JPS63106404A - 慣性体駆動用油圧装置 - Google Patents

慣性体駆動用油圧装置

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JPS63106404A
JPS63106404A JP25135786A JP25135786A JPS63106404A JP S63106404 A JPS63106404 A JP S63106404A JP 25135786 A JP25135786 A JP 25135786A JP 25135786 A JP25135786 A JP 25135786A JP S63106404 A JPS63106404 A JP S63106404A
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JP
Japan
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valve
pressure
hydraulic
accumulator
discharge
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Pending
Application number
JP25135786A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Endo
弘 遠藤
Koichi Morita
森田 紘一
Yoshie Koibuchi
鯉渕 芳栄
Teruo Akiyama
照夫 秋山
Tadao Kikuchi
菊池 忠男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63106404A publication Critical patent/JPS63106404A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、慣性体を油圧モータで駆動する油圧装置に関
する。
〔従来の技術〕
パワーショベルの旋回体等の慣性体を油圧モータによっ
て駆動する油圧装置では、油圧モータの制動時に慣性体
の慣性力によって該モータが回転される。
上記慣性力によって油圧モータが回転されると、このモ
ータがポンプとしての動作を行なうが、このとき、この
モータより吐出される圧油のエネルギーは上記慣性体の
慣性エネルギーを意味する。
そこで、本出願人はこの慣性エネルギーをアキュムレー
タに回収して、油圧モータの駆動エネルギーとして活用
することができる油圧装置を先に提案した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記先願に係る装置は、上記油圧モータの加速
時に上記アキュムレータの放出圧油と油圧ポンプの吐出
圧油の双方がこの油圧モータに作用するので、該モータ
が一時的にオーバランすることがあった。
また、作業開始時のように上記アキュムレータの蓄圧力
が低い場合と、該アキュムレータの蓄圧力が高い場合と
油圧モータの加速性が異なるという欠点も有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の第1発明は、安全弁が並設された油圧モータと
、この油圧モータに方向切換弁を介して圧油を供給する
油圧ポンプとを備え、上記油圧モータによって慣性体を
駆動する油圧装置において、チェック弁と上記安全弁よ
りも低いセット圧を有するシーケンス弁とを介して上記
油圧モータに接続されたアキュムレータと、上記アキュ
ムレータと上記油圧ポンプの吐出管路との間に介在され
た放出弁と、上記アキュムレータの蓄圧力が予設定圧力
以上である状態で上記方向切換弁が切換操作されたさい
に上記放出弁を開放させる手段と、上記放出弁の開放後
、上記アキュムレータの蓄圧力が放出停止圧よりも低い
圧力まで低下した場合に該放出弁を閉止させる手段と、
上記放出弁が開放されている間、上記油圧ポンプの吐出
圧油が上記油圧モータに作用することを禁止する手段と
を設けた構成をもつ。
また、本発明の第2発明では、上記アキュムレータ、放
出弁および該放出弁を開放させる手段に加えて、上記方
向切換弁が切換操作されているときに上記シーケンス弁
の作動を禁止する手段を設けるようにしている。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に係る油圧装置の一実施例を示す。
