JPS6311639Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6311639Y2 JPS6311639Y2 JP9271780U JP9271780U JPS6311639Y2 JP S6311639 Y2 JPS6311639 Y2 JP S6311639Y2 JP 9271780 U JP9271780 U JP 9271780U JP 9271780 U JP9271780 U JP 9271780U JP S6311639 Y2 JPS6311639 Y2 JP S6311639Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- container
- screw cap
- container body
- irradiation window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 7
- 238000002441 X-ray diffraction Methods 0.000 claims description 6
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 3
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 3
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 2
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は試料にＸ線に照射して発生するけい
光Ｘ線を分析するけい光Ｘ線分析装置に用いる試
料容器、特に粉体試料用の試料容器に関するもの
である。
光Ｘ線を分析するけい光Ｘ線分析装置に用いる試
料容器、特に粉体試料用の試料容器に関するもの
である。
粉体試料のけい光Ｘ線分析をおこなうには、粉
体試料をアルミニウム材等の枠に充填し、それを
枠と共に強圧縮し、直径25〜30mm、厚さ４〜５mm
の円板状の固形試料を形成し、これを試料容器に
装填して分析装置に設置した後装置内を真空に排
気してＸ線を照射し、試料の表面からのけい光Ｘ
線を検出器で測定して分析が行なわれている。
体試料をアルミニウム材等の枠に充填し、それを
枠と共に強圧縮し、直径25〜30mm、厚さ４〜５mm
の円板状の固形試料を形成し、これを試料容器に
装填して分析装置に設置した後装置内を真空に排
気してＸ線を照射し、試料の表面からのけい光Ｘ
線を検出器で測定して分析が行なわれている。
従来、この試料容器は、円筒状の容器本体にＸ
線照射窓が設けられたねじ蓋を締め付けるように
なつており、前記の粉体から形成された固形の試
料は容器本体内でねじ蓋の裏面に圧着され、接触
させられているためねじ蓋の締め付けの際に摩擦
されて、試料の表面に擦り傷がつくことがある。
線照射窓が設けられたねじ蓋を締め付けるように
なつており、前記の粉体から形成された固形の試
料は容器本体内でねじ蓋の裏面に圧着され、接触
させられているためねじ蓋の締め付けの際に摩擦
されて、試料の表面に擦り傷がつくことがある。
この試料は分析中数回取替えて繰返し使用さる
こともあり、この擦り傷のために分析精度が低下
することがあり、この傷の発生しない試料容器の
出現が要望されていた。
こともあり、この擦り傷のために分析精度が低下
することがあり、この傷の発生しない試料容器の
出現が要望されていた。
この考案はこの要望に答えた粉体試料のけい光
Ｘ線分析用試料容器を提供せんとするもので、次
にこの考案の一実施例について詳述する。
Ｘ線分析用試料容器を提供せんとするもので、次
にこの考案の一実施例について詳述する。
図はこの考案の一実施例のけい光Ｘ線分析用試
料容器の説明用側面図で説明のために左半分の部
分を断面にて示してある。図において１はコツプ
状の円筒形の容器本体、２はねじ蓋で容器本体１
のコツプの開口部にねじによつて着脱自在で締め
付け固定される。３は容器本体の側壁に設けられ
た通気孔で内部の排気を容易にしている。４は止
めねじで、Ｘ線照射窓５をねじ蓋２に固着してい
る。６はスラスト軸受、７は下側テーブル、８は
コイルばね、９は上側テーブルで、下側テーブル
７は容器本体１の内側底面にスラスト軸受６を介
して回転自在に取付けられ、上側テーブル９はコ
イルばね８によりねじ蓋２の裏面に圧着され、か
つ下側テーブル７と共に容器本体１内で回転自在
になつている。したがつてねじ蓋２を容器本体１
に締め付けるためにねじ込む際、上側テーブル９
はねじ蓋２と共に回転でき、上側テーブル９と、
