JPH10134040A - 時間スケールの管理方法および時間表現表示装置 - Google Patents
時間スケールの管理方法および時間表現表示装置Info
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- JPH10134040A JPH10134040A JP8290335A JP29033596A JPH10134040A JP H10134040 A JPH10134040 A JP H10134040A JP 8290335 A JP8290335 A JP 8290335A JP 29033596 A JP29033596 A JP 29033596A JP H10134040 A JPH10134040 A JP H10134040A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 文章中に含まれる様々な時間表現をわかりや
すく表示し、該文章中の時間経過を分析管理するのに有
効な時間スケールの管理方法および時間表現表示装置を
提供する。 【解決手段】 時間表現とイベントの組の並びを入力と
し、この時間表現に対する始点、終点、時間スケールを
時間表現データベース3を参照して時間表現抽出処理部
2で抽出して、イベント時間保持部4で保持し、この保
持された各時間表現において省略されている部分の補完
およびスケール変換を以前の入力に遡って補完処理部5
で処理し、始点と終点を2次元の座標軸とする始点/終
点空間を用いて、補完処理部5で処理された各時間表現
の位置を点として表示部8で表示し、各点を出現順に線
分で接続し、これによりイベントの時間経過を見やすく
することができる。
すく表示し、該文章中の時間経過を分析管理するのに有
効な時間スケールの管理方法および時間表現表示装置を
提供する。 【解決手段】 時間表現とイベントの組の並びを入力と
し、この時間表現に対する始点、終点、時間スケールを
時間表現データベース3を参照して時間表現抽出処理部
2で抽出して、イベント時間保持部4で保持し、この保
持された各時間表現において省略されている部分の補完
およびスケール変換を以前の入力に遡って補完処理部5
で処理し、始点と終点を2次元の座標軸とする始点/終
点空間を用いて、補完処理部5で処理された各時間表現
の位置を点として表示部8で表示し、各点を出現順に線
分で接続し、これによりイベントの時間経過を見やすく
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば文章中に記
述されたイベント(状態変化を引き起こす出来事および
行為)の時間経過を分析する際に、その時間に関する表
現である時間表現に着目して、文章中の話題の粒度やイ
ベントの時間経過を把握するための支援を行う時間スケ
ールの管理方法および時間表現表示装置に関する。
述されたイベント(状態変化を引き起こす出来事および
行為)の時間経過を分析する際に、その時間に関する表
現である時間表現に着目して、文章中の話題の粒度やイ
ベントの時間経過を把握するための支援を行う時間スケ
ールの管理方法および時間表現表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スケジューリングやプランニングなどの
分野においては、複数のイベントの時間関係を把握する
必要がある。このために、従来は各イベントの開始時刻
と終了時刻を各々始点、終点ととらえ、それらを結ぶ線
分を数直線上に表示していた。雑誌「計測と制御」第3
3巻第7号pp.561−565の解説記事で紹介され
ているコイル巻きスケジューリングシステムのスケジュ
ール表示画面などがその一例である。
分野においては、複数のイベントの時間関係を把握する
必要がある。このために、従来は各イベントの開始時刻
と終了時刻を各々始点、終点ととらえ、それらを結ぶ線
分を数直線上に表示していた。雑誌「計測と制御」第3
3巻第7号pp.561−565の解説記事で紹介され
ているコイル巻きスケジューリングシステムのスケジュ
ール表示画面などがその一例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スケジューリングなど
の分野で扱うイベントでは、各イベントの時間長に極端
な違いはないため、該イベントに対応する時間表現のス
ケールを気にする必要がない。しかしながら、我々が普
段用いている文章中では、例えば「年」のスケールの時
間表現と「時」のスケールの時間表現で表されるイベン
トが混在するような場合もあり、これらのイベントの時
間的な関係を上記従来技術を用いて数直線上に表示する
と、該イベントの出現順序や時間長の関係がわかりにく
くなってしまう。
の分野で扱うイベントでは、各イベントの時間長に極端
な違いはないため、該イベントに対応する時間表現のス
ケールを気にする必要がない。しかしながら、我々が普
段用いている文章中では、例えば「年」のスケールの時
間表現と「時」のスケールの時間表現で表されるイベン
トが混在するような場合もあり、これらのイベントの時
間的な関係を上記従来技術を用いて数直線上に表示する
と、該イベントの出現順序や時間長の関係がわかりにく
くなってしまう。
【0004】時間表現の意味する時間長に着目して文章
中のイベントの時間的な推移を分析するために、各イベ
ントを同じ時間スケールごとにまとめて複数の時間スケ
ールの数直線に分けてイベントを表示する方法が考えら
れるが、この方法ではイベントの出現順序関係がわかり
にくくなってしまい、問題の解決にはならない。
中のイベントの時間的な推移を分析するために、各イベ
ントを同じ時間スケールごとにまとめて複数の時間スケ
ールの数直線に分けてイベントを表示する方法が考えら
れるが、この方法ではイベントの出現順序関係がわかり
にくくなってしまい、問題の解決にはならない。
【0005】また、文章中の時間表現は省略されている
ことが往々にしてある。例えば「1996年6月4日午
後1時」という時間を表現する場合、該文章中では、文
脈から「1996年6月4日」であることが明らかであ
れば「1996年6月4日午後1時」と記述せず、単に
「午後1時」と省略されることが多い。この「午後1
時」という情報だけでは時間を表す数直線上での座標を
特定することができない。更に「しばらく後」のよう
に、複数の時間スケールで用いられ、文脈中で用いられ
る時間スケールによって意味する時間の幅が異なるよう
な時間表現についても、当然従来技術では表示すること
ができない。
ことが往々にしてある。例えば「1996年6月4日午
後1時」という時間を表現する場合、該文章中では、文
脈から「1996年6月4日」であることが明らかであ
れば「1996年6月4日午後1時」と記述せず、単に
「午後1時」と省略されることが多い。この「午後1
時」という情報だけでは時間を表す数直線上での座標を
特定することができない。更に「しばらく後」のよう
に、複数の時間スケールで用いられ、文脈中で用いられ
る時間スケールによって意味する時間の幅が異なるよう
な時間表現についても、当然従来技術では表示すること
ができない。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、文章中に含まれる様々な時間
表現をわかりやすく表示し、該文章中の時間経過を分析
管理するのに有効な時間スケールの管理方法および時間
表現表示装置を提供することにある。
その目的とするところは、文章中に含まれる様々な時間
表現をわかりやすく表示し、該文章中の時間経過を分析
管理するのに有効な時間スケールの管理方法および時間
表現表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、時間表現の意味する時間
