JPS6311214Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6311214Y2
JPS6311214Y2 JP9681380U JP9681380U JPS6311214Y2 JP S6311214 Y2 JPS6311214 Y2 JP S6311214Y2 JP 9681380 U JP9681380 U JP 9681380U JP 9681380 U JP9681380 U JP 9681380U JP S6311214 Y2 JPS6311214 Y2 JP S6311214Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal gutter
shaped
gutter
frame
packing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9681380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5720494U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9681380U priority Critical patent/JPS6311214Y2/ja
Publication of JPS5720494U publication Critical patent/JPS5720494U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6311214Y2 publication Critical patent/JPS6311214Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築物の結露防止構造に関し、さらに
詳しくは屋根或は壁を形成するパネルを支持する
枠部材又はサツシ枠部材等の結露防止構造に関す
る。
尚、結露とは屋根・壁・床等の表面又はそれら
の内部の温度が、その位置の湿り空気の露点以下
になつたときに空気中の水蒸気が液体となること
を云う。前者を表面結露、後者を内部結露と称
す。
以下、本考案をソーラールーフの防水板支持用
部材を兼ねた枠部材即ち樋部材について説明す
る。
第1図ないし第3図に示すように、建築物の傾
斜面上には棟に平行に母屋1を固着し、該母屋1
上にはこれと直角に垂木部材2を傾斜面の流れ方
向に並設する。本実施例の垂木部材2は山の字形
断面を有する垂木本体2Aとその下方にあつて該
垂木本体2Aとボルト結合した断熱用下方部材2
Bとからなり、断熱用下方部材2BをL形ブラケ
ツト3Cで母屋1に取付ける。上記の山の字形断
面の中央垂直辺21及び左右の両垂直辺22の頂
部に夫々C形チヤンネル21A及び22Aを形設
する。又三つの垂直辺21,22間に二つの溝部
即ちたて樋23を形成し、両垂直辺22には長手
方向に適宜間隔をあけて切欠き24を形設する。
25はC形チヤンネル22Aに取付けたパツキン
である。
上記のように並設した垂木部材2相互間には該
垂木部材2に直角状に枠即ちよこ樋3を配設し、
その両端部をパツキン31を介して上記の切欠き
24に嵌装する。パツキン31は切欠き24に載
置するのに適した形状を有すると共に該切欠き2
4の部分においてよこ樋3と垂木2間を水密状に
保つものである。尚、よこ樋3はU形のはチヤン
ネル形断面を有し、その両側垂直辺の上縁に沿つ
てC形の受け部32を形設する。よこ樋3の両端
は上記の切欠き24部を越して若干長さだけたて
樋23上に突出している。
上記の受け部32には、二つのパツキン33A
と該パツキン33A相互間をチヤンネル形断面の
薄肉の連結部33Bで接続したパツキン部材33
を取付ける。上記のパツキン部材33は枠即ちよ
こ樋部材3とほぼ同一長さを有し、熱伝導率の低
い例えば合成ゴム又は合成樹脂で作られる。第2
図にはパツキン部材33を一体形成したが、個々
のパツキン33Aを別部材の連結部33Bで接続
してもよい。よこ樋3とパツキン部材33を適宜
形状に形成して両者の間に略U形の空所34を構
成する。この空所の両端部を合成ゴム、合成樹脂
等からなる端部材35によつて密閉する。
上述のパツキン25及びパツキン部材のパツキ
ン33A上にパネル即ち防水板4を配設する。該
防水板4は断熱板41とそれを被覆した金属板4
2とを備える。金属板42の両側面部43及び斜
面方向の上下端面部44とは夫々垂木部材2のた
て樋23及びよこ樋3のパツキン部材33上に臨
んでいる。45は防水板4を垂木2に固定するた
めのL形金具である。
上記の防水板4上にパツキン46を介して間隔
47を有して太陽熱集熱器5を載置する。集熱器
5は透光板51、集熱板52、保温材53及びこ
れらを収容するケーシング54を備え、各集熱器
5間を連結管55で接続する。集熱器5を固定す
るには、垂木2のC形チヤンネル21Aに嵌装し
たボルト56を介したピース部材57によつて行
ない、ピース部材57にはカバー58を取付けて
カバー58の両側縁と透光板51間にコーキング
を施す。又L形金具59を垂木部材2に取付けて
集熱器5の位置を安定化する。尚60は水切り
