JPS63112576A - 2−フエニル−1−ベンズオキセピン誘導体の製造法 - Google Patents

2−フエニル−1−ベンズオキセピン誘導体の製造法

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Publication number
JPS63112576A
JPS63112576A JP25777486A JP25777486A JPS63112576A JP S63112576 A JPS63112576 A JP S63112576A JP 25777486 A JP25777486 A JP 25777486A JP 25777486 A JP25777486 A JP 25777486A JP S63112576 A JPS63112576 A JP S63112576A
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JP
Japan
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group
lower alkoxy
formula
phenyl
general formula
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Pending
Application number
JP25777486A
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English (en)
Inventor
Toshio Tatsuoka
立岡 敏雄
Kayoko Imao
今尾 佳代子
Fumio Sato
文夫 佐藤
Seiji Miyano
宮野 成二
Kunihiro Sumoto
須本 國弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式(It) (式中、Xは水素原子、ノ・ロゲン原子、低級アルキル
基、アラルキル基、低級アルコキシ基、アリール低級ア
ルコキシ基、ヒドロキシ基又は炭素数1〜7のアシル基
を表わし、Yは水素原子、低級アルキル基、アラルキル
基、低級アルコキシ基。
アリール低級アルコキシ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、
低級アルコキシカルボニル基又は炭素数1〜7のアシル
基を表わす。) で表わされるフラボン類にジメチルオキソスルホニウム
メチリドを作用させて一般式(III)(式中、X及び
Yは前記定義の通シである)で表わされるビシクロ化合
物とし、続いて錫ノ・イドライドで還元することを特徴
とする一般式(1)(式中、X及びYは前記定義の通シ
である。)で表わされる2−フェニル−1−ベンズオキ
セピン彷導体の製造方法に関するものである。
一般式(1)の2−フェニル−1−ベンズオキセピン誘
導体は、血珈降下薬等の医薬品合成中間体として有用な
化合物である(%願昭61−142898)。
〔従来の技術〕
2.3.4.5−テトラヒドロ−1−ベンズオキセピン
−5−オン(A)の合成に関しては、ダン(Dann)
等が4−フェノキシ酪酸にポリリン酸を作用させて脱水
環化する方法を報告している( Justue Lie
bigs Ann、Chem、、 1954年、38巻
587頁)。
(A) しかし、2−位にフェニル置換基を持つ2−フェニル−
2,3,4,5−テトラヒドロ−1−ベンズオキセピン
−5−オン誘導体に関してはこれまで報告されていない
〔発明が解決しようとする問題点〕
fm記一般式(1)の2−フェニル−1−ベンズオキセ
ピン誘導体の合成に際し、ダン(Dann)等の方法を
適用して4−フェノキシ−4−フェニル酪酸にポリリン
酸を作用させると、下記工程の如く、フェノキシ基の開
裂とそれに続くフリーデルクラフト型のアルキル化を経
てラクトン体(B)及びケトン体(C)を生成して目的
とする2−フェニル−1−ベンズオキセピン誘導体を全
く生成しない。
(町         (C) 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、中性条件下で2−フェニル−1−ベンズ
オキセピン誘導体4体を合成すべく鋭意研究を重ねた結
果、7ラボン類へのシクロプロバネ−ジョンとそれに続
く還元的環開裂反応にょシ目的とする一般式(I)の2
−フェニル−1−ベンズオキセピン誘導体の合成に成功
し、本発明を完成した。
即ち、常法により製造したジメチルオキソスルホニウム
メチリ)” (Fieser & F”1eser、 
Rsagentfor Organic 5ynthe
sis、  315頁)のジメチルホルムアミド(以下
DMSOと略す)溶液に前記一般式(n)のフラボン類
を加えて反応することにより一般式<m> (式中、X及びYは前記定義の通シである。)で表わさ
れるビシクロ化合物を得ることができる。
こ\で、フラボン類は適当な溶媒に溶解するのがよく、
その溶媒としては反応に関与しないものであれば特に限
定されないが、ジオキサン等エーテル系溶媒が好ましい
