JPS63119698A - 網膜芽腫の診断用ベクタ− - Google Patents

網膜芽腫の診断用ベクタ−

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JPS63119698A
JPS63119698A JP62200755A JP20075587A JPS63119698A JP S63119698 A JPS63119698 A JP S63119698A JP 62200755 A JP62200755 A JP 62200755A JP 20075587 A JP20075587 A JP 20075587A JP S63119698 A JPS63119698 A JP S63119698A
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    • C12Q2600/156Polymorphic or mutational markers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、癌、特に、網膜芽腫および骨肉腫に関連した
欠損ヒト遺伝子の検出および治療方法に関する。
網膜芽腫は、はとんどの場合0〜4才の子供に観察され
る、網膜細胞の新生物である。治療されなければ、眼内
腫瘍の悪性新生物網膜細胞は体の他の部分に転移して常
に死に至る制御されない生育を示す病巣をいくつも形成
する。網膜芽腫の現在の治療法は、眼内腫瘍が大きけれ
ば侵された眼の摘出;眼内腫瘍が小さければ放射療法、
レーザー療法、または寒冷療法が好ましい。転移した網
膜的腫瘍には良い治療法が知られていない。したがって
、腫瘍が眼の外へ広がる前に治療できるような網膜芽腫
の早期診断は困難である。
網膜芽腫は網膜芽腫(Rb)遺伝子の両相同性コピーの
機能欠失によって生じることが証明されている。このよ
うに、Rb遺伝子の1つの欠損アレルを有する個体は一
般にこの病気にかかりやすい。
網膜芽腫にかかった眼を1つ有する子供あるいは網膜芽
腫患者の血族である子供は一般にこの病気の素因を持ち
、発病の危険にさらされている。
これらの子供は全身麻酔を必要とする眼の検査を2〜3
ケ月毎に受けて網膜芽腫を試験される。
一般に、本発明は、これらの患者のDNAを単離された
正常ヒト網膜芽腫(Rb)遺伝子またはその個有の下部
領域(“個有の下部領域”とは、Rb遺伝子に見られる
がヒト染色体の他の部位には見られないDNA配列をい
う)と比較することによってヒト患者をスクリーニング
する方法を提供する。この比較により、患者の欠損Rb
アレルを検出してこれらの患者が従来の検査方法によっ
て継続的に監視する必要があるか否かを決定できる。よ
り重要なことは、この比較により欠損Rbアレルを有せ
ず網膜芽腫の発病のおそれがな〈従来の方法で検査する
必要のない患者を見分けられることである。
好ましくは、患者のDNAと正常なRb遺伝子との間の
比較は、患者のDNAを単離したRb遺伝子で試験して
大きな欠失かあるいは小さな欠失すなわちRb位置にお
ける点突然変異のいずれであるかを検出することを含む
。患者のRbアレルにおける大きな欠失を試験するため
に、患者のDNAを好ましくは、単離した正常Rb遺伝
子からつくったプローブを使用したDNAハイブリダイ
ゼーションで分析する。本発明によれば、小さな欠失す
なわち点突然変異は2つの技術のいずれによって検出し
てもよい。患者のRbアレルと正常なRb遺伝子のヌク
レオチド配列を決定しその相違について比較できる。別
法として、患者のDNAを正常なRb遺伝子でプローブ
し、得られたヘテロ二本鎖における誤対合を決定する。
また、単離された正常ヒト網膜芽腫遺伝子を使用して、
欠損Rbアレルを有することがわかった個体の蛋白質療
法のための正常Rb遺伝子産生物を生成できる。
もう1つの態様として、本発明は、その不存在がはっき
りした1組の新生物と関連している蛋白質の腫瘍試料に
おける存在を検出する方法を提供する。この方法は、R
b蛋白質に対する抗体を産生し、該抗体を腫瘍試料と接
触し、免疫複合体を腫瘍試料中の該蛋白質の存在を示す
ものとして検出することからなる。腫瘍がRb遺伝子産
生物を含まないなら、免疫複合体は見出されず、腫瘍が
