JPS6311371A - 電子写真製版機のロ−ル給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） この発明は、オフセット印刷の原版（オフセットマスタ
ー）を作成する電子写真製版機のロール給紙装置に関す
る。

（発明の技術的背景とその問題点） 電子写真製版機は電子写真法によって、オフセットマス
ターを作成するものであり、取扱いかｎ１１便なところ
から印刷業界にかなり普及している。このオフセットマ
スターに用いられるマスターペーパー（感光紙）は、支
持体上に裏塗装、下引層及び光導電層を順次層設したも
のであり、帯電を与えることにより光導電層に感光性を
付与することがてきる。

第３図は、従来から用いられているコンソールタイプの
電子写真製版機の一例を示す断面構造図である。この第
３図において、コンソールタイプの電子写真製版機の装
置本体４０の」二部前方（図示Ｆ方向）には撮影部４１
か設けられており、この撮影部４１の上面前方には印刷
用刷版を作成する原稿（図示せず）を保持する原稿台４
１１か設けられ、この原稿台４１１は装置本体４０の前
後に開口して原稿を載置てきるようになっている。上記
原稿台４１１の下方には載置された原稿面を露光する露
光ランプ４１２　と、この露光ランプ４１２より露光さ
れ、上記原稿面て反ＯＪされた撮影光を集光して結像す
る撮影レンズ４１３とが設けられており、上記原稿台４
１１．露光ランプ４１２及び撮影レンズ４１３て撮影部
４１が構成されている。

一方、この装置本体４０の上部後方（図示Ｒ方向）には
、例えば酸化亜鉛ペーパーから成るロール状の製版用複
写紙（以下、マスターペーパーとする）を収納するマス
ターペーパー供給部４２か設けられており、このマスタ
ーペーパー供給部４２の上面には、上記マスターペーパ
ーＰのロールを装填する際に開口するマスターパーバー
装填カバー４２１か設りられている。更に、このマスタ
ーペーパー供給部４２には、露光部方向に供給するマス
ターペーパーＰを所定の長さに切断するカッタ４２２　
と、切断されたマスターペーパーＰを帯電させるコロナ
帯電器４２３　とか連設されている。そして、マスター
ペーパー供給部４２の下方には、このようにして所定の
長さに切断され、帯電されて図示Ｃ方向に搬送されるマ
スターペーパーＰを保持して結像させるためのサクショ
ン式の露光台４３か設りられている。上記撮影レンズ４
１３の下方には、原稿面からの撮影光を反則して、露光
台４３の前面４３八に吸着されて保持されたマスターペ
ーパーＰを露光するように反射するミラー４４か設けら
れている。又、この露光台４３の下方には、露光済みの
マスターペーパーＰを現像する現像部４５と、現像済み
のマスターペーパーＰを定着処理する定着部４６とが連
接して設りられており、これらにより現像、定着処理さ
れたマスターペーパーＰは装置本体４０の前面下方に設
けられたマスターペーパー取出口１７から外部に排出さ
れるようになっている。さらに、この装置本体４０の後
部下方には、この装置全体を駆動する電源部４８か設け
られている。

なお、この第３図ではマスターペーパーＰの供給部を１
つのロールで示しているが、上ロール及び下ロールから
供給されるような２木がりの構造であってもよい。

このような電子写真製版機においては、マスターペーパ
ーＰのロールを新らしく交換した場合には、マスターペ
ーパーＰの先端の切断不揃いもしくは指等の接触で汚れ
ている部分を切断して、常に汚れのない一定状態でマス
ターペーパーＰを供給する必要かある。

このような要請のため、従来は第４図（この例は上ロー
ル５０及び下ロール５１の２木かけとなっている）のよ
うに、上ロール５０から供給されるマスターペーパーＰ
ＵはニッフＯ−ラ５２，５３を経てカッタ４２２　に送
られ、下ロール５１からのマスターペーパーＰＤはニッ
プローラ５５．５６及び５３を経てカッタ４２２に送ら
れ、各マスターペーパーＰＩ１．ＰＤの露光スタート位
置はＡ位置となっている。そして、例えば上ロール５０
のマスターペーパーＰｕｔの先端かＡ位置にあり、下ロ
ール５１のマスターペーパーＰＤの先端かＢ２の待機位
置にある場合、用紙不足となった上ロール５０を取外し
て新しい上ロール５０を装填し、上ロール５０の先端カ
ットスタートスイッチ（図示せず）を操作すると、装填
された上ロール５０のマスターペーパーＰＵかニップロ
ーラ５２．５３を経てカッタ４２２位置に送られ、更に
所定量（例えば全体で約６００ｍｍ以上）搬送され、マ
スターペーパーｐｕの先端か露光台４３に達して吸着さ
れた状態で搬送か停止されると共に、カッタ４２２か作
動されて切断され、この切断され露光台４３に吸着され
ている先端部ペーパーを、露光台４３に対応じて取付け
られている取出口（図示せず）からオペレータ等か手で
取り出すようにしている。このマスターペーパーＰＵの
先端部を切断して廃紙した後、スタートスイッヂを操作
すると、マスターペーパーＰＵの先端はＢ１位置まで戻
されて待機するようになっている。これと共に、Ｂ２の
待機位置にある下ロール５１側のマスターペーパーＰＤ
の先端をＡ位置まで搬送し、以降所定量ずつ搬送しては
カッタ４２２て切断するようにするのである。

