JPS63115860A - 2−ピロリドン誘導体 - Google Patents

2−ピロリドン誘導体

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JPS63115860A
JPS63115860A JP25853786A JP25853786A JPS63115860A JP S63115860 A JPS63115860 A JP S63115860A JP 25853786 A JP25853786 A JP 25853786A JP 25853786 A JP25853786 A JP 25853786A JP S63115860 A JPS63115860 A JP S63115860A
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JP
Japan
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formula
pyrrolidone derivative
lower alkyl
hydrogen atoms
formulas
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Application number
JP25853786A
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English (en)
Inventor
Hironori Ikuta
博憲 生田
Yoji Yamagishi
山岸 洋二
Kozo Akasaka
赤坂 光三
Isao Yamatsu
功 山津
Seiichi Kobayashi
小林 精一
Hiroshi Shirota
代田 寛
Koichi Katayama
片山 幸一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、医薬として優れた作用を有する2−ピロリド
ン誘導体またはその薬理的に許容できる塩、その製造方
法およびそれを含有する医薬に関する。
従来技術および発明が解決しようとする問題点抗炎症剤
は1種々のものがあるが大きく分類すればステロイドホ
ルモン、非ステロイド剤、消炎酵素剤、免疫抑制剤の4
つに分類される。これらのうち、非ステロイド剤が最も
重要な位置を占めており、近年世界的に非ステロイド系
抗炎症剤の開発が活発におこなわれている。
現在、非ステロイド剤として汎用されているのは、イン
ドメタシンなどのインドール酢酸系化合物、イブフェナ
ック、イブプロフェンなどのフェニル酢酸系化合物、ア
スピリン、サリチル酸、サリチロサリチル酸などのサリ
チル酸系化合物、メフェナム酸、フルフェナム酸などの
アントラニル酸系化合物、フェニルブタシン、オキシフ
ェニルブタシン、ケトフェニルブタシンなどのピラゾリ
ジンジオン系化合物、ベンジダミン、メピリゾール、チ
ノリジンなどの塩基性薬剤などがある。
しかしながら、これらの非ステロイド剤も臨床的には、
消化管障害、腎障害などの副作用を有するという大きな
欠点を有し、依然として世界的に更に優れた薬剤の開発
がおこなわれている。
そこで本発明者等は、新しい抗炎症剤について長年検討
を続けてきたが、従来の非ステロイド系抗炎症剤とはそ
の化学構造式を異にする2−ピロリドン系化合物が優れ
た抗炎症剤であることを見い出した。
問題点を解決するための手段 本発明の目的化合物は1次の一般式(I+で示され・ 
る2−ピロリドン誘導体またはその薬理的に許容できる
塩である。
?1・ 〔式中R’、 R”およびR3は、水素原子または2式
−OR’ (式中R4は、水素原子、低級アルキル基。
またはアシル基を意味する)で示される基を意味する。
但しl R’l R2,R3のいずれもが水素原子であ
る場合は除く。〕で表わされる2−ピロリドン誘導体。
上記の定義において、R4の定義にみられる低級アルキ
ル基とは、炭素数1〜6の直鎖若しくは分枝状のアルキ
ル基9例えばメチル、エチル、  n −プロピル、n
−ブチル、イソプロピル、イソブチル、1−メチルプロ
ピル、tert−ブチル、n−ペンチル、1−エチルプ
ロピル、イソアミル、n−ヘキシルなどを意味する。
R4の定義にみられるアシル基とは1例えば。
アセチル、プロピオニル、ブタノイル、ペンタノイル、
ヘキサノイルなどの脂肪族に基づ(もののほか、ベゾゾ
イル、トリオイルなどの芳香族に基づくもの、更にフロ
