JPS63120060A - トラツキング方法 - Google Patents
トラツキング方法Info
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- JPS63120060A JPS63120060A JP26423086A JP26423086A JPS63120060A JP S63120060 A JPS63120060 A JP S63120060A JP 26423086 A JP26423086 A JP 26423086A JP 26423086 A JP26423086 A JP 26423086A JP S63120060 A JPS63120060 A JP S63120060A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q41/00—Combinations or associations of metal-working machines not directed to a particular result according to classes B21, B23, or B24
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は製造・組立ライン上にある製品の状態を、個々
の製品を認識せずにその種類を認識することによって擬
似的にトラッキングすることができるようにしたトラッ
キング方法に関する。
の製品を認識せずにその種類を認識することによって擬
似的にトラッキングすることができるようにしたトラッ
キング方法に関する。
一般に製造・組立ライン上のトラッキングは、その製品
を認識するために付される製品個々の特有の符号(製造
番号等)をライン上の各チェックポイントでその製品の
状態とともに読み取り、データ処理装置内に記憶されて
いるその製品の符号と一致するデータまたはデータ領域
にそのチェックポイントでのデータを追加または更新す
ることによって行われている。しかし、このようなトラ
ッキングではそのような製品の符号を付すことができな
いか、あるいは付されていても読み取ることができない
製品には適用できないという問題点がある。このため、
製品に符号を付さない場合には予めその符号と順番をデ
ータ処理装置に入力しておき、各チェックポイント通過
時にその製品のデータを順番に追加または更新する方法
がとられる。しかし、このようなトラッキング方法は製
造・組立ラインの途中で順番が変化してしまう場合には
製品には対応しないデータの追加または更新が行われて
しまう。また、製品個々の特有の符号ではなく種類を表
す符号が入力される場合には、順番が変化してしまうと
データ処理装置内の該当データ、または該当データ領域
を識別することができず、トラッキングを行う方法はな
かった。
を認識するために付される製品個々の特有の符号(製造
番号等)をライン上の各チェックポイントでその製品の
状態とともに読み取り、データ処理装置内に記憶されて
いるその製品の符号と一致するデータまたはデータ領域
にそのチェックポイントでのデータを追加または更新す
ることによって行われている。しかし、このようなトラ
ッキングではそのような製品の符号を付すことができな
いか、あるいは付されていても読み取ることができない
製品には適用できないという問題点がある。このため、
製品に符号を付さない場合には予めその符号と順番をデ
ータ処理装置に入力しておき、各チェックポイント通過
時にその製品のデータを順番に追加または更新する方法
がとられる。しかし、このようなトラッキング方法は製
造・組立ラインの途中で順番が変化してしまう場合には
製品には対応しないデータの追加または更新が行われて
しまう。また、製品個々の特有の符号ではなく種類を表
す符号が入力される場合には、順番が変化してしまうと
データ処理装置内の該当データ、または該当データ領域
を識別することができず、トラッキングを行う方法はな
かった。
本発明は上記に鑑み、製品の種類を表す符号のみによっ
て製品の状態を擬似的にトラッキングすることのできる
トラッキング方法を提供することを目的とする。
て製品の状態を擬似的にトラッキングすることのできる
トラッキング方法を提供することを目的とする。