の開始時刻である始点と終了時刻である終点を2軸とす
る平面上に一連の時間表現列を配置し、文章中に出現し
た順に線分で結ぶことにより該時間表現列を可視化する
第1の過程と、前記第1の過程により得られたパターン
から前記文章の文脈中の時間表現のスケールの推移を調
べる第2の過程とを有することを要旨とする。
め、請求項1記載の本発明は、時間表現の意味する時間
の開始時刻である始点と終了時刻である終点を2軸とす
る平面上に一連の時間表現列を配置し、文章中に出現し
た順に線分で結ぶことにより該時間表現列を可視化する
第1の過程と、前記第1の過程により得られたパターン
から前記文章の文脈中の時間表現のスケールの推移を調
べる第2の過程とを有することを要旨とする。
【0008】請求項1記載の本発明にあっては、始点と
終点を2軸とする平面上に一連の時間表現列を配置し、
出現順に線分で結んで、該時間表現列を可視化し、この
可視化されたパターンから文章の文脈中の時間表現のス
ケールの推移を調べる。
終点を2軸とする平面上に一連の時間表現列を配置し、
出現順に線分で結んで、該時間表現列を可視化し、この
可視化されたパターンから文章の文脈中の時間表現のス
ケールの推移を調べる。
【0009】また、請求項2記載の本発明は、イベント
の時間経過を分析する際の支援を行う時間表現表示装置
であって、各時間表現の意味する時間の開始時刻である
始点と終了時刻である終点および該時間表現が属する時
間スケールの情報を各時間表現に対応して記憶している
時間表現データベースと、時間表現と該時間表現が意味
する時間に起こるイベントの組の並びを入力として、こ
の入力された時間表現に対する始点、終点および時間ス
ケールを前記時間表現データベースを参照して抽出する
時間表現抽出手段と、該時間表現抽出手段で抽出された
始点、終点および時間スケールを前記時間表現およびイ
ベントの組に対応して入力順に保持するイベント時間保
持手段と、各時間スケール間の関係および各時間の変換
規則を含む時間関係に関する知識を記憶している知識デ
ータベースと、前記イベント時間保持手段に保持されて
いる各時間表現において省略されている部分の補完およ
びスケール変換を以前の入力に遡って処理する補完処理
手段と、前記イベント時間保持手段に保持されている時
間表現から、始点/終点空間の原点と表示範囲を判断す
る表示領域判断手段と、始点と終点を2次元の座標軸と
する始点/終点空間を用いて、前記補完処理手段で処理
された各時間表現の位置を点として表示し、各点を出現
順に線分で接続する表示手段とを有することを要旨とす
る。
の時間経過を分析する際の支援を行う時間表現表示装置
であって、各時間表現の意味する時間の開始時刻である
始点と終了時刻である終点および該時間表現が属する時
間スケールの情報を各時間表現に対応して記憶している
時間表現データベースと、時間表現と該時間表現が意味
する時間に起こるイベントの組の並びを入力として、こ
の入力された時間表現に対する始点、終点および時間ス
ケールを前記時間表現データベースを参照して抽出する
時間表現抽出手段と、該時間表現抽出手段で抽出された
始点、終点および時間スケールを前記時間表現およびイ
ベントの組に対応して入力順に保持するイベント時間保
持手段と、各時間スケール間の関係および各時間の変換
規則を含む時間関係に関する知識を記憶している知識デ
ータベースと、前記イベント時間保持手段に保持されて
いる各時間表現において省略されている部分の補完およ
びスケール変換を以前の入力に遡って処理する補完処理
手段と、前記イベント時間保持手段に保持されている時
間表現から、始点/終点空間の原点と表示範囲を判断す
る表示領域判断手段と、始点と終点を2次元の座標軸と
する始点/終点空間を用いて、前記補完処理手段で処理
された各時間表現の位置を点として表示し、各点を出現
順に線分で接続する表示手段とを有することを要旨とす
る。
【0010】請求項2記載の本発明にあっては、時間表
現とイベントの組の並びを入力とし、この時間表現に対
する始点、終点、時間スケールを時間表現データベース
を参照して抽出して、イベント時間保持手段で保持し、
この保持された各時間表現において省略されている部分
の補完およびスケール変換を以前の入力に遡って補完処
理手段で処理し、始点と終点を2次元の座標軸とする始
点/終点空間を用いて、補完処理手段で処理された各時
間表現の位置を点として表示し、各点を出現順に線分で
接続し、これによりイベントの時間経過を見やすくする
ことができる。
現とイベントの組の並びを入力とし、この時間表現に対
する始点、終点、時間スケールを時間表現データベース
を参照して抽出して、イベント時間保持手段で保持し、
この保持された各時間表現において省略されている部分
の補完およびスケール変換を以前の入力に遡って補完処
理手段で処理し、始点と終点を2次元の座標軸とする始
点/終点空間を用いて、補完処理手段で処理された各時
間表現の位置を点として表示し、各点を出現順に線分で
接続し、これによりイベントの時間経過を見やすくする
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
の形態について説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態に係る時間表
現表示装置の構成を示すブロック図である。同図に示す
時間表現表示装置は、例えば文章中に記述され、状態変
化を引き起こす出来事や行為などを表すイベントの時間
経過を分析する際の支援を行うのに有効であり、時間表
現と該時間表現が意味する時間に起こるイベントの組の
並びを入力装置1から入力され、この入力された時間表
現に対する始点、終点および時間スケールを時間表現デ
ータベース3を参照して抽出する時間表現抽出処理部2
と、各時間表現の意味する時間の開始時刻である始点と
終了時刻である終点および該時間表現が属する時間スケ
ールの情報を各時間表現に対応して記憶している時間表
現データベース3と、時間表現抽出処理部2で抽出され
た始点、終点および時間スケールを時間表現およびイベ
ントの組に対応して入力順に保持するイベント時間保持
部4と、各時間スケール間の関係および各時間の変換規
則を含む時間関係に関する知識を記憶している知識ベー
ス6と、イベント時間保持部4に保持されている各時間
表現において省略されている部分の補完およびスケール
変換を以前の入力に遡って処理する補完処理部5と、イ
ベント時間保持部4に保持されている時間表現から、始
点/終点空間の原点と表示範囲を判断する表示領域判断
部7と、始点と終点を2次元の座標軸とする始点/終点
空間を用いて、補完処理部5で処理された各時間表現の
位置を点として表示し、各点を出現順に線分で接続する
表示部8とを有し、該表示部8から出力装置9を介して
出力される。
現表示装置の構成を示すブロック図である。同図に示す
時間表現表示装置は、例えば文章中に記述され、状態変
化を引き起こす出来事や行為などを表すイベントの時間
経過を分析する際の支援を行うのに有効であり、時間表
現と該時間表現が意味する時間に起こるイベントの組の
並びを入力装置1から入力され、この入力された時間表
現に対する始点、終点および時間スケールを時間表現デ
ータベース3を参照して抽出する時間表現抽出処理部2
と、各時間表現の意味する時間の開始時刻である始点と
終了時刻である終点および該時間表現が属する時間スケ
ールの情報を各時間表現に対応して記憶している時間表
現データベース3と、時間表現抽出処理部2で抽出され
た始点、終点および時間スケールを時間表現およびイベ
ントの組に対応して入力順に保持するイベント時間保持
部4と、各時間スケール間の関係および各時間の変換規
