JPS6310611Y2 - - Google Patents
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- JPS6310611Y2 JPS6310611Y2 JP14103882U JP14103882U JPS6310611Y2 JP S6310611 Y2 JPS6310611 Y2 JP S6310611Y2 JP 14103882 U JP14103882 U JP 14103882U JP 14103882 U JP14103882 U JP 14103882U JP S6310611 Y2 JPS6310611 Y2 JP S6310611Y2
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- JP
- Japan
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- coil
- tube
- filament coil
- filament
- lead wire
- Prior art date
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Links
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Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は管型電球に関するものである。
一般に管型電球は複写機の照明用光源或いは定
着用熱源などに用いられている。そのうち例えば
複写機の定着用熱源として用いる場合には、他の
ヒータに比して、立ち上がりが速くて待ち時間が
短く高速定着が可能であり、そしてエネルギー効
率がよいことなどの種々の利点が得られる。
着用熱源などに用いられている。そのうち例えば
複写機の定着用熱源として用いる場合には、他の
ヒータに比して、立ち上がりが速くて待ち時間が
短く高速定着が可能であり、そしてエネルギー効
率がよいことなどの種々の利点が得られる。
ところで最近においては複写機の小型化が望ま
れており、これに伴ない複写機に用いる管型電球
も管径の小さい細型のものが要求されるようにな
つてきている。そして複写機の例えば定着用熱源
として用いる管型電球においては、均一な温度で
定着を達成するために、中央部から端部側に向か
うに従つて発光出力が大きくなるよう厳密に規制
された配熱パターンを有することが必要であり、
これを達成するために、フイラメントコイルとし
ては、発光部と非発光部とが交互に配列されて成
る部分発光型のものが用いられ、このフイラメン
トコイルを管型電球の管軸に沿つた位置に確実に
位置せしめることが必要である。
れており、これに伴ない複写機に用いる管型電球
も管径の小さい細型のものが要求されるようにな
つてきている。そして複写機の例えば定着用熱源
として用いる管型電球においては、均一な温度で
定着を達成するために、中央部から端部側に向か
うに従つて発光出力が大きくなるよう厳密に規制
された配熱パターンを有することが必要であり、
これを達成するために、フイラメントコイルとし
ては、発光部と非発光部とが交互に配列されて成
る部分発光型のものが用いられ、このフイラメン
トコイルを管型電球の管軸に沿つた位置に確実に
位置せしめることが必要である。
従来の管型電球においては、例えば第1図に示
すように、管型封体1内において管軸Pに沿つて
伸びるよう、発光部(斜線を付して示す)Rと非
発光部Nとが交互に配列されて成り、発光部Rの
長さが中央部から端部側に向かうに従つて大きく
なるフイラメントコイル2が配置され、このフイ
ラメントコイル2の両端部から引出された引出線
3,3の各々が金属箔5,5の内端部に接続さ
れ、金属箔5,5の各々の外端部には外部リード
6が接続され、これにより引出線3,3の各々が
外部リード6,6の各々に電気的に接続され、そ
して前記金属箔5,5が封止部4,4内に埋設さ
れて管形電球が構成されている。7はサポータで
ある。
すように、管型封体1内において管軸Pに沿つて
伸びるよう、発光部(斜線を付して示す)Rと非
