JPS6312064A

JPS6312064A - 辞書の逆検索方法

Info

Publication number: JPS6312064A
Application number: JP61157044A
Authority: JP
Inventors: Fumio Kamei; 亀井　文夫
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1986-07-02
Filing date: 1986-07-02
Publication date: 1988-01-19
Also published as: JPH0528426B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、音訓辞書テーブルを用いて読みから漢字コー
ドを検索する漢字処理装置において、逆に漢字コードか
らこれに対応する読みを検索する辞書の逆検索方法に関
する。

〈従来の技術〉一般に、音訓辞書テーブルは、第５図の如く、左側に示
す各読みＹ　ｌ−Ｙ　ｎに対して、右欄の英字で示す対
応する漢字が夫々割り当てられている。

上記読みＹ　ｌ−Ｙ　ｎは５０音頭に格納されているた
め、５０音の最後の方の漢字の検索は、それまでの他の
漢字の検索に時間を要して遅くなってしまう。

そこで、第６図の如く上記音訓辞書テーブルの他にイン
デックステーブルを設け、読みｙ、〜ｙｎを５０音頭に
ｍ個の組ｚ１〜ｚｍに分け、各組の先頭の読みの音訓辞
書テーブルにおけるアドレスＸ、〜ｘｍを、上記インデ
ックステーブルに格納している。

上記音訓辞書テーブルとインデックステーブルを備えた
漢字処理として、従来、第７図に示すようなものがある
。この漢字処理装置において、キーボード１１から人力
された仮名文字はバッファＩ２に記憶される。検索制御
部１６は、上記バッファ１２に記憶された仮名文字（「
あい：）を含む組をインデックステーブル１４中で検索
し、その組（あ〜え）の先頭の読み（あ）のアドレス（
ｘ　ｘ　ｘ　ｘ）まで音訓辞書テーブルＩ３中をジャン
プし、ここから検索を開始して上記仮名文字（「あい」
）に対する漢字データ（「哀、愛、相、・・・」）をメ
モリ１７に出力する。こうして、入力された任意の仮名
文字に対し、ＸＩ〜ｘｍのいずれかのアドレスにジャン
プして、そこから検索を開始するので、均等かつ短時間
に検索処理かできる。

ところが、上記従来の漢字処理装置を用いて、逆に漢字
に対する読みを検索する場合、例えば第５図の漢字ａに
対する読みとしてｙｌとｙｎの２つが割り当てられてお
り、音訓辞書テーブル全体を逆検索しなければならない
。即ち、第７図のキーボード１１から入力され読み不明
な漢字の画数に基づき、検索制御部１６が直接漢字デー
タを音訓辞書テーブル１３の最初から最後まで逆検索し
、対応する仮名文字を見つけたとき、メモリ！７に読み
データを出力する。そのため、処理に時間がヵ＼かって
処理速度か遅く、能率が悪いという欠点がある。

〈発明の目的ンそこで、本発明の目的は、漢字処理装置において漢字か
ら読みへの変換を音訓辞書テーブルの必要最小限箇所の
検索で済ますことができて、高速処理が行なえる辞書の
逆検索方法を提供することである。

〈発明の構成〉上記目的を達成するため、本発明の辞書の逆検索方法は
、漢字とその読みを対応づけて格納する音訓辞書テーブ
ルと、上記読みを５０音頭にブロック分けし、各ブロッ
クの最初の読みと上記音訓辞書テーブルにおけるアドレ
スを対応づけて格納するインデックステーブルを備えた
漢字処理装置に、各漢字の５．０音における少なくとも
最初の読みが属する上記ブロックとその漢字が有する読
みの敗とその漢字の画数からなる逆検索用特殊情報を格
納する逆検索用特殊情報テーブルを設けて、読み不明の
漢字をその画数で特定し、特定された漢字の逆検索用特
殊情報と上記インデックステーブルに基づいて、その漢
字に対する読みの検索を上記音訓辞書テーブル中の対応
アドレスから開始することを特徴とする。

