JPH01249541A - 車両用コーナリングランプシステム - Google Patents

車両用コーナリングランプシステム

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Publication number
JPH01249541A
JPH01249541A JP63078533A JP7853388A JPH01249541A JP H01249541 A JPH01249541 A JP H01249541A JP 63078533 A JP63078533 A JP 63078533A JP 7853388 A JP7853388 A JP 7853388A JP H01249541 A JPH01249541 A JP H01249541A
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JP
Japan
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steering
circuit
comparator
irradiation direction
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP63078533A
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English (en)
Inventor
Hiromi Shibata
裕己 柴田
Kazuki Takahashi
一樹 高橋
Takashi Kurita
栗田 貴司
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハンドル操舵に連動して灯光手段の照射方向
を可変する車輛用コーナリングランプシステムに関する
ものである。
〔従来の技術〕
車輌、殊に自動車には、夜間前方を照射するための灯光
手段として、前照灯が取り付けられているが、この前照
灯は自動車の正面のみを固定して照射するものであり、
カーブに差し掛かった場合等は自動車の進行方向を充分
照射し得ない状態となる。つまり、カーブを曲がるコー
ナリングの際等において、実際に進もうとする進行方向
への充分な照射がなされず、危険の生ずる虞れがあった
そこで、このような問題を解決するために、近年、自動
車のハンドル操舵に連動させて前照灯の照射方向を可変
し、進行方向を照射するように構成したコーナリングラ
ンプシステムが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来より提案されているコーナリングラ
ンプシステムにおいては、前照灯の照射方向を正面方向
へ固定して、直進操舵時の照射方向可変位置としている
。しかし、自動車の振動や経年変化による摩耗等により
製品のライフに渡って照射方向を正面に向けて固定する
のは困難であり、殊に、これらの要因によりその照射方
向が車輌前面右側にシフトした場合には、対向車線を照
射することになり、対向車に眩惑を与える虞れがある。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明はこのような課題を解決するためになされたもの
で、灯光手段の照射方向を反対向車輛側の所定振れ角度
位置に向けて直進操舵時の照射方向可変位置とするよう
にしたものである。
〔作用〕
したがってこの発明によれば、直進走行時には、灯光手
段の照射方向が反対向車輛側の所定振れ角度位置に向け
られる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る車輛用コーナリングランプシステム
を詳細に説明する。第1図は、このコーナリングランプ
システムの基本原理を示す照射方向可変特性図である。
すなわち、同図において、縦軸はランプ(前照灯)振れ
角を、横軸は操舵角を示しており、零点を起点とする正
方向および負方向への操舵角の変化が右操舵および左操
舵を示し、零点を起点とする正方向および負方向へのラ
ンプ振れ角の変化が正面方向を起点とする車輌前面右お
よび左方向への前照灯の照射方向の変化を示している。
この特性図より分かるように、操舵角が零度の時、即ち
ハンドルが直進操舵位置にあるとき、前照灯の照射方向
を車輌前面左側の所定振れ角度位置に固定するものとな
し、この所定振れ角度位置を起点として、直進操舵位置
からの右操舵および左操舵に連動させてその照射方向を
右操舵および左操舵方向へリニアに可変させるようにす
る。つまり、直進走行時には、前照灯の照射方向が反対
向車輛側の所定振れ角度位置に向けられることになる。
なお、上記所定振れ角度位置は、自動車の振動、ランプ
の可動部のガタ、経年変化による摩耗等により決定され
るワーストケースの値より導き出されることは言うまで
もなく、発明者の調査では、この値を約3°とすればよ
いという結果を得ている。したがって、自動車の振動や
経年変化による摩耗等が生じその照射方向が車輌前面右
側にシフトしたとしても、直進走行時に対向車に舷窓を
与える虞れが生じないものとなる。
第2図は、上述の原理を適用してなるコーナリングラン
プシステムの一実施例を示すブロック構成図である。同
図において、5は回転位置検出センサ(操舵角センサ)
