JPS6311430Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6311430Y2 JPS6311430Y2 JP1933383U JP1933383U JPS6311430Y2 JP S6311430 Y2 JPS6311430 Y2 JP S6311430Y2 JP 1933383 U JP1933383 U JP 1933383U JP 1933383 U JP1933383 U JP 1933383U JP S6311430 Y2 JPS6311430 Y2 JP S6311430Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- small
- peripheral wall
- valve seat
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 17
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sliding Valves (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔本考案の技術分野〕
本考案は騒音防止用の弁として好適な三段制御
弁に関する。
弁に関する。
一般に、制御弁は開閉という性質上絞られてい
る部分を有し、かつ流水の方向を変化させること
によつて弁としての機能を果している。このため
制御弁において、ある一定の流速と流路の急激な
変化が生じて騒音の原因となるキヤビテーシヨン
が発生することがある。
る部分を有し、かつ流水の方向を変化させること
によつて弁としての機能を果している。このため
制御弁において、ある一定の流速と流路の急激な
変化が生じて騒音の原因となるキヤビテーシヨン
が発生することがある。
第1図は従来の制御弁を示す断面図であり、同
図において、制御弁1の本体はボデイ2とこれに
ボルト3で固定されたボンネツト4とからなり、
ボンネツト4には弁軸5がパツキン6を介して摺
動自在に挿通されており、この弁軸5の下端部に
は弁プラグ7が一体的に取付けられている。この
弁プラグ7には周壁8に多数の孔9を有し下端が
開口しかつ中央内部10aの通水面積を絞つた胴
部10が設けられている。11は円筒状に形成さ
れたケージで、周壁12に多数の孔13が穿設さ
れたケージ上部14と、周壁15および底部16
に多数の孔17が穿設されたケージ下部18とか
らなり、前記ボデイ2内に設けられている。そし
てこのケージ11内には外部からの操作で弁軸5
と一体となつて上下動する前記弁プラグ7が設け
られている。
図において、制御弁1の本体はボデイ2とこれに
ボルト3で固定されたボンネツト4とからなり、
ボンネツト4には弁軸5がパツキン6を介して摺
動自在に挿通されており、この弁軸5の下端部に
は弁プラグ7が一体的に取付けられている。この
弁プラグ7には周壁8に多数の孔9を有し下端が
開口しかつ中央内部10aの通水面積を絞つた胴
部10が設けられている。11は円筒状に形成さ
れたケージで、周壁12に多数の孔13が穿設さ
れたケージ上部14と、周壁15および底部16
に多数の孔17が穿設されたケージ下部18とか
らなり、前記ボデイ2内に設けられている。そし
てこのケージ11内には外部からの操作で弁軸5
と一体となつて上下動する前記弁プラグ7が設け
られている。
ところが、この場合は弁の開度によつて流水が
プラグ7内を通らないことがあつたり、また絞り
が略々比例的に変化するところはケージ上部14
の孔13部分のみであるため、弁内で流水に与え
る抵抗が小さく低騒音効果を上げることができな
いという欠点がある。
プラグ7内を通らないことがあつたり、また絞り
が略々比例的に変化するところはケージ上部14
の孔13部分のみであるため、弁内で流水に与え
る抵抗が小さく低騒音効果を上げることができな
いという欠点がある。
そこで、第2図に示すように、周壁19の中央
付近に多数の孔20を有する円筒状の胴部21を
備えた弁プラグ22を前記ケージ11内に昇降自
在に設けるものも提案されている。
付近に多数の孔20を有する円筒状の胴部21を
備えた弁プラグ22を前記ケージ11内に昇降自
在に設けるものも提案されている。
しかるに、この場合ケージ上部14の孔13に
おける絞りが常に一定であるため、この部分では
弁機能をもたず大幅な騒音低下が計れないという
不都合がある。
おける絞りが常に一定であるため、この部分では
弁機能をもたず大幅な騒音低下が計れないという
不都合がある。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、周壁に多数の孔が穿設された小胴部と、この
