JPS62244736A - 車輌用コ−ナリングランプシステム - Google Patents

車輌用コ−ナリングランプシステム

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JPS62244736A
JPS62244736A JP61085114A JP8511486A JPS62244736A JP S62244736 A JPS62244736 A JP S62244736A JP 61085114 A JP61085114 A JP 61085114A JP 8511486 A JP8511486 A JP 8511486A JP S62244736 A JPS62244736 A JP S62244736A
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steering
irradiation
headlight
level
lighting
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Hiromi Shibata
裕己 柴田
Atsushi Toda
敦之 戸田
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車輛前面左右に灯光手段を備え、この灯光手
段の照射方向をハンドル操舵に連動して段階的に可変す
る車輛用コーナリングランプシステムに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
車輛、殊に自動車には夜間前方を照射するだめの灯光手
段として、その前面左右に各々前照灯を備えているが、
この前照灯は自動車の正面のみを固定して照射するもの
であり、カーブに差し掛った場合等は自動車の進行方向
を充分照射し得ない状態となる。つまυ、カーブを曲が
るコーナリングの際等において、実際に進もうとする進
行方向への充分な照射がなされず、危険の生ずる虞れが
あった。
そこで、このような問題を改善するために、近年、自動
車のハンドル操舵に連動すせて前照灯の照射方向を段階
的に可変し、進行方向を照射するように構成したステッ
プ駆動式のコーナリングランプシステムが提案てれてい
る。−投に、このようなコーナリングランプシステムに
おいては、左右両側の前照灯の照射方向の可変タイミン
グを同期させておシ、所定操舵角間隔毎にその照射方向
を操舵方向側にその操舵角分だけ振るような構成となっ
ている。例えば、前記操舵角間隔を10″に定めれば、
左右両側の前照灯の照射方向はハンドル操舵に連動して
操舵方向側に10 ずつ同期して段階的に振れるように
なる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようなコーナリングランプシステム
においては、前照灯の照射範囲に対してその振れ角度が
相対的に太きいため、自動車の進行方向と前照灯の照射
範囲の中心との間に大幅なずれが生じ、コーナリングの
際の視界が充分確保されないという問題があった。
例えば、前照灯の照射範囲が30 で、その段階的な振
れ角が10 であるとする。今、自動車の進行方向とそ
の前照灯の照射範囲の中心とが一致しているものとする
と(第5図(a))、図示1点鎖線で示した前照灯の照
射範囲の中心は、自動車の進行方向がその時点を中心と
して右あるいは左へ10 以上変化した時に始めて右あ
るいは左方向へ10 変化する。第5図(b)は、自動
車の進行方向が右方向10 の位置に達する直前の前照
灯の照射範囲の中心と自@車の進行方向(図示2点鎖線
)との関係を示し、前照灯の照射範囲の中心と進行方向
との間に大@なすれが生ずることが分る。
また、このようなコーナリングランプシステムにおいて
は、−刃側から他方側への照射方向可変動作点と、他方
側から一方側への照射方向可変動作点とが同一であるた
め、その可変動作点を前後するハンドル操舵によってチ
ャタリングが生ずるという問題があった。
C問題点を解決するための手段J 本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、
操舵方向側の灯光手段の照射方向の可変タイミングを反
操舵方向側の灯光手段の照射方向の可変タイミングより