〈実施例〉以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。

第２図は、本発明の辞書の逆検索方法のために各漢字に
付加される逆検索用特殊情報の構成を示している。同図
において、ｐは「涜みｌ」であり、その漢字の複数個の
読みのうち５０音中の最初の読みが何であるかを表わす
４ビツトの情報で、０〜１５の値が格納されている。こ
の０〜１５の値に対して割り当てられる５０音は、第３
図の如くなり、例えばｐが０のときは「あ」〜「え」で
始まる０ブロツクのものだけをまず検索対象にすればよ
いことを表わす。第３図中の○印は０〜１５の各ブロッ
クにおける検索開始文字を示し、これらの文字は、音訓
辞書テーブル（第１図３参照）において第４図に示すア
ドレスＶ　ｏ　、　Ｖ　Ｉ、・・・ＶＢ２を夫々有する
。そして、これらの文字とアドレスの関係はインデック
ステーブル（第１図４参照）に格納される。

次に、第２図のｑは「読み２」または「読み数」であり
、続く１ビツトの「読み情報フラッグ」ｒに応じて異な
った４ビツトの情報が格納される。即ち、ｒ＝ｏのとき
は「読み２」が格納され、この「読み２」は、その漢字
の読みが唯一なら上記「読みｌ」と同一の情報、そうで
なければ２番目の読みに対するブロックを示す情報とな
る。一方、ｒ＝１のときは、「読み数」即ちその漢字の
読みがいくつあるかが０〜１５の値で格納される。つま
り、「読み情報フラッグ」ｒは、ｒ＝０のとき「読み数
」が１または２個であり、ｒ＝１のとき「読み数」が３
個以上であることを示す。さらに、ｓ、　ｔ、　ｕは夫
々１ビツトの「略字フラッグ」、１ビツトの「常用漢字
フラッグ」、５ビツトの「画数情報」である。［略字フ
ラッグ」Ｓは、ｓ＝１のときその漢字がＪｒＳＣ６２２
６の第１水準漢字（２９６５字）中の略字（１０４字）
であることを示し、「常用漢字フラッグ」ｔは、ｔ＝１
のときその漢字が上記第１水準漢字中の常用漢字（１９
４５字）であることを示す。また、「画数情報」Ｕは、
その漢字の画数を０〜３１の値で示している。このよう
なｐ、　ｑ、　ｒ、　ｓ、　ｔ、　ｕからなり各漢字に
付加される逆検索用特殊情報は、第１図に示すように、
逆検索用特殊情報テーブル５に格納される。

第１図は漢字処理装置の概略ブロック図であり、ｌは文
字や数字を入力するためのキーボード、２はこのキーボ
ードから入力されたデータを記憶するバッファ、３は漢
字とその読みを対応づけて格納する音訓辞書テーブル、
４は漢字の読みを５０音頭にブロック分けし、各ブロッ
クの最初の読みと上記音訓辞書テーブル３におけるアド
レスを対応づけて格納するインデックステーブル、５は
漢字とそれに付加される逆検索用特殊情報を格納する逆
検索用特殊情報テーブル、６は上記バッファ２に記憶さ
れたデータに基づき、逆検索用特殊情報テーブル５とイ
ンデックステーブル４を参照して、音訓辞書テーブル３
を検索する検索制御部、７はこの検索制御部６によって
音訓辞書テーブル３から検索されたデータを記憶するメ
モリである。

本発明の辞書の逆検索方法について、第１図を参照しつ
つ次に述べる。

操作者は、読みの分からない漢字の画数をキーボードｌ
から人力する。入力された漢字の画数はバッファ２に記
憶され、検索制御部６は、この画数に基づいて逆検索用
特殊情報テーブル５の画数情報欄Ｕを検索し、その画数
の漢字をメモリ７を介して図示しない表示装置に順次表
示する。操作者は、表示された複数の漢字の中から目的
の漢字をキーボード１によって選択する。これによって
、検索制御部６は、逆検索用特殊情報テーブル５中のそ
の漢字の逆検索用特殊情報ｐｑｒｓｔｕに基づいて漢字
から読みへの逆検索を開始する。即ち、まず「読みＩＪ
ｐの数値（０〜１５）に対応したインデックステーブル
４のブロックを選び、ここに格納された先頭文字のアド
レス（ＶＯ〜Ｖ、５）にしたがって、音訓辞書テーブル
３の読み番地にジャンプして、ここから検索を始め、そ
の漢字と同じ漢字を見つけたとき、その読みをメモリ７
に出力するとともに、図示しない表示装置に仮名文字で
表示する。次いで、［読み２Ｊｑに基づいて同様に動作
して、その漢字の２番目の読みを仮名文字で表示する。