発光部Nとが交互に配列されて成り、発光部Rの
長さが中央部から端部側に向かうに従つて大きく
なるフイラメントコイル2が配置され、このフイ
ラメントコイル2の両端部から引出された引出線
3,3の各々が金属箔5,5の内端部に接続さ
れ、金属箔5,5の各々の外端部には外部リード
6が接続され、これにより引出線3,3の各々が
外部リード6,6の各々に電気的に接続され、そ
して前記金属箔5,5が封止部4,4内に埋設さ
れて管形電球が構成されている。7はサポータで
ある。
しかしながら、このような構成においては、引
出線3,3が素線のままであつて撓み易いため
に、製造時においてたとえ金属箔5,5と引出線
3,3との接続部の位置決めが確実であつても封
止部4,4の形成の際にフイラメントコイル2の
両端部が管軸Pからはずれた位置に変位するよう
になつて所定の配熱パターンが得られないように
なる欠点がある。
出線3,3が素線のままであつて撓み易いため
に、製造時においてたとえ金属箔5,5と引出線
3,3との接続部の位置決めが確実であつても封
止部4,4の形成の際にフイラメントコイル2の
両端部が管軸Pからはずれた位置に変位するよう
になつて所定の配熱パターンが得られないように
なる欠点がある。
一方上述の問題点を有さぬ構成のものとして、
例えば第2図に示すような構成の管型電球が知ら
れている。この例においては、フイラメントコイ
ル2の端部コイル21,21内にこの端部コイル
21,21の内径に適合する外径の芯線8,8が
挿入され、この芯線8,8と端部コイル21,2
1とが接続されて内部リード9,9が形成され、
この内部リード9,9が金属箔5,5の内端部に
接続され、この金属箔5,5の外端部には外部リ
ード6,6が接続され、これにより内部リード
9,9が外部リード6,6に電気的に接続され、
そして金属箔5,5が封止部4,4内埋設されて
管型電球が構成されている。
例えば第2図に示すような構成の管型電球が知ら
れている。この例においては、フイラメントコイ
ル2の端部コイル21,21内にこの端部コイル
21,21の内径に適合する外径の芯線8,8が
挿入され、この芯線8,8と端部コイル21,2
1とが接続されて内部リード9,9が形成され、
この内部リード9,9が金属箔5,5の内端部に
接続され、この金属箔5,5の外端部には外部リ
ード6,6が接続され、これにより内部リード
9,9が外部リード6,6に電気的に接続され、
そして金属箔5,5が封止部4,4内埋設されて
管型電球が構成されている。
しかしながらこのような構成においては、フイ
ラメントコイル2の端部コイル21の位置ずれは
防止し得るものの、封体が細型の場合において
は、封止部4の形成工程において、内部リード9
の金属箔5と接続される部分の外径がフイラメン
トコイル2の外径と同等であつて、内部リード9
の接続部に熱が相当に逃散するようになつて封止
部形成用部分における内部リード9と接触する部
位の温度が低くなり、充分な気密封止ができず、
例えば金属箔5の内部リード9との接続部51と
封止部形成用部分との密着性が悪く、当該接続部
51が管型封体1の内部空間と連通するようにな
り、このため、ハロゲン白熱電球の場合には、ハ
ロゲンサイクルを行なう封入ガスによつて金属箔
5の接続部51が侵されるようになつて当該接続
部51が早期に断線し管型電球の使用寿命が短く
なる欠点がある。
ラメントコイル2の端部コイル21の位置ずれは
防止し得るものの、封体が細型の場合において
は、封止部4の形成工程において、内部リード9
の金属箔5と接続される部分の外径がフイラメン
トコイル2の外径と同等であつて、内部リード9
の接続部に熱が相当に逃散するようになつて封止
部形成用部分における内部リード9と接触する部
位の温度が低くなり、充分な気密封止ができず、
例えば金属箔5の内部リード9との接続部51と
封止部形成用部分との密着性が悪く、当該接続部
51が管型封体1の内部空間と連通するようにな
り、このため、ハロゲン白熱電球の場合には、ハ
ロゲンサイクルを行なう封入ガスによつて金属箔
5の接続部51が侵されるようになつて当該接続
部51が早期に断線し管型電球の使用寿命が短く
なる欠点がある。
