JPS6119458A - ゲル状食品組成物 - Google Patents

ゲル状食品組成物

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JPS6119458A
JPS6119458A JP59042740A JP4274084A JPS6119458A JP S6119458 A JPS6119458 A JP S6119458A JP 59042740 A JP59042740 A JP 59042740A JP 4274084 A JP4274084 A JP 4274084A JP S6119458 A JPS6119458 A JP S6119458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amino acids
chain amino
branched chain
branched
food composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP59042740A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Iijima
飯島 敏夫
Yasushi Takano
靖 高野
Shinichiro Otsuka
慎一郎 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
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  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ゲル状食品組成物に関し、特に、分岐鎖アミ
ノ酸を含有する食品組成物の嗜好性を改善し、その摂食
を容易にし、分岐鎖アミノ酸に期待した栄養生理効果の
発揮を助長することを目的とするものである。
近年、アミノ酸の栄養生理学的効果についての知見が増
大するのに伴い、これを健康の維持増進や、疾病の予防
治療に利用しようとする試みも多くなされるに至った。
アミノ酸が、重要な栄養素であるタンA’り質の構成成
分であるとの本質からみても、食品として、あるいは食
品に添えられた形で給与することが最も自然であシ、長
期多量の摂取にも適合した形態であるといえよう。
しかるに、分岐鎖アミノ酸は苦味を呈し、飲料とした場
合には分岐鎖アミノ酸は溶解し、摂取に大きい障害とな
っていた。
本発明者等は、この問題解決のため種々検討を重ねた結
果、固型分中の分岐鎖アミノ酸の割合が2重量%以上と
なるように分岐鎖アミノ酸を配合せしめたゲル状食品組
成物とすることによって、苦味を除くのに効果がちシ、
抵抗感なく食することが可能となることを見い出し本発
明を完成した。
本発明で用いる分岐鎖アミノ酸としては、インロイシン
、ロイシン、バリンが対象になるが、これらは製品形態
、用途に応じ、使用目的によりこれ等の内から1種また
は2種以上を適宜選択使用する。更に使用目的によシ、
上記以外のアミノ酸等を併用することもさしつかえない
。特に、インロイシン二ロイシン:バリンの割合が重量
比で2.0二〇、6 : 1 : 0.4〜0.8とな
るように調製した時、筋肉運動の機能を向上させる効果
がすぐれている。この比率はこれ等アミノ酸の筋肉中の
平均的な存在比および筋肉における代謝速度を調べて決
めたものである。このようなアミノ酸は、速やかに吸収
されて血中に移行し体内各臓器に運ばれ、筋肉にも供給
され利用される。
これらの分岐鎖アミノ酸は、固型物中の分岐鎖アミノ酸
の割合が2重量係以上である必要があシ、2重量係未満
では分岐鎖アミノ酸を含有させる効果が表われない。分
岐鎖アミノ酸の他に他のアミノ酸またはその誘導体を混
合して添加することも可能であり、遊離のアミノ酸中分
岐鎖アミノ酸の割合が40重量係以上、好ましくは70
重量係以上となるまで配合することができる。このよう
な割合の食品組成物は筋肉運動の機能の維持増強に優れ
た効果を現わす。
これらの分岐鎖アミノ酸を配合した組成物を糖類、澱粉
、蛋白質などのゲル化能をもつ素材を用いてゲル状食品
組成物とする。ゲル状とする方法は一般に知られている
方法によればよく、特に限定されるものではない。要は
、食する時に分岐鎖アミノ酸がなるべく溶解しないよう
にすればよい。
即ち、分岐鎖アミノ′酸は強い苦味を呈し、製品の形態
として、溶液状、懸濁物状、練シ物状とした場合には分