本発明は多品種、少量生産の製造・組立ライン等におい
ては製品の種類が2個連続して同一のものが続かず、ま
た通過時間もほぼ一定であることに着目してなされたも
のであり、製品に製品の種類を表す符号を付し、最初の
チェックポイントの通過時にこの符号を読み取り、符号
とその時の時刻とを含むデータレコードを作成し、それ
以降の各チェックポイントの通過時には読み取った符号
とその時の時刻あるいはチェックポイント間に存在する
製品の推定個数とを用いて該当するデータレコードを推
定し、そのチェックポイントでのデータを追加あるいは
更新するようにしたものである。
ては製品の種類が2個連続して同一のものが続かず、ま
た通過時間もほぼ一定であることに着目してなされたも
のであり、製品に製品の種類を表す符号を付し、最初の
チェックポイントの通過時にこの符号を読み取り、符号
とその時の時刻とを含むデータレコードを作成し、それ
以降の各チェックポイントの通過時には読み取った符号
とその時の時刻あるいはチェックポイント間に存在する
製品の推定個数とを用いて該当するデータレコードを推
定し、そのチェックポイントでのデータを追加あるいは
更新するようにしたものである。
第1図は本発明によるトラッキング方法を適用した製造
・検査システムの構成図を示している。 図において、lは搬送ライン、2は製造指示データ入力
装置、3は製造完了データ入力装置、4は検査開始デー
タ入力装置、5は検査終了データ入力装置、6はデータ
処理装置、7は時計装置、8は記憶装置、9はマンマシ
ンインタフェース、10はプリンタ装置、11は製品棚
、M1〜M8は製品を示している。搬送ライン1は製造
・組立工程と検査工程とにわかれている。製造・組立工
程の入口に設けられている入力装置2は製品が到達する
と読み取った製品の種類を表す符号のほかに仕掛計画年
月日時分秒や組付完了計画年月日時分秒等の製造指示デ
ータをデータ処理装置6に入力する。 製造・組立工程の出口に設けられている入力装置3は製
品が到達すると読み取った製品の種類を表す符号(製品
種別)のほかに仕掛実績年月日時分秒や組付完了実績年
月日時分秒等の製造完了データをデータ処理装置6に入
力する。同様に、検査工程の入口に設けられている入力
装置4は製品が到達すると読み取った製品の種類を表す
符号のほかに検査開始計画年月日時分秒や検査条件等の
検査開始データをデータ処理装置6に入力し、出口に設
けられている入力装置5は製品が到達すると製品の種類
を表す符号と検査終了実績年月日時分秒や検査結果等の
検査終了データをデータ処理装置6に入力する。これら
のチェックポイントに設けられた入力装置2〜5はデー
タウェイを介してデータ処理装置6に接続される。 記憶装置8は搬送ラインlにおける製品M1〜M8のデ
ータレコードを記憶するものであり、その−例が第2図
に示されている。第2図において、各データレコードは
“製品種別”、“製造指示データ”、“製造完了データ
“、“検査開始データ”検査終了データ”から構成され
ており、製品種別以外の各データには前述の時刻情報が
含まれている。また、これらの各データレコードは製品
が製造指示データ入力装置2を通過する毎に作成される
。したがって、第1図において製品Ml〜M8の順番が
途中で入れ変わっていないとすると、第2図においてレ
コード阻1のデータレコードは製品M8の状態を示し、
以下レコードNa2.Na3゜−−一−−・隘8のデー
タレコードは製品M7.M6. −−Mlの状態を示し
ている。なお、第2図において、“初期化データ”が記
載されている部分は、まだ対応するデータの入力装置設
置箇所まで製品が到達していないことを示している。 データ処理装置6は入力装置2より入力があった場合に
時計装置7から時刻情報を読み取り、この時刻情報と入
力装置1からの入力情報とに基づいて記憶装置6の既に
作成されているデータレコードの次のレコード隘の箇所
に新たにデータレコードを作成する。この新たに作成さ
れるデータレコードには製品種別情報と製造指示データ
とが記憶されるだけである。さらにデータ処理装置6は
入力装置3〜5より入力があった場合には時計装置7か
ら時刻情報を読み取るとともに、記憶装置6に既に作成
されているデータレコードから該当するデータレコード
