JPS6310727A - イノシト−ルトリホスフエ−トを含有する医薬組成物 - Google Patents

イノシト−ルトリホスフエ−トを含有する医薬組成物

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JPS6310727A
JPS6310727A JP62092107A JP9210787A JPS6310727A JP S6310727 A JPS6310727 A JP S6310727A JP 62092107 A JP62092107 A JP 62092107A JP 9210787 A JP9210787 A JP 9210787A JP S6310727 A JPS6310727 A JP S6310727A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明け、体内における鉛、水銀、ニッケル又はクロ
ムの存在により惹起され又は悪化される状態の処置又は
軽減Kf&L、さらに詳しくは、その様な処置のための
イノシトールトリホスフェ−) (IP3)の少なくと
も1種類の異性体を含有する医薬組成物に関する。
〔従来の技術〕
1900年代にすでに、多くの研究者が植物中でのフィ
チン酸、すなわち1.2.3.4.5.6−へキサキス
(ジハイドロジエンホスフェート)ミオ−イノシトール
(また、時としてイノシトール−六リン酸とも呼ばれる
)の発見を報告している。
異る植物中のフィチン帳の量はかなシ異る。穀物中の含
有量は若干の例外はあるが一般に約0.5〜2%でおる
。精白米はわずかに0.1%のレベルのフィチン酸を含
むが、玄米は2.2チという多くのフィチン酸を含有す
る。豆は約0.4〜2チ、油植物は約2〜5チ、そして
花粉は約0.3〜2%を含有する。植物中のフィチン酸
の含量は生育期間を通じて変化する。この含量はまた。
特に天候により影響される。
文献中には少数の植物中にイノシトールペンタホスフェ
ート(IP5)及びイノシトールテトラホスフェ−) 
(IP4)が存在する旨の報告が存在する。IP6よシ
低級のリン翫肪導体が穀類の発芽の際に形成されること
も知られている。例えば、発芽における最終生成物はイ
ノシトール及びホスフェートである。これらの文献の多
くの著者が、IP又はIP6を含有する物質の消費の隙
のヒト及び動物に対する幾つかの負の効果を観魁してい
る。
多過ぎる量のIP6をイヌに供与した場合、例えばクル
病が生ずる。ヒトにおいて、亜鉛の欠乏及びその結果と
して小児の緩慢な成長が観察されている。主として女性
において貧血が観察されている。
ヒト及び動物における鉱物バランスに対する上記のよう
な負の効果のため、従来IP6及びその誘導体の摂取を
最少にするための試みが行われてきた。
C,A、Vol、33(1939)、Abstr、47
351゜A3/4に、抗りル病食としてイノシトールホ
スフェートを含むホスフェートの使用が報告されている
。しかしながら、特定のイノシトールホスフェートへの
言及はされておらず、そして金属錯体形質についてはな
んら述べられ工いない。
米国特許44,473,563は赤血球の体外処理によ
)それにイノシトールホスフェートを導入して臥素の供
給を改善することを開示している。この目的のために体
から取シ出された血液から赤血球を分離する。赤血球の
複雑な処理の後、血液中に再導入する。しかしながら、
イノシトールホスフェートを体内に直接投与することは
開示されていない。さらに、体内における鉛、水銀、ニ
ッケル又はクロムの存在により惹起され又は悪化される
状態の特に選択されたイノシトールホスフェートによる
処置又は軽減については述べられていない。
米国特許42,723,938にはペニシリンの水性懸
濁液の分散を安定化するためのイノシトールホスフェー
トの使用が開示されている。これは、長時間貯蔵した後
短時間の簡単な手動振とうが完全且つ均一なペニシリン
の分散を回復することを保証する。
数百年の間、種々の形態の金属が例えば工業的工程にお
いて使用されてきた。早くから、幾つかの金属、特に砒
素、鉛及び水銀がヒトに対して毒性であることが理解さ
れていた。
例えばヒトに対する金属の生理的影響に関する研究は常
に行われている。これはここ数10年来、段々と重要と
なっている。なぜなら、1莱廃棄物及び他の環境変化の
ために一層多くの人々が有毒金属に暴露されるように力
ったからである。
多くの金属は体のために必要である。しかしながら高す
ぎる濃度においてこれらの金属は有害な効果を与える。
このケースは例えば鉄、−銅、亜鉛及びマグネシウムの
場合にあてはまる。従って、有害金属と無害/必須金り
との限界は区別できない。
