JP2005121146A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 弁室内に設けられた弁座部に弁体を接離させることにより前記弁座部の開口の開閉を行うと共に、前記弁体が前記弁座部に着座した状態で前記弁室内の流体を前記開口に導く流路を前記弁体に設けた流量制御弁であって、
   前記流路の流入口側に設けられ流体中の気泡を細分化する第１の部材と、前記流路に設けられ前記気泡を細分化された状態に保持するオリフィス部材からなる流路絞り部と、前記流路絞り部の流出口側に設けられた流体中の気泡を細分化する第２の部材と、を備えたことを特徴とする流量制御弁。
2. 前記第１の部材及び前記第２の部材が多孔質部材であることを特徴とする請求項１に記載の流量制御弁。
3. 前記弁体における前記弁座部側の端部に所定長さの径大部が形成され、該径大部の外周には流体案内径小部が形成され、該流体案内径小部から前記弁体の軸心部に向けて複数の案内穴が設けられ、前記径大部の前記弁座部側の端部には前記径大部よりも更に径大でリング状の弁座当接部を構成する側壁部が形成されていることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の流量制御弁。
4. 前記弁体には前記案内穴に連通するオリフィス部材収納凹部が形成され、前記オリフィス部材は前記オリフィス部材収納凹部に嵌合されて収納されると共に前記弁体の接離方向に貫通する通孔を複数本有していることを特徴とする請求項３に記載の流量制御弁。
5. 前記弁体には前記案内穴に連通するオリフィス部材収納凹部が形成され、前記オリフィス部材は前記オリフィス部材収納凹部に嵌合されて収納されると共に外周部に前記弁体の接離方向に延びる溝を複数本有していることを特徴とする請求項３に記載の流量制御弁。
6. 前記オリフィス部材における前記弁座部に対向する第１の端部及びその反対側の第２の端部にそれぞれ径小部が形成されると共にその周囲に空間が形成され、前記通孔又は前記溝は前記第２の端部側の前記空間を介して前記案内穴と連通すると共に前記第１の端部側の前記空間を介して前記第２の部材と繋がっていることを特徴とする請求項４又は請求項５に記載の流量制御弁。