JPS6310647Y2 - - Google Patents

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JPS6310647Y2
JPS6310647Y2 JP1981197318U JP19731881U JPS6310647Y2 JP S6310647 Y2 JPS6310647 Y2 JP S6310647Y2 JP 1981197318 U JP1981197318 U JP 1981197318U JP 19731881 U JP19731881 U JP 19731881U JP S6310647 Y2 JPS6310647 Y2 JP S6310647Y2
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JP
Japan
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bracket
fitting
lifting mechanism
working device
male
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JP1981197318U
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JPS58100508U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主として農用トラクタや農用運搬
車に用いる作業装置昇降機構の取付構造に関する
ものである。
上記のような農作業車においては作業範囲を拡
大するために車体前部に作業装置昇降機構を取付
けて、モア、フロントブレード、スノーブロワ等
の作業装置を昇降自在に連結する昇降機構が着脱
自在に取付けられるのであるが、従来、例えば、
実開昭55−151108号公報に開示されたもののよう
に、昇降機構のフレームを走行車体のメインフレ
ーム又はこれに取付けたブラケツトにボルト連結
又はピン連結する構造が採用されており、その着
脱操作が煩雑なものであつた。さらに、前記作業
装置昇降機構のロアーリンクは、前記作業装置昇
降機構を構成するフレーム又は前記走行車体のメ
インフレームに対して揺動自在にして、かつ、こ
の揺動軸を前記メインフレームに固定設置された
軸として設けておく必要があつて、従来、前記実
開昭55−151108号公報に示されているように、ロ
アーリンクを車体フレームのロアーリンク取付部
にピンにより枢支して取り付けて、揺動自在にす
るが、この取付も煩雑なものであつた。又、この
ような煩わしさを解消するために、例えば第4図
に示すように、メインフレーム側のブラケツト2
0と昇降機構側ブラケツト21とを前後からの雌
雄嵌合連結構造に構成するとともに、連結状態で
雌側ブラケツト21に設けたインターロツクピン
22を突入付勢して自動的に嵌合の外れを阻止す
るものが考えられている。この構成は連結操作が
ワンタツチで簡単迅速に行える利点を有している
が、連結状態でインターロツクピン22と雄側ブ
ラケツト20との間にガタが存在するため、強固
な連結が困難であり、軽い作業装置や負荷が一定
方向に作用する作限装置を取付けるのには特に支
障なく使用できるが、重い作業装置や負荷の向き
が前後に変化するような作業装置の取付けには不
適であつた。
この考案は、前記インターロツク方式で簡単に
昇降機構及びその昇降機構におけるロアーリンク
と、車体のメインフレーム側とを連結することが
できるとともに、連結状態におけるガタつきをも
自動的に吸収して確実強固な連結状態を保持する
ことができ、かつ、作業装置昇降機構を取り外し
た際の車体の保護や、前記ロアーリンクの枢支構
造の簡素化も容易な作業装置昇降機構の取付構造
を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本考案の特徴とする
構成は、走行車体のメインフレームの端部に作業
装置昇降機構を連結する農作業車における作業装
置昇降機構の取付構造において、前記メインフレ
ームの端部とその端部近くでの下方延設部分との
夫々に、前記作業装置昇降機構に対する取付用の
第1,第2ブラケツトを設け、前記端部側に設け
られる第1ブラケツトを側面視で先細りテーパー
状となる雄型ブロツク材から構成するとともに、
下方延設部分に設けられる第2ブラケツトを先拡
がりテーパー状の嵌合凹部を備えた雌型部材から
構成し、前記作業装置昇降機構には、前記第1ブ
ラケツトに外嵌係合する雌型取付具と、前記第2
ブラケツトに嵌入係合する雄型取付具とを付設す
るとともに、前記雄型取付具は、前記作業装置昇
降機構に設けられるロアーリンクの枢支軸のボス
部兼用部材によつて構成し、さらに、前記第2ブ
ラケツトおよび前記雌型取付具の入口部には嵌合
凹部内方に向けて突入付勢されたロツクピンを配
備し、前記第1ブラケツトおよび前記雄型取付具
