JPS63112238A - 車輌用コ−ナリングランプシステム - Google Patents

車輌用コ−ナリングランプシステム

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JPS63112238A
JPS63112238A JP61260317A JP26031786A JPS63112238A JP S63112238 A JPS63112238 A JP S63112238A JP 61260317 A JP61260317 A JP 61260317A JP 26031786 A JP26031786 A JP 26031786A JP S63112238 A JPS63112238 A JP S63112238A
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steering
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lamp
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Yoshiaki Anami
義明 阿南
Kazuo Yukitomo
行友 一雄
Kiyoshi Wada
清 和田
Hiromi Shibata
裕己 柴田
Kazuki Takahashi
一樹 高橋
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Koito Manufacturing Co Ltd
Mazda Motor Corp
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Koito Manufacturing Co Ltd
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハンドル操舵に基づいて灯光手段の照射方向
を可変する車輌用コーナリングランプシステムに関する
ものである。
〔従来の技術〕
車輌、殊に自動車には夜間前方を照射するための灯光手
段として、その前面左右に前照灯を備えているが、この
前照灯は自動車の正面のみを固定して照射するものであ
り、カーブに差し掛かった場合等においては自動車の進
行方向を充分照射し得ない状態となる。つまり、カーブ
を曲がるコーナリングの際において、実際に進もうとす
る進行方向への充分な照射がなされず、危険の生ずる店
れがあった。
そこで、このような問題を改善するために、従来より、
自動車のハンドル操舵に連動させて前照灯の照射方向を
可変し、進行方向を照射するように構成したコーナリン
グランプシステムが提案されている。例えば、ステアリ
ンブロンドからリンクを介して前照灯を動かすように構
成した機械式のコーナリングランプシステム、あるいは
前照灯の回転角をロークリエンコーダで検出し、サーボ
モータで制御するように構成した電気式のコーナリング
ランプシステム等が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のコーナリングランプシステムにお
いては、自動車のハンドル操舵に連動させて前照灯の照
射方向を連続的に変化させ、その位置制御を行っている
ため、複雑なフィードバック機構と制御回路および多数
の配線を必要とし、高コストの割には信頼性が低、いと
いう問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、直
進操舵位置を起点とする一方向および他方向へのハンド
ル操舵に連動して上昇および下降するアナログ信号を送
出するようになし、このアナログ信号が上昇および下降
して所定上昇値以上および所定下降値以下となった時点
で、車輌前面左右に配置した灯光手段のうち、操舵方向
側の灯光手段の照射方向を操舵方向側の一点に固定する
ようにしたものである。
