JPS63123397A - 新規ポリペプチド - Google Patents

新規ポリペプチド

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JPS63123397A
JPS63123397A JP61271605A JP27160586A JPS63123397A JP S63123397 A JPS63123397 A JP S63123397A JP 61271605 A JP61271605 A JP 61271605A JP 27160586 A JP27160586 A JP 27160586A JP S63123397 A JPS63123397 A JP S63123397A
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JP
Japan
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dna
formula
polypeptide
added
amino acid
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Application number
JP61271605A
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English (en)
Inventor
Tadashi Matsumoto
正 松本
Naoko Harada
原田 菜穂子
Kazuo Yamaguchi
和夫 山口
Yuki Komatsu
小松 由紀
Seiga Itou
伊藤 菁莪
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KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/54Interleukins [IL]
    • C07K14/545IL-1
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なインターロイキン−1活性を示すポリペ
プチド、該ポリペプチドをコードするDNA断片、該D
NA断片を組み込んだ組換え体プラスミド、該プラスミ
ドを含む微生物および該微生物を用いるインターロイキ
ン−1活性を示すポリペプチドの製造法に関する。
産業上の利用分野 インターロイキン−1(以下IL−1と略記する)は、
活性化されたマクロファージにより産生されるモノカイ
ンの1種である。IL−1はT細胞などに働き免疫増強
作用を示し、制ガン剤あるいは抗感染症剤としての臨床
応用が期待されている。本発明のIL−1活性を示すポ
リペプチドも、IL−1と同様医薬としての利用が期待
される。
従来の技術 近年急速に発展している組換えDNA技術は高等生物の
細胞では生産量が少なく分離が困難な物質を微生物で大
量に生産することを可能にした。
IL−1に関しては、アーロンらがヒト末梢血マクロフ
ァージ由来のcDNAを大腸菌にクローン化し、その塩
基配列を決定したことが報告されている〔フィリップ・
イー・アーロン(Philip、巳、Auron)  
ら、プロシイ−ディング・オブ・ザ・ナショナル・アカ
デミイ・オブ・サイエンス(Proc、Natl、Ac
ad、Sci、) 、81 7907(1984) )
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、IL−1活性を有しかつ哺乳動物に対
して実質的に発熱性を有しないポリペプチドを安価に大
量に製造する手段を提供すことにある。
問題点を解決するための手段 本発明者はヒト末梢血マクロファージ由来のIL−1c
DNAを大腸菌にクローン化し、全塩基配列を決定した
。その塩基配列は第1表に示したが、コードするアミノ
酸配列はアーロンらが報告したものと一致した。
次いで本発明者は、第1表に示されたIL−1のcDN
AよりIL−1発現プラスミドを作成し、クローン化し
た大腸菌を培養し、IL−1を生産し、このILLIを
高度に精製した後、酵素で分解したときに、IL−1活
性を示すポリペプチドが製造できることを見出し、本発
明を完成するに至った。
第   1   表 GluLeuLysAlaLeut(isLeuGIn
G1yGInAspMetGluGlnG1nVaIV
a]PheSer14etAspPheThrMetG
]nPheValSerSer本本本^ATGT GG
ACTCAATCCCTAG GGCTG GCAGA
AAGGG AACAGAAA GGTTTTTGAG
TACGGCT発明の詳細な説明 本発明によれば、新規なIL−1活性を示すポリペプチ
ド、該ポリペプチドをコードするDNA断片および該D
NA断片を組み込んだ組換え体プラスミド、該プラスミ
ドを含む微生物および該微生物を用いる新規な■L−1
活性を示すポリペプチドの製造法が提供される。
本発明のIL−1活性を示すポリペプチドは、ヒトイン
ターロイキン−1を酵素、たとえばアクロモバクター・
プロテアーゼIまたはスタフィロコッカス・アウレウス
■8プロテアーゼで処理して得られ、インターロイキン
−1活性を有し、かつ哺乳動物に対して発熱作用を実質
的に有しないポリペプチドである。本発明のポリペプチ
ドの具体例は下記式で示されるアミノ酸配列を有する。
(a)   Arg−Phe−Val−Phe−Asn
−Lys   (式A−4)Gin−Gin−Lys 
  (武人−3)(d)   Asn−Tyr−Pro
−Lys−Lys−Lys−Met−Glu−Lys−
Arg−Phe−Va 1−Phe−Asn−Lys−
I 1e−G 1u−11e−Asn−Asn−Lys
  (式A−10)(e)  L e u −L y 
s−^1a−Leu−His−Leu−Gln−Gly
−Gln−Asp=−Met−GJu−Gln−Gln
−11al−Val−Phe−3er−Met−3er
−Phe−Val−Gln−Gly−Glu−Glu−
3er−Asn−Asp−Lys−rle−Pro−V
al−Ala−Leu−Gly−しeu−Lys−Gl
u−Lys−Asn−Leu−Tyr−Leu−3er
−Cys−Val−Leu−Lys−Asp−Asp−
Lys−Pro−Thr−Leu−Gln−Leu−G
lu  (式V8−11)(式中記号に対応するアミノ
酸は次のとおりである。
Aha:アラニン、Arg:アルギニン、Asn:アス
パラギン、Asp:アスパラギン酸、Cysニジスティ
ン、Gln:グルタミン、Glu:グルタミン酸、Ga
yニゲリシン、His:ヒスチジン、Ile:イソロイ
シン、Leu:clイシン、Lys :リジン、Met
:メチオニン、Phe:フェニルアラニン、Pro:フ
ロリン、Ser :セリン、Thr:スレオニン、Ty
r :チロシン、val:バリン) (以下これらの式
で表されるポリペプチドをそれぞれA−4,V8−7.