を検索して読み取った時刻情報と入力された入力情報と
を記憶することにより第2図に示すデータレコードを作
成するものであるが、その動作フローチャートを第3図
に示す。 以下に、第1図ないし第3図を用いて本発明によるトラ
ッキング方法を説明する。 まず、製造・組立ラインに製造指示データが与えられる
と製品にその種類を表す符号(例えばバーコード)が付
されて搬送ライン1に載せられる。 そして、この製品が製造指示データ入力装置2に到達す
ると前述の符号(以下においては製品種別情報という)
が製造指示データ入力装置2に読み取られ、製造指示デ
ータと一緒にデータ処理装置6に送られる。第1図の例
では製造指示データ入力装置2に最初に到達するのは製
品M8であるので、データ処理装置6は最初のデータレ
コードを作成して記憶装置8のレコードNllの箇所に
記憶する。このとき記憶されるのは製品種別情報M8(
ここでは便宜上製品符号と一致させる)と時計装置7か
ら読み取った時刻情報が付加された製造指示データであ
る。それ以外には初期化データが記憶されている。この
ようにしてデータレコードが作成された製品M8は搬送
ライン1により搬送されて各工程によって加工される。 同様にして次の製品M7が製品種別情報が付されて搬送
ライン1に載せられ、搬送されて製造指示データ入力装
置2に到達するとデータ処理装置6は製造指示データ入
力装置2からの情報と時計装置7からの時刻情報とに基
づいて次のデータレコードを作成し、記憶装置8のレコ
ード1lh2の箇所に記憶する。このとき記憶されるの
は製品種別情報M7と時刻情報の付加された製造指示デ
ータである。以後同様にして製品M6〜M1のデータレ
コードが作成され、記憶装置8のレコード魚3〜8の箇
所に記憶される。 次に、製品M8が製造・組立工程を終了して製造完了デ
ータ入力装置3に到達すると、製品に付されている製品
種別情報が読み取られ、製造完了データとともにデータ
処理装置6に送られる。データ処理装置6は第3図のフ
ローチャートに示すようにステップ■において製造完了
データ入力装置3から送られてくる入力データを読み取
ったのち、ステップ■において時計装置7から現時刻を
入力して時刻情報を得る。次にデータ処理装置6は記憶
装置8に記憶されているデータレコードのなかからこの
製品のデータレコードの検索を次のように行う。ステッ
プ■において、この製品のデータレコードのおおよその
位置を求めるために、まず最新の製造指示データが記憶
されているデータレコード(即ち最後に作成されたデー
タレコードであって記憶装置8のデータレコードの並び
の先頭にあるもの)を求め、次に製品が製造指示データ
入力装置2から製造完了データ入力装置3まで搬送され
るのに要する時間(標準リードタイム)を各製品が搬送
ラインlを搬送されるときの時間間隔(基準タクトタイ
ム)で除算することにより入力装置2と3との間に存在
する製品の推定個数を求め、最新の製造指示データが記
憶されているデータレコードから入力装置2と3との間
に存在する製品の推定個数以前のデータレコードを求め
る。これにより、製造完了データ入力装置3に到達した
製品に該当すると思われるデータレコードが検索される
。なお、前述の標準リードタイムと基準タクトタイムは
マンマシンインタフェース9により予めデータ処理装置
6に設定されているものである。この標準リードタイム
と基準タクトタイムを設定するかわりに入力装置2と3
との間に存在する製品の推定個数を予め設定するように
しても良いことは勿論である。このような製品の推定個
数に基づいてデータレコードを検索する方法のほかに、
製造完了データ入力装置3に製品が到達した時刻から標
準リードタイムを減算し、減算された時刻にほぼ一致す
る時刻が付されている製造指示データのデータレコード
を検索する方法も考えられる。 このようにステップ■において該当すると思われるデー
タレコードが求められるが、実際には各工程の作業状況
等により標準リードタイムや基準タクトタイムどおりに
搬送が行われない。そこで、ステップ■においてはステ
ップ■で求められたデータレコードから時刻の進行方向
(新しい時刻方向)にレコード中の製品種別情報を順次
検査していく。この検査の結果、ステップ■において一
致する製品種別情報のデータレコードがないと判定され
