JPS63106420A - 軸受 - Google Patents
軸受Info
- Publication number
- JPS63106420A JPS63106420A JP24948186A JP24948186A JPS63106420A JP S63106420 A JPS63106420 A JP S63106420A JP 24948186 A JP24948186 A JP 24948186A JP 24948186 A JP24948186 A JP 24948186A JP S63106420 A JPS63106420 A JP S63106420A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- diamond
- film
- carbon
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 22
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 22
- 229910000897 Babbitt (metal) Inorganic materials 0.000 abstract description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 12
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 10
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 8
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 8
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 229910000906 Bronze Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001208 Crucible steel Inorganic materials 0.000 description 1
- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910003481 amorphous carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010974 bronze Substances 0.000 description 1
- KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N copper tin Chemical compound [Cu].[Sn] KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 description 1
- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、軸受の耐久性の向上に関する。
[従来の技術]
従来、最も一般的な軸受は、鋳鉄、鋳鋼又は青銅等によ
って構成されている。また、ミニチュア分野では、ステ
ンレス鋼が主流となっている。
って構成されている。また、ミニチュア分野では、ステ
ンレス鋼が主流となっている。
上記軸受の材質は、用途上必要となる、機械的強さ、化
学的安定性、高温又は低温安定性、熱伝導性、低トルク
化性、低廉性、工作容易性等を満すべく選択されている
。
学的安定性、高温又は低温安定性、熱伝導性、低トルク
化性、低廉性、工作容易性等を満すべく選択されている
。
尚1本明細書において、軸受とは、軸受部、軸本体又は
軸以外の運動部分、ベアリング等におけるポール又は回
転軸部分、さらにはポール等の押えの部分等をいう。
軸以外の運動部分、ベアリング等におけるポール又は回
転軸部分、さらにはポール等の押えの部分等をいう。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、いずれの材料も、軸受の材料として完全
に満足できるものではなく、特に近年需要の増大してい
るミニチュア分野では、材料の硬度に関する不満が強い
、材料の硬度は、軸受寿命に大きなかかわりを有し、長
期間の使用に酎える軸受とするには、硬度の高い材料で
軸受を構成する必要がある。しかし、軸受の材料として
要求される他の条件をも満す硬度の高い材料が見当らな
いため、軸受材料の硬度的向上が求められているのが現
状である。
に満足できるものではなく、特に近年需要の増大してい
るミニチュア分野では、材料の硬度に関する不満が強い
、材料の硬度は、軸受寿命に大きなかかわりを有し、長
期間の使用に酎える軸受とするには、硬度の高い材料で
軸受を構成する必要がある。しかし、軸受の材料として
要求される他の条件をも満す硬度の高い材料が見当らな
いため、軸受材料の硬度的向上が求められているのが現
状である。
本発明の目的は、上記のような硬度の高い材料を提供す
ると共に、動Pjj!I係数も軸受として十分低く、結
果として耐久性を向上させることにある。
ると共に、動Pjj!I係数も軸受として十分低く、結
果として耐久性を向上させることにある。
[問題点を解決するための手段]
と記問題点を解決するために講じられた手段を説明する
と、本発明は、可動接触面にダイヤモンド状カーボン被
膜を形成するという手段を講じているものである。
と、本発明は、可動接触面にダイヤモンド状カーボン被
膜を形成するという手段を講じているものである。
上記本発明において、可動接触部とは、他の部材と接触
した状態で相対的に運動する部材の当該化の部材との接
触面をいう、具体的には、例えばすべり軸受における軸
受メタル内面、ころがり軸受におけるポール、ころ、内
輪及び外輪のポール又はころとの接触面等をいう、また
、ダイヤモンド状カーボンとは、水素を含宥したアモル
ファスカーボンから水素を含まないダイヤモンドまでを
いう。
した状態で相対的に運動する部材の当該化の部材との接
触面をいう、具体的には、例えばすべり軸受における軸
受メタル内面、ころがり軸受におけるポール、ころ、内
輪及び外輪のポール又はころとの接触面等をいう、また
、ダイヤモンド状カーボンとは、水素を含宥したアモル
ファスカーボンから水素を含まないダイヤモンドまでを
いう。
[作 用]