A−3,Δ−10,V8−11と称する)ヒトインター
ロイキン−1は、ヒト末梢血マクロファージ由来のIL
−1cDNΔを大腸菌にクローン化し、該大腸菌を培地
に培養し、培養物中にIL−1を蓄積させ、培養物から
該IL−1を採取することによって得ることができる。
IL−1cDNAとしては、pcDIL−1またはpC
D−415を用いることができる。pcDIL−1の製
造は参考例に示すとおりに行う。pcD−415の製造
はプロシーディング・オブ・ザ・ナショナル・アカデミ
イ・オブ・サイx ンx (Proc、 Natl、 
Acad、Sci、 )81 。
7907、  (1984)に記載されている方法によ
って行う。
ヒ)IL−1をコードするDNAを組み込むプラスミド
としては、大腸菌で該DNAが発現できるものならいか
なるプラスミドでも使うことができる。好ましくは、適
当なプロモーター、例えば、trp系、lac系のプロ
モーターの下流に開始コドン(ATG)を有し、制限酵
素で切断したときに3′末端側に開始コドンを残し、外
来DNAを挿入することができ、しかもシャイン−ダル
カリ配列(以下SD配列と略記する)と開始コドンの間
を適当な距離、例えば6〜18塩基対に調製したプラス
ミド(ATGベクター)が用いられる。具体的に好適な
例としてはpTrs20 (参考例2)などがあげられ
る。
ヒトIL  1cDNAとしてpcDIL−1を、該c
DNAに開始コドンを与えるプラスミドとしてpTrs
20をそれぞれ用いてヒトIL−1をコードするDNA
を組み込んだ組換え体プラスミドpLIc12を造成す
る例を以下に述べる。
第1図に示したようにして、pcDIL−1を13am
HIとDpn Iで切断し低融点アガロースゲル電気泳
動法(LC,T法)〔エル・ライスラング(L、Wie
slander) :アナリティカ/L/ l ハイオ
ケミストリイ(^nalytical Biochem
istry)因、305 (1979):lにて約1,
000塩基対(以下bpと略記する)のDNA断片を精
製する。またpTrs20をSac ■で切断し、T4
ポリメラーゼで処理した後にPstIで切断しl、lK
l]のDNA切断を得、さらにpGELlをPstIと
BamHlで切断し1.7にbのDNA断片を得る。こ
のようにして(尋られたDNA@)qをT4DNAリガ
ーゼにより結合し、p L I C12を得る。
上記組換え技法における反応の条件は、一般的に下記の
とおりである。
DNAの制限酵素による消化反応は通常0.1〜20J
1gのDNAを2〜2GQmM(好ましくは10〜40
mM)のTr i 5−HCj! (pH6,0〜9.
5好ましくはp H7,0〜8.0)、0〜200mM
のNacj!、2〜20mM(好ましくは5〜10mM
)のMgCβ2を含む反応液中で、1尾のDNAに対し
て制限酵素0.1〜100単位(好ましくは1〜3単位
)を用い、20〜70℃(至適温度は用いる制限酵素に
より異なる)において、15分間〜24時間行う。
反応の停止は、通常55〜75℃で、5〜30分間加熱
することによるが、フェノールまたはジエチルピロカー
ボネートなどの試薬により制限酵素を失活させる方法も
用いることができる。
制限酵素消化によって生じたDNA断片の精製は、前記
LGT法などを用いる。
DNA断片の結合方法は、2〜200mM(好ましくは
10〜4QmM)のTris−HCj!(pH6,1〜
9.5、好ましくはp H7,0〜8.0)、2〜20
mM(好ましくは5〜10mM)のMgCL 、0.1
〜10mM (好ましくは0.5〜2.0mM)のAT
P、1〜50mM(好ましくは5〜10mM)のジチオ
スレイトールを含む反応液中で、T、4DNAリガーゼ
0,3〜10単位を用い、1〜37℃(好ましくは3〜
20℃)で15分間〜72時間(好ましくは2〜20時
間)行う。
結合反応によって生じた組換え体プラスミドDNAは、
必要によりコーエンらの形質転換法〔ニス・エヌ・コー
エン(S、 N、 Cohen)ら:プロシーディング
・オブ・ザ・ナショナル・アカデミイ・オブ・サイエン
ス(Proc、 Vatl、^cad、Sci、 )。
69 2110 (1972) )によって、大腸菌に
導入する。
組換えプラスミドDNAを持つ大腸菌から該DNAの単
離は、バーンボイムらの方法〔エイチ・シー・バーンボ
イム(tl、 C,Birnboim)  ら:ヌクレ
イック・アシッド・リサーチ(Nucleic。
Ac1d、Re+J 7.1513 (1979))な
どを用いて行う。
プラスミドDNAを1〜10種類の制限酵素で切断後ア
ガロースゲル電気泳動あるいはポリアクリルアミドゲル
電気泳動により切断部位を調べる。さらにDNAの塩基
配列を決定する必要があるときは前述のメッシング(M
ess ing)の方法〔ジー7 (Gen6)旦、 
269 (1982) )によって決定する。
以上のような条件で組換え体プラスミドDNAを製造す
ることができる。
本発明のIL−1活性を示すポリペプチドは以下のとお
りに製造できる。すなわち、プラスミド(例えばpLI
c12)を用いて[EscherichiaColi 