則を含む時間関係に関する知識を記憶している知識ベー
ス6と、イベント時間保持部4に保持されている各時間
表現において省略されている部分の補完およびスケール
変換を以前の入力に遡って処理する補完処理部5と、イ
ベント時間保持部4に保持されている時間表現から、始
点/終点空間の原点と表示範囲を判断する表示領域判断
部7と、始点と終点を2次元の座標軸とする始点/終点
空間を用いて、補完処理部5で処理された各時間表現の
位置を点として表示し、各点を出現順に線分で接続する
表示部8とを有し、該表示部8から出力装置9を介して
出力される。
【0013】なお、図1に示す時間表現表示装置は、時
間表現を含まない入力を受け付けることも可能である。
また、本実施形態では、一括して入力を受け付けるもの
としているが、イベント毎に逐次的に入力を受け付ける
ようにしてもよい。
間表現を含まない入力を受け付けることも可能である。
また、本実施形態では、一括して入力を受け付けるもの
としているが、イベント毎に逐次的に入力を受け付ける
ようにしてもよい。
【0014】各部について更に詳細に説明する。時間表
現抽出処理部2は、入力装置1から入力された時間表現
およびイベントの組を受け取り、時間表現データベース
3を参照して該時間表現が属する時間スケールと始点お
よび終点を抽出する。なお、時間表現抽出処理部2の処
理手順を図7に示す。
現抽出処理部2は、入力装置1から入力された時間表現
およびイベントの組を受け取り、時間表現データベース
3を参照して該時間表現が属する時間スケールと始点お
よび終点を抽出する。なお、時間表現抽出処理部2の処
理手順を図7に示す。
【0015】時間表現が複数の時間表現の組み合わせで
ある場合には、時間表現データベース3に含まれている
時間表現を単位として分割して処理を行う。例えば、次
の表1に示すような入力が与えられたとする。
ある場合には、時間表現データベース3に含まれている
時間表現を単位として分割して処理を行う。例えば、次
の表1に示すような入力が与えられたとする。
【0016】
【表1】 「6月4日」は一語で時間表現データベース3に登録さ
れておらず、代わりに2つの時間表現「6月」と「4
日」が登録されているとする。その場合は始点と終点に
はそのまま時間表現を代入し、時間スケールは含まれて
いる時間スケール全て、すなわちここでは月スケールと
日スケールの2つを併せて抽出する。従って、この処理
によって上記の例の入力を処理した結果は表2に示すよ
うになる。
れておらず、代わりに2つの時間表現「6月」と「4
日」が登録されているとする。その場合は始点と終点に
はそのまま時間表現を代入し、時間スケールは含まれて
いる時間スケール全て、すなわちここでは月スケールと
日スケールの2つを併せて抽出する。従って、この処理
によって上記の例の入力を処理した結果は表2に示すよ
うになる。
【表2】 また、時間表現「しばらく」のように複数の時間スケー
ルで用いることのできるような時間表現の場合は、直前
の時間表現と同じ時間スケールであると考えるのが妥当
なので、その直前の時間表現のスケールを参照して適合
するスケールでの始点と終点を抽出する。また、時間表
現を含まない組のイベントに関しては、その直前の入力
の組と同じ時間のもとで起きているものとして、直前の
入力の時間表現の始点と終点を複写する。
ルで用いることのできるような時間表現の場合は、直前
の時間表現と同じ時間スケールであると考えるのが妥当
なので、その直前の時間表現のスケールを参照して適合
するスケールでの始点と終点を抽出する。また、時間表
現を含まない組のイベントに関しては、その直前の入力
の組と同じ時間のもとで起きているものとして、直前の
入力の時間表現の始点と終点を複写する。
【0017】次に、図7に示すフローチャートを参照し
て、時間表現抽出処理部2の作用を説明する。
て、時間表現抽出処理部2の作用を説明する。
【0018】図7において、時間表現抽出処理部2は入
力装置1から時間表現とイベントの組を入力として受け
付けると、各入力データに対して以下の処理を行う(ス
テップS71,S72)。まず、入力された時間表現が
時間表現データベース3に存在するか否かをチェックす
る(ステップS73)。時間表現データベース3は後述
する図2に示すように各時間表現の始点と終点および時
間スケールを各時間表現に対応して記憶しているが、こ
のように時間表現を記憶している時間表現データベース
3に入力された時間表現が存在する場合には、この存在
する時間表現に対応する始点、終点、および時間スケー
ルを取り出す(ステップS74)。このように取り出し
た時間表現が複数ある場合、例えば図2に示す「少し
前」のように複数ある場合には、イベント時間保持部4
に保持されている直前の内容を参照して複数の時間表現
のうちの1つを決定する(ステップS76)。そして、
この決定した内容をイベント時間保持部4に格納する
(ステップS82)。
力装置1から時間表現とイベントの組を入力として受け
付けると、各入力データに対して以下の処理を行う(ス
テップS71,S72)。まず、入力された時間表現が
時間表現データベース3に存在するか否かをチェックす
る(ステップS73)。時間表現データベース3は後述
する図2に示すように各時間表現の始点と終点および時
間スケールを各時間表現に対応して記憶しているが、こ
のように時間表現を記憶している時間表現データベース
3に入力された時間表現が存在する場合には、この存在
する時間表現に対応する始点、終点、および時間スケー
ルを取り出す(ステップS74)。このように取り出し
た時間表現が複数ある場合、例えば図2に示す「少し
前」のように複数ある場合には、イベント時間保持部4
に保持されている直前の内容を参照して複数の時間表現
のうちの1つを決定する(ステップS76)。そして、
この決定した内容をイベント時間保持部4に格納する
(ステップS82)。
【0019】一方、ステップS73の処理において、入
力された時間表現が時間表現データベース3に存在しな
い場合には、時間表現データベース3に含まれている複
数語に分割する(ステップS77)。例えば、「6月4
日」のような時間表現は一語として時間表現データベー
ス3に存在しないので、6月と4日とに分割する。そし
て、このように分割した各時間表現について該当する時
間スケールを時間表現データベース3から取り出す(ス
テップS78)。この取り出した時間表現が複数ある場
合、上述したように、イベント時間保持部4に保持され
ている直前の内容を参照して複数の時間表現のうちの1
つを決定する(ステップS80)。それから、この1つ
に決定した時間表現に対する始点および終点を同様にし
て抽出し(ステップS81)、この内容をイベント時間
保持部4に格納する(ステップS82)。
力された時間表現が時間表現データベース3に存在しな
い場合には、時間表現データベース3に含まれている複
数語に分割する(ステップS77)。例えば、「6月4
日」のような時間表現は一語として時間表現データベー
ス3に存在しないので、6月と4日とに分割する。そし
て、このように分割した各時間表現について該当する時
間スケールを時間表現データベース3から取り出す(ス
テップS78)。この取り出した時間表現が複数ある場
合、上述したように、イベント時間保持部4に保持され
ている直前の内容を参照して複数の時間表現のうちの1
つを決定する(ステップS80)。それから、この1つ
に決定した時間表現に対する始点および終点を同様にし
て抽出し(ステップS81)、この内容をイベント時間
保持部4に格納する(ステップS82)。
【0020】時間表現データベース3には各時間表現と
その始点、終点、およびその時間表現が属している時間
スケールが格納されている。ただし、時間表現の始点や
