JPS63107651A - 多層構造建造物に於ける床スラブの防音方法 - Google Patents

多層構造建造物に於ける床スラブの防音方法

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JPS63107651A
JPS63107651A JP25312086A JP25312086A JPS63107651A JP S63107651 A JPS63107651 A JP S63107651A JP 25312086 A JP25312086 A JP 25312086A JP 25312086 A JP25312086 A JP 25312086A JP S63107651 A JPS63107651 A JP S63107651A
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floor
floor slab
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slab
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JP25312086A
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金谷 昭男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は鉄筋コンクリート造、鉄骨造のマンション、
アパート、ホテル等の多層Wl造建造物に於ける防音方
法に係り、殊に走ったりして生ずる階上の動的荷重によ
って生ずる振動或いは音を階下にひびかせないようにす
る為の床スラブの防音方法に関する。
〔従来の技術〕
近時、マンション、ホテル、といった多層構造の集合住
宅の需要が増えている。
このような多層構造に於いては、上階の住人の足音等が
階下の天井に音又は振動として響くといった苦情も多く
なり防音、防振に関する改善が強く望まれていた。
即ち、鉄筋コンクリート造や鉄骨造、又は鉄骨鉄筋コン
クリート造による多層構造建造物に於いては構造上、上
階の床スラブが下階の天井の構成要素となっているから
階上の床面に作用する音や振動が階下に直接法わり易い
のである。特に重い物を床に落としたり、或いは階上の
住人が跳びはねるといった衝撃荷重、広くは、動的荷重
の場合にこの現象が著しい。
そこで、階下に直接、荷重、中でも動的荷重によって生
ずる音、振動を階下に作用させないように、床スラブ上
に緩衝材を敷設し、床面に於ける荷重、中でも動的荷重
を、いったん上記緩衝材等で受けて吸収又は減衰させる
ことにより、床スラブの階下へ伝わる振動を可及的に小
さくして、下階にひびかないようにし、又床スラブで発
生する音も同時に緩衝材に吸音材あるいは防音材の作用
をさせて小さく11階下に大きく伝わらないようにした
ものが従来広く用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した通り、従来の床スラブの防音方法は上階と下階
とが共有する床スラブに吸音材や防振材を配して、生ず
る振動あるいは音圧をいかに小さくして階下に伝播させ
るかを技術的思想としたものであり、それ故に、階下の
人の為の防音効果あるいは防振効果は一定の限界を来た
している。
その理由の第一は床スラブは板状の形状を成しており、
面外方向には変形もしくは振動し易い形状であるにもか
かわらず、尚、面外方向に床荷重を支えているという構
造を採用しているためであり、第二には従来より用いら
れている緩衝材の緩衝能力には限界があるためである。
従って水出願人の認識によれば、階下に於ける根本的な
防振。
防音効果が得られないものであった。あるいは望ましい
階下の為の防振、防音を可能にする為には、吸音、防音
、防振工事に相当のコストがかかるものであった。
従って、この発明の目的とするところは、荷重の性質に
かかわらず階下の防音効果を又は階下天井の防振効果を
よりよく確保できる床スラブの防音、防振方法を提供す
るにあり、もって多層構造集合住宅に於ける快適な生活
に寄与することにある。又、安い施工コスト及び容易な
施工法にて、階下の防振、防音を可能にするにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成する為に成されたものであり
、その要旨とする所は、多層構造建造物の床スラブの防
音方法に於いて、■従来上階と下階とで共有していた上
記床スラブ2の上に鉛直荷重に対して剛な部材である柱
、梁、壁、型梁のいずれか一種又はこれらの組合せによ
って支持される床上部材5を別殺し、■該床上部材5と
上記床スラブ2との間に、何ら接触することのない一定
の空間4を形成させて従来の床スラブ2(下階の天井の
構成要素)と上階の床を区別する為に、謂わゆる二重床
構造とし、ざらに■上階の床に於ける動的荷重等の荷重
によって生じた音圧を直接階下の天井(従来の床スラブ
)に伝えることなく上記空間4にて吸収させ、且つ動的
荷重等によって生じた振動エネルギーを柱、梁、壁、型
梁等を介して放出するといった技術的手段を有するもの
である。
〔作用〕
−L階に於いて床上部材5上に生じた荷重、中でも走っ
たりして生ずる動的荷重(衝撃荷重)によって生ずる振
動は床上部材5を支持する柱、梁、壁、型梁等に伝播さ
れる。このとき床上部材5と床スラブ2は何ら接触する
ことが無いから床上部材5から直接床スラブ2に振動が
ほとんど伝播されることはない、故に荷重の大小にかか