も早めるようにすると共に、前記照射方向の一方側から
他方側への段階的な変化の後の他方側から一方側への段
階的な変化にヒステリシスを持たせるようにしたもので
ある。
〔作用〕
したがって、この発明による車輛用コーナリングランプ
システムによれば、照射範囲の中心と進行方向との間に
生ずるずれをでき得るかぎり小さくすることが可能とな
ると同時に、照射方向の段階的な変化の際のチャタリン
グ現象を阻止することができる。
C実施例〕 以下、本発明に係る車輛用コーナリングランプシステム
を詳細に説明する。第1図はこのコーナリングランプシ
ステムの一実施例を示すブロック回路構成図である。同
図において、1はハンドル操舵に連動して「1」レベル
および「0」レベルの交互するパルス状電気信号を送出
するハンドル回転角センサ、2はこのハンドル回転角セ
ンサ1の送出するパルス状電気信号を入力とし、七のハ
ンドルの右操舵量および左操舵量に応じた数のアップ信
号およびダウン信号をその出力端子2aおよび2b よ
り送出するUP/DOWN切換回路、3はこのUP/D
OWN切換回路2の送出するアップ信号およびダウン信
号を入力とし、入力されるアップ信号あるいはダウン信
号の数だけそのカウント値をアップカウントあるいはダ
ウンカウントとするUP/DOWNカウンタ、4および
5はこノUPZDOwNカウンタ3の送出するカウント
値を入力としこのカウント値に応じた位置の出力端子の
レベルのみを「0」レベルとするデコーダ/ドライバで
ある。
UP/DOWNカクンタ3におけるカウント値は、図示
せぬハンドルが直進操舵位置にあるときを基準として零
と定められておυ、その時点を中心とするハンドルの右
回転によシそのカウント値が順次アップし、左回転によ
υそのカウント値が順次ダウンするようになっている。
そして、デコーダ/ドライバ4および5は、カウンタ3
におけるカウント値が零のとき、即ち直進操舵位置にハ
ンドルが位置しているとき、その出力端子4hおよび5
hのレベルを「0」レベルとするようになっており、カ
ウンタ3におけるカウント値が操舵角にして5ずつアッ
プする毎に「0」レベルとなる出力端子位置を隣接する
出力端子41および51.4jおよび5j、・・・4o
および5oへと順次繰シ上げるようになっている。また
、カウンタ3におけるカウント値が零から操舵角にして
5ずつダウンする毎に「0」レベルとなる出力端子位置
を隣接する出力端子4gおよび5g、4fおよび5f、
・・・・4aおよび5aへと順次繰シ下げるようになっ
ている。
もちろん、カウンタ3におけるカウントアツプ後のカウ
ントダウンあるいはカウントダウン後のカウントアツプ
においても「0」レベルとなる出力端子位置は順次隣接
する出力端子位置へと繰り下がシあるいは繰り上がるよ
うになっていることは言うまでもない。そして、デコー
ダ/ドライバ4の出力端子4a、4b、4d、4f、4
1.4に、 4m、4n、4゜が各々接続端子4−1.
4−2.4−8.4−4.4−5.4−6.4−7にダ
イレクトに接続され、デコーダ/ドライバ5の出力端子
5IL、5b + 5c、 5e−5g、5j、5ム5
n、5o  が各々接続端子5−1. 5−i、5−8
.5−4.5−5.5−6.5−7にダイレクトに接続
ちれている。また、デコーダ/ドライバ4の出力端子4
c、4e、4g、4h、4J、4t  はインバータ6
a、6b、6C16d、6e、6fを介して、ナンドゲ
ー)7a、7b、7c 、 7d、 7e 、 7f、
7g、7h、 71,7j、 7に、7tの一方の入力
端に接続きれ、ナントゲート7a、7b、7c、7d、
7e、7f、7g、 7h、7k、γ↓、7k、7tの
出力は各々接続端子4−1.4−2.4−a、4−4.
4−s 、 4−a、4−7に接続されている。また、
デコーダ/ドライバ5の出力端子5d、5f、5h、5
i、5に、5m  はインバータ8a、13b、[3c
、8d、8e、8fを介して、ナントゲート9a、9b
、9c、9d、 9e、9f、9g 、 9h、91.
9j。
9に、9tの一方の入力端に接続され、ナンドゲー) 
 9m−9b 、9c、  9d + 9e−9f  
、9g、 9h 、 9 i−9j 、 9に19tの
出力は各々接続端子5−1.5−2.5−8.5−4.