同図において、可変容量型油圧ポンプ1は、図示してい
ない原動機によって駆動され、また斜板制御部2によっ
てその斜板1aの傾転角が制御される。
斜板制御部2には、CO弁(カットオフ弁)201と、
NC弁(ネガティブコントロール弁)202と、案内弁
203と、サーボアクチニエータ204と、電磁切換弁
205とが備えられている。
CO弁201は、上記電磁切換弁205によって、その
セット圧が2段階に変化される。すなわち、この切換弁
205が図示する状態にあるとき第2図に示す高セット
圧P  が選択され、抜弁205が切換作動されたとき
同図に示す低セット圧P  が選択される。
−L そしてこのCO弁201は、同図に示す如く、ポンプ1
の吐出側管路23の圧力Pが高セット圧P  以上また
は低セット圧P  以上である間C−HC−L はその出力圧P を低圧P。1に保持し、圧力Pが高セ
ット圧P  または低セット圧P  よりもC−I  
        C−L 小さくなった場合に、その出力圧Pcを人力圧に等しい
大きさPc2まで急激に増大させるカットオフ特性をも
つ。
NC弁202は、後記するジェットセンサ3の出力圧P
、P、をパイロット圧として入力し、を 第3図に示すようにこのパイロット圧P、Pdの差(P
  −P  )に比例してその出力圧P1をd 下げる作用をもつ。
上記NC弁202の出力圧P1は案内弁203に制御圧
として入力される。そして案内弁203より出力される
圧油によってサーボアクチュエータ204が作動され、
これによってモーターの斜板1aが駆動される。
上記したジェットセンサ3は、オリフィス301.30
2とリリーフ弁303とを有し、管路27に供給される
方向切換弁4のキャリオーバ流量を入力パラメータとし
て前記圧P、P、を出力する。
第4図は、上記キャリオーバ流量と上記出力圧差(P 
 −P、)との関係を示している。
キャリオーバ流量は、第5図に示すように、方向切換弁
4の中立位置からのストローク量が増大するに伴って減
少する。それ故、第4図の関係から上記ストローク量の
増大に伴って上記圧力差P  −Pdが減少することに
なり、これは第3図の関係からNC弁202の出力圧P
1を増加させることになる。そして、CO弁201が開
放されている状態でNC弁202の出力圧P1が増加す
ると、案内弁203およびサーボアクチュエータ204
を介してポンプ1の斜板傾転角が増大され、これによっ
て該ポンプ1の1回転当りの吐出量が大きくなる。
結局、上記NC弁202は、方向切換弁4が位置4Bま
たは4C側に操作された場合に、その操作量に対応した
量だけ開かれ、したがって方向切換弁4が位置4Bまた
は4Cにあるときには全開状態になる。そして、NC弁
が全開の状態下で、CO弁201の出力圧P。が第2図
に示した最小圧P。1を示した場合にポンプ1の斜板傾
転角が最小の状態となり、また同出力圧Pcが同図に示
す最大圧P。2を示しているときに上記斜板傾転角が最
大のの状態になる。
一方、CO弁201の出力圧P。が最大圧Pc2を示し
ているときにNC弁202の開度が、たとえば1/2ま
で減少した場合、ポンプ1の斜板傾転角は第2図に一点
鎖線で示す大きさになる。
パイロット弁5は、方向切換弁4を作動させるためのパ
イロット圧を発生するものであり、その操作レバー50
1が位置B側およびC側に操作されたさいにそれぞれ切
換弁4が位置4B側および4C側に切換えられる。
圧力センサ6は、切換弁4に作用するパイロット圧をシ
ャトル弁7を介して検出するものであり、その出力信号
は切換弁4の切換操作を示す信号として後記するコント
ローラ8に入力される。
双方向回転形の油圧モータ9は、パワーショベルの旋回
体等の慣性体29を駆動するものである。
この油圧モータ9の正転側ポート9aおよび逆転側ポー
ト9bは、それぞれ管路10.11を介して方向切換弁
4に接続され、かつ該モータ9側からの流入を許容する
チェック弁12.13を介してシーケンス弁14に接続
されている。一方、上記モータ9には該モータ9の駆動
油圧の大きさを制限する安全弁15.16が並設され、
さらにこの安全弁15.16にそれぞれチェック弁17
゜18が並設されるとともに、安全弁15.16とチェ
ック弁17.18の共通接続点28に吸込管路19が接
続されている。
上記シーケンス弁14は、そのセット圧P が上記安全
弁15.16のセット圧P、よりも低くなるように調整
されている。そしてこのシーケンス弁14の出力ポート
はアキュムレータ20に接続されるとともに、放出弁2
1を介して油圧ポンプ1の吐出側管路23に接続されて
いる。
上記アキュムレータ20は、制動時における慣性体29
の慣性エネルギーを回収するものであり、第6図には、
このアキュムレータの蓄圧力PAと容量vとの関係が示
されている。
上記アキュムレータ20が接続された管路25には、圧
力センサ35が設けられており、このセンサ35によっ
て該アキュムレータ20の放出圧PAが検出される。
上記放出弁21は、アキュムレータ20とポンプ1間に
介装された主弁211と、絞り212を介して主弁21
1に併設された電磁式のパイロット弁213とを備えた
構成をもつ。
この放出弁21は、パイロット弁213を切換作動させ
ることにより開放される。すなわち、パイロット弁21
3が切換作動すると、主弁211の油室211aの圧力
が低下して該主弁211が開路作動し、これによってこ
の放出弁211が開放される。
なお、固定容量ポンプ22は斜板制御部2の油圧源であ
る。
また、放出弁21に設けられているオリフィス212は
、パイロット弁213の切換作動時に主弁211の上流
圧を保持させる作用をなす。
さらに、安全弁24は管路25が異常圧になるのを防止
するために設けられており、また手動圧抜き弁26は運
搬時等における管路25の圧抜きに使用される。
ここでこの実施例における上記CO弁201の高セット
圧P  および低セット圧P  1シーC−HC−L ケンス弁14のセット圧P 1上記安全弁15゜16の
セット圧P 、後述する加速可能圧PA1および放出停
止圧PA2の大小関係を示すと次のようになる。
P>P>P(膳PA1) C−11F   S 〉P(−PA2) −L i7図は、第1図に示したコントローラ8の処理手順を
示し、以下、同図を参照しながらこの実施例の作用を説
明する。
この手順では、まずフラグFが0“に初期値化され、つ
いでパイロット弁5のレバー501が中立位置にあるか
否かが判断される(ステップ101)。そして、その判
断結果がNoの場合には、レバー501がフル操作され
ているか否かが判断される(ステップ102)。つまり
方向切換弁4が中立位置4Aから位置4Bまたは4Cに
切換えられた否かが判断される。なお、ステップ101
.102における判断は、それぞれ圧力センサ6の出力
に基づいて行なわれる。
ステップ102の判断結果がYESであるとすると、次
のステップ103でアキュムレータ20の内部圧PAが
モータ9を加速し得る加速可能圧PA1以上であるか否
かが判断される。なお、この判断は圧力センサ6の出力
に基づいて行なわれる。
いま、ステップ103の判断結果がNOであるとすると
、ステップ105においてフラグFが“1′″であるか
否かが判断されるが、現時点でフラグFは“0”である
ことから、手順がステップ108にジャンプされる。
このステップ108では、CO弁のセット圧として高セ
ット圧P  を選択する処理と、放出弁−H 21を閉止状態にする処理が実行されるので、モータ9
は専らポンプ1から吐出される圧油で駆動される。すな
わち、たとえば方向切換弁4が例えば位置4C側に切換
えられているとすると、ポンプ1より吐出される圧油か
管路10→モータ9→管路11という経路を通ってタン
クに戻り、これらよって該モータ9がgl動される。
一方、ステップ103でP ≧P  あると判A   
 Alで 断された場合には、次のステップ104でフラグFを“
1゛にセットする処理と、電磁切換弁205を切換作動
させてCO弁201のセット圧を低セットにP C−L
に変化させる処理と、放出弁21におけるパイロット弁
213のソレノイド213aを付勢して該放出弁21を
開放させる処理とが実行される。
上記放出弁21が開放されると、アキュムレータ20の
蓄圧力PAが管路23に作用する。一方、上記放出弁2
1の開放によって管路23にPAl(くP  )以上の
圧力が作用している現状にお−L いて、CO弁201のセット圧として低セット圧P  
が選択されると、第2図から明らかなようC−L にポンプ1の斜板傾転角が最小の状態となり、したがっ
てステップ104の処理が実行されることによりモータ
9は専らアキュムレータ20の放出圧油によって駆動さ
れる。
上記のように放出弁開放時にポンプ1の斜板傾転角を最
小にさせる目的は、モータ9のオーバランを防止するこ
とにある。
すなわち、放出弁21が開放されたときにポンプ1の斜
板傾転角が最大であった場合には、このポンプ1から吐
出された最大流量の圧油にアキュムレータ20の放出圧
油が管路23で合流することになるので、大流量の圧油
