JPS63116645A - オクタコサノ−ル含有栄養補助食品 - Google Patents

オクタコサノ−ル含有栄養補助食品

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Publication number
JPS63116645A
JPS63116645A JP61261631A JP26163186A JPS63116645A JP S63116645 A JPS63116645 A JP S63116645A JP 61261631 A JP61261631 A JP 61261631A JP 26163186 A JP26163186 A JP 26163186A JP S63116645 A JPS63116645 A JP S63116645A
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JP
Japan
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octacosanol
candy
nutritive
food
food containing
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Pending
Application number
JP61261631A
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English (en)
Inventor
Yasuhisa Noguchi
野口 泰久
Masahide Nakada
中田 正秀
Tadashi Funada
船田 正
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication of JPS63116645A publication Critical patent/JPS63116645A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野〕 本発明は、砂糖、水あめ、その他の糖類、乳製品、油脂
、酸味料、食用色素、香料、果実、ナツツなどからなる
キャンディ−に、オクタコサノールを含有せしめた栄養
補助食品に関する。
〔従来の技術〕
最近、植物ろうの成分である高級飽和−価アルコールが
、その有する生理活性作用により注目されている。それ
らは、テ1〜ラコサノール(炭素数24)、ヘキサコサ
ノール(炭素数26)、オクタコサノール(炭素数28
)、トリアコンタノール(炭素数30)、ド1ヘリアコ
ンタノール(炭素数32)、テ1へラドリアコンタノー
ル(炭素数34)などであり、これらのうぢ特にオクタ
コサノールは、T、 K、 Curotonの報文「人
体における小麦胚芽油の生理学的効果J  (”The
P)iysio]ogica]、 EffCct of
 WhOat Germ Oil on Human 
i、n Exercise” 、 Charles、 
C+Thomas、 publishcr、 Spri
ngfjeld、 m 、 1972)にみられるよう
に、人体の運動量の増加、耐久力の向上、活力の増強、
筋肉の痛みの軽減などに効果のあることが分かつてぎて
おり、その有効性が認められている。
そして、このような効果は、オクタコサノールが人体の
基礎代謝レー1〜を安定化させ、それにより筋肉のグリ
コーゲン貯蔵量を改善することができるために生ずるも
のとされでいる。このことは、後に述べるように本発明
考らも実施例において確認しているところである。
以上のように、オクタコサノールは、人体の耐久力、精
力、体力の増強、筋力アップ、心臓機能の強化、酸素運
搬能の向−Lなどに効果のある生理活性物質であり、そ
の将来性が高く評価されている物質である。
しかしながら、オクタコサノールは、融点が80℃以止
ど高く、水には不溶の白色固体であり、そのまま食する
には困難な物質であった。それゆえ、従来はビタミン類
や炭水化物、タンパク質などと混合し、錠剤に成型した
栄養補助食品として市販されていた。また、最近の技術
としては、特開昭60 149367号公報にみられる
ように、ビタミンE、大豆レシチンおよびオクタコサノ
ールを液状植物油に溶解して、ゼラチンのカプセル内に
封入したゼラチンカプセル型栄養補助食品がある。
しかし、これらのいず才しの方法をとっても、その食味
は良くなく、前者は日中でかむと粉っぽく、食品として
は適しておらず、また後者も味わって食べることができ