100(第3図)の送出するパルス状電気信号を人力と
し、ハンドル操舵に応じた処理信号(アップ信萼および
ダウン信号)を送出するUP/DOWN切替回路、6は
このIIP/DOWN切替回路5の送出する処理信号を
入力とするUP/DOWNカウンタである。
操舵角センサ100は、ハンドル操舵に連動して回転す
る回転円板lと、発光素子および受光素子を有してなる
フォトインクラブタ2〜4から構成されており、回転円
板1の外周縁面に等角度間隔(所定角度ピッチP)で同
一形状のスリット1aが開設されている。そして、この
スリットlaの通過位置にフォトインクラブタ2および
3が隣接して配置されおり、このフォトインクラブタ2
および3に、回転円板1の回転に伴うスリット1aの通
過によって、第4図(alおよび(b)に示すようなr
lJレベルおよび「0」レベルの交互する同一波形のパ
ルス状電気信号が発生するようになっている。すなわち
、今、第3図に示されるような操舵状態から、ハンドル
を時計方向へ回転(第3図において右回転)すると、N
点を中心とする正方向への電気信号が、反時計方向へ回
転すると、N点を中心とする負方向への電気信号が発生
するものとなっている。フォトインクラブタ2に発生す
る電気信号は、フォトインクラブタ3に発生する電気信
号よりも位相が90’進んでおり、設計上理想とする回
転円板1の原点位置(操舵中立位W)において、即ち第
4図に示すN点において、フォトインクラブタ2に発生
する電気信号が「l」レベルよりrOJレベルへ或いは
「0」レベルからrNレレベへと変化する立ち下がり或
いは立ち上がり時期にあり、フォトインクラブタ3に発
生する電気信号は「0」レベル状態にある。そして、こ
のフォトインタラプタ2および3の送出する電気信号が
UP/DOWN切替回路5に入力されるものとなってい
る。
一方、回転円板1の外周縁面の所定回転角度位置には、
独立して、原点ゾーンとしてのスリット1bが開設され
ており、このスリット1bの通過をフォトインクラブタ
4で検出するものとしている。すなわち、スリット1b
がフォトインクラブタ4に対向する回転位置をこの回転
円ti tの原点範囲としており、この原点範囲の角度
幅すなわちスリット1bの角度幅αを、ステアリングシ
ャフトとハンドルとのセレーションのずれ、ステアリン
グシャフトとステアリングセンサとの取付公差、ホイル
アライメントの調整不良等を考慮した組付誤差のワース
トケース以上に拡大して設定している。本実施例におい
ては、スリ71−1bの角度幅αを60°としており、
発明者の調査では上記組付誤差のワーストケースとして
54@という値を実験的に得ているので、スリット1b
の角度幅αを60°に設定すれば、車輌が直進走行を行
っているときには必ず、フォトインクラブタ4の送出す
る電気信号として「1」レベルの原点範囲検出信号(第
4図(C))を得ることができる。そして、この「1」
レベルの原点範囲検出信号が、第2図において、その端
子101を介して、アンドゲート14に入力されるもの
となっている。ここで、フォトインタラプタ4は、回転
円板1の設計上理想とする原点位置において、即ち第4
図に示すN点において、スリット1bの角度幅αの中央
に位置するものとなっている。また、本実施例にあって
は、スリット1bの角度幅αをスリットlaの角度ピッ
チPの3倍(3角度ピッチ)よりやや広めに設定してい
る。
一方、tlP/DOWN切替回路5は、人力されるパル
ス状電気信号を処理して、ハンドルの右操舵鼠および左
操舵量に応じた数のアップ信号およびダウン信号を送出
するようになっており、01’/DOWNカウンタ6は
、人力されるアンプ信号あるいはダウン信号の数だけそ
のカウント値をアップカウントあるいはダウンカウント
するものとなっている。
すなわち、回転円板1の設計上理想とする原点位置を基
準として、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント
値を基本的に−1と定めており、ハンドルの右操舵によ
りそのカウント値が、フォトインクラブタ2の出力の立
ち下がりエツジ毎に順次アップするものとなっている。
また、ハンドルの左操舵によりそのカウント値が、フォ
トインクラブタ2の出力の立ち上がりエツジ毎に順次ダ
ウンするものとなっている。すなわち、第4図において
、N点を起点としてハンドルを右方向へ回転させれば、
a点においてIIP/DOWNカウンタ6におけるカウ
ント値が+0へ、b点において+1へと順次アップする
ものとなり、N点から左方向へ回転させれば、C点にお
いてUP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が−
2へ、d点において−・3へと順次ダウンするものとな
る。そして、IIP/DOWNカウンタ6におけるカウ
ント値が、D/Aコンバータ7およびディジタルコンパ
レータ8〜10に人力されるものとなっており、D/A
コンバータ7を介してUP/DOWNカウンタ6におけ
るカウント値に応じた電圧値が、コンパレータ16の反
転入力端に設定されるものとなっている。コンパレータ
16の非反転入力端には、ノコギリ波発生器21を介し
て20 m5ecJ’9期の鋸波状基準電圧が設定され
るものとなっている。
コンパレータ8〜10には所定の比較基準値が各々設定
されており、ここでその比較基準値とup/DOWNカ