突然変異体Rbアレルの結果であると結論できる。
これにより網膜芽腫、丹肉腫のような突然変異体Rbア
レルによって生起せしめられることが知られているこれ
らの腫瘍、および未知の細胞性の原因にもとづく未解明
の腫瘍に対する病理学的診断ができる。ヒト腫瘍の病理
学的診断のより正確な類別ができよう。
実施例1:サウザーン・プロット分析 Rb部位における大量の欠損を検出するために、被験個
体からのDNAについてサウザーン・プロット分析を行
なった。このDNAは末梢白血球から得られ、患者が1
つの眼に腫瘍を有するときは該腫瘍から得られた。白血
球DNAを検査するために、10m1の血液試料を個体
から得、標準的方法によって該試料中の白血球からゲノ
ムDNAを単離した。このDNAを制限エンドヌクレア
ーゼ、たとえばHindIIIで切断し、アガロース電
気泳動ゲル上を泳動させ、プロッティングによりニトロ
セルロースフィルターに移した。フィルター上のDNA
を次いで放射標識されたp2AR3,8およびp2AR
0,9(E coRIによる切断によって得られたp4
.7Rからのサブフラグメントを含む)で別々にプロー
ブした(第4図)。検出された異常の位置をより明確に
決定するためには、p4.7R挿挿入物体よりむしろ2
つ以上の断片を別々に使用することが好ましい。プロー
ブされたフィルターのオートラジオグラムによって、試
験された個体の体細胞または腫瘍DNAにおけるRb部
位の制限地図が得られた。
この制限地図を、対照制限地図であって、同一の制限酵
素による切断とプローブを使用して決定した地図と比較
した。適当な対照は、1組の正常な個体からのアデノビ
ールス−形質転換網膜細胞株または白血球のDNAから
得られたDNAであり得る。被験個体が有意に大きな欠
損を含むRbアレルを有するならば、彼のDNAの制限
地図は、対照と比較して、Rb部位における1つのアレ
ルにおける欠失による1つまたはそれ以上の制限断片の
、1つまたはそれ以上のバンドを余計に含み、および/
あるいはサイズの変化によって生じた、強度が50%低
下した1つまたはそれ以上のバンドを含むか、あるいは
該バンドが全面的に欠除しているであろう。
正常Rb遺伝子の単離 網膜芽腫を生起せしめるのに含まれる遺伝子的位置はヒ
ト染色体13のq14帯域であると決定されている。 
(parkerら、サイエンス(Science)20
8  : 1042 (1980) ) DNAのこの
領域からのcDNAクローンであるp4.7RはRb遺
伝子配列を担持することが示されている。このクローン
は下記一般的技術により得られた。
cDNAクローンp4.7Rの単離 ヒト染色体13ラムダフアージライブラリーから単離さ
れたヒトDNAプローブpH3−8(Lalandeら
1984、 Cancer Genet、 Cytog
enet、 13 : 283)を染色体移動技術にお
いて使用してH3−8配列を囲む30kbの染色体DN
Aを単離し地図を作製した。
この技術によって生成した1つの断片、すなわちp71
130.7Rを見出してヒト染色体13ばかりでなくマ
ウスの染色体にもDNA配列を確認した。(Dryja
ら、 198B、 Proc、 Nat、 Acad、
 Sci、 tlsA)ヒトとマウス両方のDNAにつ
いてp71]30.7Rの相同性があることはp711
30.7Rが構造遺伝子のコード配列を含むことを示唆
した。
この可能性を試験するために、p71130.7Rを放
射標識し、3つの網膜芽腫(#42. #30および#
31)およびアデノビールス12−形質転換ヒト胎児網
膜細胞株(Ret) (1/aessenら、 l’1
8B、 EMBOJourna15 : 335)から
単離されたRNAのノーサーンブロットをプローブした
。このp71130.7Rプローブは網膜細胞株からの
約4.7kbのRNA転写物に対してハイブリッド形成
したが、上記3つの腫瘍試料からのRNA転写物に対し
ては/1イブリ・ノド形成しなかった(第1図)。
続いて、アデノビールス形質転換網膜細胞株から単離さ
れたRNAを使用してcDNAライブラリーを造成した
。このライブラリーを標識されたp7H30,7Rプロ
ーブによってスクリーニングした。
類似の制限地図を有するいくつかのcDNAクローンが
単離された。それらのもつとも大きなものであるp4.
