JPS6312391Y2 - - Google Patents

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JPS6312391Y2
JPS6312391Y2 JP1980178161U JP17816180U JPS6312391Y2 JP S6312391 Y2 JPS6312391 Y2 JP S6312391Y2 JP 1980178161 U JP1980178161 U JP 1980178161U JP 17816180 U JP17816180 U JP 17816180U JP S6312391 Y2 JPS6312391 Y2 JP S6312391Y2
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JP
Japan
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keyboard
pressed
key
switching element
semiconductor switching
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JP1980178161U
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JPS57100796U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動伴奏装置を有する電子楽器に関
する。
従来電子楽器として、コード伴奏用鍵盤を左手
の一本の指で押鍵することによりコードを自動伴
奏するものが知られている。
本考案は、この種の電子楽器を用いて自動伴奏
するとき、鍵盤を押鍵する一本の指以外の指が常
に遊んでいることに着目し、この指を有効に使つ
て更に高度で豊かな演奏を行なうことができる電
子楽器を提供することを目的とするもので、コー
ド伴奏用鍵盤の1つの押鍵時には押鍵した該鍵盤
に対応するコード信号を出力し、前記鍵盤の2つ
以上の押鍵時には優先順位が上の前記鍵盤に対応
するコード信号を出力するようにした電子楽器に
おいて、前記鍵盤の押鍵時に作動する複数の鍵盤
スイツチにそれぞれ接続された複数のスイツチン
グ素子と該複数のスイツチング素子がそれぞれオ
ンした時作動するリズム音発生装置等のメロデイ
用以外の音源回路とを備え、前記鍵盤を2つ以上
押鍵した時、押鍵した2つ以上の鍵盤の中で優先
順位が下の鍵盤に対応する前記スイツチング素子
が優先順位が上の鍵盤に対応する前記スイツチン
グ素子に優先してオンになるようにしたことを特
徴とする。
以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第1図に示す一実施例の回路において、1−
1,1−2,1−3……はそれぞれコード伴奏用
鍵盤の例えばC,C#,Dコード伴奏用鍵盤を押
鍵することにより閉成される鍵盤スイツチで、こ
れらの鍵盤スイツチ1−1,1−2,1−3……
はそれぞれ優先回路6における半導体スイツチン
グ素子5−1,5−2,5−3……の制御極5−
1a,5−2a,5−3a……に接続する。この
優先回路6はコード伴奏用鍵盤を同時に2つ以上
押鍵したとき所定の鍵盤に対応するコード信号を
優先的に出力させるために、2つ以上の該鍵盤ス
イツチ1−1,1−2,1−3……のうち所定の
鍵盤スイツチに対応する出力回路を優先して閉成
する回路で、この場合、鍵盤スイツチ1−1,1
−2,1−3……の順で優先順位が高く構成され
る。前記半導体スイツチング素子5−1,5−
2,5−3……の出力極5−1b,5−2b,5
−3b……はそれぞれそのコード伴奏用鍵盤に対
応するコードマトリツクス回路閉成用半導体スイ
ツチング素子7−1,7−2,7−3……に接続
される。また該半導体スイツチング素子5−1の
他の1極はダイオード8−1を介して定電流源9
に接続され、半導体スイツチング素子5−2の他
の1極はダイオード8−2,10−1を介して、
半導体スイツチング素子5−3の他の1極は、ダ
イオード8−3,10−2,10−1を介してそ
れぞれ定電流源9に接続する。すなわち優先順位
が下の半導体スイツチング素子5ほど定電流源9
に対し直列に接続されるダイオード10の数が増
加する。
前記半導体スイツチング素子3−1,3−2…
…の制御極3−1a,3−2a……は鍵盤スイツ
チ1−1,1−2……の出力側2−1,2−2…
…に接続され、出力極3−1b,3−2b……は
コンデンサ14を介してメロデイ用音源回路以外
の例えばリズム音発生装置の音源回路4に接続さ
れる。また半導体スイツチング素子3−1の他の
1極はダイオード11−1,12−1,12−2
等を介して定電流源13に接続され、半導体スイ
ツチング素子3−2の他の1極はダイオード11
−2,12−2等を介して、3−3の他の1極は
ダイオード11−3等を介して定電流源13に接
続される。このように半導体スイツチング素子3
の他の1極は優先順位が下の鍵盤に属するものほ
ど定電流源13に対し直列接続されるダイオード
12の数は少ない。
尚、15−1は半導体スイツチング素子7−1
の出力により制御される半導体スイツチング素
子、16−1はコードマトリツクス回路、17−
1はコードゲート、18はコード信号源である。
半導体スイツチング素子7−2,7−3……につ
いても他の半導体スイツチング素子を介してコー
ドマトリツクス、コードゲート(図示しない)に
接続する。
かくして、例えばCコードの鍵盤を押鍵し、鍵
盤スイツチ1−1が閉成されると、該スイツチの
開放時電源線19から+Eの電圧が加わつていた
出力側2−1の電圧は+V(E>V、但し、Vは
電源線20の電圧)に低下するから、半導体スイ
ツチング素子5−1,7−1,15−1が順次オ
ンになつてコードマトリツクス回路(16−1)が
作動し、その結果コードゲート17−1が開かれ
てコード信号源18からコード信号が出力する。
同時に半導体スイツチング素子3−1がオンにな
ることによりリズム音発生装置の例えばシンバル
音源回路4にコンデンサ14より出力するパルス
が加わりシンバル音が発生する。
次いで、Cコードで伴奏していときに例えばシ
ンバル音を単発的に発生させたい場合には、今押
鍵しているCコードの鍵盤に対して優先順位が下
の鍵盤例えばC#コードの鍵盤を左手の他の指で
押鍵する。C#コードの鍵盤の押鍵により鍵盤ス
イツチ1−2が閉成され、ダイオード12−1の