5−5.5−6.5−7に接続でれている。一方、デコ
ーダ/ドライバ4側のナントゲート7b、7d、7f。
7h、T4,7t およびナントゲート7a、7c、7
a、7g。
71.7にの他方側の入力端には、第1のモード信号送
出器10の出力端子10&および10bを介して、その
時のUP/DOWNカウンタ3におけるカウントモード
に応じた信号が入力されるようになっている。また、デ
コーダ/ドライバ5側のナンドゲー) 9m、9c、9
e、9g、91.9におよびナントゲート9b。
9d、9f 、9h、9j、9t の他方側の入力端に
は、第2のモード信号送出器11の出力端子111Lお
よび11bを介して、その時のUP/DOWN カウン
タ3 Kおけるカウントモードに応じた信号が入力され
るようになっている。すなわち、カウンタ3におけるカ
ウント値が零以下で且つ操舵角の左5位置に対応するカ
ウント値に達しない範囲内にあるとき、モード信号送出
器10はその出力端子10aおよび10bより、「0」
および「1」レベルの信号を送出し、それ以外のカウン
ト範囲においては、アップカウントモードの時「0」お
よび「1」レベルの信号を、ダウンカウントモードの時
「1」およびrOJレベルの信号を送出するようになっ
ている。また、モード信号送出器11は、カウンタ3に
おけるカウント値が零以上で且つ操舵角の右5位置に対
応するカウント値に達しない範囲内にあるとき、その出
力端子111Lおよび11bよυ、「0」および「1」
レベルの信号を送出し、それ以外のカウント範囲におい
ては、アップカウントモードの時1−1」および「0」
る。
しかして、デコーダ/ドライバ4側の接続端子4−4の
レベルが「0」レベルの時、運転席よシみて右側の前照
灯(図示せず)の照射方向が真正面を向き、「0」レベ
ルとなる接続端子位置が4−a、4−3.4−1へと順
次繰υ下がることによシ、右前照灯の照射方向が運転席
よりみて左方向へ10.20.30と段階的に変化する
ようになっている。また、「0」レベルとなる接続端子
位置が4−5.4−6.4−7へと順次繰シ上がること
によって、右前照灯の照射方向が右方向へ10.20.
30と段階的に変化するようになっている。一方、デコ
ーダ/ドライバ5側の接続端子5−4のレベルが「O」
レベルの時は、5−1へと順次繰シ下がることにより、
左前照灯の照射方向が運転席よシみて左方向へ10.2
0.30と段階的に変化するようになっており、「0」
レベルとなる接続端子位置が5−5.5−6.5−7へ
と順次繰り上がることによって左前照灯の照射方向が右
方向へ10 、20.30  と段階的に変化するよう
になっている。尚、本実施例における右および左前照灯
の照射範囲は各々30に設定′されているものとする。
次に、このように構成でれたコーナリングランプシステ
ムの動作を説明する。すなわち、今、自動車が前照灯を
点灯きせた状態で直進走行を行っておシ、ハンドルが直
進操舵位置にあるものとする。この時、UP/DOWN
カウンタ3におけるカウント値は零であシ、デコーダ/
ドライバ4および5はその出力端子4hおよび5hのみ
が「0」レベル状態となっている。この時、デコーダ/
ドライバ4側のナントゲート7hおよび7g、デコーダ
/ドライバ5側のナントゲート9eおよび9fの他端に
はモード信号送出器10,11を介して「0」およヒ「
1」レベルの信号が入力されているので、接続端子七番
、5−4が各々rOJレベルとなシ、したがってこの時
左右の前照灯は正面を向いて停止している。
しかして、このような状態からハンドルを右回転し、右
操舵を開始すると、ハンドル回転角センサ1がパルス状
電気信号を送出し始め、そのハンドル操舵量に応じたア
ップ信号がUP/DOWN切換回路2を介してUP/D
OWNカウンタ3へと入力され始める。これにより、カ
ウンタ3はそのカウント値を零より頴次カウントアツプ
し始める。そして、カウンタ3におけるカウント値が操
舵角にして5に対応する値になると、デコーダ/ドライ
バ4および5はrOJレベルの信号を繰り上げてその出