ウンタ6を介して入力されるカウント値とが比較される
ものとなっている。すなわち、コンパレータ8には、[
IP/DOWNカウンタ6におけるカウント値にし一ζ
±0が右1ビツト基準値として設定されており、コンパ
レータ1oには、tlP/[1OWNカウンタ6におけ
るカウント値にして−2が左1ビ・7ト基準値として設
定されている。コンパレータ9には、UP/DOWNカ
ウンタ6におけるカウント値にして−1が直進位置基準
値として設定されており、IJP/DOWN、l’Jウ
ンタ6を介して入力されるカウント値が−1のとき、コ
ンパレータ9における出力レベルが「1」となるものと
なっている。
また、tlP/DOWNカウンタ6を介して人力される
カウント値が+0のとき、コンパ1/−夕8における出
力レベルが「1」となり、叶/DOWNカウンタ6を介
して入力されるカウント値が−2のとき、コンパレータ
10における出力レベルが「1」となるものとなってい
る。そして、コンパレータ8〜10の送出する「1」レ
ベルの信号が、アンドゲート11〜13の一端に入力さ
れるものとなっており、アンドゲート11〜13の他端
には、アンドゲート14の出力が入力されるものとなっ
ている。アンドゲート14の一端には、前述した通り、
第3図に示したフォトインクラブタ4を介して原点範囲
検出信号が入力されるものとなっており、その他端には
基準クロック発生器15の送出するクロック信号が入力
されるものとなっている。
そして、アンドゲート11〜13の出力が、同進カウン
タ17〜19に入力されるようになっており、このカウ
ンタ17〜19のオーバフロー信号(CAI?RY信号
)が、3人力オアゲート20に入力されるものとなって
いる。そして、このオアゲート20の出力がUP/DO
WNカウンタ6にロード信号として入力されるものとな
っており、このオアゲート20を介するロード信号に基
づき、IJP/[1OWNカウンタ6におけるカウント
値が−1に設定されるものとなっている。なお、オアゲ
ート20の送出する「1」レベルの出力は、カウンタ1
7〜19へのリセット信号として入力されるものともな
っている。
一方、コンパレータ16の反転入力端にD/Aコンバー
タ7を介して設定される電圧値は、UP/DO朴カウン
タ6におけるカウント値が±Oのとき、ノコギリ波発生
器21を介してコンパレータ16の非反転入力端に設定
される鋸波状基準電圧の上下幅の中央に位置するものと
されており、従ってこのときコンパレータ16の出力端
より送出される制御信号は、50%デユーティ比の周期
的なパルス信号となる。そして、UP/DOWNカウン
タ6におけるカウント値がアップあるいはダウンするに
つれ、このアンプあるいはダウンしたカウント値に応じ
て、コンパレータ16の反転入力端への設定電圧値が、
D/Aコンバータ7において減少あるいは上昇するよう
になっている。すなわち、UP/DOWNカウンタ6に
おけるカウント値±0を起点としてハンドルを右回転あ
るいは左回転させた場合、コンパレータ16の出力端よ
り送出される制御信号のデユーティ比が50%を起点と
して増大あるいは減少するようになる。即ち、コンパレ
ータ16の出力端より周期的に送出される制御信号のパ
ルス幅が、操舵角に応じて可変するようになり、右操舵
することによって広く、左操舵することによって狭くな
る。そして、このコンパレータ16の出力端(制御信号
発生回路30の出力端子30C)より送出される制御信
号が、その入力端子40aを介してサーボモータ制御回
路40に入力されるようになっている。
サーボモータ制御回路40は、入力端子40aを介する
制御信号を入力となす位置ずれ検出回路41と、この位
置ずれ検出回路41の出力を人力となすモータ駆動時間
演算回路42及び回転方向判別回路43と、このモータ
駆動時間演算回路42及び回転方向判別回路43の出力
を入力となすANDゲート回路44と、このANDゲー
ト回路44の出力に応じて電動モータ46を駆動するモ
ータドライバ45と、この電動モータ46の回転角度位
置に応じてその出力電圧が可変するポテンショメータ4
7とにより構成されている。そして、このサーボモータ
制御回路40における電動モータ46の回転駆動力によ
って、車輌に備え付けられた前照灯50 (第5図)の
照射方向が可変するように構成されている。すなわち、
電動モータ46に図示矢印A方向への電流を供給するこ
とにより、該モータの出力軸(第6図に示す46a)が
時計方向へ回転し、クランクギア46b、ウオームギア
46cを駆動して、ランプ50a(第5図)の背面に回
動可能に設けられたサブリフレクタ50bを回転させ、
前照灯50の照射方向を運転席側よりみて右方向へ可変
するようになっている。
また、電動モータ46に図示矢印B方向への電流を供給
することにより、その出力軸46aが反時計方向へ回転
し、クランクギア46b、ウオームギア46cを駆動し
てサブリフレクタ50bを回転させ、前照灯50の照射
方向を運転席側よりみて左方向へ可変するようになって
いる。
尚、電動モータ46の出力軸46aにクランクギア46
b、ウオームギア46Cを機械的に結合して減速駆動機
構51が構成されており、この減速駆動機構51が前照
灯50の裏面側に内蔵され、この減速駆動機構51の回
転力をリンク52によって伝達して、サブリフレクタ5