〔作用〕 したがってこの発明によれば、直進操舵位置を起点とす
るハンドル操舵に連動して、操舵方向側の灯光手段の照
射方向が操舵方向側の一点に固定される。
〔実施例〕
以下、本発明に係る車輌用コーナリングランプシステム
を詳細に説明する。第1図はこのコーナリングランプシ
ステムの一実施例を示す回路構成図である。同図におい
て、1は時計方向および反時計方向へのハンドル操舵に
連動してそのハンドルの一回転毎に上昇および下降する
アナログ電圧信号を送出するステアリングセンサ、2は
このステアリングセンサ1の送出するアナログ電圧信号
を処理する処理回路、3はこの処理回路2の送出する処
理信号に基づいて車輌前面右側に備え付けられた図示せ
ぬフォグランプ(以下、右ランプと呼ぶ)を駆動する右
ランプ駆動ユニット、4は同じく処理回路2の送出する
処理信号に基づいて車輌前面左側に備え付けられた図示
せぬフォグランプ(以下、左ランプと呼ぶ)を駆動する
左ランプ駆動ユニット、5は直流電源である。
ステアリングセンサ1は、摺動接点式の可変抵抗器11
により構成されており、この可変抵抗器11に対する出
力端子1aの接続位置がハンドル操舵に連動して可変す
るようになっている。すなわち、ハンドルが直進操舵位
置にあるとき、つまりステアリング回転角がO″のとき
、出力端子1aに生ずる分圧電圧(アナログ電圧信号)
が、定電圧電源21を介して可変抵抗器11の両端に印
加される電圧の略1/2となるように、可変抵抗器11
に対する出力端子1aの接続位置が設定されている。そ
して、この出力端子1aに生ずるアナログ電圧信号の電
圧値が、直進操舵位置を起点とする時計方向(以下、右
方向と定める)へのハンドル操舵に連動して徐々に上昇
し、反時計方向(以下、左方向と定める)へのハンドル
操舵に連動して徐々に下降するようになっている。第2
図(a)は、ステアリングセンサ1の出力端子1aに発
生するアナログ電圧信号の波形を示し、ステアリング回
転角がOoのとき(同図におけるN点)、■。なる電圧
値のアナログ電圧信号が発生し、このような状態からハ
ンドルを右方向へ回転すると、即ちステアリング回転角
を正方向へ増大すると、そのステアリング回転角の増大
に比例してアナログ電圧信号の電圧値が徐々に上昇し、
ステアリング回転角が+180°に達した時点で最大電
圧値となる。
また、ハンドルを左方向へ回転しステアリング回転角を
負方向へ増大すると、これに比例してそのアナログ電圧
信号の電圧値が徐々に下降し、ステアリング回転角が−
1806となった時点で最小電圧値となる。すなわち、
直進操舵位置を起点とするハンドルの左方向半回転位置
から右方向半回転位置までの1回転の間に、最小電圧値
から最大電圧値まで連続的に変化するアナログ電圧信号
がそのステアリング回転角に対応して発生するようにな
っており、ステアリング回転角が+180゜を越えて正
方向へ増大する場合には、+180’を越えた時点でア
ナログ電圧信号が最大電圧値から最小電圧値にレベルダ
ウンし、以降ハンドルの右方向への1回転毎に最小電圧
値から最大電圧値へと上昇するアナログ電圧信号が発生
するようになっている。また、ステアリング回転角が−
180°を越えて負方向へ増大する場合には、−180
°を越えた時点でアナログ電圧信号が最小電圧値から最
大電圧値へとレベルアップし、以降ハンドルの左方向へ
の1回転毎に最大電圧値から最小電圧値へと下降するア
ナログ電圧信号が発生するようになっている。
そして、このステアリングセンサ1の出力端子1aに生
ずるアナログ電圧信号が、処理回路2におけるコンパレ
ータ221および222の反転入力端子に入力されるよ
うになっており、コンパレータ221および222の非
反転入力端子には、抵抗R1,R2により定まる比較基
準電圧■2および抵抗R3,R4により定まる比較基準
電圧V。
が設定されている。この比較基準電圧■1および■2は
、V、>V、の関係にあり、■、は前記直進操舵位置に