7Rは4.7kbのゲノムDNAを含んでいた。p4.
71?の制限地図は第2図に示した。
p4.7+?の特定 網膜芽腫(#42.  #30.  #41.  #3
1)  ;骨肉腫(#16)およびアデノビールス−形
質転換網膜細胞(Ret)から単離されたRNA転写物
をスクリーニングするのにp4.7クローンを使用した
。第3図に示されるように、p4.7Rプローブは、単
離されたRNA転写物のノーサーンプロット分析におい
て、4つの網膜芽腫および1つの骨肉腫細胞試料におい
て存在しない形質転換網膜細胞における転写物を検出し
た。2.Okb以下のノくンドは、ノーサーンプロット
をラットタブリン(tubulin)を検出するプロー
ブで洗った後に再プローブする(プロットにおけるRN
Aの存在を示す)ことによって検出された。
p4.7RクローンもゲノムDNAをスクリーニングす
るのに使用した。40個の網膜穿削、8つの骨肉腫およ
び網膜芽腫の遺伝形質を何する患者の未知の細胞の未確
認腫瘍2つからなる50人の非血族の患者からの各腫瘍
1組からDNAを単離した。
単離されたDNA試料をHindIIIで切断し、プロ
ーブとして放射標識したp4.7Rを使用してサウザー
ンブロットハイプリダイゼーションにより分析した。こ
の分析により、ゲノムDNA制限断片の3つの異なった
パターン: すなわち、見掛は上の同型接合欠失を示す全面的に不存
在の断片;見掛は上の異型接合欠失を示す不顕化断片;
および制限部位の部分的欠失または変化のいずれかを示
す、サイズが変化した断片を示した。腫瘍DNAの少く
とも30%はこれらの異常のうち1つを示した。比較の
ため、18人の正常な個体からの白血球DNAをサウザ
ーンプロット分析して制限断片の均一なパターンを示し
た。
上記結果はp4.7R!:J<Rb遺伝子を欠失するこ
とを示す。1つの骨肉腫DNA試料中の欠失パターンは
p4 、7RがRb遺伝子を検出する特に良い証拠を提
供する。このDNA試料は、p4.7R領域内に全体が
位置する欠失については同型接合である。丹肉腫表現型
はこの欠失とは関係なく生じるということはとてもあり
そうにない。欠失はp4.71?領域に限定されるので
、この領域は、突然変異を生じたとき非機能Rb −コ
ード化蛋白質を産生ずるRb遺伝子を含んでいるにちが
いない。
機能Rb蛋白質が存在しないと新生物の表現型を形成す
る。
用   途 本発明の方法でp4.7配列を使用するとRb遺伝子の
突然変異アレルの存在について個体をスクリーニングで
きる。このスクリーニング方法を使用すれば、1つの眼
に網膜芽腫の家族歴または既応症があるため網膜芽腫を
発病するおそれのある個体が現在の眼の検査によって日
常的な検査を受ける必要を決定する。もし、スクリーニ
ングで個体が突然変異Rbアレルを有することが決定さ
れた場合のみ、定期的に検査を行う必要があろう。
2つの正常なRbアレルを有する患者は検査を中止でき
る。というのは、Rb遺伝子の2つの正常な複製物を有
する個体が網膜芽腫を発病する危険性は、アレルを不活
性化するに充分な突然変異を含むRbアレルを患者が有
している場合の危険率80〜90%に比べて、約200
00分の1、すなわち0.005%であるからである。
このように、現在定期的に検査されている患者の大部分
が実際には一般的な人々を越える危険にさらされている
わけではなく;網膜芽腫の家族歴も既応症も個体がこの
病気に遺伝的にかかりやすいという包括的な証拠にはな
らない。したがって、実際にRb遺伝子の2つの正常な
複製物を担持しているそのような個体は不必要な高価且
つ外傷性の眼の検査を繰返し受けてきたことになる。
本発明のスクリーニング方法は好ましくは主として2つ
のタイプからなる: (1)Rbプローブに対する/>
イブリダイゼーションを妨害するに充分大きなRb位置
における欠失についての個体のDNAを試験すること、
および(2)Rb位置における小さな欠失すなわち点突
然変異について個体のDNAを試験すること。
スクリーニングに加えて、本発明は、突然変異体Rbア
