JPS63110255A - 熱可塑性樹脂用有機金属系着色剤 - Google Patents

熱可塑性樹脂用有機金属系着色剤

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JPS63110255A
JPS63110255A JP62063054A JP6305487A JPS63110255A JP S63110255 A JPS63110255 A JP S63110255A JP 62063054 A JP62063054 A JP 62063054A JP 6305487 A JP6305487 A JP 6305487A JP S63110255 A JPS63110255 A JP S63110255A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、特定の熱可塑性樹脂用であり、かつ特定組成
の有機金属系着色剤に関する。
〈従来の技術〉 従来からスチレン−アクリロニトリル共重合体などのス
チレン系樹脂において、スチレンの一部または全量をα
−メチルスチレンに置換することにより、耐熱性に優れ
たα−メチルスチレン系共重合体が得られること、なら
びにそれらα−メチルスチレン系共重合体をABSグラ
フト重合体などの他樹脂に配合することにより耐熱性に
優れた樹脂組成物が得られることが知られており実用化
されている。又、それら樹脂(組成物)は通常無機系又
は有機系の着色剤によって着色されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 α−メチルスチレン系共重合体および該共重合体を含む
樹脂組成物においては、α−メチルスチレン含有量の増
大にともない耐熱性は向上するが加工性が低下するため
、成形温度を高める必要があるが、着色剤配合α−メチ
ルスチレン系共重合体および樹脂組成物は、しばしば高
温成形時に成形品衣面にシルバーストリーク(銀条痕)
(以下、シルバーと称する。)を発成形温度を下げると
加工性が悪くなり金型内で充填不足といった問題が生じ
る。
一般的には、樹脂中に含まれる揮発成分が多いほどシル
バー発生の著しいことが知られており、成形前の乾燥条
件の強化といった手段が講じられている。しかしながら
、シルバー発生の原因は、成形前の樹脂中に含まれる揮
発成分のみでなく、他の不明要因も存在するため、乾燥
条件を強化してもシルバー発生を皆無にするまでには至
っていないのが実情である。また、−般的な酸化防止剤
の添加によっても改善されない0 特に、有機金属系着色剤を配合してなるα−メチルスチ
レン系重合体ならびにそれら樹脂組成物においては、他
着色剤に比ベシルバーの発生が著しい。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、上述の問題点に鑑み鋭意研究した結果、
有機金属系着色剤に含有されている遊離金属がシルバー
発生の一因であることを見出し、本発明に到達したもの
である。
すなわち、本発明は、α−アルキル置換芳香族ビニル化
合物と他の共重合可能な化合物とからなるα−アルキル
置換芳香族系共重合体を5重量%以上含む熱可塑性樹脂
用着色剤であり、かつ遊離金属含有量が2000 pp
m以下であることを特徴とする熱可塑性樹脂用有機金属
系着色剤を提供するものであり、本発明の着色剤によっ
て熱安定性に優れ、シルバー発生を著しく抑制してなる
耐熱性の着色熱可塑性樹脂組成物を得ることができる。
以下、本発明の着色剤について詳細に説明する。
本発明の着色剤が用いられるα−アルキル置換芳香族系
共重合体を構成するα−アルキル置換芳香族ビニル化合
物とは、下記一般式に示される化合物である。
R,−C=C (R+:C1〜C3のアルキル基、R9:水素、ハロゲ
ンまたはC1〜C4のアルキル基)具体的にはα−メチ
ルスチレン、α−メチル−p−クロルスチレン、α−メ
チル−p−メチルスチレンなどが挙げられ、一種または
二種以上用いられる。耐熱性ならびに物性バランスの面
よりα−メチルスチレンが好ましい。
α−アルキル置換芳香族系共重合体を構成しうるα−ア
ルキル置換芳香族ビニル以外の化合物としては、芳香族
ビニル(α−アルキル置換芳香族ビニルを除く。)、シ
アン化ビニル、不飽和カルボン酸およびそのアルギルエ
ステル又は無水物、マレイミドおよびそのN−アルキル
又はN−アリール置換化合物、ゴム質重合体などが挙げ
られ、一種または二種以上用いることができる。
芳香族ビニル履α−アルキル置換芳香族ビニルを除く。
)としては、スチレン、p−メチルスチレン、核置換ハ
ロゲン化スチレンなトかアげられ、一種または二種以上
用いることができる。特にスチレンが好ましい。
