JPS63116270A - 商品販売管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は商品の販売管理システムに関し、特に、省ス
ペース、省力化をもたらすとともに、実時間で商品の売
上げおよび在庫管理を行なうことのできる商品販売管理
装置に関する。

［従来の技術］ 従来の小売店等における商品の販売は以下のように行な
われていた。

まず、それぞれに価格が表示された価格孔が付された商
品が商品グループごとに商品陳列棚等に陳列されている
。購入客は、商品陳列棚等に陳列された商品から所望の
商品を選択した後、精算所へ持って行く。この精算所で
は、販売員（レジスタ係）が購入客が購入を希望する商
品に付された価格孔を見て、商品の種類を特定する讃別
番号や商品購入価格をキャッシュレジスタ等に入力した
後、購入商品の精算を行なっていた。

上述のような方法に代えて、光学的に文字を読取る光学
的文字読取装置（ＯＣＲ）を備えたキャッシュレジスタ
も用いられている。このレジスタを用いた販売方法にお
いては、各商品に付される価格孔に商品を特定する識別
情報をバーコードなど光学的に読取り可能な形にコード
化して表示しておく。一方、レジスタ内には予め各コー
ド化された識別情報に対応して商品価格が記憶されてい
る。精算所においては販売員（レジスタ係）は購入客が
購入希望商品をＦ、７ってくると各商品に付されたコー
ド化された識別情報をレジスタに光学的に読取らせる。

レジスタは読取った識別情報に基づいて商品価格の表示
、および合計金額の表示等を行なう。この合計金額を見
て購入商品の精算を行なうようにされている。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の商品販売方式においては、商品価格はすべて各商
品ごとに付された価格孔に表示されているため、設定価
格の表示および商品価格の改定にはすべて価格孔、すな
わち陳列商品のすべてに対して行なう必要があるためか
なりの労力を必要としていた。

また、ＯＣＲを備えないキャッシュレジスタにおいては
、販売商品の価格や販売個数情報の人力を人間が行なっ
ているため、その゛人力に間違いか発生する場合があっ
た。

さらに、従来のキャッシュレジスタを用いた精算方法に
おいては、商品売上高、売上個数などはキャッシュレジ
スタ内に記憶されているだけであるため、商品の総売上
高や商品の在庫（または商品の売上個数）情報を得るた
めにはたとえば営業終了時間などの所定の時刻まで待つ
必要があった。

それゆえ、この発明の目的は上述の従来の商品販売管理
方式の問題点を除去することができ、容易に商品価格の
設定および改定ができるとともに実時間で商品の売上げ
、および在庫管理を行なうことのできる商品販売管理シ
ステムを提供することである。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係る商品販売管理システムは、サンプル商品
を陳列する商品陳列棚と、前記商品陳列棚に陳列された
サンプル商品に対応して前記商品陳列棚に設けられ、対
応するサンプル商品を特定する商品識別情報および対応
する商品販売価格を少なくとも表示する価格表示装置と
、前記商品陳列棚の外部に設けられ、前記価格表示装置
が表示する価格情報を各商品識別情報に対応して発生し
て前記価格表示装置へ与えるとともに、設定された価格
情報と対応する商品識別情報とを記憶する販売価格管理
装置と、前記商品陳列棚に陳列されたサンプル商品が示
す商品の購入希望者が持ち運ぶことができ、前記価格表
示装置に表示された商品識別情報および価格情報を読取
って記憶することのできる機能を少なくとも宵する購入
商品記憶装置と、前記商品陳列棚に陳列されたサンプル
商品に対応する商品を各商品識別情報ごとに保管する商
品保管庫と、前記購入商品記憶装置が記憶する購入商品
情報を読取る購入商品情報読取装置と、前記購入商品情
報読取装置が読取った情報に応答して前記商品保管庫か
ら対応する商品を取出し搬送する商品取出装置とを設け
たものである。

［作用］ 購入希望窓は、商品陳列棚に陳列されたサンプル商品を
見て、購入希望商品の商品識別情報および価格情報を価
格表示装置から購入商品記憶装置に読取らせて記憶させ
るとともに、この購入商品記憶装置に購入個数を記憶さ
せ、購入商品情報読取装置は、購入商品記憶装置を商品
取出装置へ接続して動作させ、商品取出装置は商品保管
庫から対応する商品を取出し購入希望窓のところへ搬送
する。