には前記第2ブラケツトまたは前記雌型取付具へ
の嵌入状態において前記ロツクピンが接当する急
傾斜のカム面を形成し、この傾斜カム面に作用す
る前記ロツクピンの突入付勢によつて、前記両ブ
ラケツトおよび雌雄両取付具が嵌合付勢されるよ
う構成してある点にあり、かかる構成から次の作
用ならびに効果を奏する。
すなわち、メインフレームの端部と、その端部
近くの下方延設部分との夫々に作業装置昇降機構
の取付用ブラケツトを設けたので、作業装置昇降
機構を二点で強固に支持できるものであるが、そ
の取付けの際、従来のように連結用ボルトを用い
ての着脱操作が不要で、ロツクピンの利用により
格段に作業性を改善し得たものであり、また、イ
ンターロツクピンを用いるものありながら、第1
ブラケツトや雄型取付具に形成される傾斜カム面
の利用により、ロツクピンを用いた際に発生して
いた連結状態でのガタをなくして確実強力に作業
装置昇降機構を連結できるようになつた。又、使
用中に嵌合ガタが発生しても自動的にこれを吸収
するので、特別な増締め操作等を要することな
く、確実な連結状態を維持することが可能となつ
た。
さらに、メインフレームの端部に設けられる第
1ブラケツトは雄型ブロツク材によつて構成され
ているので、作業装置昇降機構を取り外した際に
は、前記第1ブラケツトを農作業車のバンパーと
して兼用することができる。
さらにまた、ロアーリンクの枢支軸のボス部の
外周形状を利用して作業装置昇降機構側の雄型取
付具を形成したので、前記ボス部と雄型取付具と
を夫々別部材で構成する場合に比べて、構造の簡
素化のためにも有効である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は主として農用に利用される左右胴折れ
式の運搬車を示し、前部に操縦部1、後部にダン
プ荷台2を装備した走行車体3のメインフレーム
4の前端に、作業装置昇降機構5が着脱自在に連
結されている。
前記昇降機構5は、フレーム6の上部左右中間
に1本のトツプリンク7、下部に左右一対のロア
ーリンク8を枢着するとともに、前記フレーム6
の上端に油圧シリンダ9で駆動される左右一対の
リフトアーム10を枢着し、各リフトアーム10
とロアーリンク8とをリフトロツド11で連結し
てなる3点リンク機構構造に構成されている。
前記メインフレーム4の前端に固着した横長状
の雄型ブロツク材からなる第1ブラケツト12
に、前記昇降機構フレーム6の後面に固着された
側面視コの字状の雌型取付具13が前後方向に外
嵌されて連結されている。又、メインフレーム4
の前部下方延設部分4aには、先拡がりテーパー
状の第2ブラケツト13Aが設けてあると共に、
前記昇降機構フレーム6の下端部に枢支されたロ
アーリンク8の枢支軸8aのボス部の外周を、前
記第1ブラケツト12と同様な雄型ブロツク形状
に形成して、かつ、向きを逆にした雄型取付具1
2Aが、前記第2ブラケツト13Aに嵌入係合さ
れている。この第2ブラケツト13Aと前記雄型
取付具12Aとが前後方向に雌雄嵌合されるよう
に、前記両ブラケツト12,13の雌雄の配置を
逆にした連結部18が構成されている。
そして、第1ブラケツト12及び雄型取付具1
2Aは側面視にて緩傾斜(水平に対して)の先細
りテーパー状に形成されるとともに、前記第2ブ
ラケツト13A及び雌型取付具13は同角度の先
拡がりテーパー状に形成され、且つ第2ブラケツ
ト13Aおよび雌型取付具13は嵌合状態におい
て奥端に多少の間隙が残る程度にやゝ深く構成さ
れている。又、第2ブラケツト13A及び雌型取
付具13の入口部の上下には、バネ14にてブラ
ケツト内方に突入付勢されたロツクピン15が出
退自在に装備されるとともに、第1ブラケツト1
2および雄型取付具12Aの基部側には、第1ブ
ラケツト12と雌型取付具13、及び第2ブラケ
ツト13Aと雄型取付具12Aとが嵌合連結され
た状態で、前記ロツクピン15の先端が接当する
急傾斜(水平に対して)のカム面16が形成され
ている。
上記構成によれば、昇降機構5の連結時には、
上下に配置された両ブラケツト12,13A及び
両取付具13,12Aを接近して前後方向に押付
けるだけで、第1ブラケツト12及び雄型取付部
12Aの上下緩傾斜面でロツクピン15を押出し
て雌型取付具13および第2ブラケツト13Aに
内嵌し、嵌合状態ではロツクピン15が第1ブラ
ケツト12および雄型取付具12Aの急傾斜カム
面16に付勢接当され、カム作用によつて両ブラ
ケツト12,13Aと雌雄型両取付具12A,1
3とは、互いに嵌合方向に付勢される。そして、
傾斜カム面16は急傾斜であるためにロツクピン
15が逆に押し戻されることはなく、打込み一方
の付勢となり、使用中の前後方向ガタもこれによ
つて吸収される。
又、昇降機構5の取外し時には、ロツクピン1
5の上方露出部分に螺着したナツト17を操作し
ててロツクピン15をバネ14に抗して抜出して