また、「読み情報フラッグ」ｒが１で読みが３個以上あ
る場合は、最初の読みを見つけ、その番地以降の検索を
続け、出力される読みデータが「読み数」ｑに達したと
き検索を終了さ仕る。

このように、漢字の読みが２以下の場合は、逆検索用特
殊情報ｐ、ｑにしたがって、インデックステーブル４の
対応ブロック内の読みだけについて音訓辞書テーブル３
を検索すればよいので、漢字から読みへの逆検索時間が
短縮でき、漢字の読みが直ちに分かる使い良い漢字処理
装置を提供することができろ。実際、このような音：Ｊ
１１辞書テーブルのアクセス範囲の限定により、逆検索
時間は従来の１／３と大幅に短縮された。また、上記実
施例で読みに対する漢字の検索は、従来例と同様に行な
えることは言うまでもない。

なお、上記実施例のインデックステーブル４がない場合
でも、逆検索用特殊情報テーブルに音訓辞書テーブルの
読みのアドレスを直接記憶させれば、同様の逆検索を行
なわせることができる。

〈発明の効果〉以上の説明で明らかなように、本発明の辞書の逆検索方
法は、漢字とその読みを対応づけて格納する音訓辞書テ
ーブルと、上記読みを５０音頭にブロック分けし、各ブ
ロックの最初の読みと上記音訓辞書テーブルにおけるア
ドレスを対応づけて格納するインデックステーブルを備
えた漢字処理装置に、各漢字の５０音における少なくと
も最初の読みが属する上記ブロックとその漢字が有する
読みの数とその漢字の画数からなる逆検索用特殊情報を
格納する逆検索用特殊情報テーブルを設けて、読み不明
の漢字をその画数で特定し、特定された漢字の逆検索用
特殊情報と上記インデックステーブルに基づいて、その
漢字に対する読みの検索を上記音訓辞書テーブル中の対
応アドレスから開始するようにしているので、漢字から
読みへの逆検索時の音訓辞書テーブルのアクセス範囲を
限定することにより、逆検索時間が大幅に短縮でき、漢
字処理装置の処理速度および使い良さの向上に大きく貢
献する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の漢字処理装置の概略ブロック図、第２
図は本発明に用いる逆検索用特殊情報の構成を示す図、
第３図は５０音頭にブロック分けされた読みを示す図、
第４図は各ブロックの先頭文字の音訓辞書テーブルにお
けるアドレスを示す図、第５図は音訓辞書テーブルの構
成を示す図、第６図はインデックステーブルを含む音訓
辞書テーブルの構成を示す図、第７図は従来の漢字処理
装置の概略ブロック図である。１・・・キーボード、２・・・バッファ、３・・・音訓
辞書テーブル、４・・・インデックステーブル、５・・
・逆検索用特殊情報テーブル、６・・・検索制御部、７
・・・メモリ。第２図第３１！！冨４面

Claims

【特許請求の範囲】

（１）漢字とその読みを対応づけて格納する音訓辞書テ
ーブルと、上記読みを５０音頭にブロック分けし、各ブ
ロックの最初の読みと上記音訓辞書テーブルにおけるア
ドレスを対応づけて格納するインデックステーブルを備
えて読みに対する漢字を検索する漢字処理装置において
、各漢字の５０音における少なくとも最初の読みが属する
上記ブロックとその漢字が有する読みの数とその漢字の
画数からなる逆検索用特殊情報を格納する逆検索用特殊
情報テーブルを設けて、読み不明の漢字をその画数で特
定し、特定された漢字の逆検索用特殊情報と上記インデ
ックステーブルに基づいて、その漢字に対する読みの検
索を上記音訓辞書テーブル中の対応アドレスから開始す
ることを特徴とする逆検索方法。