力端子41および51よシ送出するようになる。
これにより、デコーダ/ドライバ4側の接続端子4−5
のレベルが接続端子4−4よ!ll操シ上がってrOJ
レベルとなυ、右前照灯の照射方向が右10の振れ角度
位置に変化する。一方、この時モード信号送出器11は
その出力端子11aおよび11bより「1」およびrO
Jレベルの信号を送出し始め、ナントゲート9gおよび
9hの他端が「1」およびI−〇」レベルとなる。した
がって、デコーダ/ドライバ5がその出力端子51  
よシ「0」レベルの信号を送出してもナンドゲー)9h
の出力は「0」レベルとならず、接続端子5−4のレベ
ルが継続して「0」レベルとなシ、左前照灯の照射方向
は正面を向いた状態を保持する。そして、さらに右操舵
を続け、UP/DOWNカウンタ3におけるカウント値
が操舵角にして10に対応する値に達すると、デコーダ
/ドライバ4および5は「0」レベルの信号を繰シ上ば
てその出力端子4jおよび5jよシ送出するようになる
これによシ、デコーダ/ドライバ5側の接続端子5−5
のレベルが接続端子5−4より繰り上がって1−〇」レ
ベルとなシ、左前照灯の照射方向が右10’の振れ角度
位置に変化する。一方、この時モード信号送出器10は
その出力端子10aおよび10bよりrOJおよび「1
」レベルの信号を送出しておシ、したがってデコーダ/
ドライバ4がその出力端子4j よシ「0」レベルの信
号を送出してもナントゲート7jの出力はrOJレベル
とならず、接続端子4−5のレベルが継続して「0」レ
ベルとなシ、右前照灯の照射方向は右10の振れ角度位
置を保持する。以下、同様にして、操舵角が15  と
なった時点で右前照灯の照射方向が右20 の振れ角度
位置に変化し、操舵角が20  となった時点で左前照
灯の照射方向が右20″の振れ角度位置に変化するとい
うようにして、左前照灯の照射方向が右前照灯の照射方
向を追いかけながら段階的に変化する。また、直進操舵
状態から左操舵を行う場合には、操舵角が5となった時
点で、まず左前照灯の照射方向が左10の振れ角度位置
に変化し、続いて操舵角が10  となった時点で右前
照灯の照射方向が左10 の振れ角度位置に変化すると
いうようにして、右前照灯の照射方向が左前照灯の照射
方向を追いかけながら段階的に変化する。
第2図は、このようにしてその照射方向が段階的に変化
する前照灯の照射方向可変特注図である。
同図において、横軸は操舵角を示し、Oを中心とする図
示右方向への変化角が右操舵角を、左方向への変化角が
左操舵角を示している。そして、縦軸が前照灯の左右方
向への振れ角度位置を示し、第2図(&)が右前照灯の
照射方向可変特性を、第2図(b)が左前照灯の照射方
向可変特性を示している。
すなわち、同図からも明らかなように、操舵方向側の前
照灯の照射方向の可変タイミングが反操舵方向側の前照
灯の照射方向の可変タイミングよりも操舵角にして5だ
け早まっており、反操舵方向側の前照灯の可変タイミン
グの1周期におけるHの時点で操舵方向側の前照灯の照
射方向が変化する。
ここで、右前照灯と左前照灯との作る照射範囲について
考察してみるに、例えば操舵角が0の時点では、右前照
灯および左前照灯の照射方向は共に正面を向いた状態に
あり、その照射範囲は第3図(a)の斜線部で示すよう
に互いに一致しておシ、その照射範囲の中心(図示1点
鎖線)は真正面に位置し進行方向と一致している。この
ような状態から例えば右操舵を開始すると、その操舵角
が5となった時点で操舵方向側の前照灯、即ち右前照灯
の照射方向が右10 の振れ角度位置に変化する。
この時、左前照灯の照射方向は正面方向に保持されてい
るので、右前照灯と左前照灯との作る照射範囲の中心は
第3図(b)に示すように、その時の進行方向(右方向
5)と一致する。さらに、操舵角が10  となると、
今度は反操舵方向側の前照灯、即ち左前照灯の照射方向
が右10”の振れ角度位置に変化し、この時右前照灯の
照射方向は右1o の振れ角度位置に保持でれているの