胴部より大きい内径を有する大胴部と、これら胴
部間に設けられた段部とを備えた弁プラグを、周
壁に多数の孔が穿設された大小2つの口径部を有
するケージ内に昇降自在に設け、弁の開度に対応
して容積が可変する拡散室が形成されるというき
わめて簡単な構成により、3つの部位に絞り機能
をもたせ騒音抑制効果を計つた三段制御弁を提供
するものである。以下、その構成等を図に示す実
施例によつて詳細に説明する。
で、周壁に多数の孔が穿設された小胴部と、この
胴部より大きい内径を有する大胴部と、これら胴
部間に設けられた段部とを備えた弁プラグを、周
壁に多数の孔が穿設された大小2つの口径部を有
するケージ内に昇降自在に設け、弁の開度に対応
して容積が可変する拡散室が形成されるというき
わめて簡単な構成により、3つの部位に絞り機能
をもたせ騒音抑制効果を計つた三段制御弁を提供
するものである。以下、その構成等を図に示す実
施例によつて詳細に説明する。
第3図は本考案に係る三段制御弁の要部を示し
ており、同図以下において第1および第2図と同
一の部材について同一の符号を付し、詳細な説明
は省略する。同図において、符号31で示すもの
は前記ボデイ2内に設けられたケージで、有底面
32aをもつた小口径部32と、この小口径部3
2より大きい径を有する拡口径部33と、これら
口径部32,33間に設けられた段部34とから
なる内孔35が設けられている。小口径部32は
周壁36に前記ボデイ2内の下隔室37に連通す
る孔38が多数個穿設されている。拡口径部33
は周壁39に前記ボデイ2内の上隔室40に連通
する孔41の開口部分が多数個穿設され、これら
孔41より上方の部位に第1の弁座42が設けら
れている。段部34には前記小口径部32側に第
2の弁座43が設けられている。44は前記弁軸
5に取付けられた弁プラグで、前記小口径部32
内に嵌合する小胴部45と、前記拡口径部33内
に嵌合する大胴部46と、これら胴部45,46
間に設けられ前記段部34に対向する段部47と
を備えている。小胴部45は下端が開口し周壁4
8に多数の孔49が穿設されており、大胴部46
および段部47にはそれぞれ前記第1の弁座4
2、第2の弁座43に密着可能な着座部50,5
1が設けられている。そして、段部47を含み前
記段部34、拡口径部33の周壁39および小胴
部45の周壁48によつて囲繞され弁の開度に対
応して容積が可変する拡散室52が形成される。
すなわち、この拡散室52内に流入する流体の容
量は前記弁プラグ44の昇降によつて変化するの
である。
ており、同図以下において第1および第2図と同
一の部材について同一の符号を付し、詳細な説明
は省略する。同図において、符号31で示すもの
は前記ボデイ2内に設けられたケージで、有底面
32aをもつた小口径部32と、この小口径部3
2より大きい径を有する拡口径部33と、これら
口径部32,33間に設けられた段部34とから
なる内孔35が設けられている。小口径部32は
周壁36に前記ボデイ2内の下隔室37に連通す
る孔38が多数個穿設されている。拡口径部33
は周壁39に前記ボデイ2内の上隔室40に連通
する孔41の開口部分が多数個穿設され、これら
孔41より上方の部位に第1の弁座42が設けら
れている。段部34には前記小口径部32側に第
2の弁座43が設けられている。44は前記弁軸
5に取付けられた弁プラグで、前記小口径部32
内に嵌合する小胴部45と、前記拡口径部33内
に嵌合する大胴部46と、これら胴部45,46
間に設けられ前記段部34に対向する段部47と
を備えている。小胴部45は下端が開口し周壁4
8に多数の孔49が穿設されており、大胴部46
および段部47にはそれぞれ前記第1の弁座4
2、第2の弁座43に密着可能な着座部50,5
1が設けられている。そして、段部47を含み前
記段部34、拡口径部33の周壁39および小胴
部45の周壁48によつて囲繞され弁の開度に対
応して容積が可変する拡散室52が形成される。
すなわち、この拡散室52内に流入する流体の容
量は前記弁プラグ44の昇降によつて変化するの
である。
このように構成された三段制御弁において、第
4図Aに示す状態(弁開度0%)から同図Bに示
す状態(弁開度50%)に弁プラグ44を上昇させ
ると、流体は上隔室40から拡口径部33の孔4
1で絞られて拡散室52に流入する。次に流体は
小胴部45の孔49で絞られ弁プラグ44内に流
入する。そして小口径部32の孔38でさらに絞
られて下隔室37に流出する。このとき孔38,
41および49の開口面積がそれぞれ小胴部45
の周壁48、大胴部46の周壁46a、小口径部
32の周壁36により全体として50%に絞られ流
量が小さくなつている。
