JPS63119023A - 光学記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、収束光を用いて、媒体に記録し、再生を行う
、光学記録再生装置に関するものである。

従来の技術 光学記録再生装置は大容量メモリ、高速アクセスを小型
に実現できることから、再生専用装置としてコンパクト
ディスク（ＣＤ）が既に実用化され、又、記録可能な追
記型ディスクも画像ファイル、文章ファイル等で実用化
されている。さらに最近では、相変化や、光学磁気（熱
磁気）効果等を用いた、消去可能ディスクも開発され、
広範な分野での普及が期待されている。

一般にこれらの消去可能ディスクは、部分消去して使用
する場合が多いため、消去用の光学ヘッドを持つか、又
は、記録再生用と同一光学系の中に消去用のビームを形
成する必要があシ、その分高価になる。このため、安価
なモデルに対しては、記録再生用のビームを用い、光出
力の増強によって消去を行ない、その後に記録用光出力
に切換えて記録を行なうと言うステップを経ることが考
えられている。以下、図面によって従来の光学記録再生
装置について説明する。

第２図は従来の光学記録再生装置の一例を示すものであ
る。図で、１０１はディジタル信号を入力する入力端子
、１０２はディジタル信号の誤り訂正を行う誤り訂正符
号付加回路、１０３は誤り訂正符号付加回路１０２の出
力を変調するディジタル変調器、１０４はスイッチ、１
０５は半導体レーザ、１０８はコリメータ、１０７はハ
ーフミラ−１１０８は収光レンズ、１０９は検光子、１
１ｏはフォトダイオード、１１１は光磁気ディスク媒体
、１１２は光磁気ディスク媒体を回転させるためのスピ
ンドルモータ、１１３はスイッチ、１１４は磁気バイア
ス用コイル、１１５，１１８゜１１７．１１８は直流電
源、１１９はディジタル復調回路、１２０は誤り訂正回
路、１２１は出力端子である。

以上の構成による光学記録再生装置について下記に動作
を説明する。

入力端子１０１に入力されたディジタル信号は、誤シ訂
正符号付加回路１０２によって、誤り訂正符号が付加さ
れＮＲＺ信号として、ディジタル変調器１０３に送られ
バイフェーズマーク変調される。ディジタル変調器１０
３の出力はスイッチ１０４に入力される。スイッチ１０
４は３段階に切換えられるもので、と２は記録、ｂ２は
再生。

ｃ２は消去に対応する接点である。従って記録時は接点
ａ２に接続される。接点ａ２を通じて出力された変調信
号は変調に対応して、半導体レーザ１０５をオンオフ駆
動する。この半導体レーザ１０５のレーザ光出力はコリ
メータ１０６で平行光にされ、ハーフミラ−１０７を通
じて収光レンズ１０８によって光磁気ディスク媒体１１
１上に１μｍ程度のスポット光として収光される。光磁
気ディスク媒体１１１は、スピンドルモータ１１２によ
って回転しているため、変調信号はディスク上に回転方
向に記録される。光磁気媒体への記録は周知のメカニズ
ムによって記録され、従って記録時には、変調レーザ光
と共に直流磁気バイアスが磁気バイアス用コイル１１４
から付加される。

スイッチ１１３はスイッチ１０４と連動して記録時には
接点ａ１　に接続され直流電源１１６から＋　Ｅ　Ｂ　
の電圧が印加され、レーザ光加熱と相まって、媒体磁化
を反転させ、ピットとして記録が行なわれる。再生時に
は、スイッチ１０４は接点ｂ２に接続され、直流電源１
１７の電源出力が半導体レーザ１０５に接続され、その
光出力はコリメータ１ｏ６．ハーフミラ−１ｏ７．収光
レンズ１０８を通じて光磁気ディスク媒体１１１上に収
光照射される。照射レーザ光は媒体盤面上で反射される
。

この時、レーザ光は媒体表面の磁化の強さによって偏光
面の回転を受ける。収光レンズ１０Ｂからハーフミラ−
１０７に入射され、９ｏ０進行方向が変えられて検光子
１０９に入射される。検光子１０９は、入射光の偏光角
を光強度に変換して出力する。検光子１０９の出力光は
フォトダイオード１１０によって電気信号に変換され、
ディジタル復調回路１１９によってバイフェーズマーク
信号からＮＲＺ信号に変換され、誤シ訂正回路１２０に
よってドロップアウト等による誤りに訂正を加えられ、
誤りのないディジタル信号として出力端子１２１に送出
される。この再生状態においては、スイッチ１１３はス
イッチ１０４と連動して接点ｂ１　に接続され、従って
磁気バイアス用コイル１１４には電流は流れ、ない。次
に、再度記録する場合には一度消去した後に行う。