で、右前照灯と左前照灯との作る照射範囲の中心は第3
図(c)に示すように、その時の進行方向(右方向10
)と一致する。つ1シ、右前照灯と左前照灯との作る照
射範囲の中心は、操舵角が5°変化する毎に一致し、進
行方向に対する照射範囲の中心のずれは従来に比して小
さなものとなυ、コーナリングの際の安全性が向上した
ものとなる。
ところで、上述した動作は直進操舵状態から連続的に右
操舵および左操舵を行った場合の動作について説明した
が、右操舵した後からの左操舵、あるいは左操舵した後
からの右操舵の場合であっても、UP/DOWNカウン
タ3におけるカウント値は順次カウントダウンあるいは
カウントアツプされて、デコーダ/ドライバ4および5
はこのカウント値に応じた位置の出力端子を選択しその
レベルを「0」とする。例えば今、ハンドルを直進操舵
位置よシ右回転し、デコーダ/ドライバ4の出力端子4
mが「0」レベルの信号を送出し始めたとする。したが
って、この時、右前照灯の照射方向は右30 の振れ角
度位置となる。しかし、この時ハンドルをすこしでも左
回転すると、UP/DOWNカウンタ3におけるカウン
ト値がダウンし、デコーダ/ドライバ4がその出力端子
4tより rOJレベルの信号を送出し始める。また、
左回転した後すこしでも右回転すると、UP/DOWN
カウンタ3におけるカウント値がアップし、デコーダ/
ドライバ4がその出力端子4mより再びrOJレベルの
信号を送出し始める。一般に、自動車のハンドルには遊
び等があるため、このようなカウントダウ2カウントア
ツプが交互する、いわゆるチャタリング現象が!M繁に
起シ得る。しかし、本実施例のコーナリングランプシス
テムにおいては、このようなチャタリング現象が起きた
としても、前照灯の照射方向の変化にはチャタリング現
象が生じることがなく、しかも右および左前照灯の作る
照射範囲の中心の進行方向に対する一致動作も損われる
ことはない。
すなわち、UP/DOWNカウンタ3におけるカウント
値がダウンし、デコーダ/ドライバ4がそれまでその出
力端子4mよシ送出していた「0」レベルの信号を出力
端子4tよシ送出し始めたとする。
この時、モード信号送出器10の出力端子10&および
10bからは「1」および「0」レベルの信号が送出で
れ、ナントゲート7tのゲートが開き、ナンドゲー)7
にのゲートが閉じた状態となる。したがって、出力端子
4tがrOJレベルとなったとしても、接続端子4−7
から4−6へと「0」レベルトする信号位置が移動する
ことがなく、右前照灯の照射方向は右30 の振れ角度
位置を保持する。っまシ、デコーダ/ドライバ4の出力
端子4mおよび4tの出力が交互に「0」レベルとなる
チャタリング現象が生じたとしても、右前照灯の照射方
向の変化にはチャタリング現象が生じず、右30’の振
れ角度位置を保持し続ける。そして、UP/DOWNカ
ウンタ3におけるカウント呟が芒らにダウンし、デコー
ダ/ドライバ4がその出力端子4によシ「0」レベルの
信号を送出し始める時点で、接続端子4−6が「0」レ
ベルとなり、右前照灯の照射方向が右20 の振れ角度
位置に変化する。第2図(−)に示した破線は最大右操
舵状態および最大圧操舵状態からハンドルを左回転およ
び右回転して直進操舵位置に戻す際の操舵角と右前照灯
の照射方向の振れ角度位置との関係を示し、右操舵角が
20、なった時点でその振れ角度位置が左20.10 
、0と変化する。
尚、上述した動作は右前照灯について説明したが、左前
照灯についても同様の動作を行うことは言うまでもなく
、左前照灯の照射方向の変化の際のチャタリング現象が
防止でれている。第2図(b)に示した破線は最大右操
舵状態および最大圧操舵状態からハンドルを左回転およ
び右回転して直進操舵位置に戻す際の操舵角と左前照灯
の振れ角度位置との関係を示し、右操舵角が25 、1
5.5とな化し、圧検舵角が20.10 、 Oとなっ
た時点で七の撮れ角度位置が左20”、1O−1dと変
化する。
ここで、右30の操舵状態からハンドルを左回転する場