KM430 (工業技術院微生物工業技術研究所に昭和
61年2月1日付でF E RM  BP−981とし
て寄託しである。)を形質転換させ、アンピシリン耐性
(Ap’以下同じ)のコロニーの中からpLIc12を
有する大腸菌を選びだす。
pLIc12を有する大腸菌を培地に培養することによ
り培養物中に該ポリペプチドの前駆体ポリペプチドを生
成させることができる。
ここで用いる培地としては大腸菌の生育ならびに上記前
駆体ポリペプチドの生産に好適なものならば合成培地、
天然培地のいずれも使用できる。
炭素原としては、グルコース、フラクトース、ラクトー
ス、クリセロール、マンニトール、ソルビトールなどが
、窒素源としては、NH,Cβ、(NHl>2so4、
ガザミノ酸、酵母エキス、ポリペプトン、肉エキス、バ
クトドリブトン、コーン・ステイープ・リカーなどが、
その他の栄養源としテハ、KtHPO4、KH2PO,
、NaCj!、Mg5Oa、ビタミ/ B ISM g
 C12などが使用できる。
培養はp H5,5〜8.5、温度18〜40℃で通気
攪拌培養により行われる。培養5〜90時間で培養菌体
中にIL−1が蓄積するので、培養物から菌体を集菌し
、菌体を超音波処理により破砕し、遠心してから上清を
65%硫酸沈殿により、IL−1を分離・精製できる。
更にIL−1を、高速液体クロマトグラフィ(HPLC
)にかけて高度に精製することができる。蛋白量の測定
はエム・エム・ブラッドフォードの方法〔エム・エム・
ブラッドフォード(M、 M、 Bradford) 
 :アナリティカル・バイオケミストリイ(Analy
tical Biochemistry)ユ、24B 
(1976))により行うことができる。また試料中の
TL−1の含量は、レムリの方法〔ニー・ケー・レムリ
(U、 K、 Laemmli) :  ネイチ+ −
(Nature) 227 。
680 (1970))により5DS−ポリアクリルア
ミドゲル電気泳動を行った後、クロマトスキャナーで測
定することができる。さらに、ここで得られたIL−1
は、酵素〔アクロモバクター・プロテアーゼI (Ac
hromobacter Protease I :以
下APIと略記する)または、スタフィロコッカス・ア
ウレウス・■8プロテアーゼ(Staphy−1oco
ccus aureus  v8菌株Protease
 :以下■8プロテアーゼと略記する)〕と適当な条件
で反応させ、本発明のIL−1活性を示すポリペプチド
を得ることができる。
IL−1の酵素分解処理および分解したポリペプチドの
採取は以下のとおり行う。
API分解では、IL−1100■と酵素2Itgと0
.01M  Tris  4M  尿素(pH9,1)
に溶解し、37℃で5時間反応させる。
■8プロテアーゼ分解では、IL−1100μgと酵素
2.5■とを0.1M  Tris(pH7,8)に溶
解し、37℃、22時間反応させる。
反応後、逆相系カラムの山村化学社製YMCAM312
 0DSで、フラグメントを分画した。
本発明のポリペプチドは、ペプチド自動合成機械を用い
て合成することができる。ペプチド自動合成機械、試薬
、溶媒類を使用し、使用機種の標準的な運転プログラム
に従ってポリペプチドを合成できる。本発明ポリペプチ
ドの1つであるV−4の合成例を実施例7に示す。他の
ポリペプチドについても同様の方法で合成することがで
きる。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例1 組換え体プラスミドpLIc12の造成:参考例1の方
法によって得たpcDIL−1(4750bp)  1
0nを10mM  Tris−HC1pH7,5)、7
 m M  M g CI! 2.100mM  Na
C1および6mM 2−メルカプトエタノールを含む溶
液(以下“Y−1o。
緩衝液”と略記する)全量50gに溶かし、制限酵素B
amHI (宝酒造社製、以下制限酵素については特記
しない限りすべて宝酒造社製)20単位を加えて、37
℃で2時間切断反応を行った。次いで、このDNAをフ
ェノールークロロホルムで抽出し、エタノール沈殿を行
った後、DNAを10mM  Tris−HCj!(p
H7,5)、7mM  MgCj!□、150mMN 
a Cj!および5mM  2−メルカプトエタノール
を含む溶液(以下“Y−150緩衝液”と略記する)全
量50mに溶かし、制限酵素Dpn■を10単位加え、
37℃で30分間切断反応を行った(この反応は、部分
消化反応である)。
反応液からLGT法によってヒ)IL−IDNAを含む
約1,000bpのDNA断片(Dpnl−BamHI
断片)を約0.5Jig得 た。
別にpTrS20(参考例2)10gを10mMTr 
i 5−HCj! (pH7,5)、7 mM )Jg
Cj1! 2および5mM  2−メルカプトエタノー
ルを含む溶液(以下“Y−0緩衡液”と略記する)全m
50ρに溶かし、制限酵素5acIを20里位加えて、
37℃で2時間切断反応を行った。
次いでこのDNAをフェノール・クロロホルムで抽出し
、エタノール沈殿を行った後、57mMTr i 5−
HCj! (pH8,8>、6.7mMMgCj!2.