本考案は以上の如き事情に基いてなされたもの
であつて、フイラメントコイルの端部コイルを管
型封体の管軸に沿つた位置に確実に保持せしめる
ことができ、しかも密着性が良好な封止部を得る
ことができて使用寿命の長い管型電球を提供する
ことを目的とし、その特徴とするところは、管型
封体と、この管型封体の管軸に沿つて伸びるよう
配置したフイラメントコイルと、このフイラメン
トコイルの端部コイル内にその内端部が挿入位置
され、その外端部が前記管型封体の封止部内に封
止された、当該フイラメントコイルの端部コイル
の内径よりは小さい外径のリード線と、このリー
ド線の内端部先端に形成した前記フイラメントコ
イルの半径方向外方に屈曲する屈曲部を介して設
けた、前記管型封体の内壁に当接して当該リード
線を支持するサポート部と、前記リード線の前記
フイラメントコイルの端部コイル内に位置する部
分の外周に設けた、当該部分と前記端部コイルと
を連結する連結部材とを具えて成る点にある。
であつて、フイラメントコイルの端部コイルを管
型封体の管軸に沿つた位置に確実に保持せしめる
ことができ、しかも密着性が良好な封止部を得る
ことができて使用寿命の長い管型電球を提供する
ことを目的とし、その特徴とするところは、管型
封体と、この管型封体の管軸に沿つて伸びるよう
配置したフイラメントコイルと、このフイラメン
トコイルの端部コイル内にその内端部が挿入位置
され、その外端部が前記管型封体の封止部内に封
止された、当該フイラメントコイルの端部コイル
の内径よりは小さい外径のリード線と、このリー
ド線の内端部先端に形成した前記フイラメントコ
イルの半径方向外方に屈曲する屈曲部を介して設
けた、前記管型封体の内壁に当接して当該リード
線を支持するサポート部と、前記リード線の前記
フイラメントコイルの端部コイル内に位置する部
分の外周に設けた、当該部分と前記端部コイルと
を連結する連結部材とを具えて成る点にある。
以下図面によつて本考案の一実施例を複写機の
定着用熱源として用いられる管型電球を例にとつ
て説明する。
定着用熱源として用いられる管型電球を例にとつ
て説明する。
本考案の一実施例においては、第3図及び第4
図に示すように、例えばコイル素線の2本(第3
図及び第4図において1本の太線で示す)を一体
的にコイリング加工して、密巻きの発光部Rと疎
巻きの非発光部Nとを交互に設けると共に、両端
には疎巻きの端部コイル11,11を設けて2本
巻きのフイラメントコイル10を形成し、このフ
イラメントコイル10の端部コイル11,11内
にはそれぞれ、この端部コイル11,11の内径
よりは小さい外径のリード線30,30をその外
端部34,34を除いて挿入位置せしめる。即ち
このリード線30,30はその内端部先端31に
直角方向に伸びる屈曲部32を有し、この屈曲部
32に続いて、管型封体1の内径に適合する外径
を有しかつ前記内端部先端31の軸を中心とする
円に沿つて円弧状に伸びるサポート部33を設け
て成り、このリード線30,30をその内端部先
端31,31から端部コイル11,11のコイル
ピツチに合せてねじ込み挿入して前記屈曲部3
2,32がフイラメントコイル10の半径方向外
方に突出する状態とする。そしてこのリード線3
0,30の前記端部コイル11,11内に挿入位
置された挿入部分35,35の外周と端部コイル
11,11との間隙に、当該挿入部分35,35
と端部コイル11,11とを連結する。例えば前
記挿入部分35,35と端部コイル11,11と
の両者に係合するよう、そのコイル内径が前記挿
入部分35,35の外径に適合し、その線径が前
記挿入部分35,35の外周と端部コイル11,
11との間隙に適合する補助コイル40,40よ
り成る連結部材を挿入し、この補助コイル40,
40を端部コイル11,11に例えばスポツト溶
接などにより溶接して固定する。そして第5図に
示すように、フイラメントコイル10を管型封体
1の管軸Pに沿つて伸びるよう配置し、前記リー
ド線30,30の内端部先端31からフイラメン
トコイル10の半径方向外方に屈曲する屈曲部3
2,32に設けた円弧状に伸びるサポート部3
3,33をそれぞれ管型封体1の内壁に当接せし
めてリード線30,30を管軸P上に位置せし