イル、ニコチノイル、イソニコチノイルなどの複素環に
基づくものをあげることができる。
本発明化合物(I)は、必要によりNa塩、随。
Ca塩2Mg塩などの金属塩とすることができる。
本発明によって提供される2−ピロリドン誘導体は、い
ずれも文献未収載の新規化合物であり。
低毒性で著しい抗炎症作用を有する化合物である。
したがって9本発明の目的は、低毒性で著しい抗炎症作
用を有する新規な2−ピロリドン誘導体を提供するにあ
る。
製造方法 本発明化合物(I)の製造方法は9種々の方法によって
製造されうるが、これらのうち代表的な方法を以下に示
す。
(製造方法1) CH8 ?0・ すなわち、 (10で表わされる3 、 5−di−t
ert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンズアルデヒドに
、αtnで表わされるウイテッヒ試薬を、常法により反
応せしめて目的物質(Ilを得る。この際溶媒としては
反応に関与しない溶媒であればいかなるものでもよいが
、好ましい溶媒をあげれば、ジメチルホルムアミド(D
MF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)。
エタノール、酢酸エチル、ベンゼンなどをあげることが
できる。また反応温度は約0〜150℃、好ましくは3
0〜100°Cである。
(製造方法2) CH5 + H3 すなわち、■で表わされる3、 5−di−tert−
ブチル−4−ヒドロキシ−ベンズアルデヒドに、 IV
Iで表わされるウイテッヒソルトを、塩基の存在下1c
常法によりウイテッヒ反応をおこない、目的物質(I)
を得る。塩基としては、トリエチルアミン、ピリジンの
如き有機塩基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、などの
無機塩基をあげることができる。
この際溶媒としては9反応に関与しない溶媒であれば、
いかなるものでもよいが、好ましい溶媒をあげれば、ジ
メチルホルムアミド(DMF)、  ジメチルスルホキ
シド(DMSO) 、エタノール、酢酸エチル、ベンゼ
ンなどをあげることができる。また反応温度は、約O〜
150℃、好ましくは30〜100℃である。
改造方法3) 式(I)において、 R’=OHであるときは次の方法
によっても目的物質を合成することができる。
CH。
つ すなわち、一般式Mで表わされる化合物を酸化せしめて
、目的物質の−っである化合物(Vl)を得ることがで
きる。
具体的な方法のうち代表的な方法を示せば次のとおりで
ある。
すなわち、過ヨウ素酸ナトリウム(NaIO41と。
四酸化オスミニウム(OsO4)の存在下に反応をおこ
なう方法;およびオゾン酸化による方法をあげることが
できる。
前者の方法をおこなう際は9例えば含水ジオキサンなど
水と混和して反応を阻害しない有機溶媒と水からなる混
合均一溶媒中、あるいはエチルエーテルなどの水と混和
しない溶媒と水との2相系溶媒中で反応をおこなう。反
応は、約0〜bこなうことが望ましい。
後者のオゾン酸化の方法は1例えばジクロルメタン、酢
酸エチルなど反応を阻害しない溶媒中。
約0〜80℃の温度でオゾン(0,)を通じ2次いでジ
メチルスルフィドを加え、オシニドを、約−78〜30
℃で還元することにより目的物質を得ることができる。
(製造方法4) 式(I)Jmオイテ、 R’、 R”、 R’ ノ定a
ニJイテ。
これらのうち1つまたは2つ以上が2式−OR’で示さ
れる基であって、R4がアシル基を意味する場合はs 
R’r R’e R’の1つまたは2つ以上が水酸基で
ある目的化合物の一つである化合物を常法によりアシル
化することによって得ることもできる。
すなわち、相当する酸、酸無水物または酸ハロゲン化物
を作用させることによってなされる。その際、硫酸、ア
ルカリなどを加えて反応させるか。
またはピリジンを溶媒として用いると有利な場合がある
−次に本発明化合物の効果を詳細に説明するため。
薬理実験結果を以下に示す。
薬理実験例 フィッシャー系雄性ラット(6週齢)の右後肢足跋内に
、牛酪菌の流動パラフィン懸濁液(10zci/ml 
)を0.05m1注入シ、アジュバント炎症。
を惹起した。起炎後3〜5日目においては、炎症惹起足
の局所表面温度は正常足のそれより8〜10℃高値を示
し、しかも安定した値が得られた。このようなラットに
後記の被検化合物(コントロールとしてインドメサシン
、ピロキシカムを含む)を5%アラビアゴム水溶液に懸