10mM  2−メルカプトエタノール、16.7mM
  (NH4)2SO4,6,7m!JEDTA、1m
M  dATP、1mM  dGTP。
1mM  dcTPおよび1mMTTPを含む溶液5(
ldに溶かし、T4DNAポリメラーゼ4I1位を加え
て37℃、1時間反応を行った。
さらにこのDNAをフェノール・クロロホルム抽出を行
った後、エタノール沈殿を行い、DNAを10mM  
Tris−HCl(pH7,5)、7 m M  M 
g Cj! 2.50mM  NaCj!および5mM
  2−メルカプトエタノールを含む溶液(以下“Y−
50緩衝液”と略記する。)全量50■に溶かし、制限
酵素PstI2Oji位を加えて、37℃で2時間切断
反応を行った。反応液からLGT法によってトリプトフ
ァンプロモーターを含む約1,100bpのDNA断片
CPs t l−3ac I (T4pol)断片) 
211gを得た。
また別にpGELI C関根らニブロン−ディング・オ
ブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(
Proc、Natl、Acad、Sci、) 82  
4306 、  (1985) :110■を全量50
ρのY−50緩衝液に溶かし、制限酵素PstI20単
位を加えて、37℃で2時間切断反応を行った。次いで
、NaCf1を100mMになるように加え、制限酵素
BamHIを20単位加えて、37℃で2時間切断反応
を行った。反応液からLGT法によって、複製開始点を
含む1.700bpのDNA断片(Ps t I−Ba
mHI断片)2gを得た。
次に上記で得たpcDIL−1由来のDpn I−Ba
mHI断片(約1.000bl)) 0.2g、pTr
s2Q由来のPstl−3acI (T4p01)断片
(約1.100bp)  o、 2μgとpGEL1由
来のPs t I−BamHI断片(約1,700bp
)0゜Bagを20mM  Tris−HCj!(pH
7,6)、10mM  MgCj22.10mM  ジ
チオスレイトールおよび1mM  ATPを含む緩衝液
(以下にこの緩衝液を“T 41Jガーゼ緩衝液”と略
記する)全120JL1に溶かし、この混合溶液をさら
に2単位のT4DNΔリガーゼ(宝酒造社製:以下同じ
)を加えて4℃、18時間反応を行った。
このようにして得た組換え体プラスミドDNAを用い大
腸菌(Escherichia coli)  K M
 430株をコーエンらの方法〔ニス・エヌ・コーエン
(S、 N、 Cohen)ら:プロシーディング・オ
ブ・ザ・ナショナル・アカデミイ・オブ・サイエンス(
Proc、 Natl、Acad、Sci、> 69.
2110 (1972)、以下大腸菌の形質転換にはこ
の方法を用いる)〕により形質転換し、Aprのコロニ
ーを得た。
この形質転換株よりプラスミドDNAを公知の方法〔エ
イチ・シー・バーンボイム(H,ClBirnboim
)ら:ヌクレイック・アシッド・リサーチ(Nncle
icAcids Res、> 7.1513 (197
9) ] (以下プラスミドDNAの分離精製にはこの
方法を用いる)に従って分離精製し、該プラスミドDN
AをBamHI、PvuII、Hindlll、Eco
RI等の制限酵素で切断することによりプラスミドの構
造解析を行った。その結果、目的プラスミドが得られた
ことを確認した。この組換え体プラスミドをpLIc1
2と命名した。
実施例2 IL−1の精製: pLIc12で形質転換した大腸菌をM9・カザミノ酸
培地で30℃、15時間培養し、その75 Qmlを遠
心分離(5,000xg、 10分間)して菌体を集め
、20 Qmlのリン酸含有生理食塩水〔組成:0.8
%NaCj!、0.02 %K(1,0,115%Na
2HPO< 、0.2%KH,PO,)(以下PBSと
略記する)で懸濁し、超音波を用いて細胞を破壊した。
次に遠心分離(5,000xg、 10分間)により上
清20 Qmlを集め、硫酸アンモニウムを55.4 
g加え、45%飽和溶液にして遠心分離(5,000%
g、10分間)し、上滑20 Q+nlを得た。さらに
、この上清に19.8 gの硫酸アンモニウムを加え遠
心分離(5,000Xg、 10分間)し、沈殿物を2
01T11のPBSで溶解し、さらにPBSに透析して
、粗精!!IL−1溶液45m1を得た。
次に、このIL−1溶液3mlをセントリコン10(ア
ミコン社)を用いて4倍に濃縮し、そのうち50gを高
速液体クロマトグラフィ〔東洋曹達 ティ・ニス・ケイ
・ゲル・ジ−3000ニス・ダブル(TSKgel G
 3000 SW) :1を用いて精製し、高純度IL
−12mgを得た。
実施例3 IL−1活性を示すポリペプチドΔ−4,Δ−3,V8
−7.A−10,V8−11 :純度97%以上に精製
したIL−1100μgを10mM  Tris−4M
尿素(pH9,1)の溶液に全量が1004になるよう
に溶かしAPI(和光純薬工業社製)を2■加え、37
℃で5時間分解反応を行った。反応相を逆相高速液体ク
ロマトグラフィー(山村化学社製)MMCAM312O
DSカラムにかけてA液(0,1%トリフロロ酢酸)1
00%からA液20%とB液(0,1%トリフロロ酢酸
−90%アセトニトリル)80%との混液までのグラジ
ェントで溶出し、流出する分画のIL−1活性を測定し
て、早く溶出する方から順に式A−4、式A−3および
式Δ−10で示されるポリペプチド(それぞれ、A−4
、A−3およびA−10と称する)それぞれ2Jtgを
得た。
同様にして、精製IL−1100■を 100mM  Tr i s (pH7,8)に溶かし
、■8プロテアーゼ(マイルス・ラボラトリーズ社製)
2.5μgを加え37℃で、22時間切断反応を行った
。反応液を上記と同様に逆相高速液体クロマトグラフィ
ーにかけて溶出し、流出する分画のIL−1活性を測定
し、早く溶出する方から順に式■8−7およびV8−1
