JPS63112709A - 着用物品の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、使い捨てオムツ、使い捨てオムツカバー、こ
れらに類似する着用物品の製造方法、さらに詳しくは腰
囲り用の弾性部材の取り付は方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、たとえば、使い捨てオムツにおいて、腰囲りに弾
性部材を備えたものが知られている。この弾性部材は、
オムツの腰囲りを形成するトップシートとバックシート
の各部分間に、かつ、該両シートの縦方向外端縁を若干
残す状態で、すなわち、該弾性部材の長さ方向外側縁よ
りも該両シートの縦方向外端縁が若干突出する状態で　
取り付けである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記オムツの製造においては、オムツの製造ラインにト
ップシートとバックシートを連続して供給し、個々のオ
ムツに切断すべき該両シートの切断線から縦方向へ若干
前れた該両シート部分の間開に、別個に形成した各オム
ツの腰囲り用の弾性部材をそれぞれ供給して取り付け、
該各弾性部材の間の該切断線上で切断する方法を採るこ
とになる。

しかし、このように個々のオムツ毎に、腰回り用の弾性
部材を形成し、かつ、これを取り付ける方法によれば、
その形成・取り付は工程を短縮することができず非能率
的である。しかも、製造したオムツは、前述のように、
腰囲り用の弾性部材の長さ方向外側縁からトップシート
とバックシートの縦方向外端縁が延出するうえ、該突出
するトップシートとバックシートの各部分は、高度に可
撓性を有するから、該突出部分がオムツの着用時に外側
へめくれて体裁を悪くするばかりでなく、該突出部分と
着用者の身体との間に下着が侵入し、これがオムツの腰
囲りからの排泄物の漏れがある場合に汚損することにな
る。

本発明の目的は、前記問題点を解決することができる使
い捨てオムツなどの着用物品の製造方法を提供すること
にある。

（２）発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、物品の製造ラインにトップシートとバックシ
ートとを連続して供給し、個々の物品に分離すべき該両
シートの切断線上において順次切断する工程を含む着用
物品の製造方法において、前記切断線上に、腰囲り用の
弾性部材を、該切断線を介して該弾性部材の幅が２分さ
れるように。

供給して取り付け、該切断線上で該弾性部材と前記両シ
ートとを切断することにより、該弾性部材の長さ方向に
沿う外側縁と前記両シートの縦方向端縁とを一致させた
物品を得ることを特徴とする前記製造方法を提供するこ
とにより、前記問題点を解決することにある。

〔実施例〕

本発明を図面に示す使い捨てオムツの製造方法を例にと
って説明すると、以下のとおりである。

第１図において、オムツの製造ライン（図示せず）にト
ップシート１とバックシート２とを連続して供給し、か
つ、該両シートの長さ方向に所要間隔で吸収性コア３を
介在させるとともに、該両シートまたはその一方の内面
に塗布した接着剤（図示せず）で該コアを接合し、かつ
、その他の構成部材（図示せず）を取り付け、個々のオ
ムツ４に分離すべき該両シートの切断線５（仮想、以下
同じ）上で順次切断することにより、個々のオムツ４を
分離する。こうした製造方法は一般に実施されていて公
知である。

本発明は、前記製造方法において、切断！！５上におけ
る両シート１，２の間に切断線５を介して接続し相対向
するオムツ２個分の比較的広い腰囲り用の弾性部材６を
供給し接着剤で取り付ける。

この場合、もとより、切断線５上にオムツ１個分の２倍
幅の弾性部材６を二等分する中心線が位置するように取
り付けることがよい。このように弾性部材６を取り付け
たのち、前述のように、切断１１ｉＡＳ上で両シート１
，２と弾性部材６とを同時に切断することにより、切断
した弾性部材６の一方を一方のオムツに、かつ、該部材
の他方をその一方のオムツに接続し相対向していた他方
のオムツに分配する。

なお、図面では省略しであるが、周知のように、オムツ
には、必要に応じて、その他の構成部材、すなわち、オ
ムツの両側に脚回り用の弾性部材や。

一方の腰回りの両側にテープファスナーなどを取り付け
ることはいうまでもない。したがって１本発明において
、こうした構成部材の取り付は工程を禁止または除外す
ることを条件とするものではなく、それらの如何を問わ
ないものである。

（３）発明の効果 本発明は、上述したような着用物品の製造方法であるか
ら、広幅の原反弾性部材から個々の物品の腰囲り用の適
宜幅の弾性部材を切断し、これを着用物品のトップシー
トとバックシートとの間に供給して取り付ける着用物品
の製造方法に比較して、その切断・取り付けの各工程を
短縮することができ、かつ、そのため、腰囲り用の弾性
部材を備えた着用物品の製造能率を向上させることがで
きる。

しかも、着用物品において、腰囲り用の弾性部材の長さ
方向外側縁からトップシートとパックシ−トの縦方向外
端縁が突出していると、既述したとおりの、着用時の問
題があるが、そして、これを解決するため、該外側縁と
該外端縁と一致させるように個々の物品用として、予め
形成した個々の腰囲り用の弾性部材を該両シートにそれ
ぞれ供給して取り付けることは困難であるが、本発明に
よれば、該外側縁と該外端縁とを当然に一致させること
ができる。

【図面の簡単な説明】

本発明の実施例の一つである使い捨てオムツの概略を示
すもので、第１図は個々のオムツを分離する前の平面図
、第２図は分離したオムツの平面図。 １・・・トップシート　　２・・・バックシート５・・
・切断線　　　　　６・・・腰囲り用の弾性部材第　　
１　　＠

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）物品の製造ラインにトップシートとバックシート
   とを連続して供給し、個々の物品に分離すべき該両シー
   トの切断線上において順次切断する工程を含む着用物品
   の製造方法において、前記切断線上に、腰囲り用の弾性
   部材を、該切断線を介して該弾性部材の幅が２分される
   ように、供給して取り付け、該切断線上で該弾性部材と
   前記両シートとを切断することにより、該弾性部材の長
   さ方向に沿う外側縁と前記両シートの縦方向端縁とを一
   致させた物品を得ることを特徴とする前記製造方法。
2. （２）前記物品が使い捨てオムツ、使い捨てオムツカバ
   ーのいずれかである特許請求の範囲第１項記載の製造方
   法。