非必須金属は生化学的過程を妨害するととKよって生物
学的障害を生じさせる場合がある。金属又はそのイオン
は生物学的に重要な分子に結合し、酵素及び核酸と負に
共働し、そして細胞膜の性質に影モ)を与えて正常な機
能を撹乱することがある。
まず釦、水銀、二、ケル及びクロムがこの金属群に属し
、第二に砒叱、タリウム、プルトニウム、バリウム、錫
、銅及びコバルトがこの金属群に属する。溶液中で金り
は主としてイオンの形態で存在する。
高濃度での金属の急激な供給が生物学的過程に対する急
性の障害を伴って一時的に吸収を増大せしめることは自
然の理である。
金属への長時間の暴露は生物体、特に組織への金利の蓄
積及びむしろ遅い膨出をもたらす。従って、急激な金属
狗の効果と比較的緩慢な金属前の効果は異るものと々る
。生物体が複数の金属に暴露された場合、相乗的障害作
用が生ずる場合がある。
鉛は環境中に通常的に存在するため、鉛中毒は非常に深
刻な問題である。鉛中毒の急性効果は、炎症的障害、腸
に対する障害、心臓血管系の障害、及びシ1.り状態を
もたらすことがある。この金属はまたホルモン腺1例え
ば下垂体、副腎、及び甲状腺の障害を生じさせる場合が
ある。この事実は水銀について最も明らかである。鉛中
毒の慢性的効果は心臓血管系の障害及び高血圧、そして
さらに脳の購害及び神経障害を生じさせる場合がある。
水銀により惹起される中毒は腎臓の障害、肝臓除害、肺
の障害、及び腸に対する障害を急激に生じさせる場合が
ある。慢性的効果は例えば精神障害、神経障害、及び例
えば自己免疫疾患を生じさせる免疫防御に対する効果で
ある。
二、ケルは腸において大きな比率で吸収される。
ニッケル中毒による急性障害は神経障害の形で現われ、
他方慢性障害はアレルギー及びある種の癌をもたらす。
クロム中毒による急性障害は腸において起ることがらシ
、他方この金しシの慢性的暴露においである七itのア
レルギーが見出される。
さらに、金属が多くの酵素系、特にチオール基を含有す
る酵素に影響を与えることが知られている。さらに、金
属は第二伝達系の代謝に影響を与える。ニッケル及び鉛
はインビトロでDNA合成の減少を1起する。
カルボニルアンヒドラーゼのごとき亜鉛依存酵素に対す
るニッケルの影響は酵素活性の消失をもたらす。
鉛は酵素キサンチンオキシダーゼを阻害し、他方鉛及び
水銀はグアニンアミノヒドロラーゼを阻害する。
金属生前により生ずる状態を治癒せしめ又は軽減せしめ
るために色々な種類の金属キレート剤、例えばBAL 
(2、3−ジメルカプトプロパノール)及びEDTA(
エチレンジアミノ四酢酸)が使用されている。
しかしながら、従来使用されて来たキレート剤は、無意
味な臨床的使用をもたらす負の性質を有する。すなわち
、BALは水に不溶である。さらに、このものは使用に
際して悪臭を生じさせる。その非特異的キレート能力は
また必須金6に関する鉱物バランスに対して負の効果を
もたらす。
EDTAはわずかじか吸収されず、これが制限要因であ
る。なぜなら、経口投与を行うことができないからであ
る。
この物質の尻出速度は高いから、効果を得るためにばか
なり高投与量を用いなければならない。
しかしながら、これは生物体におけるカルシウムレベル
の障害をもたらす。
〔発明の概要〕
この発明に従えば、極めて予想外なことに、鉛、水銀、
二、ケル又はクロムのごとき毒性金属のヒト及び動物に
対する前記の負の効果を解消し、そしてそれ故に関連す
る疾患を予防又は軽減することカニできる。従って、医
薬活性成分としてイノシトールトリホスフェート(IP
3)の少なくとも1独類の異性体を好ましくは塩の形で
含んで成る医薬組成物が提供される。この発明の組成物
は主として、鉛、水銀、二、ケル又はクロムの摂取によ
り惹起され、訪導され又は促進される状態を予防し又は
軽減することが意図される。
〔具体的な説明〕
予防し又は軽減するために、この発明の組成物が有用で
ある疾患の例として、金属中毒、これらの金属のいずれ
かによって惹起されるアレルギー、炎症状態、結合組織
への障害、肝臓障害、脳障害、免疫不全、ショック状態
、胃腸炎、皮1i炎、及び神経障害を上げることができ
る。
上記の疾患に加えて、細胞増殖の変化、癌、心臓血管系
疾患、高血圧、中枢神経系への障害、肺への障害、及び
腎臓障害が挙げられる。
この発明が上記の状態のすべての形態を予防し又は軽減
する旨を主張するものではないが、体内における鉛、水
銀、二、ケル又はクロムの存在により惹起され又は悪化
される上記の状態を予防し又は軽減するであろう。
この発明の組成物中に存在しそして上記の目的を達成す
るIP、の異性体の製造のため、化合物IP  IP 
もしくはIP4−のXSt類もしくは複数種類又はこれ
