
JPS6027707A (ja) エンジンのバルブクリアランス自動調整方法
JPS6388359A (ja) タイミングベルトの張力調整方法
JPS6111557Y2 (ja)
JP2925021B2 (ja) 枚葉印刷機の版ひねり自動調整機構