ず、水とともに飲み込まざるを得ないものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上のように、オクタコサノールを食味の良い状態で万
人に食してもらい、人々の健康を維持するには、従来の
オクタコサノール含有食品では、オクタコサノールの味
が前面に出て、おいしさを感じさせなかったり、あるい
は薬のように飲み込まざるを得ない欠点があった。その
ため、−に記のような効果がありながら栄養補助食品と
しては利用されにくく、不十分な面があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、オクタコサノールをキャンディ−に配合するこ
とにより、食味の良い状態でしかも効率良くオクタコサ
ノールを人体に供給することを目的とするものである。
すなわち、本発明は、砂糖、水あめ、その他の糖類、乳
製品、油脂、酸味料、食用色素、香料、果実、ナツツな
どからなるキャンディ−に、オクタコサノールを含有せ
しめた栄養補助食品に関するものである。
本発明に用いられるオクタコサノールは、食品として使
用するため合成品は好ましくなく、小麦胚芽、米ぬか、
キャンデリラろう、カルナバろう、オウリキュリーろう
、木ろう、ニスパル1〜ろう、砂糖ろう、みつろう、セ
ラックろう、シナ昆虫ろう、ラノリン、鯨ろう、さらし
みつろうなどから得られるワックス成分を、さらに分解
して得られるオクタコサノールを含む高級アルコール、
またはその高級アルコールを濃縮してオクタコサノール
含量を高めたものなどの天然由来のものが好ましく、中
でも小麦胚芽、米ぬかから得られるものが特に適してい
る。オクタコサノールは、生体内において微量でも効果
を表わし、−日あたり0゜06mg/ (kg体重)で
効果を示すことが前記のT。
K 、 Curetonの文献にもみられている。
本発明の栄養補助食品であるキャンディ−は、例えば、
以下のようにして製造することができる。
すなわち、まずグラニユー糖に水を加え、100〜12
0℃で溶解させる。次いで、水あめを加え、150〜1
60℃で煮詰なべによって水分が2〜3%になるように
煮詰める。さらに、1−20〜1−30’Cまで冷却し
、所定斌の食用色素および香料、合計15〜20gのク
エン酸、コハク酸、酒石酸などの酸味料、少量の油脂に
溶解したオクタコサノール含有高級アルコールを加え、
均一に混合する。このとき、油脂に少量の乳化剤を加え
、オクタコサノール含有高級アルコールの溶解または分
散を行なっても良い。その後、約80℃まで冷却し、成
型してキャンディ−とする。
本発明のキャンディ−におけるオクタコサノール含量は
、特に限定されるものではないが、余り多すぎると、均
一に混合するのがむずかしく、オクタコサノールが析出
しやすくなるので、食味が落ちる傾向が出る。また、逆
に少なすぎると、オクタコサノールの機能、効果が発揮
しにくくなる。
一方、T、 K、 Curetonのデータによれば、
人間1日あたりのオクタコサノールの必要量は3゜8B
であるから、例えば、オクタコサノール含有高級アルコ
ールとして、米ぬかから得ら九た高級アルコールを用い
るとすると、その高級アルコールは、約12重量%のオ
クタコサノールを含んでいるので、高級アルコールとし
ての摂取量は、32mgで良いことになる。すなわち、
キャンディ−1粒を4gとし、それを毎日1粒ずつ摂取
するとすれば、キャンディ−1粒あたり0.8重置%の
−1−記高級アルコールを含有させれば良いことになる
〔発明の効果〕
本発明によれば、オクタコサノールを食味の良いキャン
ディ−として加工することができるので、非常に摂取し
やすくなり、オクタコサノールを体力増強作用などの有
効な作用を持つ栄養補助食品どして、l]広く利用する
ことができるようになった。
〔実施例〕
以下、実施例をもって本発明を具体的に説明する。例中
、%および部は、それぞれ重量%および重斌部を示す。
実施例−1 グラニユー糖1kflに水0.35kgを加え115℃
で溶解した。次いで、水あめ0.45kgを加え]−6
0℃で45分間煮詰めた。その後、1−20℃まで冷却
し、レモンエツセンス2mQ、、 クエン酸10 g、
酒石酸5gを加え均一に混合した。さらに、植物性油脂
7gとレシチン3gとの混合物に、米ぬかから得られた
オクタコサノール含有高級アルコール(オクタコサノー
ル12%含有)10gをJ−20℃で溶解させたものを
、少量ずつ加えながら均一に混合した。混合物の温度を
80°Cに下げ、成型機により成型してキャンディ−と
した。
このキャンディ−5個をとり、それぞれのオクタコサノ
ール含量をガスクロマトグラフィ・−で分析したところ
、オクタコサノールが均一に含ま汎ていることが確認さ