め、フイラメントコイル10の端部コイル11,
11内からそれぞれ突出しているリード線30,
30の外端部34,34をそれぞれモリブデンな
どより成る金属箔5,5の一端に接続し、この金
属箔5,5の他端には外部リード6,6を接続
し、そしてこれら金属箔5,5をそれぞれ管型封
体1の両端における封止部形成用部分内に位置せ
しめて当該封止部形成用部分を加熱下に圧着して
封止部4,4を形成してこの封止部4,4内に金
属箔5,5を埋設し、以つて管型電球を構成す
る。7はフイラメントコイル10における非発光
部Nに設けられたサポータである。
図に示すように、例えばコイル素線の2本(第3
図及び第4図において1本の太線で示す)を一体
的にコイリング加工して、密巻きの発光部Rと疎
巻きの非発光部Nとを交互に設けると共に、両端
には疎巻きの端部コイル11,11を設けて2本
巻きのフイラメントコイル10を形成し、このフ
イラメントコイル10の端部コイル11,11内
にはそれぞれ、この端部コイル11,11の内径
よりは小さい外径のリード線30,30をその外
端部34,34を除いて挿入位置せしめる。即ち
このリード線30,30はその内端部先端31に
直角方向に伸びる屈曲部32を有し、この屈曲部
32に続いて、管型封体1の内径に適合する外径
を有しかつ前記内端部先端31の軸を中心とする
円に沿つて円弧状に伸びるサポート部33を設け
て成り、このリード線30,30をその内端部先
端31,31から端部コイル11,11のコイル
ピツチに合せてねじ込み挿入して前記屈曲部3
2,32がフイラメントコイル10の半径方向外
方に突出する状態とする。そしてこのリード線3
0,30の前記端部コイル11,11内に挿入位
置された挿入部分35,35の外周と端部コイル
11,11との間隙に、当該挿入部分35,35
と端部コイル11,11とを連結する。例えば前
記挿入部分35,35と端部コイル11,11と
の両者に係合するよう、そのコイル内径が前記挿
入部分35,35の外径に適合し、その線径が前
記挿入部分35,35の外周と端部コイル11,
11との間隙に適合する補助コイル40,40よ
り成る連結部材を挿入し、この補助コイル40,
40を端部コイル11,11に例えばスポツト溶
接などにより溶接して固定する。そして第5図に
示すように、フイラメントコイル10を管型封体
1の管軸Pに沿つて伸びるよう配置し、前記リー
ド線30,30の内端部先端31からフイラメン
トコイル10の半径方向外方に屈曲する屈曲部3
2,32に設けた円弧状に伸びるサポート部3
3,33をそれぞれ管型封体1の内壁に当接せし
めてリード線30,30を管軸P上に位置せし
め、フイラメントコイル10の端部コイル11,
11内からそれぞれ突出しているリード線30,
30の外端部34,34をそれぞれモリブデンな
どより成る金属箔5,5の一端に接続し、この金
属箔5,5の他端には外部リード6,6を接続
し、そしてこれら金属箔5,5をそれぞれ管型封
体1の両端における封止部形成用部分内に位置せ
しめて当該封止部形成用部分を加熱下に圧着して
封止部4,4を形成してこの封止部4,4内に金
属箔5,5を埋設し、以つて管型電球を構成す
る。7はフイラメントコイル10における非発光
部Nに設けられたサポータである。
以上の構成によれば、フイラメントコイル10
の端部コイル11,11内にはそれぞれリード線
30,30が挿入位置せしめられこのリード線3
0,30の外周と端部コイル11,11との間隙
にはこれらリード線30,30と端部コイル1
1,11とを連結する。即ち両者と互に係合する
補助コイル40,40より成る連結部材を設けて
いるため、リード線30,30と端部コイル1
1,11との相対的位置関係が固定されて相対的
に動くことがなく、しかもリード線30,30の
各々の内端部先端31には屈曲部32を介して当
該先端31の軸を中心とする円弧状のサポート部
33が設けられており、このサポート部33が管
型封体1の内壁に当接されるため、リード線3
0,30に連結された端部コイル11,11が管
型封体1の管軸Pに沿つて確実に安定して保持さ
れるようになつて、端部コイル11,11が管軸
Pに沿つた位置からはずれて変位するようなこと