た場合には、製造完了データを記憶させないまま終了す
る。これに対して、一致する製品種別情報のデータレコ
ードが検索されると、次にステップ■においてこのデー
タレコードの製造完了データの格納箇所に実績時刻すな
わち時計装置7から読み取られた時刻が格納されている
か否かが判定される。実績時刻が格納されていないと判
定されるとステップ■において実績時刻を付加した製造
完了データを格納する。もし、ステップ■において実績
時刻が格納済と判定されると、ステップ■に戻って再び
一致する製品種別情報のデータレコードを検索する。以
後同様の処理が行われる。 次に、製品が検査開始データ入力装置4に到達すると、
同様にして第3図のフローチャートに示す動作が実行さ
れるが、この場合には、ステップ■では製造指示データ
入力装置2と検査開始データ入力装置4との間の標準リ
ードタイムや個数を用いて製品に該当すると思われるデ
ータレコードの検索が行われる。そして、データレコー
ドには製品が検査開始データ入力装置4に到達したとき
の時刻情報が付加された検査開始データが記憶される。 最後に、製品が検査終了データ入力装置5に到達すると
同様にしてデータレコードには到達したときの時刻情報
が付加された検査終了データが記憶される。 このようにして検査工程が終了した製品、例えば第1図
の製品M8は、第2図のレコード黒1に示されるように
“製品種別”、“製造指示データ”、“製造完了データ
”、“検査開始データ”、“検査終了データ”の全てが
記憶されたデータレコードが作成され、製品棚11に送
られてそこから出荷される。これに対して、例えば第1
図において検査終了データ入力装置5に到達していない
製品M7のデータレコードは第2図のレコード11h2
に示されるように“検査終了データ”の箇所が“初期化
データ”のままとなっている。 記憶装置8に記憶されている第2図に示すようなデータ
レコードをプリンタ装置10により打出すか、あるいは
マンマシンインタフェース装置9のディスプレイ装置に
表示させることにより、第2図の例ではレコード阻1の
製品M8のみが検査終了、レコード磁2,3の製品M7
.M6が検査中、レコード隘4の製品M5が検査待ち、
レコード隘5.6.7.8の製品M4,3,2.1が製
造中であることを知ることができる。
・検査システムの構成図を示している。 図において、lは搬送ライン、2は製造指示データ入力
装置、3は製造完了データ入力装置、4は検査開始デー
タ入力装置、5は検査終了データ入力装置、6はデータ
処理装置、7は時計装置、8は記憶装置、9はマンマシ
ンインタフェース、10はプリンタ装置、11は製品棚
、M1〜M8は製品を示している。搬送ライン1は製造
・組立工程と検査工程とにわかれている。製造・組立工
程の入口に設けられている入力装置2は製品が到達する
と読み取った製品の種類を表す符号のほかに仕掛計画年
月日時分秒や組付完了計画年月日時分秒等の製造指示デ
ータをデータ処理装置6に入力する。 製造・組立工程の出口に設けられている入力装置3は製
品が到達すると読み取った製品の種類を表す符号(製品
種別)のほかに仕掛実績年月日時分秒や組付完了実績年
月日時分秒等の製造完了データをデータ処理装置6に入
力する。同様に、検査工程の入口に設けられている入力
装置4は製品が到達すると読み取った製品の種類を表す
符号のほかに検査開始計画年月日時分秒や検査条件等の
検査開始データをデータ処理装置6に入力し、出口に設
けられている入力装置5は製品が到達すると製品の種類
を表す符号と検査終了実績年月日時分秒や検査結果等の
検査終了データをデータ処理装置6に入力する。これら
のチェックポイントに設けられた入力装置2〜5はデー
タウェイを介してデータ処理装置6に接続される。 記憶装置8は搬送ラインlにおける製品M1〜M8のデ
ータレコードを記憶するものであり、その−例が第2図
に示されている。第2図において、各データレコードは
“製品種別”、“製造指示データ”、“製造完了データ
“、“検査開始データ”検査終了データ”から構成され
ており、製品種別以外の各データには前述の時刻情報が
含まれている。また、これらの各データレコードは製品
が製造指示データ入力装置2を通過する毎に作成される
。したがって、第1図において製品Ml〜M8の順番が
