JPS63121225A

JPS63121225A - 電磁継電器

Info

Publication number: JPS63121225A
Application number: JP26629386A
Authority: JP
Inventors: 和田　浩見
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1986-11-07
Filing date: 1986-11-07
Publication date: 1988-05-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の分野）本発明は、接点機構と、電磁石ブロックと、永久磁石お
よび鉄片を備えた接極子ブロックとから成る電磁継電器
に関する。

（従来技術とその問題点）従来のこの種の電磁継電器としては、ヨークおよび鉄芯
入すのコイルとで構成された電磁石ブロックに対して、
永久磁石およびこれに連設した鉄片を備えた接極子ブロ
ックを正逆回動自在に配備し、電磁石ブロックの通電励
磁によって接極子ブロックを吸着回動することで、接点
機構の動作バネを変位させて動作バネに備えた可動接点
を所定の固定接点に対して接触らしくは離間させるよう
に構成されている。

しかしながら、従来例の場合では、電磁石ブロックと接
極子ブロックとの吸着作用域の中心部、つまり、力点と
してのコイルの鉄芯と接極子ブロックの鉄片との磁力作
用域の中心部と、作用点としての接極子ブロックと動作
バネとの当接作用域の中心部と、支点としての支軸によ
る接極子ブロックの支持域の中心部それぞれの位置が互
いに偏位しており、そのために、接極子ブロックの回動
時にねじれが発生し、可動接点が固定接点に対して傾い
た状態で接触するなど、接点機構の動作が不安定になる
欠点があった。

（発明の目的）本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、接極子ブロックの支点構造および各部の配置を合理
的に改良し、接極子ブロックの動作特性の安定化を図る
ことを目的とする。

（発明の構成と効果）本発明は、このような目的を達成するために、冒頭に記
載した電磁Ｕ電器において、接極子ブロックを支軸に回動自在に軸支するとともに、電磁石ブロックの鉄芯と接極子ブロックの鉄片との磁力
作用域の中心部と、接極子ブロックと接点機構における
動作バネとの当接作用域の中心部と、支軸による接極子
ブロックの支持域の中心部とをそれぞれ同一平面上に配
設して構成する。

この構成によれば、接極子ブロック番支軸の周りで確実
に回動することができ、かつ、支点、作用点、および力
点が同一面上に位置するために、接極子ブロックを、ね
じれを生じさせること無く、所定の姿勢で円滑に回動す
ることができる。

したがって、固定接点に対して可動接点を面接触状態で
確実良好に接触でき、接点機構の開閉動作、即ち、接極
子ブロックの動作特性の安定化を図ることができるよう
になった。

（実施例の説明）以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。

第１図は、本発明の実施例にかかる電磁継電器の平面図
、第２図はその側面図、また、第３図は、一部分解斜視
図である。

電磁継電器は、樹脂製ベース１の上部に常開接点を構成
する接点機構２と、これを開閉作動する接極子ブロック
３と、このブロック３を駆動する電磁石ブロック４とを
配設して構成されている。

前記接点機構２は、固定接点５を有する固定接点端子６
と、可動接点７を有する動作バネ８とから構成されてい
る。

前記固定接点端子６は、ベースｌにインサート成形によ
って固定され、これから一体延出した接続端子９がベー
スｌの下面から突出されている。

また、前記動作バネ８の長手方向の一端側は、取付端子
ＩＯにカシメによって連結され、そして、この取付端子
１０が、ベース１にインサート成形により固定されてい
る。また、取付端子ＩＯから前記接続端子９と対をなす
接続端子１１が一体延出されている。

前記電磁石ブロック４は、ベースｌに固定されたヨーク
１２と鉄芯１３が挿通されたコイルＩ４とからなり、コ
イル１４の巻線両端がベースｌに打込みにより貫通して
固定されたコイル端子１５゜１６の上部に接続されてい
る。

前記接極子ブロック３は、合成樹脂により成形されてい
て、その一端側に支点ボス１７が下向きに突設され、ベ
ースｌの後部に突設した支軸１８に左右回動自在に外嵌
軸支されている。また、この接極子ブロック３の前部に
は、永久磁石１９と、その両端側それぞれに接続された
一対の鉄片２０゜２１が埋設され、両鉄片２０．２１が
前記鉄芯１３の両側に対向配置されている。また、接極
子ブロック３の横一側方には、前記動作バネ８にまたが
ってこれを接当操作する操作アーム２２が一体延設され
ている。

そして、第４図に示すように、前記鉄芯１３と前記鉄片
２０．２１の対向面の上下中心部、つまり、力点として
のコイル１４の鉄芯１３と接極子ブロック３の鉄片２０
．２１との磁力作用域の中心部と、作用点としての接極
子ブロック３と動作バネ８との当接作用域の中心部と、
支点としての支軸１８による接極子ブロック３の支持域
の中心部それぞれが、互いに同一平面Ｓ上に位置するよ
うに設定されている。

上記構成によれば、電磁石ブロック４が消磁されている
状態では動作バネ８の復元力によって接点機構２は開き
状態に保持され、電磁石ブロック４の通電励磁に伴なっ
て両鉄片２０．２１の鉄芯１３に対する反発および吸着
作用によって接極子ブロック３が図上時計回りに回動駆
動されて接点機構２が閉じられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明にかかる電磁継電器の一部切欠き平面
図、第２図は同側面図、第３図は分解斜視図、第４図は
要部の側面図である。２・・・接点機構、　　　　３・・・接極子ブロック、
４・・・電磁石ブロック、　８・・・動作バネ、１３・
・・鉄芯、　　　　　１８・・・支軸、１９・・・永久
磁石、２０．２１・・・鉄片。

Claims

【特許請求の範囲】接点機構と、電磁石ブロックと、永久磁石および鉄片を
備えた接極子ブロックとから成る電磁継電器において、前記接極子ブロックを支軸に回動自在に軸支するととも
に、前記電磁石ブロックの鉄芯と接極子ブロックの鉄片との
磁力作用域の中心部と、接極子ブロックと接点機構にお
ける動作バネとの当接作用域の中心部と、支軸による接
極子ブロックの支持域の中心部とをそれぞれ同一平面上
に配設してある電磁継電器。