ダイヤモンド状カーボンは、ビッカース硬度3000k
g/mm2以上の硬度があるので、この被膜で可動接触
面を覆うことによって、当該面の摩耗を極めて少ないも
のとすることができる。また、条件によっては、ダイヤ
モンド状カーボンの動摩擦係数は0.02〜0.2ど非
常に小さいため、すべり性も向上する。従って、軸受の
寿命を大幅に向上させることができる。
g/mm2以上の硬度があるので、この被膜で可動接触
面を覆うことによって、当該面の摩耗を極めて少ないも
のとすることができる。また、条件によっては、ダイヤ
モンド状カーボンの動摩擦係数は0.02〜0.2ど非
常に小さいため、すべり性も向上する。従って、軸受の
寿命を大幅に向上させることができる。
一方、基本的軸受の材料としては、従来と同様のものを
使用し、そこにダイヤモンド状カーボン被膜を形成すれ
ば足るので、軸受の材料に要求される硬度以外の条件が
大きく損われる心配がない。
使用し、そこにダイヤモンド状カーボン被膜を形成すれ
ば足るので、軸受の材料に要求される硬度以外の条件が
大きく損われる心配がない。
[実施例]
第1図の軸受はすべり軸受で、軸受本体1内に取付けら
れた軸受メタル2の内面に、ダイヤモンド状カーボン被
膜3が形成されている。この場合、軸受メタル2内に挿
入される軸(図示されていない)にも上記被膜を形成し
ておくことが好ましい。
れた軸受メタル2の内面に、ダイヤモンド状カーボン被
膜3が形成されている。この場合、軸受メタル2内に挿
入される軸(図示されていない)にも上記被膜を形成し
ておくことが好ましい。
第2図の軸受は玉軸受で、ポール4の表面と、このポー
ル4と接触する内輪5外面及び外輪6内面の軌道面にダ
イヤモンド状カーボン被膜3が形成されている。このよ
うにすれば、ポール4と内輪及び外輪の接触面が硬いダ
イヤモンド状カーボン被膜3が保護されるので、摩耗を
最少限に抑えて寿命を大幅にのばすことができる。
ル4と接触する内輪5外面及び外輪6内面の軌道面にダ
イヤモンド状カーボン被膜3が形成されている。このよ
うにすれば、ポール4と内輪及び外輪の接触面が硬いダ
イヤモンド状カーボン被膜3が保護されるので、摩耗を
最少限に抑えて寿命を大幅にのばすことができる。
次に、第3図及び第4図によって、上述のダイヤモンド
状カーボン被膜3の形成例を説明する。
状カーボン被膜3の形成例を説明する。
第3図において6は空胴共振器で、その外側には磁石7
が設けられている。また、この空胴共振器6には、マイ
クロ波を投入するための導波管8と、F2ガス又はF2
ガスを供給するためのガス供給管9が連結されている。
が設けられている。また、この空胴共振器6には、マイ
クロ波を投入するための導波管8と、F2ガス又はF2
ガスを供給するためのガス供給管9が連結されている。
空胴共振器6と連続して成膜室IOが設けられている。
成膜室10内には、ヒーター11を内蔵した成膜台12
が設けられている。成膜台12上には、第4図に示され
るように、多数の孔13を有する押え板14が位置して
おり、その孔13内に入れられてポール4が成膜台】2
上に位置されている。
が設けられている。成膜台12上には、第4図に示され
るように、多数の孔13を有する押え板14が位置して
おり、その孔13内に入れられてポール4が成膜台】2
上に位置されている。
押え板14には、クランク軸15を介してモーター16
に連結されており、モーター16によって振動されるよ
うになっている。また、成膜室10には、CH4ガスを
供給するガス供給管9bと、成膜室10内を排気するポ
ンプ17が連結されている。
に連結されており、モーター16によって振動されるよ
うになっている。また、成膜室10には、CH4ガスを
供給するガス供給管9bと、成膜室10内を排気するポ
ンプ17が連結されている。
まずポンプ17を作動させて十分な真空度とした後、バ
ルブ10aを開いて空胴共振器6にF2ガスを供給する
と共に、マイクロ波を投入する。そして、空胴共振器6
で電子サイクロトロン共鳴を生じさせると、F2ガスは
プラズマ化され、磁石7によって成膜室10へと噴出さ
れる。
ルブ10aを開いて空胴共振器6にF2ガスを供給する
と共に、マイクロ波を投入する。そして、空胴共振器6
で電子サイクロトロン共鳴を生じさせると、F2ガスは
プラズマ化され、磁石7によって成膜室10へと噴出さ
れる。
一方、バルブ10bを開いて成膜室lOへCHaガスを
供給すると、これはプラズマと接触しつつ成膜台12へ
と向い、その上のポール4にダイヤモンド状カーボン被
膜3を形成する。このとき、モーター16を作動させて
押え板14を振動させると、ポール4は孔13内で回転
し、全体に均一にダイヤモンド状カーボン被膜3が形成
される。
供給すると、これはプラズマと接触しつつ成膜台12へ
と向い、その上のポール4にダイヤモンド状カーボン被
膜3を形成する。このとき、モーター16を作動させて
押え板14を振動させると、ポール4は孔13内で回転
し、全体に均一にダイヤモンド状カーボン被膜3が形成
される。
その後、バルブ10a及び10bを閉じてバルブ10c
を開けば、形成されたダイヤモンド状カーボン被膜3の
表面にフッ素処理を施すことができ、耐薬品性を向上さ
せることができる。
を開けば、形成されたダイヤモンド状カーボン被膜3の
表面にフッ素処理を施すことができ、耐薬品性を向上さ
せることができる。
尚、上記例ではポール4を対象としているが、第1図の
軸受メタル3.第2図の外輪6及び内輪5を対象として
行うこともできる。
軸受メタル3.第2図の外輪6及び内輪5を対象として
行うこともできる。
[発明の効果]
以上説明の通り、本発明によれば、硬いダイヤモンド状
カーボン被膜によって、耐久性、すべり性が向上し、軸
受の寿命を大幅にのばすことができるものである・
カーボン被膜によって、耐久性、すべり性が向上し、軸
受の寿命を大幅にのばすことができるものである・
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は他の実
施例の縦断面図、第3図はダイヤモンド状カーボン被膜
を形成する場合の説明図、第4図は押え板の平面図であ
る。 l:軸受本体、2:軸受メタル、 3:ダイヤモンド状カーボン被膜。 4:ポール、5:内輪、6:外輪。
施例の縦断面図、第3図はダイヤモンド状カーボン被膜
を形成する場合の説明図、第4図は押え板の平面図であ
る。 l:軸受本体、2:軸受メタル、 3:ダイヤモンド状カーボン被膜。 4:ポール、5:内輪、6:外輪。
Claims (1)
- 1)可動接触面にダイヤモンド状カーボン被膜を形成し
たことを特徴とする軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24948186A JPS63106420A (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24948186A JPS63106420A (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63106420A true JPS63106420A (ja) | 1988-05-11 |
Family
ID=17193607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24948186A Pending JPS63106420A (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63106420A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0617207A2 (en) * | 1993-03-26 | 1994-09-28 | De Beers Industrial Diamond Division (Proprietary) Limited | Bearing assembly |
JP2005065494A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Sony Corp | 超小型回転装置の製造方法及びこの方法により製造された超小型回転装置 |
CN104500572A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-08 | 昆山旭祥钣金工业有限公司 | 一种套筒组件 |
-
1986
- 1986-10-22 JP JP24948186A patent/JPS63106420A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0617207A2 (en) * | 1993-03-26 | 1994-09-28 | De Beers Industrial Diamond Division (Proprietary) Limited | Bearing assembly |
EP0617207A3 (en) * | 1993-03-26 | 1995-08-02 | De Beers Ind Diamond | Bearing device. |
AU675106B2 (en) * | 1993-03-26 | 1997-01-23 | De Beers Industrial Diamond Division (Proprietary) Limited | Bearing assembly |
JP2005065494A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Sony Corp | 超小型回転装置の製造方法及びこの方法により製造された超小型回転装置 |
JP4715126B2 (ja) * | 2003-08-12 | 2011-07-06 | ソニー株式会社 | 超小型回転装置の製造方法及びこの方法により製造された超小型回転装置 |
CN104500572A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-08 | 昆山旭祥钣金工业有限公司 | 一种套筒组件 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5960762A (en) | Piston ring and cylinder liner combination | |
JP3793990B2 (ja) | 内燃機関のシリンダライナとピストンリングの組合せ | |
CA2052473C (en) | Rotary-anode type x-ray tube having a ceramic bearing surface | |
JP2006144848A (ja) | ロッカアーム用軸受 | |
JP2005030492A (ja) | 球面軸受 | |
JP5074836B2 (ja) | 複合硬質炭素膜及びその製造方法並びに摺動部材 | |
JP2018146108A (ja) | 転がり軸受およびその製造方法 | |
JPS63106420A (ja) | 軸受 | |
WO2015114822A1 (ja) | 圧力リングおよび圧力リング用母材 | |
JP2007529699A (ja) | 被覆ピストンピン | |
EP3845769A1 (en) | Double-row self-aligning roller bearing and main shaft support device for wind generation equipped with same | |
US8556582B2 (en) | Turbocharger housing with a conversion coating and methods of making the conversion coating | |
JPH06322515A (ja) | 耐摩耗性被膜 | |
WO2018164139A1 (ja) | 転がり軸受およびその製造方法 | |
JPH01159449A (ja) | 複合窒化層を有するピストンリング | |
US6427355B1 (en) | Gauge block | |
JP2001152320A (ja) | 摺動部材 | |
JP3464651B2 (ja) | エアーモータ用部材 | |
JPH07286589A (ja) | 圧縮機用摺動部材 | |
JPH01156461A (ja) | ピストンリングの表面処理方法 | |
JP3642917B2 (ja) | 硬質被覆材およびそれを被覆した摺動部材ならびにその製造方法 | |
JPH0573918B2 (ja) | ||
JPS60221223A (ja) | セラミツクスと金属の複合シリンダ | |
JPS6115998A (ja) | 圧縮機等の摺動部品 | |
JP2000073712A (ja) | エンジンの動弁機構用カムフォロア装置及びその製造方法 |