ｒ発明の実施例］ 第１図はこの発明の一実施例である商品販売管理システ
ムの構成を示すブロック図である。第１図においてこの
発明の一実施例である商品販売管理システムは、サンプ
ル商品を陳列する商品陳列棚１と、商品陳列棚１にサン
プル商品に対応して設けられ、各サンプル商品を特定す
る識別情報および対応する商品価格を表示する価格表示
装置２０と、価格表示装置２０と結合され、価格表示装
置２０が有する商品識別情報を読出して対応する商品価
格情報を対応する価格表示装置２０へ与えるとともに商
品識別情報およびそれに対応する商品価格を記憶する販
売価格管理装置２と、商品購入希望客が持ち運ぶことが
でき、価格表示装置２０が表示する商品識別情報および
価格情報を読取って記憶する機能を少なくとも備える購
入商品記憶装置３と、商品購入希望客に対する購入商品
の精算および購入希望窓に購入商品を渡すための精算用
ブース４と、精算用ブース４に設けられ、購入商品記憶
装置３がをする情報を読取り、販売価格管理装置２が記
憶する識別情報および商品価格情報を信号線１０ｂを介
して受取って購入商品の精算額チェック、売に高および
在庫商品個数の更新を行なうとともに読出情報を制御装
置７へ与える精算管理装置４ａと、精算管理装置４ａか
らの情報を信号線１０ｃを介して受け、商品保管庫６か
ら対応する商品を取出し、商品搬送用コンベア５を介し
て精算用ブース４へ搬送するための情報を発生し、かつ
商品の取出・搬送動作を制御する制御装置７と、商品を
各サンプル商品ごと（各商品識別情報ごと）に保管する
とともに、制御装置７からの情報に応答して選択された
商品を取出し搬送用コンベア５を介して精算用ブース４
へ搬送する商品保管庫６とを備える。

第２Ａ図および第２Ｂ図は商品陳列棚に設けられる価格
表示装置の構成を示す図であり、第２Ａ図はその外部構
成を概略的に示し、第２Ｂ図はその内部構成を概略的に
示す図である。第２Ａ図に示されるように、価格表示装
置２０は、その外部構造として、サンプル商品の商品識
別情報と商品価格とを表示するだめの表示部２１と、購
入商品記憶装置３が表示部２１に表示された情報を読取
るための接続を与えるフネクタ２２とを備える。

その内部構成は、第２Ｂ図に示されるように、外部価格
設定装置２および購入商品記憶装置３と情報の授受を行
なうためのインターフェイスとなるＩ１０インターフェ
イス２７と、インターフェイス２７を介して情報の送受
を行ない、各商品識別情報およびそれに対応する価格情
報をＲＡＭ２Ｂへ転送するとともに表示装置２１へも与
えて表示装置２１を動作させるためのＣＰＵ　（中央演
算処理装置）２５と、ＣＰＵ２５を介して与えられる情
報に基づいて与えられた商品識別情報および商品価格を
記憶するＲＡＭ２６とから構成される。

なお、第１図では価格表示装置２０は商品陳列棚１と一
体的に設けられるように示されているが、価格表示装置
２０は図示の形態に設置する必要はなく、たとえば見本
商品をａｉｉ￥する棚の−１−に載置する構成であって
もよい。

第３Ａ図および第３Ｂ図は商品購入希望客が持ち運ぶこ
とのできる購入商品記憶装置の構成を示す図であり、第
３Ａ図はその概略外観図を示し、第３Ｂ図はその内部構
成の概略を示す図である。

第３Ａ図に示されるように、購入商品記憶装置３はその
外部構成として、価格表示装置２ｏと接続し、該価格表
示装置２０が表示しＲＡＭ２６に蓄えられた情報を読取
るための端子となるコネクタ３４と、コネクタ３４を介
して読取った情報に基づいて各商品識別情報および購入
商品合計金額を表示する表示部３１と、購入商品の個数
等を入力するためのテンキー３２と、購入商品取消情報
。

購入個数訂正情報および合計金額確認情報等を人力する
ための機能キー３３とを備える。その内部構成の一例は
第３Ｂ図に示されるように、購入商品識別情報および合
計金額等を記憶するためのＲＡＭ（ランダムΦアクセス
φメモリ）３６と、外部装置とのインターフェイスをと
るためのＩ１０インターフェイス３７と、Ｉ１０インタ
ーフェイス３７を介して外部と情報の送受を行ない、与
えられた情報の予め定められた演算を行ないその演算結
果をＲＡＭ３６へ格納するとともに表示部３１上へ表示
するＣＰＵ３５とから構成される。