らの化合物の少なくとも1fli類を含有する天然産物
を出発材料として使用することができる。出発材料が天
然産物である場合、0.3チ以上。
好ましくは1%以上のイノシトールホスフェート(IP
6+ Ip5+IP4)を含有する材料を選択するのが
好ましい、特に適当な材料は豆類、糠、花粉及び油植物
である。
この発明の組成物は、好ましくは、出発材料のイノシト
ール含i−に対して10%以上、好ましくは20%以上
、さらに好ましくは40%以上のIP3を含有すべきで
ある。下記の実験により示されるように、組成物中のI
P3のレベルを可及的に高くすることにより IP、は
最良の治療効果を発揮する。この発明の組成物中・に存
在するIP、は例えば次の様にして製造することができ
る。
1)  IP4. IP5及び/又はIP6から出発す
る酵素的分解。
2)  IP4. IP5及び/又はIP6から出発す
る化学的加水分解。
3)例えばイノシトール、IP又はIP2とホスフエー
トとから出発する化学合成。
4)例えばイノシトール、IP又はIP2とホスフエー
トとから出発する酵素的合成。
5)微生物的生産(バイブリドDNA技法も含む)。
6)イノシトールホスフェートの化学的又は酵素的・移
転。
7) !換されたイノシトールホスフェートの化学的又
は酵素的加水分解。
上記の方法の2以上を組み合わせて使用することもでき
る。
この発明に従えは、例えば、前記の高級イノシトールホ
スフェ−) IP6. IP5及び/又はIP4をフィ
ターゼ酵素により酵素的に分解するのが好ましい。フィ
ターゼ酵素は一般にすべてのイノシトールホスフェート
含有植物及び種子中に存在する。
このため、この発明に従えば、出発材料として天然産物
が使用される場合、酵素を添加することは通常必要でな
い。天然産物の有する酵素活性が低すぎる場合、あるい
は出発材料としてIP6. IP5もしくはIP4又は
これらの混合物を使用する場合、例えば糠からのフイタ
ーゼ酵素を加える。
天然の又は粗製の出発材料を処理する適当な方法は、そ
れを例えば外股の破壊又は除去及び不所望の成分の除去
により前処理することである。すなわち、花粉を使用す
る場合、アレルゲンを除去すべきである。次に、材料を
水に浸漬してイノシトールホスフェートが分解されるよ
うにし、そして酵素を活性化する。追加量の酵素が必要
な場合。
この量をこの段階で加える。次に、意図される程度の加
水分解が達成されるのに必要な時間にわたって酵素を作
用させる。
加水分解は、存在するフィターゼのために適当な温度、
通常20℃〜70℃、好ましくは30℃〜40℃にて、
そして最適−レベルにて行われる。
意図するレベルにおいて加水分解を停止するため、例え
ば加水分解された出発材料の急速な加熱によって酵素を
破壊又は不活性化する。この操作はまた、組成物が投与
された場合に、胃中でのIP、の制御されない又は不房
望の加水分解が継続しないことを保証する。材料を貯蔵
に適当な形にするため適切に凍結乾燥することができる
フイターゼ源として酵母を有利に使用することができる
。好ましくはi4ン酵母が使用される。酵母を使用する
場合、IP5の本質的に唯一の異性体、すなわちD−ミ
オ−イノシトール−1,2,6−)リホスフェートが得
られる。
IP6. IP5又はlP4化合物それ自体の1種又は
複数種を出発材料として使用する場合にも、上記の方法
を、場合によっては変更を加えて、使用することができ
る。
この発明の医薬組成物は医薬活性成分としてイノシトー
ルトリホスフェ−) (IP、 )の少なくとも一種類
の異性体を、鉛、水銀、ニッケル又はクロムの体内での
負の効果を低下せしめるのに十分な量で含んで成る。
この発明の組成物は単位投与形で存在するのが適当であ
る。この様な単位投与のためKは錠剤、顆粒又はカプセ
ルが適当な投与形である。さらに、錠剤及び顆粒はこれ
を容易に表面処理して腸内コーティングを与えて胃内で
の制御されない加水分解を防止しそして腸内での所望の
吸収を行わせることができる。他の適当な投与形は徐放
及び経皮投与である。通常の医薬として許容される添加
剤、試剤及び/又はキャリヤーを組成物中に含めること
ができる。錠剤又は顆粒剤はまた、これらを腸内で容易
に崩壊させるだめの崩壊剤を含有することができる。あ
る場合、特に急性状態の場合には、静脈内投与のための
溶液の形の単位投与形を用いるのが好ましい。
医薬組成物はまた、添加剤、賦形剤又はキャリヤーを伴
わないでIP、のみから成ることもできる。
所望により、組成物は他のイノシトールホスフェート、
すなわちIPl、 IP2. IP4. IP5及びI
P6を含有しないことができる。従って、 IP3異性