レルを含むことが決定され、したがって網膜芽腫を発病
するおそれのある患者のための蛋白質療法を提供するの
に役立つ。
本発明のもう1つの用途は、上述の如く、たとえば特定
の腫瘍がRb遺伝子の異常によるものか否か決定する免
疫学的診断である。骨肉腫および特定の未確認腫瘍はR
b遺伝子の検出可能な障害から生じるので、免疫学的診
断を使用してそのような腫瘍の診断を助けることができ
る。
下記例により本発明を説明する。
このようにしてサウザーン分析によるスクリーニング方
法は大きな欠失を有する非機能Rbアレルの存在を検出
するであろう。もしこの分析により個体からの被験DN
Aが対照の制限地図と異なる制限地図を有することを示
す場合、当該個体が非機能突然変異Rbアレルを含むと
いう大きな可能性がある。この個体は今後網膜芽腫の発
病について厳密に監視されなければならない。
もし、被験制限地図が対照と同一であれば、異なるスク
リーニング方法をその個体のDNAについて実施してそ
の個体が小さな欠失すなわち点突然変異を有するRbア
レルを含むか否かを決定する。これは該アレルを不活性
化するのに充分であるがプローブとのハイブリダイゼー
ションを防止するには不充分である。スクリーニング方
法は下記例に記載する。
実施例2 : Rb位置の精密な構造分析Rb位置の小
さな欠失または点突然変異について個体のDNAを検査
するために該個体からのRb遺伝子の両方の相同体をク
ローニングしたアレルを次いで下記2つの方法のうちの
1つによって、p4.7Rと表わされる正常アレルとの
配列の相違があるか否かについて試験する=(1)クロ
ーニングしたアレルおよびp4.7Rの両方のヌクレオ
チド配列を決定し比較する、あるいは(2)I)4.7
1?からのRNA転写物を被験者からの一本鎖全ゲツム
DNAに対してハイブリッド形成させ、得られたヘテロ
二本鎖をRNA分解分解酵素部理して変性ゲル上で泳動
させて誤対合の位置を検出する。より詳しくは、これら
の方法は下記の如く行なわれる: (1)  Rbアレルのクローニング 試験されるべき個体のRb遺伝子のアレルを従来の技術
を使用してクローニングした。普通の方法はたとえばバ
クテリオファージベクターE M B L 3 (Pr
ischaufら、 1983. J、 Mo1. B
iol。
170 : 827)を使用する。10m1の血液試料
を個体から得、ゲノムDNAをこの試料の細胞から単離
した。このDNAをMboIで部分的に切断して平均サ
イズ約20kbの断片にした。18〜:21kbの断片
を単離した。得られたMboI−末端断片をBamHI
で完全に切断し、アルカリホスファターゼで処理し、6
8°Cに10分間加熱して接着末端を分断しておいたE
MBL3ベクターDNAに結合させた。このリゲーショ
ンミックスをインビトロラムダパッケジング反応で使用
し、プレートストックを生育させることにより、パッケ
ージされたファージを増殖させた。〔このクローニング
技術はマニアティス(Maniatis)ら、モレキュ
ラー・クローニング(Molecular Clonl
ng) : A Laboratory Manual
Co1d Sprlng l1arbor Publi
eatlons、 256−293頁(1982)に一
般的に記載されている〕このプレートストックからの約
5 X 105pfuを使用して3mlの大腸菌(E、
 coli) (0,OIMμgso  中〜1,5×
109個/mlの菌体)に感染させ、この感染混合物を
37℃で20分間インキュベートした。47℃で頂部を
融解させた寒天65m1を加え、この混合物を新しく注
入され底部に乾いた寒天を含む10枚の150mmプレ
ート上に塗布した。プラークが〜1.5市の直径となり
互いに接触し始めるようになるまで(約10〜12時間
)インキュベートした。
二重の円状のニトロセルロースフィルター(ミリポアH
AWP)を各寒天プレートの表面にそっと置いてバクテ
リオファージDNAを結合させた。これらのフィルター