途中で入れ変わっていないとすると、第2図においてレ
コード阻1のデータレコードは製品M8の状態を示し、
以下レコードNa2.Na3゜−−一−−・隘8のデー
タレコードは製品M7.M6. −−Mlの状態を示し
ている。なお、第2図において、“初期化データ”が記
載されている部分は、まだ対応するデータの入力装置設
置箇所まで製品が到達していないことを示している。 データ処理装置6は入力装置2より入力があった場合に
時計装置7から時刻情報を読み取り、この時刻情報と入
力装置1からの入力情報とに基づいて記憶装置6の既に
作成されているデータレコードの次のレコード隘の箇所
に新たにデータレコードを作成する。この新たに作成さ
れるデータレコードには製品種別情報と製造指示データ
とが記憶されるだけである。さらにデータ処理装置6は
入力装置3〜5より入力があった場合には時計装置7か
ら時刻情報を読み取るとともに、記憶装置6に既に作成
されているデータレコードから該当するデータレコード
を検索して読み取った時刻情報と入力された入力情報と
を記憶することにより第2図に示すデータレコードを作
成するものであるが、その動作フローチャートを第3図
に示す。 以下に、第1図ないし第3図を用いて本発明によるトラ
ッキング方法を説明する。 まず、製造・組立ラインに製造指示データが与えられる
と製品にその種類を表す符号(例えばバーコード)が付
されて搬送ライン1に載せられる。 そして、この製品が製造指示データ入力装置2に到達す
ると前述の符号(以下においては製品種別情報という)
が製造指示データ入力装置2に読み取られ、製造指示デ
ータと一緒にデータ処理装置6に送られる。第1図の例
では製造指示データ入力装置2に最初に到達するのは製
品M8であるので、データ処理装置6は最初のデータレ
コードを作成して記憶装置8のレコードNllの箇所に
記憶する。このとき記憶されるのは製品種別情報M8(
ここでは便宜上製品符号と一致させる)と時計装置7か
ら読み取った時刻情報が付加された製造指示データであ
る。それ以外には初期化データが記憶されている。この
ようにしてデータレコードが作成された製品M8は搬送
ライン1により搬送されて各工程によって加工される。 同様にして次の製品M7が製品種別情報が付されて搬送
ライン1に載せられ、搬送されて製造指示データ入力装
置2に到達するとデータ処理装置6は製造指示データ入
力装置2からの情報と時計装置7からの時刻情報とに基
づいて次のデータレコードを作成し、記憶装置8のレコ
ード1lh2の箇所に記憶する。このとき記憶されるの
は製品種別情報M7と時刻情報の付加された製造指示デ
ータである。以後同様にして製品M6〜M1のデータレ
コードが作成され、記憶装置8のレコード魚3〜8の箇
所に記憶される。 次に、製品M8が製造・組立工程を終了して製造完了デ
ータ入力装置3に到達すると、製品に付されている製品
種別情報が読み取られ、製造完了データとともにデータ
処理装置6に送られる。データ処理装置6は第3図のフ
ローチャートに示すようにステップ■において製造完了
データ入力装置3から送られてくる入力データを読み取
ったのち、ステップ■において時計装置7から現時刻を
入力して時刻情報を得る。次にデータ処理装置6は記憶
装置8に記憶されているデータレコードのなかからこの
製品のデータレコードの検索を次のように行う。ステッ
プ■において、この製品のデータレコードのおおよその
位置を求めるために、まず最新の製造指示データが記憶
されているデータレコード(即ち最後に作成されたデー
タレコードであって記憶装置8のデータレコードの並び
の先頭にあるもの)を求め、次に製品が製造指示データ
入力装置2から製造完了データ入力装置3まで搬送され
るのに要する時間(標準リードタイム)を各製品が搬送
ラインlを搬送されるときの時間間隔(基準タクトタイ
ム)で除算することにより入力装置2と3との間に存在
する製品の推定個数を求め、最新の製造指示データが記
憶されているデータレコードから入力装置2と3との間
に存在する製品の推定個数以前のデータレコードを求め
る。これにより、製造完了データ入力装置3に到達した
製品に該当すると思われるデータレコードが検索される
。なお、前述の標準リードタイムと基準タクトタイムは