シアン化ビニルとしては、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、マレオニトリル、フマロニトリルなどがあ
げられ、−aまたは二種以上用いることができる。特に
アクリロニトリルが好ましい。
不飽和カルボン酸およびそのアルキルエステル又は無水
物としては、アクリル酸、メタクリル酸、フマール酸、
イタコン酸、マレイン酸、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル、(メタ)アクリル酸ブチル、無水マレイン酸などが
あげられ、一種または二種以上用いることができる。特
にメタクリル酸メチル、無水マレイン酸が好ましい。
マレイミドおよびそのN−アルキル又HN−アリール置
換化合物としては、マレイミド、メチルマレイミド、エ
チルマレイミド、N−フェニルマレイミド、0−クロル
−N−フェニルマレイミドなどがあげられ一種又は二種
以上用いることかできる。特にN−7エニルマレイミド
が好ましい。
ゴム質重合体としては、ポリブタジェン、ブタジェン−
スチレン重合体、ブタジェン−アクリロニトリル重合体
、エチレン−プロピレン重合体、エチレン−プロピレン
−非共役ジエン重合体、ポリブチルアクリレート、エチ
レン−酢酸ビニル重合体、塩素化ポリエチレンなどがあ
げられ、一種または二種以上用いることができる。
α−アルキル置換芳香族系共重合体におけるα−アルキ
ル置換芳香族ビニルと細化合物との組成には特に制限は
ないが、耐熱性ならびに物性バランス面より、α−アル
キル置換芳香族ビニル5〜90重量%、低化合物95〜
10重食スチレン、アクリロニトリル、メチルメタクリ
レート、無水マレイン酸、メタクリル酸、N−フェニル
マレイミド、ポリブタジェンが好ましい0 さらに、α−アルキル置換芳香族系共重合体の具体例を
あげると以下のとおりである。
α−メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体、α−
メチルスチレン−メチルメタクリレート−(アクリロニ
トリル、スチレン)共重合体、α−メチルスチレン−無
水マレイン酸−(アクリロニトリル、スチレン)共重合
体、α−メチルスチレン−N−フェニルマレイミド−(
アクリロニトリル、スチレン)共重合体、α−メチルス
チレンーボリブタジエンー(アクリロニトリル、スチレ
ン)共重合体。
α−アルキル置換芳香族系共重合体の構造に関しては特
に制限はないが、シルバー、耐熱性、加工性等の面より
、30℃、ジメチルホルムアミド溶液における固有粘度
が0.3〜1.0であることが好ましい。
なお、α−アルキル置換芳香族系共重合体は、乳化重合
法、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重合法ならびにそれ
ら重合法の組合せなど公知の方法により得ることができ
る。
α−アルキル置換芳香族系共重合体と共に熱可塑性樹脂
(Alを構成しうる他樹脂としては、上述のゴム質重合
体の存在下、または非存在下において、同じく上述の芳
香族ビニル、シアン化ビニル、不飽和カルボン酸および
そのアルキルエステルまたは無水物、マレイミドおよび
そのN−アルキルまたはN−アリール置換化合物からな
る群より選択された一種以上を重合してなる樹脂、ポリ
カーボネート、ポリフェニレンオキサイド、ポリスルホ
ン、ポリエステル、ポリアミド、ポリアセタールなどの
公知の樹脂があげられ、一種または二種以上用いること
ができる。
最終組成物の物性バランス面より、他樹脂が芳香族ビニ
ルとシアン化ビニルおよび/またはビニルとシアン化ビ
ニルおよび/または不飽和カルボン酸アルキルエステル
からなるグラフト樹脂(Nにおけるα−アルキル置換芳
香族系共重合体が5重量%以上、特に5〜95重量%で
あることが好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂用有機金属系着色剤とは、構造式
中に金属元素を有する有機着色剤であり、かつ着色剤中
に含有されている遊離金属が2000 ppm以下の着
色剤である。
有機金属系着色剤としては、Cuを有するフタロシアニ
ン<++、B a、 Ca%N a、 S r、Mnま
たばFeを有するリソールレッド(11ン、Baまたは
Alを有するレーキレッド(!!11. B a%N 
i、Cu、Pb又はCaを有するブリリアントヵーミン
(ビグメントスカーレット) (iV)、Ca。
Ba、A1%S r、Pb、MgまたはFeを有するア
リザリンレーキ(V)、CaiたばMnを有するウオッ
チングレッド(パーマネントレッド)(■1)、Baま
たはFeを有するナフトールグリーン(■1り、Baを
有するアシッドグリーケレーキ(vrr:)などが挙げ
られ、1種または2種以上用いることができる。
