JPS63118008A - 高温鋼板の冷却方法 - Google Patents

高温鋼板の冷却方法

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JPS63118008A
JPS63118008A JP26577986A JP26577986A JPS63118008A JP S63118008 A JPS63118008 A JP S63118008A JP 26577986 A JP26577986 A JP 26577986A JP 26577986 A JP26577986 A JP 26577986A JP S63118008 A JPS63118008 A JP S63118008A
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JP
Japan
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cooling
steel plate
temperature
standard
temp
Prior art date
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Pending
Application number
JP26577986A
Other languages
English (en)
Inventor
Koro Takatsuka
公郎 高塚
Akinori Otomo
朗紀 大友
Izuo Takahashi
出雲男 高橋
Yoshikazu Obanya
嘉一 大番屋
Mitsuo Kitamura
美津夫 北村
Shigemi Kajiura
梶浦 茂実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63118008A publication Critical patent/JPS63118008A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鋼板等の直接焼入れに適用される高温鋼板の冷
却方法に関ずろ。
(従来技術) 銅板における焼入れ技術は、厚鋼板製造プロセスの熱処
理工程において、古くより実施されている。この熱処理
工程は通常第5図に示すようなレイアウトをとっている
。しから、圧延工f′号とは切り離されている。I!l
Iし、その操業方法は、l )jljl仮を熱処理炉に
装入し、2)熱処理炉通過中に所定温度まで加熱し、さ
らに所定時間内均熟保熱した後、3)熱処理炉から抽出
された鋼板は隣接された焼入れ装置で逐次冷却される。
熱処理炉と冷−却装置(焼入れ装置)は隣設されている
ため、鋼板長手先端部分が冷却されている時、尾端部分
はまだ炉内にあり、鋼板の温度降下への配慮は不用であ
った。従って、焼入れに際して、鋼板の移送速度は板厚
ごとに粗く区切られ、鋼板の冷却停止温度(目標冷却停
止温度:たとえば200℃以下)に対して、十分な余裕
をらたせで低速度側に設定さ噌1でいた。
しかし、最近実用化された直接焼入れ(鋼板を熱間圧延
終了後、直ちに、その保有熱を利用しオンラインにて焼
入れする方法)に際しては、冷却装置前に加熱炉(保熱
炉)などの加熱装置を備えていないのが普通であり、従
来のオフライン熱処理に用いた操業では十分な対応がと
れない。これは、オンライン操業では、鋼板の熱間圧延
後の鋼板温度が一定ではないからである。
(発明の課題) 本発明は、直接焼入れ方法に適用可能な高温鋼板の冷却
方法を提供することを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、標準通板速度条件を定めるに際して、熱間圧
延後の鋼板温度実績値に基づき冷却開始温度(実績値ま
たは実績値から予測した値)を決定し、板厚の関数とし
て定められた標q冷却開始温度との偏差ΔTmを計算す
る一方、予め、鋼板の冷却速度として、250〜150
′c間の平均冷却速度CRを板厚の関数として定め、予
め板厚の関数として定めた標準冷却時間τsOを補正し
て必要冷却時間τを算出して鋼板の移送速度を修正する
のが得策であることに着目してなされたもので、「熱間
圧延後又は加熱炉から抽出された後の高温鋼板を移送方