。又反応温度は0℃から60℃が好ましく、反応時間は
2時間から10時間反応するのが好ましい。
このようにして得られる一般式(Ill)のビシクロ化
合物を反応に関与しない適当な溶媒、最も好ましくはベ
ンゼンに溶解し、トリーn−ブチルスズヒドリド1〜1
,5轟量をアゾビスイソブチロニトリル0.1〜1.0
当量と共に加えて攪拌下に反応させることによシ目的と
する一般式(I)〇 六 (式中、X及びYは前記定義の通りである)で表わされ
る2−フェニル−1−ベンズオキセピン誘導体を得るこ
とができる。
この反応に於いて、反応温度は50°〜100℃が好ま
しく、反応時間は0.5〜5時間が良く、又反応生成物
は必要によシ通常のシリカゲルクロiトゲ2フィーや再
結晶を用いて精製することができる。
ここで得られた式+1)の中間体化合物から血糖低下作
用を有する最終目的物(M)を得る工程は次のように例
示される。(xy=Hとする。)(R1およびR2は水
素または低級 アルキル基) 以下実施例を用いて本発明をよシ詳細に説明するが、本
発明は以下の実施例に限定されるものではないことは云
うまでもない。
実施例12−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ
−1−ベンズオキセピン−5−オンの製造トリメチルオ
キンスルホニウムヨーダイド2.34.9(10,6ミ
リモル)を50m1のDMSOに溶解し、418■(1
0,6ミIjモル)の水素化ナトリウムを加えて水素ガ
スの発生が停止するまで室温で攪拌した。こ\に、7ラ
ボン642■(2,89ミlJモル)の10mJジオキ
サン俗液ヲ加え、室温で6時間攪拌した。反応液に氷水
を加え、エーテルで抽出した。エーテル抽出液を硫酸マ
グネシウムで乾燥後溶媒を留去し、残渣を7リカゲルカ
ラムクロマトグラフイー(ヘキサン/酢酸エチル=9 
: 1 )で精製して3,4−ベンゾ−5−オキソ−1
−フェニル−2−オキサビシクロ〔4:に〇〕へブタン
4.51.9を得た。
これを120m1の無水ベンゼンに溶解し、1.561
11.5ミリモル)のアゾビスイソブチロニトリルとa
dd(221ミリモル)のトリーn−ブチルスズヒドリ
ドを加え、95℃で1時間加熱攪拌した。反応液を冷却
後水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥しのち溶媒を留
去し九。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
ヘキサン/酢酸エチル=92.5ニア、5)でn製して
標題化合物3.881収率56.3%)を得た。
物理化学的性質を第1表に示した。
実施例2〜6 実施例1と同様にして、相当する7ラボン類から実施例
2〜6の化合物を合成した。得られた化合物の物理化学
的性質を第1表に示した。
実施例22−フェニル−7−メドキシー2,3゜4.5
−テトラヒドロ−1−ベンズオキセピン−5−オン 実施例32−7二二ルー8−メト中シー2,3゜4.5
−テトラヒドロ−1−ベンズオキセピン−5−オン 実施例42−フェニル−8−クロロ−2,3,4゜5−
テトラヒドロ−1−ベンズオキセピン−5−オン 実M例5 2−7二二ルー8−ベンジルオキシ=2.3
,4.5−テトラヒドロ−1−ベンズオキセピン−5−
オン 実施例s  2−(4−メトキシカルボニル7エ二ル)
 −2,3,4,5−テトラヒト90−l−ベンズオキ
セピン−5−オン ※ NMRのデータ中台略号の意味は次のとおシである
: S二重線 d:二重線 dd:二重線の二重線 m:多X線 特許出願人  サントリー株式会社 (外5名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Xは水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基
    、アラルキル基、低級アルコキシ基、アリール低級アル
    コキシ基、ヒドロキシ基又は炭素数1〜7のアシル基を
    表わし、Yは水素原子、低級アルキル基、アラルキル基
    、低級アルコキシ基、アリール低級アルコキシ基、ヒド
    ロキシ基、ニトロ基、低級アルコキシカルボニル基又は
    炭素数1〜7のアシル基を表わす。) で表わされるフラボン類にジメチルオキソスルホニウム
    メチリドを作用させて一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中X及びYは前記定義の通りである) で表わされるビシクロ化合物とし、続いて錫ハイドライ
    ドで還元することを特徴とする一般式( I )▲数式、
    化学式、表等があります▼( I ) (式中、X及びYは前記定義の通りである。)で表わさ
    れる2−フェニル−1−ベンズオキセピン誘導体の製造
    方法。
JP25777486A 1986-10-29 1986-10-29 2−フエニル−1−ベンズオキセピン誘導体の製造法 Pending JPS63112576A (ja)

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