1で示されるポリペプチド(それぞれ■8−7およびV
8−11と称する)をそれぞれ2μg得た。
IL−1、A−4、Δ−3、■8−7、A−10、V8
−11はすべて、IL−1活性を示した。
実施例4 IL−1活性の測定 等厚らの方法(臨床検査28 (3)、 328198
4)に準じて、活性の評価を行った。すなわち、4〜6
週令退会3H/Heマウスの胸腺細胞を10%仔牛脂児
血清(FC3)(ギプコ社製)およびコンカナバリンA
(ConA)0.5〜1.0g/mlを加えたRPMI
−1640培地(白水製薬社製)に101〜2X10’
細胞/mlの濃度で懸濁させた。この胸腺細胞懸濁液Q
、1mlおよび適当濃度に稀釈した本発明試料各Q、1
mlを96穴マイクロプレートの各ウェルに入れ、これ
を596炭酸ガス含有空気中、37℃で48時間培養し
た。0.25μCiの3H−チミジンを各ウェルにパル
スラベルして、3日目に細胞を回収した。3H−チミジ
ンの導入は続く液体シンチレーション計数により測定し
た。活性は最大胸腺細胞3H−チミジン導入の50%を
発生させる能力を1単位とする。第3表に実施例2.3
で得たIL−1、A−4、A−3、■8−7、A−10
およびV8−11のインターロイキン−1活性値を示す
第   3   表 実、施例5 実施例2で得られたペプチドの発熱性を調べる目的でウ
サギ(1群3匹)に第4表に示した濃度で各ペプチドを
3回/匹投与して1時間後の体温上昇を調べた。その結
果(a)のみ発熱性陽性で他は陰性であった。(a)の
IL−1と(C)および(e)〜(社)のペプチドは分
子数にして同数値なので、これらはIL−1活性は示す
が発熱性を示さない、又発熱性の低下したペプチドであ
ることが判明したく第4表)。
第   4   表 実施例6 好中球の貧食作用促進活性 ストッセルらの方法〔ティー・ピー・ストッセル< T
、P、5tossel)ら、ジャーナル・オブ・エクス
ペリメンタル・メディスン(J、 Exp、 Med、
)137 .690 <1973))によって好中球の
貧食作用促進活性を次の通り評価した。
2X10’細胞の好中球をリン酸含有タレブス・リンゲ
ル液(KRP)に懸濁し、適当に稀釈した試料と30分
間インキュベートした。これに、オプソニン化させた色
素oil red O(半回化学薬品社製)を加え、好
中球に取り込ませた。取り込まれたoil red O
は細胞を破壊し、破壊細胞をクロロホルムで抽出し抽出
液の525nmでの吸収を測定した。結果を第5表に示
す。
第   5   表 実施例7 A−4ペプチドの化学合成 ペプチドの合成はアプライド・バイオシステムズ社(A
pplied  Biosystems Inc、)の
ペプチド自動合成機430A型を用いて、同社市販の試
薬、溶媒類を使用し、同機の標準的な運転プログラムに
従って行った。α−t−ブチルオキシカルボニル−ε−
クロルベンジルオキンカルボニルリジン(0,5ミリモ
ル)が結合したポリスチレン固相担体0.88 gを自
動合成機の反応機に入れ、50%トリフルオロ酢酸−塩
化メチレンでt〜ブチルオキシカルボニル基を除去し、
固相担体上のリジンのα−アミン基を遊離させた。これ
に2当量のα−t−プチルオキシ力ルホニルアスパラギ
ン酸と1当量のジシクロへキシルカルボイミドと1当量
のN−ヒドロキシベンゾトリアゾールから生成したアス
パラギン酸の活性エステルを含む反応液を加え縮合反応
を行った。これらの工程はプログラムに従って自動的に
行われ、固相担体上にアスパルチルリジン(Asp−L
ys)が合成された。以下、トリフルオロ酢酸によるt
−ブチルオキシカルボニルの脱離と、ジシクロへ手ジル
カルボイミドを活性化剤とするアミノ酸の縮合を自動的
にくり返し、固相担体上にArg−Vaβ−Asn−L
ysを合成した。
合成反応終了後に得られた固相担体は1.20 gであ
った。この担体500mgをアニソール0.5mlに懸
濁し、−夜室温で放置した後、フッ化水素5mlを加え
、水冷下1時間攪拌した。次いでフッ化水素を減圧下に
留去し、残渣を1M酢酸水溶液3 Qmlで抽出して、
すべての保護基が除去され、固相担体から遊離したペプ
チドの粗生成物を得た。このペプチドを含む溶液をエー
テル30m1で2回洗浄後、イオン交換樹脂(ダイアイ
オン、Diaion  SA−11)6mlをつめたカ
ラムを通過させ、カラムを20m1の1M酢酸水溶液で
洗い、溶出液を合わせて凍結乾燥した。
残渣を0.5M酢酸水溶液3mlに溶かし、セファデッ
クスG−25(φ2.4X84(J)のカラムにのせた
。カラムは0.5M酢酸水溶液で溶出し、溶出液を7m
lに分画し、フラクション33−40を合わせて濃縮し
てほぼ純粋なペプチド211 mgを得た。この一部分
を逆相カラム(山村科学、YMC−ODS  φ4.6
X250mm)を用いた高速液体クロマトグラフィー(
HPLC)で精製した。ペプチドのHPLCでの溶出は
0.1%のトリフルオロ酢酸を含む15%から60%の
アセトニ)IJル水溶液の直線濃度勾配法で行い、ペプ
チドの純品を得た。ペプチドの構造は質量分析(日立M
2O3機〉で810(M+1)のピークを検出し、68
1,567.420゜321に各々、カルボキシ末端か
ら−アミノ酸が脱離したピークが検出されたことにより
確3忍した。
参考例1 ヒトIL−1cDNAを運ぶプラスミドpcDIL−1
の単離: (1〕  ヒトマクロファージよりポリ(A)RNAの
調製: ヒト正常人マクロファージをアーロンの方法〔フィリッ
プ・イー・アーロン(Philip。
ε、 Auron)ら:プロシーディング・オブ・ザ・
ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(Proc
、 Natl、 Acad、 Sci、 ) 81 、
7907(1984) ]に従って分離し、大腸菌リポ