がモータ9に供給されて該モータが一時的にオーバラン
する。
ところが、上記のようにポンプ1の斜板傾転角を最小に
すれば、モータ9が専らアキュムレータ20の放出圧油
で駆動されることになるので、上記オーバランが防止さ
れる。
上記放出弁21の開放後、抜弁の放出圧PAは徐々に降
下してゆく。そして、ステップ103で放出圧PAが加
速可能圧PAtよりも低くなったことが判断されると、
前記ステップ105でフラグFが°1”であるか否かが
判断される。
現時点ではフラグFが“1″であることから、次にアキ
ュムレータ20の放出圧PAが前記放出停止圧PA2以
上であるか否かが判断され(ステップ106)、PA≧
PA2である間はステップ104に示した処理が継続し
て実行される。
一方、放出圧P が放出停止圧PA□よりも小さくなっ
た場合には、フラグFが10”にされたのち(ステップ
107)、前記したステップ108の処理、つまり、C
O弁201のセット圧を低セット圧P  に変更してポ
ンプ1の斜板傾転角を−L 最大にさせる処理と、放出弁21を閉止してアキュムレ
ータ21の圧油放出を停止させる処理が実行され、これ
によりモータ9がポンプ1の吐出圧油で駆動されること
になる。
かくして、この実施例によれば、方向切換弁4が中立位
置から切換操作されたのち、アキュムレータ20の放出
圧P が放出停止圧PA2まで低下^ する間はポンプの斜板傾転角が最小の状態におかれ、こ
れによってモータ9のオーバランが防止される。
つぎに、パイロット弁5のレバー501を中立位置に戻
した場合を説明する。この場合、ステップ101の判断
結果がYESとなるので、CO弁201のセット圧とし
て高セット圧P  を選択−H する処理と、放出弁21を閉止させる処理とが実行され
る(ステップ109)。
レバー501が中立位置にセットされると、方向切換弁
4が中立位置4Aに戻されるので第5図に示した関係か
ら方向切換弁4のキャリオーバ流量が最大になり、した
がって、第3図、第4図に示した関係からジェットセン
サ3の出力圧差pt−Pdも最大となり、この結果、N
C弁が閉じられてポンプ1の斜板傾転角が最小の状態と
なる。
一方、方向切換弁4の中立位置4Aの復帰に伴って、モ
ータ9への圧油の供給が停止される。このとき慣性体2
9の慣性力によってモータ9が回転され、その結果この
モータ9がポンプ作用を行なう。たとえば方向切換弁4
が位置4Cから中立位置4Aに戻されたとすると、上記
慣性力に基づく該モータ9のポンプ作用によって、この
モータ9の逆転側ボート9bより上記慣性体の慣性エネ
ルギーに対応した量の圧油が吐出される。
前記したように、シーケンス弁14のセット圧P は安
全弁16のセット圧PFよりも低く設定されているので
、上記モータ9のポンプ作用による吐出圧によってシー
ケンス弁14が開弁され、この結果モータ9より吐出さ
れた圧油がこのシーケンス弁14を介してアキュムレー
タ20に流入する。つまり、上記慣性体29の慣性エネ
ルギーがアキュムレータ20に回収される。
そして、このアキュムレータ20の回収された慣性エネ
ルギーは、前記したようにパイロット弁5のレバー50
1が位置Aから位置BまたはCに操作されたときに、つ
まり方向切換弁4が中立位置4Aからの位置4B、4C
に切換えられたときにモータ9を駆動するためのエネル
ギーとして利用される。
なお、上記モータ9の吐出圧が安全弁15または16の
セット圧Ppよりも高くなるとこの安全弁がリリーフ動
作する。したがってアキュムレータ20の内部圧PAの
上限はこの安全弁16のセット圧Ppとなる。
ところで、アキュムレータ20から非蓄圧状態にある始
業時等において、方向切換弁4が位置4Bまたは4Cに
切換えられた場合には、ステップ103.105の判断
結果が共にNOとなる。
したがって、モータ9は専らポンプ1の吐出圧油で駆動
されることになるが、このときモータ9はシーケンス弁
14のセット圧Psで加速される。
なぜなら、シーケンス弁14のセット圧Psが安全弁1
5.16のセット圧Ppよりも低いからである。なお、
この加速中における余剰流量はアキュムレータムレータ
20に回収される。
一方、アキ二ムレータムレータ20の蓄圧力PAがPh
≧PAlであるときに切換弁4が切換操作された場合に
は、前記したようにアキュムレータ20の放出圧油でモ
ータ9が加速されることになるが、このとき、モータ9
は安全弁15または16のセット圧PFで加速される。
つまり、この場合には上記蓄圧力PAがシーケンス弁1