Qbを右あるいは左へ振り動かす構成となっている。ま
た、電動モータ46の非駆動時にあっては、リンク52
に機械的に結合された「零」機構53によって、サブリ
フレクタ50bを強制的にその回転中心位置に戻し、前
照灯50の照射方向を車輌前方(正面方向)へ保持固定
するように構成されている。なお、減速駆動機構51に
付設してポテンショメータ47が取り付けられており、
このポテンショメータ47の下方位置に、上記位置ずれ
検出回路41、モータ駆動時間演算回路429回転方向
判別回路43.ANDゲート回路44及びモータドライ
バ45を形成したサーボモータ制御基板48が配置され
ている。
第7図は、サーボモータ制御回路40において、その位
置ずれ検出回路41.モータ駆動時間演算回路42及び
回転方向判別回路43の内部構成を具体的に示した回路
構成図である。すなわち、位置ずれ検出回路41は、N
ORゲート41a、41b、インバータ41c、41d
、負論理人力ANDゲート41e、41 f、NPN)
ランジスタQ1、コンパレータCp t、抵抗Rl及び
コンデンサCIにより構成されている。この位置ずれ検
出回路41において、そのコンパレータCPIの非反転
入力端及び反転入力端には、トランジスタQ1のコレク
タに接続された抵抗R1とコンデンサC1との接続点P
1の電位及びポテンショメータ47の出力電圧Vaが設
定されるようになっている。また、モータ駆動時間演算
回路42は、位置ずれ検出回路41の負論理入力A N
 Dゲート41e及び41fの出力を入力とするオアゲ
ート42a、このオアゲート42aの出力をそのベース
入力とするNPN I−ランジスタQ2、コンパレータ
CP2、抵抗R2〜R5及びコンデンサC2゜C3によ
り構成されている。このモータ駆動時間演算回路42に
おいて、そのコンパレータCP2の非反転入力端及び反
転入力端には、トランジスタQ2のコレクタに接続され
た抵抗R2とコンデンサC2との接続点の電位及び抵抗
R4と抵抗R5との分圧電圧vbが設定されるようにな
っている。また、回転方向判別回路43は、位置ずれ検
出回路41の負論理人力ANDゲート41e及び41f
の出力をその一端側への入力とするNORゲート43a
及び43bにより構成されており、このNORゲート4
3a及び43bの出力が、ANDゲート回路44の負論
理入力ANDゲート44a及び44bの一端側へ入力さ
れるようになっている。そして、この負論理人力AND
ゲート44a及び44bの他端側へ、モータ駆動時間演
算回路42におけるコンパレータCP2の出力が入力さ
れるようになっている。
次に、このように構成されたコーナリングランプシステ
ムの動作を説明する。すなわち、今、UP/DOWNカ
ウンタ6におけるカウント値が±Oであるとき、サブリ
フレクタ50bがその回転中心に位置し、前照灯50の
照射方向が正面を向いて固定されるものとする。このと
き、制御信号発生回路30の出力端子30cからは、サ
ーボモータ制御回路40への制御n信号として50%デ
ユーティ比の周期的なパルス信号が送出されている。こ
のような状態から、ハンドルを回転し、例えば右操舵を
開始すると、その右操舵量に応じてUP/DOWNカウ
ンタ6におけるカウント値がアンプし、そのアップした
カウント値に応じて、D/Aコンバータ7を介してコン
パレータ16の反転入力端に設定される電圧値が下降す
る。従って、コンパレータ16の出力端より送出される
パルス信号、即ち制御信号発生回路30の出力端子30
cを介してサーボモータ制御回路40に入力される制御
信号のデユーティ比が増大し、その制御信号のパルス幅
が右操舵量に応じて広がるようになる。
今、そのハンドルの右操舵により、サーボモータ制御回
路40に人力される制御信号のデユーティ比が増大し、
その制御信号のパルス幅が広がって、第8図fa)に示
すように、tlP/DOWNカウンタ6におけるカウン
ト値が±0であるときのパルス幅Wに対してWlなるパ
ルス幅となったとする。この制御信号は、サーボモータ
制御回路40における位置ずれ検出回路41に入力され
、この制御信号の立ち上がりエツジで(第8図(a)に
示すa点)、トランジスタQ1のベース電圧が「0」レ
ベルとなり(第8図(blに示すa点)、該トランジス
タQ1が非導通状態となる。このトランジスタQ1の非
導通によって、コンデンサC1が抵抗R1を介して充電
され始め、このコンデンサCIと抵抗R1との接続点P
Iの電位、即ちコンパレータCP1の非反転入力端への
設定電位が上昇し始める(第8図(C)に示すa点)。
一方、このとき、コンパレークCPIの反転入力端にポ
テンショメータ47を介して設定される電圧は(第8図
(C1に示す■a)、電動モータ46の現位装置の回転
角度に応じた値、即ちその時計及び反時計方向への回転
中心位置に応じた値(本実施例においては、2.5V)
である。従って、その非反転入力端に入力される接続点
P1の電位が、その反転入力端に設定される電圧Vaを
越えた時点で(第8図(C)におけるb点)、コンパレ
ータCPIの出力が「1」レベルとなる(第8図(d)
に示すb点)。而して、第8図(a)に示した制御信号
の立ち下がりエツジで、トランジスタQ1のベース電圧
がrNレベルに戻るとく第8図(b)のC点)、その非
反転入力端への設定電位が即座に接地電位に略等しくな
るので(第8図(C)のC点)、コンパレータCPIの