終点は後述の補完処理部5においてスケール変換される
ので、任意の時間スケールの時間表現で記述することが
できる。例えば、「春」という時間表現の始点と終点は
各々「2月」と「4月」という「月」のスケールの時間
表現で記述できる。あるいは「2月15日」と「4月3
0日」という「日」のスケールの時間表現で記述するこ
ともできる。各時間表現に対応する始点と終点および時
間スケールは、時間表現データベース3の中では、例え
ば図2のように記述される。
その始点、終点、およびその時間表現が属している時間
スケールが格納されている。ただし、時間表現の始点や
終点は後述の補完処理部5においてスケール変換される
ので、任意の時間スケールの時間表現で記述することが
できる。例えば、「春」という時間表現の始点と終点は
各々「2月」と「4月」という「月」のスケールの時間
表現で記述できる。あるいは「2月15日」と「4月3
0日」という「日」のスケールの時間表現で記述するこ
ともできる。各時間表現に対応する始点と終点および時
間スケールは、時間表現データベース3の中では、例え
ば図2のように記述される。
【0021】図2において、第1列が時間表現を表し、
第2列がその時間表現の始点、第3列が終点を表してい
る。また、第4列が、その時間表現の用いられる時間ス
ケールを表している。例えば、図2の第1行目は時間表
現「春」は始点が「2月」で終点が「4月」であり、
「季節」のスケールに属していることを表している。も
し、時間表現「春」を「日」のスケールで表示する場合
は、その始点と終点を補完処理部5において各々「2月
1日」、「4月30日」と修正する。
第2列がその時間表現の始点、第3列が終点を表してい
る。また、第4列が、その時間表現の用いられる時間ス
ケールを表している。例えば、図2の第1行目は時間表
現「春」は始点が「2月」で終点が「4月」であり、
「季節」のスケールに属していることを表している。も
し、時間表現「春」を「日」のスケールで表示する場合
は、その始点と終点を補完処理部5において各々「2月
1日」、「4月30日」と修正する。
【0022】また、もし時間表現が「少し後」や「少し
前」等のように、複数の時間スケールで用いることので
きるような時間表現の場合は、用いられる時間スケール
ごとに場合分けして記述してある。例えば、時間表現
「少し後」が「時」のスケールと「分」のスケールで用
いられるとした場合、図2で示したように2通りに記述
される。これは、時間表現「少し後」が「時」のスケー
ルで用いられる場合には、1時間後から2時間後の間で
あることを表し、「分」のスケールで用いられる場合に
は、10分後から20分後の間であることを示してい
る。プラス記号がついているのは、時間表現「少し後」
が、ある時間表現を基準として、時間的に先行している
表現であることを意味する。同様に、時間表現「少し
前」のように、時間的に遡る場合はマイナス記号を用い
て表現する。また、時間表現「翌日」や「先週」のよう
に、時間スケールと一対一で対応する相対的な時間表現
もプラス/マイナス記号を伴って記述される。これらの
時間表現の補完方法については後述する。
前」等のように、複数の時間スケールで用いることので
きるような時間表現の場合は、用いられる時間スケール
ごとに場合分けして記述してある。例えば、時間表現
「少し後」が「時」のスケールと「分」のスケールで用
いられるとした場合、図2で示したように2通りに記述
される。これは、時間表現「少し後」が「時」のスケー
ルで用いられる場合には、1時間後から2時間後の間で
あることを表し、「分」のスケールで用いられる場合に
は、10分後から20分後の間であることを示してい
る。プラス記号がついているのは、時間表現「少し後」
が、ある時間表現を基準として、時間的に先行している
表現であることを意味する。同様に、時間表現「少し
前」のように、時間的に遡る場合はマイナス記号を用い
て表現する。また、時間表現「翌日」や「先週」のよう
に、時間スケールと一対一で対応する相対的な時間表現
もプラス/マイナス記号を伴って記述される。これらの
時間表現の補完方法については後述する。
【0023】イベント時間保持部4は、時間表現抽出処
理部2で判断された時間表現のスケールに基づいて時間
表現とイベントの組を保持する。ここでは、時間スケー
ル、始点、終点、時間表現、イベントからなる5項の組
で時間表現を入力された順に保持する。
理部2で判断された時間表現のスケールに基づいて時間
表現とイベントの組を保持する。ここでは、時間スケー
ル、始点、終点、時間表現、イベントからなる5項の組
で時間表現を入力された順に保持する。
【0024】補完処理部5は、知識ベース6の知識を用
いてイベント時間保持部4に保持されている時間表現の
省略されている部分を補完する。図4に該補完処理部5
での処理の流れを示す。該補完処理部5では、初めに上
記イベント時間保持部4の時間スケールの項を参照し、
最も粗いスケールと、最も細かいスケールを調べる。次
に、イベント時間保持部4に保持されている各イベント
の始点と終点で、これのスケールに関して抜け落ちてい
るところを調べ、知識ベース6の知識を用いて補完処理
を行う。
いてイベント時間保持部4に保持されている時間表現の
省略されている部分を補完する。図4に該補完処理部5
での処理の流れを示す。該補完処理部5では、初めに上
記イベント時間保持部4の時間スケールの項を参照し、
最も粗いスケールと、最も細かいスケールを調べる。次
に、イベント時間保持部4に保持されている各イベント
の始点と終点で、これのスケールに関して抜け落ちてい
るところを調べ、知識ベース6の知識を用いて補完処理
を行う。
【0025】例として、文章中に時間表現が「6月」、
「4日」、「午後1時」の順で出現した場合を考える。
これは、イベント時間保持部4で次の表3で示すように
5項組として保持される。
「4日」、「午後1時」の順で出現した場合を考える。
これは、イベント時間保持部4で次の表3で示すように
5項組として保持される。
【0026】
【表3】 上記の始点と終点は時間表現データベース3から取り出
したものである。これらの中で、最も粗いスケールは
「月」のスケールであり、最も細かいのは「時」のスケ
ールである。従って、一連の時間表現の表示を行うため
には各時間表現の始点および終点に、これらのスケール
の情報が必要となる。
したものである。これらの中で、最も粗いスケールは
「月」のスケールであり、最も細かいのは「時」のスケ
ールである。従って、一連の時間表現の表示を行うため
には各時間表現の始点および終点に、これらのスケール
の情報が必要となる。
【0027】まず、時間表現「4日」、「午後1時」は
各々「6月4日」、「6月4日午後1時」の省略と考え
られる。そこで、補完処理部5では、知識ベース6に保
持されている知識 知識1:月 contains 日 を利用して補完を行う。この知識は「月」は「日」を包
含するということを表している。containsは、J.F.Alle
n が論文"Towards a General Theory of Actionand Tim
e" (Artificial Intelligence 23,pp.123-154,1984)
の中でモデル化した13の時間関係のうちの1つであ
る。本発明は時間関係の知識の記述に関してこのAllen
の時間関係を用いている。この知識から2つ目の入力
が、1つ目の入力で与えられた時間表現「6月」の意味
する時区間の中に含まれているということがわかるの
で、該イベント時間保持部4で保持されている2つ目の
5項組は、次の表4のように補完処理部5で補完され
る。
各々「6月4日」、「6月4日午後1時」の省略と考え
られる。そこで、補完処理部5では、知識ベース6に保