濁したものを5mihg体重の割合で経口投与し、2,
4゜6時間後にH,5hirotaらの方法(H,5h
irota et al。
J、 Pharmacol、 Methods、 12
.35−43(1984))にしたがって炎症部位の局
所表面温度を測定した。投与前の値と比較して2℃以上
下降させるに要する用量を2例の平均値から求め、被検
化合物の抗炎症動力を算定した。
(2)被検化合物 化合物A:N−メトキシ−3−[3−tert−ブチル
−4−ヒドロキシ−5−(2−ヒドロキシ−1,1−ジ
メチルエチル)ベンジリデンヨー2−ピロリドン 化合物B:N−メトキシ−3−C3,5−ビス(2−ヒ
ドロキシ−1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシ
ベンジリデン−2−ピロリドン 化合物C:N−メトキシ−3−(3,5−ジーtert
−ブチルー4−ヒドロキシベンジリデン)−5−ヒドロ
キシ−2−ピロリドン 化合物り二N−メトキシ−3−(3−tert−ブチル
−4−ヒドロキシ−5−(2−ヒドロキシ−1,1−ジ
メチルエチル)ベンジリチン]−5−ヒドロキシ−2−
ピロリドン (3)結果 結果を表1に示す。
表1 実験例2 ヒト   からのロイコトリエノヘパリン存
在下で採取したヒト末梢血からパーコール密度勾配(p
ercoll gradient )により単離した好
中球をI X 10’個/rnlになるようにハンクス
(Hanks )溶液に懸濁し実験に供した。好中球懸
濁液の200μlを37℃にて20分間インキュベート
した後、被検化合物を添加し、更に10分間インキュベ
ートした後、 Ca イオノフオアA−23187を最
終濃度1μ、lit /meになるように加えて10分
間インキュベートし、ロイコトリエンB4の産生を誘導
した。その後、氷冷したHanks溶液を200μy添
加すると同時に反応液を水冷下に移して反応をとめ、 
1.00Orpmにて遠沈後、その上清に遊離したロイ
コトリエンB4の量をラジオイミュノアッセイ(LTB
4− RIA )Gt 、 Amersham社製)に
て測定した。被検化合物の50%阻害濃度は各濃度にお
ける抑制率を3回の平均値から求め、最小二乗法によっ
て算出した。
(2)結果 表2に示す。
表2 Lewis系雄性ラットの膝関節より採取した滑脱をコ
ラゲナーゼおよびトリプシンで処理し細胞を分離した。
1096牛脂児血清含有ダルベツコ−最小培地(Fe2
−DMEM )にて5代断代した細胞を3,000個1
0.1ml/ce11になるように96穴の組織培養プ
レート(tissue culture plate 
)にまき、3日後細胞が〕リフ15−Xントになったの
を確かめてから実験に供した。PGE、の産生は、 L
ewis系雄性ラットの腹腔に1296カゼイン溶液を
注入して、14時間後に浸潤白血球を採取し、10%F
O3−DMEMと37°C230分インキュベートした
上清(PMN fa−ctor )を培養滑脱細胞に添
加することによって誘導した。被検化合物はエタノール
に溶解し。
エタノールの最終濃度が0.1%になるように培地に加
え、30分後に好中球因子(PMN factor )
を添加し、その18時間後に培養上清を採取し。
PGE、産生量をラジオイミュノアッセイ< 125を
−PGE2−RIA Kit、 NEN製)にて測定し
た。被検化合物の50%阻害濃度は各濃度における抑制
率を3回の平均値から求め最小二乗法によって算出した
(2)結果 結果を表3に示す。
表3 以上の薬理実験の結果から明らかな如く2本発明化合物
は優れた抗炎症作用を有していることが明らかである。
また本発明化合物の代表化合物(化合物A−D)につい
て、マウスを用いて急性毒性試験(経口)をおこなった
ところ、 LD、。の値はいずれも1,00011/’
Kl1以上であった。
本発明によって提供される2−ピロリドン誘導体は、優
れた消炎、鎮痛、解熱作用に基づいて。
例えば次のような疾患の治療、予防剤として有用である
。すなわち、具体的には慢性関節リウマチ。
変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎およびこれらの疾
患の鎮痛、消炎、外傷1手術および抜歯後の鎮痛、消炎
、急性上気道炎に伴う解熱、鎮痛などをあげることがで
きる。
本発明化合物を、上記の疾患の治療・予防剤として用い
る場合は、経口投与若しくは非経口投与(筋肉内、皮下
、静脈内、外用など)によって投与される。
投与量は、疾患の相違、症状の程度9年齢などにより異
