JPS6312140Y2 - - Google Patents

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JPS6312140Y2
JPS6312140Y2 JP1981055417U JP5541781U JPS6312140Y2 JP S6312140 Y2 JPS6312140 Y2 JP S6312140Y2 JP 1981055417 U JP1981055417 U JP 1981055417U JP 5541781 U JP5541781 U JP 5541781U JP S6312140 Y2 JPS6312140 Y2 JP S6312140Y2
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JP
Japan
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car
landing
call
sill
stop position
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JP1981055417U
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JPS57169763U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエレベータの制御装置に関するもの
で、特に荷物用、寝台用、身障者用等のエレベー
タに有効なものである。
荷物用、寝台用、身障者用等のエレベータにお
いては、その性質上荷物用の台車や、病人用の寝
台車或いは車椅子等車輪を備えた運搬車体を搬出
入させる機会が多い。その場合従来のようにかご
敷居と乗場敷居との高さが一致するようにかごを
停止させていたのでは、車輪が両敷居間の間隙に
はまり込み、特に重量物の運搬時や車輪の小さい
場合にはその搬出入が困難となる場合があつた。
本考案はこうした点に鑑みてなされたもので、
かごの停止時にかご敷居と乗場敷居との高さに危
険を生じない範囲で数ミリ程度の段差を設けるこ
とにより、運搬車体の搬出入を楽に行なえるよう
にすることを目的としている。すなわち呼びの種
類を判断し、それに応じてかごの停止位置を変更
するもので、例えばかご呼びのみに応じて停止す
る場合にはかご敷居の方が僅かに高くなるように
また乗場呼びのみに応じて停止する場合には乗場
敷居の方が僅かに高くなるようにかごを停止させ
ることにより、上記目的を達成しようとするもの
である。
以下本考案を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図はかご敷居と乗場敷居と車輪と
の関係を示した図で、図中1は乗降中の台車等の
車輪、2は乗場敷居、3はかご敷居、4は両敷居
間の間隙である。図から明らかなように第1図は
乗場敷居2とかご敷居3との高さが同一となるよ
うに停止した場合で、通常のかごの停止位置であ
る。第2図はかご敷居3の方が数ミリ程度高くな
るように停止した場合、第3図は乗場敷居2の方
が数ミリ程度高くなるように停止した場合をそれ
ぞれ示している。
第4図は本考案によるエレベータの制御装置の
一構成例を示すブロツク図で、図中5はかご呼び
を登録し記憶するかご呼び登録装置、6は乗場呼
びを登録し記憶する乗場呼び登録装置、7は本考
案の特徴とするかご停止位置判断装置で呼びの種
類に応じてかごの停止位置を判断し、それに対応
する指令を発する。8はかご制御装置で、かご位
置検出装置9からの出力とかご停止位置判断装置
7からの指令とによりかごを第1図〜第3図のい
ずれかの状態に停止するようにかごの制御を行な
う。
第5図はかご停止位置判断装置7の具体的な一
回路例を示す図である。図中5aは停止階のかご
呼びが有る時に、“1”となるかご呼び登録装置
5の出力信号、6aは同じく停止階の乗場呼びが
有る時に“1”となる乗場呼び登録装置6の出力
信号、AN1及びAN2はAND素子、NO1〜
NO3はNOT素子、EX1はEX−OR素子(排他
的論理和)である。7a〜7cはそれぞれかご停
止位置判断装置7の出力信号で7aが“1”の時
には第3図の如く乗場敷居2の方を数ミリ高く、
7bが“1”の時には第1図に示す如く乗場敷居
2とかご敷居3とが同一の高さとなるように、7
cが“1”の時には第2図に示す如くかご敷居3
の方が数ミリ高くなるようにかごの停止位置を制
御する指令信号となる。なお第4図と同一のもの
は同一符号にて示す。
以上の構成において、例えば荷物を載せた台車
を運搬する場合について説明する。いまある階で
乗場呼びボタンを押すとその呼びは乗場呼び登録
装置6に記憶され、この呼びに応じてかごはサー
ビスを開始する。出力信号6aは“1”である
が、この時停止階へのかご呼びがなかつたとする
と出力信号5aは“0”でありこれらがかご停止
位置判断装置7に入力される。5aが“0”、6
aは“1”であるからAND素子AN1の入力は
ともに“1”となりその出力も“1”となるが、
AND素子AN2の出力は“0”である。従つて
出力信号7aが“1”となり、7bはEX−OR
素子の出力は“1”となるがNOT素子NO3を
介するため“0”となり、7cもまた“0”であ
る。この結果かご停止位置判断装置の出力信号は
7aのみが“1”となり、乗場敷居2の方が数ミ
リ高くなるように指令が出され、かご制御装置8
とかご位置検出装置9により、かごは第3図の如
くの状態で停止する。図から明らかな様に乗場敷
居2の方が僅かに高いので荷物が重量物であつて
も台車の車輪1は敷居間の間隙4にはまり込むこ
ともなく、楽に台車をかご内に搬入させることが
できる。次に目的階のかご呼びボタンを押すとか
ご呼び登録装置5に登録されかごは目的階へ向か
つてサービスを開始する。この時出力信号5aは
“1”であるが、目的停止階での乗場呼びがない
とすると出力信号6aは“0”であり、これらが
かご停止位置判断装置7に入力される。前述の場
