JPS631075B2 - - Google Patents

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JPS631075B2
JPS631075B2 JP6168480A JP6168480A JPS631075B2 JP S631075 B2 JPS631075 B2 JP S631075B2 JP 6168480 A JP6168480 A JP 6168480A JP 6168480 A JP6168480 A JP 6168480A JP S631075 B2 JPS631075 B2 JP S631075B2
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JP
Japan
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front frame
auxiliary
pachinko machine
frame
game
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JP6168480A
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Kichihei Niiyama
Koji Ito
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Sophia Co Ltd
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Sophia Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、通常の遊技部を備えた前面枠の他に
補助前面枠を備えたパチンコ機に関するもので、
パチンコ機の付帯機能装置を補助前面枠に移し、
または新たに設けることによつて各パチンコ機の
機能を増すとともに遊技部の大型化を図り、同時
にパチンコ機枠の大きさ、特に横幅を拡大して遊
技者の体格の向上に対処したことを特徴としてい
る。
パチンコ機には、従来からゲーム興趣を高める
目的でその中央に各種の特別入賞装置やゲーム装
置が設けられている。しかしてこれらの装置は
年々大型化する傾向があり、このため相対的に遊
技部の残りスペースが狭くなつて障害釘の配列に
自由度がなくなり、その結果打球の流下コースが
一定化してパチンコ遊技本来の面白さが阻害され
ることになる。
また日本人の体格向上は周知のように目覚し
く、現在のパチンコ機の幅は特に若年層にとつて
狭苦しい感じを与える程になつている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、パチンコ機枠の前面に、遊技部を備えた前
面枠と補助前面枠とを設けて実質的にパチンコ機
枠の横幅を拡大し、補助前面には遊技部に関連す
る各種ゲーム装置、玉貸装置、精算装置等の付帯
機能装置を設けたことを特徴としている。
以下、図示実施例について本発明を説明する。
第1図、第2図において、1は前面枠、2は補助
前面枠を示し、両前面枠1,2はパチンコ機枠3
の前面に並べて設けられている。機枠3の横幅、
つまり前面枠1と補助前面枠2との合計横幅lは
少なくとも補助前面枠2の分だけ従来のパチンコ
機より拡大するものであるが、さらにこの横幅l
は従来のパチンコ機のそれに比して、約1.5倍と
することが好ましい。これはパチンコホール設備
の改造を事実上不要とするためである。つまり従
来のパチンコ機はパチンコ機列に適宜間隔をおい
て設けた縦材間に三台宛設置しているが、機枠の
幅を従来の横幅より1.5倍にすれば、縦材の位置
を変更することなく縦材間に二台宛設置できるわ
けである。具体的数値を挙げると、従来のパチン
コ機の横幅は518mmであるから、上記横幅lを777
mm前後、例えば750〜800mmとすればよい。また横
幅lをこのように設定すると、機枠3の高さh
(810mm)とlとの比が1:1に近づき、図に明ら
かなように機枠3の正面形状が正方形に近くな
る。
前面枠1の横幅l1は、補助前面枠2の横幅l2
如何によつて当然変化するが、図示例の場合従来
のパチンコ機の横幅の約1.3倍に設定している。
したがつて前面枠1に設けた遊技部4の大きさも
これに伴つて横に長くなり、障害釘や入賞口の配
置パターンに自由度が得られる。
前面枠1と補助前面枠2は、それぞれの外側の