がなく、そしてリード線30,30の屈曲部3
2,32は、フイラメントコイル10のコイル素
線と交叉して当該フイラメントコイル10の半径
方向外方に屈曲して伸びるため、フイラメントコ
イル10の管軸P方向の移動も防止され、この結
果良好な配熱パターンを得ることが可能となる。
そしてリード線30,30は端部コイル11,1
1の内径よりも小さい外径のものであるので管型
封体1が細型であつて封止部形成用部分の材質量
が比較的少ない場合であつても、封止部4,4の
形成工程においてリード線30,30への熱の逃
散が小さくなつて封止部形成用部分におけるリー
ド線30,30と接触する部位の温度低下が抑止
され、従つて金属箔5,5の全体を充分気密に封
止部4,4内に埋設することができ、この結果管
型電球が例えばハロゲン白熱電球などである場合
において、金属箔5,5との接続部51が管型封
体1内に封入されているハロゲンガスに侵される
ことがなく、従つて長い使用寿命を得ることが可
能となる。
の端部コイル11,11内にはそれぞれリード線
30,30が挿入位置せしめられこのリード線3
0,30の外周と端部コイル11,11との間隙
にはこれらリード線30,30と端部コイル1
1,11とを連結する。即ち両者と互に係合する
補助コイル40,40より成る連結部材を設けて
いるため、リード線30,30と端部コイル1
1,11との相対的位置関係が固定されて相対的
に動くことがなく、しかもリード線30,30の
各々の内端部先端31には屈曲部32を介して当
該先端31の軸を中心とする円弧状のサポート部
33が設けられており、このサポート部33が管
型封体1の内壁に当接されるため、リード線3
0,30に連結された端部コイル11,11が管
型封体1の管軸Pに沿つて確実に安定して保持さ
れるようになつて、端部コイル11,11が管軸
Pに沿つた位置からはずれて変位するようなこと
がなく、そしてリード線30,30の屈曲部3
2,32は、フイラメントコイル10のコイル素
線と交叉して当該フイラメントコイル10の半径
方向外方に屈曲して伸びるため、フイラメントコ
イル10の管軸P方向の移動も防止され、この結
果良好な配熱パターンを得ることが可能となる。
そしてリード線30,30は端部コイル11,1
1の内径よりも小さい外径のものであるので管型
封体1が細型であつて封止部形成用部分の材質量
が比較的少ない場合であつても、封止部4,4の
形成工程においてリード線30,30への熱の逃
散が小さくなつて封止部形成用部分におけるリー
ド線30,30と接触する部位の温度低下が抑止
され、従つて金属箔5,5の全体を充分気密に封
止部4,4内に埋設することができ、この結果管
型電球が例えばハロゲン白熱電球などである場合
において、金属箔5,5との接続部51が管型封
体1内に封入されているハロゲンガスに侵される
ことがなく、従つて長い使用寿命を得ることが可
能となる。
以上において、フイラメントコイル10は2本
巻きの構成としたが、1本巻き或いは3本以上の
複数本巻きの構成としてもよく、何れの場合にも
何ら障害なく好適に本考案の管型電球を得ること
ができる。
巻きの構成としたが、1本巻き或いは3本以上の
複数本巻きの構成としてもよく、何れの場合にも
何ら障害なく好適に本考案の管型電球を得ること
ができる。
そして連結部材としての補助コイル40,40
は、上記実施例のようにリード線30,30をフ
イラメントコイル10の端部コイル11,11内
に挿入位置せしめた後に、当該リード線30,3
0と端部コイル11,11との間隙に挿入しても
よいし、或いは予めリード線30,30の外周に
巻き付けて設けた上で、これら全体を端部コイル
11,11内に挿入するようにしてもよい。ここ
で上記実施例のように端部コイル11,11を予
め疎に巻かれたコイルピツチの大きい状態として
おけば、補助コイル40,40を端部コイル1
1,11内に挿入する作業において、端部コイル
11,11が密巻きである場合に比して補助コイ
ル40,40と端部コイル11,11との接触抵
抗が小さくなるため当該作業を容易に行なうこと
ができるので好ましい。
は、上記実施例のようにリード線30,30をフ