おく。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農作業車における作業装置
昇降機構の取付構造の実施例を示し、第1図は全
体側面図、第2図は作業装置昇降機構の側面図、
第3図は連結部の要部を示す一部切欠き側面図、
第4図は従来構造の側面図である。 3……走行車体、4……メインフレーム、4a
……下方延設部分、5……作業装置昇降機構、8
……ロアーリンク、8a……枢支軸、12……第
1ブラケツト、12A……雄型取付具、13……
雌型取付具、13A……第2ブラケツト、15…
…ロツクピン、16……傾斜カム面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 走行車体3のメインフレーム4の端部に作業
    装置昇降機構5を連結する農作業車における作
    業装置昇降機構の取付構造において、前記メイ
    ンフレーム4の端部とその端部近くでの下方延
    設部分4aとの夫々に、前記作業装置昇降機構
    5に対する取付用の第1,第2ブラケツト1
    2,13Aを設け、前記端部側に設けられる第
    1ブラケツト12を側面視で先細りテーパー状
    となる雄型ブロツク材から構成するとともに、
    下方延設部分4aに設けられる第2ブラケツト
    13Aを先拡がりテーパー状の嵌合凹部を備え
    た雌型部材から構成し、前記作業装置昇降機構
    5には、前記第1ブラケツト12に外嵌係合す
    る雌型取付具13と、前記第2ブラケツト13
    Aに嵌入係合する雄型取付具12Aとを付設す
    るとともに、前記雄型取付具12Aは、前記作
    業装置昇降機構5に設けられるロアーリンク8
    の枢支軸8aのボス部兼用部材によつて構成
    し、さらに、前記第2ブラケツト13Aおよび
    前記雌型取付具13の入口部には嵌合凹部内方
    に向けて突入付勢されたロツクピン15を配備
    し、前記第1ブラケツト12および前記雄型取
    付具12Aには前記第2ブラケツト13Aまた
    は前記雌型取付具13への嵌入状態において前
    記ロツクピン15が接当する急傾斜のカム面1
    6を形成し、この傾斜カム面16に作用する前
    記ロツクピン15の突入付勢によつて、前記両
    ブラケツト12,13Aおよび雌雄両型取付具
    12A,13が嵌合付勢されるよう構成してあ
    ることを特徴とする農作業車における作業装置
    昇降機構の取付構造。 2 前記作業装置昇降機構5が油圧シリンダ9で
    駆動される3点リンク機構である実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の取付構造。 3 前記作業装置昇降機構5が走行車体3の前端
    に取付けられる実用新案登録請求の範囲第1項
    又は第2項に記載の取付構造。
JP19731881U 1981-12-27 1981-12-27 農作業車における作業装置昇降機構の取付構造 Granted JPS58100508U (ja)

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JP19731881U JPS58100508U (ja) 1981-12-27 1981-12-27 農作業車における作業装置昇降機構の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS58100508U JPS58100508U (ja) 1983-07-08
JPS6310647Y2 true JPS6310647Y2 (ja) 1988-03-30

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ID=30110528

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JP19731881U Granted JPS58100508U (ja) 1981-12-27 1981-12-27 農作業車における作業装置昇降機構の取付構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505771U (ja) * 1973-05-18 1975-01-21

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831444Y2 (ja) * 1979-04-17 1983-07-12 株式会社 源商 移動農機の作業機昇降装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505771U (ja) * 1973-05-18 1975-01-21

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