第４図はこの発明の一実施例である販売管理システムに
おける動作の流れを示すフロー図である。

以下、第１図ないし第４図を参照してこの発明の一実施
例である商品販売管理システムの動作について説明する
。

まず、商品陳列棚１にサンプル商品が陳列される。この
とき、価格表示装置２０は予め定められた商品識別情報
をＲＡＭ２６に記憶している。販売価格管理装置２は、
価格表示装置２０に順次アクセスし、ＲＡＭ２６（価格
表示装置）に記憶されている商品識別情報を読出し、各
識別情報に対応して商品価格を設定し、この設定価格情
報をそれぞれの対応する価格表示装置２０へ与えるとと
もに各識別情報とそれに対応する商品価格とを記憶する
。価格表示装置２０は、与えられた価格情報と商品識別
情報とをＣＰＵ２１の制御の下にたとえば液晶からなる
表示部２１上に表示する。−方、商品保管庫６において
は、サンプル商品に対応する商品が各商品ごと（各商品
識別情報ごと）に区分されて保管されている。購入希望
客は、購入商品記憶装置３を持って商品陳列棚１のとこ
ろへ行き（ステップ１）、陳列されたサンプル商品から
所望の商品を選択する（ステップ２）。購入商品が決ま
ると購入客は購入商品記憶装置３のコネクタ３４を価格
表示装置２０のコネクタ２２へ接続し、購入希望商品の
識別情報および価格情報を購入商品記憶装置３に記憶さ
せる。このとき、購入商品記憶装置３を価格表示装置２
０に接続したまま、または価格表示装置２０から取り外
した後、購入客はその購入商品の個数をテンキー３２を
介して人力または購入商品の取消し・訂正を機能キー３
３を介して入力する。購入商品記憶装置３は、与えられ
た情報をＣＰＵ３５で処理し、購入商品の識別情報およ
び合計金額をＲＡＭ３６に記憶させるとともに、その情
報を表示部３１上に表示する。購入客が所望の商品の購
入が終了すると、購入商品記憶装置３の表示部３１上に
は、少なくとも購入順の商品識別情報と購入商品合計金
額とが表示された状態となっている（ステップ３）この
とき、購入客は必要に応じてその表示部３１を県で購入
金額の合計金額を確認する（ステップ４）。所望の購入
希望商品の識別情報および価格情報をすべて購入商品記
憶装置３に記憶させた後、購入客は購入商品記憶装置３
を精算用ブース４のところへ持って行く。精算用ブース
４において、販売員（レジスタ係）は顧客から購入商品
記憶装置３を受取り、または顧客自身が精算管理装置４
ａへそれを接続する。精算管理装置４ａは、ｌｊｉ人商
品記憶装置３から商品識別情報および購入個数を読取る
とともに、信号線１０ｂを介して外部価格設定装置２か
ら与えられる識別情報および価格を受け、商品金額のチ
ェックを行ない、合計金額が正しいか否かを判定する（
ステップ５）。同時に、精算管理装置４ａは購入商品記
憶装置３から読取った商品識別情報および購入個数を信
号線１０ｃを介して制御装置７へ与える。制御装置７は
与えられた情報に応答して、商品保管庫６から対応する
商品識別情報を有する商品を必要個数取出し搬送用コン
ベア５上に搬出し、精算用ブース４のところへ購入商品
を搬送する。この商品保管庫６の内部構成としては、通
常の無人店舗などにおける商品搬送システムが考えられ
る（ステップ６）この商品保管庫６からの商品の取出し
／ｍ送が終了すると、制御装置７からの取出終了情報に
応答して精算管理装置４ａは、その口の商品売上高の記
録更新および在庫商品の個数の更新（または売上商品個
数の更新）を行なって記録する。商品保管庫６からの商
品の搬送とともに、精算用ブース４において購入商品金
額の精算が行なわれる。このときの精算方法としては自
動入金装置による入金、またはクレジットカードを用い
た決済、もしくは現金による精算などが考えられる。特
に精算手段として自動入金装置を用いれば店舗の無人化
を完全に行うことが可能となる。この場合においては、
自動入金装置に入金された後に購入商品が商品保管庫６
から取出される構成にしておけばよい（ステップ７）。

この精算用ブース４における購入商品の精算が済むと、
購入商品が購入客へ渡される（ステップ８）。これによ
り購入が終了する（ステップ９）。

ここで、無人化店舗の場合、ステップ８の購入後、購入
者が実際に手渡された商品を見て、即時返品することの
できる機能を精算用ブース４に設けておけば購入者にと
って極めて便利である。

なお上記実施例においては、精算用ブース４に設置され
た精算管理装置４ａの個々において売上高の更新および
在庫個数の更新が行なわれるようにされているが、精算
用ブースがｍ数個設けられている場合には各精算管理装
置４ａからの情報をたとえば中央のコンピュータへ与え
るようにし、そこで全体の各商品識別情報ごとの売」二
高の計算、総売上高の計算、商品在庫数または売上個数
の更新を行なうようにしてもよい。

また、上記実施例においては購入商品記憶装置３は価格
表示装置２０に設けられたＣＰＵ２５を介してその情報
の読取りを行なうように構成されているが、これに代え
て、ＣＰＵ２５を介さず価格表示装置２０のＲＡＭ２６
へ直接アクセスし、その記憶情報を直接読取るように構
成してもよい。