岐鎖アミノ酸が溶解してしまい、食した時に強い苦味を
有するのであまシ好ましくない。
運動選手等が一時的に多量の分岐鎖アミノ酸を食する場
合には分岐鎖アミノ酸と甘味物質のゲル化物に蛋白質ま
たは糖類を被覆し、錠剤、顆粒、カプセルなどとする方
法、圧縮成形し棒状、板状などに成形する方法、など種
々の方法によシ加工することによシ嗜好性が改良される
。被覆するような場合にあっても蛋白質または糖類が溶
解する以前に食するのがよい。
分岐鎖アミノ酸は、他の一般のアミノ酸が主として肝臓
で代謝されるのとは異なシ、筋肉で代謝されて、筋肉に
対するエネルギーの給源となる。
更にストレス下にある状態で生起し易い筋肉タン・り質
の分解を抑制し、合成を促すので、本発明   3のゲ
ル状食品組成物を食することによシ、筋肉運動の機能が
維持増強される。
更に、少なくとも甘味物質を含有せしめてゲル状の食品
組成物とすることもできる。甘味物質と。
しては、糖類、糖アルコール、α−L−アスパラチル−
し一7エニルアラニンメチルエステルナトを用いること
ができる。糖類としては、具体的にはプPつ糖、果糖、
キシロース、リデース、蔗糖)麦芽糖、乳糖などを用い
ることができ、甘味を有するものであれば他の素材と併
用することも可能である。
特ニα−L−アスパラチルーL−7エニルアラニンメチ
ルエステルまたは糖アルコールを用イタときに分岐鎖ア
ミノ酸の苦味をマスキングし、後味の優れたものとなる
。甘味物質の添加量は、分岐鎖アミノ酸の種類、含量、
食品組成物の形態などによるが、分岐鎖アミノ酸に対し
重量比で3倍量ないし30倍量添加すれば甘味物質が有
効に分岐鎖アミ、ノ酸を被覆し、食する時にも分岐鎖ア
ミノ酸の苦味を有効にマスキングする。
分岐鎖アミノ酸と糖類のみを用いた場合には、栄養バラ
ンスが必ずしも好ましくないので、・蛋白質と糖類との
併」によシ、他のアミノ酸を補添し、組成物を組織化す
ることができる。特に蛋白質により組織化したものは食
感上も食べ易いものとなる。
蛋白質としては、大豆タンパク質、小麦グルテンなどの
植物性タンノやり質や、卵粉、カゼインなどの動物性タ
ンノぐり質など、どのようなものであってもよい。これ
等タン・母り質を酸あるいは酵素で処理し完全にあるい
は部分的に加水分解したものを用いることも本発明の範
囲に属するものである。
以上の他本発明による製品には、一般栄養成分として、
炭水化物類、油脂類、ミネラル類、ビタミン類などを使
用の態様に合わせて栄養バランスを考慮して用いること
が出来る。
炭水化物類としては、米粉、小麦粉、小麦澱粉、コーン
・スターチ、甘藷澱粉、馬鈴薯澱粉な、ど澱粉や澱粉を
、主体とする原料素材、又はこれ等の加工品、部分分解
物を用いる。
油脂類はエネルギー源としての他、゛必須脂肪酸の給源
として添加することが望ましい。゛エネルギー供給を抑
制するために含量を低くする場合でも、少くとも3%は
含有するようにすれば好ましい。
大豆油、コーン油、ナタネ油、綿実油、ヒマワリ油、パ
ーム油、オリーブ油などの植物油や、牛脂1豚脂、乳脂
、魚油などの動物油脂を用いることが出来、これ等の油
脂類をエステル交換や水素添加などにより一加工したも
のであってもよい。
ミネラル類としては、ナトリウム、カリウム、カルシウ
ム、マグネシウム、鉄などの塩類からなる無機質の賦形
剤が用いられる。
ビタミン類としては、脂溶性(A、D、E、F。
Kなど)および水溶性(B1 v B2 r B6 r
 B1□、C。
ナイアシン、など)の各ビタミンを用いることが出来る
更にガム質としてアラビアガム、キサンタンガム、グア
ーガムなどを用いることができるO製品の嗜好性を向上
させるため、調味料、着香料、着色料を適宜配合するこ
とが出来る。更に目的に応じて他の食品原料素材、栄養
素成分や呈味料、賦形料、乳化料、保存料等の食品添加
物を併せ用いることも可能である。
実施例1 表1に示す配合にて常法に従いゼリ一様食品を試作した
4種のサンプルについて、10名のノeネルによる官能
評価(10点法)およびレオメータ−(不動工業(株)
製)によるゼリー強度を測定した。結果を表2に示した
が、砂糖含量が少なくなるとアミノ酸の苦味が激しく食
べるのが困難であったが、サンプルBはAに比較しても
大差なく容易に摂食出来た。
実施例2 実施例1で試作したゼリー(サンプルA、C)を゛乾燥
後、粉砕した原末を用いてラットの運動量の測定を行な
った。使用したラットは雄のSD系のもので、6週令(
体重165g前後)である。
本実験に入る1週間前よシ予備飼育して実験環境に慣ら