出力が「0」レベルとなる(第8図(d)に示すC点)
。すなわち、制御信号のパルス幅W1において、IIP
/DOWNカウンタ6におけるカウント値が±Oである
ときのパルス幅Wとの差により求まるパルス幅(ΔW−
W1−W)で、コンパレータCPIの出力レベルが「1
」となる。そして、このコンパレータCP1の出力が、
負論理入力ANDゲー)41eの出力(第8図(h))
に現れ、このΔWなるパルス幅の「1」レベルの信号が
、ハンドル操舵角に対応づけて決定される目標照射方向
と前照灯の実際の照射方向との位置ずれ量として、モー
タ駆動時間演算回路42及び回転方向判別回路43に入
力されるようになる。なお、第8図tel 、 (r)
 、 (g)及び(i)は、それぞれNORゲート41
b、インバータ41c。
インバータ41d及び負論理入力ANDゲート41fの
出力を示している。
モータ駆動時間演算回路42に人力される負論理入力A
NDゲート41eの出力は、ORゲート42aを通過し
、トランジスタQ2のベース入力となる(第8図(j)
)。これにより、トランジスタQ2がそのパルス幅ΔW
の間オンとなり、コンデンサC2の充電々荷の抵抗R2
を介する放電により、コンパレータCP、2の非反転入
力端への設定電圧が降下し始める(第8図(k)のb点
)。そして、この非反転入力端への設定電圧が、その反
転入力端に設定される抵抗R4と抵抗R5との分圧電圧
(第8図(k+に示すvb)より下回った時点で、コン
パレータCP2の出力が「0」レベルとなる(第8図(
β)のd点)。そして、第8図01のC点において、ト
ランジスタQ2がオフ状態に反転すると、コンデンサC
2が抵抗R3を介して充電されるようになり、コンパレ
ータCP2の非反転入力端への設定電圧が徐々に上昇す
るようになる。そして、この非反転入力端への設定電圧
が上昇してその反転入力端に設定された分圧電圧vbを
越えると(第8図(klOe点)、コンパレータCP2
の出力がNJレベルとなる(第8図(1)のe点)。
すなわち、ハンドル操舵角に対応づけて決定される目標
照射方向と実際の照射方向との位置ずれ量として検出し
たパルス幅ΔWに応じた時間での間、コンパレータCP
2の出力が「0」レベルとなり、このコンパレータCP
2の出力(位置ずれ演算信号)がANDゲート回路44
の負論理入力ANDゲート44a及び44bに入力され
るようになる。
尚、本実施例において、コンデンサC2と抵抗R3とに
よって定まる充電時定数は、コンデンサC2と抵抗R2
とによって定まる放電時定数よりも大きく設定されてお
り、この充電時定数及び放電時定数の設計値によって、
上記ΔWに応じた時間τ(位置ずれ演算時間)の値を調
整することができることは言うまでもない。
一方、回転方向判別回路43におけるNORゲート43
a及び43bの出力はく第8図((6)及び(n+)、
位置ずれ検出回路41の負論理入力ANDゲ) 4. 
l eの送出するΔWなるパルス幅の位置すれ検出信号
の立ら上がりエツジで、「0」及び「1」レベルヘ反転
するので、これよりτ1時間遅れて発生するコンパレー
タCP2の位置ずれ演算信号が、負論理入力ANDゲー
ト44a側をi11過して出力され(第8図(0))、
この負論理人力ANDゲート44aの送出する「1」レ
ベルの位置ずれ演算信号に基づき、モータドライバ45
の出力端子45a及び45bのレベルが、中間レベル位
置より「1」及び「0」となり (第8図(Q)及び(
r))、位置ずれ演算時間τの間、電動モータ46にA
方向への駆動電流を供給するようになる。すなわち、こ
の入方向への駆動電流の供給により、電動モータ46の
駆動軸46aが時計方向へ回転するようになり、この出
力軸46aの時計方向への回転に伴うサブリフレクタ5
0bの回転によって、前照灯50の照射方向が運転席側
よりみて右方向(ハンドル操舵方向)へ可変するように
なる(第9図参照)。前照灯50の照射方向が右方向へ
可変すると、電動モータ46の出力軸46aの回転角度
位置に応じて、ポテンショメータ47を介してコンパレ
ータCPIの非反転入力端へ設定される電圧Vaが上昇
し、制御信号発生回路30を介して送出される次の制御
信号に基づき求められる位置ずれ検出信号のパルス幅Δ
Wが挟まり、このΔWに応じた位置ずれ演算時間τが短
縮されるという動作が繰り返され、位置ずれ検出信号の
パルス幅ΔWが零となった時点で、目標照射方向と前照
灯50の実際の照射方向とが正確に合致するようになる
。位置ずれ演算時間τは、前照灯50の照射方向が目標
照射方向に近づくにつれて短くなり、これに伴い電動モ
ータ46に供給される駆動電流が制御信号の1周期中に
おいて遮断されるようになるが、即ち制御信号の1周期
毎にその位置ずれ演算時間τの間のみ駆動電流の供給が
断続的に行われるようになるが、駆動電流の遮断後にあ
ってはその慣性力によって電動モータ46の回転が継続
され、制御信号の周期が短いこともあって、あたかもリ
ニアにサブリフレクタ50bが回転しつつ、前照灯50
の照射方向が目標照射方向に合致するようになる。しか
も、前照灯50の照射方向が目標照射方向に近づくにつ
れ、その駆動電流の供給時間が短くなるので、その慣性
力を徐々に弱めて、実際の照射方向と目標照射方向との
合致点における電動モータ46のオーバランの発生を抑
止することができるようになる。