持されている知識 知識1:月 contains 日 を利用して補完を行う。この知識は「月」は「日」を包
含するということを表している。containsは、J.F.Alle
n が論文"Towards a General Theory of Actionand Tim
e" (Artificial Intelligence 23,pp.123-154,1984)
の中でモデル化した13の時間関係のうちの1つであ
る。本発明は時間関係の知識の記述に関してこのAllen
の時間関係を用いている。この知識から2つ目の入力
が、1つ目の入力で与えられた時間表現「6月」の意味
する時区間の中に含まれているということがわかるの
で、該イベント時間保持部4で保持されている2つ目の
5項組は、次の表4のように補完処理部5で補完され
る。
【0028】
【表4】 同様に、知識ベース6に保持されている知識 知識2:日 contains 時 から、3つ目の5項組は、次の表5のように補完され
る。
る。
【0029】
【表5】 次に、上記3つのイベントを「時」のスケールで表示す
る場合、時間表現「6月」および「4日」の始点/終点
には「時」のスケールの情報が抜けているので、これも
補完しなくてはならない。従って知識ベース6に記述さ
れているスケール変換規則 知識3:1日間=24時間 および時間関係 知識4:日 started-by 0時 を用いて変換する。知識3は「1日間」は「24時間」
から構成されていることを示している。知識4の start
ed-by もまた、Allen の時間関係の1つであり「1日
間」の始まりが「0時」であることを示している。知識
3および知識4を用いることで、「1日」は「0時」か
ら「23時」であることがわかる。これらの知識を用い
ることによって、時間表現「6月」および「4日」の始
点/終点は、各々次の表6に示すように
る場合、時間表現「6月」および「4日」の始点/終点
には「時」のスケールの情報が抜けているので、これも
補完しなくてはならない。従って知識ベース6に記述さ
れているスケール変換規則 知識3:1日間=24時間 および時間関係 知識4:日 started-by 0時 を用いて変換する。知識3は「1日間」は「24時間」
から構成されていることを示している。知識4の start
ed-by もまた、Allen の時間関係の1つであり「1日
間」の始まりが「0時」であることを示している。知識
3および知識4を用いることで、「1日」は「0時」か
ら「23時」であることがわかる。これらの知識を用い
ることによって、時間表現「6月」および「4日」の始
点/終点は、各々次の表6に示すように
【表6】 とスケール変換される。これで、上記の3つの5項組を
プロットする際に必要な情報の補完ができる。この処理
が終わった段階でイベント時間保持部4の内容は、次の
表7のように書き換えられる。
プロットする際に必要な情報の補完ができる。この処理
が終わった段階でイベント時間保持部4の内容は、次の
表7のように書き換えられる。
【0030】
【表7】 時間表現「午後1時」は始点と終点に「時」のスケール
より細かい「分」のスケールを含んでいるが、表示スケ
ールが「時」であれば、それより細かい情報は使用せ
ず、次の表8のように
より細かい「分」のスケールを含んでいるが、表示スケ
ールが「時」であれば、それより細かい情報は使用せ
ず、次の表8のように
【表8】 と見なして表示する。
【0031】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、補完処理部5の作用を説明する。
て、補完処理部5の作用を説明する。
【0032】補完処理部5は、イベント時間保持部4に
保持されている複数の時間表現の時間スケールを参照し
て、最も粗い時間スケールおよび最も細かい時間スケー
ルを調べて取り出し、それぞれT1,T2とする(ステ
ップS41,S42)。それから、イベント時間保持部
4に保持されている各イベントの始点と終点に対して、
上述した時間スケールに関して抜け落ちているところを
調べ、知識ベース6の知識を用いた補完処理を以下のよ
うに行う(ステップS43)。まず、各イベントの始点
と終点に対して書き換え処理が必要であるか否かをチェ
ックし(ステップS44)、必要なものについて時間表
現の書き換えを行う(ステップS45)。
保持されている複数の時間表現の時間スケールを参照し
て、最も粗い時間スケールおよび最も細かい時間スケー
ルを調べて取り出し、それぞれT1,T2とする(ステ
ップS41,S42)。それから、イベント時間保持部
4に保持されている各イベントの始点と終点に対して、
上述した時間スケールに関して抜け落ちているところを
調べ、知識ベース6の知識を用いた補完処理を以下のよ
うに行う(ステップS43)。まず、各イベントの始点
と終点に対して書き換え処理が必要であるか否かをチェ
ックし(ステップS44)、必要なものについて時間表
現の書き換えを行う(ステップS45)。
【0033】それから、最大スケールが上述したスケー
ルT1よりも小さいか否かをチェックし、小さいものに
ついて始点/終点時刻の最大スケールに対する補完を行
う(ステップS46,S47)。また、同様にして、最
小スケールが上述したスケールT2よりも大きいか否か
をチェックし、大きいものについて始点/終点時刻の最
小スケールに対する補完を行う(ステップS48,S4
9)。
ルT1よりも小さいか否かをチェックし、小さいものに
ついて始点/終点時刻の最大スケールに対する補完を行
う(ステップS46,S47)。また、同様にして、最
小スケールが上述したスケールT2よりも大きいか否か
をチェックし、大きいものについて始点/終点時刻の最
小スケールに対する補完を行う(ステップS48,S4
9)。
【0034】上記補完処理で用いる知識は知識ベース6
で保持される。図3に知識ベースに保持されている知識
の例を示す。
で保持される。図3に知識ベースに保持されている知識
の例を示す。
【0035】表示領域判断部7は、イベント時間保持部
4で保持している一連の時間表現の始点と終点から始点
/終点空間で表示する際の原点と表示範囲を判断する。
ここでは、一連の時間表現の始点のうち、最も早いもの
を原点と判断し、最も遅い終点までを表示範囲とする。
4で保持している一連の時間表現の始点と終点から始点
/終点空間で表示する際の原点と表示範囲を判断する。
ここでは、一連の時間表現の始点のうち、最も早いもの
を原点と判断し、最も遅い終点までを表示範囲とする。
【0036】表示部8は、表示領域判断部7で判断され
た表示領域の始点/終点空間を用意し、補完処理部5で
補完された一連の時間表現を表示する。図8に表示部8
の処理の流れを示す。表示部8では時間表現の始点と終
点を2軸にとった平面、すなわち始点/終点空間上に各
時間表現を配置して表示を行う。各時間表現は時区間t
=[a,b](a≦b)と見なして始点/終点空間上に
配置する。つまり、時区間tの始点aと終点bが各々x
軸、y軸上の座標として扱われる。例として「1月」と
いう時間表現を考えてみる。この時間表現を始点/終点
空間上で表現する場合、「月」のスケールであれば「1
月」というのは始点、終点とも「1月」、すなわちa=
bであるため、直線y=x上の点になる。仮に原点を
「12月」としてこれを図示すると図5(a)のように
なる。また、「日」のスケールで原点を「12月1日」
とすれば図5(b)のようになる。一連の時間表現を始
点/終点空間上で表現した場合、全ての時間表現は点と
して表示され、時間幅の情報が位置に置き換えられる。
この表示方法は次のような特徴を持つ。
た表示領域の始点/終点空間を用意し、補完処理部5で
補完された一連の時間表現を表示する。図8に表示部8