ポリサッカライドでマクロファージを活性化した。5X
108のマクロファージに大腸菌リポポリサッカライド
(ディフコ社製)を300%g/mlの濃度で加え4時
間培養し、培養上清を取り除き、5Mチオシアン酸グア
ニジン、10mM  EDTA。
50mM  Tris−HCj!(pH7)および8%
(V/V) 2−メルカプトエタノールからなる溶液5
 Qmlで可溶化した。この可溶化物を遠心分離管に移
し、4M  L+Cjl’溶液35 Qmlを加えて攪
拌した後、4℃20時間静置した。旧tachi RP
RIOローターにて6.00 Orpm 、 60分間
遠心分離後、RNAを沈殿として回収した。RNAの沈
殿を4M尿素および2MLiCβからなる溶液200m
1に懸濁し、旧tachi RPRIOローターにて6
.000rpm 、 60分間遠心分離後、再びRNA
沈殿を回収した。RNAの沈殿を0.1%ラウリル硫酸
ナトリウム、1mM  EDTAおよび10mM  T
r i 5−HCI (+)H7゜5)からなる溶液1
5mlに溶解し、フェノール・クロロホルムで抽出後、
エタノール沈殿により回収した。得られたRNA約2.
0 mgを10mMTr i 5−HCj! (pH8
,0)および1mMEDTAからなる溶液1mlに溶か
した。65℃、5分間位インキュベートし、Q、1ml
の5MNaCj!を加えた。混合物をオリゴ(dT)セ
ルロースカラム〔ピー・エル・バイオケミカル(P −
L  Biochemical)社製〕りC1?トゲラ
フイー(カラム体積0.5m1)にかけた。
吸着したポIJ(A>を有するmRNAを10mM  
Tr i 5−HCj! (pH8,0>および1mM
  EDTAからなる溶液で溶出し、ポ!J (A)を
有するmRNA約50μgを得た。
(2) cDNA合成: オカヤマーバーグ(Okayama−Berg)の方法
〔モレキユラー・アンド・セルラー・バイオロジイ(M
ol、Ce1l、Biol、)、 2 .161 (1
982))に従い、cDNAの合成とそれを組み込んだ
組換え体プラスミドの造成を行った。その工程の概略を
第2図に示す。
pcDVI Cオカヤマ・アンド・バーブ(Okaya
ma & Berg)  :モレキュラー・アンド・セ
ルラー・バイオロジイ(Mol、 Ce1l、 Bio
l、 )。
3 .280 (1983)) 400xrをlQmM
Tr i s’−HCl2  (pH7,5)、6mM
M g CR2および10mM  NaCjl!からな
る溶液300mに加え、さらに500単位のKpn I
を加えて、37℃、6時間反応させ、プラスミド中のK
pn 1部位で切断した。フェノール−クロロホルム抽
出後、エタノール沈殿によりDNAを回収した。Kpn
 I切断した該DNA約200■を4QmMカコジル酸
ナトリウム、30mM  Tris−HCj!(p H
6,8)、1 m M  Ca Cj! 2および0.
1mMジチオスレイトール(以下DTTと略記する)か
らなる緩衝液(以下TdT緩衝液と略記する)にdTT
Pを0.25mMとなるよう加えた溶液200mに加え
、さらに81単位のターミナルデオキシヌクレオチジル
トランフエラーゼ(以下TdTと略記する)(P −L
  Biochemicals社製)を加えて、37℃
、11分間反応させた。ここで、pCDVlのKpn 
I切断部位の3′末端にポ’J (dT)鎖が約67個
付加された。該溶液からフェノール−クロロホルム抽出
、エタノール沈殿により、ポリ(dT)鎖の付加したp
CDVIDNA約100■を回収した。該DNAを10
mM  Tris−HCjMpH7,5)、6mM  
MgCl2.100mMNaCj!からなる緩衝液15
0gに加え、さらに360単位のEcoRIを加え、3
7℃、2時間反応させた。該反応物をLGT法で処理後
、約3.1にbのDNA断片を回収し、約60■のポリ
(dT)鎖付加pcDV1を得た。該DNAを10mM
  Tris−HCj!(pH8,0)および1mM 
 EDTAからなる溶液500JIJtに溶解し、65
℃、5分間インキニベート後、氷冷して50.dの5M
NaCj2を加えた。混合物をオリゴ(dA)セルロー
スカラム(コラボラティブリサーチ社m>クロマトグラ
フィーにかけた。ポIJ(dT)鎖長が充分なものはカ
ラムに吸着し、これをlQmMTris−HCl(pH
8,0>および1mMEDTAからなる溶液で溶出し、
ポIJ(dT)鎖の付加したpcDVl (以下ベクタ
ープライマーと略記する)27■を得た。
次にリンカ−DNAの調製を行った。
pLl(オカヤマ・アンド・バーブ(Okayama&
 Berg)  :モレキュラー・アンド・セルラー・
バイオロジイ(Mol、Ce1l、Biol、)、 3
 .280(1983) )約14河を10mM  T
r i 5−HCl(pH7゜5)、6mM  MgC
jCおよび50mM  Na(lからなる緩衝液200
屑に加え、さらに50単位のPstlを加え、37℃4
時間反応させ、pLIDNA中のPst1部位で切断さ
せた。該反応物をフェノール−クロロホルム抽出後、エ
タノール沈殿を行い、Pstlで切断したpL I D
NA約13μgを回収した。該DNA約13gをTdT
緩衝液に終濃度0.25mMのdGTPを含む溶液50
μgに加え、さらにTdT(P −L  Bioche
micals社製)54単位を加えて37℃、13分間
インキュベートし、pLlのPstI切断部位3′末端
に(dG)鯛を約14個付加した。フェノール−クロロ
ホルム抽出後エタノール沈殿にてDNAを回収した。該
DNAを10mM  Tris−HCl2 (pH7,
5)、6mM  MgCl22、および60mM  N
aCj!からなる緩衝液100mに加え、さらに80単
位のHind■を加えて37℃、3時間インキュベート
し、pLIDNAのHind[部位で切断シタ。
該反応物をアガロースゲル電気泳動にて分画し、約0.