以上は、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値
が±0であるときを起点とする右掻舵の場合の動作につ
いて述べたが、±0を起点とする左操舵の場合にあって
は、UP/DOWNカウンタ32おけるカウント値がダ
ウンし、このダウンしたカウント値に応じてコンパレー
タ34の反転入力端に設定される電圧値が上昇するので
、サーボモータ制御回路40に入力される制御信号のデ
ユーティ比が減少するようになる。今、ハンドルの左操
舵により、制御信号のデユーティ比が減少し、その制御
信号のパルス幅が狭まって、第10図(alに示すよう
に、IIP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が
±Oであるときのパルス幅Wに対してw2なるパルス幅
となったとする。すなわち、この制御信号の立ち上がり
エツジでトランジスタQlが非導通状態となり、コンパ
レータCPIの非反転入力端への設定電位が上昇し始め
る(第10図fc)の31点)。そして、このコンパレ
ータCPIの非反転入ツノ端への設定電位が、その反転
入力端へ設定される電圧Vaを越えた時点で(第10図
(C1のc1点)、コンパレータCPIの出力が「1」
レベルとなると同時に(第10図(d)のc1点)、ト
ランジスタQ1のヘース電位が「1」レベルとなる(第
10図(b)の01点)。したがって、この時点でトラ
ンジスタQ1が導通状態となり、コンパレータCPIの
非反転入力端の設定電位が略接地電圧に等しくなるので
、該コンパレータCPIの出力が瞬時に「0」レベルへ
反転するようになる。−方、負論理入力ANDゲー)4
1fの出力は、第10図(alに示した制御信号の立ち
下がりエツジでrlJレベルとなり(第10図(ilの
b1点)、上記コンパレータCPIの「1」レベルの瞬
時出力によって「0」レベルとなる。すなわち、IIP
/DOWNカウンタ6におけるカウント値が±0のとき
の制御信号のパルス幅Wにおいて、左操舵時のパルス幅
W2との差により求まるパルス幅(ΔW”−W−W2)
 で、負論理人力ANDゲート41f(7)出力が「1
」レベルとなり、このΔW゛なるパルス幅の「1」レベ
ルの信号が、ハンドル操舵角に対応づけて決定される目
標照射方向と前照灯の実際の照射方向との位置ずれ量と
して、モータ駆動時間演算回路42及び回転方向判別回
路43に入力されるようになる。このΔW″なるパルス
幅の位置ずれ検出信号を受けて、モータ駆動時間演算回
路42は、このパルス幅ΔW°に応じた時間τ。
の位置すれ演算信号を生成する(第10図(1))。
一方、回転方向判別口43におけるNORゲート43a
及び43bの出力は(第10図(ml及び(n))、Δ
W゛なるパルス幅の位置ずれ検出信号の立ち上がりエツ
ジで、「1」及びrOJレベルへ反転するので、これよ
りτ、″時間遅れて発生する位置ずれ演算信号が、負論
理入力ANDゲート44b側を通過して出力され(第1
0図(1)l)、この負論理入力ANDゲート44bの
送出するrlJレベルの位置ずれ演算信号に基づき、モ
ータドライバ45の出力端子45a及び45bのレベル
が、中間レベル位置より「0」及び「1」となり(第1
0図(ql及び(r))、位置ずれ演算時間τ゛の間、
電動モータ46にB方向への駆動電流を供給するように
なる。すなわち、このB方向への駆動電流の供給により
、電動モータ46の駆動軸46aが反時計方向へ回転す
るようになり、この駆動軸46aの反時計方向への回転
に伴うサブリフレクタ50bの回転によって前照灯50
の照射方向が運転席側よりみて左方向(ハンドル操舵方
向)へ可変するようになる。前照灯50の照射方向が左
方向へ可変すると、電動モータ46の駆動軸46aの回
転角度位置に応じて、ポテンショメータ47を介してコ
ンパレータCPIの非反転入力端へ設定される電圧Va
が下降し、制?IIl信号発生回路30を介して送出さ
れる次の制御信号に基づき求められる位置ずれ検出信号
のパルス幅ΔW′が挟まり、このΔW゛に応した位置ず
れ演算時間τ″が短縮されるという動作が繰り返され、
位置ずれ検出信号のパルス幅ΔW゛が零となる時点で、
目標照射方向と前照灯50の実際の照射方向とが合致す
るようになる。
上述においては、UP/DOWNカウンタ6におけるカ
ウント値が±0であるときを起点とする右操舵及び左操
舵した場合の動作について説明したが、直進操舵位置に
おいては、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント
値が−1となるので、前照灯5゜の照射方向が車輌前面
左側の所定振れ角度位置に固定されるものとなり、この
所定振れ角度位置を起点とする右操舵および左操舵によ
り、前照灯50の照射方向が操舵角に追随してリニアに
可変するようになる。
また上述の動作は、自動車の直進走行時に、回転円板1
が真の直進操舵位置においてその設計上理想とする原点
位置に部位するものとしての基本的説明であったが、そ
の組付誤差により回転円板1が設計上理想とする原点位
置に対してずれていた場合等においては、UP/DOW
Nカウンタ6におけるカウント値の補正が以下のように
して速やかに行われ、支障なく前照灯50の照射方向を
ハンドル操舵に連動させて制御でき得るものとなる。
すなわち、回転円板1が設計上理想とする原点位置にあ