おけるアナログ電圧信号の電圧値V。よりも大きく、■
2はvoよりも小さく設定されており、第2図(a)に
示すように、比較基準電圧v1が■。よりもステアリン
グ回転角にして+60°分だけ高く、比較基準電圧■2
がvoよりもステアリング回転角にして一60°分だけ
低(設定されている。そして、コンパレータ221およ
び222の出力がデコーダ23の入力端子23Aおよび
23Bに入力されるようになっており、デコーダ23は
その入力端子23Aおよび23Bに共に「0」レベルの
信号が入力されたとき、その出力端子23aのレベルを
「1」レベルとし、「0」および「1」レベルの信号が
入力されたとき、その出力端子23bのレベルを「1」
レベルとし、共に「1」レベルの信号が入力されたとき
、その出力端子23cのレベルを「1」レベルとするよ
うになっている。
そして、デコーダ23の出力端子23aがR・Sフリッ
プフロフプ回路241および243のセット端子および
リセット端子に接続され、出力端子23aが「1」レベ
ルとなったとき、ワンショットマルチバイブレーク25
3が所定時間継続して、アンドゲート262および26
5の一端へ「1」レベルのワンショット信号を送出する
ようになっている。また、デコーダ23の出力端子23
bが、R−Sフリップフロップ回路241および242
のリセット端子およびセント端子に接続され、出力端子
23bが「1」レベルなったとき、ワンショットマルチ
バイブレータ252が所定時間!!続して、アンドゲー
ト263および266のDaへ「1」レベルのワンショ
ット信号を送出スるようになっている。さらに、デコー
ダ23の出力端子23cがR−Sフリップフロップ回路
242および243のリセット端子および七ント端子に
接続されており、出力端子23cが「1」レベルなった
とき、ワンショットマルチバイブレーク251が所定時
間継続して、アンドゲート261および264の一端へ
「1」レベルのワンショット信号を送出するようになっ
ている。
一方、フリップフロップ回路241のQ出力およびQ出
力は、アンドゲート261および264の他端へ入力さ
れるようになっており、フリップフロップ回路242の
Q出力およびQ出力がアンドゲート262および265
の他端に、フリップフロップ回路243のQ出力および
Q出力がアンドゲート263および266の他端に入力
されるようになっている。そして、アンドゲート261
〜263およびアンドゲート264〜266の出力が3
人カオアゲート267および268の各入力端に入力さ
れるようになっている。そして、オアゲート267およ
び268の出力が、アップ/ダウンカウンタ27のアッ
プ入力端子27uおよびダウン入力端子27dに入力さ
れるようになっており、アップ/ダウンカウンタ27は
その入力端子2’ 7’ uあるいは27dに「1」レ
ベルの信号が入力される毎にそのカウント値をアップあ
るいはダウンし、そのカウント値に応じたデジタル信号
をデコーダ28に送出するようになっている。
そして、デコーダ28はこのデジタル信号を受けて、そ
の出力端子28a〜28iの内の所定の出力端子を選択
し、そのレベルを「0」レベルとするようになっている
。すなわち、第2図(alにおけるN点において、アッ
プ/ダウンカウンタ27におけるカウント値が零となる
ように設定されており、この時デコーダ28は出力端子
28eを選択し、この出力端子28eのレベルのみを「
0」レベルとするようになっている。そして、アップ/
ダウンカウンタ27においてカウント値が1ずつアップ
する毎に、「0」レベルとする出力端子を28eから2
8d、28c −−・28aと順次繰り上げるようにな
っている。また、アップ/ダウンカウンタ27における
カウント値が零から1ずつダウンする毎に、「0」レベ
ルとする出力端子を28eから28f、28g・・ 2
8iと順次繰り下げるようになっている。尚、カウント
アツプ後のカウントダウンあるいはカウントダウン後の