向の先端から逐次強制水冷し、水冷停止時の鋼板温度を
ほぼ250℃以下とする高温銅板の冷却方法において、
被冷却鋼板の厚み等の関数として定められた標準の冷却
開始温度Tmsと冷却開始前の計測値などから求められ
た冷却開始温度Tmとの温度偏差△T m(−T m 
−T ms)を計算し、被冷却鋼板の厚みhに対して定
められた標準の冷却時間τsoに対して、前記ΔTmと
鋼板が冷却される時の250〜150℃間の平均冷却速
度CRを用いて標準冷却時間τsoを補正し、必要な冷
却時間τが得られるように鋼板の移送速度を修正するこ
と」を要旨とする。
本発明において、被冷却鋼板の厚みhに対して定められ
た標準の冷却時間τsoに対して、前記ΔTmと鋼板が
冷却される時の250〜150℃間の平均冷却速度C1
Nを用いて必要冷却時間τを補正するのは、次の式を用
いて行うことができる。
r = r so+ΔTm/CR・=・(1)ただし、
τsoは標梨操業時の冷却時間である。
尚、平均冷却速度CRはa−hn(a及びnは定数)と
して、鋼板の移送速度VはQc/τ(但し、Qcは冷却
長)として示すことができる。
本発明において多くの板厚ごとに操業条件を求めておく
ことは、メンテナンスにら負荷かかかるため、複数個の
標仏板厚hi (i= l −N)に対して、標め操業
条件を決め、 任0の板厚りに対する標準冷却時間τsoを次式で計算
しておくとよい。
rso= roi −10nτ ここで、板厚hi≦h<hi++で、roiおよびτo
i++は各々hi、 hi+、に対する標準冷却時間で
ある。
以下、本発明を実施例に基づき、詳細に説明する。
(実施例) 第1図は本発明を実施するための直接焼入れ設備レイア
ウトを示す概略図で、仕上げミル(1)から鋼板Wを直
接焼入れ装置(2)に導入するかまたは矯正機(3)を
通した後、焼入れ装置(2)°に導入−4゛るようにな
っている。なお、焼入れ装置の入側に温度計(4)があ
る。第2図は本発明の基本フローヂャートである。
(A)  仕上げミルで熱間圧延を完了した鋼板は焼入
れ装置前に設けられた温度計(4)により表面温度が実
測される(裏面温度にても可能)。温度計が焼入れ装置
の直前であれば、本実測値を冷却開始温度Tmsとする
ことも可能であるが、離れている時には、冷却開始まで
の時間を計算し、冷却開始温度を推定してらよい。尚、
温度の取扱いとしては、板厚方向の平均値を用いるのが
便利である。
(B)  表面温度Tsと平均温度Tmとの関係は次式
%式% 率、σ・ステファンポルツマン定数、h:板厚、λ 熱
伝導率、cf  係数である。
(C)  標悟の冷却開始温度は例えば第3図に示すよ
うになる。ここで温度偏差ΔTmは次式により計算され
る。
ΔTm=Tm−Tms (D)  250〜150℃間の平均速度CRは次式で
計算できる。
CI史−a−hn ここで、aとnは経験的に決定することができる。
(rE)  標へC(操業条件に対して、冷却開始温度
に偏差ΔTmが生した時の必要冷却時間τは次式で計算
される。
τ−rso+△T m/ CR−−−−−(1)ここで
、τsOは標準操業条件における必要冷却時間である。
−例を第4図に示す。
(F)  冷却設備長をQcとすれば、焼入れ装置内の
鋼板移送速度Vは次式で計算される。
V=Qc/τ − このように、焼入れ前の鋼板温度によって、鋼板の移送
速度を適正化することにより、生産性向上や鋼板品質の
向上につながるのである。なお、上記本発明方法を実施
する上で、第2図の基本フローチャートにおける標準条
件を必要最l」・の板厚hiのみ決定しておき、中間の
hに対して(」h;≦h〈hi+1を満足するhiおよ
びh1+、の条件かろ推定計算するようにすると、制御
条件を簡易・ヒすることができる。
表はその一例である。表の標準操業条件での冷却開始温
度は、板厚の関数で定式化したしのてあり、そのキー板
厚を標学板厚としている。
表 尚、本方法の各工程は次の通りである。
(A)  前記実施例と同様。
(r3)  同」二。
(C)板厚りの標準条件でのTmsは前記定式化した関
係より決定されるTsと(1)式から計算することがで
きる。
(D)  前記実施例と同様。
(E)  でsOを計算するに際して、hi≦hく1士
1を満足ずろ標孕板厚hi、 h+ + +に対ずろ冷