板、61は補助よく樋である。
コーキング材等が経年変化して雨水の漏洩を起
すようになると、該雨水は補助よこ樋61を経て
たて樋23に、或は万一集熱器5を透過した雨水
は防水板4、パツキン部材33を経てたて樋23
に流下して室外に排出される。
本考案を太陽熱集熱器と屋根を兼ねた構造につ
いて説明したが、例えば壁、サツシ等のパネルを
支持する枠部材に使用することができる。
上述したようにパネル部の漏洩雨水は枠即ちよ
こ樋3を流れるが、枠だけで構成されていると寒
冷期には枠の上表面上の空気が室内側空気の露点
以下になつて、暖かい室内側空気に接触する枠の
下表面に所謂表面結露を生じ、結露水によつて屋
根裏及びその他の室内部分を汚染するのが普通で
ある。ところが本考案によれば、枠の上表面を熱
伝導率の低いパツキン部材33で覆うので枠3全
体が低温になることがなく、たとえ室内側が高温
であつても枠3の下表面に結露を生じない。
又本考案の実施態様項によれば、枠3とパツキ
ン部材33間に保温空気層からなる空所34が形
成されるので熱伝導率がさらに低下して大きな結
露防止効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は太陽熱集熱器を兼ねた屋根の構造を示
す平面図、第2図及び第3図は本考案の構造を示
す縦断面図及び横断面図である。 3……枠(よこ樋)、32……受け部、33…
…パツキン部材、33A……パツキン、33B…
…連結部、34……空所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルを支持する建築物用枠部材であつて、上
    記枠部材を断面が上方に開口したU形のチヤンネ
    ル形の長尺のよこ樋3と、該よこ樋とほぼ同一長
    さを有する低熱伝導率材料からなるパツキン部材
    33とで構成し、該よこ樋にはよこ樋の両側垂直
    辺の上縁に沿つて受け部32を形設し、上記のパ
    ツキン部材は夫々両受け部に嵌装されるべき2本
    のパツキン33Aと、該2本のパツキンを互に接
    続する断面が上方に開口したU形の連結部33B
    とを有し、よこ樋3とパツキン部材33を組合せ
    た時に両者間にU形の断熱空所34が構成される
    ことを特徴とする建築物用枠部材における結露防
    止構造。
JP9681380U 1980-07-11 1980-07-11 Expired JPS6311214Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9681380U JPS6311214Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9681380U JPS6311214Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5720494U JPS5720494U (ja) 1982-02-02
JPS6311214Y2 true JPS6311214Y2 (ja) 1988-04-01

Family

ID=29458628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9681380U Expired JPS6311214Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6311214Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5720494U (ja) 1982-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4244355A (en) Modular structurally integrated solar panel
US8671639B2 (en) Roof panel for roofing system and roof structure
JPS6311214Y2 (ja)
JPS634107Y2 (ja)
JPS6321650Y2 (ja)
JPS6340567Y2 (ja)
JP2715062B2 (ja) 太陽熱集熱屋根
JPS6236038Y2 (ja)
JP3231024B2 (ja) パッシブソーラーハウスの太陽熱集熱部
JPS6236041Y2 (ja)
JPS6027302Y2 (ja) 太陽熱集熱器つき屋根の集熱器間水密構造
JPH0127016Y2 (ja)
JPS6262221B2 (ja)
JPS596217Y2 (ja) 太陽熱集熱器の取付構造
JPH0351451Y2 (ja)
JPS6339305Y2 (ja)
JPS6344507Y2 (ja)
JPS608267Y2 (ja) 太陽熱利用集熱装置
JPS6243072Y2 (ja)
JPS63578B2 (ja)
JPS6236899Y2 (ja)
JPH019880Y2 (ja)
JPS6326680Y2 (ja)
JPS606506Y2 (ja) 集熱ユニツト屋根の連結構造
JPS6215388Y2 (ja)