JPH028358Y2 - - Google Patents

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JPH028358Y2
JPH028358Y2 JP1983176653U JP17665383U JPH028358Y2 JP H028358 Y2 JPH028358 Y2 JP H028358Y2 JP 1983176653 U JP1983176653 U JP 1983176653U JP 17665383 U JP17665383 U JP 17665383U JP H028358 Y2 JPH028358 Y2 JP H028358Y2
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JP1983176653U
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JPS6085064U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば複写機の原稿照明装置に組込ま
れて使用される管型電球に関するものである。
例えば複写機の原稿照明装置においては、原稿
台に形成すべき配光パターンに対応して複数の発
光フイラメントが間隔を置いて配列された部分発
光型と称される管型電球が用いられている。
この種の管型電球においては、常に原稿台に所
定の配光パターンが形成されるよう各発光フイラ
メントの位置が封体の管軸から変位しないことが
必要である。このため従来の管型電球において
は、発光フイラメントの変位を防止するために
種々の形状のサポータが用いられていた。
その一例を説明すると、第1図に示す管型電球
においては、例えば直線状の短絡部11の両端に
連結部13,13を介して封体3の内径に適合す
る外径を有するリング12,12を形成して成る
サポータ1を用い、このサポータ1の短絡部11
の両端に発光フイラメント2,2の各端部を接続
するようにしてフイラメント組立体Fを構成し、
このフイラメント組立体Fを封体3内に位置さ
せ、リング12を封体3の内面に当接させること
によつて、フイラメント組立体Fを封体3に支持
せしめるようにしている。なお、図中の2点鎖線
は封体3の内面を示す。
しかしながら、上記構成の管型電球においては
次のような問題点を有する。
(1) 最近においては、感度の大きな感光体が得ら
れるようになつたこと、および消費電力の低減
化を図ることなどの理由によつて、複写機が小
型化されるようになつてきており、これに伴つ
て管型電球としても管径の小さい小型なものが
望まれるようになつてきているが、上述の構成
の電球においては、サポータ1のリング12,
12の形状が複雑であるためその製造がめんど
うであることに加えて当該リング12,12の
径を小さくすることが困難であり、特に封体と
厳密に適合するものの製造が難しく、このた
め、管径の小さい封体を有する管型電球におい
ては、発光フイラメント2を所期の位置に高い
精度で保持することが相当に困難である。
(2) ハロゲンガスを封入した管型電球において
は、ハロゲンサイクルを円滑に進行させるため
に、点灯時の封体3の管壁温度を少くとも250
℃程度の高温に保持する必要があるが、上述の
構成の電球においては、封体3内のハロゲンガ
スが対流によつて封体3内金域にわたつて移動
するので熱損失が大きく、このため、殊に低電
力の管型電球においては、封体3の管壁温度が
不十分となつてハロゲンサイクルの進行が阻害
され、その結果、封体3の黒化を早期に生じ、
長い使用寿命を得ることができない。
本考案はこのような背景のもとになされたもの
であつて、発光フイラメントを封体の管軸に高い
精度で一致させることができ、併せて長い使用寿
命を得ることのできる管型電球を提供することを
目的とし、その特徴とするところは、 管型封体と、 この封体の管軸方向に離間して位置する複数の
発光フイラメントと、 互に隣接する2つの発光フイラメント間に接続
された、板状の押圧変形部を有するモリブデンよ
りなる短絡線と、 前記封体の内径に適合する外径を有するセラミ
ツク製デイスクよりなる、保持孔を有するサポー
タとを有してなり、 前記サポータの保持孔内に前記短絡線の押圧変
形部が圧入されて当該押圧変形部が塑性変形する
ことにより、当該短絡線が前記サポータに一体的
に固定されて保持されている点にある。
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
本考案の実施例に係る管型電球は、第2図に示
すように、管型封体3内に、その管軸に沿つて複
数の発光フイラメント2を離間して配置し、互に
隣接する2つの発光フイラメント2,2間の各々
には短絡線5を配し、この短絡線5の両端にそれ
ぞれ発光フイラメント2のコイル端部を巻き付け
てスポツト溶接によつて両者を電気的に接続し、
さらに短絡線5には、その両端に巻き付けられた
発光フイラメント2のコイル端部より内側の位置
に、封体3の内径に適合する外径を有する2つの
デイスク状サポータ4を設けて構成されている。
第2図中、6は金属箔61および内部リード62
を介して最も外側に位置する発光フイラメント2
に電気的に接続された外部リードである。
前記短絡線5は例えばモリブデンより成り、第
3図に拡大して示すように、サポータ4を装着す
べき所定個所に、この短絡線5の外径l1より大き
い幅l2を有する板状の押圧変形部51を有する。
この押圧変形部51は、短絡線5の前記所定個所
をプレス加工することにより容易に形成される。
前記サポータ4は、例えばアルミナを主成分と
するセラミツク製のデイスクより成り、第3図に
拡大して示すように、中心部に短絡線5の押圧変
形部51の幅l2より若干小さい径の保持孔41を
有し、さらにその周囲に通気孔42(図示の例に
おいては4個)を有する。そして、サポータ4の
保持孔41に短絡線5を挿入してその押圧変形部
51を圧入して当該押圧変形部51を塑性変形さ
せることにより、当該短絡線5がサポータ4に一
体的に保持され、その結果、サポータ4が短絡線
5に垂直に固定された状態とされる。
ここに、サポータ4の具体的寸法は封体3の内
径、短絡線5の外径、サポータ4を構成するセラ
ミツクの種類などによつて規定され、少くとも、
短絡線5の押圧変形部51を保持孔41へ圧入す
るときに作用する力によつてサポータ4にクラツ
クなどが生じない程度の厚みを有することが必要
である。ちなみに、0.5mmの外径を有する短絡線
5を用いる場合には、サポータ4は1mm程度の厚
みがあればよい。
以上のような構成の管型電球においては、以下
のような作用効果を有する。
(1) サポータ4はセラミツク製デイスクであつて
金型成形が可能であるので、小型であつてもそ