カウントアツプにおいても、「0」レベルとなる出力端
子は順次隣接する出力端子へと繰り下がりあるいは繰り
上がるようになっていることは言うでもない。そして、
デコーダ28の出力端子28a〜28dがインバータ2
91を介して本処理回路2の出力端子2aに、28f〜
28iがインバータ292を介して出力端子2b接続さ
れている。
しかして、処理回路2の出力端子2aおよび2bが、右
ランプ駆動ユニット3のリレーコイル31および左ラン
プ駆動ユニット4のリレーコイル41の一端に接続され
ている。右ランプ駆動ユニット3は、直流モータ32お
よびこの直流モータ32により回転駆動されるランプ駆
動軸33を備えており、このランプ駆動軸33と一体と
なって可動接点34が回転するように構成されている。
そして、この可動接点34が直流電源5の正極性側に接
続されており、その両端に形成された接点部34aおよ
び34bが、ランプ駆動軸33の回転に伴って、その下
端部に配置された円弧状の導体パターン35および36
に摺接するようになっている。導体パターン35は、リ
レーコイル31によって駆動される第1の常開・常閉接
点37の常閉接点端子37bに接続されており、そのコ
モン端子37Cは直流モータ32の一端に接続されてい
る。また、導体パターン36は、リレーコイル31によ
って駆動される第2の常開・常閉接点38の常開接点端
子38aに接続されており、そのコモン端子38cは直
流モータ32の他端に接続されている。可動接点34と
導体パターン35および36との相対位置関係は、リレ
ーコイル31に電源が供給されない場合、即ち常開・常
閉接点37および38のコモン端子37cおよび38C
が常閉接点端子37bおよび38bに接続されていると
き、図に示すようにその接点部34aおよび34bが導
体パターン35および36に対して非接触および接触状
態となるようになっている。
そして、接点部34b、1体パターン36.常開・常閉
接点38の経路で供給される電流により、直流モータ3
2が時計方向に回転してランプ駆動軸33を図示右回転
させるようになっており、可動接点34の接点部34b
が導体パターン36に対して離れた後も、接点部34a
と導体パターン35とはその接触状態を保つようになっ
ている。尚、直流モータ32は接点部34a、1体パタ
ーン35、常開・常閉接点37の経路で供給される電流
により反時計方向に回転して、ランプ駆動軸33を左回
転させることは言うまでもなく、リレーコイル31の他
端、常開・常閉接点37および38の常開接点端子37
aおよび常閉接点端子38bは接地されている。そして
、ランプ駆動軸33の右回転および左回転によって、車
輌前面右側に備え付けられた右ランプの照射方向が変化
するようになっており、ランプ駆動軸33が右回転する
ことにより、右ランプの照射方向が運転席から見て右方
向へ回転移動し、左回転することによってその照射方向
が左方向に回転移動するようになっている。
以上は右ランプ駆動ユニット3についての構成について
説明したが、左ランプ駆動ユニット4についても同様構
成となっており、各部に右ランプ駆動ユニット3と対応
する番号を付与してその説明は省略する。但し、ランプ
駆動軸43の右回転および左回転によって、車輌前面左
側に備え付けられた左ランプの照射方向が変化するよう
になっており、ランプ駆動軸43が右回転することによ
り、左ランプの照射方向が運転席から見て左方向へ回転
移動し、左回転することによってその照射方向が右方向
へ回転移動するようになっている。
尚、ランプ駆動軸33および43が図に示すような位置
に部位しているとき、右ランプおよび左ランプの照射方
向が正面方向に向いた状態を維持するように設定されて
いる。
次に、このように構成された車輌用コーナリングランプ
システムの動作を説明する。すなわち、今、自動車が直
進走行を行っており、ハンドルが直進操舵位置にあるも
のとする(第2図(a)におけるN点)。この時、アッ