る場合には、第4図に示したZl(d)点から22(b
)点までの範囲をスリ・ノド1bにおける原点ゾーンと
したとき、この原点ゾーンを分割するC点からa点まで
の領域(以下、この領域を第1のサブゾーンと呼ぶ)内
で、直進走行中、UP/DOWNカウンタ6におけるカ
ウント値が−1を維持する時間が長くなる。しがし、そ
の組付誤差により回転円板1が設計上理想とする原点位
置に対してずれていた場合等にあっては、直進走行中、
tlP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が±0
あるいは−2を維持する期間が長くなるようになる。
すなわち、原点ゾーンを分割するa点から5点までの領
域(以下、この領域を第2のザブゾーンと呼ぶ)内ある
いはC点からd点までの領域(以下、この領域を第3の
サブゾーンと呼ぶ)内で、UP/DOWNカウンタ6に
おけるカランI・値が±0あるいは−2となる積算時間
が長くなるようになる。
第2のサブゾーン内でUP/DOWNカウンタ6におけ
るカウント値が+0となる積算時間が長くなると、カウ
ンタI7〜19のうちカウンタ17が一番早くオーバフ
ローして[IP/DOWNカウンタ6に対してロード信
号を送出するようになし、このロード信号に基づきこの
ときのUP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が
−1にセットされるようになる。すなわち、第2のサブ
ゾーンを原点位置と素早く判定して、tlP/DOWN
カウンタ6におけるカウント値の補正が行われ、直進操
舵位置において前照灯50の照射方向が車輛t¥f面左
側の所定振れ角度位置に確実に向けられるものとなる。
また、第3のサブゾーン内でUP/DOWNカウンタ6
におけるカウント値が−2となる積算時間が長くなると
、カウンタ■7〜19のうちカウンタ19が一番早くオ
ーバフローしてLIP/DOWNカウンタ6に対してロ
ード信号を送出するようになし、このロード信号に基づ
きこのときのtlP/DOWNカウンタ6におけるカウ
ント値が−1にセットされるようになる。すなわち、第
3のサブゾーンを原点位置と素早く判定して、LIP/
DOWNカウンタ6におけるカウント値の補正が行われ
、直進操舵位置において前照灯50の照射方向が車輌前
面左側の所定振れ角度位置に確実に向けられるものとな
る。
なお、本実施例においては、第1図に示した照射方向可
変特性図を基本原理として適用したコーナリングランプ
システムについて説明したが、第11図に示すような照
射方向可変特性図を基本原理として通用したコーナリン
グランプシステムとしてもよい。すなわち、直進操舵位
置を起点とする左右方向の所定操舵角以下の範囲内でそ
の照射方向可変動作を阻止すると共に、この照射方向可
変動作が阻止されている間は、その照射方向を車輌前面
左側の所定振れ角度位置に固定するような特性としても
よい。この照射方向可変特性を基本原理として適用した
コーナリングランプシステムの一実施例を第12図に示
す。
同図において、第2図と同一符号は同等構成要素を示し
その説明は省略する。このコーナリングランプシステム
において、そのコンパレータ8およびIOには右および
左lビット基卓値として+1および−1が設定されてお
り、コンパレータ9には直進位置基準値として+0が設
定されている。
また、UP/DOWN切替回路5の送出するアップ信号
およびダウン信号はアントゲ〜t−A N D lおよ
びA、 N D 2を介してUP/DOWNカウンタ6
に人力されるものとなっており、またtlP/DOWN
切替回路5の送出するアンプ信号およびダウン信号は、
第2のUP/DOWNカウンタ22へも人力されるもの
となっている。そして、このUP/DOWNカウンタ2
2におけるカウント値がコンパレータ8〜IO並びにデ
ィジタルコンパレータ23および24に人力されるもの
となっており、このコンパレータ23および24におけ
る比較出力がオアゲー1−OR1を介してANDIおよ
びAND2の他端に入力されるものとなっている。なお
、コンパレータ23にはUP/DOWNカウンタ22に
おけるカラントイ直にして+2が右動作開始点基準値と
して設定されており、コンパレータ24にはUP/DO
WNカウンタ22におけるカウント値にして−2が左動
作開始点基準値どして設定されている。そして、コンパ
レータ23においてその入力カウント値が+2以上とな
ることによりその比較出力が「1」レベルとなり、コン
パレータ24においてその入力カウント値が=2以下と
なることによりその比較出力が「1」レベルとなるもの
となっている。また、オアゲート20の送出するrlJ
レベルの信号が、UP/DOWNカウンタ6に対するロ
ード信号となる他一方、UP/DOWNカウンタ22に
対するリセント信号ともなっている。また、tlP/D
OWNカウンタ22におけるカウント値は、回転円板l
の設計上理想とする原点位置を基準として基本的に+0
と定められている。
このように構成されたコーナリングランプシステムにお
いては、IIP/DOWNカウンタ22におけるカウン
ト値が+2〜−2となる範囲内において、コンパレータ
23および24が「1」レベルの比較出力を送出しない
ので、IIP/DOWNカウンタ6に対してIJP/D
OWN切替回路5の送出するアップ信号およびダウン信