の処理の流れを示す。表示部8では時間表現の始点と終
点を2軸にとった平面、すなわち始点/終点空間上に各
時間表現を配置して表示を行う。各時間表現は時区間t
=[a,b](a≦b)と見なして始点/終点空間上に
配置する。つまり、時区間tの始点aと終点bが各々x
軸、y軸上の座標として扱われる。例として「1月」と
いう時間表現を考えてみる。この時間表現を始点/終点
空間上で表現する場合、「月」のスケールであれば「1
月」というのは始点、終点とも「1月」、すなわちa=
bであるため、直線y=x上の点になる。仮に原点を
「12月」としてこれを図示すると図5(a)のように
なる。また、「日」のスケールで原点を「12月1日」
とすれば図5(b)のようになる。一連の時間表現を始
点/終点空間上で表現した場合、全ての時間表現は点と
して表示され、時間幅の情報が位置に置き換えられる。
この表示方法は次のような特徴を持つ。
【0037】(1)ある時間スケールのもとで一連の時
間表現を表示する場合、直線y=xに近いほど細かいス
ケールの時間表現であり、逆に直線y=xから離れるほ
ど時間幅の大きい、粗いスケールの時間表現である。
間表現を表示する場合、直線y=xに近いほど細かいス
ケールの時間表現であり、逆に直線y=xから離れるほ
ど時間幅の大きい、粗いスケールの時間表現である。
【0038】(2)直線y=x+k(k≧0)上に同一
の時間幅をもつ時間表現が並ぶ。すなわち、このkはそ
のスケールの時間表現の時間幅に相当する。例えば、3
つの時間表現「春」と「夏」と「1月」を「月」のスケ
ールで表現した場合、「春」と「夏」はどちらも時間幅
が3カ月なので同一直線上に並ぶが、「1月」は時間幅
が1カ月なのでこれらと同一の直線上には並ばない。
の時間幅をもつ時間表現が並ぶ。すなわち、このkはそ
のスケールの時間表現の時間幅に相当する。例えば、3
つの時間表現「春」と「夏」と「1月」を「月」のスケ
ールで表現した場合、「春」と「夏」はどちらも時間幅
が3カ月なので同一直線上に並ぶが、「1月」は時間幅
が1カ月なのでこれらと同一の直線上には並ばない。
【0039】これらの特徴から、入力文章中にどのよう
な時間表現が含まれているのかがわかる。表示は、まず
表示領域判断部7で判断された表示領域の始点/終点空
間を画面上に表示し、次のその座標において一連の時間
表現を配置する。そして、その時間表現を入力順に有向
線分で繋いでいくことで行う。
な時間表現が含まれているのかがわかる。表示は、まず
表示領域判断部7で判断された表示領域の始点/終点空
間を画面上に表示し、次のその座標において一連の時間
表現を配置する。そして、その時間表現を入力順に有向
線分で繋いでいくことで行う。
【0040】次に、図8に示すフローチャートを参照し
て、表示部8の作用を説明する。
て、表示部8の作用を説明する。
【0041】図8においては、まず各時間表現のうち最
も早い始点をAとし、最も遅い終点をBとする(ステッ
プS91)。そして、このA,Bの範囲でX軸およびY
軸を設定した平面を作成する(ステップS92)。この
ように作成された平面において始点をX軸とし、終点を
Y軸として、各時間表現データを点で表示する(ステッ
プS93)。そして、この各点を出現順に線分で接続す
る(ステップS94)。
も早い始点をAとし、最も遅い終点をBとする(ステッ
プS91)。そして、このA,Bの範囲でX軸およびY
軸を設定した平面を作成する(ステップS92)。この
ように作成された平面において始点をX軸とし、終点を
Y軸として、各時間表現データを点で表示する(ステッ
プS93)。そして、この各点を出現順に線分で接続す
る(ステップS94)。
【0042】次に、上述したように構成される本実施形
態の作用を具体的な問題に適用して詳細に説明する。
態の作用を具体的な問題に適用して詳細に説明する。
【0043】まず、次の表9に示すような4つの入力が
入力装置1に与えられた場合について説明する。
入力装置1に与えられた場合について説明する。
【0044】
【表9】 表9の各行は時間表現とイベントの組を表している。時
間表現抽出処理部2では、時間表現データベース3を参
照した結果から各々の時間表現に次のような始点と終点
が抽出される。このとき、時間表現「6月4日」、「午
後2時半」、「午後3時5分」は複数の時間表現から構
成されているので、含まれている全ての時間スケールを
抽出する。該時間表現抽出処理部2での処理を終えた入
力はイベント時間保持部4に出現順に保持される。この
結果、この処理が完了した時点での該イベント時間保持
部4には次の表10に示すような内容が保持されている
ことになる。
間表現抽出処理部2では、時間表現データベース3を参
照した結果から各々の時間表現に次のような始点と終点
が抽出される。このとき、時間表現「6月4日」、「午
後2時半」、「午後3時5分」は複数の時間表現から構
成されているので、含まれている全ての時間スケールを
抽出する。該時間表現抽出処理部2での処理を終えた入
力はイベント時間保持部4に出現順に保持される。この
結果、この処理が完了した時点での該イベント時間保持
部4には次の表10に示すような内容が保持されている
ことになる。
【0045】
【表10】 次に、補完処理部5で始点と終点の時刻を補完する。一
連の時間表現のうち、最も粗い時間スケールは「月」の
スケールであり、最も細かいスケールは「分」のスケー
ルである。従ってこれらのスケールの情報を補完しなく
てはならない。
連の時間表現のうち、最も粗い時間スケールは「月」の
スケールであり、最も細かいスケールは「分」のスケー
ルである。従ってこれらのスケールの情報を補完しなく
てはならない。
【0046】まず、1つ目の時間表現「6月4日」に対
し、「日」のスケールより細かいスケールの情報、すな
わち、「時」のスケールと「分」のスケールの情報を補
わなくてはならない。そこで、知識ベース6に記述され
ている知識 知識3:1日間=24時間 および時間関係 知識4:日 started-by 0時 を用いて、時間表現「6月4日」の始点、終点を各々
「6月4日0時」、「6月4日23時」と書き換える。
更に、 知識5:1時間=60分 および時間関係 知識6:時 started-by 0分 を用いることで、時間表現「6月4日」の始点、終点は
各々「6月4日0時0分」、「6月4日23時59分」
と書き換えられる。ここまでの処理を終えた時点でのイ
ベント時間保持部4の内容は次の表11のようになって
いる。
し、「日」のスケールより細かいスケールの情報、すな
わち、「時」のスケールと「分」のスケールの情報を補
わなくてはならない。そこで、知識ベース6に記述され
ている知識 知識3:1日間=24時間 および時間関係 知識4:日 started-by 0時 を用いて、時間表現「6月4日」の始点、終点を各々
「6月4日0時」、「6月4日23時」と書き換える。
更に、 知識5:1時間=60分 および時間関係 知識6:時 started-by 0分 を用いることで、時間表現「6月4日」の始点、終点は
各々「6月4日0時0分」、「6月4日23時59分」
と書き換えられる。ここまでの処理を終えた時点でのイ
ベント時間保持部4の内容は次の表11のようになって
いる。
【0047】
【表11】 次に、2つ目の時間表現「午後2時半」を処理する。こ
れには「半」という時間表現が含まれておりそのまま表
示できないので、知識ベース6に記述されている。
れには「半」という時間表現が含まれておりそのまま表
示できないので、知識ベース6に記述されている。
【0048】知識7:半=1/2×(基準スケール) という知識を用いて変換する。ここで基準スケールと
は、時間表現「半」の直前に存在する時間表現の時間ス
ケールのことであり、この場合は「午後2時」の時間ス
