JPS63107642A - 厚肉コンクリート体の配筋構造および配筋方法 - Google Patents
厚肉コンクリート体の配筋構造および配筋方法Info
- Publication number
- JPS63107642A JPS63107642A JP25045486A JP25045486A JPS63107642A JP S63107642 A JPS63107642 A JP S63107642A JP 25045486 A JP25045486 A JP 25045486A JP 25045486 A JP25045486 A JP 25045486A JP S63107642 A JPS63107642 A JP S63107642A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcement
- main
- reinforcements
- web
- thick concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 64
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は壁柱、あるいは梁の機能を備えた床版等の厚
肉コンクリート体の配筋構造に関する。
肉コンクリート体の配筋構造に関する。
近年、狭い敷地に建てた通称ペンシルビルと呼ばれる高
層建物が建てられている。これら建物は間口が狭いので
柱・梁からなるラーメン構造とすると空間の使い勝手上
、柱、梁がじゃまになり、また、設備的にも梁の貫通な
どで階高のアップをもたらす等の欠点があった。
層建物が建てられている。これら建物は間口が狭いので
柱・梁からなるラーメン構造とすると空間の使い勝手上
、柱、梁がじゃまになり、また、設備的にも梁の貫通な
どで階高のアップをもたらす等の欠点があった。
この発明は上記した建物等に用い好適である、柱あるい
は梁がない壁柱や床版等の厚肉コンクリート体にラーメ
ン構造としての機能を付与でき、かつ配筋の作業性がよ
い配筋構造を提案するにある。
は梁がない壁柱や床版等の厚肉コンクリート体にラーメ
ン構造としての機能を付与でき、かつ配筋の作業性がよ
い配筋構造を提案するにある。
この厚肉コンクリート体の配筋構造は、厚肉コンクリー
ト体の表裏両面側内層に配した並列をなす主筋間に、ウ
ェブ筋を表裏の主筋に交互に引掛は折曲し三角形ラチス
状をなし配してあることを特徴とする。
ト体の表裏両面側内層に配した並列をなす主筋間に、ウ
ェブ筋を表裏の主筋に交互に引掛は折曲し三角形ラチス
状をなし配してあることを特徴とする。
以下図示する実施例により説明する。
第１．２図は実施例の柱の機能をもった壁（以下壁柱と
いう）の配筋を示す。厚肉のコンクリート体からなる壁
柱１の表裏両面側に鉛直方向に並列して柱主筋２．２′
が配してあり、表裏の主筋２．２′間に多数のウェブ筋
３が交互に表裏の主筋２．２′に引掛は折曲し三角形ラ
チス状をなし、上下方向に所定の間隔を保ち、隣合う上
下のウェブ筋３．３間で折曲位置をずらせ、水平方向に
沿い配しである。そして、横筋４を表裏の主筋２．２゛
の外側に添付け、表裏側交互にウェブ筋３と重なる位置
にチドリに配し、ウェブ筋と横筋４を主筋２．２″に結
束固定し構成されている。
いう）の配筋を示す。厚肉のコンクリート体からなる壁
柱１の表裏両面側に鉛直方向に並列して柱主筋２．２′
が配してあり、表裏の主筋２．２′間に多数のウェブ筋
３が交互に表裏の主筋２．２′に引掛は折曲し三角形ラ
チス状をなし、上下方向に所定の間隔を保ち、隣合う上
下のウェブ筋３．３間で折曲位置をずらせ、水平方向に
沿い配しである。そして、横筋４を表裏の主筋２．２゛
の外側に添付け、表裏側交互にウェブ筋３と重なる位置
にチドリに配し、ウェブ筋と横筋４を主筋２．２″に結
束固定し構成されている。
この壁柱１の配筋の順序を第３図（ａ） 、 （ｂ）、
（ｃ） 、 （ｄ） 、 （ｅ）に示す。床５に柱主筋
の差し筋６を植設しくａ図）、この差し筋６にウェブ筋
３を表裏交互に引掛は折曲し、重ねた状態で配置する（
ｂ図）、柱主筋２を差し筋６にラップジヨイントあるい
はガス圧接して立ち上げ（０図）、ウェブ筋３を上から
順に所定間隔を保ち配筋し、主筋２に結束する（ｄ図）
。横筋４を表裏主筋に交互に添付は配筋し結束して配筋
作業は完了する（８図）。
（ｃ） 、 （ｄ） 、 （ｅ）に示す。床５に柱主筋
