JPS63120589A - スピ−カ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種音響機器をはじめとし、映像機器。

通信機器、自動車に使用されるスピーカに関するもので
ある。

従来の技術 従来この種のスピーカは、第３図のような構造になって
いた。すなわち、センターポール１を有する底部プレー
ト２．リング状のマグネット３゜２　／・−ノ 同じくリング状の上部プレート４によって磁気回路５を
構成し、この磁気回路６にはフレーム６が結合され、こ
のフレーム６には端子７が固定された端子板８が結合さ
れ、フレーム６０周縁部に振動板９が固着され、この振
動板９の中央部には前記磁気回路５の磁気ギャップ１０
にボイスコイル１１が正しくはいシこむように、ダンパ
ー１２で中間部を支持されたボイスコイル１１のボビン
１３が結合され、しかも振動板９の中央部上面にはダス
トキャンプ１４が貼付られ、さらにボイスコイル１１の
リード線１５は振動板９０面上に固定された金糸線から
なる中継線１６に接続され、この中継線１６の他端は端
子７に接続された構造であった。端子部分は第４図に示
すような、ベーク板やパイカナイズドファイバーなどか
らなる端子板１７に、黄銅板にスズメッキ処理が施され
た端子１８．１９が固定されたものや、第５図に示すよ
うに、端子２０，２１がインサート成形された樹脂製の
ハウジング２２を有するようなものが使用されていた。

つまり、これら端子板１７もしくは、樹脂製ハウジング
２２がリベットなどによりスピーカのフレーム６に結合
された構成であった。

発明が解決しようとする問題点 ところが第４図に示したような端子板１７に端子１８．
１９を固定したものをフレーム６に結合したスピーカで
あると、端子１８．１９を保護するものが無いので、こ
れら端子１８．１９が他のものと接触すると曲がってし
まい、電気信号をスピーカに入力するアンプ側に接続さ
れたコネクタを挿入することが困難になってしまうとい
う欠点があった。また、端子板１７に予め端子１８．１
９を固定して、さらに端子板１７をスピーカのフレーム
６に結合しなければならないので、組立の工数が多いだ
けでなく端子板１７が必要となりコスト高になるという
問題があった。

また、第５図に示したようなものをフレーム６に結合し
たスピーカであると、端子２０，２１が固定された樹脂
成形品のハウジング２２を予め別に準備しなければなら
ず、さらにこのハウジング２２をスピーカのフレーム６
に結合するので、組立工数が多くなり、また、スピーカ
の組立とは別の工程で、端子固定用のハウジング成形加
工を行わなければならないので非常にコスト高になると
いう問題点を有していた。

そこで本発明は、端子を固定するだめの端子板や樹脂製
ハウジングなどの特別なものが不要で、しかも端子を直
接フレームに結合するので、端子板や樹脂製ハウジング
をフレームに結合する工程が削減でき、安価にアンプ側
のコネクタと結合できるスピーカを提供するものである
。

問題点を解決するだめの手段 この問題を解決するために本発明は、フレームに端子を
固定保護するハウジングを樹脂成形によりフレームと同
時に形成し、しかもその・・ウジングの形状は電気信号
をスピーカに入力するアンプ側に接続されたコネクタと
嵌合する形状にして、さらにインサート成形もしくは、
カシメ、高周波溶着、超音波溶着などにより、端子を・
・ウジング内部に位置させて固定し、固定した端子の一
端をスピーカの中継線と接続するように構成されてい５
　　／、−７ る。

作用 上記構成とすることによシ端子を固定する・・ウジング
を樹脂成形によりフレームの一部に形成するので、端子
を固定するだめの端子板や前記とは別のハウジングが不
要となシ、端子板やハウジングをフレームに結合する工
程を無くすことができる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。第２図は本発明の一実施例におけるスピーカの
フレームに形成した端子部を示すものである。

第２図において、２３はフレームの一部に形成された端
子のハウジングで、アンプ側に接続されたコネクタと嵌
合する形状に成形されている。

２４．２５はアンプ側のコネクタと接続する端子で、端
子２４．２５のハウジング２３の内部に位置してインサ
ート成形、カシメ、高周波溶着、超音波溶着などによシ
固定されている。２６は端子６　　”−。