した。ラットは5頭ずつ2群に区分けした。
第1群にはサンプルCを、第2群にはサンプルAを与え
、それぞれ給飼した。
ラットは、自由運動が可能な回転籠(円周1 m )を
併設したケージに1ケ一ジ当シ1匹ずつ収容した。ケー
ジは動物飼育室におき、室温23±1℃、湿度55±1
0%に維持し、かつ12時間照明、12時間暗という条
件下においた。飼料はペアードアイード法によシ与え、
水は自由に飲ませた。
実験飼料にラットが慣れるための時期(実験飼料給与開
始後5日間)を経た後、毎日の回転籠の回転数を計測し
、これをもとに各ラッ・トの自発運動量を1日当シ走行
距離(メートル)■して算出した。         
       \以上の実験を10日間継続して得られ
入データを第2群、すなわち分岐鎖アミノ酸を摂取しな
かった群のラットの1日平均自発走行距離に対する第1
群すなわち分岐鎖アミノを摂取した群のラットの1日平
均自発走行距離の比として計算したO結果を各日毎に測
定し、表6として示した。
表6 以上、実験の全期間を通じ、算出された比の値は1を越
えた、すなわち分岐鎖アミノ酸の摂取はラットの自発的
な運動を増進させる効゛果が認められた。
実施例3 A級スリミ100部に分岐鎖アミノ酸5部、食塩3部、
砂糖2部、グルタミン酸ソーダ1部を配合し、5℃以下
に保ちなかららいかい機で充分にすシつぶした。この魚
肉ペーストにとうもろこし澱粉10部、水20部を加え
一1約10分間攪拌捕潰した。このものを直径30n+
+nのケーシング剤につめ、90℃の熱水中で30分間
グル化し水産練製品を得た。
この製品は実施例2と同様の筋肉運動の機能が維持増強
された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固型物中の分岐鎖アミノ酸の割合が2重量%以上
    となるように分岐鎖アミノ酸を配合せしめたゲル状食品
    組成物。
JP59042740A 1984-03-06 1984-03-06 ゲル状食品組成物 Pending JPS6119458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59042740A JPS6119458A (ja) 1984-03-06 1984-03-06 ゲル状食品組成物

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JP59042740A JPS6119458A (ja) 1984-03-06 1984-03-06 ゲル状食品組成物

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JPS6119458A true JPS6119458A (ja) 1986-01-28

Family

ID=12644416

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JP59042740A Pending JPS6119458A (ja) 1984-03-06 1984-03-06 ゲル状食品組成物

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001258509A (ja) * 2000-03-16 2001-09-25 Fancl Corp 錠剤およびその製造方法
JP2010083858A (ja) * 2008-02-19 2010-04-15 Earnest Medicine:Kk 癌患者の症状改善又は栄養状態の改善に適した栄養剤
US8778410B2 (en) 2008-02-19 2014-07-15 Earnest Medicine Co., Ltd. Oral or enteral composition useful for recovery of physical functions

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001258509A (ja) * 2000-03-16 2001-09-25 Fancl Corp 錠剤およびその製造方法
JP2010083858A (ja) * 2008-02-19 2010-04-15 Earnest Medicine:Kk 癌患者の症状改善又は栄養状態の改善に適した栄養剤
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