を1分間後に注意深く取り出し、30秒間変性溶液(1
,5M  N a C(1。
0.5M  Na0H)に入れ、5分間中和しく1.5
MNaCρ、0.5MトリスーCΩpH8,0)、80
’Cで2時間真空乾燥した。
次いでこれらのニトロセルロースフィルターを放射標識
したp4.7Rにより/%イブリダイゼーションとオー
トラジオグラフィーによってプローブした。p4.71
?プローブに対するノ1イブリダイゼーションを示すプ
ラークを上記方法によりプラーク精製し再スクリーニン
グした。再スクリーニングからの陽性プラークを単離し
使用して個体からのRbアレルを含むと推定されるDN
Aをつくった。
これらの単離されたEMBL3ベクターDNA試料にお
けるMboIゲノム種人物舎人物ウザーン分析によりp
4.7Rと相同の配列の位置について試験した。全Rb
遺伝子領域を含有するDNA試料を選択し、これらの試
料からのRb遺伝子を含む適当な制限断片をpUC9の
ような適当なベクターにサブクローンした。これらのサ
ブクローンは試験される個体のDNAからの1つまたは
両方のRbアレルの複製物を含有した。両方のアレルが
発現されているか否か決定するために、当初ファージ単
離物を制限多形性の存在について試験した。サブクロー
ニングしたアレルを下記技術の1つによってp4.7R
との相違についてしらべた。
(2)配列比較 まず、p4.7R中の正常Rb遺伝子のヌクレオチド配
列をp4.71?からの〜500bpの制限断片をM1
3mp8ファージベクターをサブクローニングし、これ
らのサブクローンをジデオキシ技術により配列すること
によって決定した( Sangerら、 1977゜P
roc、 Nat、 Acad、 Sci USA 7
4 : 5463) o これらの個々のサブクローン
配列からRb遺伝子の配列を組立てることができた。こ
の配列はフランキング領域をも示す第7図に示されてい
る。
単離されたRb遺伝子アレルを下記手順で配列化した。
アレルの制限断片(〜2 kb)をM13+np8ベク
ターにサブクローニングし、ジデオキシ配列反応におい
てプライマーとしてp4.7Rから単離された小さな制
限断片を使用していくつかの短い区域(〜500bp)
を個別に配列形成した。次いでこの単離されたアレルの
複合ヌクレオチド配列をこれらの個別にプライムされた
配列から造成した。この配列をp4.7Rから決定され
た正常のRb遺伝子の配列と直接に比較して、欠失また
は点突然変異が単離されたアレルに存在するか否かにつ
いてしらべた。
(3)誤対合のリボヌクレアーゼ開裂 アレルのDNAを正常Rb遺伝子と比較する別の方法は
RNA分解酵素Aを使用してp4.7R配列とアレル配
列との相違があるか否か検出する。
この比較はプローブとしてのp4.7Rの小さな(〜5
00bp)制限断片により段階的に行なわれる。
まず、p4.7RをRb遺伝子配列を約5oobpの断
片に切断する制限酵素で切断する。これらの断片を電気
泳動ゲル上で単離し、psR64またはpSP65よう
なSP6ベクターに両方向で別個にクローニングした(
Mcltonら、 1984. Nucleic Ac
1dsRcs、 12 : 7035) 、p4.7R
断片の挿入物を含有するSF3に基づいたプラスミドを
、SP6転写系(当分野で周知)を〔α  P)GTP
の存在下に使用してRb遺伝子のcDNAの二本鎖の放
射標識RNA転写物を形成することによってインビトロ
で転写した。
これらのRNA転写物を別個に使用してアレルDNAに
よりヘテロ二本鎖を下記の如く形成した。
50ngのアレルサブクローンを使用されるべきRNA
転写物プローブによってカバーされる領域の外を切断す
る制限酵素で切断した。この切断されたDNAを30μ
gのハイブリダイゼーション緩衝液(80%ホルムアミ
ド、 40mMパイブス(Pipes)pH6,4、0
,4M  N a CΩ、および1mMEDTA)中で
放射標識RNAと混合し、混合物を90℃で10分間処
理してDNAを変性した。次いでこの混合物をゆっくり