4図Aに示す状態(弁開度0%)から同図Bに示
す状態(弁開度50%)に弁プラグ44を上昇させ
ると、流体は上隔室40から拡口径部33の孔4
1で絞られて拡散室52に流入する。次に流体は
小胴部45の孔49で絞られ弁プラグ44内に流
入する。そして小口径部32の孔38でさらに絞
られて下隔室37に流出する。このとき孔38,
41および49の開口面積がそれぞれ小胴部45
の周壁48、大胴部46の周壁46a、小口径部
32の周壁36により全体として50%に絞られ流
量が小さくなつている。
また、第4図Cに示す状態(弁開度100%)に
弁プラグ44を上昇させると流体の流量が大きく
なり、前記弁開度50%の場合と同様に流体の拡散
室52、弁プラグ44内における拡散および孔4
1,49,38における集束を繰返して流体は上
隔室40から下隔室37に流出する。
弁プラグ44を上昇させると流体の流量が大きく
なり、前記弁開度50%の場合と同様に流体の拡散
室52、弁プラグ44内における拡散および孔4
1,49,38における集束を繰返して流体は上
隔室40から下隔室37に流出する。
なお、本実施例においては着座部51を段部4
7における小胴部45側に設けると共に、第2の
弁座43を段部34における小口径部32側に設
けるものを示したが、本考案はこれに限定される
ものではなく、第5図に示すように、着座部51
を段部47における大胴部46側に設けると共
に、第2の弁座43を段部34における拡口径部
33側に設けるものであつても差支えない。
7における小胴部45側に設けると共に、第2の
弁座43を段部34における小口径部32側に設
けるものを示したが、本考案はこれに限定される
ものではなく、第5図に示すように、着座部51
を段部47における大胴部46側に設けると共
に、第2の弁座43を段部34における拡口径部
33側に設けるものであつても差支えない。
以上説明したように、本考案によれば拡口径部
および小口径部と、これら口径部間に設けられた
段部とからなる内孔をケージに設けると共に、拡
口径部内に嵌合する大胴部と、周壁に多数の孔が
穿設され小口径部内に嵌合する小胴部と、内孔の
段部に対向する段部とを備えた弁プラグを内孔に
対し昇降自在に設け、弁の開度に対応して容積が
可変する拡散室が形成されるので、流体の集中お
よび拡散が弁内の3つの部分で繰返され騒音低下
を確実に計ることができる。
および小口径部と、これら口径部間に設けられた
段部とからなる内孔をケージに設けると共に、拡
口径部内に嵌合する大胴部と、周壁に多数の孔が
穿設され小口径部内に嵌合する小胴部と、内孔の
段部に対向する段部とを備えた弁プラグを内孔に
対し昇降自在に設け、弁の開度に対応して容積が
可変する拡散室が形成されるので、流体の集中お
よび拡散が弁内の3つの部分で繰返され騒音低下
を確実に計ることができる。
第1および第2図は従来の制御弁を示す断面
図、第3図は本考案に係る三段制御弁の要部を示
す断面図、第4図A,BおよびCは三段制御弁の
開度状態を示す断面図、第5図は三段制御弁の他
の実施例を示す断面図である。 31……ケージ、32……小口径部、33……
拡口径部、34……段部、35……内孔、36…
…周壁、38……孔、39……周壁、41……
孔、42……第1の弁座、43……第2の弁座、
44……弁プラグ、45……小胴部、46……大
胴部、47……段部、48……周壁、49……
孔、50,51……着座部。
図、第3図は本考案に係る三段制御弁の要部を示
す断面図、第4図A,BおよびCは三段制御弁の
開度状態を示す断面図、第5図は三段制御弁の他
の実施例を示す断面図である。 31……ケージ、32……小口径部、33……
拡口径部、34……段部、35……内孔、36…
…周壁、38……孔、39……周壁、41……
孔、42……第1の弁座、43……第2の弁座、
44……弁プラグ、45……小胴部、46……大
胴部、47……段部、48……周壁、49……
孔、50,51……着座部。
Claims (1)
- 周壁に多数の孔38が穿設された有底小口径部
32と、この小口径部32より大きい径を有し周
壁に多数の孔41が穿設されかつこれら孔41の
開口部分より上方の部位に第1の弁座42を有す
る拡口径部33と、これら拡口径部33と小口径
部32間に設けられ第2の弁座43を有する段部
34とからなる内孔35をケージ31に設けると
共に、下端が開口し周壁に多数の孔49が穿設さ
れかつ前記小口径部32内に嵌合する小胴部45
と、前記第1の弁座42に密着可能な着座部50
を有し前記拡口径部33内に嵌合する大胴部46
と、これら胴部45,46間に設けられ前記段部
34に対向しかつ前記第2の弁座43に密着可能
な着座部51を有する段部47とを備えた弁プラ