れ自体高い寸法精度を有するサポータ4を得る
ことができ、しかもサポータ4はセラミツク製
であつてきわめて変形しにくいものであること
から、サポータ4の外縁が封体3の内壁に当接
した状態において、短絡線5を封体3の管軸に
沿つて厳密に一致させることができ、その結
果、発光フイラメント2を封体3の管軸に沿つ
て高い精度で保持することができる。さらに、
サポータ4はセラミツク製であつて高い耐熱性
を有するので、発光フイラメント2を長期間に
わたつて安定に保持することができる。
(2) 上述のようにサポータ4は金型成形が可能で
あるのでその製造が容易であり、また短絡線5
はその材質がモリブデンであつてしかも押圧変
形部51が板状であるため、当該押圧変形部5
1をプレスにより容易に形成することができる
と共に、サポータ4の保持孔41内に短絡線5
の押圧変形部51を圧入するだけの作業によ
り、モリブデンの延性を利用して当該押圧変形
部51に容易に塑性変形を生じさせて短絡線5
をサポータ4に確実に一体的に固定して保持さ
せることができ、従つて、溶接などのめんどう
な手段を要することなく、全体として非常に高
い能率で製造することができる。
(3) 短絡線5の位置する空間と発光フイラメント
2の位置する空間とが、デイスク状のサポータ
4によつて仕切られているため、これらの空間
の相互間における対流による熱の移動が抑制さ
れ、しかもサポータ4はセラミツク製であつて
断熱効果が高いことから、発光フイラメント2
を取り囲む封体3の管壁温度が高い状態で維持
され、このためハロゲンガスを封入した管型電
球においてはハロゲンサイクルが十分に行なわ
れる。その結果、封体3の管壁の黒化の進行を
抑制することができ、長い使用寿命を得ること
ができる。
そして、サポータ4には通気孔42が形成され
ているので、封体3内の空気を排出して封入ガス
を充填する作業においても何ら支障はない。
以上、本考案の一実施例について述べたが、本
考案はこれに限定されるものではなく、種々の改
変が可能である。例えば、サポータ4は第4図に
示すように、通気孔42のかわりに通気用切欠4
3を有するものであつてもよいし、サポータ4の
保持孔41の形状は円に限られず例えば矩形であ
つてもよいし、またサポータ4の数も1つの短絡
線5について少くとも1つあれば足り、特に制限
されるものではない。
以上のように本考案は、 管型封体と、 この封体の管軸方向に離間して位置する複数の
発光フイラメントと、 互に隣接する2つの発光フイラメント間に接続
された、板状の押圧変形部を有するモリブデンよ
りなる短絡線と、 前記封体の内径に適合する外径を有するセラミ
ツク製デイスクよりなる、保持孔を有するサポー
タとを有してなり、 前記サポータの保持孔内に前記短絡線の押圧変
形部が圧入されて当該押圧変形部が塑性変形する
ことにより、当該短絡線が前記サポータに一体的
に固定されて保持されていることを特徴とする管
型電球であるから、発光フイラメントを封体の管
軸に高い精度で一致させることができ、併せて長
い使用寿命を得ることのできると共に、非常に高
に能率で製造することのできる管型電球を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の管型電球の要部を示す説明用斜
視図、第2図および第3図はそれぞれ本考案の一
実施例を示す説明用断面図および要部を示す説明
用分解斜視図、第4図は本考案のサポータの変形
例を示す説明図である。 1……サポータ、11……短絡部、12……リ
ング、2……発光フイラメント、3……封体、F
……フイラメント組立体、4……サポータ、41
……保持孔、42……通気孔、43……通気用切
欠、5……短絡線、51……押圧変形部、6……
外部リード、61……金属箔、62……内部リー
ド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 管型封体と、 この封体の管軸方向に離間して位置する複数の
    発光フイラメントと、 互に隣接する2つの発光フイラメント間に接続
    された、板状の押圧変形部を有するモリブデンよ
    りなる短絡線と、 前記封体の内径に適合する外径を有するセラミ
    ツク製デイスクよりなる、保持孔を有するサポー
    タとを有してなり、 前記サポータの保持孔内に前記短絡線の押圧変
    形部が圧入されて当該押圧変形部が塑性変形する
    ことにより、当該短絡線が前記サポータに一体的
    に固定されて保持されていることを特徴とする管
    型電球。
JP17665383U 1983-11-17 1983-11-17 管型電球 Granted JPS6085064U (ja)

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JP17665383U JPS6085064U (ja) 1983-11-17 1983-11-17 管型電球

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JP17665383U JPS6085064U (ja) 1983-11-17 1983-11-17 管型電球

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JPS6085064U JPS6085064U (ja) 1985-06-12
JPH028358Y2 true JPH028358Y2 (ja) 1990-02-28

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JP17665383U Granted JPS6085064U (ja) 1983-11-17 1983-11-17 管型電球

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5707751B2 (ja) * 2010-06-30 2015-04-30 岩崎電気株式会社 フィラメントランプ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5038386A (ja) * 1973-07-10 1975-04-09

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JPS51125178U (ja) * 1975-03-31 1976-10-09

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JPS5038386A (ja) * 1973-07-10 1975-04-09

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