JPH03182045A

JPH03182045A - 白熱ランプ

Info

Publication number: JPH03182045A
Application number: JP2326171A
Authority: JP
Inventors: Gerlings Jan D Oortman; ヤン　ディオニエイス　オールトマン　ヘルリングス; Dijk Mario J A Van; マリオ　ヨセフス　アルベルティニ　ファン　ディエイク
Original assignee: Philips Gloeilampenfabrieken NV
Current assignee: Koninklijke Philips NV
Priority date: 1989-12-01
Filing date: 1990-11-29
Publication date: 1991-08-08
Also published as: HUT55920A; US5079475A; EP0430373A1; HU204144B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、軸と夫々の電流供給導体のまわりでシールさ
れた部分とを有する管状の半透明ランプ容器、らせん状に巻回された１次ターンからつくられ、この１
次ターンかららせん状に巻回された２次ターンが形成さ
れ、２重らせん状に巻回され且つ夫々の電流供給導体に
接続された端部分を有し、更に、ランプ容器内に軸方向
に位置され、実質的に該ランプ容器の軸方向に延在する
１次ターン部分より成る部分を有する白熱体、１次ターンの部分の位置において白熱体のまわりに設け
られ、ランプ容器で支承され、白熱体に連結された支持
部材、を有する白熱ランプに関するものである。

（従来の技術）このようなランプは米国特許第３２８６１１６号より既
知である。

この既知のランプでは、支持体はランプ容器内で白熱体
の両側に径方向に延在する２つのワイヤ部分よりつくら
れ、これ等のワイヤ部分は、白熱体内にクランプするよ
うにワイヤで一緒に固く巻かれる。この既知の支持体は
白熱体上につくられねばならない。その製造は機械化す
るのが難かしく、白熱体を損傷させずに行うことが困難
である別の欠点は、−重コイル部分を白熱体の軸に向か
って動かしてそれをランプ容器内に同軸に位置させるた
めに白熱体が変形されねばならないことである。実際に
一重コイルを心線のまわりに巻回することによって２重
コイル白熱体をつくるとすれば、−重コイルのままで残
る白熱体部分は心線の外側に沿って２重コイル体に対し
偏心して通る。

白熱体のまわりに該白熱体のターンの間に数タン−だけ
ワイヤを巻回し、次いでこれをランプ容器の直径に相当
する直径にらせん状にさせることによって得られる支持
体は、−重コイルおよび二重コイルの両方に対し、管状
のランプ容器内に位置される白熱体に対して極めて普通
のものである（英国特許第２０２２９１７号参照）。こ
の構造は一重コイル白熱体に対して信頼性がある。支持
体は白熱体に堅固に連結されることができる。けれども
、この構造は、二重コイル白熱体の場合には支持体が白
熱体にゆるくしか連結されないという欠点を有する。こ
れは、一連の１次ターンより形成された２次ターンが余
り強固でないためである。したがってこの支持体は、白
熱体をランプ容器内に取付ける前でも後でも白熱体に沿
ってたやすく動くことができる。その結果、白熱体がラ
ンプ容器内に正しく位置しなくなるおそれがある。この
ずれは、白熱体並びに出来上ったランプの大きな電力消
費の原因になり得る。

米国特許第４１７９６３６号にもはやり巻回された白熱
体を有するランプが開示されている。この米国特許では
、白熱体は、最初に１次心線のまわりに巻回され且つら
せん状に巻回された部分の間に軸方向に延在する部分を
有するワイヤを第２心線のまわりに巻回することによっ
て形成される。したがって、前記の軸方向に延在するワ
イヤ部分からつくられた一重ターンは、複合ターンすな
わち第２心線の直径と同じ内径を有する。

両心線はまだ存在したままで、支持体が、−重コイル部
分上に、該部分上にランプ容器内に相当する大きな直径
に巻回されたワイヤ片を巻くことによって設けられる。

この既知のランプの欠点は、巻回時に比較的太い心線が
未だ存するために支持体が白熱体をゆるくしか取巻けな
いことである。これに関係した欠点は、ランプ容器の白
熱体の正確な径方向位置決めが、望んでも不可能なこと
である。別の欠点は、支持体の存在が心線の除去を面倒
にし、手間をかけることである。

（発明が解決しようとする課題）本発明の目的は、特に製造が確実で容易な構造を有する
冒頭記載のタイプのランプを供することにある。

（発明を解決するための手段）本発明は次のようにすることによって前記の目的を達成
したものである、すなわち、支持部材は、間隔をおいて
ギャップを形成する端部を有する開放リングの形の第１
部分を有し、これ等の端部は夫々ランプ容器の軸に向っ
て延在する第２部分に連結され、これ等の第２部分は曲
げられた端部分を有し、これ等の端部分は、１次ターン
を有する部分と隣り合った白熱体の２次ターン内に延在
するようにしたものである。

本発明の白熱ランプの支持部材は数多くの利点を有する
。この支持部材は、ランプの製造を信頼性あるものにし
且つ容易にする。支持部材は、心線が白熱体より取除か
れた後に該白熱体上に位置される。したがって支持部材
は心線除去を手間どらせるような影響を有しない。支持
部材は白熱体と別につくることができ、その結果、白熱
体をつくる巻回機械の容量を減らすことがない。支持部
材は、白熱体を操作することなしに白熱体に容易に設け
ることができる。この間、支持部材は、該支持部材のギ
ャップを白熱体に入れさせ、第２部分の曲げられた端部
分が２次ターン内に挿入される迄支持部材を更に白熱体
上で動かすことによって、白熱体のまわりに設けること
ができる。挿入時、曲げられた端部分が互に近づくよう
に支持部材を弾性的に変形することができる。挿入後、
支持部材はその原形に弾性によって復帰する。支持部材
が正しい寸法を有するならば、この目的のために白熱体
自体を特別な形にすることなしに該白熱体をランプ容器
内に軸方向に位置決めすることができる。支持部材は、
振動の影響下においてさえも、白熱体の１次ターンを有
する区間のまわりのその位置から動くことがない。

本発明の好ましい一実施例では、第１部分の一つの端部
は、開放リングの形を有し且つギャップを有する第３部
分によって第２部分に連結され、第１部分のギャップと
第３部分のギャップとは、実質的にランプ容器の軸の方
向を有する１つの線内にある。

この実施例は、支持部材がその形状の結果ランプ容器内
で傾いた位置をよりとり難いという利点を有する。

傾き難さは、開放リングの形の第１部分と第３部分とを
、ランプ容器の軸方向に延在する第４部分によって連結
するようにした別の実施例において更に増される。開放
リングの形の第１および第３部分はかくして互に更に離
れた距離にある。

成るランプ、例えばランプ容器軸が垂直な位置で作動さ
れることもあるランプに対しては、支持部材をランプ容
器に対して固定するのが望ましい。

真直ぐな位置では、二重コイル白熱体は、実際に、その
ターンのゆるさのために底のターンが互に接触する程そ
の自重の影響によって容易にたれ下がることができる。

ターンのこの短絡は上方のターンに過負荷をきたし、か
くして寿命を短かくする。

たとえ短絡がなくても、この白熱体のたれ下がりは、タ
ーン間のピッチを変えすなわち下方では減少しまた上方
では増大し、このためランプ軸に沿って不均等なランプ
のルーメン出力を生じるという欠点を有する。

例えばランプ容器を支持部材のところでくぼませること
によって支持部材をランプ容器に対して＼固定すること
により、垂直作動位置にある場合に白熱体の軸方向のず
れを阻止することができる。

くぼみのようなランプ容器の変形を支持部材のＲ定のた
め予じめ定められた場所に実現することズできるように
、支持部材が白熱体に対してしたｉっでランプ容器に対
して予じめ定められた位置４とれば好ましい。したがっ
て、好ましい実施例］は、支持部材の第１部分と第３部
分の曲げられ六端部分の隙間は、１次ターンを有する部
分の再伸で隣接する２次ターンの隙間に実質上相当する
。

支持部材はこの場合１次ターンを有する部分にｆｔ。

って軸方向にずれることができない。

ドイツ国特許第２９２８２５４号に、フォトコピーラン
プとして使用するのに適し、白熱体が、非ら七ん状に巻
回された縦方向区間によって互に連結されたらせん状に
巻回された一重コイル縦方向部男を有するようにした、
管状ランプ容器を有する６熱ランプが開示されているこ
とは注目に値する。

支持体は、その端で開放リングに連結された、ランプ容
器と同軸の真直ぐなワイヤ片である。白か体の非らせん
状に巻回された部分は、支持部材のワイヤの真直ぐな部
分のまわりに数回巻回されている。

同様なランプは欧州特許第０２１７２９０号より知られ
ているが、このランプでは、白熱体は、それ等の部分に
挿入されたワイヤによって互に固定された−重らせん状
部分によってつくられ、このワイヤは、ランプ容器で支
承されたその端部の間に巻かれた部分を有する。

（実施例）以下本発明を図面の実施例によって説明する。

第１図の白熱ランプは、例えば、硬質ガラス或は石英ガ
ラスのような高い５ｉＯｚ含有量例えば少なくとも重量
で９５２のＳｔｏ、を有するガラスでつくられ、軸２と
、夫々の電流供給導体のまわりでシールされた端部分３
とを有する管状の半透明なランプ容器１を有する。この
ランプ容器には、例えば臭化水素の形のハロゲンを含む
稀ガスを充填することができる。らせん状に巻回された
１次ターン６より成り、この１次ターンかららせん状に
巻回された２次ターン７より形成されたタングステンの
白熱体５がランプ容器１内に軸方向に位置される。白熱
体５は端部分８，９を有し、これ等の端部分は２重らせ
ん状に巻回され且つ図では一重コイル脚１０．１１を経
て夫々の電流供給導体４に接続される。白熱体５は、そ
の端部分８，９の間に、略々ランプ容器１の軸方向に延
在する１次ターンの部分１２を有する。この１次ターン
の部分１２の位置においてランプは白熱体５のまわりに
金属ワイヤ例えばタングステンの支持部材２０を有し、
この支持部材はランプ容器で承けられ、白熱体に連結さ
れる。

支持部材２０（第２図）はギャップ２４を形成する互に
間隔をおいた端部２２．２３を有する開放リングの形の
第１部分２１を有する。前記の端部２２．２３はランプ
容器１の軸２の方向に延在し且つ夫々曲げられた端部分
２７．２８をそなえた第２部分２５．２６に夫々つなが
り、これ等の曲げられた部分は、１次ターンの部分１２
に隣接する白熱体の２次ターン１３゜１４内に延在する
。

第３図と第４図において、支持部材４０と６０の対応す
る部分は夫々前の図面の符号に２０を加えた符号を有す
る。

第３図において、開放リングの形を有する第１部分４１
の端部４３は、開放リングの形を有し且つ端部５０とギ
ャップ５１とを有する第３部分４９によって第２部分４
６に連結される。ギャップ４４．５１は、軸２の方向を
有する１つの線内にある。支持部材４０は、該支持部材
がランプ容器とより多く軸方向長にわたって接触するた
めに、第１図および２図の支持部材２０よりも傾きにく
い、すなわち、端部分４７と４８が軸２と角度をなす位
置をとりにくい。

第４図において、開放リングの形の第１部分６１と開放
リングの形の第３部分６９が、ランプ容器の軸２の方向
に延在する第４部分７３によって互に連結されている。

ギャップ７１は、開放リングの形を有する第３部分６９
の端部７０．７２によって形成される。曲げられた端部
分６７．６８間の隙間は、１ターンを有する部分１２の
両端に隣接する２次ターン１３゜１４間の隙間に相当す
る。その結果支持部材６０は、丁度支持部材２０および
４０のように、白熱体５の部分１２に沿って軸方向に事
実上ずれることができない。支持部材６０は非常に傾き
難く、またランプ容器に、開放リングの形を有し且つ略
々平行な部分６１、６９の間にくぼみを設けると更に極
めて容易にランプ容器内に固定することができる。

支持部材は、例えば、白熱体５を電流供給導体４に垂直
位置に保持することによって、極めて容易に白熱体に取
付けることができる。次いで支持体２０．４０．６０は
夫々ギャップ２４　；　４４．５１または６４゜７１を
白熱体に向けられ、該白熱体に向けて動され、このため
この白熱体は例えばその部分１２でギャップを通って支
持体２０；４０，６０の中心に向って動く。

次いで第２部分２５．２６　、４５．４６　；　６５．
６６が互の方向に押圧し縮められ、このため支持部材は
弾性的に変形される。次いで曲げられた端部２７と２８
；４７と４８　；　６７と６８が夫々２次ターン１３．
１４内に挿入され、然る後支持部材が解放されてそのも
との形にはね戻る。

第５図と６図の支持部材６０は第４図のそれに相当する
ものであるが、開放リングの形を有する部分６１と６９
は第４図の場合のように夫々−平面内にはない。

本発明のランプは、ランプ容器内に正確に位置される白
熱体を有する。支持部材、または、１次ターンより成る
幾つかの部分を有する長い白熱体を有するランプの場合
には、複数の支持部材は、垂直位置で振動を受けた場合
でさえも白熱体上のその軸方向位置を保持する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の白熱ランプの一実施例の正面図第２図は第工図の白熱ランプの支持部材の詳細を示す拡
大斜視図第３図は支持部材の別の実施例の同様斜視図第４図は支
持部材の更に別の実施例の同様斜視図第５図は第４図の支持部材の側面図第６図は第５図の■より見た軸方向断面図である。２・・・ランプ容器の軸１２・・・１次ターンを有する部分１３、１４・・・２次ターン２０．４０．６０・・・支持部材２１．４１．６１・・・第１部分２２．２３，４３，５０，７０．７２・・・端部２４４
４５１．６４．７１・・・ギャップ２５、２６．４６・
・・第２部分２７．２８，４７，４８，６７．６８・・・曲げられた
端部分４９．６１．６９・・・第３部分７３・・・第４部分

Claims

【特許請求の範囲】１、軸（２）と夫々の電流供給導体（４）のまわりでシ
ールされた部分（３）とを有する管状の半透明ランプ容
器、らせん状に巻回された１次ターン（６）からつくられ、
この１次ターンかららせん状に巻回された２次ターンが
形成され、２重らせん状に巻回され且つ夫々の電流供給
導体（４）に接続された端部分（８、９）を有し、更に
、ランプ容器（１）内に軸方向に位置され、実質的に該
ランプ容器の軸方向に延在する１次ターン部分より成る
部分（１２）を有する白熱体、１次ターンの部分（１２
）の位置において白熱体（５）のまわりに設けられ、ラ
ンプ容器（１）で支承され、白熱体（５）に連結された
支持部材（２０）、を有する白熱ランプにおいて、支持部材（２０）は、間
隔をおいてギャップ（２４）を形成する端部（２２、２
３）を有する開放リングの形の第１部分（２１）を有し
、これ等の端部は夫々ランプ容器の軸（２）に向って延
在する第２部分（２５、２６）に連結され、これ等の第
２部分（２５、２６）は曲げられた端部分（２７、２８
）を有し、これ等の端部分は、１次ターンを有する部分
（１２）と隣り合った白熱体（５）の２次ターン（１３
、１４）内に延在したことを特徴とする白熱ランプ。２、第１部分（４１）の一つの端部（４３）は、開放リ
ングの形を有し且つギャップ（５１）を有する第３部分
（４９）によって第２部分（４６）に連結され、第１部
分（４１）のギャップ（４４）と第３部分（４９）のギ
ャップ（５１）とは、実質的にランプ容器（１）の軸（
２）の方向を有する１つの線内にある請求項１記載の白
熱ランプ。３、支持部材（６０）の第１部分（６１）と支持部材（
６０）の第３部分（６９）は、ランプ容器の軸方向に延
在する第４部分（７３）によって互に連結された請求項
２記載の白熱ランプ。４、支持部材（６０）の第１部分と第３部分（６１、６
９）の曲げられた端部分（６７、６８）の隙間は、１次
ターンを有する部分（１２）の両側で隣接する２次ター
ン（１３、１４）の隙間に実質上相当する請求項１乃至
３の何れか１項記載の白熱ランプ。