このように従来の電子写真製版機では、上下ロール５０
又は５１のそれぞれについて先端カットスタートスイッ
チを操作して動作させ、マスターペーパーＰＵ又はＰＤ
を一定量送ってからカッタ４２２て切断し、その後に切
断されたペーパー先端部は手で取出され、残されたマス
ターペーパーＰＬＩ又はＰＤはその位置Ａで停止される
。そして、上ロール５０又は５１を切換スイッチで切換
えることにより、スタート位置Ａにある先端のマスター
ペーパーは待機位置に戻され、待機位置８１又はＢ２に
あるマスターペーパーと入れ代るのである。

このような従来の電子写真製版機では、マスターペーパ
ーの先端カットの長さか約６００ｍｍ　ｕ上てあり、そ
のロス量が犬きく、製版コストか高くなってしまう欠点
があった。又、先端廃紙作業は、先端カットスタートス
イッチを押す毎に必らず人手を要することになり、操作
性か低く、上下ロールを切換えた後、ペーパー先端のポ
ジションの入れ替えを行なうため、切換と同時に製版を
行なうことができない欠点かあった。

（発明の目的） この発明は上述のような事情からなされたものであり、
この発明の目的は、マスターペーパーのロールの先端を
一定量送りすると共に、カット量をできるたけ小さくし
てロス量を小さくし、製版コストを低した電子写真製版
機のロール供給装置を提供するこにある。

（発明の概要） この発明は、ロール形態のマスターペーパーをニップロ
ーラ群で引出してから搬送手段て露光位置に向けて搬送
すると共に、前記ニップローラ群及び搬送手段の間に配
置されたカッタて前記マスターペーパーを切断するよう
になっている電子写真製版機のロール給紙装置に関する
ものて、前記カッタと前記搬送手段との間に設けられ、
前記マスターパーパーの搬送、切断と先端廃紙とに応じ
て揺動するパーパーガイドと、このペーパーカイトの下
方に配設された廃紙集積部とを具えたものである。

（発明の実施例） 第１図はこの発明の一実施例を示しており、上ロール１
のマスターペーパーＰ１はニップローラ４及び５を経て
カッタ１０位置に送られ、下ロール２のマスターペーパ
ーＰ２は従動ローラ７及びニップローラ８．５を経てカ
ッタ１０位置まて送られ、カッタ１０はカッタモータ１
１の駆動によって搬送されて来たマスターペーパーを切
断するようになっている。又、マスターペーパーＰ１は
上ロール１及びニップローラ４等に連結されたパルスモ
ータ３によって搬送され、マスターペーパーＰ２は下ロ
ール２及びニップローラ８等に連結されたパルス千−夕
６の駆動によって搬送され、パスルモータ３及び６は制
御装置（図示せず）から送られて来る指令信号としての
パルス信号ＰＳｌ及びＰＳ２によって駆動されるように
なっている。さらに、カッタｌＯを通過したマスターペ
ーパーは搬送ローラ２２によって前述したような露光台
方向に送られるようになっている。カッタ１０及び搬送
ローラ２２との間にマスターペーパーの搬送をカイトす
るベーパーカイト２０が設けられており、このペーパー
ガイド２０はソレノイド２１の駆動によって位置１．Ｉ
Ｉの間を揺動するようになっており、このペーパーガイ
ド２０の下方にはカッタ１０て切断されたペーパー先端
部の廃紙Ｐ４を集積するための集積箱３０か設けられて
いる。

このような構成において、その動作を第２図のフローチ
ャートを参照して説明する。

上ロール１及び下ロール２のマスターペーパーＰ１及び
Ｂ２の先端待機位置はそれぞれ八及びＢ位置となってお
り、通常の露光、現像等の処理を行なう場合は、ベーパ
ーカイト２０は図示Ｉ位置にあり、新しいローラを装填
して先端部を廃紙する場合は、先端カットスター］・ス
イッチの操作によってベーパーカイト２０をソレノイｌ
へ２１の駆動によって図示■１位置に切換え（ステップ
Ｓ１）、例えはマスターペーパー２１の先端をニップロ
ーラ４，５及びカッタ１０を経てペーパーカイト２０の
位置方向に搬送する（ステップＳ２）。