ケール、すなわち「時」のスケールのことである。この
知識と、 知識8:1時間=60分 を組み合わせて用いることで、始点および終点時刻「午
後2時半」を「午後2時30分」と変換し、イベント時
間保持部4を更新する。「分」のスケールに変換すると
いう知識を用いたので、このイベントの時間スケールは
「分」のスケールであると判断し、イベント時間保持部
4で保持されている時間スケールに分のスケールを追加
する。また、 知識9:午後2時=14時 から、始点および終点時刻は「14時30分」に変換さ
れる。これらの始点および終点時刻「14時30分」は
「月」のスケールと「日」のスケールが抜けているの
で、前述の知識1および知識2を用いて「6月4日14
時30分」と書き換える。ここまでの処理を終えた時点
でのイベント時間保持部4の内容は次の表12のように
なっている。
は、時間表現「半」の直前に存在する時間表現の時間ス
ケールのことであり、この場合は「午後2時」の時間ス
ケール、すなわち「時」のスケールのことである。この
知識と、 知識8:1時間=60分 を組み合わせて用いることで、始点および終点時刻「午
後2時半」を「午後2時30分」と変換し、イベント時
間保持部4を更新する。「分」のスケールに変換すると
いう知識を用いたので、このイベントの時間スケールは
「分」のスケールであると判断し、イベント時間保持部
4で保持されている時間スケールに分のスケールを追加
する。また、 知識9:午後2時=14時 から、始点および終点時刻は「14時30分」に変換さ
れる。これらの始点および終点時刻「14時30分」は
「月」のスケールと「日」のスケールが抜けているの
で、前述の知識1および知識2を用いて「6月4日14
時30分」と書き換える。ここまでの処理を終えた時点
でのイベント時間保持部4の内容は次の表12のように
なっている。
【0049】
【表12】 次に、3つ目の時間表現「数分間」を処理する。該時間
表現の始点および終点はプラス記号で表現されている。
これらは直前の入力の終点を基準として計算する。すな
わちここでは直前の入力の終点が「6月4日14時30
分」であるので、時間表現「数分間」の始点および終点
は各々「6月4日14時33分」、「6月4日14時3
8分」になる。ここまでの処理を終えた時点でのイベン
ト時間保持部4の内容は次の表13のようになってい
る。
表現の始点および終点はプラス記号で表現されている。
これらは直前の入力の終点を基準として計算する。すな
わちここでは直前の入力の終点が「6月4日14時30
分」であるので、時間表現「数分間」の始点および終点
は各々「6月4日14時33分」、「6月4日14時3
8分」になる。ここまでの処理を終えた時点でのイベン
ト時間保持部4の内容は次の表13のようになってい
る。
【0050】
【表13】 最後に時間表現「午後3時5分」を処理する。
【0051】知識10:午後3時=15時 から、始点と終点の時刻を「15時5分」に変換する。
なお、本実施形態では知識9,10のように分けて記述
したが、変数を用いて、例えば 知識:午後x時=(12+x)時 と記述することも可能である。ここで、xは0から11
までの整数を代入することができる変数である。
なお、本実施形態では知識9,10のように分けて記述
したが、変数を用いて、例えば 知識:午後x時=(12+x)時 と記述することも可能である。ここで、xは0から11
までの整数を代入することができる変数である。
【0052】更に知識1、知識2を用いて該時間表現
「午後3時5分」の始点および終点の時刻は「6月4日
15時5分」と書き換えられる。従って、該補完処理部
5での処理をすべて終えた時点でのイベント時間保持部
4の内容は次の表14のようになっている。
「午後3時5分」の始点および終点の時刻は「6月4日
15時5分」と書き換えられる。従って、該補完処理部
5での処理をすべて終えた時点でのイベント時間保持部
4の内容は次の表14のようになっている。
【0053】
【表14】 次に、表示領域判断部7において、始点/終点空間にお
ける表示領域を判断する。一連の時間表現の始点のう
ち、最も早い時刻は「6月4日0時0分」であり、最も
遅い終点の時刻は「6月4日23時59分」である。そ
こで、始点/終点空間の各軸の表示範囲を「6月4日0
時0分」から「6月4日23時59分」までとし、
「分」のスケールで表示を行うように表示部に指示を出
す。表示部8では「分」のスケールの座標を用意し、イ
ベント保持部に保持されている時間表現をその始点と終
点を基に入力順にプロットして線分で繋いでいく。これ
によって、図6の画面表示が得られる。これらの一連の
処理の結果から、入力文中の時間表現のスケールと時間
経過をわかりやすく表示することができるようになる。
なお、上記実施形態は本発明の一例を示したものであ
り、本発明はこれに限定されるものではないことは言う
までもないことである。
ける表示領域を判断する。一連の時間表現の始点のう
ち、最も早い時刻は「6月4日0時0分」であり、最も
遅い終点の時刻は「6月4日23時59分」である。そ
こで、始点/終点空間の各軸の表示範囲を「6月4日0
時0分」から「6月4日23時59分」までとし、
「分」のスケールで表示を行うように表示部に指示を出
す。表示部8では「分」のスケールの座標を用意し、イ
ベント保持部に保持されている時間表現をその始点と終
点を基に入力順にプロットして線分で繋いでいく。これ
によって、図6の画面表示が得られる。これらの一連の
処理の結果から、入力文中の時間表現のスケールと時間
経過をわかりやすく表示することができるようになる。
なお、上記実施形態は本発明の一例を示したものであ
り、本発明はこれに限定されるものではないことは言う
までもないことである。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
始点と終点を2軸とする平面上に一連の時間表現列を配
置し、出現順に線分で結んで、該時間表現列を可視化
し、この可視化されたパターンから文章の文脈中の時間
表現のスケールの推移を調べることができ、文章中の時
間表現の分析を容易に行うことができる。
始点と終点を2軸とする平面上に一連の時間表現列を配
置し、出現順に線分で結んで、該時間表現列を可視化
し、この可視化されたパターンから文章の文脈中の時間
表現のスケールの推移を調べることができ、文章中の時
間表現の分析を容易に行うことができる。
【0055】また、本発明によれば、時間表現とイベン
トの組を入力とし、この時間表現に対する始点、終点、
時間スケールを抽出するとともに各時間表現において省
略されている部分の補完およびスケール変換を行い、始
点と終点を2次元の座標軸とする始点/終点空間を用い
て、各時間表現の位置を点として表示し、各点を出現順
に線分で接続するので、文章中に様々なスケールの時間
表現が含まれている場合でも各時間スケールの時間表現
をわかりやすく適確に表示し、文章中に現れるイベント
の時間経過を可視化して見やすくすることができ、文章
中の時間表現の分析を容易に行うことができる。また、
自然文中の時間表現は文脈に応じた時間スケールのもと
で判断されるので、省略があっても適確に表示すること
ができる。
トの組を入力とし、この時間表現に対する始点、終点、
時間スケールを抽出するとともに各時間表現において省
略されている部分の補完およびスケール変換を行い、始
点と終点を2次元の座標軸とする始点/終点空間を用い
て、各時間表現の位置を点として表示し、各点を出現順
に線分で接続するので、文章中に様々なスケールの時間
表現が含まれている場合でも各時間スケールの時間表現
をわかりやすく適確に表示し、文章中に現れるイベント
の時間経過を可視化して見やすくすることができ、文章