プ/ダウンカウンタ27におけるカウント値は零であり
、デコーダ28はその出力端子28eのみが「0」レベ
ルとなっている。つまり、出力端子28a〜28dおよ
び28「〜28iは「1」レベル状態にあり、したがっ
て出力端子2aおよび2bの出力レベルはインバータ2
91および292による反転により「0」レベルとなる
。すなわち、この時、右ランプ駆動ユニット3および左
ランプ駆動ユニット4のリレーコイル31および41に
は電流が流れず、常開・常閉接点37.38および47
.48は図示状態を維持している。したがって、直流電
源5からの直流モータ32および42への給電が行われ
ず、ランプ駆動軸33および43が回転しないので、右
ランプおよび左ランプの照射方向は正面方向を向いて停
止し続ける。また、このとき、ステアリングセンサ1の
送出するアナログ電圧信号はその電圧値が■。であるの
で、コンパレータ221の出力が「0」レベルとなり、
コンパレータ222の出力が「1」レベルとなっている
。すなわち、デコーダ23の出力端子23a〜23Cの
内、23bのみが「1」レベル状態にあり、フリップフ
ロップ回路241および242がリセットおよびセット
され、そのd出力およびQ出力が「1」レベルとなって
、アンドゲート264および262に入力されている。
しかして、このような状態からハンドルを右回転し右操
舵を開始すると、ステアリング回転角が正方向へ増大し
、ステアリングセンサ1の送出するアナログ電圧信号が
徐々に上昇し始める。そして、ステアリング回転角が+
60°を越えた時点でアナログ電圧信号の電圧値がV、
を越え、コンパレータ222の出力が「1」レベルから
「0」レベルへと反転する(第2図(C)におけるa点
)。即ち、コンパレータ221および222の出力が共
に「0」レベルとなり、デコーダ23の「1」レベルを
送出する出力端子位置が23bより23aへと繰り上が
る。これにより、フリップフロップ回路241が七ソI
・状態となると共にマルチバイブレーク253に「1」
レベルの信号が入力され、マルチバイブレーク253が
「1」レベルのワンショット信号をアンドゲート262
および265へ送出する。一方、フリップフロップ回路
242は、そのセット端子への「1」レベルの信号が消
失した後も、「1」レベルのQ出力を維持し、これによ
りアンドゲート262の2人力が共に「1」レベルとな
るので、アンドゲート262が「1」レベルの出力を送
出し始める。したがって、オアゲート267の出力が「
1」レベルとなり、アップ/ダウンカウンタ27におけ
るカウント値が1だけアップする。これにより、デコー
ダ28がそれまで送出していた「0」レベルの信号を出
力端子28eから出力端子28dに繰り上げて送出する
ようになり、この「0」レベルの信号がインバータ29
1により反転されて処理回路2の出力端子2aが「1」
レベルとなり、右ランプ駆動ユニット3のリレーコイル
31が通電付勢される。
このリレーコイル31の通電付勢により、その常開・常
閉接点37および38のコモン端子37cおよび38c
と常開接点端子37aおよび38aとが導通状態となり
、直流モータ32に可動接点34の接点部34b、導体
パターン36.常開・常閉接点38.常開・常閉接点3
7の経路で駆動電流が流れ始める(第2図(d)におけ
るa点)。この駆動電流により、直流モータ32が時計
方向に回転し、ランプ駆動軸33を右回転させて、右ラ
ンプの照射方向を右方向へ回転移動させる。そして、ラ
ンプ駆動軸33の右回転に伴って、可動接点34の接点
部34aが導体パターン35に接して移動するようにな
り、接点部34bが導体パターン36に対して離れた時
点で、直流モータ32への駆動電流の供給が遮断される
。すなわち、この時点でランプ駆動軸33の回転が停止
し、右ランプの照射方向がハンドル操舵方向の一点に固
定される。
このような状態に達した後もさらに右操舵を続けると、
ステアリングセンサ1の送出するアナログ電圧信号がさ