5KbのDNA断片をDEAEペーパー法〔ドレツェン
(叶etzen)  ら: アナリテイ力)Lt・バイ
オケミストリ4 (Anal、 Biochem、 )
112.295 (1981) :lにて回収し、オリ
ゴ(dG)鎖付きのリンカ−DNA (以下単にリンカ
−DNAと略記する)を1等だ。
上記で調製したポIJ (A)RNΔNa■、ベクター
プライマー約t、4μgを50mM Tris−HCl
 (p)(8,3)、8mM  !v!gCL、30m
M  KCI!、Q、3mM  DTT、2mMdNT
P (dATP、dTTPSdGTPおよびdCTP)
および10単位のりボヌクレアーセインヒビター(P 
−L  Biochemicals社製)からなる溶液
22.3mに溶解し、10単位の逆転写酵素(生化学工
業社製)を加え、41t、90分間インキュベートし、
mRNAに相補的なりNAを合成させた。該反応物をフ
ェノール−クロロホルム抽出、エタノール沈殿を行い、
RNA−D N A二重鎖の付加したベクタープライマ
ーDNAを回収した。該DNAを66pM  dcTP
および0.2I1gポリ(A)を含むTdT緩衝液20
Ai!に溶かし、14単位のT d T (P −L 
 Bicchemicals社製)を加えて37℃、2
分間インキュベートし、c D N A 3’末端に2
0個の(dC)鎮を付加した。該反応物をフェノール−
クロロホルム抽出し、エタノール沈殿により(dC)鎖
の付加したcDNA−ベクタープライマーDNAを回収
した。該DNAを10mMTris−HCIl  (p
H7,5)、6mM  MgCj!s、および60mM
  NaCj!からなる液400誠に溶かし、20単位
のHindInを加え、37℃、2時間インキュベート
し、Hind■部位で切断した。該反応物をフェノール
−クロロホルム抽出、エタノール沈殿して0.5ピコモ
ルの(dC)鎖付加cDNA−ベクタープライマーDN
Aを得た。該D N A 0.2ピコモル右よび前記の
リンカ−D N A 0.4ピコモルを10mM  T
r i 5−HCIl (p)17.5)、Q、1M 
 NaCj!および1mM  EDTAからなる溶液1
00ρに溶かし、65℃、42℃、0℃でそれぞれ10
分、25分、30分間インキュベートした。20mM 
 Tris−HCIl (pH7,3)、4mM  M
g(1,,10mM  (NH,>23O4,0,1M
  KCIおよび0.1mM  β−NADの組成で、
全量1]Cl0mとなるよう反応液を調製した。該反応
液に25単位の大腸菌DNA’IIガーゼ(二ニーイン
グランド・バイオラブズ社製)を加え、11℃、18時
間インキュベートした。該反応液を各40μMのdNT
P。
0.15mM  βNADとなるよう成分を追加調製し
、10単位の大腸菌D N A IJガーゼ、20単位
の大腸菌DNAポリメラーゼI(P−L Bioche
m+cals社製)および10単位の大腸菌リボヌクレ
アーゼH(P−L Bjochemicals社製)を
加え、12℃、25℃で順次1時間ずつインキュベート
した。
上記反応で、cDNAを含む組換えDNAの環状化と、
RNA−DNA二重鎖のRNA部分がDNAに置換され
、完全な二重鎖DNAの組換え体プラスミドが生成した
(3)  ヒトIL−1cDNAを含む組換えDNAの
選択: (2)で得た組換え体プラスミドを用い、大腸菌C60
0SF8株〔カメo 7 (Cameron)ニブロン
−ディング・オブ・ザ・ナンヨナル・アカデミイ・オブ
・サイエンス(Proc、 Natl。
Acad、Sci、) USA72.3416 (19
75)  〕を5COttらの方法〔重定勝哉;細胞工
学 2  、616(1983) 〕に従い形質転換し
た。得られた約3,000個のコロニーをニトロセルロ
ース・フィルター上に固定した。
アーロンらが単離したヒトIL−ICDNA〔フィリッ
プ・イー・アーロン(Philip、  巳。
Auron)ら:プロシーディング・オブ・ザ・ナショ
ナル・アカデミイ・オブ・サイエンス(Proc、Na
tl、Acad、Sci、) 81.7907 (19
84) 〕のN末端側の一部の塩基配列と一致する17
塩基の合成りNA5’−CGAGCTTAGGT A 
CT T CT −3’を32pで才票識したプローブ
に42℃で強く会合した1M株を選んだ〔グルンステイ
ン・ホグネス(Grunstein−)1ogness
)の方法、プロシーディング・オブ・ザ・ナショナル・
アカデミイ・オブ・サイエンス(Proc、Natl、
Acad、Sci、) 72.3961 (1975)
  )。
この菌株が持つプラスミドpcDI、L−1のcDNA
の全塩基配列を、M13ファージを用いた、ディデオキ
シ・ンークエンス法(J、Messing etal:
Gene 19.269 (1985)〕により決定し
た。その結果pcDIL−1のcDNAは第2表に示し