の差し筋６を植設しくａ図）、この差し筋６にウェブ筋
３を表裏交互に引掛は折曲し、重ねた状態で配置する（
ｂ図）、柱主筋２を差し筋６にラップジヨイントあるい
はガス圧接して立ち上げ（０図）、ウェブ筋３を上から
順に所定間隔を保ち配筋し、主筋２に結束する（ｄ図）
。横筋４を表裏主筋に交互に添付は配筋し結束して配筋
作業は完了する（８図）。
第４図は実施例の梁の機能をもった床版（以下スラブビ
ームという）の配筋を示す。厚肉のコンクリート体から
なるスラブビーム７の上下両面側に水平方向に並列して
梁主筋８．８°が配してあり、この上下の主筋８．８゛
間に多数のウェブ筋３が交互に上下の主筋８．８゛に引
掛は折曲し、三角形ラチス状をなし、隣合うウェブ筋３
．３間に所定の間隔を保ち、かつ相互に折曲点をずらせ
、主筋８．８゛に直交する方向に沿い配しである。そし
て、上下の配力筋９．９゛を上下の主筋８．８”の外側
に添付け、主筋と直交しウェブ筋３と重なる位置に配し
、ウェブ筋３と配力筋９．９゛とを主筋８．８′に結束
固定し構成されている。
ームという）の配筋を示す。厚肉のコンクリート体から
なるスラブビーム７の上下両面側に水平方向に並列して
梁主筋８．８°が配してあり、この上下の主筋８．８゛
間に多数のウェブ筋３が交互に上下の主筋８．８゛に引
掛は折曲し、三角形ラチス状をなし、隣合うウェブ筋３
．３間に所定の間隔を保ち、かつ相互に折曲点をずらせ
、主筋８．８゛に直交する方向に沿い配しである。そし
て、上下の配力筋９．９゛を上下の主筋８．８”の外側
に添付け、主筋と直交しウェブ筋３と重なる位置に配し
、ウェブ筋３と配力筋９．９゛とを主筋８．８′に結束
固定し構成されている。
このスラブビーム７の配筋の順序を第５図（ａ） 、
（ｂ） 、 （ｃ） 、 （ｄ） 、 （ｅ）に順に示
す。配力筋９゛を２００ 龍間隔で並列をなし配筋しく
ａ図）、その上に直交する方向に２本−組をなす上下梁
主筋８．８”を４００龍間隔で並列に配筋する（ｂ図）
。２００鶴ピツチで折曲し山谷を繰返す三角形ラチス状
をしたウェブ筋３を、配力筋９”上に重ね一組の主筋８
．８゛が山部の中央１こ位置するよう配置し、谷部にお
いて配力筋９゛に結束する（０図）。続いて山部の中央
にある２本−組の主筋８．８°の上主筋８をウェブ筋３
の山部に移し結束する。同時にウェブ筋３の谷部に新に
一組の上下梁主筋８．８°を配置する（ｄ図）。次にウ
ェブ筋３の山部において結束した上主筋８の上のウェブ
筋３と重なる位置に配力筋９を配し、ウェブ筋３の谷部
に配した一組の梁主筋８．８゛の上主筋８を隣接するウ
ェブ筋３の山部に移し、ウェブ筋３と共に配力筋９に結
束し、配筋は完了する（８図）。
（ｂ） 、 （ｃ） 、 （ｄ） 、 （ｅ）に順に示
す。配力筋９゛を２００ 龍間隔で並列をなし配筋しく
ａ図）、その上に直交する方向に２本−組をなす上下梁
主筋８．８”を４００龍間隔で並列に配筋する（ｂ図）
。２００鶴ピツチで折曲し山谷を繰返す三角形ラチス状
をしたウェブ筋３を、配力筋９”上に重ね一組の主筋８
．８゛が山部の中央１こ位置するよう配置し、谷部にお
いて配力筋９゛に結束する（０図）。続いて山部の中央
にある２本−組の主筋８．８°の上主筋８をウェブ筋３
の山部に移し結束する。同時にウェブ筋３の谷部に新に
一組の上下梁主筋８．８°を配置する（ｄ図）。次にウ
ェブ筋３の山部において結束した上主筋８の上のウェブ
筋３と重なる位置に配力筋９を配し、ウェブ筋３の谷部
に配した一組の梁主筋８．８゛の上主筋８を隣接するウ
ェブ筋３の山部に移し、ウェブ筋３と共に配力筋９に結
束し、配筋は完了する（８図）。
この発明は以上の構成からなる。この配筋構造は厚肉の
コンクリート体の表裏両面側の主筋をウェブ筋でラチス
状に連結することにより、主筋のみの場合あるいは表裏
の主筋をフープ筋、スターラップ筋で連結した場合に比
べ、剪断応力に対する耐力を著しく大となし、主筋の補
強効果と相俟って高い剛性を壁柱あるいはスラブビーム
等の厚内コンクリート体に付与できる。
コンクリート体の表裏両面側の主筋をウェブ筋でラチス
状に連結することにより、主筋のみの場合あるいは表裏
の主筋をフープ筋、スターラップ筋で連結した場合に比
べ、剪断応力に対する耐力を著しく大となし、主筋の補
強効果と相俟って高い剛性を壁柱あるいはスラブビーム
等の厚内コンクリート体に付与できる。
また、従来の壁の主筋を横鉄筋と兼用のフープ筋で連結