らに上昇し、ステアリング回転角が+180°となる第
2図(a)におけるb点において、その電圧値が最大電
圧値から最小電圧値へとレベルダウンする。これにより
、コンパレータ221の出力が「0」レベルより「1」
レベルへと反転する(第2図(b)におけるb点)と共
に、コンパレータ222の出力もrOJレベルより「1
」レベルへと反転する(第2図(C)におけるb点)。
したがって、デコーダ23の「1」レベルを送出する出
力端子位置が23aから23cへと繰り下がり、フリッ
プフロップ回路243がセットされると共に、マルチバ
イブレーク251が「1」レベルのワンショット信号を
アンドゲート261および264へ送出し始める。一方
、フリップフロップ回路241は、そのセット端子への
「1」レベルの信号が消失した後も「1」レベルのQ出
力を維持するので、アンドゲート261が「1」レベル
の出力を送出し、オアゲート267の出力が「1」レベ
ルとなって、アップ/ダウンカウンタ27におけるカウ
ント値がさらに1だけアップする。これにより、デコー
ダ28はそれまで送出していた「0」レベルの信号を出
力端子28dから出力端子28cに繰り上げて送出する
ようになる。そして、ステアリング回転角が+300’
に達すると(第2図(a)におけるC点)、コンパレー
タ221および222の出力が「0」および「1」レベ
ルとなり(第2図(′b)およびfc)におけるC点)
、デコーダ23の出力端子23bが再び「1」レベルの
信号を送出するようになり、アンドゲート263の出力
が「1」レベルとなって、アップ/ダウンカウンタ27
におけるカウント値がさらにアップする。
つまり、直進操舵位置を起点として右操舵を続けると、
アンドゲート262,261,263の出力が順次「1
」レベルとなり、アップ/ダウンカウンタ27における
カウント値が1ずつアップして、デコーダ28の「0」
レベルを送出する出力端子位置が28d、28c・・・
28aと順次繰り上がるようになる。ここで、出力端子
28c〜28aは出力端子28dと同じく、インバータ
291を介して出力端子2aに接続されているので、ス
テアリング回転角が+606を越えてデコーダ28の出
力端子28dが「1」レベルとなった以降は、リレーコ
イル31が通電付勢状態を維持し、直流モータ32が停
止状態を維持し、右ランプの照射方向はハンドル操舵方
向の一点に固定された状態を維持する。
一方、上述した直進操舵位置を起点とする右操舵時にお
いては、デコーダ28の出力端子281〜28iが「1
」レベルであるので、処理回路2の出力端子2bが「0
」レベルを維持し続け、左ランプ駆動ユニット4におけ
るリレーコイル41には付勢電流が流れず、直流モータ
42が回転しないので、左ランプの照射方向は正面を向
いた状態に停止し続ける。すなわち、直進操舵位置を起
点として右操舵を行った場合には、右ランプの照射方向
のみがハンドル操舵に連動して操舵方向側の所定振れ角
度位置まで移動して固定され、この照射方向の可変動作
によって右操舵によるコーナリングの際の視界が確保さ
れるようになる。この時、左ランプは正面方向を固定的
に照射するので、車輌前方の視界も確保され、より安全
な右方向へのコーナリングを行うことができ、従来のサ
ーボモータ等を用いた連続的な照射方向可変システムに
比して、その構成が簡略化され、低コスト且つ高信頼性
のシステムを構成できる。
直進操舵位置を起点として左操舵を行う場合には、第2
図fa)におけるe点において、コンパレータ221お
よび222の出力が共に「1」レベルとなって(第2図
fb)および(C)におけるe点)、デコーダ23の「
1」レベルを送出する出力端子位置が23bから23c
へと繰り下がり、アンドゲート264の出力が「1」レ
ベルとなって、アップ/ダウンカウンタ27におけるカ
ウント値が1だけダウンする。これにより、デコーダ2
8の「0」レベルを送出する出力端子位置が286から
28fへ繰り下がり、処理回路2の出力端子2bが「1