上蝶番5と下蝶番6により、機枠3の側枠7,7
に開閉自在に枢着したものである。前面枠1側を
例にとつて第3図につきこの枢着構造を説明する
と、まず上蝶番5は機枠3の上コーナ金具8に筒
状のカール部9を曲折形成し、前面枠1の上コー
ナー金具10にカール部9に上方から挿入可能な
軸ピン11を突設したものである。他方下蝶番6
は、機枠3の下コーナー金具12に軸ピン13を
立設し、前面枠1の下コーナ金具14に軸ピン1
3を下から受け入れる軸孔15を穿設したもので
ある。したがつて前面枠1は上下の蝶番5,6を
支点にして開閉可能であり、かつ前面枠1は上方
に持ち上げると、軸ピン11,13がそれぞれカ
ール部9、軸孔15から外れるので機枠3から取
り外すことができるし、機枠3の表面にあてがつ
て上から落すと軸ピン11がカール部9に、軸孔
15が軸ピン13に入るので回動可能に支持され
る。
前面枠1の遊技部4の構成および賞球排出構造
は、機能上従来装置と異なるところはない。遊技
部4は発射装置28からの打球を案内するガイド
レール16に囲まれて構成され、複数の変動入賞
口17および入賞口18が適宜配置されている。
上記入賞口に入つた入賞球は前面枠1裏面の集合
樋19に集められ、集合樋19の出口部に設けた
セーフ玉パルス発生器20が一入賞球毎に入賞信
号を発する。この入賞信号は賞球排出装置21に
与えられ、これが上タンク22内の賞球を所定数
(例えば15個)宛、賞球誘導樋23、賞球排出樋
24を介して前面枠1表面の供給皿25に排出す
る。26は賞球排出樋24と前面枠1表面下方の
受皿27とを結ぶ接続樋で、供給皿25に球が充
満したり排出樋24から多量の球が流下すると受
皿27に排出される。
他方補助前面枠2には、玉貸装置30の硬貨投
入口32、および玉貸装置30に連動するルーレ
ツトゲーム盤31が設けられている。玉貸装置3
0は機枠3内に固定されており、硬貨投入口32
から投入した硬貨の適否を硬貨セレクタ33が判
別し、非適性硬貨を硬貨返却口34に戻すととも
に適性硬貨を補助前面枠2の硬貨検出器35に送
るようにしたもので、硬貨検出器35は制御装置
36を介し玉流下装置37を作動させて硬貨に対
応する数の遊技球を貸出する。玉流下装置37お
よびこれに球を供給する補給樋38、補給シユー
ト39、補給装置40および垂下樋41は、すべ
てパチンコ機枠3内または機列側に固定的に設け
られている。また貸玉樋42も同様に固定されて
いるが、貸玉樋42の出口部43は前面枠1裏面
の排出樋24に開口させた接続口44に連通可能
であり、したがつて貸玉は直接供給皿25に排出
される。なお硬貨検出器35から落下した硬貨は
パチンコ機列毎に設けた硬貨搬送コンベア45に
よりキヤシユボツクス46に集められる。
ルーレツトゲーム盤31は、硬貨検出器35ま
たは玉流下装置37の作動信号により可能となる
もので、環状に配置した点滅器47の点滅移動を
ストツプスイツチ48を押すことによつて止める
と、その時点灯した点滅器47に表示された数だ
け変動入賞口17が開く。変動入賞口17は周知
のように例えば変換装置49の図示しないソレノ
イドを瞬間的に駆動することによつて開くもの
で、かくして玉貸を条件とするサービス機能が発
揮される。
尚、上記実施例では硬貨の投入によつて作動す
る玉貸装置30を説明してあるが、該玉貸装置3
0を紙幣、或いはボールなどの価値物体の投入に
より作動するように変更することも容易に可能で
ある。また、予め所定の価値を記憶させた磁気カ
ードなどを投入し、該カードの記憶内容を読み取
つて一定の価値を減算すると共に遊技球を貸出す
ようにすることもできる。
第4図、第5図は、前面枠1および補助前面枠
2の鎖錠機構を示す。機枠3内の横幅の途中には
縦方向の仕切板50を有し、その前端面に前面枠
1と補助前面枠2の自由側端部がそれぞれ衝合さ
れる。この仕切板50は、機枠3内を遊技部4に
関連した装置を収納する室51と、付帯機能装置
の収納室52とに区画し、同時に機枠3を補強す
る機能をもつもので、その前端面上下にはそれぞ
れ永久磁石53,54が埋め込まれている。他
方、補助前面枠2の自由側裏面にはこの永久磁石
53,54に吸着される止金具55が上下に固定
されている。止金具55には補助前面枠2の自由
側縁から前面枠1側に延出する突出部56を有
し、その突出部56は前面枠1の自由側裏面と永
久磁石53,54との間に挾着される。
また仕切板50の室51に向く側面上下には前
面枠1の鎖錠装置57と係合する受金具58,5