さらに、上記説明においては、商品識別情報として単に
商品を特定する情報としたが、この情報の中に、商品コ
ード番号等の他に、商品の重量や容積その他購入者にと
ってあれば便利な情報を含ませておき、価格表示装置２
０や購入商品記憶装置３に表示できるようにしておけば
、購入者がこれらの表示をみて実際に持ち帰ることがで
きるかどうかを判定することができ購入者にとって便利
である。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、サンプル商品を商品陳
列棚に陳列し、その商品陳列棚に表示された商品識別情
報および価格情報を購入客が購入商品記憶装置を用いて
読取り、精算用ブースにおいてその購入商品記憶装置に
記憶された商品情報に基づいて商品保管庫から自動的に
商品を取出して顧客のところへ搬送するとともに、売上
高の更新および在庫個数の更新をも行なうように構成し
ているので、商品陳列はサンプル商品だけで済むため、
各商品に対し価格孔を付ける必要がなく価格の設定や改
定に対する労力を省くことができるとともに、商品陳列
スペースを少なくすることができ、さらに陳列商品に対
するいたずらなどの行為も防止できる。また、購入客は
購入商品記憶装置に表示された合計金額を見て、精算前
に自分の購入金額を正確に知ることが可能となる。また
、購入商品の受は渡しは精算用ブースにおいてのみ行な
われるため、商品盗難などの不法行為に対する防犯効果
がある。また、売上高および在庫情報が常に実時間で購
入商品が商品保管庫から取出されたときに更新記録され
るため、常に売上高および在庫情報を正確に把握するこ
とができる。以上のようにこの発明による商品販売管理
システムは省スペース・省労力で商品販売管理を行なう
ことができ、小売業などの商品販売店経営に対し特に効
果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例である商品販売管理システ
ムの構成を示す図である。第２図は商品陳列棚に設けら
れる価格表示装置の概略構成を示す図であり、第２Ａ図
はその外部概観を示し、第２Ｂ図はその内部構成の概略
を示すブロック図である。第３図は購入客が持ち運ぶこ
とのできる購入商品記憶装置の構成を示す図であり、第
３Ａ図はその環路外観を示し、第３Ｂ図はその概略の内
部構成を示すブロック図である。第４図はこの発明の一
実施例である商品販売管理システムにおける動作を示す
フロー図である。 図において、１は商品陳列棚、２は販売価格管理装置、
３は購入商品記憶装置、４は精算用ブース、４ａは精算
管理装置、５は商品搬送用コンベア、６は商品保管庫、
７は制御装置、２０は価格表示装置である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 （ほか２名）’ｊ　、１ＬＪ 第２八図 萬２８図 第３Ａ口

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）見本商品を陳列する商品陳列手段と、前記商品陳
   列手段に陳列された商品に対応して前記商品陳列手段に
   設けられ、対応する商品を特定する商品識別情報および
   対応する商品の価格を少なくとも表示する価格表示手段
   と、 前記商品陳列手段の外部に設けられ、前記価格表示手段
   が表示する価格情報を各商品識別情報に対応して発生し
   て前記価格表示手段へ与えるとともに、設定された価格
   情報と対応する商品識別情報とを記憶する販売価格管理
   手段と、 前記商品陳列手段に陳列された商品の購入希望者が持ち
   運ぶことができ、前記価格表示手段に表示された商品識
   別情報および価格情報を読取って記憶する価格読取手段
   を少なくとも有する購入商品記憶装置と、 前記商品陳列手段に陳列された商品に対応する商品を各
   商品識別情報ごとに保管する商品保管手段と、 前記購入商品記憶装置が記憶する購入商品情報を読取る
   手段と、 前記購入商品情報読取手段が読取った情報に基づいて前
   記商品保管手段から対応する商品を取出す商品取出手段
   とを含む、商品販売管理システム。
2. （２）前記購入商品記憶装置は、 購入商品の購入個数入力手段と、 購入商品取消または訂正情報入力手段と、 前記購入個数入力手段および前記取消または訂正情報入
   力手段を介して入力された情報を記憶する記憶手段と、 前記価格情報読取手段および前記購入個数記憶手段がそ
   れぞれ記憶する情報に基づいて購入商品の商品識別情報
   および購入商品の個数ならびに購入合計価格を表示する
   表示手段をさらに備える、特許請求の範囲第１項記載の
   商品販売管理システム。
3. （３）前記販売価格管理手段に記憶された商品識別情報
   および商品価格情報と、前記購入商品情報読取手段によ
   り読出された購入商品情報とに基づいて、該購入商品情
   報読出手段が読出した購入商品合計金額の累積計算およ
   び前記商品保管手段における商品の在庫個数を計算し、
   その計算結果を各商品識別情報ごとに記憶する商品売上
   在庫記憶手段をさらに備える、特許請求の範囲第１項ま
   たは第２項に記載の商品販売管理システム。