する配筋は鉄筋のダブリが多（無駄があったが、この配
筋では鉄筋の無駄がなく、作業性も優れている。
する配筋は鉄筋のダブリが多（無駄があったが、この配
筋では鉄筋の無駄がなく、作業性も優れている。
この発明は以上の通りであり、この配筋構造は、壁柱あ
るいはスラブビーム等の厚肉コンクリート体に高い強度
と剛性を付与でき、配筋の施工性も優れている。
るいはスラブビーム等の厚肉コンクリート体に高い強度
と剛性を付与でき、配筋の施工性も優れている。
第１．２図は実施例の壁柱の横断面図およびＡ−Ａ断面
図、第３図（ａ） 、 （ｂ） 、 （ｃ） 、 （ｄ
） 、 （ｅ）は壁板の配筋順序を順に示す模式図、第
４図は実施例のスラブビームの縦断面図、第５図（ａ）
、 （ｂ）、（ｃ） 、 （ｄ） 、 （ｅ）はスラ
ブビームの配筋順序を順に示す模式図である。 １・・・壁柱、２．２′・・・柱主筋、３・・・ウェブ
筋、４・・・横筋、５・・・床、６・・・差し筋、７・
・・スラブビーム、８．８゛・・・梁主筋、９．９゛・
・・配力筋。 第２図 第３図 （ＣＩ） （ｂ） （ｃ） （ｄ） （ｅ）
第５図 （ａ） 第４図
図、第３図（ａ） 、 （ｂ） 、 （ｃ） 、 （ｄ
） 、 （ｅ）は壁板の配筋順序を順に示す模式図、第
４図は実施例のスラブビームの縦断面図、第５図（ａ）
、 （ｂ）、（ｃ） 、 （ｄ） 、 （ｅ）はスラ
ブビームの配筋順序を順に示す模式図である。 １・・・壁柱、２．２′・・・柱主筋、３・・・ウェブ
筋、４・・・横筋、５・・・床、６・・・差し筋、７・
・・スラブビーム、８．８゛・・・梁主筋、９．９゛・
・・配力筋。 第２図 第３図 （ＣＩ） （ｂ） （ｃ） （ｄ） （ｅ）
第５図 （ａ） 第４図
Claims (1)
- （１）厚肉コンクリート体の表裏両面側内層に配した並
列をなす主筋間に、ウェブ筋を表裏の主筋に交互に引掛
け折曲し三角形ラチス状をなし配してあることを特徴と
する厚肉コンクリート体の配筋構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61250454A JPH07103639B2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 厚肉コンクリート体の配筋構造および配筋方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61250454A JPH07103639B2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 厚肉コンクリート体の配筋構造および配筋方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63107642A true JPS63107642A (ja) | 1988-05-12 |
| JPH07103639B2 JPH07103639B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=17208116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61250454A Expired - Fee Related JPH07103639B2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 厚肉コンクリート体の配筋構造および配筋方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07103639B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04118444A (ja) * | 1989-05-22 | 1992-04-20 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 軽量気泡コンクリートパネル及びその取付け方法 |
| JP2013221355A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Taisei Corp | 補強部材の配筋方法 |
| CN104164927A (zh) * | 2013-05-17 | 2014-11-26 | 戴云发 | 钢筋混凝土墙版的钢筋结构及其工法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50141421U (ja) * | 1974-05-08 | 1975-11-21 | ||