ねじ蓋２との間に装填される試料（図示されてい
ない）には擦り傷を与えるおそれがない。
料容器の説明用側面図で説明のために左半分の部
分を断面にて示してある。図において１はコツプ
状の円筒形の容器本体、２はねじ蓋で容器本体１
のコツプの開口部にねじによつて着脱自在で締め
付け固定される。３は容器本体の側壁に設けられ
た通気孔で内部の排気を容易にしている。４は止
めねじで、Ｘ線照射窓５をねじ蓋２に固着してい
る。６はスラスト軸受、７は下側テーブル、８は
コイルばね、９は上側テーブルで、下側テーブル
７は容器本体１の内側底面にスラスト軸受６を介
して回転自在に取付けられ、上側テーブル９はコ
イルばね８によりねじ蓋２の裏面に圧着され、か
つ下側テーブル７と共に容器本体１内で回転自在
になつている。したがつてねじ蓋２を容器本体１
に締め付けるためにねじ込む際、上側テーブル９
はねじ蓋２と共に回転でき、上側テーブル９と、
ねじ蓋２との間に装填される試料（図示されてい
ない）には擦り傷を与えるおそれがない。
また、この実施例のものは上側テーブルをねじ
蓋に向つて押しつける弾性材としてコイルばねを
利用しているが、発泡合成樹脂材等を、上側テー
ブル９と下側テーブル７との間に配設してもほぼ
同様の機能はえられる。
蓋に向つて押しつける弾性材としてコイルばねを
利用しているが、発泡合成樹脂材等を、上側テー
ブル９と下側テーブル７との間に配設してもほぼ
同様の機能はえられる。
この考案のものは以上のように試料に擦り傷を
つけるおそれがないので秀れた分析精度がえら
れ、同一の試料を繰返して試料容器に装填しても
再現性がえられ、試料の試料容器への装填作業も
簡単容易で作業時間の短縮が期待でき、秀れた機
能のけい光Ｘ線分析用試料容器を提供しうるもの
である。
つけるおそれがないので秀れた分析精度がえら
れ、同一の試料を繰返して試料容器に装填しても
再現性がえられ、試料の試料容器への装填作業も
簡単容易で作業時間の短縮が期待でき、秀れた機
能のけい光Ｘ線分析用試料容器を提供しうるもの
である。
図はこの考案の一実施例のけい光Ｘ線分析用試
料容器の説明用の一部が断面で示された側面図で
ある。 １……容器本体、２……ねじ蓋、５……Ｘ線照
射窓、６……スラスト軸受、７……下側テーブ
ル、８……コイルばね、９……上側テーブル。
料容器の説明用の一部が断面で示された側面図で
ある。 １……容器本体、２……ねじ蓋、５……Ｘ線照
射窓、６……スラスト軸受、７……下側テーブ
ル、８……コイルばね、９……上側テーブル。
Claims (1)
- Ｘ線照射窓を有する着脱自在なねじ蓋を備え、
容器中に粉体から形成された固形試料を装填する
ようにしたものにおいて、前記試料を載置して上
記Ｘ線照射窓に弾性的に圧着させるテーブルと、
このテーブルを回転自在に前記容器内に支承する
軸受とを有し、試料が前記ねじ蓋と共に回転して
その表面での擦り傷の発生を防止するようにした
ことを特徴とするけい光Ｘ線分析用試料容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9271780U JPS6311639Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9271780U JPS6311639Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5714046U JPS5714046U (ja) | 1982-01-25 |
| JPS6311639Y2 true JPS6311639Y2 (ja) | 1988-04-05 |
Family
ID=29454660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9271780U Expired JPS6311639Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6311639Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0331179Y2 (ja) * | 1987-05-07 | 1991-07-02 |
-
1980
- 1980-06-30 JP JP9271780U patent/JPS6311639Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5714046U (ja) | 1982-01-25 |
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