なり、特に限定されないが成人の場合通常1日あたり5
〜300Q、好ましくは10〜100醇である。
本発明の化合物を製剤化するためには、製剤の技術分野
における通常の方法で錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤
、注射剤、生薬等の剤型とする。
すなわち、経口用固形製剤を調製する場合は主薬に賦形
剤、更に必要に応じて結合剤、崩壊剤。
滑沢剤1着色剤、矯味矯臭剤などを加えた後、常法によ
り錠剤、被覆錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤などとす
る。
賦形薬としては2例えば乳糖、コーンスター力白糖、ブ
ドウ糖、ソルビット、結晶セルロースなどが、結合剤と
しては例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニールエ
ーテル、エチルセルロース。
メチルセルロース、アラビアゴム、トラガント。
ゼラチン、シェラツク、ヒドロキシプロピルセルロース
、ヒドロキシプロピルスターチ、ポリビニルピロリドン
などが、崩壊剤としては例えば、デンプン、寒天、ゼラ
チン末、結晶セルロース、炭酸カルシウム、炭酸水素ナ
トリウム、クエン酸カルシウム、デキストリン、ペクチ
ン等が、滑沢剤としては例えば、ステアリン酸マグネシ
ウム、タルク、ポリエチレングリコール、シリカ、硬化
植物油等が9着色剤としては医薬品に添加することが許
可されているものが、矯味矯臭剤としては。
ココア末、ハツカ脳、芳香酸、ハツカ油、電脳。
桂皮末等が用いられる。これらの錠剤、顆粒剤には糖衣
、ゼラチン衣、その他必要により適宜コーティングする
ことはもちろんさしつかえない。
注射剤を調製する場合には、主薬に必要によりpH調整
剤、緩衝剤、安定化剤、保存剤などを添加し、常法によ
り皮下、筋肉内、静脈内用注射剤とする。
次に9本発明の実施例を掲げるが9本発明がこれらのみ
に限定されることがないことはいうまでもない。
実施例1 3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−(2−ヒ
ドロキシ−1,1−ジメチルエチル)−ベンズアルデヒ
ド680R9,(N−メトキシ−2−ピロリドン−3−
イル)−トリフェニルホスホニウムブロマイド1.86
g、およびトリエチルアミン0.95m1をエチルアル
フール20 ml中60℃2時間加熱撹拌する。エタノ
ールを留去後クロロホルム抽出し。
次いで飽和食塩水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後
、クロロホルムを留去する。残渣を無水酢酸−ピリジン
でアセチル化した後、トリフェニルホスフィンオキサイ
ドとカラムクロマトにて分離。
NaOH/メタノール−水で脱アセチル化し、アセトン
lベンゼン−シリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り精製し9次いで精製酢酸エチル−へ牛サンから再結晶
し、標題化合物400ηを得る。
ONMR(δ、 CDC1,) : 1.42 (9H,s ) 1.44 (6H,s ) 3.03 (2H,dt、 J=3Hz、 7Hz )
3.64 (2H,t、 J=7Hz )3.81 (
2H,d、 J=4Hz )3.84 (3H,s ) 4.15 (IH,t、 J=4…0 7.2〜7.4 (3H,m ) 実施例2 N−メトキシ−3−35−ビス(2−ヒドロ4ヱ=」2
L≦L乙薦ヒ[しとL二支二豆ヱ三土上ベンジリデン]
−2−ピロリドン 3.5−ビス(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルエチ
ル)−4−、ヒドロキシベンズアルデヒド130嘘*C
N−メトキシ−2−ピロリドン−3−イル)トリフェニ
ルホスホニウム ブロマイド900 R9。
およびトリエチルアミン0.35m1をエチルアルコー
ル5mJ中60℃2時間加熱撹拌し9反応をおこなう。
反応終了後、エチルアルコールを留去し、クロロホルム
抽出をおこなう。次いで飽和食塩水洗。
Mg5O,乾燥をし、クロロホルムを留去した後、残渣
をアセトン/ベンゼン−シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製する。酢酸エチルを濃縮残渣を加えて、結
晶化し、標題化合物120Qを得る。