体の混合物が90〜100%、例えば93〜100%又
は好ましくは95〜100%の純度を有することかでき
る。
これに代シ、医薬組成物は、それぞれが実質的に純粋な
形態で存在する後記の1又は複数種類の特定のIP3異
性体から成るが、それを含んで成ることができる。すな
わち、異る異性体を実質的に純粋な形に相互に分離する
ことができ、このことはそれらが80〜100%、例え
ば82〜100チ又は85〜100チ、好ましくは90
〜Zo。
チの純度を有することを意味する。異性体を純粋な形で
製造することができるので、これらを任意の比率で混合
することができることは言うまでもない。
IP、のi**及びその異る異性体の単離は、1985
年lO月18日に出願された米国特許出願A788.8
29.及び対応する英国特許出願A2.169,602
に開示されている。
この発明の組成物中の1又は複数のIPs異性体が塩の
形態で存在し、とれによって鉱物バランスに負の影響を
与えないととがほとんどの場合に適当である。塩は好ま
しくはナトリウム塩、カルシウム塩、亜鉛塩もしくはマ
グネシウム塩又はこれらの塩の2以上から成る混合物で
あることが好ましい。カルシウム塩もしくは亜鉛塩又は
これらの混合物が特に好ましい。IP、の異性体はまた
部分的に、ランタミド系すなわちLa 、 Ca 、 
Pr 。
Nd 、 Pm 、 Sm 、 Eu 、 Gd 、 
Tb 、 by 、 Ho。
Br 、 Tm 、 Yb及びLu 1又は複数の生理
的に許容される化合物の塩として存在することもできる
前記の理由により、組成物がカルシウム、亜鉛又はマグ
ネシウムと鉱酸又は有機酸との少なくとも18類の医薬
として許容される垣を含有することも有利である。これ
は、これらの鉱物がしばしば不足する老人のために特に
価値がある。
この発明の組成物は好ましくはさらに、少なくともI 
In類のセレン含有物質、不飽和脂肪酸、例えばγ−リ
ルン酸、ビタミンE、ビタミンC1又は医薬として許容
される有機酸もしくはその塩、例えばクエン酸塩、蓚酸
塩、マロン酸塩及び酒石酸塩を含有することができる。
これらの物質もまた、鉛、水銀、二、ケル及び/又はク
ロムの体内での負の効果を相殺し、そして/又はこれに
加えである場合には、組成物中のIP5異性体と共に望
ましい効果を与える。組成物中のセレンの含量は、日用
摂取量が約0.7〜8μli/kg体重、好ましくは0
.7〜3.3μg、49体重となる量である。ビタミン
Eについては、対応する値はそれぞれ約0.1〜2〜、
及び0.1〜1ダである。
組成物はペニシリンを含有しないのが好ましい。
体内における鉛、水銀、ニッケル及び/又はクロムの存
在により惹起され又は悪化される状態を有するヒトの患
者への投与のため、当業者は種々の投与量において動物
において得られた結果を延長することにより、適轟な投
与量を日常的に決定することができる。ヒトのための好
ましい投与量は0.1〜10 m9IP3/日/′q体
重oi囲でsる。
動物実験において、マウスへの160m9/kl1体重
静脈内注射又はマウスへの1(500■/ゆ体重の腹腔
内注射という非常に多量のIP3の投与の後、拗性効果
は見られなかった。
この発明の組成物は少なくとも1種類の次の物質を含有
し、これらは上記の必須のIP3異性体に対応する。
D−ミオ−イノシトール−1,2,6−)リホスフェー
ト (式中、Xは水素、少なくとも1個の一価、二価もしく
は多価陽イオン、又はこれらの混合であシ、nはイオン
の数であシ、モして2はそれぞれのイオンの電荷である
); D−ミオ−イノシトール−1,2,5−)リホスフェー
ト (式中、X、n及び2は上記の意味を有する);ミオ−
イノシトール−1,2,3−)リホスフエート(式中、
X、n及び2は上記の意味を有する);L−ミオ−イノ
シトール−1,3,4−)リホスフェート(式中、X、
n及びiは上記の意味を有する);D−ミオ−イノシト
ール−1,4,5−)リホスフェート(式中、X、n及
び2は上記の意味を有する)。
上記の各式においてnは6〜1の範囲にあり、2は1〜
6の範囲にある。好ましくはnは3〜6の範囲にあり、
そして2は3,2.又は1である。
上記の異性体の内D−ミオーイノシトール−1゜2.6
−)リホスフェートが好ましい。
IP、は組成物中の唯一の医某活性成分であることがで
きる。しかしながら、他の医薬活性成分が存在すること
もできる。そして、IP3の量は前記活性成分の重量に
対して5〜95重量%、又は15〜80重fk例えば2
5〜605〜60重量%べきである。
さらに、組成物は、医薬活性成分の全重量に対して2〜
60重量%、例えば2〜40重量%、又は好ましくは°
2〜25正1%のIP3を含有する多数ビタミンユニッ
トであることができる。
組成物は通常0.O1〜1.5N1例えば0.05〜1
.3.9.又は好ましくは0.1〜1gのIP、を含有
する。
この発明の組成物は、体組織中の鉛、水銀、二、ケル及
び/又はクロムの負の効果を低下せしめる方法のために
使用することができる。この方法は、体内の鉛、水銀、
ニッケル及び/又はクロムのイオンを妨害する量のイノ
シトールトリホスフェートをヒト又は動物、すなわち哨
乳類に投与することを含んて成る。
この発明の組成物はさらに、金属中毒、前記金属のいず
れかにより惹起されるアレルギー、炎症状態、結合組織
への障害、肝臓障害、脳障害、免疫不全、ショック状態
、胃腸炎、皮屑炎、及び神経障害のいずれかを予防し又
は軽減するための方法において用いることができる。
さらに、この発明の組成物は、細胞増殖の変化、癌、心
臓血管系挟患、高血圧、中枢神経系への障害、肺への障
害、腎豚障害の予防又は恥。減のための方法において使
用することができる。
これらの方法は、前記の予防又は軽減のために有効な量
のイノシトールトリホスフェートをヒト又は動物に投与
することを含む。
次に、この発明をさらに第1図及び例と関連させて説明
する。例1はIP、に対するそれぞれ鉛、クロム、ニッ
ケル及び水銀の相対錯体定数に関する実験を示す。例2
はIPsに対する鉛の錯体定数に関する実験を示す。例
3はPb 、 Ni又はCrの存在下での細胞膜の桐造
変化についての実験、及びこれらの変化を中和するIP
2の使用に関する。
例4は、赤血球UK対するPb 、 Hg及びCrの障
害効果についての実験を示す。例5〜11は、IP、の
製造、及びそれの異る異性体への分離に関する。例12
においては、注射のためのD−ミオ−イノシトール−1
,2,6−トリホス7エートのカリウム塩の溶液の製造
を示す。最後に例13はD−ミオ−イノシトール−1,
2,6−トリホスフエートのカルシウム塩の錠剤の製造
を示す。
第1図は例1の実験の結果を示す。
例1゜ D−ミオ−イノシトール−1,2,6−)リホスフェー
)(IP、)ト、i、クロム、ニッケル及び水銀との相
対錯体定数を、決定した。
4 mM IPsを含有する溶液を100 mM Na
OHにより滴定した。Pb 、 Ni 、 Hg(12
mM)、又はCr(8mM)の存在下で同様の滴定を行
う。
強い金属錯体が添加されたある量のNaOHにおける声
の低下をもたらすであろう。第1図は実施された滴定及
び相対的金属結合性を示す。PI″19において結合性
はPb (Nl (Cr (Hgである。
これかられかるように、IP、は各金属塩に強く結合す
る。
例2゜ 錯体D−ミオーイノシトール−1,2,6−)リホス7
エートー鉛の結合定数をNMPにより決定した。
イノシトールトリホスフェート溶液に添加された鉛の量
の関数として P−NMRにおいてシグナルの強度及び
比率を比較することにより錯体の結合定数(K)を10
’と算出した。
例3゜ 細胞&の構造は細胞の適当な機能のために非常に本質的
である。リボゾーム(オキシプラインからのホスホリピ
ド)中のFe (If)の存在が細胞膜を障害すること
が知られている。障害の1つの測定は、金属が調製物に
加えられた場合に形成されるリピド過酸化物の測定であ
る。
この例においては、Pb 、 Ni及びCrfi−Fe
(l[)と共に調製物に添加した際の細胞膜の相剰的障
害効果を研究した。さらに、D−ミオ−イノシトール−
1,2,6−)リホスフェート(IP3)の存在の予防
効果を評価した。
反応混合物 リポゾーム、シグマタイプ■       1mtl/
extIP3                   
1.OmM(NH4) 2F@(SO4) 2    
      0.1mMPb  、Ni  、Cr  
それぞれ     0.4mM反応反応物(1,0m)
を37℃に−〔2時間インキュベートシた。インキュベ
ーションO後、O,S−のチオバルビッール酸、及び0
.5 dの25q6HC1を添加し、そして混合物を1
00℃にて20分間加熱した。532 nrnにおける
吸光を坤」定することによりリピド過酸化物の量を測定
した。
以下余白 金属濃度(mM) 1  −  − −  −−   0.0442  0
.1  − −  −−0.473  0.1−−  
−   1.0  0.254  0.1  0.4 
−  −  −   0.545  0.1  0.4
 −  −   1.0  0.376  0.1  
− 0.4  −  −  0.767  0.1  
−  0.4  −   1.0  0.348  0
.1  −−0.4  −   0.579  0.1
  −  −   0.4  1.0  0.26F@
(U)によl)惹起される細胞の構造変化(実験2)は
pb (実験4)、Nl (実験6)又はCr(実験8
)により非常に増加した。これらの効果はIF3により
中和された(実験5,7及び9)。
細胞膜の構造の障害により生ずる細胞の機能低下は多く
の疾患と関連する。
例4゜ 赤血球を過酸化水素により処理する場合、リピドの過酸
化を受け、これが細胞膜の構造及び赤血球の機能を障害
する。
この例においては、Pb 、 Hg及びCrが調製物に
添加された場合の赤血球の障害効果の増加を研究した。
さらに、D−ミオ−イノシトール−1゜2.6−)リホ
スフェー) (IP、 )の存在の予防効果を評価した
例3に記載したように、532 nmにおける吸光度を
生成したリポ過酸化物の量の測定、モしてそれ故に赤血
球細胞膜の損傷の測定として使用した。
反応混合物(赤血球、緩衝液(pl−17,4)及びH
2O2を含有する)への添加効果 2   3mM IF s         0.10
3    0.4mMPb             
0.224    0.4zMPb+3mMIP   
   0.135   0.4mMHg”      
 0.266   0.4mMHg  +3mMIP、
   0.157   0.4mMCr”      
 0.21pb(実験3)、Hg(実験5)又はCr(
実験7)を添加した場合、赤血球の細胞膜への障害が増
加した。
これらの効果はIP、の存在(実験4,6.及び8)に
より強く中和された。
例5゜ 小麦フィターゼによるフィチン酸ナトリウムの加水分解
及びイノシトールホスフェートの混合物の分画を行った
1.69のフィチン酸ナトリウム(トウモロコシ由来、
シグマケミカル社)を650dの酢酸ナトリウム緩衝液
(p)15.2)に溶解した。2.71のフイタ−−に
−(EC3,1,3,26,0,015U/7Q、 シ
l”マケミカル社)を添加し、そして混合物を38℃に
てインキュベートした。
放出された無機リンを測定することにより脱リン敗北を
追跡した。3時間後5oチの無i1Jンが放出されたと
き、30−のアンモニアを加えて−I12にすることK
よシ加水分解を停止した。イノシトールホスフェートを
含有する液体混合物を得た。
350m1の混合物をイオン交換カラム(ダウエックス
1.塩化型、 25m+aX 250+m)に通し、そ
して塩酸の直線グラジェント(0〜0.7 N HCl
 )により溶出した。溶出された画分のアリコードを完
全に加水分解してリン酸及びイノシトールの含量を決定
した。ピークは異るイノシトールホスフェートに相当し
た。すなわち、3:1のリン酸対イノシトールの比率は
イノシトールトリホスフェートから成る、等である。リ
ン酸対イノシトールの比率が3=1である2つの画分を
得た。
例6゜ イノシトールトリホスフェートの分画を行った。
リン酸:イノシトールの比率3:1を有する例5におい
て得られた第一画分100m7!を中和し、そして10
%過剰の0.1M酢酸バリウム溶液の添加の後バリウム
塩として沈澱せしめた。600m9の沈澱した塩を50
mjの希塩酸中に溶解した。この溶液を、溶離剤として
希塩酸を用いてイオン交換カラム(ダウエ、クス1.塩
化型、25mX2500ii)上で分誼した。溶出した
画分の7リコートをリンについて分析した。イノシトー
ルトリホスフェートの異性体から成る3個のピークを見
ることができた。
例7゜ NMRKよるイノシトールトリホスフェートの異性体の
構造決定を行った。
例6において得た3個のピークをH−NMRICよシ分
析した。このデーターにより、これらのピークがそれぞ
れミオ−イノシトール−1,2,6−トリホスフェート
、ミオ−イノシトール−1,2,3−トリホスフェート
及びミオ−イノシトール−1,3,4−)リホスフェー
トから成ることが示された。
リン:イノシトールの比率が3:1である例5において
得た第二両分をH−NMRにより分析した。
このデータにより、この両分がミオ−イノシトール−1
,2,5−)リホスフェートから成ることが示された。
ルカム、工γl−レ十水、?!巴凡 1ンクリメー2−
でり1斤したし:3. 1.2.7;−)リホス7.−
)は゛)イ東 13 牛−トリホスフート吋り件τ、あ
、九。
例9 パン醇母によるフ(チン酸ナトリウムの加水分解、及び
イノシトールホスフェートの混合物の分画を行った。
0.79のフィチン醗ナトリウム(トウモロコシ由来、
シグマケミカル)を600dの酢酸ナトリウム緩衝液(
pH4,6)中に溶解した。50Iiのゼスト?ラダッ
ト、スウェーデンからのノやン酵母(乾物28%、窒素
含ij:2%、リン含量0.4%)を攪拌しながら加え
、そして45℃にてインキュベーションを行った。放出