中の時間表現の分析を容易に行うことができる。また、
自然文中の時間表現は文脈に応じた時間スケールのもと
で判断されるので、省略があっても適確に表示すること
ができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る時間表現表示装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の時間表現表示装置に使用されている時間
表現データベースに格納されている時間表現のデータ例
を示す図である。
表現データベースに格納されている時間表現のデータ例
を示す図である。
【図3】図1の時間表現表示装置に使用されている知識
ベースに格納されている知識の例を示す図である。
ベースに格納されている知識の例を示す図である。
【図4】図1の時間表現表示装置に使用されている補完
処理部の作用を示すフローチャートである。
処理部の作用を示すフローチャートである。
【図5】図1の時間表現表示装置に使用されている表示
部による時間表現の表示例を示す図である。
部による時間表現の表示例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に基づき得られた時間表示
を示す図である。
を示す図である。
【図7】図1の時間表現表示装置に使用されている時間
表現抽出処理部の作用を示すフローチャートである。
表現抽出処理部の作用を示すフローチャートである。
【図8】図1の時間表現表示装置に使用されている表示
部の作用を示すフローチャートである。
部の作用を示すフローチャートである。
1 入力装置 2 時間表現抽出処理部 3 時間表現データベース 4 イベント時間保持部 5 補完処理部 6 知識ベース 7 表示領域判断部 8 表示部 9 出力装置
Claims (2)
- 【請求項1】 時間表現の意味する時間の開始時刻であ
る始点と終了時刻である終点を2軸とする平面上に一連
の時間表現列を配置し、文章中に出現した順に線分で結
ぶことにより該時間表現列を可視化する第1の過程と、 前記第1の過程により得られたパターンから前記文章の
文脈中の時間表現のスケールの推移を調べる第2の過程
とを有することを特徴とする時間スケールの管理方法。 - 【請求項2】 イベントの時間経過を分析する際の支援
を行う時間表現表示装置であって、 各時間表現の意味する時間の開始時刻である始点と終了
時刻である終点および該時間表現が属する時間スケール
の情報を各時間表現に対応して記憶している時間表現デ
ータベースと、 時間表現と該時間表現が意味する時間に起こるイベント
の組の並びを入力として、この入力された時間表現に対
する始点、終点および時間スケールを前記時間表現デー
タベースを参照して抽出する時間表現抽出手段と、 該時間表現抽出手段で抽出された始点、終点および時間
スケールを前記時間表現およびイベントの組に対応して
入力順に保持するイベント時間保持手段と、 各時間スケール間の関係および各時間の変換規則を含む
時間関係に関する知識を記憶している知識データベース
と、 前記イベント時間保持手段に保持されている各時間表現
において省略されている部分の補完およびスケール変換
を以前の入力に遡って処理する補完処理手段と、 前記イベント時間保持手段に保持されている時間表現か
ら、始点/終点空間の原点と表示範囲を判断する表示領
域判断手段と、 始点と終点を2次元の座標軸とする始点/終点空間を用
いて、前記補完処理手段で処理された各時間表現の位置
を点として表示し、各点を出現順に線分で接続する表示
手段とを有することを特徴とする時間表現表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8290335A JPH10134040A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 時間スケールの管理方法および時間表現表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8290335A JPH10134040A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 時間スケールの管理方法および時間表現表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10134040A true JPH10134040A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17754735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8290335A Pending JPH10134040A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 時間スケールの管理方法および時間表現表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10134040A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010092258A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Casio Computer Co Ltd | スケジュール検索装置およびスケジュール検索プログラム |
JP2011198156A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Fujitsu Ltd | イベント情報抽出誤り検知装置、方法、及びプログラム |
JP2014191699A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Mitsubishi Space Software Co Ltd | 位置情報検索装置、位置情報検索プログラム及び位置情報検索方法 |
JP2014191714A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Mitsubishi Space Software Co Ltd | 情報検索装置、情報検索プログラム及び情報検索方法 |
JP2014191704A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Mitsubishi Space Software Co Ltd | 時期情報検索装置、時期情報検索プログラム及び時期情報検索方法 |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP8290335A patent/JPH10134040A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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JP2014191714A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Mitsubishi Space Software Co Ltd | 情報検索装置、情報検索プログラム及び情報検索方法 |
JP2014191704A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Mitsubishi Space Software Co Ltd | 時期情報検索装置、時期情報検索プログラム及び時期情報検索方法 |
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