却時間τO11τ01+はり次式て計算する。
これに基づいて、必要な冷却時間τは(+)式で計算さ
れる。
(F)  前記実施例と同様。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、熱間圧
延後又は加熱炉から抽出された後の高温制仮をf多送方
向の先端から逐次強制水冷し、水冷停止時の鋼板温度を
略250’C以下に冷却するにあたり、被冷却鋼板の厚
み等の関数として定められた標準の冷却開始温度’I”
msと冷却開始面の計測イ直などから求められた冷却開
始温度Tmとの温度偏差ΔTmを計算し、被冷却鋼板の
厚みhに対して定められた標準の冷却時間でSoに対し
て、前記ΔTmと鋼板が冷却される時の250〜150
℃間の平均冷却速度CRを用いて必要冷却時間τsoを
補正し、冷却時間τが得られるように鋼板の移送速度を
修正するようにしたので、 従来のように、鋼板の冷却停止温度確保に重点を置き、
移送速度を遅めに設定する操業において生じた生産性の
低下や空冷による鋼板尾端部での冷却開始温度の低下に
よる材質的な不具合も生じるということもなく、 生産性が向上するとともに、冷却開始温度の低下を軽減
でき、長手方向、特に尾端部での材質安定化に効果大で
ある。したがって、近年実用化された直接焼入れ方法に
適切な高温鋼板の冷却方法第1図は本発明を実施するた
めの設備レイアウトを示す眼略図、第2図は本発明の基
本フローチャー 1−1第3図は標準操業条件における
冷却開始温度Tmsの板厚りに対する変化を示すグラフ
、第4図1よ標準操業条件における必要冷却時間でso
の板厚りに対する変化を示すグラフ、第5図は従来の熱
処理工程のレイアウトを示す概略図である。
(1)・・・仕上げミル、 (2)・・焼入れ装置、(
3)・・・矯正機、   (4)・・・温度計。
特許出顆人株式会社神戸製鋼所 代 理 人 弁理士 前出 葆 ほか2名2間 :*lノ1イamコi;ズー2.。
二ンp夫ア開tflE品&の六5ビ ニ;仝絆開措逼廖繍羞0針算 =25θ〜I5θ′C周の平均ン?方朽束し室のシζ之
: ル−発Pン今へ店E’pH1中fT’r0)計算:
MA爪g置内祁送蓮漬nりに定 ノビ膚2;ン9″ノミ11Bザデ7’Ji  ”’+グ
5o(Sec+χ 逼彦 Tm5(@C)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱間圧延後又は加熱炉から抽出された後の高温鋼
    板を移送方向の先端から逐次強制水冷し、水冷停止時の
    鋼板温度をほぼ250℃以下とする高温鋼板の冷却方法
    において、 被冷却鋼板の厚み等の関数として定められた標準の冷却
    開始温度Tmsと冷却開始前の計測値などから求められ
    た冷却開始温度Tmとの温度偏差ΔTmを計算し、被冷
    却鋼板の厚みhに対して定められた標準の冷却時間τs
    oに対して、前記ΔTmと鋼板が冷却される時の250
    〜150℃間の平均冷却速度CRを用いて必要冷却時間
    τを補正し、冷却時間τが得られるように鋼板の移送速
    度を修正することを特徴とする高温鋼板の冷却方法。
  2. (2)上記標準の冷却開始温度Tmsおよび冷却時間τ
    oiを複数個の標準板厚hi(i=1−N)ごとに有し
    、標準板厚以外の厚みhの被冷却鋼板に対する標準冷却
    時間τsoを次式 τso=τoi・10^n^τ nτ=[log{τoi+_1}/{τoi}]×[l
    og{h}/{hi}]/[log{hi+_1}/{
    hi}](ここでhi<h<hi+_1、τoiおよび
    τoi+_1は各々hiおよびhi+_1に対する標準
    冷却時間である。)で計算する前記第(1)項記載の高
    温鋼板の冷却方法。
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JP2006272395A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Nippon Steel Corp 冷却制御方法、装置、及びコンピュータプログラム
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