された無機リンを測定することにより脱す/酸化を追跡
した。7時間後50%の無核リンが放出された時、30
−のアンモニアを加えてPH12とすることにより加水
分解を停止した。懸濁液を遠心分離し、そして上清を集
めた。
400ta!の上清をイオン交換カラム(ダウエックス
1.塩化型、25關X250龍)に通し、そして塩酸の
直線グラジェント(0〜0.7 N Hct )により
溶出した。
溶出された画分の7リコートを完全に加水分解してリン
及びイノシトールの含量を決定した。ピークは異るイノ
シトールホスフェートに相当した。
すなわち、リン対イノシトールの比率が3:lであるピ
ークがイノシトールトリホスフェートから成る、等であ
る。
[ イノシトールトリホスフェートの異性体の構造決定を行
った。
例8に記載したのと同じ方法を使用した。但し、例10
に従ってNMRにより決定された化合物10ダを分析し
た。この化合物は1つの光学異性体り一ミオーイノシト
ール−1,2,6−トリホスフスフエートのカリウム塩
の注射用溶液を駅裏した。
IP、のカリウム塩o、 s y及び0.771ONa
C1を98.73−の注射用水に溶解してヒト又は動物
への注射に適当な溶液をV、t 製した。
乞旦 D−ミオ−イノシトール−1,2,6−)リホス7エー
トのカルシウム塩の錠剤を鯛製した。
D−ミオ−イノシトール−1,2,6−)ジホスフェー
トのカルシウム塩の錠剤を次の株にして製造シタ。D−
ミオ−イノシトール−1,2,6−トリホスフエートの
カルシウムm50#、132Iのラクトース及び6gの
アカシアを混合した。
次に、この混合物に精製水を加え、次にこの混合を適当
な稠度が得られるまで続けた。混合物を篩に通し、そし
て乾燥した。次に、混合物を10gのタルク及び2gの
ステアリン酸マグネシウムとブレンドした。この混合物
を200ダの錠剤に圧縮した。
この発明をさらに理熔するため、この発明のIP3の異
性体の式を下記する。さらに、 IP6゜IP5. I
P4及びIP2の式も記す。
ミオイノシトールの低級ホスフェートエステルを、リン
酸基がイノシトール頂上に位置する場所に依存し、可能
な限シ小さくなる様に番号を付与する。L及びDはそれ
ぞれ時計方向及び逆時計方向を示し、どちらが最小の位
置番号をもたらすかに依存する。軸リン酸基を有する炭
素原子は常:(位動゛番号2を有する。下記の構造式は
醗形に単純化されている。
ミオ−イノシトール: C6H6(OH)61.2.3
.4.5.6−へキサキス−(ジハイドロジエンーホス
フェート)−ミオ−イノシトール、又はミオ−イノシト
ールへキサキス(ホスフェ−) ) 又i11P6D−
ミオ−イノシトール−1,2,6−)ジホスフェート、
又はD −1,2,6−IP3 D−ミオ−イノシトール−1,2,5−1リホスフエー
ト、又はD−1,2,5−IP。
ミオ−イノシトール−1,2,3−)ジホスフェート、
又は1.2.3− IP。
L−ミオ−イノシトール−1,2−ジホスフェート、又
はL−1,2−IP2 D−ミオ−イノシトール−C2,s、6−チトラホスフ
エ義ト、又はD−1,2,5,6−IP4L−ミオ−イ
ノシトール−1,2,3,4,5−ペンタホスフェート
、又はL −1,2,3,4,5−IP5
【図面の簡単な説明】
第1図は各種金属の存在下でのIP、の適定曲龜を示す
。 特訂出り人 マティ シレン 特許出願代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、医薬活性成分としてのイノシトールトリホスフェー
    トの少なくとも1種類の異性体を鉛、水銀、ニッケル及
    びクロムから成る群から選ばれた少なくとも1種類の金
    属の体内での負の効果を低減せしめるのに十分な量にお
    いて、医薬として許容されるキャリヤー、賦形剤又は添
    加剤と共に含んで成る医薬組成物。 2、金属中毒、鉛、水銀、ニッケル又はクロムにより惹
    起されるアレルギー、結合組織の障害、肝臓障害、脳障
    害、免疫不全、ショック状態、胃腸炎、皮膚炎、及び神
    経障害の治療的又は予防止処置のために使用されること
    が意図されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の組成物。 3、前記イノシトールトリホスフェートが塩の形態にあ
    る特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 4、前記イノシトールトリホスフェート塩がナトリウム
    塩、カルシウム塩、亜鉛塩もしくはマグネシウム塩又は
    これらの2種類以上から成る混合物である特許請求の範