わらず床スラブが振動を受けることはなくなるから下階
に振動がひびかない。又、床上部材5に発生した音も上
記床上部材5と床スラブ2との間の空間4で遮音される
のでより減衰した態様で下階に伝わる。
〔実施例〕
以下、本発明の好適なる実施例を添付図面に基づき説明
する。
第1図に於いて、Ia、 lb、 Ic、 ldは柱、
2は従来の床スラブを示し、該床スラブ2は上記各社l
a、 lb、 lc、 ld間に架せられた梁3a、 
3b、 3c、 3dで支持されている。
以上は従来の多層構造建造物のスラブ構造の概略を示し
たもので、本発明は上記目的を達成する為、このような
多層構造の床スラブに於いて;上記床スラブ2の上にも
う1枚の床スラブを別設する。具体的には上記床スラブ
2に対して直接1間接を問わず同等接触することなく、
一定の空[■4のみを存して、上記この例では梁3a、
3b。
3c、3dのみに支持される床−上部材5を設ける。
従って本発明は、二重床スラブ構造を有するものとなる
さて、上記床上部材5は第2図に示すとおり梁3a〜3
dに直接横架させておく、即ち床上部材5は柱等のよう
に鉛直荷重に対して剛なる部材に支持させるのがよく、
上記梁の他、壁、特に耐力壁等は最適である。
ff5z図は他の例でこの耐力壁に上記床上部材5を支
持させるようにした状態を示し、床スラブ2と接するこ
とのないようにして耐力壁8a、6b。
Be、f3dに床上部材5を受ける為の長尺の床受部材
7をアンカーポルト8にて固定し、該床受部材7に床上
部材5を設置するようにしたものである。
床受部材7は床上部材5を安定して設置でき、しかも一
定の硬度を有するものであればよく、第4図の他の例に
示すように鋼材で形成したものを用いてもよい。
以下この実施例の動作を説明すると、上階の住人が床上
で飛び跳ねた場合、この衝撃荷重による振動は、第2図
で示す様に床上部材5が梁3a〜3dに支持されている
例の場合には床上部材5が、床スラブ2と何ら接触する
ことなく別設されているので、床スラブ2に伝わること
なく、梁3a〜3d、及び柱+a〜1dに伝わって、建
物の基礎中に放出され、又、第3、第4図に示す様に、
床上部材5が耐力壁8d〜6dに支持されている場合に
は、上記振動は床スラブ2に伝わることなく一担床受部
材7に伝わるが、該床受部材7は上記床スラブ2に直接
接触することのないように設けているから、上記床受部
材に伝わった振動は耐力壁6a〜6d、及び梁3a〜3
dを伝わってやはり建物の基礎中に放出される。
故に、上階の法面にに衝撃荷重が作用しても下階の天井
に上記荷重を原因とする振動が伝わらないので下階に大
きくひびかない。又、床上部材に於いて生じた音も、床
上部材5と下階の天井を構成する床スラブ2との間の空
間4で遮音されるので下階に伝播される音圧は減衰せし
められる。
〔発明の効果〕
以上のことから判るとおり、本発明は前述した従来の緩
衝材による床防音の思想を改め、従来の上階で生じた振
動エネルギー又は音圧をいかに階下に作用させないよう
にする為に、アパートやマンション等の鉄筋コンクリー
ト造、鉄骨造の多層構造建造物の床スラブの防音方法に
於いて、互いに無接触の二重床構造を得、而も上階の床
に於いて動的荷重等によって生じた振動、音圧を下階の
天井(従来の床スラブ)に伝播させずに柱、梁、壁、型
梁に逃がすようにしたから、■階下の防音、防振を確保
することができる。面も■特に難しい技術を要すること
なく、簡単に、加えて■小工数で実施できるものである
。等実用上程々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面第1図〜第4図は本発明の実施例図であり、第
1図は部分破断面を含む二重床構造を示した平断面図、
第2図〜第4図は床上部材の支持手段の例を各々示した
第1図に於けるA−A ′線断面図である。 尚、図中1a〜ld、、、柱、 269、床スラブ、   4.、、空間、506.床上
部材、  611.受部。 6a〜6b−−・耐力壁、 7拳・φ床受部材である。 ィλ図 Gd

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鉄筋コンクリート造、鉄骨造等による多層構造建造物の
    床スラブの防音方法に於いて、この床スラブ2上に、柱
    、梁、壁、壁梁のいずれか一種又はそれらの組合せによ
    り支持される床上部材5を設けて、該床上部材5と床ス
    ラブ2との間に床スラブ2と床上部材5が接触すること
    のない一定の空間4を形成させ、床上部材5に生じた動
    的荷重等の荷重より生ずる音圧エネルギーを、直接床ス
    ラブ2に伝播させずに、上記空間4にて吸収可能と成す
    と共に動的荷重等によって生ずる振動エネルギーを直接
    床スラブ2に伝播させずに柱、梁、壁梁等に伝え床スラ
    ブ階下の防音、防振を可能にしたことを特徴とする多層
    構造建造物に於ける床スラブの防音方法。
JP25312086A 1986-10-24 1986-10-24 多層構造建造物に於ける床スラブの防音方法 Pending JPS63107651A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0325141A (ja) * 1989-06-20 1991-02-01 Tokyu Constr Co Ltd 遮音床構法
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