oNMR(δ、 CD(J、) : 1.38 (12H,s ) 2.8〜3.1 (2H,m ) 3.61 (2H,t、 J=7…0 3.76 (4H,s ) 3.80 (3H,s ) 7.22 (3H,s ) 実施例3 N−メトキシ−2−(3,5−di−tert−ブチル
−4−ヒドロキシベンジリデン−4−ペンテンアミド6
、OIをエチルエーテル200!Jに溶解し、水50a
tを加えて室温で撹拌下口酸化オスミニウム(OsO4
)を、触媒量を加え2次いで過ヨウ素酸ナトリウム(N
al0. ) 7.4 gを3回に分けて加え12時間
撹拌した。エチルエーテル層を取り飽和食塩水洗し。
硫酸マグネシウム乾燥し、エチルエーテルを留去シタ。
残渣をアセトンlベンゼン−シリカゲルカラムクロマト
で精製し、濃縮残渣を真空ポンプで乾燥すると、標題化
合物の粉末1.5I得る。
oNMR(δ、 CDCrt、) : 1.45 (18H,s ) 2.89 (IH,dt、 J=18Hz、 3Hz 
)3.30 (LH,ddd、 J=18Hz、 3H
z、 6Hz )3.96 (3H,s ) 5.3〜5.6 (LH,m ) 5.48 (IH,s ) 7.28 (2H,s ) 7.39 (IH,t、 J=3ル0 実施例4 N−メトキシ−2−[3−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシ−5−(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルエチ
ル)ベンジリデン’]−4−ペンテンアミド360叩を
エタノール15+ulに溶解する。これに水lQ+nl
を加え、室温にて、撹拌上四酸化オスミニウム(OsO
4)を触媒量加え2次いで過ヨウ素酸ナトリウム(Na
l04) 50 Qを3回に分けて加え、5時間撹拌す
る。エチルエーテル層を飽和食塩水洗し。
硫酸マグネシウム乾燥する。エチルエーテルを留去し、
残渣をアセトン/ベンゼン−シリカゲルカラムクロマト
で精製する。濃縮残液を真空ポンプで乾燥すると、標題
化合物の粉末50 mq得る。
oNMR(δ、 CD(J3 ) : 1.41(15H,s ) 2.87 (LH,dt、 J=18Hz、 3Hz 
)3.29 (IH,ddd、 J=18Hz、 7H
z、 3Hz )3.79 (2H,s ) 3.95 (3H,s ) 5.45 (IH,dd、 J=7Hz、 3Hz )
7.2〜7.4 (3H,m ) 10.18 (IH,s ) 実施例5 3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−(2−ヒ
ドロキシ−1,1−ジメチルエチル)−ベンズアルデヒ
ド680m+g、  (N−メトキシ−2−ピロリドン
−3−イル)−トリフェニルホスホニウムブロマイド1
.86y、およびトリエチルアミン0.95+++tを
x f ルア /L/ :l−/L/ 2Qml中60
°02時間加熱撹拌する。エタノールを留去後クロロホ
ルム抽出し9次いで飽和食塩水洗し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、クロロホルムを留去する。残渣を無水酢
酸−ピリジンでアセチル化して9次の物性を有する標題
化合物600mgを得る。
ONMR(δ、 CDCl3’) : 1.45 (9H,s ) 1.48 (6H,s ) 2.05 (3H,s ) 3.03 (2H,dt、 J=3Hz、 7Hz )
3.65 (2H,t、 J=7Hz )3.87 (
3H,s ) 4.30 (2H,s ) 6.35 (IH,s )

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1、R^2およびR^3は、水素原子または
    、式−OR^4(式中R^4は、水素原子、低級アルキ
    ル基またはアシル基を意味する)で示される基を意味す
    る。但し、R^1、R^2、R^3のいずれもが水素原
    子である場合は除く。〕で表わされる2−ピロリドン誘
    導体およびその薬理的に許容できる塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1、R^2は水素原子または式−OR^4(
    式中R^4は水素原子、低級アルキル基、またはアシル
    基を意味する)で示される基を意味する。但し、R^1
    、R^2のいずれもが水素原子である場合は除く]で表