たヒ)IL−1をコードしていることが判明した。
参考例2 ATGベクターpTrS20の造成: 第3図に示した手順に従い、SD配列とATG開始コド
ンの間の距離が14塩基で、かつΔTGコドンの直後に
Sac Iサイトを有するATGベクターpTrs2Q
を造成した。
まず、特開昭58−110600号公報記載の方法で調
製したpKYPlo  3■をY−100緩衝液30m
に溶かし、制限酵素BanI[lと制限酵素NruI 
にューイングランド・バイオラブズ社製)をそれぞれ6
単位ずつ加え、37℃で3時間切断反応を行った。この
反応液からLGT法によりPtrpを含む約3.8Kb
のDNA断片(Ban[−Nru l断片)約0.5■
を得た。
一方、Ptrpの下流にATG開始コドンを付与するた
めに下記のDNA’IIンカーをトリエステル法により
合成した。
19−merと17−marの合成りNA (各々10
ピコモルずつ)を50mM  Tris−HCIl(p
H7,5)、10 m M  M g Cj! 2.5
mMジチオスレイト−7u% 0.1mM EDTAお
よび1mM  ATPを含む全量204の溶液に溶かし
、T4ポリヌクレオチドキナーゼ3単位(宝酒造社製)
を加えて、37℃で60分間リン酸化反応を行った。
次に上記で得たpKYP 10由来のBanm−Nru
J断片(約3.8Kb)  0. lxと上記のDNA
リンカ−約0.5ピコモルをT4リガーゼ緩衝液204
に溶かし、さらにT4DNAリガーゼ2単位を加え、4
℃で18時間結合反応を行った。
得られた組換え体プラスミドの混合物を用いて大腸菌8
8101株〔ポリバー(Boliver)らニジ−7(
Gene) 2 .75 (1977) 〕を形質転換
し、Aprのコロニーを得た。このコロニーの培養菌体
からプラスミドDNAを回収した。得られたプラスミド
の構造は制限酵素EcoRI、Ban1l[、Hind
■、Sac■、Nru■で切断後、アガロースゲル電気
泳動により確認した。このプラスミドをpTrs20と
名付けた(第3図)。pTrS20の13an■、Hi
ndII[サイト付近の塩基配列は下記のとおりである
ことをM13ファージを用いたディデオキン・シーフェ
ンス法を用い確認した。
本発明によれば、発熱性を示さないTL−1活性ペプチ
ドが供給され、抗感染症剤などの医薬としての用途が期
待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、プラスミドpLIc12造成のフローシート
を示す。 第2図〔1)および(2)は、岡山・パーク法によるc
 D N A合成と該DNAを含む組換えプラスミドの
造成過程の概略を示す。 第3図は、ATGベクターpTrs20の造成工程を示
すフローシートである。 特許出願人(102)協和醗酵工業株式会社第1図 第2図(1) 第2図(2) ベクター7′フイマーDNA TTTT   mRNA−−一− AAAA−−m− TTTTゆ、7ユエ、。ICcc CCCAAAA DNAり人γ−ご 第3図 coRI

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒトインターロイキン−1を酵素で処理して得ら
    れ、インターロイキン−1活性を有し、かつ哺乳動物に
    対して発熱作用を実質的に有しないポリペプチド。
  2. (2)該酵素がアクロモバクター・プロテアーゼ I ま
    たはスタフィロコッカス・アウレウスV8プロテアーゼ
    である特許請求の範囲第1項のポリペプチド。
  3. (3)下記アミノ酸配列を有するポリペプチドから選ば
    れる特許請求の範囲第1項のポリペプチド。 (a)【アミノ酸配列があります】(式A−4)(b)
    【アミノ酸配列があります】(式V8−7)(c)【ア
    ミノ酸配列があります】(式A−3)(d)【アミノ酸
    配列があります】(式A−10)(e)【アミノ酸配列
    があります】(式V8−11)(式中記号に対応するア
    ミノ酸は次のとおりである。 Ala:アラニン、Arg:アルギニン、Asn:アス
    パラギン、Asp:アスパラギン酸、Cys:システイ
    ン、Gln:グルタミン、Glu:グルタミン酸、Gl
    y:グリシン、His:ヒスチジン、Ile:イソロイ
    シン、Leu:ロイシン、Lys:リジン、Met:メ
    チオニン、Phe:フェニルアラニン、Pro:プロリ
    ン、Ser:セリン、Thr:スレオニン、Tyr:チ
    ロシン、Val:バリン)
  4. (4)式A−4、式V8−7、式A−3、式A−10ま
    たは式V8−11で示されるポリペプチドをコードする
    DNA。
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