9が取付けられている。鎖錠装置57は前面枠1
の内側にシリンダ錠60を取り付け、このシリン
ダ錠60にキー61によつて回動される回動盤6
2を連設するとともに、回動盤62の両面偏心位
置にそれぞれ駆動ピン63,64を突設したもの
で、キー61を矢印A方向に回動すると駆動ピン
63により前面枠鎖錠装置65が作動して前面枠
1の開放を可能とし、矢印B方向に回動すると駆
動ピン64がガラス枠閉止機構66を作動させて
ガラス枠67を開放する。すなわち前面枠1の自
由側裏面には、縦長のガイドベース板68が取付
けられ、このベース板68の上下にはそれぞれス
リツト69およびガイド穴70により上下動可能
とした上下のフツク片71,72が支持されてい
る。このフツク片71,72はそれぞれ上記受金
具58,59と係脱可能な溝73,74を備え、
かつ両フツク片は連結杆75によつて結合されて
いて、この連結杆75に上記駆動ピン63と係合
する受片76が突設されている。そしてフツク片
71,72および連結杆75は戻しばね77によ
り下方、つまり溝73,74が受金具58,59
と係合する方向に常時付勢されているが、駆動ピ
ン63は上記受片76を介しこの付勢力に抗して
両フツク片71,72を上昇させ、溝73,74
と受金具58,59との係合を解くのである。し
たがつて前面枠1の開放ができる。補助前面枠2
は前面枠1を開いた後、永久磁石53,54によ
る吸引力に打ち勝つ力で引けば開くことができ
る。
ガラス枠閉止機構66は、前面枠1の外側に開
閉可能に枢着したガラス枠67の内側にロツクピ
ン78を突設し、前面枠1にはこのロツクピン7
8と係合する鉤部79を有する連動杆80を上下
動可能に支持させたもので、連動杆80には後方
に突出する開閉レバ81が一体に設けられてい
る。上記駆動ピン64はキー61により矢印B方
向に回動されたとき、ガイドベース板68に上下
動可能に支持したスライド板82を下降させ、そ
の突起83により開閉レバ81を戻しばね84の
力に抗して下降させるもので、これに伴い連動杆
80が下降すると鉤部79とロツクピン78との
係合が外れ、ガラス枠67を開くことができ、ガ
ラス枠67を押込むと施錠できる。
以上説明した本発明の実施例によれば、パチン
コ機前面枠1の横幅l1は従来装置に比して大き
く、したがつて遊技部4の横幅も大として障害釘
等の配列に高い自由度を与えることができるとと
もに、センタ入賞装置29の大型化も可能であ
る。また補助前面枠2に設けた玉貸装置30によ
りパチンコ機毎のユニツト化した玉貸機構を設け
ることができ、貸玉を直接供給皿25に排出する
ことが可能となる。さらにルーレツトゲーム盤3
1はサービス機能を高める上で効果的である。
勿論、補助前面枠2に設ける装置は、パチンコ
機に設置すべき種々の付帯機能装置の中から選択
することができる。第6図ないし第10図はその
実施例を示すものである。なおこれらの実施例に
おいては、補助前面枠2にすべて玉貸装置30を
設けている。この玉貸装置30の構成は第1図、
第2図につき説明したのと同一であるので、同一
部分には同一の符号を付して説明を省略する。
第6図の実施例は、補助前面枠2の上部にテレ
ビ装置85を設けたものである。テレビ装置85
のCRT(陰極線管)86の表示部は補助前面枠2
の表面とほぼ同一平面に位置している。このテレ
ビ装置85用の同調検波部87は、多数のパチン
コ機に共通に設置されており、アンテナ88を介
して同調回路89に入力された電波は中間周波増
幅回路90、検波回路91を経た後、分岐器92
により各CRT86に入力される。93は同調回
路89に連動する選局ダイヤル、94はイヤホン
ジヤツク、95は電源スイツチである。このテレ
ビ装置には通常のテレビ番組の他、打止回数、打
止台等の店内情報を流して客の便宜を図ることが
できる。
第7図は、補助前面枠2に遊技部4でのパチン
コ遊技に関連して可能となるスロツトゲーム盤9
6を設けた実施例を示す。この装置では遊技部4
の特定入賞口への入賞を特定検出器97が検出
し、この検出信号を受ける制御装置98がスロツ
トゲーム盤96を駆動する。このゲームは三組の
環状配置点滅器99の点滅移動をストツプスイツ
チ100によつて順次止め、その時点滅している
点滅器の組合せに応じて適宜数の変換装置49
(第1図参照)を作動させ変動入賞口17を開く
ようにしたものである。このようなゲーム装置は
遊技部4と独立して設けることができるため、補
助前面枠2の大きさの範囲で任意に大型化するこ