合と同様に今度はAND素子AN1の出力が
“0”、AND素子AN2の出力が“1”となるた
め、出力信号7a〜7cのうち7cのみが“1”
となる。
従つてかご敷居3の方が数ミリ高くなるように
指令が出され、かごは第2図の如くの状態で停止
する。従つて今度はかご敷居3の方が僅かに高い
ため、かご内の台車を楽に搬出することが可能と
なる。また停止階においてかご呼びと乗場呼びの
両方がある場合には出力信号5a及び6aはとも
に“1”となり、その結果AND素子AN1の出
力とAN2の出力とは共に“0”となるため、出
力信号7a及び7cは“0”となり、7bのみが
EX−OR素子のEX1とNOT素子のNO3とを介
して“1”となる。従つてかご敷居3と乗場敷居
2とが同一の高さになるように指令が出され、か
ごは第1図に示した如くの状態で停止する。
上記例ではかご呼びと乗場呼びの両方がある階
に停止する場合には、かご敷居と乗場敷居との高
さが同一となるようにしたが、このような場合ま
ず一旦かご側の敷居の方が高くなるように停止
し、かご内の台車を搬出させた後、次に例えば乗
場側或いはかご側に設けた調整用ボタンを操作す
ることによりかごを再起動させ、今度は乗場側の
敷居の方が高くなるようにかご位置の微調整を行
なつてからかご内に台車を搬入するようにしても
よい。
また上記例では全てのかご呼びと乗場呼びとに
ついて判断するようにしているが、台車運搬用或
いは身障者用等の専用のかご呼びボタンと乗場呼
びボタンとを別に設け、これらの呼びが検出され
た場合のみ停止位置の判断を行なうようにしても
よい。
なおかごと乗場との敷居に生じる段差は数ミリ
であるため、危険を生じる恐れはないが、安全の
ため段差を生じさせる場合には表示や案内を行な
うようにしてもよい。
以上のように本考案は呼びの種類を検出し、そ
れに応じて常に運搬車体の存在する側の敷居の方
を、他方の敷居と比べて同一か若しくは僅かに高
くするようにしたもので、重量物の搬出入時や、
身障者の乗降等を安全にしかも楽に行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はかご敷居と乗場敷居と車輪と
の関係を示す図で第1図はかご敷居と乗場敷居と
の高さが同一の場合、第2図はかご敷居の方が僅
かに高い場合、第3図は乗場敷居の方が僅かに高
い場合を示す。 第4図は本考案によるエレベータの制御装置の
一構成例を示すブロツク図、第5図は第4図のか
ご停止位置判断装置7の一回路例を示す図であ
る。 1……車輪、2……乗場敷居、3……かご敷
居、4……間隙、5……かご呼び登録装置、6…
…乗場呼び登録装置、7……かご停止位置判断装
置、8……かご制御装置、9……かご位置検出装
置、AN1,AN2……AND素子、NO1,NO
2,NO3……NOT素子、EX1……EX−OR素
子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 かご呼び登録装置と、乗場呼び登録装置と、か
    ごの停止位置を制御するかご制御装置とを備えた
    エレベータにおいて、 上記両登録装置からの信号を入力し、かご呼び
    に応答してかごが乗場に停止する場合には、かご
    の停止位置が通常の停止位置より高く、また、乗
    場呼びに応答してかごが乗場に停止する場合に
    は、かごの停止位置が通常の停止位置より低くな
    るように信号を上記かご制御装置に出力するかご
    停止位置判断装置を設けたことを特徴とするエレ
    ベータの制御装置。
JP1981055417U 1981-04-16 1981-04-16 Expired JPS6312140Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981055417U JPS6312140Y2 (ja) 1981-04-16 1981-04-16

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JP1981055417U JPS6312140Y2 (ja) 1981-04-16 1981-04-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57169763U JPS57169763U (ja) 1982-10-26
JPS6312140Y2 true JPS6312140Y2 (ja) 1988-04-07

Family

ID=29851971

Family Applications (1)

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JP1981055417U Expired JPS6312140Y2 (ja) 1981-04-16 1981-04-16

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JP (1) JPS6312140Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5291249A (en) * 1976-01-27 1977-08-01 Ohbayashigumi Ltd Apparatus for aligning elevator with floor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5291249A (en) * 1976-01-27 1977-08-01 Ohbayashigumi Ltd Apparatus for aligning elevator with floor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57169763U (ja) 1982-10-26

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