特に、従来、熱安定性が悪くシルバーの発生が著るしか
った銅を有するフタロシアニン系顔料において、シルバ
ー抑制効果が著るしい。
また、遊離金属が2000 ppmを越すとシルバー抑
制効果が得られない。特にI Q OOppm以下の有
機金属系着色剤が好ましい。
遊離金属が2000 ppm以下である有機金属系着色
剤は、市販の着色剤、すなわち、多量(2000ppm
を超す。)の遊離金属を含有する有機金属系着色剤を硫
酸溶液中で熱処理することによって得ることができる。
なお、遊離金属含有量は、硫酸溶液等により得られた遊
離金属を溶出してなる液から原子吸光分析または比色法
により算出することができる。
本発明の着色剤の熱可塑性樹脂に対する配合量には何ら
制限はなく、本発明の有機金属系着色剤(B)を1徨ま
たは2種以上用いることにより希望する色(彩度、色相
、明度)に着色することができる。また、有機金属系着
色剤を大量に配合してなる組成物をカラーコンセントレ
ートとして作成し、その後未着色の熱可塑性樹脂と混合
して着色樹脂組成物を得ることもできる。
一般的には熱可塑性樹脂100重世部当り、有機金属系
着色剤0.01〜20重量部である。
なお、上述のとおりカラーコンセントレートとしての場
合は、有機金属系着色剤5〜100重量部である。
本発明の有機金属系着色剤の利用にあたっては、有機金
属系着色剤からもたらされる遊離金属が、熱可塑性樹脂
と有機金属系着色剤の合計重量に対し100 ppm以
下となるような配合比率で用いることが好ましい。特に
、遊離金属含有量が1000 ppm以下である有機金
属系着色剤を、熱可塑性樹脂と有機金属系着色剤の合計
当り、該着色剤からもたらされる遊離金属の含有量が5
0 ppm以下となるような比率で用いることが好まし
い。
本発明の有機金属系着色剤の利用方法、すなわち上述の
特定熱可塑性樹脂(AJとの混合、混練方法には何ら制
限はなく、バンバリーミキサ−1−軸押出機、二軸押出
機などの公知の混合・混練装置にて行うことができる。
なお、利用に際し、無機系着色剤、無金属有機系着色剤
、無機充填剤、酸化防止剤、可塑剤、帯電防止剤、紫外
線吸収剤、難燃剤、発泡剤、滑剤などの公知の添加剤を
配合することも可能である。
以下に実施例、比較例ならびに参考例により本発明の有
機金属系着色剤についてさらに詳述する。
実施例1〜4および比較例1〜2 遊離銅2850 ppm含有する市販の銅フタロシアニ
ンブルー(比較例1)を硫酸溶液中にて熱処理を行い、
熱処理条件の調整により遊離銅を53 ppm、(実施
例1)、470 ppm (実施例2)、g 30 p
pm (実施例3)、1850ppm(実施例4)およ
び2150 ppm (比較例2)含有する銅フタロシ
アニンブルーヲ得り。
実施例5〜7および比較例3〜4 遊離銅3130 ppm含有する市販の銅フタロシアニ
ングリーン(比較例3)を硫酸溶液中にて熱処理を行い
、熱処理条件の調整により遊離銅を1’ 70 ppm
 (実施例5)、850 ppm (実施例6)、17
30 ppm (実施例7)および2230 ppm 
(比較例4)を含有する銅フタロシアニングリーンを得
た。
一一一へ 参考例 一α−アルキル置換芳香族系共重合体の製造−窒素置換
した反応器に、表−1に示される単量体混合物(1)の
30重ft%を入れ、反応槽内を70℃に加熱し1時間
反応を行い、その後残りの単量体混合物(1)を3時間
に亘り連続添加し重合を継続した。
新たな重合熱の発生がなくなった後、1時間に亘り単量
体混合物(Illを連続添加し70℃にて重合を行った
重合完了後、塩析・乾燥処理し、α−アルキル置換芳香
族系共重合体(a−1〜a−3)を得た。
−ABSグラフト重合体− 窒素置換した反応器を用い、表−2に示される組成物を
65℃で6時間かけて重合しft。
得られた重合体ラテックス100重量部に酸化防止剤と
して4.41−ブチリデン−ビス−(6−t−ブチル−
3−メチルフェノール)0.5重量部及びジラウリル−
3,gg /−チオジプロピオネート0.3重量部を加
えて、塩化カルシウムで塩析し、乾燥処理した0 表−2(重量部) −As共重合体− ダイセル化学工業社製スチレン−アクリロニトリル共重
合体“セビアンN  J D ” (アクリロニトリル
含有数27重(it%、30℃、ジメチルホルムアミド
溶液での極限粘度0.62)−ポリカーボネート− 帝人化成社製ポリカーボネート“パンライトL−125
0″(ポリ−4,4′−ジオキシジフェニル−2,2−
プロパンカーボネート)−酸化防止剤− (1)  日本チバガイギー社製n−オクタデシル−3
−(4’−ヒドロキシ−a /  、 S /−ジー第
三級ブチルフェニル)プロピオネート〃イルガノックス
1076“ (11)  日本チバガイギー社製1,3.5−トリメ