| JPS56119061A (en) * | 1980-02-25 | 1981-09-18 | Masao Shirai | Structure for building |
-
1986
- 1986-10-21 JP JP61250454A patent/JPH07103639B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50141421U (ja) * | 1974-05-08 | 1975-11-21 | ||
| JPS56119061A (en) * | 1980-02-25 | 1981-09-18 | Masao Shirai | Structure for building |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04118444A (ja) * | 1989-05-22 | 1992-04-20 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 軽量気泡コンクリートパネル及びその取付け方法 |
| JP2013221355A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Taisei Corp | 補強部材の配筋方法 |
| CN104164927A (zh) * | 2013-05-17 | 2014-11-26 | 戴云发 | 钢筋混凝土墙版的钢筋结构及其工法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07103639B2 (ja) | 1995-11-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS63107642A (ja) | 厚肉コンクリート体の配筋構造および配筋方法 | |
| JP4429981B2 (ja) | フラットプレートのせん断補強構造 | |
| JPH0728269Y2 (ja) | プレキヤスト梁 | |
| JP2786965B2 (ja) | 鉄筋コンクリート壁用プレキャストコンクリート板 | |
| JPH0336347A (ja) | 床構造材 | |
| CN216340462U (zh) | 一种防渗水的稳定型建筑 | |
| CN215484104U (zh) | 一种用于钢筋混凝土板结构的杠杆式支撑装置 | |
| JPS6198849A (ja) | トラス状鉄筋籠とこれを使用する柱、梁の施工法 | |
| JP3199501B2 (ja) | コンクリート構築物に使用する鉄筋金網の配筋方法 | |
| KR101268802B1 (ko) | 철근콘크리트구조의 전단보강 입체그리드 | |
| KR102175474B1 (ko) | 철근 조립체 | |
| JPH05148931A (ja) | 床 板 | |
| JP2000096771A (ja) | 床用配筋施工方法 | |
| JP3216537U (ja) | 配筋構造およびベタ基礎構造 | |
| DE2060128A1 (de) | Verfahren zur Herstellung auch vorgefertigter Trag- und Isolierdecken | |
| KR100560255B1 (ko) | 철근이 부착된 슬래브 데크패널 | |
| JP3751726B2 (ja) | プレキャストコンクリート板、コンクリートスラブおよび構築物 | |
| CN206128446U (zh) | 矩型框架柱竖向桁架箍筋抗震钢筋笼 | |
| JP2582190Y2 (ja) | 総基礎のプレ配筋 | |
| JPH037447Y2 (ja) | ||
| JPH0355682Y2 (ja) | ||
| JPS5854130A (ja) | 法枠の施工法 | |
| JPS60168871A (ja) | アンボンドｐｃ鋼材を用いたフラツトスラブの配筋方法 | |
| JPS6124498B2 (ja) | ||
| JPH0437133Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |