JPS63112701A - 靴下 - Google Patents

靴下

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Publication number
JPS63112701A
JPS63112701A JP61255882A JP25588286A JPS63112701A JP S63112701 A JPS63112701 A JP S63112701A JP 61255882 A JP61255882 A JP 61255882A JP 25588286 A JP25588286 A JP 25588286A JP S63112701 A JPS63112701 A JP S63112701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
socks
groups
metal phthalocyanine
phthalocyanine
Prior art date
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Pending
Application number
JP61255882A
Other languages
English (en)
Inventor
神村 昌孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Boseki KK
Original Assignee
Daiwa Boseki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Boseki KK filed Critical Daiwa Boseki KK
Priority to JP61255882A priority Critical patent/JPS63112701A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Artificial Filaments (AREA)
  • Chemical Treatment Of Fibers During Manufacturing Processes (AREA)
  • Socks And Pantyhose (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機能性を有する靴下、すなわち異臭の発生を抑
制するとともに殺菌性のある靴下に関するものである。
〔従来の技術〕
人体からは、例えばアンモニア、アミン類、カルボン酸
類、メルカプタン類、インドールなどの物質により異臭
が発散することがある。これらの異臭物質は主として発
汗によって発生する。汗の成分そのものにこれらの異臭
物質が含まれていることもあるが、発汗の後、菌や徴の
作用で他の物質から異臭物質に変化する場合もある。
一方、人体の足部は長時間化を履いている関係上、汗が
蒸発しにく〜高湿度で菌や黴が増殖しやすい、そのため
、前記の異臭物質が多く発生することになる。また、み
ずむしの根治が困難である0足部を殺菌すれば異臭物質
の発生が弱まるため、従来、殺菌剤で処理した靴下が提
案されているが、洗濯により殺菌剤が離脱し、永続的な
効果は得られていなかった。
ところで前記した異臭物質は、生体酵素(例えば金属ポ
ルフィリン)が酸化触媒として作用して分解されること
が知られている。また生体酵素は、菌や徴を消滅させる
作用を有することも知られている。しかし、これらの機
能を応用した靴下は、従来、存在しなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、生体酵素の機
能と同じような機能を有する物質を利用し、異臭の発生
を抑制するとともに殺菌性があり、その効果が永続性の
ある靴下を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、生体酵素の研究を通じ、異臭物質に作用
し短時間で分解するには、■オキシダーゼ類似の機能が
ある、■ペルオキシダーゼ類似の機能がある、■オキシ
ゲナーゼ類似の機能があることが必要であることが解っ
た。また上記■〜■の機能を同時に発揮する物質は下記
に構造式に示す金属フタロシアニンおよびその誘導体で
あるという知見を得た。
式中の−X基は、水素基または置換基である。
置換基として、例えばアルキル基、置換アルキル基(例
えばクロロメチル基)、ハロゲン基、ニトロ基、アミン
基、アゾ基、チオシアネート基、カルボキシル基、カル
ボニルクロリド基、カルボキシルアミド基、ニトリル基
、水酸基、アルコキシル基、フェノキジル基、スルホン
酸基、スルホニルクロリド基、ヌルホンアミド基、チオ
ール基。
アルキルケイ素基、ビニル基などの他アミン塩類、第四
級アンモニウム基またはその塩類、ピリジン基およびそ
の誘導体、それらの塩類などが挙げられ、1種類の基に
は限られず夫々別な基が置換される場合もある。また中
心金属Mは例えばFe、Go、Mn、TiJ、旧、Cu
、Zn、No、W、Osのものを使用できる。好ましく
はFeまたはCOのもの、またはFeとGoのものを混
合したものである。
以上の知見の下になされた本発明の靴下は、少なくとも
一部が金属フタロシアニンまたは(および)金属フタロ
シアニン置換誘導体を担持させた繊維によって構成され
た糸で、編立てられている。
金属フタロシアニン、金属フタロシアニン置換誘導体(
以下、金属フタロシアニン等という)を担持している繊
維は1例えばセルロース系繊維(木綿、麻、レーヨンな
ど)、蛋白質jam (羊毛、絹など)、ポリアミド系
m維、ポリエステル系繊維、ポリアクリル系繊維、ポバ
ール系繊維。
ポリ塩化ビニル系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリウ
レタン系繊維など凡ゆる天然繊維、再生繊維、半合成繊
維、合成繊維が使用される。またこのような有8!!繊
維の他、例えばガラス繊維、金属繊維、炭素繊維などの
無機#a雄でもよい。
これらの糧維によって構成された糸は、紡績糸でもフィ
ラメント糸でもよい、また、繊維に対する担持は、原毛
、糸または編布の段階でなされる。靴下の形状は、ソッ
クス(第1図参照)でも、ストッキング(第2図参照)
でもよい。
尚、担持させる金属フタロシアニン等の量は多いほど良
い傾向にあるが、種々の実験の結果に経済的効果も加味
し、全量に対し0.5〜20重量%程度が適当である。
〔作用〕
上記の如く靴下の糸を構成する繊維に金属フタロシアニ
ン等が担持されているため、金属フタロシアニン等が生
体酵素と類似の触媒作用をし、異臭の発生を抑制すると
ともに殺菌性を発揮する。
生体酵素と類似の作用とは以下■〜■の作用で、異臭物
質を分解する場合について例を挙げて説明する。
■オキシダーゼ類似の作用 分子状態による酸素による酸化反応(空気中の酸素によ
る自動酸化作用)。
2(Sub)H+ 02−一一一一一伽5ub−Sub
+  H2O2拳なお式中Subは5ubstrate
 (基質)の略。
MPc :金属フタロシアニン等 (Sub))i :異臭物質で例えばR−S)l (メ
ルカプタン銹導体)、R−C:)10(アルデヒド誘導
体)、R−Nl2(アミノ誘導体)、R−GOOH(各
種カルボン酸) Sub−9ub: 酸化生成物 ■ペルオキシダーゼ類似の作用 上記■で生成した過酸化水素(本印)による醇化反応(
■に連鎖して起こる)。
2(Sub)H+  H2O21コLLユ5ub−Su
b +2H20■オキシゲナーゼ類似の作用 例えばインドール核、ピリジン核なとの複素環状化合物
からなる悪臭物質を醇化開裂させる反応、インドール核
の場合には以下の反応。
酸化開裂による生成物は上記■・■の反応でさらに分解
される。
〔実施例〕
実施例1゜ 白地木綿糸で靴下を編み、それをアルカリ溶液で処理し
てから、コバルトフタロシアニンオクタカルボン酸オク
タナトリウム 1.0重量%溶液に調整した多量の溶液
に約5時間攪拌しながら浸漬した後、脱水乾燥する。筒
状編布にはコバルトフタロシアニンオクタカルボン酸が
担持された。これを成形してソックスにする。
実施例2゜ 鉄フタロシアニンテトラカルボン酸4.0重量%溶液に
ナイロン6フィラメント糸を浸漬し、約70℃に保ちな
がら約24時間攪拌し引きあげる。それをPl(3以下
の酸性液(例えば酢酸溶液)に浸漬した後、充分に洗浄
してから乾燥する。フィラメント糸には鉄フタロシアニ
ンテトラカルボン酸が担持された。このフィラメント糸
で編立て、縫製してストッキングにする。
実施例3゜ 5 X 10−’mol/Iのコバルトフタロシアニン
オクタアミンの塩酸溶液の多量液にアクリルiaaの紡
績糸を浸漬し、約70℃に保ちながら約1θ時間攪拌し
た後、苛性ソーダにより中和してから充分に水洗し、脱
水乾燥する。アクリル紡績糸には約7重量%のコバルト
フタロシアニンオクタアミンが担持された。その糸で、
第1図に示すように、つま先部3、底部4、踵部5をス
プライス(撚り継ぎ)し、他の部分はフタロシアニン等
が担持されていない通常のナイロン紡績糸で、ソックス
lを編む。
実施例4゜ ビスコースレーヨンの糸ヲ、鉄フタロシアこンオクタカ
ルポン酸5.0重量%に調整した多量の溶液に約24時
間攪拌しながら浸漬した後、脱水乾燥すると鉄フタロシ
アこンオクタカルポン酸が担持された。この糸とフタロ
シアニン等が担持されていない通常のアクリル繊維のフ
ィラメント糸とを撚り合せた撚糸で、第2図に示すよう
に、つま先部3及びまち部分12をスプライスし、他の
部分は通常のアクリルフィラメント糸でストッキング1
0を編立てる。
実施例5゜ 70gのコバルトフタロシアニンオクタアミンを非イオ
ン界面活性剤により分散させた液3文をオートクレーブ
に入れ、酢酸/酢酸ソーダでPH5に調整する。そこに
ポリエステル繊維の紡績糸で編んだソックス(未染色)
を浸漬した後、高圧下約130℃に保ちながら約5時間
攪拌してから充分に水洗し脱水乾燥する。ソックスには
約5重量%のコバルトフタロシアニンオクタアミンが担
持された。
実施例6゜ コバルト2タロシアニンテトラスルホン酸1.0重量%
溶液を硫酸酸性でP)12〜4に調整する。その多量溶
液に脱脂した羊毛を浸漬し、約70℃に保ちながら約1
0時間攪拌した後、充分に洗浄してから脱水乾燥する。
その羊毛を紡績、撚糸してコバルトフタロシアニンテト
ラスルホン酸が担持された毛糸を得る。この毛糸でソッ
クスを編む。
上記実施例1〜実施例6で得られたソー2クスまたはス
トッキングをモニターに着用させたところ、長時間着用
しても殆ど悪臭の発生がなかった。特に多量の汗をかく
スポーツ選手や、職業柄ゴム長靴を長時間履く人には好
評であった。これらの靴下は、数十回に渡って洗濯し繰
り返し使用してみたが、消臭機能は劣化しなかった。ま
た、水むしのあったモニターの全ての人が一週間程度の
着用で快方に向った。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の靴下は、構成する繊維に
担持されている金属フタロシアニン等が生体酵素と類似
の触媒作用により異臭物質を分解するとともに殺菌性が
ある。そのため、極めて快適に着用できるとともに水む
しの治療に役立つ。
また他人に不快感を与えることがない。特に汗をかきや
すい人や長時間に渡って通気性の悪い靴を履き続ける人
には最適である。しかも金属フタロシアニン等は触媒と
して作用するため、永年の使用でも劣化消耗することが
なく、極めて長時間使用できるという特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はソックスの実施例の図、第2図はストッキング
実施例の図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも一部が、下記式 %式% [式中、Mは金属原子、Xは水素基または置換基をあら
    わす]なる金属フタロシアニンまたは/および金属フタ
    ロシアニン置換誘導体を担持させた繊維によって構成さ
    れた糸で、編立てられていることを特徴とする靴下。
  2. 2.前記金属フタロシアニン誘導体が金属フタロシアニ
    ンポリカルボン酸であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の靴下。
JP61255882A 1986-10-29 1986-10-29 靴下 Pending JPS63112701A (ja)

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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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