マンマシンインタフェース9により予めデータ処理装置
6に設定されているものである。この標準リードタイム
と基準タクトタイムを設定するかわりに入力装置2と3
との間に存在する製品の推定個数を予め設定するように
しても良いことは勿論である。このような製品の推定個
数に基づいてデータレコードを検索する方法のほかに、
製造完了データ入力装置3に製品が到達した時刻から標
準リードタイムを減算し、減算された時刻にほぼ一致す
る時刻が付されている製造指示データのデータレコード
を検索する方法も考えられる。 このようにステップ■において該当すると思われるデー
タレコードが求められるが、実際には各工程の作業状況
等により標準リードタイムや基準タクトタイムどおりに
搬送が行われない。そこで、ステップ■においてはステ
ップ■で求められたデータレコードから時刻の進行方向
(新しい時刻方向)にレコード中の製品種別情報を順次
検査していく。この検査の結果、ステップ■において一
致する製品種別情報のデータレコードがないと判定され
た場合には、製造完了データを記憶させないまま終了す
る。これに対して、一致する製品種別情報のデータレコ
ードが検索されると、次にステップ■においてこのデー
タレコードの製造完了データの格納箇所に実績時刻すな
わち時計装置7から読み取られた時刻が格納されている
か否かが判定される。実績時刻が格納されていないと判
定されるとステップ■において実績時刻を付加した製造
完了データを格納する。もし、ステップ■において実績
時刻が格納済と判定されると、ステップ■に戻って再び
一致する製品種別情報のデータレコードを検索する。以
後同様の処理が行われる。 次に、製品が検査開始データ入力装置4に到達すると、
同様にして第3図のフローチャートに示す動作が実行さ
れるが、この場合には、ステップ■では製造指示データ
入力装置2と検査開始データ入力装置4との間の標準リ
ードタイムや個数を用いて製品に該当すると思われるデ
ータレコードの検索が行われる。そして、データレコー
ドには製品が検査開始データ入力装置4に到達したとき
の時刻情報が付加された検査開始データが記憶される。 最後に、製品が検査終了データ入力装置5に到達すると
同様にしてデータレコードには到達したときの時刻情報
が付加された検査終了データが記憶される。 このようにして検査工程が終了した製品、例えば第1図
の製品M8は、第2図のレコード黒1に示されるように
“製品種別”、“製造指示データ”、“製造完了データ
”、“検査開始データ”、“検査終了データ”の全てが
記憶されたデータレコードが作成され、製品棚11に送
られてそこから出荷される。これに対して、例えば第1
図において検査終了データ入力装置5に到達していない
製品M7のデータレコードは第2図のレコード11h2
に示されるように“検査終了データ”の箇所が“初期化
データ”のままとなっている。 記憶装置8に記憶されている第2図に示すようなデータ
レコードをプリンタ装置10により打出すか、あるいは
マンマシンインタフェース装置9のディスプレイ装置に
表示させることにより、第2図の例ではレコード阻1の
製品M8のみが検査終了、レコード磁2,3の製品M7
.M6が検査中、レコード隘4の製品M5が検査待ち、
レコード隘5.6.7.8の製品M4,3,2.1が製
造中であることを知ることができる。
本発明によれば、搬送ライン上の各チェックポイントを
通過する推定個数あるいは通過時間に基づいて記憶装置
上の各製品のデータレコードのなかから該当する製品の
データレコードを推定し、そのデータレコードに対して
そのチェックポイントでのデータを追加あるいは更新す
るように構成されているので、途中で搬送ラインが分岐
2合流 ′することによりチェックポイントを通過する
製品の個数が変化する場合でも製品種別情報のみによっ
て擬似的にトラッキングを行うことができる。 例えば搬送ラインが合流する場合を考えてみると、2つ
の搬送ラインの最初のチェックポイントに設けた入力装
置毎に第2図に示すようなデータレコードを作成し、か
つ2つの搬送ラインに対しては同一の製品種別情報を使
用しないようにしておき、合流後のチェックポイントで
製品種別情報が入力された際にそれぞれのデータレコー
ドを第3図に示すフローチャートにしたがって検索すれ
ばよい。 すなわち、合流により製品の個数が変化する場合でも、
最初のチェックポイントと合流後のチェックポイント間
に存在する製品のうち、最初のチェックポイントを通過
した製品の個数に変化がなければ該当するデータレコー
ドが求められるのである。
通過する推定個数あるいは通過時間に基づいて記憶装置
上の各製品のデータレコードのなかから該当する製品の
データレコードを推定し、そのデータレコードに対して
そのチェックポイントでのデータを追加あるいは更新す
るように構成されているので、途中で搬送ラインが分岐
2合流 ′することによりチェックポイントを通過する
製品の個数が変化する場合でも製品種別情報のみによっ
て擬似的にトラッキングを行うことができる。 例えば搬送ラインが合流する場合を考えてみると、2つ
の搬送ラインの最初のチェックポイントに設けた入力装
置毎に第2図に示すようなデータレコードを作成し、か
つ2つの搬送ラインに対しては同一の製品種別情報を使
用しないようにしておき、合流後のチェックポイントで
製品種別情報が入力された際にそれぞれのデータレコー
ドを第3図に示すフローチャートにしたがって検索すれ
ばよい。 すなわち、合流により製品の個数が変化する場合でも、
最初のチェックポイントと合流後のチェックポイント間
に存在する製品のうち、最初のチェックポイントを通過
した製品の個数に変化がなければ該当するデータレコー
ドが求められるのである。
第1図は本発明によるトラッキング方法を適用した製造
・検査システムの構成図、第2図は本発明のトラッキン
グ方法により記憶装置に記憶されるデータレコードの説
明図、第3図はデータ処理装置の動作フローチャートを
示している。 1 ・−・搬送ライン、2−・製造指示データ入力装置
、3−・製造完了データ入力装置、4− 検査開始デー
タ入力装置、5 ・−・検査終了データ入力装置、6−
・データ処理装置、7 ・−・時計装置、8 ・−・記
憶袋W、9−・マンマシンインタフェース部、10−
プリンタ装置、11−・・製品棚。 第 3 図
・検査システムの構成図、第2図は本発明のトラッキン
グ方法により記憶装置に記憶されるデータレコードの説
明図、第3図はデータ処理装置の動作フローチャートを
示している。 1 ・−・搬送ライン、2−・製造指示データ入力装置
、3−・製造完了データ入力装置、4− 検査開始デー
タ入力装置、5 ・−・検査終了データ入力装置、6−
・データ処理装置、7 ・−・時計装置、8 ・−・記
憶袋W、9−・マンマシンインタフェース部、10−
プリンタ装置、11−・・製品棚。 第 3 図
Claims (1)
- 1)搬送ラインにより搬送されながら各工程を通過して
処理が行われる製品の状態のトラッキング方法において
、搬送ラインにおけるチェックポイントに少なくとも前
記製品の製品種別情報をデータ処理装置に入力する手段
を設けるとともに、前記データ処理装置に時計手段と前
記製品のデータレコードを記憶するための記憶手段を設
け、前記データ処理装置は、搬送ラインの最初のチェッ
クポイントに設置された入力手段より少なくとも前記製
品種別情報が入力されると、前記時計手段より時刻情報
を読み取り、前記製品種別情報と時刻情報とを含むデー
タレコードを作成して、前記記憶手段に記憶させ、それ
以降の入力手段より少なくとも前記製品種別情報が入力
された際には、前記時計手段より時刻情報を読み取り、
入力された前記製品種別情報と前記時刻情報あるいは所
定のチェックポイント間に存在する製品の推定個数とを
用いて前記記憶手段から該当するデータレコードを推定
して該データレコードに少なくとも読み取られた時刻情
報を書込むことにより搬送ラインにおける製品のトラッ
キングを行うことを特徴とするトラッキング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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- 1986-11-06 JP JP61264230A patent/JP2562135B2/ja not_active Expired - Fee Related
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