存在のために半導体スイツチング素子3−2のみ
がオンになり、コンデンサ14より出力するパル
スがリズム音発生装置の例えばシンバル音源回路
4に加わりシンバル音が発生する。この時半導体
スイツチング素子5−2は、5−1がすでにオン
になつているためオンにならないから、Cコード
信号がつづいて出力する。第2図は、第1図の回
路のように1つの鍵盤を押鍵したときコード音と
例えばシンバル音が同時に出力しては不都合であ
る場合に用いられる本考案の他の実施例の回路図
である。
第1図と同じようにコード伴奏用鍵盤の押鍵に
より閉成される鍵盤スイツチ1−1,1−2,1
−3……の優先回路6が設けられる。3−1,3
−2,3−3……は半導体スイツチング素子で、
この半導体スイツチング素子のベース極はコード
マトリツクス回路閉成用半導体スイツチング素子
7−1,7−2,7−3……の出力極に接続さ
れ、エミツタである制御極3a−1,3a−2,
3a−3……は鍵盤スイツチ1−1,1−2,1
−3……の出力側2−1,2−2,2−3……に
ダイオード21を介して接続され、出力極3b−
1,3b−2,3b−3……はコンデンサ14を
介してリズム音発生装置の音源回路4に接続され
る。
尚第1図と同一符号は同一のものを示す。ま
た、鍵盤スイツチ1−1,1−2,1−3……が
すべて開放状態にあるとき、d1,d2,d3の電位は
オフ状態にある半導体スイツチング素子7−1,
7−2,7−3……の出力極の点Cの電位により
半導体スイツチング素子3−1,3−2,3−3
……がオンにならないような値に設定する。(第
3図A及びBのc,dは点c,dの電位を示す。) 今、例えばCコード鍵盤を押鍵し鍵盤スイツチ
1−1が閉成されると、半導体スイツチング素子
5−1,7−1がオンになり、(点b1,c1の電位
は第3図Aのb,cを参照。)前述と同様にCコ
ード信号が出力するが、半導体スイツチング素子
3−1はオンにならないので、例えばシンバル音
は発生しない。(点d1,e1の電位は第3図Aのd,
e参照。)次いでCコードで伴奏しているときに
例えばシンバル音を単発的に発生させたい場合に
は、今押鍵しているCコードの鍵盤に対して優先
順位が下の鍵盤例えばC#コードの鍵盤を左手の
他の指で押鍵する。この鍵盤の押鍵で鍵盤スイツ
チ1−2が閉成されると、d2点の電位は電源線2
0の電位Vとなる(第3図Bのd)。一方優先回
路6の半導体スイツチング素子5−2及びコード
マトリツクス回路閉成用半導体スイツチング素子
7−2はオフのままである。(点b2,c2の電位は
第3図Bのb,c参照)から、半導体スイツチン
グ素子3−2のベース極とエミツタ極である制御
極3−2a間の電圧が正方向に増加して該素子3
−2はオンになり、(点e2の電位は第3図Bのe
参照。)、その結果コンデンサ14からパルスが出
力しシンバル音源回路4からシンバル音が出力す
る。尚、第3図A、第3図Bのaはともに点aの
電位を示す。
このように本考案によるときは、1つのコード
伴奏用鍵盤の押鍵でコード伴奏を行なうことがで
き、2つ以上の鍵盤の同時押鍵時には優先した鍵
盤のコード伴奏を行なうことができる電子楽器に
おいて、コード伴奏の際遊んでいる指を使つて例
えばシンバル音を発生させることができるため、
高度で豊かな演奏を容易に行なうことができる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の回路図、第2図は
他の実施例の回路図、第3図A、第3図Bは第2
図の回路における各部の電位を示すタイムチヤー
トである。 1−1,1−2,1−3……鍵盤スイツチ、2
−1,2−2,2−3……出力側、3−1,3−
2,3−3……半導体スイツチング素子、4……
音源回路、5−1,5−2,5−3……半導体ス
イツチング素子、6………優先回路、7−1,7
−2,7−3……半導体スイツチング素子、16
−1……コードマトリツクス回路、17−1……
コードゲート、18……コード信号源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コード伴奏用鍵盤の1つの押鍵時には押鍵した
    該鍵盤に対応するコード信号を出力し、前記鍵盤
    の2つ以上の押鍵時には優先順位が上の前記鍵盤
    に対応するコード信号を出力するようにした電子
    楽器において、前記鍵盤の押鍵時に作動する複数
    の鍵盤スイツチにそれぞれ接続された複数のスイ
    ツチング素子と該複数のスイツチング素子がそれ
    ぞれオンした時作動するリズム音発生装置等のメ
    ロデイ用以外の音源回路とを備え、前記鍵盤を2
    つ以上押鍵した時、押鍵した2つ以上の鍵盤の中
    で優先順位が下の鍵盤に対応する前記スイツチン
    グ素子が優先順位が上の鍵盤に対応する前記スイ
    ツチング素子に優先してオンになるようにしたこ
    とを特徴とする電子楽器。
JP1980178161U 1980-12-13 1980-12-13 Expired JPS6312391Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980178161U JPS6312391Y2 (ja) 1980-12-13 1980-12-13

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JP1980178161U JPS6312391Y2 (ja) 1980-12-13 1980-12-13

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Publication Number Publication Date
JPS57100796U JPS57100796U (ja) 1982-06-21
JPS6312391Y2 true JPS6312391Y2 (ja) 1988-04-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5924079Y2 (ja) * 1976-11-30 1984-07-17 ヤマハ株式会社 電子楽器装置

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JPS57100796U (ja) 1982-06-21

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