4のセット圧Psよりも高いことから該シーケンス弁1
4が開かず、したがってモータ9は安全弁15または1
6のセット圧Ppで加速されることになる。
このように上記実施例においては、アキュムレータ20
が非蓄圧状態である場合と蓄圧された状態にある場合と
でモータ9の加速圧が異なるという現象を生じ、これは
上記非蓄圧状態下でのモータ9の加速性と蓄圧状態下で
のそれとの相違をもたらすことになる。
第8図はかかる問題を解消することができる本発明の実
施例を示している。
この実施例では、第1図に示したシーケンス弁14に代
えて、セット圧の変化が可能なシーケンス弁40が使用
されている。
このシーケンス弁40は、セット圧を変化させるための
ソレノイド40aを備え、このソレノイドのON、OF
Fによってつぎのようにセット圧セット圧P  および
高セット圧P  が選択さS−L          
 5−)1れた場合の開弁40の圧力〜流量特性がそれ
ぞれ符号り、Eで示され、また安全弁15.16の同特
性が符号Fで示されている。同図に示すように上記低セ
ット圧P  は、安全弁15.16のセ−L ット圧P よりも低く、また高セット圧P  はF  
              5−)1セツト圧Ppよ
りも高い。
かかるシーケンス弁40が使用される場合には、第7図
のカッコ内に示すごとく、ステップ104゜108でシ
ーケンス弁40のセット圧が高セット圧P  に変更さ
れ、ステップ109で開弁のセット圧から低セット圧P
  に戻される。つまり、−L 方向切換弁4が位置4Bまたは4Cに切換えられてモー
タ9が加速される場合に高セット圧PS−11が選択さ
れ、方向切換弁4が中立位置4Aにあるときに低セット
圧P  が選択される。
−L この実施例の場合、モータ9の加速時にシーケンス弁4
00セツト圧が安全弁15.16のセット圧P、よりも
高くされるので、同加速時にアキュムレータ20が蓄圧
されていない状態にある場合でもシーケンス弁40は作
動しない。したがって、モータ9は、アキュムレータ2
0の蓄圧力の大小によらず安全弁15または16のセッ
ト圧P、で加速される。
なお、方向切換弁4が中立位置に戻された場合にはステ
ップ109でシーケンス弁40のセット圧が低セット圧
P   (<PF)に変更されるの−L で、前記慣性体29の慣性エネルギーがこのシーケンス
弁40を介してアキュムレータ20に回収される。
第9図は、上記シーケンス弁40を使用した場合と同様
の効果が得られる本発明の別の実施例を示している。こ
の実施例は、第1図に示したシーケンス弁14とチェッ
ク弁12.13との間に切換弁41を介在させ、この切
換弁41のソレノイド41aを第7図に示したステップ
104゜108で付勢させ、ステップ109で消勢させ
るようにしている。
この場合、ステップ104,108でこの切換弁41の
ソレノイド41gが付勢され、これによって管路42が
閉止される。したがって、モータ9の加速時にシーケン
ス弁14が作動されることはなく、これによりアキュム
レータ20の蓄圧力PAの大小によらず安全弁15.1
6のセット圧PFでモータ9が加速される。
なおモータ9に併設された安全弁15.16およびチェ
ック弁17.18は、何らかの要因、たとえばチェック
弁12,13やシーケンス弁14等故陣でモータ9より
吐出される圧油がアキュムレータ側に回収されない場合
にも作動する。すなわち、かかる場合には、上記モータ
9の吐出圧油が安全弁15(または16)およびチェッ
ク弁18(または17)を通してポンプの駆動側ボート
9b(または9a)に還流され、これによって制動エネ
ルギーが安全弁15(または16)で熱損失として消費
される。
上記圧油の還流中にはモータ9等から圧油が若干漏出す
る場合があるが、上記漏出による還流圧油の不足分は吸
込管路19を介してタンク32より自動的に補充される
ので、この圧油不足によっていわゆるキャビテーション
が発生することはない。
上記各実施例では、可変容量型の油圧ポンプ1が使用さ
れているが、本発明は固定容量型油圧ポンプを使用した
場合にも当然適用することができる。
第11図に示すごとく、この固定容量型ポンプ50を使
用する場合には、該ポンプ50と方向切換弁4間に電磁
切換弁51が介在され、かつ前記ジェットセンサ3が省
略される。そして、前記ステップ108で上記電磁切換
弁51のソレノイド51aが付勢されて、向弁が切換作
動される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、アキュムレータの放出圧油とポンプの