    わされる化合物に、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^3は水素原子または式−OR^4(式中R^
    4は水素原子、低級アルキル基、またはアシル基を意味
    する)で示される基を意味する〕 で表わされるウイテッヒ試薬を反応せしめて、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1、R^2、R^3は前記の意味を有する)
    で表わされる2−ピロリドン誘導体を得、必要により得
    られた2−ピロリドン誘導体を造塩反応に付することを
    特徴とする前記2−ピロリドン誘導体またはその薬理的
    に許容できる塩の製造方法。 (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1、R^2は水素原子または式−OR^4(
    式中R^4は水素原子、低級アルキル基、またはアシル
    基を意味する)で示される基を意味する。但し、R^1
    、R^2のいずれもが水素原子である場合は除く〕で表
    わされる化合物に、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^3は水素原子または式−OR^4(式中R^
    4は水素原子、低級アルキル基、またはアシル基を意味
    する)で示される基を意味する。Halはハロゲン原子
    を意味する〕 で表わされるウイテッヒ試薬を反応せしめて、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1、R^2、R^3は前記の意味を有する)
    で表わされる2−ピロリドン誘導体を得、必要により得
    られた2−ピロリドン誘導体を造塩反応に付することを
    特徴とする前記2−ピロリドン誘導体またはその薬理的
    に許容できる塩の製造方法。 (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1、R^2は水素原子または式−OR^4(
    式中R^4は水素原子、低級アルキル基、またはアシル
    基を意味する)で示される基を意味する。但し、R^1
    、R^2のいずれもが水素原子である場合は除く〕 を酸化せしめることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1、R^2は前記の意味を有する)で表わさ
    れる2−ピロリドン誘導体を得、必要により得られた2
    −ピロリドン誘導体を造塩反応に付することを特徴とす
    る前記2−ピロリドン誘導体またはその薬理的に許容で
    きる塩の製造方法。 (5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1、R^2およびR^3は、水素原子または
    、式−OR^4(式中R^4は、水素原子、低級アルキ
    ル基、またはアシル基を意味する)で示される基を意味
    する。但し、R^1、R^2、R^3のいずれもが水素
    原子である場合は除く。〕で表わされる2−ピロリドン
    誘導体またはその薬理的に許容できる塩を有効成分とす
    る消炎・鎮痛・解熱剤。
JP25853786A 1986-10-31 1986-10-31 2−ピロリドン誘導体 Pending JPS63115860A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4925867A (en) * 1988-10-07 1990-05-15 Merck Sharp & Dohme Ltd. Hydrocarbon substituted pyrrolidinones, intermediates therefor, and anti-convulsant use thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4925867A (en) * 1988-10-07 1990-05-15 Merck Sharp & Dohme Ltd. Hydrocarbon substituted pyrrolidinones, intermediates therefor, and anti-convulsant use thereof

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