とが可能であり、ゲーム追力およびパチンコ遊技
興趣を高めることができる。
第8図ないし第10図の実施例においては、精
算装置101を設けている。この精算装置101
は、補助前面枠2の表面に貸玉の投入皿102を
開口させ、これに投入した貸玉を流下樋103を
介してパチンコ機裏面の回収樋104に落下させ
るとともに、流下樋103の途中に玉検出器10
5を設けてこれによりカウンタ106を動作させ
るようにしている。カウンタ106で計数された
球数はドライバ107を介して補助前面枠2表面
の玉数表示装置108に表示される。そして精算
スイツチ109を押すと、プリンタ110により
表示玉数と同一の玉数がシートに印刷され、これ
がレシートとしてローラ送出装置111を介しレ
シート取出口112に発行される。なお113は
レシート用シートの貯留部である。
このように各パチンコ機に精算装置101を設
置すれば、カウンタ迄重い貸玉を運ぶ必要がなく
なり、かつカウンタの混雑を回避することができ
る。
以上補助前面枠2に設けるべき付帯機能装置を
例示したが、この他目的に応じ多種多様の装置を
この補助前面枠2に取り付けうることは明らかで
あろう。
以上要するに本発明に係るパチンコ機は、機枠
表面に、遊技部を有する前面枠とともに、補助前
面枠を並設したものであるから、従来遊技部内に
設けていたゲーム装置等の付帯機能装置、あるい
は他の付帯機能装置を補助前面枠に設けることに
より、遊技部の大型化、各パチンコ機の機能増加
を図ることができる。特にパチンコ機枠の横幅を
拡大すれば上記効果は顕著となり、また体格の向
上した若年層にもゆつたりしたスペースでの遊技
が約束される。また機枠の両側にそれぞれ開閉自
在とした前面枠と補助前面枠との衝合部分に対応
させて、機枠内に仕切枠を設けることにより、機
枠の強化を図ることができ、同時に仕切枠を利用
して両前面枠の鎖錠装置を構成できるという利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパチンコ機の実施例を示
す正面図、第2図は第1図に示すパチンコ機の前
面枠と補助前面枠を開いた状態を示す斜視図、第
3図は前面枠の機枠への枢着構造を示す要部の斜
視図、第4図は前面枠と補助前面枠の鎖錠装置の
例を示す要部の斜視図、第5図は第4図の矢視
図、第6図、第7図、第8図は、それぞれ補助前
面枠に設ける付帯機能装置の実施例を示す正面
図、第9図は第8図の側面図、第10図は精算装
置のブロツク図である。 1:前面枠、2:補助前面枠、3:機枠、4:
遊技部、30:玉貸装置、31:ルーレツトゲー
ム盤、50:仕切枠、57:鎖錠装置、65:前
面枠鎖錠装置、66:ガラス枠閉止機構、85:
テレビ装置、96:スロツトゲーム盤、101:
精算装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パチンコ機枠の前面一側に遊技部を備えた前
    面枠を開閉可能に支持するとともに、他側にこの
    前面枠より幅狭でパチンコ機の付帯機能装置を備
    えた補助前面枠を開閉可能に支持し、上記パチン
    コ機枠内には上記前面枠と補助前面枠との衝合部
    分に対応させて仕切枠を縦方向に設けたことを特
    徴とするパチンコ機。 2 補助前面枠に備えられた付帯機能装置が、貨
    幣または価値物体の投入にもとづいて遊技球を貸
    出す玉貸装置である特許請求の範囲第1項記載の
    パチンコ機。 3 補助前面枠に備えられた付帯機能装置が、貨
    幣または価値物体の投入にもとづいて遊技球を貸
    出す玉貸装置、および玉貸を条件に可能となる前
    面枠遊技部に関連付けられたゲーム装置である特
    許請求の範囲第1項記載のパチンコ機。 4 補助前面枠に備えられた付帯機能装置が、前
    面枠遊技部におけるパチンコ遊技に関連して可能
    となるゲーム装置である特許請求の範囲第1項記
    載のパチンコ機。 5 補助前面枠に備えられた付帯機能装置が、店
    内情報やテレビ番組を放映するテレビ装置である
    特許請求の範囲第1項記載のパチンコ機。 6 補助前面枠に備えられた付帯機能装置が、投
    入された遊技球を計数するカウンタと、計数結果
    をプリントして発行するプリンタとを有する精算
    装置である特許請求の範囲第1項記載のパチンコ
    機。
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