グ44を前記内孔35に対し昇降自在に設け、こ
の弁プラグ44の段部47と小胴部45および前
記ケージ31の段部34と拡口径部33によつて
囲繞され弁の開度に対応して容積が可変する拡散
室52が形成されることを特徴とする三段制御
弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1933383U JPS59125655U (ja) | 1983-02-12 | 1983-02-12 | 三段制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1933383U JPS59125655U (ja) | 1983-02-12 | 1983-02-12 | 三段制御弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59125655U JPS59125655U (ja) | 1984-08-24 |
JPS6311430Y2 true JPS6311430Y2 (ja) | 1988-04-04 |
Family
ID=30150486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1933383U Granted JPS59125655U (ja) | 1983-02-12 | 1983-02-12 | 三段制御弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59125655U (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0792154B2 (ja) * | 1986-06-16 | 1995-10-09 | 株式会社東芝 | ケ−ジバルブ |
JP5534928B2 (ja) * | 2010-05-10 | 2014-07-02 | アズビル金門株式会社 | ケージ型減圧装置 |
JP2017020580A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | アズビル株式会社 | 調節弁 |
JP2017020579A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | アズビル株式会社 | 調節弁 |
JP2020118218A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 株式会社栗本鐵工所 | スリーブ弁 |
CN210372281U (zh) * | 2019-06-13 | 2020-04-21 | 浙江盾安禾田金属有限公司 | 阀门消音器及其电子膨胀阀 |
-
1983
- 1983-02-12 JP JP1933383U patent/JPS59125655U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59125655U (ja) | 1984-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6132224Y2 (ja) | ||
US3990475A (en) | Low noise valve trim | |
JPS6311430Y2 (ja) | ||
KR960038121A (ko) | 일체형 체크 밸브를 갖춘 소음기 | |
CA2085205A1 (en) | Flush valve refill ring | |
JPH01143492U (ja) | ||
JP2541713Y2 (ja) | スプールバルブ | |
JPS6340701Y2 (ja) | ||
JP2005121146A5 (ja) | ||
JP3406357B2 (ja) | ケージ型低騒音弁 | |
JPH02113180A (ja) | 圧力制御弁 | |
JPS59144867A (ja) | ケ−ジ弁 | |
JPH023975U (ja) | ||
JPH04316772A (ja) | ケージ弁 | |
JP2560898Y2 (ja) | ボールバルブ | |
JPH0269188U (ja) | ||
JPS6145416Y2 (ja) | ||
JPH0441168U (ja) | ||
JPH032642Y2 (ja) | ||
JPH0411980U (ja) | ||
JPH0450474B2 (ja) | ||
JPH0266771U (ja) | ||
JPH0218470B2 (ja) | ||
JPH0129337Y2 (ja) | ||
JPS5844910B2 (ja) | テイソウオンベン |