合の右前照灯と左前照灯との作る照射範囲について考察
してみるに、操舵角が30 の時点では、右前照灯の照
射方向は共にその振れ角度位置が右30 にあシ、その
照射範囲は第4図(、)の斜線部で示すように互いに一
致しており、その照射範囲の中心(図示1点鎖線)は進
行方向(右方向30)と一致している。このような状態
から左操舵を開始すると、その操舵角が25  となっ
た時点で操舵方向側の前照灯、即ち左前照灯の照射方向
が右20 の振れ角度位置に変化する。この時、右前照
灯の照射方向は右30 の振れ角度位置に保持されるの
で、右前照灯と左前照灯との作る照射範囲の中心は第4
図(b)に示すように、七の時の進行方向(右方向25
)と一致する。さらに、操舵角が20  となると、今
度は反操舵方向側の前照灯、即ち右前照灯の照射方向が
右20 の振れ角度位置に変化し、この時左前照灯の照
射方向は右20 の振れ角度位置に保持てれるので、右
前照灯と左前照灯との作る照射範囲の中心は第4図(c
)に示すように、その時の進行方向(右方向20°)と
一致する。以下、同様にして、右前照灯と左前照灯との
作る照射範囲の中心が、その操舵角が5変化する毎に一
致し、操舵角がOとなった時真正面を向く。
また、左30 の操舵状態からハンドルを右回転する場
合も同様にして、右前照灯と左前照灯との作る照射範囲
の中心は、操舵角が?変化する毎に一致し、操舵角がO
となった時真正面を向く。
つまυ、一方側から他方側への段階的な照射方向の変化
の後の他方側から一方側への段階的な照射方向の変化に
ヒステリシスを持たせることによシ、ハンドルの遊び等
によって前照灯の照射方向の変化の際にチャタリング現
象が生じることがなく、しかも進行方向に対する右およ
び左前照灯の作る照射範囲の中心の一致動作がチャタリ
ング防止のために損われるということがなく、夜間走行
時の安全性がさらに高まったものとなっている。
尚、本実施例においては、操舵方向側の前照灯の照射方
向の可変タイミングを反操舵方向側の前照灯の可変タイ
ミングの1周期におけるHの時点としたが、必ずしもH
の時点でなくともよく、号の時点で可変すれば進行方向
に対する照射範囲の中心のずれを刻々の進行方向に対し
て極力小ブくすることができるという点で有利である。
また、本実施例においては、一方側から他方側への段階
的な照射方向の変化の後の他方側から一方側への段階的
な照射方向の変化に、操舵角にして5のヒステリシスを
設けたが、必ずしも5でなくともよく、照射範囲の中心
の進行方向に対するずれは多少大きくはなるが、任意の
値に設定してもよいことは言うまで木ない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による車輛用コーナリングラ
ンプシステムによると、操舵方向側の灯光手段の照射方
向の可変タイミングを反操舵方向側の灯光手段の照射方
向の可変タイミングよりも早めるようにすると共に、前
記照射方向の一方側から他方側への段階的な変化の後の
他方側から一方側への段階的な変化にヒステリシスを持
たせるようにしたので、刻々の進行方向に対する照射範
囲の中心のずれを従来に比して小さくすることが可能と
なると同時に、照射方向の段階的な変化の際のチャタリ
ング現象を阻止することができ、夜間走行時のコーナリ
ングの際の安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車輛用コーナリングランプシステ
ムの一実施例を示すブロック回路構成図、第2図はこの
コーナリングランプシステムにおける右前照灯および左
前照灯の照射方向可変特性図、第3図はこのコーナリン
グランプシステムにおける直進操舵時点を中心とする右
操舵の際の右前照灯と左前照灯との作る照射範囲の中心
と進行方向との関係を示す図、第4図はこのコーナリン
グランプシステムにおける右30 の操舵時点を中心と
する左操舵の際の右前照灯と左前照灯との作る照射範囲
の中心と進行方向との関係を示す図、第5図は従来のコ