」レベルとなって、左ランプ駆動ユニット4のリレーコ
イル41が通電付勢され(第2図(e)におけるe点)
、直流モータ42によりランプ駆動軸43が駆動されて
、左ランプの照射方向が左方向へ回転移動する。そして
、可動接点44の接点m44bが導体パターン46より
離れた時点で、直流モータ42が停止口、左ランプの照
射方向が操舵方向側の一点に固定される。
このような状態に達した後もさらに左操舵を続けると、
ステアリングセンサ1の送出するアナログ電圧信号がさ
らに下降し、ステアリング回転角が−1800となる第
2図(a)におけるf点において、その電圧値が最小電
圧値から最大電圧値へとレベルアップする。この時、コ
ンパレータ221および222の出力が共に「0」レベ
ルとなり(第2図(b)および(ClOf点)、デコー
ダ23の「1」レベルを送出する出力端子位置が23C
から233へと繰り上がり、アンドゲート265の出力
が「1」レベルとなって、アップ/ダウンカウンタ27
におけるカウント値がダウンし、デコーダ28の「0」
レベルを送出する出力端子位置が28rから28gへ繰
り下がる。しかして、第2図(a)におけるg点におい
て、コンパレータ221および222の出力が「0」お
よび「1」レベルとなり(第2図(b)および(C)の
g点)、h点におい″ζコンパレータ221および22
2の出力が共に「1」レベルとなって、デコーダ23の
「1」レベルを送出する出力端子位置が23aから23
b、23bから23cへと繰り下がり、アンドゲート2
66.264の出力が「1」レベルとなって、アップ/
ダウンカウンタ27におけるカウント値をさらにダウン
する。これにより、デコーダ28の「0」レベルを送出
する出力端子位置が28gから28h、28hから28
iへと順次繰り下がる。
ここで、出力端子28g〜28iは出力端子28fと同
じ(、インバータ292を介して出力端子2bに接続さ
れているので、ステアリング回転角が一60’を越えて
デコーダ28の出力端子28fが「1」レベルとなった
以降は、リレーコイル41が通電付勢状態を維持し、直
流モータ42が停止状態を維持し、左ランプの照射方向
はハンドル操舵方向の一点に固定された状態を維持する
一方、上述した直進操舵位置を起点とする左操舵時にお
いては、デコーダ28の出力端子28a〜28dが「1
」レベルであるので、処理回路2の出力端子2aが「0
」レベルを維持し続け、右ランプ駆動ユニット3におけ
るリレーコイル31には付勢電流が流れず、直流モータ
32が回転しないので、右ランプの照射方向は正面を向
いた状態に停止し続ける。すなわち、直進操舵位置を起
点として左操舵を行った場合には、左ランプの照射方向
のみがハンドル操舵に連動して操舵方向側の所定振れ角
度位置まで移動して固定され、この照射方向の可変動作
によって、左操舵によるコーナリングの際の視界が確保
されるようになる。この時、右ランプは正面方向を固定
的に照射するので、車輌前方への視界が確保される、よ
り安全な左方向へのコーナリングを行うことができる。
尚、本実施例においては、ハンドルを直進操舵位置から
右回転および左回転したときの動作について説明したが
、右回転した後からの左回転、あるいは左回転した後か
らの右回転の場合であっても、デコーダ28における「
0」レベルとなる出力端子位置が28a〜28d、28
f 〜28iにある間は直流モータ32および42の再
駆動が行われず、右ランプおよび左ランプは右および左
方向への固定的な照射を維持し続ける。そして、アップ
/ダウンカウンタ27におけるカウント値がダウンして
、デコーダ28の出力端子28eが「0」レベルの信号
を送出し始めた時点、あるいはアップ/ダウンカウンタ
27におけるカウント値がアップして、デコーダ28の
出力端子28eが「0」レベルの信号を送出し始めた時
点で、直流モータ32あるいは42が可動接点34の接
点部34a、導体パターン35.常開・常閉接点37.