このマスターペーパーＰＩの搬送はパルスモータ３の駆
動によって行なわれるのて、パルスモータ３へ供給する
パルス信号Ｔ’ＳＩのパルス数を計数することによって
、マスターペーパーＰ１の搬送量を測定することができ
る（ステップＳ３）。そして、マスターペーパーＰ１の
先端かベーパーカイト２０の近辺に達するような搬送量
となった時にその搬送を停止しくステップＳ４）、その
後にカッタモータ１１を駆動してカッタｌＯを作動させ
る（ステップＳ５．Ｓ６）。このカッタｌＯの作動によ
ってマスターペーパーＰ１が切断されると、切断された
マスターペーパー先端部は自然落下して、下方に置かれ
ている集積箱３．０に集積されることになる。この場合
、ペーパーカイ［・２０は図示＋１位置にあるので、切
断されたマスターペーパー先端部か搬送ローラ２２に達
することはなく、必らす下方の集積箱３０に落下して集
積される。

このよう１．（ペーパー先端部の切断の後、パルスモー
タ３を逆回転させ（ステップＳ７）、カッタ１０の位置
に達しているマスターペーパーＰＩの先端を待機位置層
まて戻しくステップ５８．Ｓ９）、パルスモータ３を停
止すると共にソレノイド２１を駆動して、ペーパーカイ
ｌ〜２０を＋１位置から１位置へ揺動して復づ都させて
おく（ステップ５１０）。この状態で、パルスモータ３
又は６を正方向に駆動してマスターペーパーＰＩ又はｅ
２をスタート位置Ａ又はＢから所定量すつ搬送してカッ
タｌＯて所定の長さに切断してから前述したような露光
動作等を行なうことになる。廃紙集積部３０に集積され
た廃紙Ｐ４は、ある枚数が集積された後にオペレータ等
か手で排出することになる。

なお、上述では、マスターペーパーＰ１の先端廃紙につ
いて説明したか、マスターペーパーＰ２に関しても全く
同様である。また、上述の電子写真製版機は、コンソー
ルタイプ及びカメラタイプについても同様に適用するこ
とかできる。

更に、ペーパーガイドの形状やその駆動機構も種々変更
することかできる。さらに、上述では上ロール及び下ロ
ールを別々のパルスモータによって駆動するようにして
いるが、１つのパルスモータか共用することも可能であ
る。

（発明の効果） 以」二のようにこの発明のロール給紙装置によれば、マ
スターペーパーの先端廃紙の長さか極めて短かく（例え
は約５０〜１００ｍｍ）、製版コストを低くすることか
てき、切断時毎にペーパー先端をオペレーターか関与し
て排出する必要もない。又、ペーパー先端か常時待機位
置にあるため、上下ロールの切換と同時に製版のスター
トが可能である利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す構成図、第２図はそ
の動作例を示すフローチャート、第３図は従来のコンソ
ールタイプの電子製版機の一例を示す構造図、第４図は
その一部を機能的に示す図である。 １・・・上ロール、２・・・下ロール、３，６・・・パ
ルスモータ、４，５．８・・・ニップローラ、１０・・
・カッタ、１１・・・カッタモータ、２０・・・ペーパ
ーガイド、２１・・・ソレノイド、２２・・・送出ロー
ラ、３０・・・廃紙集積Ｔ省。 出願人代理人　　安　形　雄　三 第１図 ′４　　　Ａ３３ （ＤＢＩＰＵ ５６　　　　　　　　　　　　＋ 条２図 手続補正書（方式） 昭和６１年ｌＯ月１７日 昭和６１年特許願第１５７００９月− ２発明の名称 電子写真製版機のロール給紙装置 ３袖正をする者 事件との関係　　特Ｗ「出願人 （５２０）富士写真フィルム株式会社 ４代理人 ５補正命令の日付 昭和６１年９月３日 ７、補正の内容 願書に最初に添付した図面の浄書・別紙の通り（内容に
変更なし）補正する。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ロール形態のマスターペーパーをニップローラ群
   で引出してから搬送手段で露光位置に向けて搬送すると
   共に、前記ニップローラ群及び搬送手段の間に配置され
   たカッタで前記マスターペーパーを切断するようになっ
   ている電子写真製版機のロール給紙装置において、前記
   カッタと前記搬送手段との間に設けられ、前記マスター
   ペーパーの搬送、切断と先端廃紙とに応じて揺動するペ
   ーパーガイドと、このペーパーガイドの下方に配設され
   た廃紙集積部とを具えたことを特徴とする電子写真製版
   機のロール給紙装置。
2. （２）前記マスターペーパーが上ロール及び下ロールか
   ら供給されるような２本がけとなっている特許請求の範
   囲第１項に記載の電子写真製版機のロール給紙装置。