消去は、スイッチ１０４を接点Ｃ２に接続することによ
シ可能となる。直流電源１１８からの直流電圧が半導体
レーザ１０５に印加され、消去に必要な強度のレーザ光
が、コリメータ１ｏ６．ノ１−７ミラー１ｏ７．収光レ
ンズ１０８を通じて光磁ディスク媒体１１１に送られ、
この媒体上の磁化を全て同一方向にそろえられ消去状態
となる。

この時、スイッチ１１３はスイッチ１０４と連動して接
点Ｃ１に接続され、直流電源１１６が磁気バイアス用コ
イル１１４に印加され、記録時とは逆極性の磁界が媒体
上に付与される。しかる後に記録を行う。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上述した従来の構成では消去した位置が正
確にわからない場合には、−度再生を行なってみない限
り、録音法の場所か消去源の場所かがわからないため、
誤って重畳記録してしまう場合があシ、使用上大きな問
題となっていた。

本発明は、従来の上記問題点に鑑みてなされたもので、
記録中に記録以前の記録済信号を検出し、誤重畳記録を
防止する光学記録再生装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 本発明は、レーザ光をディジタル信号で光強度変調する
信号処理回路と、レーザ光をディスク媒体上に収光させ
る光学系と、媒体からの反射光を検出する検出器と、検
出信号のエラーを演算する信号処理回路と、このエラー
の状態によって記録を停止させる手段とを備えた構成と
なっている。

作　　用 この構成によって、ディジタル信号で強度変調されたレ
ーザ光をディスク媒体上に収光照射し記録しながら同時
に再生を行ない、エラーを演算する信号処理回路によっ
てエラーを検出する。この時、記録中の位置が消去済の
場所の場合、反射光は記録光と同等のディジタル変調光
となシ、基本的にモラーは検出されないが、記録済で未
消去の場所では、記録中のディジタル変調光がさらに記
録済の信号によってディジタル変調を受け、互に干渉を
起こすため、エラーが発生する。従ってこのエラー検出
の結果、エラーがない又は少ない場合は記録を続行し、
エラーが多く検出された場合には未消去の部分と判断し
、記録を停止する様にすることによって、誤重畳記録を
防止することができる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する
。第１図は本発明の一実施例の光学記録再生装置を示す
ものである。第１図において、１は入力端子、２は誤り
訂正符号付加回路、３はディジタル変調器で、バイフェ
ーズマーク変調を行う。４はスイッチで、接点ａ１　　
は記録、接点ｂ１は再生、接点ｃ１　　は消去時に接続
されるものである。６は記録の停止を行うスイッチで６
ｖの制御電圧で閉じる。６は半導体レーザ、７はコリメ
ータ、８はハーフミラ−で、媒体からの反射光のみを９
００曲げて取出す。９は収光レンズ、１０は検出子、１
１はフォトダイオード、１２は光磁気ディスク媒体、１
３はスピンドルモータ、１４はスイッチで、記録、再生
、消去で磁気バイアスを上記スイッチ６と連動して切換
える。ここで接点ａ２は記録時、接点ｂ２は再生、接点
ｃ２は消去に対応して切換えられる。１６はＥＢ（ｖ）
の直流電源、１６は−ＥＢ（■）の直流電源でそれぞれ
記録時。

再生時の磁気バイアス用電源である。１７はバイアスコ
イルで、媒体上に磁界を与える。１８は直流電源で、Ｅ
ｐの電圧、１９は直流電源でＥ。の電圧を発生する。こ
こで、Ｅ、）Ｅｐの関係が成立する様に電圧設定される
。２Ｑはディジタル復調回路で、バイフェーズマーク変
調の復調を行う。

２１は誤り訂正回路、２２は誤り検出回路、２３は出力
端子である。

以上のように構成された本実施例について以下その動作
を説明する。

入力端子１に入力されたディジタル信号は、誤り訂正符
号付加回路２によって誤り訂正符号が付加され、ＮＺＲ
信号としてディジタル変調器３に送られ、バイフェーズ
マーク変調される。ディジタル変調器３の出力はスイッ
チ４に入力される。

記録時にはスイッチ４は接点ａ１　に接続されており、
変調信号がスイッチ６に入力される。このスイッチ６は
通常は閉じておシ、従って変調信号は半導体レーザｅに
入力され、強度変調されたレーザ光を発生する。レーザ
光は、従来例と同様に、コリメータ７、ハーフミラ−ａ
、収光レンズ９を通じて光磁気ディスク媒体上に収光さ
れ、周知の原理によって記録される。この間スピンドル
モータ１３は定回転で回転され、スイッチ１４は接点ａ
２に接続され、直流電源１６がバイアスコイル１７に流
れ、磁気バイアスが媒体に与えられる。