イラメントコイル10の端部コイル11,11内
に挿入位置せしめた後に、当該リード線30,3
0と端部コイル11,11との間隙に挿入しても
よいし、或いは予めリード線30,30の外周に
巻き付けて設けた上で、これら全体を端部コイル
11,11内に挿入するようにしてもよい。ここ
で上記実施例のように端部コイル11,11を予
め疎に巻かれたコイルピツチの大きい状態として
おけば、補助コイル40,40を端部コイル1
1,11内に挿入する作業において、端部コイル
11,11が密巻きである場合に比して補助コイ
ル40,40と端部コイル11,11との接触抵
抗が小さくなるため当該作業を容易に行なうこと
ができるので好ましい。
上記実施例においてはリード線30と端部コイ
ル11とを連結する連結部材として補助コイル4
0を用いたが、その他金属製の筒状部材などを用
いてもよい。
ル11とを連結する連結部材として補助コイル4
0を用いたが、その他金属製の筒状部材などを用
いてもよい。
前記サポート部33の形状としては、支持強度
の点から管型封体1の内壁に沿つて対接する円弧
状であることが好ましいが、必ずしも円弧状であ
ることは必要でなく、当該サポート部33がリー
ド線30の軸を中心として対称な位置にある複数
の点において管型封体1の内壁に当接するもので
あればよい。
の点から管型封体1の内壁に沿つて対接する円弧
状であることが好ましいが、必ずしも円弧状であ
ることは必要でなく、当該サポート部33がリー
ド線30の軸を中心として対称な位置にある複数
の点において管型封体1の内壁に当接するもので
あればよい。
以上管型電球を複写機の定着用熱源として用い
る場合について説明したが、本考案の管型電球は
その他複写機の照明用光源としても適用すること
ができ、或いはフイラメントコイルの支持におい
て高い位置精度が要求される分野においても適用
することができる。
る場合について説明したが、本考案の管型電球は
その他複写機の照明用光源としても適用すること
ができ、或いはフイラメントコイルの支持におい
て高い位置精度が要求される分野においても適用
することができる。
以上のように本考案管型電球は、管型封体と、
この管型封体の管軸に沿つて伸びるよう配置した
フイラメントコイルと、このフイラメントコイル
の端部コイル内にその内端部が挿入位置され、そ
の外端部が前記管型封体の封止部内に封止され
た、当該フイラメントコイルの端部コイルの内径
よりは小さい外径のリード線と、このリード線の
内端部先端に形成した前記フイラメントコイルの
半径方向外方に屈曲する屈曲部を介して設けた、
前記管型封体の内壁に当接して当該リード線を支
持するサポート部と、前記リード線の前記フイラ
メントコイルの端部コイル内に位置する部分の外
周に設けた、当該部分と前記端部コイルとを連結
する連結部材とを具えて成ることを特徴とする構
成であるから、フイラメントコイルの端部コイル
を管型封体の管軸に沿つた位置に確実に保持せし
めることができ、しかも密着性が良好な封止部を
得ることができて使用寿命の長いものとすること
ができる。
この管型封体の管軸に沿つて伸びるよう配置した
フイラメントコイルと、このフイラメントコイル
の端部コイル内にその内端部が挿入位置され、そ
の外端部が前記管型封体の封止部内に封止され
た、当該フイラメントコイルの端部コイルの内径
よりは小さい外径のリード線と、このリード線の
内端部先端に形成した前記フイラメントコイルの
半径方向外方に屈曲する屈曲部を介して設けた、
前記管型封体の内壁に当接して当該リード線を支
持するサポート部と、前記リード線の前記フイラ
メントコイルの端部コイル内に位置する部分の外
周に設けた、当該部分と前記端部コイルとを連結
する連結部材とを具えて成ることを特徴とする構
成であるから、フイラメントコイルの端部コイル
を管型封体の管軸に沿つた位置に確実に保持せし
めることができ、しかも密着性が良好な封止部を
得ることができて使用寿命の長いものとすること
ができる。
第1図及び第2図はそれぞれ従来の管型電球の
構成例を示す説明用断面図、第3図及び第4図は
本考案の一実施例の要部を示す説明用正面図及び
説明用側面図、第5図は本考案の一実施例を示す