と45°Cに冷却してRNAを45℃で30分間−本鎖
DNAにアニーリングした。
このRNA : DNAヘテロ二本鎖を350μgのR
NA分解分解酵素液溶液グ7 (Sigma))  (
10mMトリス−ICΩpH7,5、11]IMEDT
A、 0.2 MNaC,Qおよび0.IMLiCΩ中
40μg/mlの酵素)で処理した。この混合物を渦動
させ25°Cで30分間インキュベートした。RNA分
解酵素A反応を10μΩのプロテイナーゼK (LOm
g/m1)(ベーリンガー・マンノ\イム)の添加、続
いて37°Cで20分間インキュベートすることによっ
て停止させた。水性層をフェノール−クロロホルムおよ
びエタノール沈殿により抽出して蛋白質の混入しない核
酸サンプルを得た。この沈殿した試料を5μgに再懸濁
し、ポリアクリルアミドゲル電気泳動(4%ポリアクリ
ルアミド、7M尿素)を変性することによって分析した
(第5図)。
p4.7R断片と個体からのRbアレルサブクローンと
の配列の相違に帰因するRNA : DNAヘテロ二本
鎖に生じた誤対合の結果、RNA分解酵素A処理により
RNA鎖が開裂した。そのような誤対合は各個体のRb
アレルにおける点突然変異または小さな欠失の結果であ
る。RNA鎖の開裂により2つ以上の小さなRNA断片
が得られ、これらは第6図に示されるように変性ゲル上
をRNAプローブ自体よりも速く泳動した。
RNA分解酵素技術において、放射標識Rb遺伝子RN
Aをベクターにクローンしておいた個体のRbアレルの
一本鎖にハイブリッドした。このRNA分解酵素技術も
Rbアレルをクローニングしないでも使用できるので便
利である。好ましくは、ゲノムDNAは試験されるべき
個体の血球から単離され、このゲノムDNAは放射標識
RbRNAプローブと直接ハイブリッドを形成して下記
の如く正常Rb遺伝子との配列上の相違を決定した。単
離されたゲノムDNA総量のうち5μgを30μgのハ
イブリダイゼーション緩衝液(80%ホルムアミド、 
40mMパイブスpH8,4。
0.4MNaCΩおよび1[[IM  EDTA)中の
標識RNAプローブとともに再懸濁し、このハイブリダ
イゼーション混合物を90℃で10分間処理してDNA
を変性した。次いでこの混合物をゆっくり45°Cに冷
却し、この温度で10時間インキュベートしてRNAプ
ローブをRbアレルの一本鎖DNA複製物に対してハイ
ブリッド形成させた。ハイブリッド形成後、上述の如<
RNA分解酵素A処理と電気泳動を行なった。RNAプ
ローブと各個体のRbアレルのゲノム複製物とのヘテロ
二本鎖における誤対合は容易に検出できた。
実施例3:蛋白質療法 p4.7Rと表されるように正常Rb遺伝子のクローニ
ングしたcDNAについてのもう1つの用途は、Rb遺
伝子の欠損アレルを有すると決定された個体の治療のた
めのRb蛋白質を産生ずることである。これらの個体に
おける網膜芽腫の形成を防止するために、Rb遺伝子産
生物をこれらの個体に治療に有効なように投与する。p
4.7RからのRb cDNAを適当な哺乳類の発現ベ
クターにクローニングし、このベクターからのRb蛋白
質をインビボ発現系で発現させ、発現系の培地または細
胞からRb蛋白質を単離することによってRb蛋白質が
産生される。一般的なインビトロ発現ベクターおよびシ
ステムは当分野で周知である。
実施例4:免疫学的診断 上述の如く産生されたRb蛋白質をウサギに注射して抗
−R,b抗体を産生させ、次いでこれを放射能、蛍光な
どで、あるいはアルカリホスファターゼのような酵素で
標識した。この標識した抗体を使用してヒト腫瘍が欠損
Rb遺伝子由来のものか否か決定した。たとえば、この
腫瘍試料を液化し、通常のELISAフォーマットを使
用して標識された抗体に対して試験した。別法として、
腫瘍部分を固定し標識抗体と反応させ、免疫複合体を抗
体上の標識のタイプに応じてオートラジオグラフィーま
たは蛍光顕微鏡で検出できる。Rb遺伝子産生物に対す
る抗体と反応性の抗原を欠く腫瘍は網膜芽腫遺伝子の突