常開・常閉接点38あるいは可動接点44の接点部44
a、導体パターン45.常開・常閉接点47.常開・常
閉接点48の経路で再駆動され、右ランプあるいは左ラ
ンプの照射方向が正面を向いた状態に戻されて停止する
また、ランプ駆動軸33および43による右ランプおよ
び左ランプの照射方向の回転移動は、右ランプおよび左
ランプ全体を動かすようにしてもよいが、本実施例にお
いては正面方向の視界を充分確保するためにサブリフレ
クタを用いた可動式のランプシステムを採用している。
すなわち、第3図はこのサブリフレクタ可動式のランプ
システムの一例であり、同図において61はメインリフ
レクタであり、62はサブリフレクタ、63は光源であ
る。サブリフレクタ62は第1図のランプ駆動軸33に
連動して回転するようになっている。
自動車が直進状態にあるとき、メインリフレクタ61お
よびサブリフレクタ62による反射光の照射方向は同一
方向(正面方向)に合致している。このような状態から
、例えば右操舵を行うと、前記第1図を用いて説明した
ように、ハンドル操舵に連動してランプ駆動軸33が右
回転し、サブリフレクタ62のみが第4図に示す如く右
方向の所定振れ角度位置に回転して停止する。すなわち
、メインリフレクタ610反射光による正面方向への照
射が継続されたままで、サブリフレクタ620反射光に
よる所定振れ角度方向への照射がなされ、トータル的な
拡散角が広がって、進行方向および正面方向への双方の
視界が確保される。このようなサブリフレクタ可動式の
ランプシステムを、左ランプへも採用することにより本
実施例におけるコーナリングランプシステムの実用上充
分な性能が実現される。第5図および第6図は、このサ
ブリフレクタ可動式のランプシステムの原理を利用した
フォグランプの具体的な実施例である。同図における7
1がメインリフレクタ、72がサブリフレクタ、73が
光源であり、光源73の前方にはレンズ74およびラン
プカバー75が配置されている。
尚、本実施例においては、フォグランプをハンドル操舵
に連動して可動するように構成したが、ヘッドランプを
可動するような構成としてもよいことは言うまでもない
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明による車輌用コーナリングラ
ンプシステムによると、直進操舵位置を起点とする一方
向および他方向へのハンドル操舵に連動して上昇および
下降するアナログ信号を送出するようになし、このアナ
ログ信号が上昇および下降して所定上昇値以上および所
定下降値以下となった時点で、車輌前面左右に配置した
灯光手段のうち、操舵方向側の灯光手段の照射方向を操
舵方向側の一点に固定するようにしたので、従来のサー
ボモータ等を用いた連続的な照射方向可変システムに比
して、その構成が簡略化され、低コスト且つ高信頼性の
システムを構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車輌用コーナリングランプシステ
ムの一実施例を示す回路構成図、第2図はこのコーナリ
ングランプシステムの動作を説明するタイムチャート、
第3図はこのコーナリングランプシステムを用いて駆動
するサブリフレクタ可動式のランプシステムの概略構成
図、第4図はこのランプシステムの動作説明図、第5図
はこのサブリフレクタ可動式のランプシステムの原理を
利用したフォグランプの側断面図、第6図はこのフォグ
ランプの平面断面図である。 1・・・ステアリングセンサ、2・・・処理回路、3・
・・右ランプ駆動ユニット、4・・・左ランプ駆動ユニ
ット、5・・・直流電源、33゜43・・・ランプ駆動
軸、32.42・・・直流モータ、62・・・サブリフ
レクタ。 特許出願人   マツダ株式会社 同     株式会社小糸製作所 代理人   山川政樹(ばか2名) 第2図 N ■ 第3図       第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車輌前面左右に配置された灯光手段と、直進操舵位置を
    起点とする一方向および他方向へのハンドル操舵に連動
    して上昇および下降するアナログ信号を送出するアナロ
    グ信号送出手段と、このアナログ信号送出手段の送出す
    るアナログ信号が上昇および下降して所定上昇値以上お
    よび所定下降値以下となった時点で、前記灯光手段のう
    ち操舵方向側の灯光手段の照射方向を操舵方向側の一点
    に固定する照射方向可変手段とを備えてなる車輌用コー
    ナリングランプシステム。
JP61260317A 1986-10-31 1986-10-31 車輌用コ−ナリングランプシステム Granted JPS63112238A (ja)

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JPH0523216B2 JPH0523216B2 (ja) 1993-04-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6474133A (en) * 1987-09-16 1989-03-20 Koito Mfg Co Ltd Cornering lamp system for vehicle

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54136249U (ja) * 1978-03-15 1979-09-21
JPS60189451U (ja) * 1984-05-29 1985-12-16 クラリオン株式会社 自動車のヘツドライト装置

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JPH0523216B2 (ja) 1993-04-02

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