説明用断面図である。 1……管型封体、2……フイラメントコイル、
3,3……引出線、4,4……封止部、5,5…
…金属箔、6,6……外部リード、7……サポー
タ、8……芯線、21……端部コイル、9……内
部リード、51……溶接部、11,11……端部
コイル、10……フイラメントコイル、32,3
2……屈曲部、33,33……サポート部、3
0,30……リード線、34,34……外端部、
35,35……挿入部分、40,40……補助コ
イル、P……管軸。
構成例を示す説明用断面図、第3図及び第4図は
本考案の一実施例の要部を示す説明用正面図及び
説明用側面図、第5図は本考案の一実施例を示す
説明用断面図である。 1……管型封体、2……フイラメントコイル、
3,3……引出線、4,4……封止部、5,5…
…金属箔、6,6……外部リード、7……サポー
タ、8……芯線、21……端部コイル、9……内
部リード、51……溶接部、11,11……端部
コイル、10……フイラメントコイル、32,3
2……屈曲部、33,33……サポート部、3
0,30……リード線、34,34……外端部、
35,35……挿入部分、40,40……補助コ
イル、P……管軸。
Claims (1)
- 管型封体と、この管型封体の管軸に沿つて伸び
るよう配置したフイラメントコイルと、このフイ
ラメントコイルの端部コイル内にその内端部が挿
入位置され、その外端部が前記管型封体の封止部
内に封止された、当該フイラメントコイルの端部
コイルの内径よりは小さい外径のリード線と、こ
のリード線の内端部先端に形成した前記フイラメ
ントコイルの半径方向外方に屈曲する屈曲部を介
して設けた、前記管型封体の内壁に当接して当該
リード線を支持するサポート部と、前記リード線
の前記フイラメントコイルの端部コイル内に位置
する部分の外周に設けた、当該部分と前記端部コ
イルとを連結する連結部材とを具えて成ることを
特徴とする管型電球。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14103882U JPS5946451U (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | 管型電球 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14103882U JPS5946451U (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | 管型電球 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5946451U JPS5946451U (ja) | 1984-03-28 |
JPS6310611Y2 true JPS6310611Y2 (ja) | 1988-03-29 |
Family
ID=30315561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14103882U Granted JPS5946451U (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | 管型電球 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5946451U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0429486Y2 (ja) * | 1986-08-13 | 1992-07-16 | ||
JP5176782B2 (ja) * | 2008-08-29 | 2013-04-03 | ウシオ電機株式会社 | フィラメントランプ |
-
1982
- 1982-09-20 JP JP14103882U patent/JPS5946451U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5946451U (ja) | 1984-03-28 |
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