れた。また、食べてみるとオクタコサノールの存在は感
知できす、なめらかな味覚を有するものであった。
実施例−2 実施例−1において、1ノモンエツセンス、クエン酸、
酒石酸を添加せず、オクタコサノール分として、植物性
油脂15gに実施例−1で用いたオクタコサノール含有
高級アルコール(オクタコサノール12%含有)15g
を溶解したものを用いる以外は、実施例−1に準じてキ
ャンディ−を得た。
このキャンディ−(オクタコサノール0.12%含有)
を粉末どし、以下の組成の市販ラット飼料89部に対し
、キャンディ−粉末1部の割合で混合し、ラットに2週
間食べさせた。
(市販ラット飼料組成) コーンスターチ  41.5部 カゼイン     24.5部 グラニユー糖    9 部 ミネラル混合物   7 部 セルロース     6 部 ビタミン混合物   0.7部 塩化コリン     0.3部 すなわち、40匹の5週令ラット(体重1−1−3Oを
20匹ずつの2群にっけ、試験群には上記飼料を、対照
群にはギャンディー粉末の代わりにグラニユー糖1部を
混合した飼料を、それぞれ夜8時から朝8時まで2週間
にわたって夜間給餌した。
14日日の朝10時にそれぞれの群の10匹ず′つを層
殺し、肝臓グリコーゲン、筋肉(ひらめ筋)グリコーゲ
ンを測定【、7た。その結果、ギャンディー粉末の入っ
た飼料を与えたラットの肝臓グリコーゲンは、平均で4
−2 mg/ gであり、筋肉グリコーゲンは、 3.
9mg/gであった。キャンディ−粉末の代わりにグラ
ニユー糖の入った飼料を与えたラツ1−は、それぞれ2
9.3mg/g、2.3mH/gであった。。
また、14[1目の朝1」時からそれぞれの群の残った
1 0 p!iずつを対象にして、流水中で遊泳試験を
行なった。すなわち、水温を28℃に設定し、ポンプで
水を循環させ、ラッ1〜の首に体重の1%の重りをっけ
で泳がせた。ラッ1−が完全にダウンするまでの遊泳時
間の平均は、キャンディ−粉末の入った飼料を与λた試
験群が66勺であり、ギャンディー粉末の代わりにクラ
ニ」、−糖の入った一1〇− 飼料を与えた対照群が52分であった。
以上のように、オクタコサノール入りキャンディ−には
、グリコーゲン蓄積効果とスタミナ増強効果とがあるこ
とが分かった。
実施例−3 グラニユー糖1kgに水0.3に、、を加え]〕−5℃
で溶解した。次いで、水あめikgを加え160”Cで
45分間煮詰めた。その後、120℃まで冷却し、レモ
ンエツセンス2n12、黄色色素適量を加え均一に混合
した。さらに、バター 0.1.3kgに米ぬかから得
られたオクタコサノール含有高級アルコール(オクタコ
サノール12%含有)logを1−20°Cで溶解させ
たものを、少量ずつ加えながら均一に混合した。混合物
の温度を80’Cにドげ、成型機により成型してバター
キャンディ−とした。
このバターキャンディ−5個をとり、それぞれのオクタ
コサノール含量をガスクロマトグラフィーで分析したと
ころ、オクタコサノールが均一に含まれていることが確
認された。また、食べてみるとオクタコサノールの存在
は感知できず、なめらかな味覚を有するものであった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キヤンデイーにオクタコサノールを含有せしめて
    なる栄養補助食品。
  2. (2)キヤンデイーが、砂糖、水あめ、その他の糖類、
    乳製品、油脂、酸味料、食用色素、香料、果実、ナツツ
    などからなるものである特許請求の範囲第1項記載の栄
    養補助食品。
JP61261631A 1986-11-01 1986-11-01 オクタコサノ−ル含有栄養補助食品 Pending JPS63116645A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0901804A1 (en) * 1997-09-12 1999-03-17 Loders Croklaan B.V. Fat continuous dispersions
KR20030094900A (ko) * 2002-06-10 2003-12-18 전정욱 츄잉껌 조성물

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0901804A1 (en) * 1997-09-12 1999-03-17 Loders Croklaan B.V. Fat continuous dispersions
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