一般に光記録の場合、熱や、化学変化が記録の原理を構
成するが、いずれも照射してから熱の伝達。

蓄積時間及び冷却時間だけ遅れてピットが形成される。

従って無記録又は消去済の場所の反射光は、レーザ光の
変調光と同じもので、信号にエラーは基本的に発生しな
い。一方、記録済の場所に重畳記録しようとすると変調
レーザ光がさらに記録済のビットによって変調を受けて
反射される。この反射光はハーフミラ−８によって光路
が曲げられ、検光子１ｏによってカー効果による偏向角
変化が検出され、フォトダイオード１１によって電圧の
強度変化として取出される。このフォトダイオード１１
の出力はディジタル復調器２０によってバイフェーズマ
ーク変調信号からＮＲＺ信号に復調され、誤シ訂正回路
２１によって誤りが訂正されるが、音声出力は出力端子
２３には出力されない。

復調信号は同時に誤り検出回路２２で誤りが検出される
。上記の様に無記録又は消去済の場所への記録の場合は
反射光は現在記録中の変調信号が検出されるため、エラ
ーは発生しないか、又はドロップアウト等の小さい値と
なるが、記録済未消去の場所への記録の場合は、基本的
に、記録中の変調信号と、記録済の変調信号との混合信
号となるため、多大のエラーが検出される。この誤り検
出回路２２は、１秒間の平均ビットエラーレートが１ｃ
ｆ２　以下になると５ｖの電圧を出力し、１ｏ−２を越
えるとＯｖを出力する様に構成されている。

従って、記録済未消去の場所では、誤り検出回路２２の
出力はｏＶで、この電圧によって制御されるスイッチ６
を開く。これによって半導体レーザ６への全ての入力は
断たれ、記録は停止される。

消去及び再生については従来例と同様であるので説明は
省略する。

以上の様に本実施例によれば、ディジタル復調器２ｏの
出力を誤り検出回路２２に分岐出力し、誤りが少い場合
に５■、多い場合にＯｖの電圧を出力することにより半
導体レーザ６への出力をスイッチ６で制御する、すなわ
ち重畳記録で誤りが多い場合にスイッチ６を開き、その
他の場合に閉じることによって、誤まって記録済、未消
去部へ重畳記録することを防ぐことができる。

なお、本実施例では、光磁気記録方式を用いたが、加熱
冷却、又は化学変化等の原理的に時間遅延を伴ういかな
る記録方式でも同様の効果は得られ、又、ディスク状媒
体以外のいかなる形状の記録にも本発明は適用できるこ
とはいうまでもない。

ディジタル変調方式に関しても、本実施例ではバイフェ
ージマークを用いたが、他のいかなる変調方式でも発明
の効果には何らかわりはない。

発明の効果 本発明は、誤り検出回路によってエラーの状態を検査し
ながら記録し、そのエラーの状態によって、記録を停止
する様にしたことにより、記録済。

未消去部への誤重畳記録を防止することができる、光学
記録再生装量の提供を可能にするものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光学記録再生装置の
ブロック図、第２図は従来例の光学記録再生装置のブロ
ック図である。 １・・・・・・入力端子、２・・・・・・誤り訂正符号
付加回路、３・・・・・・ディジタル変調器、６・・・
・・・スイッチ、６・・・・・・半導体レーザ、７・・
・・・・コリメータ、８・・・・・・ハーフミラ−１９
・・・・・・収光レンズ、１０・・・・・・検光子、１
１・・・・・・フォトダイオード、１２・・・・・・光
磁気ディコイル、１８，１９・・・・・・直流電源、２
ｏ・・・・・・ディジタル復調回路、２１・・・・・・
誤り訂正回路、２２・・・・・・誤り検出回路、２３・
・・・・・出力端子。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）レーザ光をディジタル信号によって強度変調する
   手段と、このレーザ光を、移動する光学記録媒体上にス
   ポット状に照射する手段と、照射と同時に上記媒体から
   の反射レーザ光を、検出する検出手段と、この検出手段
   からの出力光の強さを電気信号に変換する変換手段と、
   この変換手段からの出力信号によってエラーを演算し、
   検出するエラー検出手段と、このエラー検出手段の出力
   によって、記録状態を停止させる制御信号を発生する手
   段を備えてなる光学記録再生装置。
2. （２）制御信号は、レーザ光の照射を停止させる手段に
   入力するように構成してなる特許請求の範囲第１項記載
   の光学記録再生装置。