然変異に帰因する。突然変異Rb遺伝子によって生起さ
れることが知られている腫瘍は、網膜芽腫および骨肉腫
を含めてわずかなので、Rb遺伝子産生物を欠く腫瘍の
分別診断はそのような試験によって非常に明確にされる
寄  託 プラスミドp2AR3,8およびp2AR0,9は19
87年7月17日にアメリカン・タイプ・カルチャー・
コレクション(メリーランド州、ロックビル)に各々A
TCCNo、40.241と40.242として寄託さ
れた。
本出願人であるマサチューセッツ・アイ・エンド・イア
−・インファーマリ−は、ATCCは寄託物の永続性を
保証する寄託機関であって、特許が許可されたときは公
衆に容易に分譲されることを表示する。この寄託物の公
衆への分譲についてのすべての制限は特許の許可と同時
に不可逆的に取り除かれよう。寄託物は、37CFR1
,14および35LISC122の下に資格のある長官
によって決定された者に対して、この特許出願係属中分
譲されよう。
寄託物はそれを生存させておくに要するすべての管理に
より維持され、寄託微生物の試料の提供についてのもっ
とも最近の要請から少くとも5年間、およびとにかく、
寄託の口から少くとも30年間あるいは特許権の存続期
間のいずれか長い方の間不純物の混入がないように管理
されよう。本出願人は、寄託機関が寄託物の状態に帰因
して、要請のあった試料の提供を行うことができないと
きは寄託物を補充する義務を認める。
他の具体例も前記特許請求の範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
第1図はp71130.7[?によってプローブされた
ノーサーンプロットからのオートラジオグラムを図示し
たものであり; 第2図はクローンp4.7Rにおける押入物の制限地図
の概略図であり; 第3図はp4.7Hによりプローブされたノーサーンプ
ロットのオートラジオグラフィーを図示したものであり
; 第4図は本発明のベクターp2AR3、8とp2AR0
,9の概略図であり; 第5図は誤対合検出技術の概略図であり;第6図は誤対
合検出に使用されたケルを変性する例の概略図であり; 第7図はフランキング領域を有する正常なRh遺伝子の
配列である。 (外4名) (三Lj g、 > 、−11> 、・1、:”i”i
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−手続補正S<ハ) 昭和62年特許願第200755号 2、発明の名称 網膜芽腫の診断用ベクター 3、補正をする者 事件との関係   出 願 人

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト患者を分別する方法であって、該患者のDN
    Aを正常なヒト網膜芽腫遺伝子または該遺伝子個有の下
    部領域と比較することからなる方法。
  2. (2)比較がDNAハイブリダイゼーションによって行
    なわれる特許請求の範囲第1項の方法。
  3. (3)比較が配列比較または配列分析によって行なわれ
    る特許請求の範囲第1項の方法。
  4. (4)比較が、患者のDNAと正常な遺伝子または該正
    常な遺伝子からのRNA転写物とのヘテロ二本鎖におけ
    る誤対合の検出によって行なわれる特許請求の範囲第1
    項の方法。
  5. (5)正常なヒト網膜芽腫遺伝子または該遺伝子個有の
    下部領域からなるベクター。
  6. (6)少くとも20bpの長さを有する特許請求の範囲
    第5項の下部領域。
  7. (7)その不存在が新生物と関連している蛋白質の腫瘍
    試料における存在を検出する方法であって、該蛋白質に
    対する抗体を産生し、該抗体を上記腫瘍試料と接触させ
    、該腫瘍試料中の該蛋白質の存在を表示するものとして
    免疫複合体を検出することからなる方法。
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