ーナリングランプシステムにおける照射範囲の中心と進
行方向との関係を示す図である。 1・・・・ハンドルOOE角センサ、2・・・・UP/
DOWN切換回路、3− ・・・UP/DOWN カウ
ンタ、4,5・・・・デコーダ/ドライバ、4−1〜4
−7 、5−1〜5−7・・・・接続端子、4a〜4o
。 5a〜5o・・・・出力端子、6a 〜6f、8a〜8
f・・ ・ ・インバータ、7a−77,9a〜9t・
 ・ ・・ナントゲート、10.11 ・・・・モード
信号送出器。 特許出願人 株式会社小糸製作所 代理人 山川数ato七12名) 第4図 第5図 (0)            (bン(C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車輛前面左右に灯光手段を備え、この灯光手段の照射方
    向をハンドル操舵に連動して段階的に可変する車輛用コ
    ーナリングランプシステムにおいて、操舵方向側の灯光
    手段の照射方向の可変タイミングを反操舵方向側の灯光
    手段の照射方向の可変タイミングよりも早める可変タイ
    ミング進相手段と、前記照射方向の一方側から他方側へ
    の段階的な変化の後の他方側から一方側への段階的な変
    化にヒステリシスを持たせるヒステリシス手段とを設け
    たことを特徴とする車輛用コーナリングランプシステム
JP61085114A 1985-09-30 1986-04-15 車輌用コ−ナリングランプシステム Granted JPS62244736A (ja)

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JP61085114A JPS62244736A (ja) 1986-04-15 1986-04-15 車輌用コ−ナリングランプシステム
US06/913,129 US4733333A (en) 1985-09-30 1986-09-29 Cornering lamp system for vehicle
FR868613537A FR2587947B1 (fr) 1985-09-30 1986-09-29 Systeme d'eclairage d'angle pour vehicule
KR1019860008234A KR920004780B1 (ko) 1985-09-30 1986-09-30 차량용 코너링 전조등시스템
DE19863633179 DE3633179A1 (de) 1985-09-30 1986-09-30 Kurvenfahr-scheinwerfersystem fuer fahrzeuge

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JPH0574494B2 JPH0574494B2 (ja) 1993-10-18

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4943893A (en) * 1987-09-16 1990-07-24 Koito Manufacturing Co., Ltd. Automotive illumination system
JP2010253980A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Nissan Motor Co Ltd 車両用前照灯の光軸制御装置及び車両用の前照灯の光軸制御方法

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JP2010253980A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Nissan Motor Co Ltd 車両用前照灯の光軸制御装置及び車両用の前照灯の光軸制御方法

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