チル−2,4,6−ドリスー(3,5−ジt−フチルー
4−ヒドロキシベンジル)ベンゼンI′イルガノックス
1330 0:1>  フェニルβ−ナフチルアミン−組成物ノに
1〜17− 上述のα−アルキル置換芳香族系共重合体(a −1〜
3 ) 70重t%とABSグラフト重合体30重fa
%とからなる熱可塑性樹脂(耐熱ABS樹脂)100重
量部と有機金属系着色剤(実施例1〜4および比較例1
〜2 )2.5または6重量部および酸化防止剤(1〜
m )を重量部ヲバンバリーミキサーにて一括混合した
後、押出機にて混練し、着色造粒した。〔組成物墓13
.15〜17のみ酸化防止剤を含む。〕得られたベレッ
トを110℃で4時間乾燥した後、以下の成形条件にて
90mmX 40 mmX 3−の試験片(第2シヨツ
トから第5シヨツトの4枚)を作成し、シルバー発生の
状態を肉眼で観察し、判定した。
一判定基準一 〇ニジルバー発生認められず △:わずかながらシルバー発生認められる×ニジルバー
発生 覆:著しいシルバー発生 一成形条件一 〇日精樹脂社製3.5オンス射出成形機FS−750樹
脂温度=280℃(設定温度270℃)、290℃(設
定温度280℃) 0滞留時間=3分間、10分間 0背  圧: 5 A9 / crA O射出速度=8/ 0スクリユ一回転: 100 rpm O金型温度=75℃ O成形サイクル=8秒(射出)−15秒(冷却)−5秒
(取出し) 各着色組成物の組成および評価結果を表−3に示す。
熱変形温度(/  ’ 、 264psi 、アニール
なし)、加工性(230℃、60kg/cm )および
1   # ノツチ付アイゾツト衝撃強度(/、23℃)を比較、両
組酸物に大差ないことが確認された。
−組成物A18〜23− 上述のα−アルキル置換芳香族系共重合体(a −1)
 40重量%、ABSグラフト重合体35重ffi%お
よびAs共共重合体2電なる熱可塑性樹脂(耐熱ABS
樹脂)100重量部と有機金属系着色剤(実施例1〜4
および比較例1〜2)5重量部をバンバリーミキサ−に
て−括混合した後、押出機にて混練し、着色造粒した。
組成物iK 1と同様の方法にて評価した組成物の組成
および評価結果を表−4に示す。
の加熱変形温度(  /  、264psi.アニール
なし)、加工性(230℃, 6o H/crti )
およびノツチ付アイゾツト衝−強度(/.23℃)を比
較、両組酸物に大差ないことが確認された。
−組成物屋24〜33− 上述のα−アルキル置換芳香族系共重合体(a−3)2
00重量部ABSグラフト重合重合体3置 からなる熱可塑性樹脂( ABS/Pc ) 1o 。
重量部と有機金属系着色剤(実施例5〜7および比較例
3〜4)1.5または6重量部をバンバリーミキサ−に
て−括混合した後、押出機にて混練し、着色造粒した。
組成物A1と同様の方法にて評価した。組成物の組成お
よび評価結果を表−5に示す。
l   # 熱変形温度(  /  、 264psi  、アニー
ルなし)、加工性(230℃, 6 0 kg/cm 
)およびノツチ付アイゾント衝2強度(/.23℃)を
比較、両組酸物に大差ないことが確認された。
−組成物ノに34〜36− 上述のα−アルキル置換芳香族系共重合体(a−3)7
0重ta%とABSグラフト重合体30重量%からなる
樹脂100重量部に対して酸化チタン0.3重量部、カ
ーボンブラック0,2重量部、弁柄0,3重量部、ペリ
レンレッド0.2重量部、有機金属系着色剤(比較例1
および実施例1〜2 ) 2.0重量部、加工助剤とし
てエチレンビスステアロアミド0.5重量部おヨヒステ
アリン酸カルシウム0.5重量部を添加して、押出機に
て混練造粒し、組成物人1と四■の方法にて評価した。
評価結果を表−6に示す。
熱変形温度(/  、 264 psi、アニールなし
)、加工it (230℃、60に9/c:肩)および
ノツチ付アイゾツト衝繋強度(/  、23℃)を比較
、両組酸物に大差ないことが確認された。
〈発明の効果〉 α−メチルスチレン系共重合体または該共重合体含有の
組成物において、従来の有機金属系着色剤が高温成形時
のシルバー発生を悪化させていたのに対し、本発明の着
色剤は、シルバー発生を抑制するといった有益なる効果
を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. α−アルキル置換芳香族ビニル化合物と他の共重合可能
    な化合物とからなるα−アルキル置換芳香族系共重合体
    を5重量%以上含む熱可塑性樹脂用着色剤であり、かつ
    遊離金属含有量が2000ppm以下であることを特徴
    とする熱可塑性樹脂用有機金属系着色剤。
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