号が入力されない。すなわち、UP/DOWNカウンタ
22におけるカウント値が+2〜−2となる範囲内にお
いては、IIP/DOWNカウンタ6における初期のカ
ウント値(−1)により、前照灯50の照射方向が車輌
前面左側の所定振れ角度位置に固定され続けることにな
る。そして、IJP/DOWNカウンタ22におけるカ
ウント値が+2以上となると、カウンタ23の送出する
比較出力が「1」レベルとなり、LIP/1)OWNカ
ウンタ22に対するアップ信号およびダウン信号の人力
が可能となる。これにより、前照灯50の照射方向が、
上記所定振れ角度位置を起点とする右操舵方向において
可変されるものとなる。また、UP/lll0WNカウ
ンタ22におけるカウント値が一2以下となると、カウ
ンタ24の送出する比較出力が「14レベルとなり、L
IP/DOWNカウンタ22に対するアップ信号および
ダウン信号の人力が可能となる。これにより、前照灯5
0の照射方向が、上記所定振れ角度位置を起点とする左
操舵方向において可変されるものとなる。
なお、本実施例においては、直進操舵位置において前照
灯50の照射方向を車輛前面左側の所定振れ角度位置に
向けるものとしたが、右側通行の諸外国では車輌前面右
側の所定振れ角度位置に向けるように構成することは言
うまでもない。また、本実施例においては、上記所定振
れ角度を約3゜としたが、この値に限定されるものでな
いことも言うまでもない。また、上記実施例においては
、回転体の原点位置判定装置を具体的な回路でハート的
に構成したが、マイクロコンピュータ等を利用してソフ
ト的な技術によっ”ζ実現することも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による車輛用コーナリングラ
ンプシステムによると、灯光手段の照射方向を反対向車
輛側の所定振れ角度位置に向けて直進操時の照射方向可
変位置とするようにしたので、車輌の振動や経年変化に
よる摩耗等が生じその照射方向が対向車輌側にシフトし
たとしても、対向車に眩惑を与えないようにすることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車輛用コーナリングランプシステ
ムの基本原理を示す照射方向可変特性図、第2図この基
本原理を適用してなるコーナリングランプシステムの一
実施例を示すプロ、ツク構成図、第3図はこのシステム
に用いる操舵角センサを示す概略構成図、第4図はこの
操舵角センサの出力波形図、第5図はこのシステムに用
いてその照射方向を可変する前照灯の外観斜視図、第6
図はこのシステムにおける電動モータに連結構成された
減速駆動機構を示す外観斜視図、第7図は第2図に示し
たシステムにおいてそのサーボモータ制御回路の内部構
成を具体的に示した回路構成図、第8図はこのシステム
の右操舵に伴う動作を説明するタイムチャート、第9図
は第5図に示した前照灯の平面断面図、第10図はこの
システムの左操舵に伴う動作を説明するタイムチャート
、第11図はこのシステムにおいて他の基本原理を示す
照射方向可変特性図、第12図はこの基本原理を適用し
てなるコーナリングランプシステムの一実施例を示すブ
ロック構成図である。 5・・・IIP/DOWN切替回路、6・・・UP/D
OWNカウンタ、7・・・D/Aコンバータ、8〜10
・・・コンパレータ、15・・・基準クロック発生器、
16・・・コンパレータ、17〜19・・・カウンタ、
21・・・ノコギリ波発生器、30・・・制御信号発生
回路、40・・・サーボモータ制?ffff回路、41
・・・位置ずれ検出回路、42・・・モータ駆動時間演
算回路、43・・・回転方向判別回路、44・・・AN
Dゲート回路、45・・・モータドライバ、46・・・
電動モータ、47・・・ポテンショメータ、100・・
・操舵角センサ。 特許出願人  株式会社小糸製作所 代理人  山川政樹(ばか2名) 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハンドル操舵に連動して灯光手段の照射方向を可変する
    車輛用コーナリングランプシステムにおいて、前記灯光
    手段の照射方向を反対向車輛側の所定振れ角度位置に向
    けて直進操舵時の照射方向可変位置となす照射方向可変
    手段を具備してなる車輛用コーナリングランプシステム
JP63078533A 1988-03-31 1988-03-31 車両用コーナリングランプシステム Pending JPH01249541A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010208368A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Stanley Electric Co Ltd オートレベリング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010208368A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Stanley Electric Co Ltd オートレベリング装置

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