２５の他端で端子２５と連なっておシ、スピーカの中継
線２７が接続部２８で半田付などにより接続されている
。また、端子２４の他端も同様にスピーカの中継線と接
続されている。つぎに、このようなフレームの一部に端
子のハウジングを形成した樹脂製フレームを有するスピ
ーカの構造を第１図に示す。

第１図においてセンターポール２９を有する底部プレー
ト３０．リング状のマグネット３１．同じくリング状の
上部プレート３２によって磁気回路３３を構成し、この
磁気回路３３にはフレーム３４が結合され、このフレー
ム３４には端子２４１２５を固定保護するハウジング２
３がフレーム３４と同時に樹脂成形によシ形成されてい
る。また、フレーム３４の周縁部には振動板３５が固着
され、この振動板３５の中央部には磁気回路３３の磁気
ギャップ３６にボイスコイル３７が正しくはいシこむよ
うにボイスコイル３７のボビン３８の中間部がダンパー
３９と結合され支持されている。しかも、振動板３５の
中央上面にはダストキャップ７″−・ ４０が貼付られ、さらにボイスコイル３７のリード線４
１は振動板３５に固定された金糸線からなる中継線２７
に接続され、中継線２７の他端は端子２４．２５に接続
する構成にする。

以上のように構成されたスピーカはフレーム３４に端子
２４．２５のハウジング２３が、スピーカに電気信号入
力を供給するアンプ側に接続されたコネクタと嵌合する
形状に成形されており、端子２４．２５を固定するため
の端子板や別のハウジングをフレームと別に準備する必
要がないので部品点数を削減でき、さらにこれらをフレ
ーム３４に結合する工程も不要になる。また、アンプ側
のコネクタと接続する端子２４．２５はハウジング２３
の内側にあるので、他の物と接触する機会がほとＸ７ど
なく変形させられることもほとんど無い。

さらに、端子２４．２５のハウジング２３の位置はフレ
ーム３４上に定まっているので位置のバラツキはほとん
ど無く、アンプ側に接続されたコネクタとスピーカの端
子の接続を機械化することも容易に実現できる。

発明の効果 以上のように本発明はフレームに端子を固定保護するハ
ウジングを樹脂成形にてフレームの成形と同時に形成し
、しかもそのハウジングの形状は電気信号をスピーカに
入力するアンプ側に接続されたコネクタと嵌合する形状
にして、ハウジング内部に端子の一端を位置させ端子を
インザート成形やカシメ、高周波溶着、超音波溶着など
によシ固定し、さらに、固定した端子の他端とスピーカ
の中継線と接続することにより、端子を固定する端子板
やハウジングをフレームと別に準備する必要がないので
部品点数を削減でき、しかも、端子板や端子のハウジン
グをフレームと結合する工程も除くことができる。

また、フレームに形成された端子のハウジングの位置の
バラツキがほとんど無くなるので、アンプ側に接続され
たコネクタとスピーカ端子との接続の機械化が容易に実
現できる。本発明はスピーカを安価に提供できるだけで
なく、スピーカを使用する側にとってもスピーカ端子と
の接続が簡単９　′・−／ に機械化することが可能になり、その実用的価値は大な
るものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるスピーカの断面図、
第２図は同スピーカのフレームの一部に設けた端子のハ
ウジングと固定された端子の要部拡大斜視図、第３図は
従来のスピーカの構造断面図、第４図は同スピーカに結
合されている端子と端子板の斜視図、第５図は同スピー
カに結合されている端子と端子のハウジングの斜視図で
ある。 ２３・・・・・・端子のハウジング、２４・・・・・・
端子、２５・・・・・・端子、２６・・・・・・端子２
５の他端、２７・・・・・・中継線、２８・・・・・・
接続部、３３・・・・・磁気回路、３４・・・・・フレ
ーム、３５・・・・・・振動板、３６・・・・・・磁気
ギヤラフ゛、３了・・・・・・ボイスコイル。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第３図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 振動板およびダンパーを取り付け振動部を支持するフレ
   ームを磁気回路と結合し、樹脂成形により、スピーカ側
   の端子を固定するハウジングをフレームの成形と同時に
   形成し、しかもそのハウジングの形状は電気信号をスピ
   ーカに入力するアンプ側に接続されたコネクタと嵌合す
   る形状にしたスピーカ。