    囲第3項に記載の組成物。 5、錠剤又は顆粒剤の形態である特許請求の範囲第1項
    に記載の化合物。 6、溶液の形である特許請求の範囲第1項に記載の組成
    物。 7、鉱酸又は有機酸とカルシウム、亜鉛又はマグネシウ
    ムの内の少なくとも1つとの医薬として許容される塩を
    さらに含んで成る特許請求の範囲第1項に記載の組成物
    。 8、セレン化合物、γ−リノレン酸のごとき不飽和脂肪
    酸、ビタミンE、ビタミンC、及び医薬として許容され
    る有機酸又はその塩から成る群から選択された少なくと
    も1種類の添加剤をさらに含んで成る特許請求の範囲第
    1項に記載の組成物。 9、前記塩がクエン酸塩、蓚酸塩、マロン酸塩又は酒石
    酸塩である特許請求の範囲第8項に記載の組成物。 10、ペニシリンを含有しない特許請求の範囲第1項に
    記載の組成物。 11、IP_3に加えて少なくとも1種類の他の医薬と
    して活性な成分を含有する特許請求の範囲第1項に記載
    の組成物。 12、IP_3の量が活性成分の5〜95重量%の範囲
    にある特許請求の範囲第11項に記載の組成物。 13、医薬として活性な成分の全重量に対して2〜60
    重量%のIP_3を含有する多数ビタミンユニットであ
    る特許請求の範囲第11項に記載の組成物。 14、0.01〜1.51のIP_3を含有する特許請
    求の範囲第1項に記載の組成物。 15、IP_3が次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、3個のAはOHでありそして他の3個のAはO
    PO_3^−^−であり、Xは水素及び/又は少なくと
    も1個の一価、二価もしくは多価陽イオンであり、nは
    イオンの数であり、そしてzはそれぞれの場合のイオン
    の電荷である) で表わされる特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 16、nが6〜1であり、zが1〜6であり、そして好
    ましくはnが3〜6でありそしてzが3、2、又は1で
    ある特許請求の範囲第15項に記載の組成物。 17、前記IP_3が次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは水素、又は少なくとも1個の一価、二価も
    しくは多価陽イオンであり、nはイオンの数であり、そ
    してzはそれぞれの電荷の数である)で表わされるD−
    ミオ−イノシトール−1.2.6−トリホスフェートを
    含んで成る特許請求の範囲第15項に記載の組成物。 18、前記IP_3が次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは水素、又は少なくとも1個の一価、二価も
    しくは多価陽イオンであり;nはそれぞれのイオンの数
    であり、そしてzは電荷の数である)で表わされるD−
    ミオ−イノシトール−1.2.5−トリホスフェートで
    ある特許請求の範囲第15項に記載の組成物。 19、前記IP_3が次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは水素、又は少なくとも1個の一価、二価も
    しくは多価陽イオンであり、 nはイオンの数であり、
    そしてzはそれぞれのイオンの電荷である) で表わされるミオ−イノシトール−1.2.3−トリホ
    スフェートを含んで成る特許請求の範囲第15項に記載
    の組成物。 20、前記IP_3が次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは水素、又は少なくとも1個の一価、二価も
    しくは多価陽イオンであり、nはイオンの数であり、そ
    してzはそれぞれのイオンの電荷である) で表わされるL−ミオ−イノシトール−1.3.4−ト
    リホスフェートを含んでなる特許請求の範囲第15項に
    記載の方法。 21、前記IP_3が次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは水素、及び/又は少なくとも1個の一価、
    二価もしくは多価陽イオンであり、nはイオンの数であ
    り、そしてzはそれぞれのイオンの電荷である) で表わされるD−ミオ−イノシトール−1.4.5−ト
    リホスフェートを含んで成る特許請求の範囲第15項に
    記載の組成物。
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