吐出圧油の双方で油圧モータが駆動されることがないの
で、モータのオーバランを防止することができる。
さらに上記方向切換弁が中立位置から切換操作されたさ
いにシーケンス弁の作動を禁止する手段を備えているの
で、アキュムレータの蓄圧力の大小によらず一定なモー
タの加速性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る油圧装置の一実施例を示した油圧
回路図、第2図はCO弁の特性を例示したグラフ、i3
図はNC弁の特性を例示したグラフ、第4図は切換弁の
キャリオーバ流量とジェットセンサの出力圧差との関係
を例示したグラフ、第5図は切換弁のストロークとキャ
リオーバ流量との関係を例示したグラフ、第6図はアキ
ュムレータの内部圧と容量との関係を示したグラフ、第
7図は第1図に示したコントローラの処理手順を示した
フローチャート、第8図はセット圧可変形のシーケンス
弁を使用した本発明の実施例を示す油圧回路図、第9図
は第8図に示したシーケンス弁の圧力−流量特性と、第
1図に示した安全弁の同特性を例示したグラフ、第10
図はシーケンス弁の作動を禁止するために電磁切換弁を
使用した場合の実施例を示す油圧回路図、第11図は固
定容量型油圧ポンプを使用した場合の例を示した油圧回
路図である。 l・・・油圧ポンプ、la・・・斜板、2・・・斜板制
御部、201・・・CO弁、202・・・NC弁、20
5.41・・・電磁切換弁、3・・・ジェットセンサ、
4・・・方向切換弁、5・・・パイロット弁、5o1・
・・レバー、6・・・圧力センサ、8・・・コントロー
ラ、12,13゜17.18・・・チェック弁、14.
40・・・シーケンス弁、20・・・アキュムレータ、
21・・・放出弁、29・・・慣性体、50・・・固定
容量型油圧ポンプ、51・・・電磁切換弁。 圧力P(にg /crrIり 第2図     第3図 キマリオーノV窓量               カ
′向tル喚弁ストローク第4図     第5図 圧力(に9、ん−) 第9図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)安全弁が並設された油圧モータと、この油圧モー
    タに方向切換弁を介して圧油を供給する油圧ポンプとを
    有し、上記油圧モータによって慣性体を駆動する油圧装
    置において、 チェック弁と上記安全弁よりも低いセット圧を有するシ
    ーケンス弁とを介して上記油圧モータに接続されたアキ
    ュムレータと、 上記アキュムレータと上記油圧ポンプの吐出管路との間
    に介在された放出弁と、 上記アキュムレータの蓄圧力が予設定圧力以上である状
    態で上記方向切換弁が切換操作されたさいに上記放出弁
    を開放させる手段と、 放出弁の開放後、上記アキュムレータの蓄圧力が放出停
    止圧よりも低い圧力まで低下した場合に該放出弁を閉止
    させる手段と、 上記放出弁が開放されている間、上記油圧ポンプの吐出
    圧油が上記油圧モータに作用することを禁止する手段、 とを備えることを特徴とする慣性体駆動用油圧装置。
  2. (2)安全弁が並設された油圧モータと、この油圧モー
    タに方向切換弁を介して圧油を供給する油圧ポンプとを
    有し、上記油圧モータによって慣性体を駆動する油圧装
    置において、 チェック弁と上記安全弁よりも低いセット圧を有するシ
    ーケンス弁とを介して上記油圧モータに接続されたアキ
    ュムレータと、 上記アキュムレータと上記油圧ポンプの吐出管路との間
    に介在された放出弁と、 上記アキュムレータの蓄圧力が予設定圧力以上である状
    態で上記方向切換弁が切換操作されたさいに上記放出弁
    を開放させる手段と、 上記放出弁の開放後、上記アキュムレータの蓄圧力が放
    出停止圧よりも低い圧力まで低下した場合に該放出弁を
    閉止させる手段と、 上記方向切換弁が切換操作されているときに上記シーケ
    ンス弁の作動を禁止する作動禁止手段とを備えることを
    特徴とする慣性体駆動用油圧装置。
  3. (3)上記作動禁止手段は、上記シーケンス弁のセット
    圧を上記安全弁のセット圧よりも高い値に変更させる手
    段である特許請求の範囲第(2)項記載の慣性体駆動用
    油圧装置。
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