JPS63106184A - 不整地走行車両のフロアパネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は不整地走行車両のフロアパネルに関する。

（従来の技術） パイプ製フレームの後部にエンジンを搭載し、その左右
に後輪を備え、エンジン前方にシートを設置し、フレー
ム前部ｉ部の左右に前輪を備えた不整地走行用の四輪車
は知られ、シートに座乗した運転者はフレーム前部内に
設けられたフロアパネル内に両足を延ばし、フロアパネ
ルを貫通するステアリングコラム上方のハンドルを操作
して操縦を行う。

そして従来は、フロアパネルに貫通孔を形成し、この貫
通孔にステアリングコラム下部を通していた。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、ステアリングコラムをフロアパネルの貫通孔
に通していたため、フレームからフロアパネルを取外す
場合、ステアリングコラムも取外さなければならず、着
脱性及びステアリング系のメンテナンス性の面で改良が
望ま、れる。

そこで本発明の目的は、ステアリングコラムを取外さな
くてもフロアパネルを容易に取外すことができ、着脱性
の向上とステアリングコラム系に対するメンテナンス性
の向上を達成するようにした不整地走行車両のフロアパ
ネルを提供するにある。

（問題点を解決するための手段） 以上の目的を達成すべく本発明は、フロアパネル（２１
）に後方に開放する切欠部（２３）を形成したことを特
徴とする。

（作用） フロアパネル（２１）に設けた後方に開放する切欠部（
２３）にステアリングコラム（１７）を通したので、フ
ロアパネル（２１）のみを単品としてフレーム（１）に
対し簡単に脱着することができる。

また実施例では、フロアパネル（２１）にコラムカバ−
（２５）も一体に設けたため、別体であった従来に比べ
て部品点数の削減、組付の容易化に寄与する。

（実施例） 以下に添付図面を基に実施例を説明する。

第１図は不整地走行車両の概略側面を示し、パイプ製フ
レーム（１）の後部内にはエンジン（１１）及び補機類
が搭載され、エンジン（１１）前方にはシート（１２）
が設置され、フレーム（１）の前後には左右一対の前輪
（１３）と後輪（１０が配設され、フレーム（１）上に
はロールバー（１５）が起設されている。

シー）　（１２）に座乗した運転者はフレーム（１）前
部内に両足を延ばし、ステアリングハンドル（１６）を
操作して操縦を行う、ステアリングハンドル（１６）は
ステアリングコラム（１７）の上方に備えられ、ステア
リングコラム（１７）の下方には第２図のように一対の
ステアリングアーム（１８）、（１８）が備えられ、ス
テアリングアーム（１８）　、（１８）にはタイロッド
（１９）　、（１９）がそれぞれ連結される。このタイ
ロッド（１９）、（１９）は既知の如く前輪（１３）　
、　（１３）を軸承する左右のナックルアームにそれぞ
れ連結される。

そしてフレーム（１）前部のパイプ（２）、（３）、（
４）　。

（５）、（８）、（７）、（８）、（！３）等で囲まれ
る空間内にはフロアパネル（２１）が設けられ、このフ
ロアパネル（２１）内に運転者の両足が収納される。第
３図にも示すようにフロアパネル（２１）は底板部（２
２）、前板部（２７）、左右の側板部（２８）　、（２
８）及びコラムカバ−（２５）を一体成形して成り、底
板部（２２）の中央には後方に開放する切欠部（２３）
が形成される。この切欠部（２３）周には上方及び後方
に開放するコラムカバー（２５）が起設され、また切欠
部（２３）の開放端の左右にはダストガード（２４）　
、　（２４）が設けられている。

斯かるフロアパネル（２１）はフレーム（１）前部のパ
イプ（２）・・・（８）等による空間内に取付けられ、
コラムカバー（２５）及び切欠部（２３）内にはステア
リングコラム（１７）が貝通して設置される。

第４図はコラムカバー（２５）の後方開放端を閉じるセ
ンターカバー（２８）を取付けた状態を示し、コラムカ
バー（２５）の後方開放端には内方への折曲片（２Ｂ）
、（２Ｂ）が設けられ、センターカバー（２９）はこの
折曲片（２Ｂ）、（２Ｂ）の前面に脱着自在に取付けら
れる。

（発明の効果） 以上のように本発明によれば、フレームに対しフロアパ
ネルのみを単品として容易に着脱できるため、ステアリ
ング系に対するメンテナンス性の向上を達成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は不整地走行車両の概略側面図、第２図はフロア
パネルの脱着を示すフレーム前部の概略斜視図、第３図
はフロアパネルの単品斜視図、第４図はセンターカバー
を設けたコラムカバーノ横断面図である。 尚図面中、（１）ハフレーム、　（１１）はエンジン、
（１２）はシート、（１３）は前輪、　（１４）は後輪
、（１７）はステアリングコラム、（１８）はステアリ
ングアーム、（＋９）はタイロッド、　（２１）はフロ
アパネル、（２２）は底板部、（２３）は切欠部、（２
５）はコラムカバー、（２８）はセンターカバーである
。 第４図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）パイプ製フレームの後部にエンジンを搭載し、そ
   の左右に後輪を備え、エンジン前方にシートを設置し、
   フレーム前部の左右に前輪を備え、フレーム前部内にフ
   ロアパネルを設け、該フロアパネルにステアリングコラ
   ムを貫通させて成る不整地走行車両において、 前記フロアパネルには前記ステアリングコラムを貫通す
   るための後方に開放する切欠部を形成したこと、 を特徴とする不整地走行車両のフロアパネル。
2. （２）特許請求の範囲第１項記載において、前記切欠部
   にはコラムカバーが一体に起設されていること、 を特徴とする不整地走行車両のフロアパネル。